アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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泣きじゃくる職人

2011/08/20 (土)  カテゴリー: キノコさん
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

昨日の晩に、アルツ君が立てなくなるというハプニングがありましたが…。

アルツ君は、すっかり、過去ことは、水に流せる、便利な機能を持っています。

昨日のことなど、な~んにも、覚えていません。

\(^o^)/

今日も、元気に、デイサービスに、出かけて行きました。

デイサービスからアルツ君が帰って来ると、ヤッチには、アルツ君にたずねる、お決まりのセリフがあります。

『今日は、デイサービスで、何してきたの?』

たいてい帰って来る言葉は、

『な~んにも、しなかった。ただ、あそこに座ってただけ。』

です。

いつものように,ヤッチはアルツ君に、例の決まり文句をぶつけます。

ヤッチ:「今日は、デイサービスで、何してきたの?」

アルツ君:「おま…、お前…。な…、なんで、そんな…、そんなこと聞くんだよ…。」

突然、泣き出してしまいました。

ヤッチ:「別に、ただ聞いただけじゃん!」

アルツ君:「なんで~、聞くんだよ~!!」

目を真っ赤にして、泣き出してしまいました。

事情を知らないキノコさんが、トイレから出てきます。

キノコさん:「あらっ?どうしたの!?」

アルツ君:「こいつが~、こいつが、俺のこといじめるんだ~!」

まだ、嗚咽しています。

。+゚(pωq)゚+。エーン

何も悪いこと、聞いてないのに、泣きたいのは、こっちです…。

ヤッチ:「なんも、変なこと、聞いてないだろ?」

キノコさん:「まあまあ。涙を拭きなさい。」

キノコさんが、アルツ君にティッシュを渡し、背中をトントンと、たたいています。

完全に、ヒール役と化してしまった、ヤッチ…。

ちょっと、グレてやろうと、思いましたが、年齢にふさわしくないので、更生することを決意しました。

キノコさんの母性に触れて、落ち着いたのか、アルツ君は泣くのをやめました。

アルツ君:「ちょっと、背中かいて!」

ケロッとしています…。

キノコさんは、魔性の女かもしれません…。

昨日の晩も泣くシーンがありましたが、どうも情緒不安定です…。

落ち着いたアルツ君の背中をかきながら、キノコさんは、アルツ君にたずねます。

キノコさん:「なんだって、泣いてたの?」

アルツ君:「泣いてた?だれが?」

早くも、いつものセリフをヤッチは書かなくちゃいけない状況です…。

ナガレイシ!!

ほんとに、アルツ君は便利機能を持っています。

流石!!

今までのことは、何だったんだろうというくらいですが、当の本人は、すでに買い置きしてあったバナナにかぶりついています。

さ・す・が!!

事情を知らないキノコさんは、アルツ君に触れてはいけない、あの禁断の一言を、、、

アルツ君に浴びせます。



キノコさん:「今日デイサービスで何してきたの?」



\(◎o◎)/!アチャー





アルツ君:「な~んにも、しなかった。ただ、あそこに座ってただけ。」

ながれいし…。

そもそも、何もしないなら、デイサービスに行く必要はないし、家に居ても同じことです…。

もし、それが、本当なら、クレイマーにならなきゃならないし、モンスターサンという名で、プロレス界か、福祉業界に、デビューしなくてはなりません。

まあ、今日のところは、勘弁しておきますが…。

アルツ君は、バナナをモグモグやりながら、キノコさんにお茶を催促しています。

キノコさん:「まあ~。まるで旅館ね。何でも言えば、出てくるんだから、幸せね!」

ヤッチが、最近、耳にこびりついて離れない、あの『梅の花』のCMソングを歌ってあげます。

旅館みたいだねえ~♪

旅館じゃないのよ~♪

オリジナルを聴きたい方はこちらで
梅の花 旅館みたいだね編 TVCM(YouTube)


