アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。

ベランダでトマトの栽培

2012/08/11 (土)  カテゴリー: 切り花や植物の話
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

ヤッチの住んでいるアパートの部屋は2階建ての1階です。

物件巡りをしたとき、ここのアパートは2階の部屋にも空き部屋が有ったのですが、部屋の間取りは全く同じなのに、2階は1階に比べるとベランダが少し狭かったんです。

それで同じ家賃なら1階にしようということで1階をチョイス。

目の前が駐車場なので陽当たりも良好です。

ならば、家庭菜園でもやろうかと今年の春先にトマトの苗を購入してプランターで栽培してみました。

以前アルツ君が借りていた老人農園のようには面積が無いので、たくさんの苗は植えられません。

(つд⊂)エーン

それに下がコンクリートなので、照り返しも強く、上手く育つ保証が無かったので今年はミニトマトの苗を一株と中玉のフルーツトマトを一株ずつ購入して栽培してみることにしました。

陽当たりが良すぎて、夏の暑さでダメになってしまうかもしれないと思ったのですが、なかなかいい感じに育ってくれるじゃないですか。

ワァ──o(。´・∀・`。)o──ィ♪

まんまるの形のがフルティカという中玉トマト。

どんぐりの様なレモン型のちょっと変わった形をしているのがミニトマトのアイコです。

furutica001.jpg
[フルーツトマト~フルティカ]

aiko001.jpg
[ミニトマト~アイコ]

aiko002.jpg
[ミニトマト~アイコ]

aikofurutica001.jpg


今年の栽培方法のコンセプトは『スパルタ』です。

他の植物を栽培する時も同じことが言えますが、いざ育て始めると、ついついお水を頻繁に与えすぎてしまいます。

元々トマトの原産は南米アンデスの高地だとか…。

実際に行ったことは有りませんが、標高3000メートルくらいの乾いた空気と砂漠の塩分が多いような土壌が原産地なんだそうです。

一見、トマトの葉は柔らかいので、乾燥に弱いのかと思いきや、かなりの乾燥に耐えるんですね。

ならば、極力水分を控えて栽培してやれば、旨み成分が凝縮して甘さも増すはず…。

そんなわけで、今年はできるだけ水を与えずに、乾燥気味にして育ててみました。

土がカサカサになるまで水を与えず、時には苗が少しぐったりするような時も…。

それでも限界ギリギリまで水を与えず、かなりトマトには過酷とも思える条件で育ててみました。

また、トマトは実ってきたころに雨が当たったりすると、実が割れてしまうことが有りますが、このベランダは1階なのでひさしが有り、雨よけもバッチリ。

地面がコンクリートということを除けば、トマト栽培には適した環境かもしれませんね~。

もう一つの工夫はプランターの底に敷き詰める目の粗い石(土)。

水はけを良くするために使用します。

鉢植えにしてもプランターにしても水はけを良くすると、植物の成長が格段に違ってきます。

最近では鉢底の土(鉢底土)として売られていますが、苗を植え付ける用土とは別に鉢底に砂利(軽石が主)のようなものを敷き詰めます。

でもこの鉢底の土…。

植物が枯れてしまって次に何かを植えようかと鉢をひっくり返すと、用土とこの鉢底の土が混ざってしまって、気持ちよく残っている用土を使うことができません。

そこで今回はあらかじめ、シンクの排水溝のネットにこの鉢底の土を先に入れてしまって、これをプランターの底に敷き詰めるということをやってみました。

用土と鉢底の土がまじりあわないからです。

中身が飛び出さなければ、どんなものでも構わないと思います。

こうすれば、また来年などに、残っている用土を有効活用しようと、プランターをひっくり返した時に面倒な選別をしないで済みます。

(追記:最近では、鉢底の土がネット等に入ったものも販売されているようです。)



春先に購入した苗が順調に育ち、途中病気になることも無く、虫がつくことも無く、全くの無農薬で育てることができました。

余談ですが、トマトと一緒にお酒を飲むと悪酔いしないんだとか…。

ヤッチはお酒を飲まないので関係ありませんが、トマトは血中のアルコールの濃度を下げる効果があるんだとか…。

だからと言って、がぶ飲みは禁物ですよ~。

このトマト、7月辺りから獲れはじめ、今はもう収穫の最盛期は越えていますが、まだいくつかは獲れそうな感じです。

で、肝心な味は?

まずは、フルティカ。

フルーツトマトのフルティカは中玉トマトだそうですが、ミニトマトを少し大きくしたくらいの大きさです。

このトマト糖度が高いことで有名なフルーツトマト。

獲れたトマトもやはり糖度が高く、甘いです。

このトマトを食べた後に市販のトマトを食べると少し酸っぱく感じます。

もちろんトマト本来の酸味や土の香りも有ります。

ミニトマトのアイコの方も、やはり無農薬で育てることができました。

このアイコという品種、スーパーなどでも売られていいますが、結構よい値段が付いています。

トマトぽくない形が珍しいので人気が有るのかな!?

