こんばんは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
お久しぶりでごぜ~ます。
あまり更新をさぼっていると、捜索願が出されそうな気配なので…。
時折いただくコメントに返事を書いていたので、生存の確認はできたと思いますが、そろそろ重い腰を持ち上げ、記事を書きたいと思います。
と申しましても、ご覧の皆さんのお役に立てるような話題が見つからないままの見切り発車です。
さて、アルツ君ですが、最近はやや感情に起伏はあるものの、まあ穏やかに特養で過ごしていると言えるのではないでしょうか。
『感情に起伏』というのは、アルツ君が今まで穏やかだったと思うと、急に機嫌が悪くなり、豹変したように、人を大声で怒鳴り飛ばしたりすることです。
機嫌が悪くなると言っても、一日中ずーっと機嫌が悪いというわけではなく、せいぜい1時間もすれば、機嫌が悪かったことをまったく覚えていないまでに、コロッと穏やかな状態に戻ります。
朝、幼稚園のバスを待つ子供が、仲良しの真奈美ちゃんと会話し、大はしゃぎしていたのに、いざ幼稚園のバスがお迎えに来ると、急に泣き出し、機嫌を損ね、バスに乗りたがらなくなるあんな光景を想像していただければ良いかと思います。
先日の連休の日曜日に特養で『秋まつり』があり、キノコさん、姉、ヤッチの三人が面会に訪れました。
個別にアルツ君のところにはちょこちょこ面会に行ってはいますが、アルツ君を含め、家族四人がそろうことは、施設で何か行事でもない限り、滅多に有りません。
出かけたのはお昼頃で、施設で用意してくれたテーブルを囲み、みんなで昼食を摂りました。
アルツ君は施設で出された普段通りの昼食を食べ、キノコさんがそのとなりに腰かけ、階下で出店していた露店で購入した焼きそばを食べます。
キノコさんの顔を見たアルツ君は、うれしいのかしゃべりっ放しです。
アルツ君:「お前、そんなミミズみたいなものを食ってるのか?俺のやろか?」
キノコさん:「いいわよ、いいわよ。あんたは自分で自分の物を食べなさい。」
アルツ君:「そうかぁ~。じゃあ、これはどうだ?食うか?」
キノコさん:「それは、あんたに出されたもんでしょ。あんたが食べなさいよ。」
アルツ君ですが、好きな子にチョッカイを出す小学生の目です。
キノコさんは至ってクール…。
アルツ君のマシンガントークが鳴りやまぬまま、食事を終え、しばし居室で休憩です。
居室でもアルツ君は休むことなくしゃべり通しです。
施設の職員さんから、階下で地元の中学生によるウインドアンサブル(吹奏楽)があることを聞かされ、みんなで見に行くことに…。
ヤッチ:「旦那さん、下で楽器の演奏が有るんだって。みんなで聴きに行こうよ?」
アルツ君:「なに?」
ヤッチ:「音楽だよ。」
アルツ君:「俺はいいよ。お前たちで行ってきなさい。」
ヤッチ:「そう言わずに行こうよ。」
キノコさん:「そうよ、一緒に行きましょうよ。」
アルツ君:「やだ!」
姉:「どうして?」
アルツ君:「俺はそんな話は聞いてない!」
今まで穏やかだったアルツ君の表情が一変しました。
ヤッチ:「俺だって、今聞いたんだよ。」
アルツ君:「ウソをつけ!○×△☆♯♭●□▲★※!!」
アルツ君が意味不明の言葉を発します。
ウインドアンサブルは一階で行われるのですが、アルツ君がたぶん、言いたかったことは、誰かが自分(アルツ君)をだまして、階下に連れて行こうとしてるということ…。
そして、階下に連れて行かれたら最後、何をされるかわかったもんじゃないということ…。
施設に入所して以来、どこか人間不信に陥っているきらいがあります。
あくまでもヤッチの推測ですが、他に機嫌が急に悪くなったのは、リハパンが汚れているのではないかということです。
その証拠になかなかリハパンの交換をさせてくれませんでした。
普段、ヤッチと二人だけの時は、なんの抵抗もなく、換えさせてくれるのですが、この日はキノコさんがそばに居たせいもあるのかもしれませんね。
結局、アルツ君が大声で怒鳴りまわって、興奮がなかなかおさまらなかったので、この日は階下に行くことを断念…。
姉を残して、キノコさんとヤッチは帰ることしました。
翌々日の火曜日に、アルツ君の様子が少し気になったので、ヤッチは一人で面会に行ってきました。
