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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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はじめての予防接種

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-355.html
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

先日やったアンケートですが、どうも日常会話の中では、『蚊に食われる』と言う方が多いようですね。

まだ、アンケートに参加されていない方は、この機会に是非参加してみてください。

また、このブログでは記事の中で他にもアンケートでやらせていただいていますが、参考までに列挙しておきますね。


さて、この間の金曜日、アルツ君がインフルエンザの予防接種を施設で受けるということで、姉にちょっと様子を見てきてくれと電話で頼まれました。

アルツ君、未だかつて、インフルエンザの予防接種を受けたことがありません。

というより、アルツ君、元気だったころは風邪なんて滅多に引いたことはないし、まず医者通いなんてしたことがありませんでしたから。

家族の誰かが風邪でも引こうものなら、『鍛え方が足りないから、そうなるんだ。』ってな感じです。

そんなアルツ君、施設から予防接種を受けるように言われてしまいました。

まあ、集団生活をしているわけですから、当たり前と言えば当たり前。

姉はアルツ君が注射を打つときに暴れ出すんじゃないかとか、注射の後に熱でも出すんじゃないかとか、心配してヤッチに電話をかけてきました。

確かに薬剤過敏のあるアルツ君ですから、初めてのインフルエンザの予防接種は心配といえば心配です。

姉の仰せどおりにちょいとアルツ君のところへ行ってきました。

最近、すっかり流行歌の歌詞にハマっているアルツ君。

この日もヤッチは流行歌の歌詞を何点かプリントアウトしていたので、アルツ君のいる施設に一緒にもって行くことにしました。

施設に着くと、アルツ君、廊下の定位置に腰かけています。

ヤッチが出かけて行ったのは午後のことでしたが、もう予防接種も終わっているだろうと思い、アルツ君に質問します。

ヤッチ:「インフルエンザの予防接種はもう受けたのかい?」

アルツ君:「予防接種だか何だか知らないけど、ブスッと腕に注射をして行ったぞ。」

ヤッチ:「先生が部屋まで来てくれて注射を打ったの?」

アルツ君:「いや、ここだよ。俺がここに座ってるところにブスッ。」

ヤッチ:「泣き叫んだのか?」

アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ~。俺がいくつだと思ってるんだ?」

ヤッチ:「3歳。」

アルツ君:「お前ね、犬や猫の歳ならそういうこともあるけど、俺はもう84歳だぞ!?」

ヤッチ:「よかったじゃん。自分の歳を覚えてて…。それより、また流行歌の歌詞を持ってきたぞ。」

アルツ君:「いいね~。じゃあ、俺の部屋に行こう。」

姉はアルツ君のことだから、注射をしてもらう時にお医者さんにまたあーでもないこーでもない言って、注射を嫌がるのではないかということを心配していました。

でも、そんなこともなく予防接種はうまいこといったようです。

\(^o^)/

ヤッチ:「今日の歌詞は写真付きだぞ!?」

アルツ君:「おっ?いいね!!これなら(写真が付いているから好きな曲を)さがさないでもすぐにわかるな。」

特にそれを意識して、画像付きにしたわけではないのですが、結果オーライの状況です。

(●`w´●)ニァ・・

何点かプリントアウトしてきた歌詞のうち、この間音楽療法でも取り上げられていた『湯島の白梅』と『東京行進曲』も入っています。

『湯島の白梅』には白い梅の花の画像を、『東京行進曲』には、柳と浅草雷門の画像を差し入れています。

yushima01.jpg
歌詞(湯島の白梅)
[拡大する]


(画像には一部モザイクをかけています。)

ヤッチ:「なっ!?そう思って写真付きにしてきたんだよ~。」

アルツ君:「お前にしちゃあ、ずいぶん気が利くじゃないか?」

ヤッチ:「気持ち悪いから、褒めないでくれる?」

アルツ君:「へへ~んだ!!」

ヤッチ:「デュエットって知ってるか?」

アルツ君:「なんだそれ?食い物か?」

ヤッチ:「違うよ。歌を二人で歌うんだよ。」

アルツ君:「へー。そんなもんが有るのか…。」

ヤッチ:「その『湯島の白梅』っていう曲は男と女で歌える曲みたいだぞ。ばあさん(キノコさん)が来た時に一緒に歌ったら?」

アルツ君:「その『デレッと』とかいうのは、どうやるんだ?」

ヤッチ:「その印刷してきた紙に【男】とか【女】って書いてあるだろ!?その【男】って書いてあるところを旦那さん(アルツ君)が歌うんだよ。」

アルツ君:「へー、何だか難しいなぁ…。練習しないと歌えないなぁ…。」

ヤッチ:「ばあさんが来た時に一緒に練習すればいいさ。」

アルツ君:「ま、そりゃそうだ~。」

ヤッチ:「そりゃそうと、今日は日記に書く材料ができたね?」

アルツ君:「日記?なんだ日記って?」

ヤッチ:「この間、俺が持ってきた『ちょこっと日記』っていうやつだよ。」

[関連記事:『ちょこっと日記』]

