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アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
今日はアルツ君と主治医のクリニックに診察に行ってきました。
当然診察を受けるのはアルツ君ですからね。
予約時間が夕方の5時半というなんとも中途半端な時間です。
('д`)
キノコさんは夕飯作りがあるので「あんたが何とかして!?」の一言です。
学級委員長兼教育係で最高指揮命令官の指示は絶対です。
ァィ(゚ρ゚)ノ
いきものがかりのヤッチがアルツ君と一緒にクリニックに行くことになりました。
クリニックに行く前にアルツ君にトイレを済ましてもらいます。
「ちゃんと出たのか?」
「何が?」
「『何が』って決まってるだろ!?おしっこ!」
「ああションベンか!?出たような気もするな~。」
「自分のことなのにわからないのか?」
「自分の名前くらいはわかるぞ。」
続けても無駄なようです…。
(-_-;)
トイレを済ました(?)アルツ君と表へ出ます。
もう5時半というと暗いですね。
久々に『秋』を感じてしまいました…。
抜け毛の秋の到来です…。
彡(-ω-;)彡ヒューヒュー
クリニックまでの道のりはアルツ家からほんの少し歩いてやや広い通りに出れば一直線です。
そう。アルツ君にしてみれば通いなれた道です。
なぜなら、クリニックに行く途中にアルツ君がいつも姉にボタモチを買ってもらうスーパーマーケットがあるからです。
スーパーマーケットのちょうどはす向かいくらいにクリニックがあり、アルツ家からするとはす向かいの分だけ遠い距離ということになります。
アルツ君は表に出るとキョトン顔…。
「こんな夜中にどこに行くんだ?」
「まだ夜中じゃないよ。それに今日はお医者さん。」
「だれの?」
「『だれの』って旦那さんのだよ。」
「俺はどこも悪くないぞ~。」
「そうそう。悪くないのを確認しに行くだけだよ。」
「そんなもん確認しなくたっていいんじゃないのか?」
「確認しなくてもいいのか悪いのかを確認してもらいに行くんだよ。」
「何だか難しいこと言いやがるなあ。まあいいや。行きましょう~。」
名付けて『スパイラル作戦』の成功です。
( `pq´)ゥシシ
通いなれた道なのか足取りはまあ軽い方です。
ただ左足が少し引きずるような歩き方をするのが気になります。
「左足痛いのか?」
「痛くないぞ。」
「それにしては引きずるよなあ~。」
「夜中にばあさんが俺の足を蹴っ飛ばしてるからだろ!?」
「ばあさんにそんな力ないよ。蹴っ飛ばしたらばあさんの足が折れちゃうよ。」
「わかるもんか!あのばあさんのことだから何しでかすかわかったもんじゃない!」
「ああ。一生懸命晩飯作ってくれてるのにかわいそうに…。」
「今頃毒を入れてるに決まってる。」
何でいつもキノコさんのことをここまで悪口を言うのか…。
そのくせキノコさんがちょっと自分の視界から消えただけで家中探し回ります…。
やや広い通りに出て車道の右側を二人で歩いているのですが、アルツ君がどうしても車道の方にはみ出していきます。
「そんなにフラフラ出て行っちゃ車に轢かれるぞお~。」
「何が?出て行ってなんかいないぞお。」
自分では真っ直ぐ歩いているつもりのようです。
左足が曲がりにくいせいでどうしても体が傾き、車道の方へとはみ出していくようです。
少し体も前傾してきています。
「後頭部から釣り針に引っ掛けられたイメージで歩いてみん?」
「いやだ!そんなことしたら頭から血が出るぞ。」
「脳ミソ出ないだけましじゃん。」
「じゃあ。電柱の看板の文字見ながら歩けば?」
「わき見運転になるからいやだ!」
何を言っても『いやだ!』になりそうなのでしばし放置です。
姉にいつも連れてきてもらうスーパーマーケットのすぐそばまで来ました。
アルツ君はヤッチの少し前を歩いています。
勘違いしないでくださいね。
けっしてヤッチの歩行速度がアルツ君に劣っているわけではないので…。
なにを考えているのかこのまま直進すればいいのにアルツ君突然車道を渡り出してしまいました。
キョロ(゚∀゚≡゚∀゚)キョロ
「どこ行くんだよ!」
ヤッチが少し大声になります。
「どこって?あそこだろ?」
アルツ君の指さしているのはスーパーマーケットです。
「行かないよ!」
「えっ?行かないのか?なんだ…。ボタモチ買いに行くんじゃないのかあ…。」
衝―∵(*゚∀゚*)∵―撃ッ!!