この日は台風一過でしたが、まだ風が強く、外に散歩に行くというわけにはいきません。
散歩ですが、今までは、アルツ君に車椅子に乗ってもらい、施設近くの公園や遊歩道を一周することがほとんどでしたが、最近は少し離れた場所まで、足を運んでいます。
アルツ君が特養に入所する以前に家族で住んでいた場所があり、その付近の景色をなんとなくアルツ君が覚えているようなので、アルツ君が覚えていそうなところを選んで車椅子を押して、少し長い距離を散歩しています。
そこは、昔、アルツ君が仕事でお世話になったSさんのご自宅も有ります。
Sさんは大きな畑を持つ農家の方ですが、アルツ君がまだ庭木の剪定などをバリバリやっている頃に知り合った方です。
おそらく、50代半ばくらいだと思うのですが、アルツ君はSさんのお父様とも付き合いが有ります。
Sさんのお父様は残念ながら、お亡くなりになられていますが、お母様はご高齢ながらも、いまだ畑仕事をお元気にされているようです。
当初、Sさんの畑では、庭木に使うような花木も栽培していて、アルツ君がお得意様から庭木の注文を受けると、Sさんのところから、これらの花木を直接購入し、お得意様のお庭に植えるということがよく有りました。
大きな木になると、アルツ君一人では手に負えないので、Sさんがユニック付きの車(クレーンを装備したトラック)を出してくれて、一緒に仕事をするということも、しばしばありました。
そう、最近はこのSさんの畑を一周して、施設に戻ることが多いんです。
実はこのコース、Sさんの奥さんが犬を散歩させるコースでもあり、アルツ君とこの辺を散歩するようになってから、何度かお会いしています。
たぶん、Sさんとお付き合いが無くなって、10年以上は経つというのに、アルツ君がSさんの奥さんを覚えていたのは驚きでした。
Sさんとご対面ならまだわかりますが、あまり面識のない奥さんのほうですからねぇ…。
しかも、アルツ君のほうから気づいて、犬を散歩中のその奥さんに声を掛けたのですから、車椅子を押していたヤッチは、その時ビックリです。
アルツ君:「あ、あれSさんの奥さんだよ。間違いない。Sさんだよね?俺のこと覚えてる?」
Sさんの奥さん:「あら?先日、遠くにお姿が見えた時に、もしかしたらそうかなとは思っていましたが、やはり○○さんでしたかぁ…。ご無沙汰しております。その時は、もし、違っていたら失礼かなと思って声を掛けなかったんですよ…。」
久々の再会はこんな感じでした。
そして、アルツ君、キノコさんが面会に来た事を忘れてしまうのに、Sさんの奥さんに会ったことは施設に帰ってしばらく経っても覚えています。
前置きが長くなりましたが、そんな経緯が有る事を踏まえて読み進めて下さいね。
話はヤッチが特養へ一人で面会に行った時に戻ります。
秋まつりのときの険しい表情とは一変して穏やかな表情です。
ヤッチ:「どう?昨日はよく眠れた?台風の風がうるさくて眠れなかったんじゃないの?」
アルツ君:「俺には台風も痛風も関係ありませんね。」
ヤッチ:「グッスリだったっていうこと?」
アルツ君:「だろ!?」
ヤッチ:「なんでグッスリだったってわかるんだ?」
アルツ君:「今、眠くないからさよ~。」
ヤッチ:「さすがだね。」
アルツ君:「で?」
ヤッチ:「『で?』って何よ?」
アルツ君:「ばあさんはここに来たのか?」
ヤッチ:「今、俺がここに来たばかりなのに、わかるわけないだろ?俺がそのセリフを言うならわかるけど…。」
アルツ君:「で、ばあさんはここに来るのか?」
ヤッチ:「いや…。今はいい天気だけど、風がまだ強いからな。こんなに日にばあさんが外に出たら、吹っ飛ばされちゃうよ。電線に引っかかってピラピラしちゃうんじゃないのか!?」
アルツ君:「よく乾いていいじゃん。で?ばあさんのやつ、何してる?」
ヤッチ:「これ以上、乾かさなくてもいいんじゃないのか?今日は家にいると思うよ。」
アルツ君:「ばあさん、どこに住んでるんだ?」
ヤッチ:「ばあさんの住んでるアパートの大家さんの家を覚えてるか?大きな門が有っただろ?」
アルツ君:「なんか有ったような気もするな…。」
ヤッチ:「その先の駐車場のところを曲がると、藤棚が有っただろ?」