味は普通のミニトマトに比べると甘く、ジューシーですが、ちょっとヤッチには皮が固いようにも思えます。

作り方が悪かったのかなぁ…。

(-_-;)

いずれにしても、ベランダで植物が育つことが分かったので、来年はもっと難しいものでも挑戦してみますかぁ…。

マスクメロンなんてどうなんですかねえ…。


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2012/08/11 | コメント (10) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

成年後見制度~その3

2012/08/15 (水)  カテゴリー: 成年後見制度
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

何度かこのブログの中で話題にしてきた成年後見制度ですが、家庭裁判所から届いた照会書は8月の13日までに返送しなくてはならなかったので、先週照会書に意見を書いて返送しました。

繰り返しになりますが、家庭裁判所から届いた照会書は以下のようなものです。

照会書

 このたび、申立人 東京都○○区長さん から △△(アルツ君の名前)さん を本人とする後見開始の審判の申立てがありました。
 この申し立てについて、あなたからご意見をお聞きし、審理の参考にしたいと思いますので、この書類の枠内の事項に回答の上、8月13日までに返送してください。(記入欄が不足する場合は、適宜用紙を追加してください。)期限内に返送がない場合は、ご意見等は特にないものとして審理が進行します。ご意見等が有る場合は、必ず期限内に返送してください
 成年後見制度については、同封の「成年後見制度とは」をご覧下さい。

  1. ご本人について後見を開始することについて、あなたのご意見はいかがですか。
    なお、この質問は、ご本人の判断能力に関するものです。後見人に誰を選任するかについてのご意見は、次の質問(質問2)でご回答ください。
     □賛成である
     □反対である
    • 【後見を開始することに反対である理由】
       □後見を開始するほど判断能力は低下していない
       □次のとおり


  2. 申立人は、成年後見人候補者を ○○司法書士(司法書士の名前) としています。後見人の人選について、あなたのご意見はいかがですか。
     □申立ての通り、成年後見人候補者が選任されることに賛成する
     □申立人と利害関係のない第三者の専門職が選任されることを希望する
     □家庭裁判所に一任する
     □次のとおり

  3. ご本人の生活状況について、お書き下さい。
     □病院、老人ホーム等の施設で生活している
    • 病院名又は施設名:
      所在地:

     □自宅又は親族宅で生活している
    •  □介護サービスを受けている
       □親族が介護している(介護者:      )
       □介護は受けていない

     □分からない
     □次のとおり


  4. ご本人の財産のうち、あなたが管理されている財産がある場合はお書きください。
    (例)預貯金(金融機関名、残高など)、現金、株式その他の金融資産(証券会社名など)等
     □管理している財産はない
     □次のとおり



  5. その他ご意見がある場合はお書きください。





    以上、回答します。

平成  年  月  日
住所:
氏名:
電話(昼間の連絡先):

※ この書面お送りした以降、原則として、家庭裁判所からの通知等は有りません。

[家庭裁判所の文章を一部抜粋して引用]

結局、1のアルツ君の後見を開始することについて…。

後見人をつける事そのものについては、反対ではないので、「賛成である」にチェックを入れました。

2の区が成年後見人候補者を名指しで司法書士としていることについては、「申立人と利害関係のない第三者の専門職が選任されることを希望する」にしました。

成年後見開始の審判の申立ては名義上は区長ですが、実質高齢者相談センターがその申立てを行っているわけで、因縁のある高齢者相談センターの息のかかった人間がなるのは好ましくないというヤッチの少しねじ曲がった感情論が正直そこにあります。

(^_^;)

3のアルツ君の生活の場所ですが、当然特別養護老人ホームであり、4のアルツ君の財産の管理は、ヤッチをはじめ、家族・親戚もアルツ君の財産を管理している人間はいません。

というより、アルツ君に財産と呼べるようなものは無く、有るとすれば、アルツ君に支給されている老齢厚生年金&老齢基礎年金くらいなでしょうか…。

この年金でアルツ君の特別養護老人ホームの費用を賄っているわけで、年金の振り込まれる口座は現在、高齢者相談センターが管理しています。

5の「その他ご意見がある場合はお書きください。」のところに、スペースはあまり有りませんでしたが、ヤッチの意見を書いておきました。

ヤッチの意見:
父が現在の施設に入所する前は借家住まいでしたが、この借家には滞納家賃が有ります。現在は貸主である大家さんから請求は無いようですが、借主である父にいずれ請求が来れば、その請求額は司法書士さんの訴訟代理(140万円)の範囲を超えるような金額になると思います。
話し合いによる解決の任意整理では追いつかず、自己破産を視野に入れなければならない状況になることが予想されます。
ならば、後見人には司法書士さんよりも最初から弁護士さんがなる方が良いのではと考えます。
以上のように、金銭管理についてだけならば、専門職がなるのが妥当かもしれません。
しかし、後見人が本人の精神的な支えとなってあげることも重要なことだと思います。
私自身は、介護を含め、生活全般について面倒をみれる姉(長女)が後見人になるのが、より望ましいと考えています。


別紙に書いてもよかったのですが、あえて狭いスペースに小さな文字でギッチリ書き込んでしまいました。

(^^ゞ

で、このことについて、高齢者相談センターから姉に電話が入ったようです。

そう…。

別に口裏を合わせたつもりはないんですが、家庭裁判所から送られてきた照会書にキノコさんをはじめとする家族がみな司法書士が選任されることに反対意見を書いて出したようなのです。

それが家庭裁判所から高齢者相談センターの耳に入ったようです。

高齢者相談センターは姉に「言葉が足りなかった」と謝罪の言葉を言い、弁護士さんが選任されると、後見が始まった後の報酬が司法書士さんより高いということを説明したそうです。

ヤッチが電話に出ていれば、詳細を聞いていたですけどね…。

(-_-;)

いったい依頼ないし、選任されるといくら位の報酬を支払わなければならないのか、司法書士さんと弁護士さんとではいくら位の報酬の差があるのか…。

当然、報酬はアルツ君の年金でもって充当されるわけですから、額が大きければアルツ君のフトコロ事情は悪くなります。

ヤッチが折り返して電話をかけたいところですが、また問題を起こしてしまう結果になるので踏みとどまることに…。

(つд⊂)エーン

そのかわり、ネットでちょいと調べてみました。

成年後見制度にかかる費用は申立てにかかる費用と後見人が選任された後にその後見人に支払う報酬とに分けて考えないといけないみたいですね。

で、気になる金額は?

