アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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認知症の症状

2011/12/19 (月)  カテゴリー: アルツハイマー型認知症
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

おでこの傷が少し治ってきたのかアルツ君今度はおでこがかゆくて仕方ないようです。

「おい!!ばあさん!!俺のおでこをアリンコが舐めてないか?」

「傷が塞がってきたからかゆいんでしょ!?我慢するしかないわね。」

「冷たいね~。亭主がこんなに痒がってるのに知らんぷりなんだからな~。」

「今日はお風呂で軽くお湯をかけてみたら?」

「そんなことして俺の頭溶けちゃったら大変だぞ!?」

「溶けたりなんかしないわよ。」

横で話を聞いていたヤッチは『もう十分溶けてるよ。』と言ってやりたいのを押し戻します。

(-_-;)

お風呂に入るものの傷が治っていないのでシャンプーをこのところしていません。

それで余計頭がかゆいのかもしれません。

まあ。大した傷じゃないので自然治癒力に期待です。

(*^_^*)

そんなアルツ君最近不思議と小失禁が有りません。

日中は自分でちゃんとトイレに行って紙パンツを濡らしません。

ただ尿意が急に来るらしく、尿意が来ると突然むくっとトイレに立ちます。

実際は年寄りなのでむくっとといってもそんな機敏な動作ではなく、普通の人からみたら極々スロリーな動きです。

今日も茶の間でテレビを観ている最中に尿意を感じた様子。

テーブルに手をついて立ち上がろうとして、注いであったお茶をこぼしてしまいます。

(´゚д゚`)アチャー

あいにく倒れた湯呑を救おうとしたのは計算機(電卓)です。

でもやはり計算機君も勢いをストップすることはできずに自らの身体で受け止め、ずぶ濡れに…。

普通ならすぐに倒れた湯呑を元に戻し、計算機君を救出し、こぼれて広がったお茶を拭こうとするはずです。

でもアルツ君こぼれたお茶の行く末をただ見守っているだけ…。

そのまま身体の向きを変えてトイレに行ってしまいました。

キノコさんがこぼれたお茶に気づき、後始末です。

(-_-;)

「やーねえ。あの人こぼれてるのわかってるはずなのにトイレに行っちゃったわ。」

アルツ君が用を済ませてトイレから戻ってきます。

「ちょっと~!!お茶をこぼしたでしょ?」

「お茶?」

「そうお茶をこぼしてそのままトイレに行っちゃったでしょ?」

「あー。今トイレには行ったけど、お茶はこぼしてないぞ!?」

「やーね。じゃあ、だれがこぼしたっていうのよ。」

「俺はこぼしてないぞ。きっと外から人でも来てひっくり返したんだろ!?」

かなり見え見えですが、この辺が認知症の特有の症状なんでしょうか…。

こぼしたお茶にしても、実際に自分でこぼしたのはわかっているのに、後始末をする順番建てみたいなものが頭の中で追いついて行かないので逃げてしまうような結果になるのでしょうか…。

「あーあ。計算機にも水がかかっちゃったじゃない。使えるかしら…。」

「使えるかどうかなんて俺は知らないぞ。だいたい俺はそんなもん使ったことないからなっ!」

キノコさんが計算機をパチパチやってみますが、どうも無反応…。

「やだわ…。壊れっちゃったみたい…。」

「あそうっ?」

アルツ君自分がこぼしたのにまったく無関心。

まるで他人事のようです。

「やーね。こぼしたなら、ちょっと拭くくらいなことしなさいよ。」

「だって俺はこぼしてないもん!!」

「じゃあ、誰がこぼしたって言うのよ?」

「そんなの俺がわかるわけないじゃないか?」

「うそうそ。あなたがこぼしたんでしょ。白状しなさい。」

「そんなの俺が覚えているわけないだろっ!!」

これって自分が認知症だってわかってるんですかね…。

普段は自分が認知症であることなんて絶対認めようとしないし、実際そんな病気だなんてこれポッチも思っていません。

でもこの言動からすると多少なりとも物忘れが進んでいることを自覚しているってこと!?