アルツ君:「そんなの有ったっけ?」
ヤッチ:「駐車場の中に入ると、途中に俺の部屋のベランダが有っただろ?」
アルツ君:「…。」
ヤッチ:「そのベランダで何か作ってただろ?」
アルツ君:「何かぁ…?」
ヤッチ:「ト・マ…?」
アルツ君:「ああーあ!あの金にならないトマトかっ!!ああ、思い出した、思い出した!あの腐ったトマトだろ?」
毎度のことながら、不敵な笑みを浮かべての発言です…。
ヤッチ:「うるせーよ!あのさ、毎回言うけど、そこは思い出さなくていいところだろっ!」
アルツ君:「しようがないよ。思い出すんだから…。まずそうだったな…。」
ヤッチ:「うるせーよ!で、その先に狭い通路が有っただろ?押し車(シルバーカー)が置いて有って…?」
アルツ君:「そんなところ、有ったっけ?」
ヤッチ:「その押し車が置いて有るところがばあさんの部屋。」
アルツ君:「へー?ばあさんのやつ、そんなところに住んでるのかぁ…。腐ったトマトが植わってるそばに…。」
ヤッチ:「うるせーよ!腐ったトマトだったら、植わってないで、落ちてるだろがっ!」
アルツ君:「たぶん、根性の曲がったトマトなんだろうなぁ…。」
ヤッチ:「うるせーよ!どうして、変なところだけインプットされちゃうんだろうな?」
アルツ君:「お前ね、『変なところ』は言い過ぎだろ。腐ったトマトは元通りにならんぞ!?」
ヤッチ:「まあいいや。ところでばあさんの顔は思い出せるのか?」
アルツ君:「思い出せないな…。もう何十年も会ってないから、腐りきってるだろ?」
ヤッチ:「この間、秋まつりが有ったよな?」
アルツ君:「ああ、なんかやってな!?」
ヤッチ:「昼飯の時、誰かとなりに座ってたよな?」
アルツ君:「となり?となりに誰か座ってたっけ?俺のとなりにはいつも誰も居ないぞ!?」
ヤッチ:「その時に限って、誰か座っていて、チョッカイ出してたよな?」
アルツ君:「ふふ、お前、ばか言っちゃいけないよ。なんぼなんでも、俺は幽霊にチョッカイ出さないぞ?」
ヤッチ:「重度の記憶喪失だな?もう少し若けりゃドラマのオファーが来るかもしれないけどな…。」
アルツ君:「『記憶喪失』だってよ。俺は腐ったトマトを忘れてませんからね!」
ヤッチ:「うるせーよ!じゃあ、この間、Sさんの奥さんに会ったよな?」
アルツ君:「ああ、会ったよ。犬と散歩してたよな?」
ヤッチ:「ああ、その犬、何色だった?」
アルツ君:「茶色だよ。」
ヤッチ:「茶色と白だけど、間違っちゃいないな。Sさんの奥さんの顔は思い出せる?」
アルツ君:「思い出せるさよ~。だいたい身体もガッチリしてるしな!?」
ヤッチ:「あのさ、ここだけの話だからいいけど、女の人に『ガッチリ』なんて、言っちゃあ失礼だぞ。それを言うなら、『スラッとしている』だろ?」
Sさんの奥さんですが、細身でスラッとしたモデル体型…。
たぶん、ヤッチの姉より背は高く、170cm以上は有るのではないでしょうか…。
アルツ君:「まあ、お前の言う通り、太っているというより、痩せてるなぁ…。」
ヤッチ:「Sさんの奥さんがスラッとしているから、旦那さんの印象に残るのかね?」
アルツ君:「わからんな…。」
ヤッチ:「今、旦那さんの頭の中にある映像はカラー?白黒?」
アルツ君:「そんなのいちいち考えるやつあるかよ!」
ヤッチ:「確か、Sさんの奥さん。帽子をかぶっていたよな?何色だった?」
アルツ君:「確か、黒っぽかったような気がするな…。」
失敗しました…。
『黒』では白黒でもカラーでも、答えは一緒です。
ヤッチ:「ん…。Sさんの奥さんが犬を連れていたから、記憶に残ってるのかねぇ…?今、映ってる映像では、Sさんの奥さんは犬を連れているかい?」
アルツ君:「当たり前さよ。(リードを)放したら、犬のやつ、どっかに行っちゃうぞ?」
ヤッチ:「もし、その犬だけが、旦那さんのところに、今逃げてきたら、Sさんのところで飼っている犬だってわかるか?」
アルツ君:「どうかな?わかると思うけど、今どきの流行りでどこにでもいそうな犬だからな…。」
ん…。
謎です…。
頻繁に顔を合わせているキノコさんの顔は、振り返った瞬間に忘れてしまうのに、たまにしか会わないSさんの奥さんの記憶がこれだけアルツ君の脳に深く刻み込まれるのか…?