お茶を飲み、一呼吸置いたアルツ君は、ぼそりと、つぶやきます。

アルツ君:「最近、娘は全然来ないね?何してんだ?」

娘とは、ヤッチの実の姉で、ひそかにアルツ家では、『台風姉さん』と噂され、恐れられているお嬢様のことです。

キノコさん:「あら。やだ!毎週来てくれてんじゃないの!いつも、ボタモチ、買ってくれてるじゃないの~。」

キノコさんも、姉の名誉のために、やや口調は荒目です。

アルツ君:「そうか~。そうだったか~。あいつ俺のこと、忘れちゃったのかと思ってさ~。」

アルツ君,再び息を詰まらせ、涙をぽろぽろ…。

なかなかの名シーンですが、ヤッチが割って入ります。

ヤッチ:「そんなに涙流したら、おしっこ、出なくなっちゃうぞ~!」

アルツ君:「そんなこと言ったって、出るもんは出るんだから、しようがないだろ~。」

アルツ君の嗚咽が止まらないので、ヤッチが再び熱唱です。

♪涙の数だけ強くなれるよ~

♪アスファルトに咲く花の~ように

♪見るものすべてに おびえないで~

♪明日は来るよ 君の~ために~

岡本真夜チャンの『♪tomorrow♪』を、やや字余りに、カバーしてあげました。

(^_^.)

ヤッチの熱唱に感動してしまったのか、アルツ君,涙が止まりません。

アルツ君:「あいつ、来なくなったらどうしよう…。」

涙だけでなく、ダレヨまで…

(-"-)

キノコさんがフォローします。

キノコさん:「今日は仕事だけど、明日来るって、さっき、電話かかってきたわよ。」

アルツ君:「そうか~。くるといいけどなあ…。」

まるでホームシックにかかった子供のようです…。

あんまりリクエストが多いので、アンコールにお応えして、2曲目を少しバラード調に…

♪Butterfly 今日は今までの~

♪どんな時より 素晴らしい~

♪赤い糸でむすばれてく

♪光の輪のなかへ~

♪Butterfly 今日は今までの~

♪どんな時より 美しい~

♪白い羽ではばたいてく

♪幸せと共に~

最後の『白い羽はばたいてく』で、すこし声が、裏返ってしまいました。

(-_-;)

西野カナとかを唄えないところに、昭和を感じさせます…。

でも、何なんでしょうね~???

尿道がゆるくなると、涙腺もゆるくなるのかな~。

そして。

今さら気づいたんですが、『♪Butterfly♪』って、、、

結婚式の歌ですよね~???

ヤッチ

素敵です…

(; ̄ー ̄川 アセアセ



PS

多分、これを全部読んでしまった方は、お風呂に入っているときか、寝る前に、

『♪梅の花♪』か、

『♪tomorrow♪』か、

『♪Butterfly♪』を

口ずさんでいます。

仕事先や学校、そして、買い物の途中までも、耳にこびりついて、離れなくなります…

おんなじにしてやる~!!

キャハ━━━━(#゚ロ゚#)━━━━ッ!!



♪突然会いたいなんて~

♪夜更けに何があったの~

♪あわててジョークにしても~

♪その笑顔が悲しい~





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2011/08/20 | コメント (3) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

他人のせいにする職人

2011/09/11 (日)  カテゴリー: キノコさん
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こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

