
こんばんは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
えっ?
おめでたくない?
ではでは今年もよろしくお願いします。
m(__)m
さてさて、新年の大一発目からこんな記事を書くのはどうかと思いましたが、書かないわけには、始まらないわけで、ちょいと長編ですが、お付き合いのほどを…。
(^^ゞ
昨日の大晦日、アルツ君が救急搬送されてしまいました。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
前回の記事のコメント欄にも書かせていただきましたが、大晦日は、アルツ君の施設(特別養護老人ホーム)の外出許可をもらい、姉がアルツ君をキノコさんのワンルームのアパートの部屋にタクシーで連れて来て、アルツ君、キノコさん、姉、ヤッチでちょいと早いですが、お節料理でも摘みながら、しばし団欒しようかということになっていました。
ワンルームゆえに、アルツ君がキノコさんの部屋に泊まって、新年を迎えるというのは無理なので、まあ夜には姉がタクシーで施設に連れて帰るということになっていました。
話しはさかのぼりますが、大晦日の2、3日前に、ヤッチと姉は電話で口論に…。
姉:「大晦日の日なんだけど、パパ(アルツ君)をママ(キノコさん)の部屋に連れて行って、みんなで大晦日を過ごそうと思ってるんだけど…?大晦日の午前中に私が注文しておいたお節がママの部屋に宅配便で届くことになってるんだわぁ?」
ヤッチ:「連れて来ることもないんじゃない?」
姉:「どうして?パパはママにすごく会いたがっているし、みんなが全員集まることも、あまりないわけだからさぁ~?」
ヤッチ:「でも、連れて来て旦那さんが『帰りたくない』なんて言い出したりしないかね?」
姉:「それは、大丈夫よ。ママの部屋に泊まれるスペースなんて無いし、私が夜になったら施設に連れて帰るから。」
ヤッチ:「(大晦日を)イベントにする必要ないんじゃない!?ようやく施設にも慣れて来たんだから、施設でいつも通りに過ごしてもらうのも大事だと思うよ。こっちから施設に面会に行ってもいいんじゃない?」
姉:「パパには悪いけど、残り少ない時間をできるだけパパには笑って過ごしてもらいたいのよ。これは私の自己満足かもしれないけど、私がそうしたいのよ!!」
アニバーサリー好きの女子とそういうことにはちょっとクールな男子との温度差が…。
(-_-;)
ヤッチも姉の言っていることはよくわかるし、自分もそうしてあげる方がいいのかなと思いましたが、なぜかもう一人の自分が『やめておいた方がいいよ』と背後から囁いてきます。
(-_-;)
もちろん、アルツ君がキノコさんの部屋に来れば、当然、お風呂に入りたいと言うし、入りたいと言えば、お風呂介助はヤッチの役割…。
正直、アルツ君が来れば、『面倒臭い』というのは有りましたが、でもそれだけではない何かがヤッチに『やめておいた方がいいんじゃないんですかね~???』と茶々を入れてきます。
(-_-;)
ヤッチ:「私(姉)がそうしたいって言ったって、旦那さんにとって良い事かどうかわからないよね?」
姉:「いつもあんたはそうなんだけど、自分(ヤッチ)が違うと思ったことには上目線でしゃべるわよね!!もういいわ!!あんた来なくていいからっ!!私はパパを大晦日にママの部屋に連れて行きます!!」
ヤッチ:「勝手にしろよっ!!」
除け者にされた孤独感と自分の言い分が認められない腹立ちで、ヤッチは電話をプッツリ…。
(-_-;)
何とも大人げない行動ですが、やはり電話を切った後は後味の悪い食感がずーっと続きます。
(-_-;)
姉とはあまり喧嘩をしたことがないので、そのダメージも結構あるのかもしれません。
後味の悪いまま、大晦日を迎えます。
キノコさんとヤッチの部屋はほんの目と鼻の先…。
もしかすると、アルツ君が来ているかもしれませんが、覗き込むわけにいかない状況に…。
(-_-;)
午後になり、正月の準備しなくてはと、ヤッチは近所のスーパーマーケットに買い物に…。
一日分の食料だけ買って置けば、今はそう困ることはありません。
スーパーマーケットでの買い物はすぐに終わります。
スーパーマーケットから帰って来て部屋着に着替えていると、外で何人かの男の人の声が聞こえてきます。
レースのカーテン越しに外を見ると、どうも頭が大きく映るので、ヘルメットを被っているのかな!?
ヤッチはピンときました。
救急隊員!?
ヤッチは急いで自分の部屋のドアを開け、外を覗き込みます。
キノコさんの部屋のドアが開け放たれています。
もしかしてキノコさん???