それがどうもケースバイケースでハッキリした数字はわかりません…。

(-_-;)

ただ、アルツ家の場合は、区長が申立てをしているのでその費用は区長が立て替え、本人に資力が有る場合は求償するよう(?)です。

でも「資力が有る場合」というのがどの程度で資力が有ると判断されるのかが分からないのでイマイチ実際の金額というのがわかりません。

(-_-;)

もしかすると、申立ての費用は申立て人である区長の負担で、これについての費用はアルツ君が払う必要はないんじゃないかなんて、ちょっと楽観的な考え方も出てきたりして…。

(^^ゞ

また、後見人に対する報酬も家庭裁判所が本人の収入、預貯金などを考慮して家庭裁判所が決定することとされているため、絶対額というのが事前にはわからないようです。

ただ、この後見人の報酬についてはおおむね月額2~3万円というのが相場なようです。

でもでも正直、これについても自信が有りません。

(-_-;)

[参考]


どうも姉の話からすると、高齢者相談センターはこういった費用面の事より自分の立てた候補者である司法書士さんを認めて欲しいというニュアンスです。

もし、アルツ君が抱えている多額の滞納家賃を請求されて、司法書士さんでは手に負えなくなっても、改めて司法書士さんから弁護士に依頼するということも頭に入れているというのです。

いずれにしても、申立人は区長(高齢者相談センター)であって、アルツ家の誰かが申立てをしているわけでもないので、このままだと、高齢者相談センターが押している司法書士さんに後見人が決まりそうな雰囲気です。

(-_-;)

だいたい今アルツ君がいる特別養護老人ホームに月々いくら掛かっていて、今までにいくらの出費が有ったのか、高齢者相談センターもそろそろ教えてくれてもよさそうなものだが…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2012/08/15 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

フェルガードは何の薬?

2012/08/18 (土)  カテゴリー: フェルガード
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

先日、アルツ君がお世話になっている特別養護老人ホームの職員さんからアルツ君が飲んでいるフェルガードがそろそろ無くなりそうだということで声をかけられました。

このフェルガードですが、ご家族に認知症の方がいらして、介護をされている方なら、大抵の方は御存知だと思いますが、口コミで広まったサプリメントです。

[関連記事:フェルガードの種類と購入方法]

我が父アルツ君にも去年から飲んでもらっているのですが、最近はアルツ君が施設に入所してしまったために、ヤッチが購入して、それを施設に届け、施設の看護師さんがアルツ君に飲ませるという形を取っています。

切らしてしまっては大変だということで早速注文を出し、フェルガードが届いたので早速面会をかねて施設に持って行きました。

フェルガードの効果ですが、進行性核上性麻痺の疑いありと診断されてから、さほど病状が進行していないようにも思えるので、もしかすると認知症だけでなく、進行性核上性麻痺にも一定の効果があるのでは!?なんて思っているところです。(正直よくわかりません…。)


(^^ゞ

で、職員さんにフェルガードを手渡し、アルツ君の部屋に向かうと、アルツ君ベッドの上でこっちにお尻を向けてお昼寝中です。

^_^;

起こしちゃかわいそうかなと思ったので、アルツ君の部屋に届けられていた乾いた洗濯物をクローゼットにしまって帰ろうかなと思ったその瞬間、

アルツ君:「なんだ!?お前か!!泥棒が入ったと思ったぞ。」

ヤッチ:「こんな何回もショウベンをこぼしたズボンを盗んだってなんの価値もないよ。」

アルツ君:「バカ言え!!色が着いてる分高いんだぞ。」

ヤッチ:「まあ、いいや。暑い盛りだから夏バテしないように少し昼寝してろよ。俺はすぐ帰るから…。」

アルツ君:「あん…。」

アルツ君、再びお尻を向けて寝入ってしまいました。

ヤッチは相変わらず施設でも、まき散らかしているアルツ君の部屋のトイレを拭き掃除して帰ることに…。

施設のトイレはドアではなく、カーテン一枚で仕切られているだけです。

トイレ掃除を終え、カーテンを開けると、そのカーテンを開ける音で再びアルツ君が目を覚ましてしまいました。

アルツ君:「なんだ!?お前か!!泥棒が入ったと思ったぞ。」

ヤッチ:「おいおい。さっきも同じセリフ聞いたぞ。」

アルツ君:「いつ来たんだ?」

ヤッチ:「さっき、俺と話しをしたよね?」

アルツ君:「そうだっけ?夢じゃなかったのか?」

ヤッチ:「おいおい、夢と現実の区別もつかないのかい?そろそろ三途の川を渡る日も近いな。」

アルツ君:「縁起でもないことを言うなっ。あっ!?そう言えばばあさん(キノコさん)は川だか湖に行っているのか?」

ヤッチ:「はあ?湖?湖になんて行かないよ。今日は暑いから家の中に居るよ。」

アルツ君ですが、キノコさんが川のそばにアパートを借りて住んでいるということをどうも変な風にインプットしてしまっている様子で、「川の方に仕事に行ったのか?」とか「湖に行ったのか?」とか「山の方に住んでいるのか?」と言ってきます。