今日は姉が休みでアルツ君の様子伺いにやってきました。

いつものように近所のスーパーにアルツ君を連れて行きます。

「ほ~ら。早くしないと置いてっちゃうよ~。行くよ~。」

我々が何かを言ってもなかなか重い腰が持ち上がらないのに姉だとサッと立ち上がります。

「ボタモチ買ってくれるのか?」

「そうだよ。歩かないとどんどん体が弱るからね~。」

「そんなことはないよ。普通だよ。普通。」

「普通の人は家にこもりっきりになったりしないんだからね!」

「はい。はい。わかりました。」

姉の言うことには素直…。

「ばあさんがどっこにも連れて行ってくれないからな。」

こんな時だけキノコさんを悪者にして自分だけいい子になっています。

「ママが連れていくんじゃないでしょ。自分で歩かなきゃ駄目じゃない!」

「は~い。」

「はい。ちゃんと靴履いて!」

そう言いながら姉はアルツ君が靴を履きやすいようにそろえてやります。

「ばあさんは絶対やってくんないからな…。」

「はい。文句はその辺でいいから早く靴履いて!」

姉のペースにハマってしまえば文句を言っている暇は有りません。

姉が前を歩きアルツ君が後から追いかけるようなフォーメーションで今日も出かけ行きました。


しばらくして二人が帰ってきました。

アルツ君は大事そうにボタモチだけ小脇に抱え、その他の買い物の荷物は姉が抱えています。

玄関に上がり、茶の間に入ってくるなりキノコさんに命令口調で話しかけます。

「おい。箸出せ。」

「箸出せじゃないでしょ。箸ぐらい自分で出せるでしょ!?」

「あー言うんだからね…。ちっともやってくれないんだから…。ケチ!」

「ケチはどっちなのよ。自分で少しは動いたら?」

「今ボタモチ買いに動いてきただろ!」

「まったくもう。しようがないんだから。」

そう言いながらもキノコさんはアルツ君に箸を渡します。

「そうそう。これがないとボタモチ食べてやれないからな。待ってろよ。今食べてやるからな…。」

うれしそうにボタモチに話しかけています…。

まぃぅ―( ´)艸(` )―♪

さっそくボタモチに食らいついて夢中になっているアルツ君の横で姉がキノコさんに確認します。

「今帰り道で聞いたんだけど、この頃散歩に毎日出かけてるらしいじゃない?昨日も遠くまで散歩してきたってパパは言ってるけど…。」

「ウソウソ。昨日はデイサービスに行ったんだもん。行ってなんかいないわよ。」

アルツ君がそれを聞いていて一瞬箸を止めました。

「あ。あんなこと言ってやがる。俺は毎日散歩に行ってるぞ。」

毎日は決して行っていません…。

誰かしらに行くように促されない限りは重い腰は持ち上がりません。

「パパ。ほんと?毎日行ってるの?」

「毎日はちと大げさだったかもしれなかったけど二日で毎日くらいだな。」

さすがに取り繕うのは上手です…。
(-_-;)

「一日おきじゃなくて毎日行かなきゃ駄目よ!」

姉にビシャリと言われてしまいました。

「ばあさんがちっとも外に連れて行ってくれないんだよ~。」

「何で私のせいにならなきゃならないのよ!」

キノコさんも怒り顔です。
プンスコo(`ω´*)oプンスコ

「まあまあ。私はこれで帰るけど私が来たこと忘れないでね。パパいい?」

「忘れるわけないだろっ!おい!ばあさんちゃんと覚えとけよ!」

ここまで火の粉が飛ぶとは…。
(-_-;)

明日からキノコさん改めヒノコさんにしますか!?


姉が帰った後はアルツ君夕飯時までひと眠りです…。

起こしに行ったキノコさんにお説教を食らいます。

「よくそんなに何にもしないで寝てばっかりいられるわね。少しはなんかやったら?」

「やってたよ。」

「何を?」

「ちゃんと寝てた。」

「…」

キノコさんも今日はアルツ君にチクリチクリと攻撃を受けているのでちょっとツンケンしています…。

夕飯を終えちょっと一服ティータイムです。

「お茶が飲みたいね。」

アルツ君が先手を取りました。

「お茶くらい自分でたまには注いだら?」

キノコさんが後手です。

「お前がそこにいるんだからしようがないだろう…。」

「じゃあ。私が居なかったら自分で注ぐの?」

「飲まない。」

「まあ~。」

仕方なさそうにキノコさんはお茶を入れ

アルツ君はお茶をすすります…。

「お前が居るから飲んでやってんだ。」

「よくまあそんなこと言えるわね?」

「いえるよ。まだ口がついてるもん。」

どうやら先手有利のようです…。

「たまにはなんかしなさいよ。」

「今やったよ。」

「何を…?」

「お茶飲んだ。」

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2011/09/11 | コメント (8) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

やっちまいました…

2011/10/03 (月)  カテゴリー: キノコさん
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こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

今日は久しぶりやっちまいました…。

と言ってもアルツ君のことではなく、キノコさんのことです。

今日はキノコさんとちょっとしたことから口喧嘩になり、キノコさんは家事放棄…。
(ー_ー)!!