「行くわけないだろ!これから医者に行くの!」
「あそこはボタモチ無いんだよなあ…。」
(;^ω^)ぅぁwツマンネ
アルツ君を呼び寄せようやくクリニックに到着です。
今日は来院している人が多く座るところがありません。
インフルエンザの予防接種と老人健診で来ている人が多いようです。
待つのが嫌いなアルツ君が我慢できるか心配です。
幸い親切なかわいらしい御嬢さんがアルツ君のために席を空けてくれました。
「悪いねえ。どっから来たの?」
(ナンパしてる場合かっ!!)
「いいから…。」
ヤッチがアルツ君の腕をやんわりつねってそのかわいらしい御嬢さんに軽く会釈します…。
ヤレヤレ┐(´д`)┌
しかし混んでいるわりには早くアルツ君の名前が呼ばれました。
看護師さんに血圧を計ってもらうとすぐに診察室にお呼びがかかります。
主治医の先生に最近の具合を聞かれます。
「最近はどうですか?お変わりないですか?」
ヤッチが答えようとする前にアルツ君がそれをさえぎるかのように答えてしまいました。
「調子いいよっ!!」
「ほほう…。それは何よりですね。」
「便秘の方はいかがですか?」
これもアルツ君が答えてしまいます。
「調子いいよっ!!」
大人のヤッチがすかさず訂正します。
「いえいえ。インターバルは薬をいただいたせいか縮まったようですが、相変わらず便秘がちです。」
「そうですか~。最近ちょっとまた血圧が高い時があるようですね~。」
主治医はヤッチが持参した血圧手帳を見ながらそうおっしゃいます。
「そうですね。脈が異常に上がる日があるようなんですが…。」
「たまに不整脈みたいなのが出るのかもしれないな~。」
「朝が多いようなんですが…???」
「そうですね。こういうのは夜よりは朝起きることの方が多いんですよ。弱い降圧剤をまた少し飲んでみましょうか?」
さすが主治医の先生商売上手です。
『飲んでください』と言われると反論したくなりますが、こう言われると『飛車』を獲られた感覚に陥ります…。
少し間が開いた瞬間にアルツ君が答えます。
「薬かあ~。先生さあ~。ボタモチみたいに美味いのって無いの?」
アルツ君
さすがです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
【追伸】
主治医が「良薬口に苦し」と答えたのは言うまでもありません…。
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アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
今日はアルツ君と主治医のクリニックに診察に行ってきました。
アルツ君の認知症の定期的な診察もあったのですが、先日受けた老人健診の結果を聞きに行く日でもあります。
今日のクリニックはインフルエンザの予防接種を受ける人が多くあわただしく人が出入りしていました。
少し待合室で待たされましたが、先生直々にアルツ君の名前を呼び、診察室に通されました。
「どうですか~?お元気ですかあ?」
明るくアルツ君に問いかける先生。
「どうもこうもないよ。この通りピンピンしてるよ!」
「いいですね~。」
アルツ君に聞いても無駄なことはわかっているのに毎回必ずアルツ君に声かけして下さいます。
認知症についてはこれまでと変化はないので、老人健診の結果へと進みます。
先生がレントゲンフィルムを取り出し、蛍光灯をつけます。
「うーん…。胸部大動脈が蛇行していますね~。」
(「えっ!マジッ!?」←ヤッチの心の叫び)
こんな言葉を聞くとすぐにでもアルツ君の胸を切り開いて三枚におろさないといけないような気がしてきます。
「手術」、「入院」、「緊急」、「脱走」という言葉が頭をかすめます。
ガガガ━(ll゚д゚ll)━ン!!
「うーん…。でもこれはご高齢のせいもあるでしょう。大丈夫ですよ。」
なんでこう医療用語って難しい漢字のものが多いのでしょう?
