wallpaper
header580_240.png
HOME

スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

HOME (カテゴリー:生活保護 )

アパート探し

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-264.html
昨日家に帰って来ると留守番電話にメッセージが入っていました。

福祉事務所のケースワーカーさんからです。

メッセージ:『正式に生活保護の決定が出そうなので早目にアパートを探して下さい。』

決定が下りていないのに見切り発車せよとのお達しです。

今朝は不動産屋さん巡りをしようと決め、とりあえず、福祉事務所にも顔を出しました。

すでにいつもいらっしゃる受付の方には顔を覚えられているらしく、にこやかな笑顔で応対してくださいました。

あまり、ヤッチ的には顔を覚えられて欲しくない印象ですが、覚えられているもの仕方が有りません。

ほどなく、ケースワーカーさんとご対面です。

ヤッチから先に切り出します。

ヤッチ:「昨日お電話をいただいたみたいなんですが…。」

ケースワーカーさん:「あっ。わざわざ来ていただいたんですか?電話でもよかったのに…。」

ヤッチ:「どっちみち、何軒か不動産屋さんを当たろうと思っていたので、ついでと言っては失礼ですが、お伺いしました。」

内容について特別変更は有りません。

今月(3月)中に部屋を見つけて、転宅してくれとのお話で、4月までに今住んでいるところを完全に引き払ってくれということです。

ヤッチ:「もう一度確認なんですが…。」

ヤッチがケースワーカーさんに問い直します。

ヤッチ:「もう一度確認なんですが、アパートを探す時の賃料は、管理費や共益費を除いた額の53,700円でよろしいんですよね?」

ケースワーカーさん:「はい、そうです。共益費や管理費を含めて、53,700円をオーバーしても構わないのですが、オーバーした分は区からの補助は出ませんので自己負担になります。ただ、こちらとしては、できれば、53,700円の範囲内で探して欲しいと考えています。保証人になってくれるような方はいらっしゃいますか?」

ヤッチ:「はい。まだ確認は取っていませんが、多分姉が引き受けてくれると思います。」

ケースワーカーさん:「そうですか、それなら少し安心ですね。この辺りにもたくさん不動産屋さんは有りますから、当たってみて下さいね。」

ケースワーカーさんは、不動産屋さんのある場所を事細かに教えて下さいました。

ヤッチ:「その際に不動産屋さんに対しては、生保(生活保護)を受給予定だときちんと伝えないといけないんですよね。」

ケースワーカーさん:「もちろんです。生活保護を受けているという理由だけで部屋を貸してくれない大家さんもいらっしゃいますから、最初に伝えて、物件を探して置いた方が、後でトラブルになる確率は少なくなりますから、事情を説明して探して下さい。」

一応、物件を見つけたら、そこで見積もり書をもらい、それを福祉事務所に提出し、審査をあおぐことになっています。

福祉事務所や不動産会社、大家さんの審査が通れば、晴れて引越しへのGOサインが出ることになっています。

決して手付金などを打たないで下さいとケースワーカーさんに釘を刺されましたが、そんなお金を持っていれば、生活保護のお世話になる必要ないと思うのだが…。

福祉事務所の階下に一軒の不動産屋さんを発見。

ヤッチはさっそく店に入ります。

ヤッチ:「すいません。生活保護を受給している人間でも借りられる物件を探しているのですが…。」

不動産屋さん:「はい。少々お待ちください。そうしますと、賃料は53,700円以内ということでよろしいのでしょうか。」

さすがに、福祉事務所の下にある不動産屋さん。

ヤッチのような人間をやって言うほど応対しているのだろう…。

手馴れた様子で、物件情報を机の上に並べ始めました。

不動産屋さん:「今、この物件がおススメなんですよ。」

もともと商売をやっていたヤッチ、「おススメ」と言われると「裏が有る」と勘繰るひねくれ者です。

ヤッチ:「二番目におススメの物件が有れば教えて下さいますかね~。」

一瞬、応対して下さった方はどきっとしていましたが、2番目チョイスを提示して下さいました。

少しヤッチの今住んでいるところから電車の線路を挟んで遠い位置にあるが、比較する材料を持っていないので、何がおススメなのか正直良くわかりませんでした。

昨晩、ネットで賃貸情報なんぞをサーフィンしましたが、完全に船酔い状態での今回の参戦です。

贅沢は言えない身の上ですが、譲れないのは暗い間取りの部屋だけには住みたくないということ…。

我がままですが、許していただけるとありがたいと思う次第で有ります。

不動産屋さん:「今は入学や異動のシーズンでもありますので、物件がすぐに決まってし合う可能性も有りますので、なるべく、これはというものが有れば、お早めに手続きされた方が良いですよ。」

出たっ!!セールストーク!!