いずれにしても

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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探し回る職人

2011/12/28 (水)  カテゴリー: アルツハイマー型認知症
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

さてさてアルツ君ですが、明け方からやらかしてくれました。

「おい!寒いぞ。何とかしろよ。」

ヤッチの部屋のドアを叩きます。

深い眠りについているヤッチはまだこの時点ではなんのことだかよくわかっていません。

「おい!起きろよ!寒いぞ!」

「なんだよ…。」

眠い目を擦りながら起き上がると、アルツ君が立っているではありませんか。

「寒いんだから起きてくれよ。」

見ればアルツ君の寝巻にしているスェットはビッショリです。

「あっー。やっちまったのかあ?」

「いや。雨が降ってきたんだよ。」

ぼろ屋とはいえ、我が家は今のところ雨漏りはしていません。

(。・´_`・。)エ-

「そりゃあ。寒いわ…。早く着替えよう!」

どうやったらあんな風にスェットを濡らせるのか教えてもらいたいもんです。

(-_-;)

だっておしっこ漏らして紙パンツは無傷なんですよ。

ぬれているスウェットは下よりも上の方が被害が大きい…。

「よくもまあ。こんな風にうまい具合に濡らしたもんだなぁ…。雑技団からスカウトが来るかもよ!?」

「濡らしたんじゃないよ。汗だよ。」

「汗なら寒くないだろが。」

「そっか…。」

寒い中&暗いうちからアルツ君が汚したトイレ掃除です…。

(-_-;)

月曜日からメマリー(認知症の薬)を増量してもらったばかりなのにこの様です。

(つд⊂)エーン

夕方遅くにも一騒動あります。

キノコさんが買い物に行ったのはいいのですが、間違った品物を買ってきてしまいました。

我が家の朝のインスタントコーヒーです。

アルツ君がバカスカ飲んでしまうので、ヤッチが『安い』インスタントコーヒーでいいんじゃない!?と言ったのが、いけなかったのかもしれません。

詰め替え用でいつもと違うブランドのインスタントコーヒーをキノコさんが買ってきました。

袋詰めになっているやつです。

明日の分が微妙に足りそうもないので、空になりかけた瓶に、そのキノコさんが買ってきたコーヒーをヤッチが移し替えます。

♪うう~ん。いい香り~。

\(◎o◎)/!

勢いよく瓶に新しいコーヒーを流し込んだのは良いのですが、何とドリップ式の挽いたコーヒーじゃないですか…。

\(◎o◎)/!