アルツ君:「そうか…。家に男でも連れ込んでるんだろ?」

ヤッチ:「何で八十いくつのばあさんが男を連れ込むんだ?」

アルツ君:「わかるもんか!!俺がいない隙にあのババアの事だから何をするかわかったもんじゃないっ。」

ヤッチ:「そのババアが胸にナンを二つぶら下げて男を連れ込むと思うかぁ???」

アルツ君:「まあ、それもそうだな…。」

最近施設に面会に行くと、ほとんどこの会話の繰り返しです…。

(-_-;)

放っておけばエンドレスに繰り返されます…。

(-_-;)

ヤッチ:「そうは言うものの、昨日そのババアが面会に来た時に『帰るな!!』って泣いたらしいじゃないか?ばあさんに『様子を見てきて』って言われて来たんだぞ。」

アルツ君:「誰っ?俺がか?バカ言え!!俺が泣くわけないだろっ。」

ヤッチ:「でも、ばあさんはそう言ってたぞ。ビービー泣きながら、帰るなってばあさんの腕を引っ張ったらしいな!?ばあさん、今日は腕にアザができて、湿布薬貼ってたぞ。」

アルツ君:「ウソつけ!!俺がそんなことするわけないだろう!?どうせ男でも連れ込んだだろ!?」

ヤッチ:「またそっちかいっ。」

施設の職員さんの話だと、家に帰りたいとホームシックにかかったり、さびしがるのは男性の入所者が多いんだそうです。

アルツ君もその例外ではないようです。

女性の方が気丈にできているんですかねえ…。

(^^ゞ

誰かが面会にでも来ないと、外に散歩にも行けないので、確かに窮屈な思いをさせてしまっているかもしれません。

(-_-;)

ヤッチ:「とにかく、ばあさんは日曜日あたりにここへまた来るだろうから、それまで少し辛抱だな!?」

アルツ君:「ふんっ。別に…。」

ヤッチ:「別に来なくてもいいのかい?」

アルツ君:「そういうわけじゃないけどさ…。」

ヤッチ:「じゃあ、もっと素直にならないとな!?」

アルツ君:「お前に説教は受けたくありませんね~。」

アルツ君と施設での話題はここ最近はほとんどキノコさんの話題ばかり…。

アルツ君は覚えていないから新鮮ですが、こっちは少々飽き飽きしています…。

(・・;)

一応、アルツ君は落ち着きを取り戻しているので、施設を後にすることにしました。

ヤッチ:「夕方あたりにお嬢さん(姉のこと)が来るだろうから、それまで昼寝だな?」

アルツ君:「あいよ…。ご苦労さん。ありがとな。」

この日はこんな感じでアルツ君の面会は終わりましたが、今日もキノコさんが少し心配になって、アルツ君のところに行ったそうです。

キノコさんが面会から帰って来て、ヤッチの部屋に現れます。

ヤッチ:「どうした?今日も泣かれたのかい?」

キノコさん:「いや。今日は元気だったわよ。それより、あんた、昨日薬(フェルガードのこと)を持って行ったの?」

ヤッチ:「ああ、もって行ったよ。なんか有ったかい?」

キノコさん:「いや。ちょうど看護師さんがその薬を持って来て、おじいちゃん(アルツ君)に飲むように言ったのよ。」

ヤッチ:「それで?」

キノコさん:「おじいちゃんたら、『こんな薬はやめちまえっ!!』って看護師さんに向かって大きな声を上げたのよ。」

ヤッチ:「ふーん、それで?」

キノコさん:「『こんな薬飲んだって、ちっとも俺の髪は増えて来ないぞっ!!』だって…。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2012/08/18 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

ウチくる!?

2012/08/22 (水)  カテゴリー: アルツ君
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

先日、アルツ君が入所している特養(特別養護老人ホーム)でアルツ君の今後について、施設と家族との間で相談会が有りました。

アルツ君がこの施設に入所して、ちょうど3ヶ月ということで今後の事について話し合いをしたいという施設側の提案です。

高齢者相談センター(地域包括支援センター)も同席です。

この相談会のようなものについては、また改めて記事にしたいと思いますが、まあそんなに大した内容でもなかったので、あんまり期待しないでくださいね。

(^^ゞ

で、この相談の後、施設の許可を得て、アルツ君を外食に連れて行こうということになりました。

相談の席には姉とヤッチが着いたのですが、この日はキノコさんもアルツ君のところへ面会に来ています。

おそらく、兄を除いて家族が一堂に会し、食事を一緒にとるなんていうことは、アルツ君が保護されてから一度も無かったんじゃないかな!?

(^^ゞ

アルツ君が保護されたのが2月の事ですから、約半年ぶりの事です。

ワァ──o(。´・∀・`。)o──ィ♪

食事の場所は、近くに気の利いたところが無かったのですが、アルツ君がかろうじて歩いて行けそうなところに『華屋与兵衛』がありました。

関東圏に多いのかな!?