アルツ君については育児放棄…

失礼┌○ペコリ

介護放棄…

失礼┌○ペコリ

お世話放棄です…。

当のアルツ君は久々のヤッチのオコリンボ姿にキョトン顔。

じっと息をひそめる形で二人のバトルを見守っています。

そもそも事の発端は食費についてのお金やり取りです。

アルツ家では食材を定期的に頼んで取り寄せなんぞの洒落た事をやっています。

老婦にとって買い物も結構大変なので仕方ないこととあきらめてはいるのですが…。

事前にカタログを見て注文しておくと指定した日に食材が届くシステム。

その食材にレシピもついていて調理すれば完成と言うやつです。

ヤッチは料理らしい料理はできないのでもっぱらキノコさん任せですが…。
(^^ゞ

キノコさんがカタログを見ては注文しているみたいですが、支払いは月末だか月初にまとめて払うようです(?)。

キノコさんが今朝ヤッチにその請求金額を報告してきたので、ヤッチはキノコさんに端数は切り上げてお金を渡しました。

ヤッチが夕方遅くに帰って来るとちょうどその食材を配達している会社の女性が配達と一緒に集金に来ていてキノコさんと話していました。

どうやらキノコさんの方が請求金額を間違えて7,000円足りないようです。

事情がよくわからない人間が首を突っ込むのはどうかと思い、不足金額が7,000円だということだったのでその女性に1万円を渡して精算してもらうようお願いしました。

もちろんお釣りの3,000円はチップではありません。

配達の女性が持ってきた食材のサンプルかなにかの事でしばらく二人は話し込んでいたのでヤッチは着替えをして茶の間でしばし一服です。

配達の女性は帰ったらしくキノコさんも茶の間に入ってきました。

キノコさんに一声かけます。

「お釣りは?」

「あら?なんで?」

「何でって俺の金でしょ。」

「そんなの無いわよ。」

「無いって確かに1万円渡したじゃないか?」

「あら!?これは私によこしなさいよ。あんただって食べてるじゃない!!」

おっしゃることは確かに御もっともですが疲れていたせいもあって言われ方にカチンと来てしまいました。

後はご想像にお任せるような展開です。

けっして鍋やフライパンや紙パンツは飛び交いません。

キノコさん「もう知らないっ!!」と残し二階の寝室へと上がりストライキのふて寝です。
(=_=)

昼間ヤッチがいない留守に明日からアルツ君が通うデイサービスの人が来ていたようで契約書類やらなんやらわけのわからぬ書類を放置したままです。

幸い明日アルツ君が持参するものはリストアップしておいたので持ち物については名入れだけすれば完璧です。

アルツ君知ってか知らぬか今晩は晩めし抜きになりそうな気配を察していち早く腰かけバナナなんぞ美味しそうに咥えています。

ヤッチがアルツ君の対面に腰かけその放置された書類に目を通します。

どうやらデイサービスの料金の引き落としについての口座振替の依頼書とデイサービスに通うことについての承諾書みたいなもののようです。

さっそくボールペンを手に取り、アルツ君の座っている椅子の後ろにある書棚の引き出しからアルツ君に銀行印を取ってもらうように言います。

最近ちょいと老眼が進んできているのでフリガナ部分の記入に難があります。
(つд⊂)エーン

アルツ君はヤッチの筆先を見つめ、じっーと見入っています。

しばし沈黙が走ります…。

シ───(-ω-)───ン

アルツ君が沈黙を破り言葉を発します…。

「お前離婚届書いてるのか?」

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2011/10/03 | コメント (4) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

熱く語る職人

2011/10/05 (水)  カテゴリー: キノコさん
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こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