「これさー。ドリップ式のコーヒーだよ。インスタントじゃないよ?」

「あら!?それじゃあダメなの?」

「ダメじゃないけど、ペーパーで上からお湯を注がないとだよ。」

「そのまま入れれば、溶けないかしら??」

「多分無理だと思うよ。お茶を急須から注がないで、お茶っ葉を直接茶碗に入れて飲むのと一緒だよ。」

「そうなんだぁ…。」

「それに、飲めないことはないけど、旦那さんが朝自分でコーヒーを入れる時、間違ってこれをマグカップに入れたら大変なことになるよ。」

「あらまあ!!どうしましょ?じゃあ、やっぱりいつものインスタントコーヒー買ってくるわ。」

ヤッチが代わりに買い物に行って来ると言ったのですが、自分の買い物が有るとかで、キノコさんが自分で近所のスーパーに出かけてしまいました。

アルツ君も一緒に居たのでキノコさんが出かけたことは知っています。

でもしばらく経つとアルツ君部屋中ウロチョロ…。

img06.gifどうもキノコさんを探しているようです。

まだキノコさんが出かけて5分も経っていなかったと思います。

「おい。ばあさんは?」

アルツ君がヤッチに話しかけます。

「今、買い物に行ったじゃない。」

「えっ。そうだっけ?あいつ俺に一言も声をかけていかなかったぞ!?」

「いやいや。一緒に『コーヒー買いに行く』って聞いてたじゃん。」

「そうかあ…。」

何だか危なっかしい感じなので、アルツ君にちょっと実験をしてみることに…。

メモ用紙とボールペンを用意してヤッチはメモ用紙に『ばびぶべぼ』と書きます。

「この紙になんて書いてあるか読める?」

「そんくらい読めるさよ~。『ばびぶべぼ』だろ?」

「じゃあ。この『ばびぶべぼ』をよく覚えておいて。後で覚えているか質問するから。」

「そんな簡単なことやったって仕方ないじゃないか?まあ、いいや覚えておくよ。」

10分くらい経ったところでキノコさんが買い物から帰って来ました。

アルツ君飼い主が帰ってきたのでちょっとうれしそう…。

シッポを振っています。

ヤッチはアルツ君にさっきした質問をしてみることにしてみます。

「さっき紙に何か書いたよね?」

「紙?俺が?」

「いや。旦那さんじゃないよ。俺が紙に書いて、『後で質問するから覚えておいて』って言ったよね?」

「そんなこと言ったかあ…。」

img14.gif「言ったよ。『そんなの簡単だ』まで言ってたよ。」

「いや~。簡単じゃないな…。」

アルツ君ちょっと困り顔…。

ちょっと考え込みます…。

突然むくっと顔を上げます。

「ああー。思い出した!!『コーヒー買いに行く』だっ!!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2011/12/28 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

アルツハイマー型認知症以外のもの忘れの病気

2012/01/18 (水)  カテゴリー: アルツハイマー型認知症
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日NHKの『ためしてガッテン』というテレビ番組をご覧になられたでしょうか?

新聞のテレビ欄に『もの忘れに効く薬』の文字が有ったのでちょっと面白そうということで早速観てみることに…。

番組の内容はというと、もの忘れの病気にアルツハイマー型認知症が有るが、最近60歳代からの方に認知症とは違う、別の原因でもの忘れの病気になる方がいらっしゃるとか…。

この番組、毎度のことだが、番組の後半にならないと答えを教えてくれない。

気の短いヤッチにはちょっとイラッと来るところだが、何とか最後まで我慢して観ることが出来ました。

ヤッチのように不愉快な想いをしなくて済むように、ご覧になっていなかった方のために先に答えを申し上げちゃいますね。

答えは『てんかん』

脳の神経細胞が過剰に興奮することで、いろいろな発作を起こしますが、代表的なものに失神やけいれんがあげられます。
「てんかんとは、種々の成因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、大脳ニューロンの過剰な発射に由来する反復性の発作(てんかん発作)を特徴とし、それにさまざまな臨床症状及び検査所見がともなう。」
(WHO(世界保健機関)編:てんかん辞典より)

大脳の神経細胞(ニューロン)は規則正しいリズムでお互いに調和を保ちながら電気的に活動しています。
この穏やかなリズムを持った活動が突然崩れて、激しい電気的な乱れ(ニューロンの過剰発射)が生じることによって起きるのが、てんかん発作です。
このため、てんかん発作はよく「脳の電気的嵐」に例えられます。
また、てんかん発作は繰り返しおこることが特徴です。そのため、1回だけの発作では、ふつうはてんかんという診断はつけられません。

【原因】
てんかんの原因は人によって様々ですが、大きくは症候性てんかんと特発性てんかんに分けれます。
<症候性てんかん>
脳に何らかの障害や傷があることによって起こるてんかん
例)生まれたときの仮死状態や低酸素、脳炎、髄膜炎、脳出血、脳梗塞、脳外傷
<特発性てんかん>
様々な検査をしても異常が見つからない原因不明のてんかん