和食のファミリーレストランです。

万が一歩けなくなったときのことを考え、施設に無理を言って車椅子を借りてしまいました。

施設の職員さんとの相談が終わり、姉とアルツ君の部屋に向かいます。

アルツ君とキノコさんが何か話をしています。

キノコさん:「なんで、私が湖に住んでるの?湖になんか住んでないわよ。」

アルツ君:「そうかあぁ~??確か俺は山奥の湖って聞いたんだがなぁ…。」

キノコさん:「どっかで聞き違えたのよ。山なんてどこにもないわよ。それに川のそばを湖と勘違いしているんじゃないの?」

相変わらず、いつもの話を繰り返しているようです…。

(-_-;)

姉が部屋に入ると、二人の話をぶった切ります。

姉:「はいっ!!行くよ!!」

アルツ君:「『行くよ』ってどこへ?」

姉:「華屋与兵衛!!」

アルツ君:「なんだ?『はなやよへい』って?」

姉:「ご飯を食べるところ!!」

アルツ君:「メシはここで食うんじゃないのか?」

姉:「今日はここで食べないで、外で食べるの!!」

アルツ君:「その土左衛門とかいうところで食うのか?」

姉:「土左衛門!?華屋与兵衛でしょ?」

相変わらず言葉尻を捉えて奇妙な誤変換しちゃってる技は衰えていない様子で、マイクロソフトに送信したくなる感は否めませんが、姉の前ではバッサリです。

アルツ君:「まあ、なんでもいいや。今日はそこで食うのか?」

姉:「そうだよ。」

アルツ君:「歩いて行くのか?」

姉:「そうだよ。途中で歩けなくなってもいいように、車椅子を借りてるから…。」

少々余談ですが、『あるけなくなっても』とキーボードを打つと『有る毛無くなっても』と変換されるのは、ヤッチのパソコンのヤッチに対する嫌がらせでしょうか…。

(-_-;)

アルツ君:「その土左衛門は遠いのか?」

姉:「だから土左衛門じゃないって…。すぐ近くだよ。歩いて5~6分かしら…。」

アルツ君:「じゃあ、車椅子なんて要らないじゃないか!?俺はいらないぞ。」

姉:「そんなこと言ったって、ここ最近、そのくらいの距離も歩いたことないんだから、持って行けば安心でしょ!!」

アルツ君:「まあな…。俺は要らないけどばあさんが乗って行けば?」

姉:「そうだ!!パパがママを車椅子に乗せて押してあげなさいよ!!」

アルツ君:「ああ~あ…。余計なこと言っちゃった…。」

キノコさん:「あんたが押して大丈夫かしら?」

アルツ君:「大丈夫だよ。死ぬときはお前が先だから。」

キノコさん:「まあ!!どうでもいいけど、転ばないでよ。」

アルツ君:「心配ないって!!転ばぬ先のばあさんってな!?」

キノコさん:「まあ!!」

あーだのこーだの言っておりますが、二人ともまんざらでもないご様子…。

興味のある方はラブラブのツーショットなんぞを載せておきますので…。

(^_^;)

2012_08_20_0333.jpg
♪ラブラブツーショット01♪

2012_08_20_02.jpg
♪ラブラブツーショット02♪

とまあ、この日のアルツ君はよほど外に出られるのがうれしかったのか、とても饒舌です。

終いにはキノコさんに『うるさい!!少し黙りなさい!!』と言われる始末…。

^_^;