秋まつりが有ったことは覚えているのに、秋まつりに登場した人物は覚えていないのも不思議ですね…。
この日は強風のために外に出られなかったので、別棟の廊下でテレビをアルツ君と一緒に観て、面会は終了です。
久しぶりにテレビを観て目が疲れたのか、アルツ君は居室に戻って、お昼寝です。
アルツ君がベッドに横たわったまま、ヤッチに言葉を発します。
アルツ君:「今寝たら、夜飯、食いっぱぐっちゃうかな?」
ヤッチ:「大丈夫だよ。誰か必ず起こしてくれるから…。」
アルツ君:「そうか、ならいいんだけどよ…。で?お前は?」
ヤッチ:「『お前は?』って、添い寝しろとでも言うの?サービス料、高いよ?」
アルツ君:「帰るのか?」
ヤッチ:「ああ、帰るよ。」
アルツ君:「ばあさんのところに行くのか?」
ヤッチ:「ばあさんのところには行かないけど、部屋は近くだからな。」
アルツ君:「そうかぁ…。じゃあ、ばあさんに会ったら、『犬を連れて歩くように』言っておけ。」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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こんばんは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
記事はアルツ君関連の話題ではなく、全く関係のない話題です。
ヤッチはPCで普段使うブラウザとしてFirefoxを使用しています。
先日、Firefoxを立ち上げたら、どこか変なボタンを押してしまったのかわかりませんが、更新が始まり、Firefox 33(数字はバージョン番号)に自動的にアップデートされました。
普通は自動でアップデートされたんだから、文句を言う必要が無いんですが、Firefoxを再起動したら、ブラウザの画面が真っ黒…。
タスクバーには、Firefoxのアイコンが表示されているので、立ち上がっていることは確かです。
タスクバーにマウスカーソルを合わせると、事前に設定していたトップ―ページが小さなスクリーンショットで表示されます。
でも、そこを何度クリックしても正常に表示されません。
なんせ、ブラウザのメニューも表示されないので、マウスもキー操作もできません。
そこで、Internet Explorerを使って検索をかけてみると、こういった現象が起きているのはヤッチのPCだけではない様子…。
たくさんの人がFirefoxを利用できなくなり、中には途方に暮れている人も…。
確かに仕事などでFirefoxを使っている人が、これを使えないとなるとかなり致命的です。
ヤッチの場合、自分なりに悪戦苦闘し、最終的には、Firefox 33にアップデートできて、正常に表示されるようになりました。
そこで、どうやって、Firefox 33が真っ黒になるのを回避したかを記事にしてみたいと思います。
使用しているOSはwindows7です。
最初にお断りしておきますが、ヤッチ自身はパソコンに詳しい人間ではなく、理論的なことは全くわかりません。
未だガラケー愛用者でスマホも持っていないのですから、かなりアナログな人間で有る事は想像がつくと思います。
適当にパソコンをいじっているうちに、たまたま、Firefoxの真っ黒の画面を正常に戻すことができただけですから、ヤッチの書いた記事を参考にして同じようなことを実践する場合は、自己責任でということでお願いします。
まず、真っ黒の画面をどうしたか…???