【発症年齢】
乳幼期から高齢期まで幅広く発病しますが、3歳以下の発病が最もおおく、80%は18歳以前に発病すると言われています。
しかし近年、人口の高齢化に伴い、高齢者の脳血管障害などによる発病が増えてきています。

【遺伝】
てんかんのほとんどは遺伝しません。
一部のてんかんには発病に遺伝子が関係していたり、発作の起こりやすさを受け継ぐことが明らかになっていますが、そうしたてんかんの多くは良性であり、治癒しやすいようです。

【てんかんという病名について】
「てんかん(癲癇)」という名称は、欧米諸国で使われている「エピレプシー」よりも起源の古い、古代中国医学に由来する言葉です。


  • 「癲」:紀元前200年、秦の始皇帝の時代に、倒れる・ひっくり返る病という意味で用いられ、「癲」1文字で、てんかんという意味で表された
  • 「癇」:7世紀初頭、隋の煬帝の時代、特に小児のてんかんという意味で用いられる

この、「癲」「癇」という言葉をあわせて、現在の「てんかん(癲癇)」として使われたのが、10世紀の初頭、唐の時代のことです。
つまり、「てんかん」という病名の由来は、てんかん発作の代表とも言うべき大発作である「倒れる病」という意味です。

【分類】
発作は大きく分けると、全般発作と部分発作に分けられます
<全般発作>
発作のはじめから、脳全体が「電気の嵐」に巻き込まれるもので、意識が最初からなくなるという特徴がある
<部分発作>
脳のある部分から始まる発作

引用:社団法人 日本てんかん協会ホームページより

なんでも子供のころになるてんかんとは違い、60歳辺りから後天的に発症するてんかんだとか…。

医学的なことはよくわかりませんが、脳の電気信号には興奮系のものと抑制系のものがあり、両者のバランスが保たれています。

小児期に起こるてんかんの多くはこの興奮系の神経細胞が過剰な興奮を起こして、痙攣したり、失神したりするのが主らしい。

小児期のてんかんは成人になるころまでには、消失するものも多いらしいが、高齢者のてんかんは同じてんかんでも抑制系の神経細胞が働かくなって起こるものらしい。

相対的に抑制系の細胞の働きが弱るために、興奮系の細胞に歯止めが効かなくなってしまう…。

脳全体がショートしたような状態ではなく、興奮は部分的にしか起きないのもポイントのようです。

小児期に起こるてんかんは体質などで起きることが多いのですが、高齢者場合は脳梗塞などの脳血管障害が主な原因ということです。

アルツハイマー型認知症と総じて同じような症状のため、誤診されることも多いそうですが、当然別の病気のため、認知症の薬を飲んでも症状が改善されることはありません。

アルツハイマー=もの忘れ、もの忘れ=認知症みたいなNHKの解説の仕方にちょっと疑問を感じましたが、主な症状はというと?

  • 60歳代からの発症
  • 突然のもの忘れ
  • 記憶がまだら状に抜け落ちる
    (去年の旅行の記憶は抜けているが、一昨年の旅行の記憶はちゃんと憶えているなど)

  • 短時間ボーっとする(意識が途切れる)ことがある
  • 衣服をまさぐるなどの無意識の動作・反復
  • 睡眠中の痙攣

などがあげられるようです。

てんかん治療は薬で改善されるケースが多いので、もの忘れが『てんかん』によるものであるとわかれば、抗てんかん薬を服用することで劇的に症状が改善されるというのが番組の答えでした。

でもこの報道の仕方どんなもんなんでしょうか?