最初はキノコさんかと思いました。
(-_-;)
サンダル履きのまま、ヤッチはキノコさんの部屋に向かいます。
すでに救急隊が到着していて、3、4人の救急救命士がキノコさんの部屋であわただしくしています。
部屋の外にはストレッチャーも置かれています。
ヤッチはキノコさんの部屋に上がり込みます。
キノコさんは部屋の中でオロオロしているので、キノコさんの異常事態ではないようです。
姉も部屋の奥に腰かけています。
姉の座っている椅子のすぐ横にキノコさんのベッドがあるのですが、そこに仰向けに寝ているのは、まぎれもなく、わが父、アルツ君…。
毛布を掛けられていますが、飛び出した顔には血の気は無く、顔面蒼白の状態…。
目は開いていているので、意識はあるようです。
救急救命士の一人に何か話しかけられています。
自分の名前や生年月日を聞かれているようです。
キノコさんが小声でヤッチに話しかけます。
キノコさん:「ここ(キノコさんの部屋)に来てすぐ具合が悪くなって倒れちゃったのよ…。」
ヤッチ:「何か食べたのか?」
キノコさん:「私が作った大根のお味噌汁の汁だけすすって…。それからお節料理を2、3口食べたところで、急に口をモグモグし出して…。」
ヤッチ:「それで?」
キノコさん:「最初は気持ちが悪くて吐きたいのか、何か食べ物を詰まらせたのかと思って、慌てて入れ歯を取ったのよ。」
ヤッチ:「で、吐いたの?」
キノコさん:「うん。全部吐かせたわ。ものがのどに詰まったわけじゃないみたい…。」
ヤッチ:「で?」
キノコさん:「そしたら、急に冷や汗をかきだして、(身体も)冷たくなっちゃって、こっちがいくら話しかけても返事しなくなっちゃったのよ…。」
ヤッチ:「呼吸はどうだった?」
キノコさん:「びっくりして、それどころじゃないわよ…。」
ヤッチ:「確かにびっくりするよね?」
キノコさん:「そうよ~。もうダメかしらと思っていたら、じきに意識が戻って『横になりたい』って言うから、そこ(ベッド)に寝かせたのよ。」
ヤッチ:「旦那さんはその時、歩けたの?」
キノコさん:「あの子(姉)とやっとのことで寝かせたのよ…。」
ヤッチは救急救命士さんに同じことを伝えます。
その間、アルツ君はまるでヘリコプターでリフトアップされるのではないかというくらい、身体をグルグル巻きにされています。
救急救命士士:「お父様は、以前にもこういったことが有りましたか?」
姉:「いいえ、有りません。」
姉は救急搬送されることが有ったかどうかと勘違いしたようです。
ヤッチ:「意識を失う発作が有ったかどうかということですか?」
救急救命士:「そうです。」
ヤッチは今キノコさんから聞いた話から、以前有った出来事を思い出しています。
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ヤッチ:「いいえ、これがはじめてではないと思います。以前にも同じように意識を失ったことが有ります。救急搬送されるようなことはありませんでしたが…。」
救急救命士:「わかりました。それでは、これから病院の方に搬送させていただきますが、どなたがご一緒なさいますか?」
姉:「あっ、私が一緒に行きます。」
姉が上着を着て、準備を始めます。
アルツ君はすでにストレッチャーに乗せられ、準備万端。
ヤッチ:「どこの病院(に搬送される)かわからないから、着いたら電話くれる?」
姉:「うん、わかった。ママの方、お願いしますね?」
ヤッチ:「了解。」
もし、アルツ君が入院しなくてはならないということにでもなれば、身の回り品などを持って駆け付けなければなりません。
姉から電話が入るまで、キノコさんとキノコさんの部屋でしばし待機です。
アルツ君、担架にグルグル巻きにされて出て行ったので、靴を持って行っていません。
(-_-;)
姉から電話を待っている間、キノコさんから再び話を聞くと、どうもとても上機嫌でキノコさんの部屋に訪れたようです。
具合の悪い様子もまったくなかったと言います。
以前アルツ君が意識を無くしたときは、主治医は便秘が原因ではないかと言っていました。
でも、姉は朝アルツ君を施設に迎えに行ったとき、便通が有ったのを確認しています。
???