やっぱりこれを言ってもらえないと不動産屋さんではありません。

ヤッチ:「福祉事務所がOK出せばの話だからね…。でもなるべく早いうちにそちらにお伺いしますよ。」

こっちも社交辞令で応戦です。

結局、一件の見積もりを書いていただき、その不動産屋さんを後にしました。

お次は、その不動産屋さんからはそう遠くない距離にある不動産屋さんです。

事務所のガラスに目を通し、物件案内を注意深く、慎重に見ていきます。

ちょっと気になるお手頃価格のものが有ったので、聞いてみることに…。

ヤッチ:「外に出ている物件案内なんですけど、あのA-17は生活保護受給者にも借りられる物件ですかね?」

若い男性社員がなにをやぶからぼうにという表情を見せましたが、すぐに営業スマイルに戻り、奥にいた店長らしき方に目くばせします。

奥から店長が笑顔を見せ、ヤッチに「どうぞおかけください。」と名刺を差し出します。

ヤッチは、いただいた名刺をかたわらに置き、話しはじめます。

ヤッチ:「まだ、正式決定ではないのですが、生活保護受給しながらの物件探しなんですけど…。」

店長さん:「そうですか~。お役に立てるかわかりませんが、お手伝いさせていただきますよ。」

そう言いながら、店長さんは、先ほどの不動産屋さんと同じように机に物件情報を並べていきます。

店長さん:「なにかネットとかで物件をお探しになりましたか?もし、気になったものが有れば、こちらでも探しできますよ。」

ヤッチ:「気になるものが有り過ぎて覚えてないですよ。見れば見るほど欲が出てくるので、途中で手打ちにしました。」

店長さん:「そうでしたかぁ~。こんなことを申し上げるのは失礼なんですけど、この地区は福祉を受けている方に理解の無い大家さんが多いんですよ。福祉が面倒見てくれるのだから、滞納などのトラブルが無く、逆に安定収入なんですけどね。」

ヤッチ:「でも、それわかるなぁ~。『なんとなくやだ』という印象かな!?俺が大家さんだったらやはり福祉は御免と言うかもしれないもんなぁ~。」

結局、調べてくれて提示してくれたものは、微妙に53,700円をオーバー。

有るじゃんと思えば、女性限定だったり、敷金、礼金の面で福祉が援助してくれる額でなかったり…。

結局、予算の範囲のものが一件出てきて、そこの店長さん電話で確認をとってくれました。

店長さん:「すいません。1階の物件はもう決まってました。二階なら同じ建物で紹介できるお部屋が有るのですが…。」

特別、ヤッチは一階がいいとか、二階がいいとかの希望は出していません。

ヤッチ:「二階が有るのなら、二階でも構わないのですが…。」

店長さん:「それがですね…。二階のお部屋の方が賃料が若干高いんですよ。」

ヤッチ:「なるほどね。じゃあ、予算内の物件はこの近辺では無理と言うことかな?」

店長さん:「まあ、大家さんと交渉して、福祉を受けられる方を受け入れてもらえないか説得すれば、何件かは見つかると思いますが、それには少しお時間をいただかないと…。」

ヤッチ:「そうですかぁ…。」

店長さん:「今のお二階のお部屋ですけど、大家さんとお話しして、数字を動かせないか聞いて差し上げますよ。」

店長さんは再度、大家さんに電話を掛けてくれました。

店長さん:「大家さんのお宅に電話をかけたのですが、奥さんしかいらっしゃらなくて、お値段については、大家さん旦那さんしかわからないので、帰ってきたら返事をしてくれるということです。」

ヤッチ:「わかりました。じゃあ、大家さんの返事を待つということで、オーバーした金額のままで結構なので、見積もりを出して下さい。」

店長さん:「わかりました。見積書を書いている間に、うちの者に物件を実際に案内差し上げましょうか。」

特段、断る理由もなかったので物件を見に行くことに…。

予算をオーバーしている物件なので、もうヤッチとしては、見たとしてもこれ以上に高望みはできないわけですからケチをつける理由は有りません。

車で数分のところにアパートは有りました。

二階の角部屋です。

カギを開けていただき、部屋に入ります。

間取り図で見るよりは、広く感じます。

社員さん:「いかがですか?」

ヤッチ:「一人で住むにはもったいないくらいだね~。多分持ってくる荷物もそんなに無いし…。」

社員さん:「あまりお気に召さなかったですか?」

ヤッチ:「いえいえ、十分過ぎますよ。」

風呂やら、バルコニー、ロフト見て回り、このアパートも後にすることに…。

帰りの車の中で、案内してくれた若手の社員さんがヤッチに質問してきます。

社員さん:「確か、保証人とは別に、この物件には信用保証協会の審査が有るのですがその辺のところは大丈夫ですか?」

えっ!!!

ヤッチ:「あの…。自己破産の経験が有ってブラックリストに載ってると思いますよ。」

こういうことは先に言ってよ~。

不動産屋さん

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ブログランキングに参加中です。
タップで応援をお願いします。
      ↓
  • にほんブログ村へ
  • 人気ブログランキングへ
  • FC2ブログランキングへ
twitter_icon_64_64  記事についてツイートする

足跡  URLを残す(後ほどお伺いします)

コメントを見る 12件
コメントを書く
▲ PAGE TOP
記事URL(共通)
https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-264.html
Facebook line_icon_64_64 twitter_icon_64_64 feedly_icon_48_48 hatena_icon64_64 hatena
コメントを見る 12件
コメントを書く
▲ PAGE TOP
HOME

Other Menu

Categories

カッコ内は記事数

目次(2) アルツハイマー型認知症(19) レビー小体型認知症(4) 進行性核上性麻痺(5) 脳梗塞(29) アルツ君(111) キノコさん(27) 姉(13) 兄(6) ヤッチ(22) 診察(12) 畑仕事(8) 食事(20) ボタモチ(8) 姉&ボタモチ(5) お風呂(20) 下の話(37) 認知症の症状(19) 認知症の薬の事(38) フェルガード(8) 音楽療法(7) デイサービス(24) 特別養護老人ホーム(25) 徘徊(2) リハビリ(10) 顔面神経麻痺(27) 成年後見制度(5) 高齢者虐待防止法(8) 生活保護(7) 介護保険の仕組み(2) 関係ない話(10) 切り花や植物の話(5) ゲストブック(1) 未分類(39)

▲ PAGE TOP
HOME
PVアクセスランキング にほんブログ村
▲ PAGE TOP
HOME
tm_footer2

illust by ©mococo

Template by ©ありのごとくあつまりて

Powered by FC2 Blog-admin-