てんかんによる発作の型はたくさん有るし、抗てんかん薬の種類だってたくさんあります。

てんかんを発症し、自分の発作の型に合った抗てんかん薬がすぐに見つかれば良いのですが、なかなか発作の型に合った薬が見つかるまで、発作を繰り返してしまう方も多いと聞きます。

薬さえ飲めば、もの忘れは治るみたいな報道にちょっと?マークです。

知っていることで早期治療につながるのは確かなことですが…。

(-_-;)

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2012/01/18 | コメント (4) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

アルツハイマー型認知症の原因と予防法

2012/09/28 (金)  カテゴリー: アルツハイマー型認知症
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

久々の更新です。

(^^ゞ

一昨日、NHKの『ためしてガッテン』でアルツハイマー型認知症の予防についてやっていましたね。

ご覧になられたでしょうか?

脳の神経細胞の異常が原因で起こる「変性性認知症」には、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがありますが、今回はアルツハイマー型認知症だけに焦点をあて、これがなぜ起こるのかとか、予防や改善の方法はないのかという番組編成でした。

ご覧になられた方には、これから書くことは、番組でやっていたことと同じなのでつまらいかもしれませんが、ご覧になられていない方のために、ヤッチの復習もかねて書かせていただきます。

(上記のためしてガッテンのリンクをクリックすれば、この記事を読む必要もありませんが…。)

現在、65歳以上の高齢者のうち、十人に一人がアルツハイマー型認知症への道をたどると言われているそうです。

(´-ω-`)

この道はまさに一方通行で元に戻ることはできないと考えられていました。

アルツハイマー型認知症を引き起こす原因はアミロイドβというたんぱく質。

脳内で作られ、脳内でこのアミロイドβという老廃物が蓄積することで、脳細胞が破壊され、アルツハイマー型認知症になってしまうんだとか…。

キャハ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!

最近では脳内のアミロイドβがどれくらい脳の中に蓄積されているかを見る機械がすでに登場しているそうです。

アミロイドPETというものを用いて、実際に見ることができるのだとか…。

まだ、研究段階みたいなので、この検査を医療機関でやってくれと言っても無理みたいですが、近い将来保険診療でこの検査を受けられるかもしれませんね。

(こちらに実際に脳内を移した画像が有ります→アミロイドPETのpdfファイル)

ちょっと寒い話になりますが、PETといっても犬や猫の類ではないことは確かで、脳の中にあるアミロイドβを見る方法や技術くらいに考え、掘り下げない方が無難なようです。

(どうしてもブラジルの人を呼びたい方用→PETとは?)

アミロイドPETで映し出された画像はちょうどテレビなんかでやっているサーモグラフィーと同じような画像です。

黄色や赤色が多いほどアミロイドβが蓄積されていることになります。

健常者の脳内は緑色の部分が多く、アルツハイマー型認知症を発症した人は黄色や赤色の部分が増え、まるで脳内が発熱しているのかという画像になります。

このアミロイドβはいきなり増殖するわけではなく、若い頃から作られ、何十年もかけて脳内に蓄積されるのだそうです。

早い人では40代で蓄積が始まってるんらしいですよ。

ということはヤッチにもかなりの量が貯まり始めているかもしれませんねぇ~。

脳内にお金が貯まるならいいんですけど、貯まるのは老廃物ですから、あまりというか、おおいにありがたくないですねぇ~。

で、このアミロイドβが蓄積しなければ、逆にアルツハイマー型認知症にはなりにくいことになります。

NHKでは、話題にはなっていませんでしたが、多分アルツハイマー型認知症になる原因は他にもいくつかあるはずで、アミロイドβの蓄積はおそらくそのうちの一つだと思います。

それを言ってしまうと、話がややこしくなってしまいますから、それは置いといて…。

アミロイドβが増えるばかりでは、どんな人でも認知症になってしまうわけですから、これを分解し、退治してくれる物質が当然あるわけです。

NHKではこれを『チョキチョキくん』と言って、かなり長いこと番組を引っ張っていましたが、これを分解してくれるのがインスリン分解酵素

kouso.gif
[拡大する]

インスリン分解酵素が
脳内のアミロイドβを
分解してくれる

インスリン分解酵素が正常に機能していれば、脳内の老廃物であるアミロイドβはこの分解酵素によって次々に分解され、アミロイドβは脳内に多量に蓄積することはありません。