てんかんの発作も考えられますが、脳波やCT、MRをとってみないことにはよくわかりません。
(-_-;)
キノコさんとしばし話し込んで、30分くらいしたところでしょうか、姉からヤッチの携帯に電話が入ります。
姉:「今、病院に着いたんだけど…。」
ヤッチ:「どこの病院?」
姉:「○○病院。」
ヤッチ:「○○病院!?」
○○病院はまさにヤッチが顔面神経麻痺で入院したところでも有り、現在もそこでリハビリを受けているところでもあります。
姉:「大晦日だからなのかわからないけど、ものすごく混んでいるのよ。パパは急患で入ったから、早目に診てもらえそうなんだけど、もうケロッとしていて、『俺はどこも悪くな~いっ!!』って叫んでるくらいなのよ…。」
ヤッチ:「『そこは若い看護師さんがイッパイいるから、入院しちゃえ!!』って言っておいて!?」
アルツ君がキノコさんの部屋から搬送される時の表情ったら、いよいよお迎えが来たかと思わせるような血の気の無さでしたが、恐るべしアルツ君の生命力…。
さぞかし病院をにぎやかにしていることが予想されます。
(-_-;)
しばらくして、また姉から電話が入ります。
姉:「緊急で血液検査と心電図を取ることになったんだけど、検査結果を待ってから、また診察だから時間がかかりそうなのよ…。」
ヤッチ:「で、どうなの?入院になりそうなの?」
姉:「まだ、検査の結果が出ないとわからないけど、先生の話では、年寄りが食事しているときに意識を失って倒れちゃうことってよく有る事なんだって!?だいたい今日は専門の先生が大晦日のせいなのか、居ないみたいなのよ~。診察してくれた先生も非常勤の先生みたいな感じよ。」
驚くべき診断結果ではないのはなによりですが、何だかお腹いっぱいにならない感じです。
(-_-;)
ヤッチ:「わかった。CTとかMRとか撮ってもらえそうなら、撮ってもらっちゃえば?」
姉:「いや~。そんな雰囲気じゃないのよ~。ものすごく混んでいて、待っている患者さんたちは、みんなイライラしてる様子よ。」
ヤッチ:「了解。また連絡待ってます。」
電話を切ると、姉の電話の声がキノコさんにも聴こえていたようです。
少し話を聞いて余裕が出たのでしょうか。
キノコさん:「おじいちゃん(アルツ君)が救急車に乗る時に私のいつも使ってる毛布に包まって行っちゃったから、私の毛布が無いわ。夜寝る時、どうしよう…。寒くて寝れないわ…。」
ヤッチ:「入院になるのか、こっちに戻るのか、それとも施設に戻るのかわからないけど、その時にでも俺が取ってくるよ。入院かも知れないから、(キノコさんが病院に行く)準備しておきなよ。」
キノコさん:「そうね~。何を持って行ったらいいかしら…。下着類は施設に置いたままだもんね…。」
ヤッチ:「なにをおっしゃっちゃってるのかなあ…。だいたいパンツは紙パンツなんだからいらないし、必要なら買えばいいさ。」
キノコさん:「あっ、それもそうね。」
くだらないやり取りをしている間にまたまた姉から電話が入ります。
姉:「血液検査も心電図も異常はないんだって…。ただ、脈は不整脈だし、脈拍が異常に遅いんだって!?48だって言ってたわ。」
ヤッチ:「で?」
姉:「診察してくれた先生からはちゃんと検査するには、今日は無理だから、後日改めてからにしてくれって言われちゃった。パパも『帰りたい』、『腹が空いた』ってうるさいのよ~。ちょっと待って。パパに代わるから!!」
アルツ君:「おい、お前は元気なのか?」
ヤッチ:「俺は元気だけど、旦那さんはどうなんだ?」
アルツ君:「けっ。俺かよ!?俺はピンピンして仕方がないぞ。腹空いてマイッテルヨ。何か食わせろよ!!」
ヤッチ:「そんなこと言ったって、電話口にボタモチ押し込むわけいかないだろが!!」
アルツ君:「そりゃあそうだな…。悪いな…。で、ばあさんはどうしてるんだ?」
アルツ君、短期記憶が抜け落ちるといっても、さすがに搬送されたときの記憶があるようです。
ヤッチ:「ばあさんも俺の横に居るよ。今代わるよ。」
キノコさん:「もしもし、大丈夫なの?…。ふん…。」
少し二人の会話が続きます。
そしてキノコさんがヤッチに電話を再び渡します。
ヤッチが電話口に出た時はすでに姉の声に代わっています。
姉:「とにかく、そっち(キノコさんの部屋)に戻っても仕方がないから、施設(特別養護老人ホーム)に戻るわ。ごめんね…。(あんたが)言った通りなっちゃった…。」
ヤッチ:「たまたまだよ…。じゃあ、俺も施設の方に自転車で向かうよ。」
姉はタクシーでアルツ君を連れて施設に戻ると言っていたので、ヤッチがのんびり施設に向かえば、同じ時刻に到着しそうな感じです。
行かなくても良いと言えば良いのですが、キノコさんの毛布を受け取りに行くというミッションが課せられています。
キノコさんは今日の元旦に面会に行くという形をとって、キノコさんを連れて行くのは取りやめにしました。
アルツ君と同じ年齢のキノコさん、この日は相当疲れているはず…。
キノコさんを残して、ヤッチは自転車で施設に向かいます。