今まで、収集してきたブックマークや拡張機能は捨て、アップデートされ、真っ黒の画面で立ち上がるFirefox 33をアンインストールすることを決意します。
[スタートメニュー] - [コントロールパネル] - [プログラムのアンインストール]で、一覧の中からMozilla Firefox 33.0を選び、アンインストールします。
アンインストールする前に設定情報のバックアップを取っておいた方がよいと、後で気づいたので、先に設定情報のバックアップを取ることをお勧めします。
これについては、Mozillaのページにバックアップを取る方法が掲載されていますので、そちらを参考にして下さい。
→ 設定情報のバックアップ(mozilla support)
Firefoxをアンインストールしてしまえば、ヤッチのPCで利用できるブラウザは、Internet Explorer、Google Chrome、Sleipnirだけです。
その時、どうしてこう思ったのかはわかりませんが、Internet Explorer経由でもう一度、Firefox 33をインストールすることを思いつきます。
ダウンロードページは以下になります。
→ 各国語版の Firefox をダウンロード
言語には日本語を選び、windows版をインストールしました。
しかし、再インストールしたFirefox 33は画面が真っ黒になるどころか、エラーメッセージが表示され、立ち上げることもできませんでした。
同じ失敗された方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
仕方なく、またしても、再インストールしたばかりのFirefox 33をアンインストールです。
もうFirefoxを使うのをやめようかなとも思ったのですが、慣れ親しんできたブラウザなので、どうも納得がいきません。
そこで、バージョンアップする前の旧バージョンのFirefoxは支障なく利用できたので、これをインストールすれば、良いのでは?と考えます。
はい、即実行です。
確かインストールしたのは、Firefox 31 だったと記憶しています。
ダウンロードページは以下になります。
書かれている文章の中で『Web サイト』という文字が有りますから、そこをクリックすると、旧バージョンの一覧が表示されます。
一応、旧バージョンの一覧のページのリンクも貼っておきますね。
→ 以前のバージョンの Firefox をインストールするには
→ 旧バージョンの一覧
このページですが、いつの間にか書き換わっている場合も有りますので、少し注意が必要です。
旧バージョンをインストールした結果、アップデート前のFirefoxに戻すことができました。
アップデートしなければこんな回りくどいことをしなくて済んだのにとものすごい嫌な気分になりました。
不幸中の幸いだったのは、旧バージョンをインストールしなおしても、設定情報が無傷で残っていたことです。
ブックマークもせっせと取り込んだ拡張機能も以前のまま残っていました。
理由はよくわかりませんが、二回もアンインストールしたのに、アンインストールしきれていなかったんですね。
ヤッチの場合、画面の真っ黒になったFirefox 33をアンインストールした後に旧バージョンを再度インストールするという回りくどいことをやってしまいました。
しかし、まだ画面の黒いままのFirefox 33がインストールされた状態のPCのお持ちの方で、旧バージョンに戻そうと考えていらっしゃる方は、Firefox 33をアンインストールせずに、旧バージョンのFirefoxをインストールして上書きするという選択肢の方が無難なのかもしれませんね。
PCに詳しい方からすると、もっと簡単な方法が有るのかもしれませんが、これまでがヤッチの悪戦苦闘の経緯です。
そして、現在は旧バージョンのFirefox 31からFirefox 33にバージョンアップしています。
画面も真っ黒になっていません。
たった一つの操作を加えただけで、真っ黒な画面にならずに済みました。
その方法は、旧バージョンのFirefoxの画面のオプション設定で、「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する(可能な場合)(R)」にチェックが付いていたので、これを外して、バージョンアップしただけです。
具体的には、旧バージョン(Firefox 31)の[ツール(T)] - [オプション(O)] - [詳細]を選び、[一般]のタブをクリック。
その中の「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する(可能な場合)(R)」にチェックが付いていたので、このチェックを外しました。
OKをクリックして、画面に戻ります。