今日の東京は冷たい雨が降って嫌な天気です。

こんな日は気分までもが何だかどんよりとした感じになります。

さて今日のアルツ君当然天気が悪いので家で退屈そうにしていた様子です。

ヤッチが茶の間に入っていき、テレビをつけるとちょうどBSかなにかで時代劇をやっていました。

かなり古い時代劇で西郷輝彦が主人公で町方の役人かなにかの設定です。

時代劇が大好きなアルツ君身を乗り出さずにはいられません。

「おっ!やってる。やってる。ちょんまげだ!はー。これは面白いぞ〜。」

番組の途中からつけたのでストーリーは定かではありませんが、食入るように画面にかじりつきます。

これに気づいたキノコさんに注意を受けます。

「また時代劇?年がら年中観てるんじゃない?たまにはもっとためになる番組でも観たら?」

「お前バカ言っちゃいけないよ〜。時代劇だってためになるんだぞ〜。」

「何のためになるっていうのよ〜?」

「わかってないな〜。やだ。やだ。決まってんだろ。俺のためだよ。」

アルツハイマーのオンオフのスイッチってどこに有るんですかねえ〜??

「なに言ってんのよ。ちっともためになんかなってないじゃない!」

キノコさんも屁理屈に対抗する術がないようです…。

「ははー。これまたずいぶん古い時代劇だな〜。なんとかっていう俳優まで出てるよ。確かもう死んじゃったんだよな?」

だれに解答を求めるわけでもなく、テレビに語りかけてるような恰好です。

「そんなの観たってどうせ話はわかってるじゃない。」

キノコさん言ってはいけない一言をアルツ君に浴びせてしまいました。

アチャー(´・ω・`)

「お前ねそれを言っちゃあおしまいだよ。時代劇っていうのは観る人が多いからこうやって何十年も前の番組をやってるんだぞ。」

何だか語り口調が帝釈天で産湯を浸かった人のようです…。

(・。・;

せっかくいいシーンなのにキノコさんに熱く語り始めてしまいました。

キノコさんもそれを知ってか知らぬか一応相手になっています。

「時代劇っていうのはたいてい最初にかわいい女の子が出てくるんだな〜。」

「ふーん。それで?」

「この子は町娘なんだけどおとっつあんがこれまた病気なんだな〜。」

「へー。何でわかるの?」

「そりゃー、俺みたいに長いこと時代劇観てるとすぐにピンとくるんだな。長年の勘てやつだよ。勘。」

「そうなんだ…。」

「でな。このおとっつあんのために娘が一生懸命働いている所に悪者登場だよ。」

「へー。よくわかるわね。」

「だいたい悪者になってるやつは人相が悪いんだけど、時代劇に出てくる悪者はまず人相の良いやつはいないな。」

「そうなんだ…。」

「悪者は悪代官とか悪徳商人が多いけどなんとか娘を利用してお金を儲けようとするっていうのが多いかな!?」

「どうやって?」

「どうやっては観てのお楽しみだけど娘を自分の物にしようとする悪代官なんかも多いな。お前知らないでしょ?」

「ふーん。そうなの!?」

完全にキノコさんはアルツ君のペースに乗っかってあげているという姿勢です。

その証拠に少し半笑いです。

「お前はなんにも知らないんだな。少し時代劇観て研究した方がいいぞ。」

「まあ。あたしのことはいいからいいからそれで?」

「『それで?』って俺どこまで話したっけ?」

「娘だか町娘の話まで。」

「そうそう。それで娘がおとっつあんの薬代を稼ぐために自分を身売りする決心をするんだな。」

「へー。よくわかるわね。」

「だから言っただろ!?。何十年時代劇観てると思ってんだ!?」

「わからないけど…。」

「まあいいや。町娘が悪代官のところに行って差し違えようとするところいい者の登場だ。あとはチャンチャンバララチャンバララ〜。タララッタ―のポンポン!はいっ!お・し・ま・い!」

「へー。それだけすぐ話がわかるなら観なくてもいいじゃない。」

キノコさん

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2011/10/05 | コメント (4) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

キノコさんダウン

2011/11/22 (火)  カテゴリー: キノコさん
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こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

アルツ君がすこし元気になったと思ったら今度はキノコさんが風邪でダウンです。

(ー_ー)!!