アルツ君が搬送されたときの置き忘れた靴を当然持って行きます。
ヤッチが施設に到着したときは、すでにアルツ君と姉は居室に戻っているようです。
今回のことは姉から施設に連絡をしていますが、施設の職員さんに丁重に挨拶をして、ヤッチもアルツ君の居室に向かいます。
居室からは笑い声が聴こえてきます。
ヤッチ:「何か食べたのか?」
姉:「病院からの帰り道にコンビニでサンドイッチを買って、今ここで食べたところ…。」
ヤッチ:「で、旦那さんの具合はどうなんだい?」
アルツ君:「別に…。調子いいですよん!!」
もうすっかり暗くなってしまっていましたが、日中のことは何だったんだというくらい、いつも通りのアルツ君に復帰しています。
(^^ゞ
姉:「パパたらねぇ、病院ですごかったんだよ。」
ヤッチ:「どんな?」
姉:「病院で心電図をとる時も看護師さんに向かって『バカヤロー』、『こんな機械をつけやがって!!』、『俺は病人じゃないっ!!』ってわめいてたんだよ。ねっ?」
アルツ君:「そうだよ~。こんなに元気じゃないか!!」
姉:「もう、救急車に乗った時から、意識が戻っちゃってたもんだから、救急車の人にも怒鳴ってたよね!?」
アルツ君がヤッチの方にむかってドヤ顔で話します。
アルツ君:「当たり前さよ~。お前あんなもん(救急車)に乗るもんじゃないぞ!?」
ヤッチ:「なんでよ?」
アルツ君:「バッカ、運転は下手くそだし、背中が痛いったらありゃしないぞ!?」
ヤッチ:「ずいぶんとよく覚えてるじゃないかよ~。」
アルツ君:「バッカ、あんな乗り心地の悪いもん、忘れるもんかよっ!!」
姉:「パパ、救急車の人にもいろいろ文句言ってたよね?」
アルツ君:「当たり前さよ~。俺は言ってやったよ!!『こんな痛いところに寝かせて、枕くらい用意しておかないとケガするぞ!!』ってな!?」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
と、なんともあわただしい日になってしまいましたが、結果的には笑顔の大晦日に漕ぎつけました。
(^^ゞ
でも、原因不明の意識消失が何回か有るので、やはり早々にきちんとした検査をしないといけないかもしれませんねぇ…。
新年そうそう、おめでたい話題なのか、おめでたくないのかよくわかりませんが、皆さんは新年をのんびりとお迎えになられたでしょうか?
あらためて
今年もよろしくお願い申し上げます。
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
大晦日に救急搬送されたアルツ君ですが、元旦はキノコさんがアルツ君の居る施設に面会に行くという形で新年を迎えることになりました。
夫婦水入らずの正月も良いのではないでしょうか。
(^^ゞ
お昼少し前に出かけたキノコさんでしたが、夕方暗くなったころにご帰還です。
自分の部屋に戻る前にヤッチのところに立ち寄ります。
ヤッチ:「旦那さんの具合はどうだった?」
キノコさん:「うん。なんだか元気そうよ。また、裸足でスギちゃんやってたわよ。」
ヤッチ:「まあ、どっちにしても正月過ぎに医者にもう一度診てもらった方がよさそうだね?」
キノコさん:「そうねぇ~。今日も栗きんとんくらいなら、食べるかと思って持って行ったんだけど、『いらない』って言うのよ。」
ヤッチ:「へ~、珍しいね。」
キノコさん:「でも、後で(施設の人に)聞いたら、お昼ご飯を嫌って言うほど食べたらしいわ。」
ヤッチ:「さすがだね!?また食い過ぎで救急搬送じゃないの!?」
キノコさん:「でも、食欲が戻ったんだから、一安心だわ。」
ヤッチ:「また明日でも俺が(施設に面会に行って)様子を見て来るよ。」
キノコさん:「あら、そーう。悪いわね。それはそうと、昨日のおじいちゃん(アルツ君)、変なところから出て来たのよ。」
ヤッチ:「はあ?」
キノコさん:「いつもは廊下のテレビやソファのある方のテーブルに腰かけてるでしょ?」
ヤッチ:「テーブルには腰かけないと思うけど…。」
キノコさん、全く気付かず…。
(-_-;)
キノコさん:「いつも自分で『定位置』っていっているところよ。」
施設では廊下にテーブルが何脚か置かれて、そこをデイルームのようにして使っています。
ヤッチ:「居室に居ない時は、たいていあそこのテーブルの前に腰かけてるよな?」
キノコさん:「それが、私が行ったときは、部屋にもどこにも居ないのよ。」
ヤッチ:「トイレか?」
キノコさん:「いいや、トイレにも居ないから、しばらく部屋で待って、それから廊下をキョロキョロしちゃった。」
ヤッチ:「リハビリかなぁ???」
キノコさん:「まさか正月からリハビリなんて施設もやってくれないんじゃないかしら!?そしたらカウンターの方からスーッと誰かが立ってこっちに向かって来たの…。それがおじいちゃんだったのよ。」
ヤッチ:「(大晦日に)調子が悪かったから、施設の人も気を遣って、カウンターのそばに旦那さんを座らせておいたんじゃない!?」
キノコさん:「そうなのかしら…。」
キノコさん、首を傾げながらヤッチの部屋を後にし、自分の部屋に戻って行きました。