「胸部大動脈」と聞いただけで脈拍がテンポアップします…。
┣¨キ(*゚益゚*)┣¨キ
先生の所見は続きます。
「糖尿も大丈夫だな…。尿酸値もOk…。あっ。そうだ…。」
ヤッチの健診結果ではないのに唇が渇いているような気がします。
どこかに柳沢慎吾がいないかキョロキョロしたくなります…。
「あっ。そうだ…。アルブミン値が少し低いかな…。」
『アルブミン』だか『ナイブミン』だか知らないが聞きなれぬ言葉です…。
「でも極端に低いわけじゃなくてほんの少し低いくらいだからそんなに心配することもないでしょう。少し最近偏食が多いのかな?」
「たしか偏食が多いと思います。」
ヤッチが少しかたい面持ちで答えます。
「最近はこんなに豊かになっているのにお年寄りにこの値が低い人が多いんですよ…。」
『なるほど…』と思っているとアルツ君が口を挟みます。
「先生。俺はまだ若いよ。」
「それはそれは失礼しました。お父様にはいつもやられちゃうな~。少し好き嫌いをしないで栄養をつけて下さいね。」
アルツ君自分に言われているのに傍らにいるヤッチの方に向かって話しかけてきます。
「おい!お前よく聞いとけよ!栄養だって。栄養つけろって!」
「わかったから…。」
真面目に聞くようにアルツ君を促します。
「あとですね…。少し貧血気味なんですよ~。これはちょっと調べておいた方がよさそうだな…。」
せっかく今までクリアしてきたのに予期せぬ『貧血』という言葉にヤッチはまたまたドッキリです。
(。・´_`・。)エ-
「検便をしてみましょうか?」
これまた『検便』の一言にビックリです。
「胃や腸から出血して貧血になることも考えられますから検便をして調べてみましょう。」
「あっ…。はい…。」
「そうしたら検便を2回やってほしんですよお?」
「2回もですかあ?」
御存じの通りアルツ君便秘気味…。
気味というより日本便秘愛好会認知症支部の名誉支部長です。
先生もそれは知っているはず…。
しかも『うん』が悪いことにヤッチが昨晩またアルツ君に例のお茶を飲ませ、今日スッキリさせっちゃったばかりです。
おまけにアルツ君トイレではなく、パンツに産み落としっちゃったばかりです。
恐るべしお茶の効果です。
ヤッチは先生にこのことを白状します。
「実は先生ご存知のように父は便秘がひどく、なかなか出ないのですが、今朝パンツにドッチャリ出しちゃったばかりなんですよ…。ですから今度いつ出るか…。」
「ああ。それならそれで結構ですよ。出た時にこちらに持ってきてもらえば良い事ですから…。」
一瞬『パンツごと!?』と思ったのですが踏みとどまり…
「でも2回目の時までそうとうインターバルが開きそうですけど…。」
「それはそれで仕方がないですよ。気長に行きましょう。」
こうしてアルツ君の老人健診の結果は『検便』ということでいったん幕を閉じたわけですが、いつ出ることやら…。
┐(´-д-`)┌
当の本人はそんなことを聞いてわかっているのか、わかっていないのか相変わらずノー天気。
\(^o^)/
いつもは調剤薬局などには自分は寄らずに先に帰ってしまうのですが、今日はどういうわけか一緒についてきます。
調剤薬局で薬をもらい帰路につきます。
アルツ君は家に着き、茶の間に入るなり
「おい!ばあさん喉が渇いたぞ。お茶出せ!」
出迎えたキノコさんもびっくりです。
「まあ。まるで強盗ね。それより健診の結果はどうだったの?健診の?」
「ああ。あれか!?あれなら栄養失調だって!栄養失調!ばあさん!もっと美味いもの食わせないとダメだぞ!」
先生は一言も『栄養失調』なんて言っていないのに…
アルツ君
さすがです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
【はみだし】
今日主治医のクリニックに行ったとき、少し待合室で待つ時間が有ったので待合室に置いてあった本をお借りして読んでいました。
図解や写真、イラストなどがふんだんに使われていて素人のヤッチでもとてもわかりやすかったのですが、本の内容もさることながら、興味をおぼえたのは排泄に関してのページ。
ここに『長時間尿動態データレコーダ』というものが紹介されていました。
機器の名称は『ゆりりん』。
簡単に言ってしまうと人の膀胱内の尿量を超音波で測定・記録する機器です。
しかも排泄後の膀胱内の蓄尿量を数値で表す残尿測定機能が付いているようです。
尿失禁を繰り返す人の膀胱内の尿量をチェックできる機器ですからかなり介護をする人間には役に立つような気がします。
本で見る限り手のひらに収まってしまいそうなサイズですが、残念ながら値段が出ていませんでした。
そこで家に帰ってネットで調べてみました。
あえて値段を掲載しなかったので値段をご自身で調べてみて下さい。
(。・´_`・。)エ-ケチ!