その後、[ヘルプ(H)] - [Firefoxについて(A)]をクリックすると、バージョンの確認が行われ、旧バージョンで有れば、更新プログラムの確認が行われ、Firefox 33に自動アップデートされます。
ブラウザを再起動すれば、Firefox 33に切り替わると思います。
画面が真っ黒にならなければ、成功です。
お疲れ様でした。
今回、紹介させていただいた方法は自己流の方法なので、PCのご利用環境によってはうまくいかないことも考えられます。
グラフィックドライバを最新のものにすると、真っ黒にならないということもネット上で紹介されているようなので、こちらの方が合理的な気もしますので、ヤッチの紹介した方法は、どうしても上手くいかない時の最終手段として、お考えいただけると幸いです。
また、多くの人がアップデートで上手く行っていない様子なので、すぐに修正プログラムや新しいバージョンのFirefoxが出ることも予想されます。
それを待つというのも、選択肢ではないかと思います。
なお、アルツ君関連の記事を期待して、訪問して下さった方には、ご期待に添えない記事で大変申し訳ありませんでした。
m(__)m
現在、Mozilla supportで、真っ黒な画面や何もない画面が表示される場合の解決方法が掲載されています。
やはり、ハードウェアアクセラレーション機能をオフにすることで回避できるようです。
詳しくは以下で。
→ Firefox 33 に更新すると真っ黒な画面や何もない画面が表示される
Firefox更新情報
- Firefox 33.0の正式版をリリース(2014/10/15)~ 記事にしたバージョン
- Firefox 33.0.1をリリース(2014/10/25)
- Firefox 33.0.2の正式版をリリース(2014/10/28)
Firefox 33.0.3の正式版が2014/11/07にリリースされています。
このブログにおいて、更新情報を記載し続けるのは、Firefox 33.0.3のリリースをもって終了させていただきます。
以降のバージョンについては、以下のリンクより、ご自身でご確認下さるようお願い申し上げます。
→ Firefox のバージョンを確認するには(Mozilla supportのページ)
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こんばんは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
アルツ君の最愛の妻であるキノコさんですが、両足の先からひざ下にかけて、ところどころ内出血があり、月曜日に掛かり付けのお医者さんに診察に出かけたようです。
掛かり付けのお医者さんというのは、アルツ君の居る特別養護老人ホームの嘱託医でもあり、アルツ君が日頃お世話になっている主治医でもあります。
主治医のクリニックはアルツ君のいる特別養護老人ホームの近くに有るので、キノコさんは診察の後、その足でアルツ君の面会に行ってきたそうです。
帰宅途中にキノコさんがヤッチの部屋に立ち寄ります。
ヤッチは部屋に引き入れ、座ってもらいます。
キノコさん:「今日は、お医者さんに行って、おじいちゃん(アルツ君)のところにも行ってきたわ。」
ヤッチ:「で、どうだった?」
キノコさん:「『どうだった?』って、私のこと?おじいちゃんのこと?」
ヤッチ:「どっちも。」
キノコさん:「おじいちゃんは、元気、元気。とうとう部屋のカーテンを全部外しちゃったみたい。」
ヤッチ:「また、やらかしたのか…。しようもないなぁ…。」
キノコさん:「なんでも夜中に目を覚ましては私のことを捜しまわるらしいのよ。私がいるはずがないのに、『ばあさんをどこへ隠したっーー!!』って、興奮して暴れまわるらしいのよ。」
ヤッチ:「で、興奮して、カーテンを引きちぎるわけだ?」
キノコさん:「なんだか、そうらしいわよ。」
ヤッチ:「でも、お宅が面会に行った時はそんなでもないんだろ?」
キノコさん:「うーん、ニコニコしちゃって、『お前、帰るな、帰るな。』ってなかなか帰してくれなかったわよ。」
ヤッチ:「泊まってくれば、良かったじゃん。」
キノコさん:「そんなことさせてもらえるわけないじゃない!」
ヤッチ:「夕食時に旦那さんのとなりに腰かけて、職員に『私のご飯がまだなんだけど?』とか言って、催促して来ればよかったんだよ。」
キノコさん:「…。」
やはり、キノコさんには、冗談は通じないようです。
(-_-;)
ヤッチ:「で、あなたの方はどうだったの?」
キノコさん:「わたし?病院の事?」
ヤッチ:「そう。」
キノコさん:「2、3週間前から、○○先生(掛かり付けの主治医のこと)にワーファリンを増やされちゃったのよ。それが原因でこんなふうになっちゃったんじゃないかと思って、診察に行ってきたのよ。」
ご存知のように、ワーファリンは血液を固まりにくくする薬。
キノコさんもやや心臓に問題が有るため、心筋梗塞などを防ぐためにこの薬を飲んでいます。