日が替わって、今日、お昼過ぎくらいにアルツ君にお年賀を持って、施設に面会に行ってきました。
居室に向かうと確かに、アルツ君、いつもの定位置に居ません。
施設の職員さんの近くのカウンターのそばのテーブルの前に腰かけています。
正月なので、入所者の皆さんも一時帰宅しているのでしょうか。
アルツ君のいるテーブル付近にしか、入所者さんの姿は見当たりません。
アルツ君の方が先にヤッチの姿に気づきます。
アルツ君:「お前、何か用か?」
ヤッチ:「『何か用か?』は無いでしょ?せっかくお年賀を持ってきたのに…。」
アルツ君:「お年賀?金でも持ってきたのか?」
ヤッチ:「旦那さんの大好物といえば…???」
アルツ君:「ボタモチっ!?それじゃあ、部屋にお招きしないと…。」
ヤッチが持参したのはまぎれもなく。ボタモチ…。
恐るべし嗅覚…。
(-_-;)
アルツ君とカウンターそばのテーブルから居室へと移動します。
ヤッチ:「調子はどうなんだい?」
アルツ君:「調子?調子は悪くないぞ!?毎日正月やってるからな。」
ヤッチ:「食欲は?」
アルツ君:「食欲が無かったら、死んでるのと同じじゃないか!?有り過ぎてどこに捨てようか困ってるくらいだ。」
ヤッチ:「救急車に乗ったのは覚えてる?」
アルツ君:「当たり前だよ。何だか天井にイッパイものが載かってたなぁ…。」
ヤッチ:「救急車の中でちゃんと意識が有ったんだ?」
アルツ君:「当たり前さよ~。あんまりゴチャゴチャ天井にものを載せてるから、『ちゃんと自分たちの道具くらい片づけておけっ!!』って叱りつけてやったぐらいだ!!」
いかにも元職人さんらしい物言い…。
さぞかし救急救命士さんも嫌な客を乗せちまったと思ったことでしょう…。
(-_-;)
この日も難なく、ボタモチは完食です。
(-_-;)
ボタモチを食べ終わったアルツ君にヤッチはもうお払い箱…。
(-_-;)
釣った魚にエサをやらないタイプ…。
ヤッチも早目に施設を後にします。
施設の出口に向かう途中、アルツ君を担当して下さっている看護師さんとすれ違います。
ヤッチ:「いつもお世話になっています。今年もよろしくお願いします。先日はお騒がせして申し訳ありませんでした。」
看護師さん:「いえいいえ、こちらこそよろしくお願いします。(大晦日は)大変でしたねえ?」
ヤッチ:「いえいえ、そちらに迷惑が掛かってないと良いのですが…。」
看護師さん:「うちの方は大丈夫ですよ。お父様はいつもと変わらない様子で過ごされている様子ですし…。」
ヤッチ:「また、ご迷惑をおかけすることが有るかもしれませんが、よろしくお願いします。」
看護師さん:「はい。しばらくはこちらも注意深く、見守りさせていただきますね。それより、もう、お帰りですか?」
ヤッチ:「はい、今帰ろうと思っているところですが…。」
看護師さん:「そうですか。いい人ができたみたいですね?」
ヤッチ:「はあ?」
看護師さん:「お父様のことですよ。」
ヤッチ:「はあ?」
看護師さん:「お父様、(施設の中で)ガールフレンドができたみたいですよ!?」
ヤッチ:「も、もしかして、カウンターのところに腰かけている方(入所者さん)ですか…?」
看護師さんがゆっくりうなずきます。
ヤッチ:「それで、いつもと違うところに腰かけてるんですね?」
看護師さん、またしてもニコニコしながら、うなずきます。
看護師さん:「なんだかとても話が合うみたいで、よく話し込んでいらっしゃいますよ。」
ヤッチが来た時に、アルツ君の隣に腰かけていたのは、メガネをかけた御夫人だったような…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
どう、キノコさんに説明したらよいものやら…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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こんばんは。
アルツ君の息子ヤッチです。
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お正月番組もちょっと飽きてきてしまいました。
(-_-;)
昔に比べ、『面白くない』と感じるのはヤッチの年齢のせいでしょうか…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
ちなみにヤッチはウェザーニュースの携帯用のコンテンツを買っているのですが、今朝のメールによれば、今日は『しぶんぎ座流星群』のピークを迎える日なそうな…。
天文にくわしくないので、細かなことはよくわかりませんが、ペルセウス座流星群(8月)、ふたご座流星群(12月)と並ぶ三大流星群の一つだそうです。
今夜(3日)の10時ごろがピークだそうで、北の方角に見えるようです。
たまには夜空を見上げるのも良いかもしれませんねぇ~。
(^^ゞ
流星の数は少なくなりますが、7日ぐらいまでは見ることができるそうなので、今日見逃したら、後日にでも…。
