こんばんは
アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
今日は、自分の中では、完璧なOFFのはずだったのですが、キノコさんにいろいろと支払いを頼まれ、朝から銀行やらコンビニまわり…。
┐(´д`)┌
もう月末が近づいているんですねえ~。
そういえば、こころなしか朝晩は、秋の風がスーッと吹き抜ける瞬間があったりします。
抜け毛の秋…!?
デイサービスの支払いやら、自分の住民税の支払いやら、なんだかんだで、すぐに昼になってしまいました。
途中100円ショップに立ち寄り、爪やすりを購入。
前々から、アルツ君の伸びた爪が気になって仕方なかったんです。
(こう見えて、マメでしょ?どう見えてんだか…)
これで、今日の午後の日程は決まりです。
アルツ君の爪切り→お昼寝(必須)→夕方4時からアルツ君を主治医の診察へ
あっちこっちの支払いを済ませ、家に着くと、なぜか小銭がいっぱい…。
ついついお札で支払うので、何件もあると、どうしてもお釣りで小銭が増えるのは、どうやらお金持ちになっているからではないようです。
少し遅いお昼を済ませ、アルツ君に一声掛けます。
ヤッチ:「さあ。やるべ!」
アルツ君:「やるって、何を?」
ヤッチ:「決まってんだろう。手術。手術。」
アルツ君:「俺は、どこも悪くないぞ!手術なんて、やなこった!」
ヤッチ:「どこも悪くないと断言するのは、病巣がある証拠だ。まずは、手からだなあ…。」
午前中に100円ショップで買ってきた爪やすりと家に有った爪切りを振りかざし、アルツ君に、テーブルの上にある新聞紙に手を置くように命じます。
アルツ君:「なんだ。爪切りか!?爪を他人に切ってもらうのなんか10年ぶりだなあ。」
ヤッチ:「俺は、他人の爪を切るのなんか、初めてですけど、何か?」
アルツ君:「えっ!お前、俺の肉まで切るんじゃないだろうな?」
ヤッチ:「それはやって見なきゃわかんないなあ~」
内心、ヤッチもドキドキです…。
┣¨キ(*´ェ`*)┣¨キ
ヤッチ:「いいから爪みせて!」
どうしたらこんな爪の生え方ができるの?というくらい元職人さんの爪は、分厚くなっています。
どこから攻めていいのか、わかりましぇん。
アルツ君:「肉だけは切るなよ!」
ヤッチ:「わかってるよ!皮までなら、いいんだろ!?」
アルツ君:「バカ言え!」
ヤッチ:「バカとは、言ってないでしょ!?」
パッチンッ!!
アルツ君:「あーあッ!」
ヤッチが、一握りするたびに、悲鳴を上げています。
ヤッチ:「そんなに気持ちいいのか?もっとバッサリ行くか?」
アルツ君:「勘弁してくれよ~。」
こっちも初めてだから、そんな勇気は、実のところ、ありません。
水平方向に切って行くというよりは、分厚くなってこぶのようになった爪を削り落とすといった感じでしょうか…。
爪を垂直方向に掘り下げていくような感じです。
ようやく10本の指を切り終わりました。
(10本有って良かった…)
今度は爪やすりです。
段々慣れてきたのかペースも上がってきました。
結構ガンガン削るヤッチに、アルツ君が心配そうに、声を掛けます。
アルツ君:「指なくなってないだろうな?」
ヤッチ:「旦那さん(アルツ君)の指が、一本無くなったところで、紳助は復帰しないから大丈夫。」
まったく通じませんでした…。
。+゚(pωq)゚+。エーン
手の指のオペを終え、今度は足のオペに取り掛かります。
昼寝のための時間を取っておかなくてはならないので、少し時間が押しています…。
テーブルの上に足を乗せてというのも何なんで(何なんでしょう…)、アルツ君を階段の方へ移動してもらいます。
階段の下から三番目くらいのところに腰かけてもらい、オペ再開です。
足の指の爪は、この世のものとは思えないほど凄まじさ…。
どうりで紙パンツを履かせるときに、引っかかるわけです…。
(ー_ー)!!
手の指の爪より分厚く、断面だけをみると、亀が首をひっこめているような状態にも見えます。
甲羅の部分が爪の表面。
写メを取り忘れて伝えにくいので、あとは各自で妄想を膨らませて下さい。
毎度のごとく小気味良い悲鳴を上げていたアルツ君。
片方の足の爪を切り終えるか、終えないかの時に、急に静かになってしまいました。
座っているアルツ君の顔を見上げるとまたしても大量のあぶら汗が…。
\(◎o◎)/!