当然アルツ君を放置できませんからヤッチはお留守番です。

キノコさんは夕べあたりから喉の痛みを訴え、今日は朝から不調でダウンです。

朝食はパンなので何の面倒もなくクリア。

⊂(^ω^)⊃ セフセフ

昼は昨日の残り物とクリームシチュー。

もちろんヤッチにクリームシチューを作るテクなど有りませんから、これも当然残り物…。

⊂(^ω^)⊃ セフセフ

夕飯はスーパーで天ぷらを買ってきて天ぷらうどんです。

夜にシチューの方が良かったのかなあ…!?

おやつはもらい物の柿です。

おやつを食べたところでヤッチはスーパーに買い物をに行き、明日の朝食のパンと夕飯の天ぷらそれに付け合わせになるようなちょっとした惣菜を買いに行ってきました。

アルツ君を一人にすると何をやらかすかわからないところですが、スーパーにダッシュで行けばそんなには時間はかからないはず…。

それにアルツ君の方はまだ本調子ではないのでそんなにはアクティブに動かないはずです。

急いで自転車に乗り込みダッシュです。

買い物を済ませ自宅に戻り、茶の間に入るとアルツ君が居ません。

???

風呂場の方から音が聞こえてきます。

不吉な予感です…。

(;一_一)…

風呂の扉を開けるとアルツ君素っ裸!!

工エエェ(´゚д゚`)ェエエ工ー

「何やってんのっ???」

「うん?風呂に入ろうと思ってな。」

「だってそれ水だぞ!!」

昨日の残り湯です。

アルツ君は昨日は入っていませんが…。

「そ~か…。水か~??」

「湯気も何にも立ってないんだからわかりそうなもんだろ!?」

「あっ!?ホントだ!?」

アルツ君浴槽の残り湯に手を突っ込みます。

「また風邪ぶり返しちゃうぞ。早くなんか着よう!!」

「おwww寒っwwww」

水だと聞いた瞬間ブルブル震え出しちゃいました…。

ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル

しかし入ってしまっていたらと思うとこっちの方も寒くなります…。

⊂(^ω^)⊃ セフセフ

「だいたいまだ3時半だぞ。こんな早くから風呂に入る奴いないぞ。」

「そっか…。まだ夜じゃないのか…。」

「まだ明るいだろ?それに水戸黄門だって始まってないぞ。」

「そうだな…。」

ヤッチはアルツ君に洋服を着替えさせながら少し説教まじり…。

ただ洋服も満足に脱げない時があるのに一人で素っ裸になるとはなかなか…。

恐るべしアルツハイマー。

(-_-;)

茶の間のエアコンを『強』にして早目に暖をとらせます。

寒くなってきているのでもうエアコン君フル稼働です。

前々から気になっているのですが、アルツ君はテレビのリモコンはちゃんと認識していて操作をいつの間にか覚えているのにエアコンのリモコンはどうも上手く操作ができません。

ついこの夏に地デジに切り替えたばかりだからテレビのリモコンよりエアコンのリモコン方が兄貴で、馴染みはこっちの方があると思うんですけどね…。

(^^ゞ

操作が上手くできないというよりエアコンのリモコンの存在すらおぼえていないような…。

ヤッチがエアコンのリモコンを操作しているときにアルツ君が聞いてきます。

「お前。それなんだ?」

「リモコンだよ。エアコンの…。」

「それで何するんだ?」

「テレビと同じようにこれで操作できるんだよ。」

「へ~。そんなもんいつから有ったんだ?」

ついこの間までは自分でも操作していたような気がするんですけどね~???

かなり来ちゃってるっていうこと!???

恐るべし認知症。

(-_-;)

「いつからって前からあるじゃん。引っ越してきた時からあるし、自分でも使ってたじゃん。」

「『じゃんじゃん』はいいからそれで何してるんだ?」

「だからエアコンを『強』にしてるんだよ。」

「へ~。そんな便利なものが家に有ったんだ?高いだろ?」

「エアコン本体は高いけどリモコンはそんな高いもんじゃないと思うよ。」

「しかし便利な世の中になったもんだ…。俺にはついていけないよ~。」

いえいえもうすでついていってはいません…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

「おかしいな!?ほんとにエアコンのことわからないのか?」

「うん…。知らんぞ。タイムマシンみたいなもんだろ?」

…????

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ




どうやらエアコンを『強にしている』を『今日にしている』と勘違いししているようです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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