こんばんは
アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
今日は姉が休みでアルツ君の様子伺いにやってきました。
いつものように近所のスーパーにアルツ君を連れて行きます。
「ほ~ら。早くしないと置いてっちゃうよ~。行くよ~。」
我々が何かを言ってもなかなか重い腰が持ち上がらないのに姉だとサッと立ち上がります。
「ボタモチ買ってくれるのか?」
「そうだよ。歩かないとどんどん体が弱るからね~。」
「そんなことはないよ。普通だよ。普通。」
「普通の人は家にこもりっきりになったりしないんだからね!」
「はい。はい。わかりました。」
姉の言うことには素直…。
「ばあさんがどっこにも連れて行ってくれないからな。」
こんな時だけキノコさんを悪者にして自分だけいい子になっています。
「ママが連れていくんじゃないでしょ。自分で歩かなきゃ駄目じゃない!」
「は~い。」
「はい。ちゃんと靴履いて!」
そう言いながら姉はアルツ君が靴を履きやすいようにそろえてやります。
「ばあさんは絶対やってくんないからな…。」
「はい。文句はその辺でいいから早く靴履いて!」
姉のペースにハマってしまえば文句を言っている暇は有りません。
姉が前を歩きアルツ君が後から追いかけるようなフォーメーションで今日も出かけ行きました。
しばらくして二人が帰ってきました。
アルツ君は大事そうにボタモチだけ小脇に抱え、その他の買い物の荷物は姉が抱えています。
玄関に上がり、茶の間に入ってくるなりキノコさんに命令口調で話しかけます。
「おい。箸出せ。」
「箸出せじゃないでしょ。箸ぐらい自分で出せるでしょ!?」
「あー言うんだからね…。ちっともやってくれないんだから…。ケチ!」
「ケチはどっちなのよ。自分で少しは動いたら?」
「今ボタモチ買いに動いてきただろ!」
「まったくもう。しようがないんだから。」
そう言いながらもキノコさんはアルツ君に箸を渡します。
「そうそう。これがないとボタモチ食べてやれないからな。待ってろよ。今食べてやるからな…。」
うれしそうにボタモチに話しかけています…。
まぃぅ―( ´)艸(` )―♪
さっそくボタモチに食らいついて夢中になっているアルツ君の横で姉がキノコさんに確認します。
「今帰り道で聞いたんだけど、この頃散歩に毎日出かけてるらしいじゃない?昨日も遠くまで散歩してきたってパパは言ってるけど…。」
「ウソウソ。昨日はデイサービスに行ったんだもん。行ってなんかいないわよ。」
アルツ君がそれを聞いていて一瞬箸を止めました。
「あ。あんなこと言ってやがる。俺は毎日散歩に行ってるぞ。」
毎日は決して行っていません…。
誰かしらに行くように促されない限りは重い腰は持ち上がりません。
「パパ。ほんと?毎日行ってるの?」
「毎日はちと大げさだったかもしれなかったけど二日で毎日くらいだな。」
さすがに取り繕うのは上手です…。
(-_-;)
「一日おきじゃなくて毎日行かなきゃ駄目よ!」
姉にビシャリと言われてしまいました。
「ばあさんがちっとも外に連れて行ってくれないんだよ~。」
「何で私のせいにならなきゃならないのよ!」
キノコさんも怒り顔です。
プンスコo(`ω´*)oプンスコ
「まあまあ。私はこれで帰るけど私が来たこと忘れないでね。パパいい?」
「忘れるわけないだろっ!おい!ばあさんちゃんと覚えとけよ!」
ここまで火の粉が飛ぶとは…。
(-_-;)
明日からキノコさん改めヒノコさんにしますか!?
姉が帰った後はアルツ君夕飯時までひと眠りです…。
起こしに行ったキノコさんにお説教を食らいます。
「よくそんなに何にもしないで寝てばっかりいられるわね。少しはなんかやったら?」
「やってたよ。」
「何を?」
「ちゃんと寝てた。」
「…」
キノコさんも今日はアルツ君にチクリチクリと攻撃を受けているのでちょっとツンケンしています…。
夕飯を終えちょっと一服ティータイムです。
「お茶が飲みたいね。」
アルツ君が先手を取りました。
「お茶くらい自分でたまには注いだら?」
キノコさんが後手です。
「お前がそこにいるんだからしようがないだろう…。」
「じゃあ。私が居なかったら自分で注ぐの?」
「飲まない。」
「まあ~。」
仕方なさそうにキノコさんはお茶を入れ
アルツ君はお茶をすすります…。
「お前が居るから飲んでやってんだ。」
「よくまあそんなこと言えるわね?」
「いえるよ。まだ口がついてるもん。」
どうやら先手有利のようです…。
「たまにはなんかしなさいよ。」
「今やったよ。」
「何を…?」
「お茶飲んだ。」
アルツ君
さすがです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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