以前も、この階段のところで、三途の川を渡りかけたことがあります。
[関連記事]
またしても、まったく同じ症状!?
ただ以前と違うのは、意識はあり、嗚咽があります。
二階で洗濯物を取り込んでいたキノコさんを大声で呼びます。
ヤッチ:「悪いんだけど、下に降りてきてくんな~い!!!」
キノコさんも、タダならぬヤッチの声に大慌てで、二階から降りてきます。
今度はキノコさんも一瞬にして状況が呑み込めたようで、嘔吐しそうなアルツ君のために、近くにあったコンビニ袋を用意します。
キノコさんが、アルツ君の口元へ広げたコンビニ袋を当てがいます。
アルツ君が少し動き、目を開きました。
アルツ君:「お前苦しいよ~。息ができないよ~。」
弱々しい口調ですが、強い意志を感じられる一言です。
あわてているキノコさん…。
力いっぱい、コンビニ袋をアルツ君の口に押し当てています…。
(^_^;)
幸か不幸か、それによって意識がしっかりしてきたアルツ君…。
少し額の汗も引き、しゃべれるようになりました。
アルツ君:「ちょっとトイレに行ってくる。」
少し手を貸すだけで、自力で立ち上がることができたので、救急車のお世話にならなくて済みそうです。
キノコさんが心配そうに、
キノコさん:「大丈夫?全部吐いちゃいなさい。」
食べたばかりの昼ご飯をリバースするには、忍びない感はありますが…。
アルツ君:「大丈夫だからトイレの戸くらい閉めとけよ!」
ようやくアルツ君らしさが戻ってきました。
(^_^;)
しばらくヤッチとキノコさんは茶の間で待機し、アルツ君の変化を見守ります。
ヤッチは少し我に返り、アルツ君のお昼寝の時間が無くなっているのに気づきます。
えッ~、もうこんな時間???
結構時間が経っているのにビックリ。
(´゚Д゚`)ンマッ!!
アルツ君は、トイレに立てこもったきり、なかなか出てきません…。
またトイレで意識がなくなっていたら、大変なので、声を掛けます。
ヤッチ:「お~い。生きてるか~?」
アルツ君:「ちょっと待ってろよっ!!ゆっくりクソもできないじゃないかよっ!!」
えっ~!!!!!
(@_@;)
リバースじゃないんですか~??????!!!!
ヤッチは、キノコさんと顔を見合わせます。
?????
再度、ヤッチが声を掛けます。
ヤッチ:「もう出たのか~?大丈夫なのか~?」
トイレの向こうで、モゾモゾ動いているような気配は感じられます…。
アルツ君:「ちょっと助けてくれよ!!出られないんだよ~。」
????
ヤッチ:「じゃあ開けるよ!!」
そう言って、ヤッチはトイレの戸を開けます。
便座に座っているアルツ君の顔色は、いつも通りの状態に戻っていますが、挙動不審…。
????
ヤッチ:「どうしたの?具合悪くて、立てないの?」
アルツ君:「いや~そうじゃないんだよ~。重くて、立てないんだよ~。」
なんとも頼りなさげーな声です…。
????
えっ~!!!!
\(◎o◎)/!
アルツ君の下ろした紙パンツの中に大量のう〇ちが…!!!!!!
えっ~!!!
間に合わなかったと言うこと…?????
そう…。
多分急にもよおしてしまったアルツ君は、トイレに駆け込んだものの、間に合わず…。
ミッションをコンプリートできなかったわけで…。
とりあえず、原子爆弾の入った紙パンツを爆弾処理班のヤッチが、以前にも増したスキルで、丁寧にアルツ君の足から取り除き、風呂場へ誘導です。
ヤッチの任務は見事完了です。
(^-^ゞ
後で、主治医の診察に行って、このことを話すと主治医の先生は、
主治医:「多分、今まで便秘気味だったので、急に気持ち悪くなったんでしょう。便秘じゃなくても、腸に貯まってたものが出ないと、気分が悪くなることはよくあることですから…。」
軽く流された感じです…。
(+_+)
確かに、トイレ行った後のアルツ君。
すこぶる元気で、病院の待合室でうるさいくらい…。
アルツ君
さすがです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
ブログランキングに参加中です。
タップで応援をお願いします。
↓