アルツ君とキノコさんとで、タッチ交代しながら車椅子を押したり、乗ったりして華屋与兵衛に到着です。

アルツ君:「ここが土左衛門!?」

姉:「だから…。まあ、いいや。来たことあるでしょ?」

アルツ君:「ここはウチのすぐそばじゃないかよ!?」

姉:「えっ!?わかるんだっ!?そうだよ!!前住んでいた家のすぐそばだよ。」

調子が良いのかアルツ君の記憶がよみがえりました。

最近はすぐ前まで住んでいた家まで忘れてしまっていたので、これには一同驚きです。

アルツ君:「お前ね、バカにしちゃいけないよ。俺だってそんなにボケてやしないんだから…。」

人間の記憶というものは視覚的要素が加わると、より一層よみがえりやすくなるのかもしれません。

また、適度な会話も認知症の改善にはプラスに働くかもしれません。

夕方とはいえ、この日も暑かったので、早目に店に入ります。

姉:「パパは何を食べるの?」

アルツ君:「何がいいかねえ…。俺は嫌いなものが無いから選ぶのに困っちゃうよ。」

姉:「よくメニューを見なくて選べるね?」

アルツ君:「はは~んだ!!俺は何だって食うぞ。ばあさんも美味いもん食っとけ。」

結局、刺身やら天ぷらやら少しずつ載った『○○御膳』を二人はチョイス。

まだ、早い時間だったので、店内にお客さんはまばらで、注文したものがすぐに運ばれてきました。

アルツ君:「へー。こんなにいろいろくっ付いてくるのかよ!?ばあさん、お前の方が美味そうだな?」

キノコさん:「何でよ。あんたと同じものよ!!」

アルツ君:「そうかあ!?お前の方が美味そうに見えるのは俺だけか?」

キノコさん:「何なら取り替えてあげるわよ?」

アルツ君:「まま、そう言わずに…。食べなさいよ。それにしてもこんなに食ったら大変だな。死んじゃうかもしれないぞ!?」

ヤッチ:「じゃあ、そうすればぁ?」

アルツ君:「お前はまた俺を殺したがってるなぁ?」

ヤッチ:「『また』って何だよ?『いつも』の間違いじゃないのか?」

アルツ君:「勝手にしろいっ!!それにしても、ばあさん、いつ死んでもいいようにイッパイ食っておけよ。冥土の土産に…。」

ヤッチ:「旦那さんの場合は、冥土じゃなくて地獄だな…。」

アルツ君:「うるさいっ!!それにしてもばあさんはどっかから来てるんだ?湖か?」

キノコさん:「またその話ぃ?湖じゃないってば!!この先をもう少し歩いて行ったところよっ。」

アルツ君:「一人で住んでるのか?」

キノコさん:「そうよ。アパートで一人よ。」

アルツ君:「ホントかあ…???男を連れ込んでるんじゃないのかぁ…???」

キノコさん:「なんでいつもそうなっちゃうのよっ?あんたと私は同じ歳よ?」

アルツ君:「男を連れ込むには歳は関係ないからな!?」

姉:「パパがそんなにママの事を疑うなら、ご飯食べ終わったら、ママのアパートに行ってみようよ!!そうすれば納得するでしょ?」

御存知のように、アルツ君は施設に入ったままだったので、キノコさんが引越ししたことを話しに聞いてはいましたが、実際に見てはいません。

アルツ君にとっては想像の世界なのです。

しかも変な風にインプットされてしまっているので、キノコさんに男と同棲疑惑まで発展してしまっています。

アルツ君:「行ったってしようがないよ~。」

姉:「何で?行ったことも見たことも無いんでしょ?」

アルツ君:「男か!?そりゃあ無いさ…。」

姉:「そうじゃないよ!!アパート!!行って確かめようよ!!」

車椅子を借りたのを良い事に姉はアルツ君が乗った車椅子をヤッチに押させようという魂胆です…。

(-_-;)

行くのは構わないのですが、キノコさんのアパートまで行ってアルツ君を施設に送り届け、また施設から自分の家に帰ることを考えるとかなりハードです…。

(つд⊂)エーン

しかもキノコさんの住むアパートはヤッチのアパートと隣り合わせですから、余計にこのことが邪魔します…。

(つд⊂)エーン

結局キノコさんのアパートに行くということは、一旦ヤッチの家に帰るということと変わらないのです…。

(・。・;

もちろん姉の決定に逆らえる人間はいないので、キノコさんの家を見学しに行くことに決定です。

キノコさんは自分が持ってきたシルバーカーを押してそのまま直帰です。

距離にすると2kmは有りませんが、年寄りが歩くには相当きつい距離です。

ましてや夏場の炎天下のアスファルトの路面を想像すると…。

(゚∀゚ ;)タラー

キノコさんが先頭を行き、その後にアルツ君の乗った車椅子が続きます。

日も傾いて、少し秋を彷彿させる風が時より首筋辺りを撫でていきます。

姉:「ママは、週に2、3回はこんなに遠い距離をパパのために歩いてくるんだよ!!すごいと思わない?」

アルツ君:「そうだなぁ…。」

姉:「歩くのだって、前より早くなったと思わない?やっぱり訓練してるからよ!!パパも頑張って歩きなよ?」

アルツ君:「そうだなぁ、俺よりうんと若いなぁ…。」

姉:「パパと同じ年の生まれだよ。昭和3年だよ。」

アルツ君:「そうだなぁ…。ますます怪しいなぁ。」

姉:「またその話っ!?」

アルツ君:「へへーんだ。」

姉:「まあ、行ってみればわかるよ。男なんて連れ込める環境じゃないんだから。」

20分から30分くらい歩いたでしょうか、ようやくキノコさんのアパートの前に到着です。

キノコさんの部屋へはヤッチの部屋の前を通らないと到着しません。

ヤッチ:「ここが俺の部屋だよ。お宅の奥さんの部屋が見える距離だぞ。俺の部屋も覗いて行くか?」

アルツ君:「お前の部屋なんか見たってしようがないっ。それよりばあさんの部屋はどこだ?」

ヤッチ:「この奥だよ。」

車椅子を押し、キノコさんの部屋の前につけます。

アルツ君:「湖なんてどこにもないじゃないか?」

キノコさん:「だから最初からそんなところじゃないって言ったじゃない。」

キノコさんが部屋のカギを開けながらアルツ君にやや強めの口調で言い放ちます。

キノコさん:「ほら?ここが私の部屋よ。どうぞお上がんなさい。」

アルツ君、車椅子を降り、興味津々で部屋を覗き込みます。

アルツ君:「上がってもいいのか?」

キノコさん:「どうぞ~。あんたの家のようなものなんだから、遠慮なんかいらないわよ。」

アルツ君、靴を脱いでキノコさんの部屋に上がり込みます。

アルツ君:「ずいぶん狭いね~。俺の部屋の方がよっぽど広いじゃんかよ。」

キノコさん:「そうよ。あんたなんか料理も洗濯もしないんだから、こんな洗濯機だって部屋に無いでしょ?」

アルツ君:「そうだなぁ…。」

キノコさん:「ベッドだってあんたのより小さいでしょ?」

アルツ君:「そうだなあ…。で、ここに男は何人来たんだ?」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

[追記]
記事中の画像が時々表示されなくなってしまうようです。
原因を調べていますが、まだわからずじまい…。
(-_-;)
画像が表示されない場合はお手数ですが、コメント欄で知らせていただけるとありがたいです。
m(__)m

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2012/08/22 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

サービス担当者会議

2012/08/23 (木)  カテゴリー: 介護保険
▲ Page Top
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

前記事でお話しした通り、アルツ君の施設で会議が有りました。

これが標題のとおり介護保険法で言うところのサービス担当者会議なのかは、ヤッチにはよくわかりませんが、施設側の介護士さんやら看護師さん、リハビリ担当の方、施設の係長さん(?)がいらして、錚々たるメンバー。