しぶんぎ座流星群の見え方 →
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大晦日に救急搬送されたアルツ君ですが、そんな出来事が有ったのかというほど絶好調(口だけ)であります。
(^_^;)
今日もちょいと面会に行って参りました。
アルツ君の居室に入ると、居室の床が散らかっています。

ヤッチ:「何だって、こんなところに紙パンツを脱ぎ捨ててるんだぁ?」
アルツ君:「脱ぎ捨てたんじゃなくて、勝手に脱げたんだろっ!?」
ヤッチ:「まるで生き物だな!?記念に写真を取っておいてやるよ。」
アルツ君:「記念写真にするくらいなら、お前にやるぞ?欲しいのか?」
ヤッチ:「いらねーよっ!!こんな湿ってちゃ薪にもならないよっ!!」
短期間にやらかしてしまったのでしょうか…。
アルツ君が施設の職員さんに恥ずかしさのあまり、入室を遠慮願ったのだろうということは、予想が付きますが、もし、これが長時間放置されたままだとすれば、やはり今後、施設介護の在り方に課題を残すところでしょうか…。
原因は謎のままですが、多分必死に隠すつもりだったのでしょう…。
椅子の下にも、もう一枚脱ぎ捨ててありました。
(-_-;)
アルツ君が今履いている紙パンツもグッショリだったので、これをアルツ君に取り替えてもらうと、クローゼットの中の紙パンツのストックがゼロに…。
(-_-;)
職員さんにストックを置いてもらうようにお願いしておきました。
施設での序盤戦を終え、ヤッチは居室の椅子に腰をおろし、アルツ君もベッドに腰かけます。
施設に面会に行くと、最近は必ずアルツ君に『ちょこっと日記』に記入してもらうことにしています。
[記事はこちら → ちょこっと日記]
一番下には目標を書く欄を設けていますが、たいていはアルツ君、『ボタモチを腹いっぱい食べたい』とか、『棚からボタモチをナイスキャッチ』、『ボタモチと心中したい』とすべてボタモチがらみのコメントしかもらえないのですが、今日はどういう風の吹きまわしなんでしょう…。
『体操をします。』だなんて、全くひねりの無い、在り来たりな目標を掲げています。
ヤッチ:「なに?今日はボタモチを云々って書かないのか?」
アルツ君:「まあね。新年早々、ボタモチのことを書いたらボタモチに失礼だからな!?」
どういう方程式の上に、この言葉が出て来るのかはわかりませんが、新年を認識していることにちょっと驚き…。
ヮ(゚д゚)ォ!
とりあえず、どういう体操なのかをたずねてみました。
ヤッチ:「体操ってどんな体操をするんだ?」
アルツ君:「体操は体操さ~。」
あまり、深く突っ込んでも無駄だったようです…。
(-_-;)
ヤッチ:「まあ、いいや。そんなに体操したいんなら、体操するか?」
アルツ君:「別にかまいませんよん!!」
屋外は快晴でしたが、風が冷たく、屋外で散歩というわけにはいきません。
ヤッチ:「じゃあこの中(施設の中)でも少し歩いて身体を動かすか?」
アルツ君:「別にかまいませんよん!!」
このところ、ずっと歩いていないアルツ君…。
かといって、救急搬送された直後ですから無理はさせられません。
施設の渡り廊下を通って別棟へ行く100m有るか無いかの極々短い距離を二人でゆっくり歩くことに…。
ヤッチはアルツ君と一緒にゆっくり施設の廊下を歩きはじめます。
ヤッチ:「ところで、この間病院に行ったのを覚えているか?」
アルツ君:「病院?行ったような気もするし、行かなかったような気もするし…。」
ヤッチ:「じゃあ、救急車に乗ったのは?」
アルツ君:「バカっ!!覚えてるに決まってるっ!!あんな乗り心地の悪いのに乗せやがって!!」
アルツ君、救急車に乗った時の記憶はどうやら鮮明のようです。
興奮気味にしゃべり出します。
アルツ君:「お前ね、人が寝ている目の前にいろんな道具を置いてやがるんだから!!」
ヤッチもキノコさんが飲薬の個包装のフィルムを薬と一緒に飲んでしまったときに、救急車に乗ったことが有りますが、確かにアルツ君の言う通り、救急車の天井付近にはたくさんの機材が有ったと記憶しています。
ヤッチ:「いろんな人が乗るわけだから、いろんな機材を揃えて置かないと、すぐに取り出せないからじゃないのか?」
アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ~。自分ですぐに使う道具なら、すぐに使えるように腰に道具はぶら下げておけって言うんだよ!!」
確かに、元植木職人さん、すぐに使う剪定ばさみとのこぎりは腰からぶら下げていましたが…。
(-_-;)
ヤッチ:「今度、救急車に乗るようなことがあったら、ちゃんとしておくように言っておくよ。」
アルツ君:「ああ、そうしろ!!怒鳴りつけてやれっ!!」
ヤッチ:「それはそうと、口とは反対に、あんまり足が上がらないね?」
やはり、ちょっとでも歩行訓練を怠ると、歩行がおぼつかなくなってしまうのでしょうか…。