ワーファリンは血液をサラサラにしてくれる利点がありますが、出血しやすくなるという欠点もあります。
キノコさんが部屋でズボンの裾をまくって、ヤッチに見せます。
すいません…。
写真を撮るのを忘れたので、おおいに妄想を膨らませて下さい…。
キノコさん:「ひざのところから足の先まで、あっちこっちすごいでしょ?」
ヤッチ:「確かにひどいね。痛くのないの?」
キノコさん:「それが痛くもかゆくもないのよ…。」
ヤッチ:「昨日、俺がお嬢さん(姉のこと)から電話をもらった時は、御嬢さんのやつ、俺に『ママのことなんだけど、足が壊死して大変なことになってるらしいんだわ~。』って言ってたぞ?」
キノコさん:「またっ。あの子ったら、なんでそんな大げさなことを言うのかしら。」
ヤッチ:「俺はしらないよ。だから、伝言ゲームは嫌いだって言うんだよ。」
キノコさん:「痛いわけじゃないんだけど、両足が同じようになっているから、ちょっと心配になって、お医者さんに行っただけよ。」
ヤッチ:「で、○○先生はなんて言ってた?」
キノコさん:「原因不明だって。ただ、『ワーファリンのせいでは、ないと思うなぁ…。』って言っていたわ。」
ヤッチ:「じゃあ、何のせいだって言うのかね?息子さんの虐待?」
キノコさん:「そんなことは言いやしなかったけど、『来週詳しく検査してみましょう。』だって。『もしわからなければ、大きい病院を紹介します。』って。それに、『ワーファリンは減らさずにこのまま同じ量を飲んで下さい。』って。」
ヤッチ:「まあ、主治医の先生としては、薬をストップして、ポックリ逝かれても困るからなぁ…。」
キノコさん:「やだわ~!」
ヤッチ:「ブラックジャックの俺の見立てだと、これ、乾燥肌が原因なんじゃないかなぁ?」
キノコさん:「どういうこと?」
ヤッチ:「夏場と違って、空気が乾燥してきてるでしょ!?あなたの足も、その乾燥した空気で、水気が無くなって、パサパサしているのがわかる?」
キノコさん:「自分じゃ、痛くもかゆくも無いから…。」
ヤッチ:「で、その乾燥肌になっているところが、歩くたびにズボンとの摩擦で、ささくれ立って、ところどころ出血するんじゃないかな?内出血といより、うっすらした引っ掻き傷にも見えるぞ。」
キノコさん:「でも、痛いわけじゃないのよ。」
ヤッチ:「残念ながら、ご高齢で少し感覚鈍ってるのかもしれないよ。それにワーファリンで出血しやすくなってるところをスリスリしちゃうから、こうなるっていうこともあるんじゃない?」
キノコさん:「うん…。」
ヤッチ:「今、履いているズボンは化繊(化学繊維)でしょ?それが肌に合わないのかもよ。」
キノコさん:「そういえば、七分のズボン下も履いてるからそれがいけないかしら?でも、こっちは綿よ?」
ヤッチ:「うん…、何とも言えないけど、ズボン下のレース部分がこすれてるのかもよ。」
キノコさん:「そっか…。」
ヤッチ:「どっちみち、また医者に行くんでしょ?ちょっとの辛抱だから、そのままそっとしておいたら?」
キノコさん:「薬とか塗らないで大丈夫かしら?」
ヤッチ:「先生が何も処方してくれていないんだったら、今は何にもしない方がいいと思うよ。悪化させたら、先生に怒られるよ。」
キノコさん:「わかったわ。そういえば、話は変るけど、おじいちゃんのところに明日面会に行く?」
ヤッチ:「行く予定にしてるけど、なんで?」
キノコさん:「いやぁ、最近朝晩は冷え込むでしょ?カーテン無しで寝て、風邪でも引いてやしないかと思って…。予備のカーテンが(施設に)ないのかしら?」
ヤッチ:「前は遮光カーテンを引っ剥がしちゃったんだろ?で、今回はレース?」
キノコさん:「そう。部屋にはカーテンが一枚も付いてない状態なのよ…。」
ヤッチ:「じゃあ、遮光カーテンの方を施設の人が修理してくれてるかもしれないから、明日、行ったら訊いてみるよ。」
キノコさん:「じゃあ、お願いね。」
そんなわけで、昨日、アルツ君のところに面会に行ってきました。
アルツ君、『定位置』に腰かけ、ウトウトしています。
アルツ君に声を掛けようとしたヤッチは、先に施設の職員さんに呼び止められます。
職員さん:「お父様なんですけど…、お昼ご飯の前あたりからご機嫌がよくないようでして…。お昼ご飯も、他の利用者の方よりも遅い時刻に召し上がっていただいたくらいでして…。」
ヤッチ:「もう、引っ剥がすものは何もないんでしょ?部屋のカーテンも全部無いって聞いてるけど?」
職員さん:「まあ、そうなんですけど、リハパンの交換もさせていただけない状態でして…。」
ヤッチ:「了解。俺がリハパンを引っ剥がすよ。」
ヤッチはアルツ君に静かに声を掛けます。
ヤッチ:「ご機嫌うるわしくいらっしゃいますか~?」
アルツ君:「なんだ?お前どっから来たんだ?ばあさんは帰ったのか?」
ヤッチ:「それ、いつの話?」
アルツ君:「いつって今だよ。」
ヤッチ:「旦那さんはどっちだと思うの?」