家族側からは、姉とヤッチが出席し、アルツ君は居室で待機し、キノコさんと遊んでいました。

施設の会議室に通され、そこには高齢者相談センター(地域包括支援センター)の職員さんの顔も有りました。

どうもヤッチこういう会議の場が得意ではありません。

(-_-;)

厳かなムードに包まれてしまうと、どうも自由な意見が言えなくなるというか、自分らしさを前面に出せないというか、少し暗い気持ちになってしまいます。

小学校や中学校の時の学級会やホームルームのピリピリとしたムードの中で、真面目な女の子に掃除当番をさぼったことを指摘され、先生にさんざんつるし上げられたことがトラウマになっているからかもしれません。

(^^ゞ

『施設サービス計画書』、『ケアチェック要約表』という書類を渡され、ケアマネージャー(介護支援専門員)さんの説明が始まります。

このケアマネさん、施設の職員さんでもあり、普段アルツ君のお世話をして下さっている方でもあります。

まあ、『施設サービス計画書』や『ケアチェック要約表』なんていうと、何だかものすごく難しいことが書いてあるように思われるかもしれませんが、アルツ君が普段施設でどんなお世話を受けていて、今後どんなお世話をしていくかが箇条書きで書かれていると考えていただければわかりやすいと思います。

もし、御興味のある方はひな形をダウンロードできますのでこちらのサイトをのぞいてみて下さい。

WAM NET(ワム ネット)~介護様式事例集(リンク切れ)

ケアマネージャーさんの挨拶から始まり、書かれている項目をひとつづつチェックしていきます。

すべてをここに書いてしまうと、どうでもいよいようなことまで書かないといけなくなるので、かいつまんで書かせてもらいますね。

(^^ゞ

『施設サービス計画書』の『利用者及び家族の生活に対する意向』という項目…。

ここは今後の希望を書くところらしく、アルツ君から事前にコメントをもらっているようです。

そこには『ゆっくり過ごしたい』と書かれています。

ヤッチ的には「何をふざけてるんだ!!ゆっくりし過ぎるくらいゆっくりしてるだろっ!!」と言ってやりたいところでしたが、本人がいないので踏みとどまります。

ここはやっぱり『バリバリ働く』とか『施設内で新しい女を見つける』くらいのユーモアが欲しかった…。

(-_-;)

ケアマネージャーさんからたずねられます。

ケアマネ:「お父様はこうおっしゃっていますが、ご家族の方のご意見はいかがでしょうか?」

姉が答えます。

姉:「本人がそう望んでいるなら、私たちもそれに従います。」

普段はズケズケとものを言う姉なのに妙に『大人』の御意見です。

ヤッチもうなずきます。

もちろん、心の中では『腹筋30回!!』を連呼しています。

施設側の『総合的な援助の方針』の欄には在り来たりなことが書かれています。

  • 見守りを行い、不安なく穏やかに過ごせるように努める
  • 歩行時は見守り介助し、転倒に配慮する
  • 衛生面に気を配り、清潔な生活を送れるよう援助する
  • 医療管理を行い、健康な生活を送れるよう対応する

お手本通りの隙の無い書き方です…。

これが会議のすべてだと言ってしまえばそれで終わりですが、ここでアルツ君のこれまでの普段の生活についての説明が有りました。

食事についてですが、98%完食だそうです。

恐るべし認知症の食欲です。

BMIも22.9と、メタボの域には達していないそうです。

排泄に関しては、やはりヤッチと一緒にいた時と同じで、トイレに行くときは、立ったまま用を足すので床を汚したり、リハパンに失敗の跡がみられるのだとか…。

ここで姉が口を挟みます。

姉:「大の時なんですが、自分で上手く拭けないらしく、時々パンツを汚しているみたいなんですけど、大の時だけでも手を貸してもらうとかってできないんでしょうか。皆さんが忙しくしていらっしゃるのに、父にマンツーマンで世話をしろというのはわがままだとわかっているのですが…。」

ケアマネージャーさんが答えます。

ケアマネ:「申し訳ありません。もちろん、介助できる時はさせていただいているのですが、排泄に関しましては、いつしているのかが分からないので…。お声掛けも定期的にさせていただいていますが、私どもが声を掛ける時は、お父様の場合、たいてい『大丈夫だ』とおっしゃるものですから…。」

姉:「そうですか…。皆さんがお忙しくしていらっしゃるのに、恐縮ですが、できるだけ声を掛けてあげるようにしてください。」

ケアマネ:「はい。それはもう…。より一層気をつけさせていただきます。」

ヤッチが面会に行くと、大ではないのですが、決って小で色が変わってしまっている紙パンツを履いているんですけど…。

(-_-;)

毎回のように紙パンツを履き換えさせているヤッチの立場は…。

(-_-;)

それでも定期的に声掛けをしてるとおっしゃるのでしょうか…。

(-_-;)

続いて、入浴に関しての説明です。

アルツ君の入浴タイムは週に2回だそうです。

夏場の暑い時期にエアコンの効いた室内にいるとはいえ、ちと可愛そう…。

ケアマネ:「入浴に関しては、できる事はご自分でやっていただく一部介助の形を取らせていただいています。洗髪ですとか、お背中を流すというのはこちらでやらせていただいています。入浴日には巡回してお声掛けをして、御入浴を促すのですが…。お父様は御入浴がお嫌いなようで、何回かに一回は拒絶されることが有るもので…。」

これにはわが耳を疑いました。

(-_-;)

アルツ君が『お風呂嫌い』とは初耳です。

正直、施設との距離感というか、温度差みたいなものが存在するようです。

(-_-;)