ヤッチがアルツ君の腕を持って支えていないと、身体が前のめりになって、廊下にヘッドバッドを喰らわせそうになってしまいます。
(-_-;)
アルツ君:「どうも、今日は足の奴がやる気がないみたいだ。」
ヤッチ:「俺が歌ってやろうか?さあ みんな! あたりまえ体操の時間だよ!! あたりまえ体操とはあたりまえのことを体操にした新しい体操だよ!♪右足を出して~、♪左足を出すと~、♪歩けるっ!!」
アルツ君:「♪やる気がないと~、♪歩けないっ!!」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日はアルツ君のところには、キノコさんが面会に行ったようです。
特に調子の悪い様子はなく、キノコさんはアルツ君とお昼過ぎから夕方のすこし暗くなる前まで、時間を共にしてきたようです。
ヤッチが野暮用で出かけていて、自分の部屋のカギを開けようとしているところで、シルバーカーを押すキノコさんの姿が見えてきます。
ヤッチ:「どっか出かけて来たの?買い物かい?」
キノコさん:「うう~ん。今、おじいちゃん(アルツ君)のところに行ってきた帰りよ。」
ヤッチ:「旦那さん(アルツ君)は元気だった?」
キノコさん:「うん。元気だったわよ。だけど、私の帰り際に(施設の職員さんから)耳打ちされちゃった。」
ヤッチ:「んっ?何だって言われたの?」
キノコさん:「おじいちゃんのことなんだけど、最近、ものすごく怒りっぽいらしいのよ。」
ヤッチ:「俺が(面会に)行ったときは、そんな風には見えなかったけどなぁ…。」
キノコさん:「それが穏やかにしてるなぁと思うと急に機嫌が悪くなって怒り出すらしいのよ~。」
アルツ君が認知症になりかけの頃は、かなり怒りぽかったのは記憶していますが、ここ最近はいたって穏やか…。
高齢者虐待防止法で、まだ今居る特別養護老人ホームへの入所が決まっていなかった頃は、かなり情緒不安定だったと思われますが、これは例外的なものと判断しても良いように思えます。
(-_-;)
ヤッチ:「夜中に怒りだしたりするのかねぇ?」
キノコさん:「そこまでは聞かなかったけど、『みんなが居る前で』って言ってたから、昼間の起きている時間帯かしらねえ…???」
ヤッチ:「もしかして、フェルガードを変えたからかぁ?????」
キノコさん:「私にはよくわからないし、『怒りっぽい』って施設の人に言われたって、私がそばに毎日ついてるわけにいかないんだから、どうしようもないじゃないね!?ねえ?」
ヤッチ:「まあ、そりゃそうだよなぁ…。」
キノコさん、施設からの長旅でおくたびれのご様子…。
さっさと自分の部屋の帰ってしまいました。
ヤッチには、アルツ君が怒りっぽいというのに、ちょいと思い当たるところがあります。
先日、施設の職員さんに『フェルガードの在庫が無い』と言われたときに、フェルガードの種類を変えてしまったことです。
(-_-;)
御存知の方も多いと思いますが、フェルガードはアルツ君に飲んでもらっているサプリメント(栄養補助食品)です。
フェルガードの詳細については記事にもさせていただいているので、そちらをご参照くださるようお願いして、ここでは省略させていただきますね。
フェルガード製品の主な成分はフェルラ酸とガーデンアンゼリカ抽出物ですが、アルツ君には、今までフェルガード100Mハーフを1包とフェルガードAを1包飲んでもらっていました。
最初にお断りしておきますが、フェルガードは株式会社グロービアが製造・販売している安全な成分からつくられた栄養補助食品(健康食品・サプリメント)です。
この今までアルツ君に飲んでもらっていたフェルガードAはサプリに含まれるアシュワガンダという成分が今年の1月23日に医薬品に該当することになったため、サプリとして販売することができなくなり、販売中止が決まっています。
そして、ヤッチが注文を出した時には、株式会社グロービアにはすでに在庫がありませんでした。
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代替の製品を探さないといけないことになり、頼んだのがNewフェルガードです。
フェルガードAにはガーデンアンゼリカ抽出物は含まれていませんが、Newフェルガードにはガーデンアンゼリカ抽出物が1包あたり100mg含まれています。
- フェルガード比較表(pdfファイル)
各種フェルガード製品の主要成分とその配合量を表形式にしたものです。
フューチャーホン(ガラケー)をお使いの方でも機種によっては読み込めると思います。
表のみですので、試算する機能は有りません。 - フェルガード比較表(Excelファイル~xlsx形式)
Excel2010の保存ファイルです。
試算する機能と栄養成分表示の比較表が含まれています。 - フェルガード比較表(Excelファイル~xls形式)
Excel97~2003の保存ファイルです。
上記のxlsx(Excel2010)形式のファイルをダウンロードできない方はこちらをお試しください。
内容はxlsx形式のものと変わりありません。