アルツ君:「あー、これのことかよ!?こんなの書くのは簡単だ。」

ヤッチが持ってきた『ちょこっと日記』をアルツ君がクリアファイルから取り出して、書きはじめますが、やはり日にちと曜日がわかりません。

ヤッチ:「昨日が25日の木曜日だぞ~。」

アルツ君:「そうすると…。26日の金曜日!!」

ヤッチ:「なんだ、そのドヤ顔は?普通の人はみんなすぐにわかるんだぞ~。」

アルツ君:「俺は普通じゃないからな!?」

ヤッチ:「で、その次。今日は何かやったよな?」

アルツ君:「クソか?クソはしてないぞ!?」

ヤッチ:「そうじゃなくてさ…。なんかそこの廊下でチクっとするものやらなかったかぁ…?」

アルツ君:「あー、注射のことかよ?あれは今日だっけ?」

ヤッチ:「ついさっき、『やった』って言ってたじゃないかよ。まあいいや、そこに『インフルエンザの注射をした』って書いときなよ?」

アルツ君:「あいよ。」

書き終えたアルツ君の日記を読みましたが、なかなかプリティーなことを書いています。

『インフレベンザ駐車シタ』

(^^ゞ(^^ゞ

ヤッチ:「なんだかお巡りさんでも出てきそうな文章だな。じゃあ、今度は散歩に行こうよ?」

アルツ君:「いいですよん!!」

とりあえず、危険なので、アルツ君の紙パンツを確認です。

(^^ゞ

アルツ君の背後にまわり、アルツ君を手すりにつかまらせ、立ったままの状態で紙パンツを少しずらして、覗き込みます。

アルツ君:「ふんだ。きれいなもんでしょ?」

ヤッチ:「ケツは汚いけど、パンツは綺麗だなぁ…。」

アルツ君:「当たり前さよ~。俺はいつもちゃんとしてるぞ。ブッ。」

ヤッチ:「あっ!!今なんか変な音出しただろ?顔に爆風が飛んできたぞ~。危ないなぁ…。」

アルツ君:「はは~んだ。お前が暑いんじゃないかと思って風を送ってやったんだよ。」

ヤッチ:「そんな臭い風いらないよ!!トイレに行っておいた方がいいんじゃないか?」

アルツ君:「大丈夫だよ!!」

ヤッチ:「最近、俺が来ると連チャンでやらかしてるんだからな。今日は勘弁してくれよ~。パブロフ君って命名しちゃうぞ!?」

アルツ君:「大丈夫ですよ!!ブッ。」

ヤッチ:「ホントかよー。なんか怪しいなぁ…。」

アルツ君:「心配ないって、ほら行かないのか?行くぞ。」

ヤッチは首を傾げながら、アルツ君と一緒に1階の出口に向かいます。

1階の出口まで来ると、受付のお姉さんに『いってらっしゃい~』と笑顔を振りまかれます。

アルツ君:「はいはい。行ってきますよ~ん。ブッ。」

ヤッチ:「あっ!!またやったな?トイレに行ってからの方がいいんじゃないか?」

アルツ君:「そんなに心配していらないよ。乾拭きなんだから…。」

????

ヤッチ:「なんだ、乾拭きって?」

アルツ君:「乾拭きは乾拭きだよ。」

ヤッチ:「はあ?」

アルツ君:「乾拭き!!(おならが)カラ吹きっ!!」

ヤッチ:「いやらしい言い方だな~。カラ吹きだから、『出てない』って言いたいわけね?」

アルツ君:「そうだよん!!」

ヤッチ:「そうとうガスが貯まってるんじゃないのか?」

アルツ君:「そうかもな!?イタチが腹で運動会してるかもしれないぞ。」

ヤッチ:「インフルエンザの予防接種でガスが出るっていうのも聞いたことないしなぁ…。とにかくヤバそうだったら早く言えよ?」

アルツ君:「心配ご無用ボンド!!カラ吹き、カラ吹き!!」

遊歩道から先に行き、アルツ君の足に余裕が有れば、子どもたちがいっぱい集まっている公園まで足をのばす予定です。

遊歩道の中の木々を二人で見て回ります。

ヤッチ:「もう少しであのカエデも紅葉して来そうだな?」

アルツ君:「もうそんな時期か?」

ヤッチ:「もう少しで11月だぞ。」

アルツ君:「そうか…。もうそんななるか…。」

ヤッチ:「あの葉っぱの最後の一枚が落ちた時、旦那さんも棺桶の中だな…。」

アルツ君:「縁起でもないこと言うなっ!!化けて出てやるぞ!!」

ヤッチ:「今日は足の調子も良さそうだから、公園まで行ってみるか?行けそう?」

アルツ君:「俺は大丈夫だけど、足の奴がなんて言うかはわからないぞ!?」

ヤッチ:「じゃあ、もう少し。がんばってみるべ!!」

公園まではヤッチからすれば、本当にわずかな距離ですが、足腰が弱って来ているアルツ君には長い道のりです。

最初はくだらないことをしゃべりながら、笑いも飛び交っていましたが、公園に近づくにつれ、アルツ君の表情が曇り始めます。

はい…。

もう、おわかりですよね…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

水戸黄門のエンディングよりわかりやすいと思います。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

そろそろ助さんのお出ましです。

ヤッチ:「ヤバいのか?」

アルツ君:「まあな…。」

ヤッチ:「(施設に)戻るまで我慢できるかぁ?」

アルツ君:「もう、おそい…。」

ヤッチ:「えっ!!ネッチョリか…?」

アルツ君がコクリとうなずきます…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ヤッチ:「公園は諦めて戻ろうか?もう少しの辛抱だからな!?」

アルツ君:「水拭き…。水拭き…。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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