でもある物質が体内で増えてしまうとその働きが弱くなってしまいます。

ある物質とは、インスリンです。

御存知のようにインスリンには血液中のブドウ糖(血糖)の濃度を調節する働きがあります。

しかし、体内でインスリンがいつまでも働いてしまうと、今度は血糖値が下がってしまいます。

そこで、インスリン分解酵素がインスリンを分解することで、体内の血糖値を正常に保とうとするわけです。

ここからが問題です。

インスリン分解酵素がインスリンを分解するのに多く使われると、今度は脳内のアミロイドβの分解がおろそかになってしまいます。

アミロイドβの増殖はアルツハイマー型認知症発症の元凶になります。

insurin.gif
[拡大する]

インスリンが
多くなりすぎると
アミロイドβが分解されなく
なってしまう

インスリン分解酵素の本業は字のごとく、インスリンの分解ですから、インスリンが増えれば、インスリン分解酵素はインスリンの分解に多く使われ、いわば副業であるインスリン分解酵素によるアミロイドβの分解はおろそかになってしまいます。

そこで慢性的にインスリンを増やさないような食習慣に気をつけることが大事だと試してガッテンでは結論づけていました。

慢性的にインスリンが多い人には、2型糖尿病の人と糖尿病予備軍の人が代表的なものにあげられると番組では言っていました。

糖尿病の人は、インスリンが不足して、インスリン注射を打つということをよく聞きますが、糖尿病の初期では、逆にインスリンが多いというのは初耳でした。

また糖尿病の人はアルツハイマー型認知症になる確率が通常の人の2倍なんだそうです。

これは血糖によるものではなく、インスリンの量によることがうかがえると思います。

あと、肥満(メタボ)もアウトらしいです。

血糖値を下げるのに多量のインスリンが必要になるため、結果としてインスリンが多量に分泌されてしまうというのがその理由…。

要は炭水化物ばかりをバクバク食べないようにして、生活習慣病にならない食生活をすることが、アルツハイマー型認知症の予防法ということになるんでしょうか…。

まあ、当たり前といえば当たり前の話ですが、インスリンがアルツハイマー型認知症のカギを握るということは覚えておいて損はないようです。

アルツハイマー型認知症になってしまえば、おそらく覚えていられないと思いますが…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

番組ではこの後、認知症の予防法を放送していました。

『軽度認知障害』と呼ばれる人たちの取り組みです。

『軽度認知障害』というのは記憶力などの低下が有って、健康ではないが、認知症でもないという、ちょうど健常者と認知症の人の中間くらいのレベルです。

人口にして300万~500万人ほどいて、5年以内で半数以上が発症するのだそうです。

でも、大分県のとある町で、ある取り組みをしたら、この軽度認知障害が『正常』レベルまで回復したというのです。

18人中16人が正常に戻ったという驚くべき結果です。

何をしたか?

  • 料理
    食材の選定から手順まで、いろいろ頭を使うことが多いから
  • 運動
    有酸素運動は脳を活性化
  • 昼寝
    グッスリ寝ないで30分程度の浅い眠り

です。

これだけのことをしただけで、3年後には正常といえるまで回復したのだそうです。

でも、これどうなんでしょう…???

料理は無理としても、デイサービスなどでは昼寝もするし、軽い運動もしたりしますよね?

料理に代わるものとして、さまざまなレクリエーションもカリキュラムに組まれていたりします。

この3つをやれば、軽度の記憶障害が改善するというのにはちょっと疑問が残ります。

(-_-;)

映像を見ていて思ったのは、取り組みに参加していたお年寄りたちの表情が実ににこやかだったことです。

上記の三つの他に『自発的に行う』とか、『楽しみながらやる』という要素が加わってはじめて、回復の道が開かれると思ったのはヤッチだけでしょうか…???

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2012/09/28 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

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