こんにちは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日は、ヤッチが夕方帰宅すると、キノコさんが、なにやらテンパった様子。
ヤッチ:「なんかあったの?」
キノコさん:「それがさあ、ガス料金の支払いを忘れちゃって…。」
ヤッチ:「ガス止められるって?」
キノコさん:「いやあそうじゃないのよ~。」
ヤッチ:「じゃあ、なに?」
ときどき、年寄りとの会話は、テンポというか、波長が合わず、ちょっとイライラするときが有ります。
(・.・;)
キノコさん:「おじいちゃん(アルツ君)に、コンビニに、支払いに行ってもらおうと思ったんだけど、払い込みの用紙が無いのよ~。」
ヤッチ:「それじゃあ、どっか探せば、出てくるんじゃないの?」
キノコさん:「いやあ、そうじゃないのよ~。」
ヤッチ:「だから何っ?」
さっきより、あらい口調になってしまいました。
m(__)m
キノコさん:「払い込み用紙を持たせて、支払いに行ってもらったんだけど、その領収書がないのよ。」
アルツ君、歩くだけでも、ひと仕事なのに、アルツ妻はけっこう無茶なことをします。
買い物に行くのだって、せいぜい一品だけ、アルツ君に注文を出せれば、よい方です。
(いや、それも、もう無理かも?)
それをガス料金の支払いとは、少し無謀すぎるような…。
ヤッチ:「えー!ずいぶんチャレンジャーだね。行けるわけないじゃん!」
キノコさん:「それが、用紙をコンビニに持って行って、お金を出して、ハンコついてもらえば、それでおしまいだと思ったから…。」
キノコさんは簡単にそういいますが、自分だって、コンビニで公共料金の支払いをしたことが無いはず。
なんせ、最近になってはじめて、コンビニでトイレを貸してくれるのを知ったくらいですから…。
しかも、トイレを借りた後に、わざわざレジに並んで、「おいくらですか?」
アルツ君も、さすがですが、キノコさんも負けてはいません。
ヤッチ:「で?もともとの、ガス料金の支払いは、済んでいるのかな?」
キノコさん:「それが分からないのよ…。」
なんとも心細い返事です。
(-_-)
ヤッチ:「お金も、旦那さん(アルツ君)に、持たせたんでしょ?」
キノコさん:「払い込み用紙とは別に、袋に入れて、ちゃんと、持たせたけど…。」
近くにいたアルツ君を立たせて、ボディチェックです。
アルツ君:「なっ、なんだ?俺は凶器なんて持ってないぞ!悪役じゃないからなっ!」
多分、自分がジャイアント馬場か、アントニオ猪木にでもなったつもりなのでしょう。
アルツ君のカーゴパンツの横ポッケから、袋に入ったお札と小銭が出てきました。
アルツ君:「これはお前!凶器じゃないからなっ!お金だぞ!わかるか!」
レスラー気取りの職人は、無実を主張します。
キノコさんが持たせたお金かどうか確認すると、キノコさんは『そうだ』と、うなずきます。
ヤッチは、レスラー気取りの職人をニュートラルコーナーに連れていきます。
ヤッチ:「お金とは別に、紙があったでしょ?ハガキみたいなやつ?」
アルツ君:「いやっ。だから、これはオ・カ・ネ!!凶器じゃないぞっ!」
ヤッチ:「わかった!わかったから!ワン・ツー・スリー!ハガキみたいな紙は、どこにやった?」
完全にヒール役と化してしまったアルツ君は、万歳しながら、詰め寄られたヤッチに、小声で答えます。
アルツ君:「赤いのに入れてきた…。赤いのにっ!」
ヤッチ:「赤いのに…?『赤いの』って、何?いったい、どこまで行ってきたの?」
少し思い出すのに時間がかかるようです…。
アルツ君:「家を出て、角を右に曲がっただろ…。それから…。確か、真っ直ぐ歩いて行ったなあ…。」
右に曲がると、コンビニとは真逆の方向です。
ヤッチ:「右に曲がったら、コンビニには、行かないじゃん。どこに行ったか、ゆっくりでいいから、考えてみて?」
とにかく、自分が数十分前に、どこに行ったか覚えていないので無理かもしれません。
(ー_ー)!!
アルツ君:「あ、そうだ!こんなマークが付いてた!」
アルツ君は、近くにあった広告の裏に、そのマークとやらを、ボールペンで書いて見せます。
????
そこに書かれたマークはまぎれもなく
『
〒』マーク!
\(◎o◎)/!
郵便ポストに入れてきたということでしょうね…。
ガス料金の払い込み用紙は、どこに届くのでしょうか。
????
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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