試算する機能と栄養成分表示の比較表が含まれています。
追記 2014/04/04
消費税率が5%から8%に変更になったため、新しいファイルに差し替えました。
すでにファイルをダウンロードされた方で、最新の情報を入手したい方は再ダウンロード下さるようお願い申し上げます。
ガーデンアンゼリカ抽出物はアルツ君のようにレビー小体型認知症も持っていて、しかも薬剤に過敏に反応してしまう薬剤過敏性の人には、時として、ガーデンアンゼリカ抽出物の量が多いと、興奮であるとか、下痢、怒りっぽくなるということがあるようなのです。
(-_-;)
もう一つアルツ君に飲んでもらっているフェルガード100Mハーフはフェルガード製品の中ではガーデンアンゼリカ抽出物の少ないタイプで1包に含まれる量は10mgです。
ガーデンアンゼリカ抽出物について、アルツ君が一日に摂取した量は合計で10mgだったのに、Newフェルガードに変更したことで、一日に摂取する量は110mgになってしまったわけですから、その差は歴然…。
(-_-;)
もしかしたら、アルツ君の興奮の原因はこのフェルガード製品の選択ミスによるものかもしれませんねぇ…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
だったら、フェルガードそのものをやめちまえばいいじゃないかという声もあるかもしれません。
でも、アルツ君がレビー小体型認知症だの、進行性核上性麻痺の疑いだのと診断を受けてから、さほど症状が進行しているようには思えません。
ヤッチは、フェルガードをアルツ君が飲んでいるから、進行に歯止めがかかっていると考えるわけです。
もちろん、これは勝手な思い込みかもしれません。
(-_-;)
でも、今はアルツ君、アリセプトやメマリーといった認知症の薬を飲んでいないので、何も飲んでもらわないで、ほったらかしにするのもどうかと思うわけで…。
なかなか、この辺りの判断がとても難しいです…。
(-_-;)
キノコさんと別れた後、姉にさっそく電話をしました。
ヤッチ:「今日は旦那さんの所に行く?」
姉:「これから行こうと思ってたところだけど?」
ヤッチ:「今、キノコさんから聞いたんだけど、旦那さんが最近どうも怒りっぽいらしいんだ?」
姉:「うん、私も(施設の人から)聞いた…。」
ヤッチ:「で、この間、フェルガードAが無かったから、Newフェルガードに変えたじゃん?」
姉:「うん…。」
ヤッチ:「今までのフェルガードAはガーデンアンゼリカが入ってなかったんだけど、今度のNewフェルガードはガーデンアンゼリカが入ってるんだぁ。」
姉:「(ガーデンアンゼリカが)入ってるとどうなの?」
ヤッチ:「人によって、マックスの量があってそれを超えると興奮したり、怒りっぽくなったりすることもあるんだよね?前にも(Newフェルガードを)飲んでもらっていた期間は有るんだけどね!?」
姉:「じゃあ、どうする?」
ヤッチ:「ちょっともったいないけど、今飲んでるNewフェルガードをやめてもらうよう、施設の看護師さんにお願いしたらどうかね?」
姉:「もう一つの100Mハーフの方はどうするの?」
ヤッチ:「Newフェルガードだけストップして、それで怒りっぽいのがおさまれば、Newフェルガードが当たりだってわかるじゃん!?両方ストップしちゃうとどっちが白でどっちが黒かなのかもわからなくなっちゃうから、100Mハーフはそのままでいいと思うんだ。」
姉:「じゃあ、100Mハーフ1包だけを飲んでもらうってこと?」
ヤッチ:「そう。それでしばらく様子をみるしかないんじゃないかい?」
姉:「その方がいいかもね…。」
ヤッチ:「それで、怒りっぽいのがおさまらないなら、フェルガードのせいじゃなく、別の原因ってことになるじゃないかなあ…???」
姉:「わかった。それじゃあ、施設の看護師さんに頼んでみるよ。」
ヤッチ:「すんませんねえ…。家に旦那さんが居る時と違って、施設に旦那さんが居ると細かいとこまでみれないけど、看護師さんに注意深く様子をみてもらうしかなないよね。」
姉:「ふ~ん…。年末年始といろいろ(事件が)あるわねぇ…。私もシンクの角に足の指ぶつけて、ケガしっちゃったぁ…。」
ヤッチ:「大丈夫なのか?」
姉:「大丈夫だけどね!?ぶつけた時、ポンと何か飛んだと思ったら、私の足の爪…。それから血がドバっと…。仕方ないから病院に行ってきたわよ!!靴が履けない…。」
足の爪が飛ぶほどって…。
どういう足の運びをしたら、足の爪が飛ぶんでしょうか…。
お姉さま、
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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キーワード検索 : 薬剤過敏 フェルガード ガーデンアンゼリカ レビー小体型認知症 進行性核上性麻痺 アリセプト メマリー
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