アルツ君:「いないところをみると、帰ったんじゃないのか?」
ヤッチ:「すばらしい!でもちょっとだけ違うのは、帰ったのは昨日なんだなぁ…。」
アルツ君:「そうか…。す~ぐ忘れちゃうんだよなぁ…。」
ヤッチ:「でも、今回は(記憶が)しっかりしてそうじゃないか。ばあさんの顔を覚えてるか?」
アルツ君:「覚えてるさよ~。」
ヤッチ:「顔はツルンとしてた?シワクチャ?」
アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ。シワだらけだよ。」
ヤッチ:「それだけ、覚えてれば大したもんだ。」
アルツ君:「でも、どうやら、俺は『人殺し』らしいんだ…。」
ヤッチ:「『人殺し』?なんだよ、急に。誰を殺したんたっていうんだ?」
アルツ君:「それがわからないんだよなぁ…。すーぐ忘れちゃうからさぁ…。」
ヤッチ:「それで、気分がすぐれず、機嫌が悪かったっていうことか?」
アルツ君:「どうやらそうらしいや…。」
ヤッチ:「じゃあ、スッキリするために、誰か殺しに行くか?」
アルツ君:「ばーか。そんなことしたら大変だぞ!」
ヤッチ:「大変な事がわかってる人に『人殺し』はできないと思うぞ?」
アルツ君:「そうかなぁ…。」
ヤッチ:「『人殺し』をした気がするんだろ?せめて誰を殺したか思い出したら、自首すればいいんじゃないか?思い出してるうちに、自分が先に天に召されるから…。」
アルツ君:「かーっ!お前のほうがよっぽど『人殺し』だ。」
ヤッチ:「それより、部屋にカーテンが付いてないらしいな?」
アルツ君:「どうだったかな…?」
ヤッチ:「寒くて眠れなかったんじゃないのか?風邪でも引いてない?」
アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ。俺が風邪なんか引くもんかよ。」
ヤッチ:「なら、よかった。」
後の話しになりますが、この日、ヤッチが帰るまでに、アルツ君がボロボロにしてしまった遮光カーテンを施設の職員さんが修理してつけてくれたので、一応、夜間に外から丸見えということは無くなり、寒さもしのげるようになりました。
アルツ君:「だいたい、俺はいつだってポカポカしてるぞ。寒さの奴が寒いって言うから、俺が温めてやってるくらいだ。」
ヤッチ:「そうかぁ、旦那さんが地球温暖化の原因か。いやさ、ばあさんが心配してたからさぁ…。」
アルツ君:「ばあさん?ばあさんなんていつ来たんだ?」
ヤッチ:「昨日。」
アルツ君:「昨日?」
ヤッチ:「ああ、昨日。脚の皮が引っ剥がれたとか、内出血してるとか言って無かったか?」
アルツ君:「ああ、なんか言ってたなぁ…。あれ、昨日か?すーぐ忘れちゃうんだよな~。」
ヤッチ:「昨日だよん。」
アルツ君:「だいたい内出血だなんて、ばあさんの場合は、『無い出ケツ』じゃないのかよ。」
ヤッチ:「また、そんな事言って、ばあさんをイジメたんじゃないだろうな?ばあさん、冗談通じないから、あんまりイジメるなよ。」
アルツ君:「ふふ…。」
ヤッチ:「『ふふ…。』って笑ってるところを見るとイジメたな?」
アルツ君:「知らないよ!だいたいばあさんなんていつ来たのかも知らないし…。」
ヤッチ:「病院の帰りに寄って、しばらくここに居たんじゃないのか?」
アルツ君:「そうかぁ…。ばあさん来てたのかぁ…。」
ヤッチ:「旦那さんのことだから、ばあさんに向かって、『腐った足なんか切っちゃえ!』とか言ったんじゃないのか?」
アルツ君:「ふふ…。」
ヤッチ:「『お前の足なんか、切ったって一銭にもならないぞ。』くらいなことは言ってそうだな?」
アルツ君:「…。」
ヤッチ:「笑ってるところを見ると、図星だろ?」
アルツ君:「知らないよ!俺はすーぐ忘れちゃうんだから!」
ヤッチ:「怪しいな。今のうち白状すれば、かつ丼の上をおごってやるぞ?」
アルツ君:「かつ丼よりボタモチを最近食ってないから、ボタモチがいいなぁ…。」
ヤッチ:「ああ、何でも好きなもんを食わせてやるよ。で、どうなの?」
アルツ君:「どうだろうなぁ…。ボタモチの美味そうなのは思い出せるけど、ばあさんの顔が出てこないぞ?」
ヤッチ:「さっきは『覚えてる』って言ってたのにな?」
アルツ君:「うん…。」
ヤッチ:「でも、やっぱり、イジメたんだろ?」
アルツ君:「だから、イジメないよ!だいたい、切った足の替わりに材木をぶち込んでおけなんて、言った覚えはないぞ!」
やはり、認知症ではないのかも…。
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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FC2スレッドテーマ : 認知症を介護する家族の悩み (ジャンル : 福祉・ボランティア)
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