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介護マークが悪用されるケースとは?

2018/12/17 (月)  カテゴリー: ヤッチ
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介護マーク


前回の記事では、ヘルプマーク・ヘルプカードのことを書かせていただきましたが、今回は、カテゴリーが違っていたので取り上げなかった介護マークのお話です。

介護のお仕事をされている方は、ご存知の方が多いと思いますが、在宅で介護をされている方には、あまりなじみがないようなので、記事にさせていただきます。

便宜上、説明が不明瞭にならないように、この記事の中のルールを決めておきますね。

記事の中で、「介護者」と書いている場合は、介護をする人のことです。

支援をする側の人を指します。

「被介護者」と書いている場合は、介護を受ける側、支援を受ける側の人です。

介護者
介護をする人
被介護者
介護を受ける人


このマークは介護を受ける側がつけるマークではなく、介護をする側、つまり介護者がつけるマークです。

静岡県発祥のマークです。

ヤッチはあまり感じたことがありませんでしたが、介護をしていると、第三者からは介護をしていることがわかりにくいため、誤解や偏見を持たれて困る場合があるそうなんです。

以下、静岡県のホームページからの引用です。

(外出先の介護で困っていること)

  • サービスエリアや駅などのトイレで、介護者が付き添う際、周囲から冷ややかな目でみられて困る。

  • 男性介護者が店頭で女性用の下着を購入する際、いつも困っている。

  • 病院に連れて行った際、2人で診察室に入っていくと、見た目は健康そうなのになぜ2人で診察室に入るのか、呼びとめられる。

  • 駅で切符を買う時や、スーパーで買った物を袋詰めしている時など、目を離したわずかの間にどこかに行ってしまうことがある。

  • 車の乗降りを介助する際、パッシングされてしまった。


こうした場面に、認知症の人を介護しているご家族から、「介護中であることを表示するマークを作成してほしい。」という要望があり、静岡県が全国に先駆けて作成したマークです。

2011年(平成23年)4月から県内の市役所・町役場や地域包括支援センターを通じて配布を開始しています。

厚生労働省も各自治体を通じて「介護マーク」の普及を図っています。

参考:


介護マーク(ストラップ)

カードをネームホルダー(名札入れ)などに入れ、首から下げて利用するのが一般的なようです。(ネックストラップ)

バッジなどにしないのは、介護者、被介護者ともに介助中にケガをしないようにするためだと思います。

首から下げて利用すると、介助中、カードを背中に回した場合など、裏返しになることもあるので、マークは両面に印刷されています。

マークをカードとして、自作することも可能で、その場合のサイズも決められているようです。(縦69mm×横97mm)

正確な数字を調べたわけではありませんが、まだ普及率はそう高くないように思えます。(2018年12月現在)

ただ最近では、このマーク(カード)を導入する自治体も徐々に増えてきています。

配布場所は、市区町村役場、それに地域包括支援センターなどでも配布しているところが多い印象です。

介護マーク(カード)そのものを無料で配布する自治体も多いですが、カードを貸し出す「貸与」の形を取っているところもあるようです。

ヘルプマークの記事でも少し触れましたが、やはり、これも悪用されないようにするための策のようです。

そもそも介護マークが悪用されるケースが有るのでしょうか?

ちょっと、悪用されたケースがあるかニュース記事を調べてみましたが、現在のところ、ニュースになっているものは無いようです。(2018年12月現在)

想定されるケースとしては、「介護中」を装い、女子トイレに忍び込むとか、「介護中」を装い、被介護者に対し、わいせつ行為に及ぶとかでしょうか。

あるいは、他人の家に盗みに入るとか、特殊詐欺、高齢者虐待でしょうか?

でも、マークをつけているわけだから、犯人としての手がかりや証拠を残すことになって、おバカな行為に思えるんですけどね…。

マークの普及率を上げることを考えるなら、あまり「悪用される」ことばかりを考えてしまうと、普及率は上がらないと考えるのはヤッチだけでしょうか?

普及率が上がらない原因としては、「介護していることを他人に知られたくない」というのも、その一つにあげられるのではないでしょうか。

認知症の人を介護しているご家族であれば、こう思われる方も少なくないはずです。

賛否両論、わかれるところですが、例えば、このマークを介護者が付けていれば、被介護者が身体的に元気であればあるほど、認知症であることがバレる確率が増します。

認知症であることを周囲にわかってもらったおいた方がよいという意見もあると思いますが、現実問題として、知られたくないということは少なからずあるでしょう。

お断りしておきますが、介護マークを否定する意図はありません。

普及させるためには、メリットだけだはなく、デメリットを書いておく必要もありますから。

父アルツ君は、自分が病気だとは思っていませんでしたし、母キノコさんに至っては、自分が「健常」であることの意識が人一倍強かったように思えます。

お二人とも、足腰が弱って、車椅子デビューするころには、その意識も薄れていたとは思いますが、二人がまだ足腰が元気なうちは、ヤッチも父母が認知症であることを周囲に知られたくない派の幹部職員でした。

もし、父アルツ君が、まだ自分の足で歩けるときに、ヤッチが介護マークをつけてアルツ君と散歩に出かけたします。

多分、こんな会話になったと思います。

school


アルツ君:「おまえ、何だって、そんな変なもんを首からぶら下げてるんだ?」

ヤッチ:「ああ、これか。これは御守りみたいなもんだよ。」

アルツ君:「ちぇっ。御守り。おまえ、いくつになったんだ?そんなもんに頼る歳じゃないだろが?」

ヤッチ:「軽く半世紀オーバーしていますけど、なにか?」

アルツ君:「かっー。いい歳して御守りかよ…。」

ヤッチ:「そう言いながら自分も欲しいんじゃないのか?」

アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ。いらないよ!それにしても、いい歳してる奴がなんでまた学校に通ってるんだ???」

おわかりになった方は、

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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