着替えや口腔ケアに関しては問題がないようです。

続いてリハビリ…。

療法士さんなのか職員さんなのかわかりませんが、説明が有りました。

療法士:「現在はリラクゼーション目的で肩のマッサージを行っています。」

これは、本当に初耳でした。

いつの間にやらマッサージなんて受けていたんですね~。

療法士:「ただ、先ほど入浴の話がありましたが、やはりマッサージについても3回に1回は拒否されますね…。」

姉:「ご存知のように父はとても明るい性格です。でも変なところで人に気を遣うことは残っているみたいです。もっとどんどん積極的に声を掛けてもらうことは可能でしょうか?あと、最近、あまり歩いていないので、できるだけ歩く訓練を取り入れてもらえないでしょうか?」

療法士:「それでは歩行訓練もリハに取り入れさせていただきますね。どうでしょう。お父様はまだ元気なご様子なので、平坦な廊下を歩くというよりも、階段の上り下りをするという訓練を取り入れてみては?その方が階段を登るなら、登り切ったという達成感のようなものも生まれ、ご本人のやる気にもつながるのではないのでしょうか?」

姉:「是非是非それはお任せします。」

ヤッチ:「ご存知なのかわかりませんが、父は『進行性核上性麻痺の疑い』と診断されています。症状が進むと転びやすくなり、歩行にも障害が出ると聞いています。現在は体が前屈していますが、進めば後屈するとも言われています。ときどき膝がカックンとなり転びそうになることが有りますが、もしかするとこれは進行性核上性麻痺の症状なのではないかと疑っています。もちろん、認知症や高齢による筋力の低下も考えられますが、進行性核上性麻痺の症状の一つである眼球障害が出ているからこうなるのではと私は疑っています。父の目の動きは、私が父の目の前に指をかざして、頭を動かさずに目を追う動作をさせると、横方向は問題なく追うことができるのですが、垂直方向、特に下の方に指を持って行くと『辛い』と言います。ときどき膝がカックンとなるのは、下がよく見えていないのではないかと最近考えはじめています。少し視野を広げるようなビジョントレーニングのようなものをやってはもらえないでしょうか?」

療法士:「わかりました。検討させていただきます。」

ヤッチ:「自分の勝手な意見で、医学的な根拠が有ってそう申し上げているわけではないので、こちらの主治医にもお話しいただいて計画を立てて下さるとありがたいです。」

療法士:「わかりました。ところで御父様の病名…。先ほど何ておっしゃいました?」

ヤッチ:「(えっ!?なんで知らないのっ!?)進行性核上性麻痺です。あくまでも『疑い』ですから…。」

療法士:「ありがとうございます。」

アルツ君が現在服用している薬については看護師さんから説明がありました。

保護される前と服用している薬はさほど変わっていません。

御存知のように、アルツ君に薬剤過敏が有るため、そして進行性核上性麻痺の疑いがあるため、認知症の薬を飲んでも意味がないのではというドクターの判断で、アリセプト、メマリーという認知症の薬は飲んでいません。

そのかわりにヤッチの自己判断でフェルガードを飲んでもらっています。

[関連記事:フェルガードの種類と購入方法]

認知症の薬を止めてしまったからなのか、それともフェルガードが上手く効いているのかは定かではありませんが、アルツ君にかつてなやまされた『傾眠』ということは全く無い様子です。

施設に入所しているのでどこかで大いびきをかいて昼寝でもしているのかもしれませんが、面会に行ったときに眠そうな素振りは全く見せません。

現在、フェルガード100を朝食後に、フェルガードAを夕食後に1包づつ飲んでもらっています。

フェルガードAは今のところ固定ですが、フェルガード100についてはNewフェルガードにしたり、フェルガード100Mフェルガード100Mハーフにしたりと固定ではありません。

フトコロ事情によって変化したりもしています。

(^^ゞ

【参考】アルツ君の服用している薬


看護師さんに細かく教えてもらい、病状としては今のところ嚥下障害も出ていないとの事…。

爪水虫がひどくなっていましたが、少しずつよくなっています。

まだ完治に至ってはいませんが、引き続き軟膏を塗っているとの報告がありました。


………………………………………


他にもいろいろ説明があったり、相談があったりしたのですが、全般に言えることは、アルツ君が何回かに一回は施設側の問いかけや声掛けを拒むということです。

拒むとそれ以上は無理強いしないのがこの施設の方針で、○○につながるようなことは決してしないということを徹底しているようです。

まさに正しい介護の在り方ですね~。

(゚∀゚ ;)タラー

ヤッチは最後にちょっと皮肉を込めて言いました。

「父はたいていのことに最初は『大丈夫だ』と言います。でも『大丈夫だ』というときに限って大丈夫じゃないことが多いんです。その辺のところをもう少し読み取ってもらって何とかしてもらえませんかねえ~。時には方便も有りなんじゃないかと思うんですが…。」

高齢者相談センターの職員さんも同席しているので、これ以上は申し上げませんでした。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

施設の介護ってこんなもんなんですかねえ~。

どこの施設でも同じようなことをしているのでしょうか…。

トイレの床をアルツ君がおしっこで汚してしまい、床がが濡れてしまって、それを施設の職員さんが清掃することをアルツ君が拒んだ時、その後にアルツ君がもし滑って転んだ場合でも、これが正しいと言えるのでしょうか。

それ以上の事、お節介ができないのが今の福祉の現状なのでしょうかねえ~。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2012/08/23 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

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