ちょっとびっくりです。
\(◎o◎)/!
でもこんなのが医療施設や介護施設でもっともっとたくさん利用されるようになると良いですよね。
もちろん一家に一台あれば言うことなしですが…。
この『ゆりりん』のホームページもあったので興味のある方は覗いてみて下さい。
⇒ゆりりんホームページ
(ガラケーでは見れないかも!?)
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アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
今日の記事はカテゴリとしてはどちらかというと『下の話』なので食中前後の方は気持ちを整えてから読んでいただけるとありがたいです。
カテゴリは『診察』にしましたが、記事内容はかなり不快に感じられる内容かもしれませんのであらかじめ申し上げておきますね。
さて今日の午後はアルツ君と診察に行ってきました。
風邪はもう診てもらうほどではないので2週間ごとの定期的な診察です。
やはり風邪ひきさんが多いのでしょうか。
いつもの主治医のクリニックは大入り満員です。
それを察してか補助椅子まで用意してあります。
座るところが無いのでしばらく立って待つことに…。
「立って待ってられるか?」
「あー!大丈夫だよ。まだ若いんだから。」
アルツ君の膝元付近に腰かけていた女性が会話が耳に入ったのかサッと飛びのいてしまいました。
そんなつもりじゃないのに…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
せっかくの御好意に甘えてアルツ君を椅子に座らせました。
「今日はすごい混んでるね!?待たされるかもよ?」
ヤッチがそう言うと
「そりゃあ仕方ないさ。特売でもやってるんだろ!?」
ざわついているとはいえ、アルツ君のボリュームが結構なものだったので注目を浴びてしまいます。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
「俺は安売りはやらないよ。さあむこう向いた!向いた!」
どこからかくすくすと笑う声まで聞こえてきてしまいます。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
「あのさ。ここはお店屋さんじゃないんだからもう少し静かにしようよ。」
「はい。はい。わかりましたよ~。」
これまた大きな声なので一同注目です。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
そんなことは全く我関せずで座るなり瞑想にふけってしまいます。
ほどなくアルツ君の名前が呼ばれました。
「おっ!!ずいぶん早いな!?売り切れか?」
わけのわかるぬ言葉を発しながら診察室に呼ばれます。
診察室に入る前に事前に必ず看護師さんに血圧を計ってもらいます。
いつもいらっしゃる女性の看護師さんですがとても手際良い感じです。
「お父さん。ちょっとその服のままだと血圧計れないかなあ~??」
そう今日もお気に入りのイチローパーカーです。
腕がモコモコして確かに血圧計るのは分厚い感じです。
いったい何日着るつもり?
「でもちょっと計ってみましょうね!?おとうさん。ずいぶんお若い恰好してらっしゃるんですね?」
「それほどでもないよ。あんたに比べればじいさんだよ。」
いったいいくつのつもりなんでしょう?
御嬢さんはどう見ても20代半ばか後半くらいです。
(-_-;)
今の看護師さんの一言でおそらくパーカーを着る期間が延長されたことは間違いありません。
(-_-;)
「うん。大丈夫ですね。血圧も異常なし!脈も異常なし!」
頭は異常ありですが…。
(-_-;)
診察室に通されました。
先生はカチャカチャとパソコンのキーボードを打つ手をやめ、アルツ君の方を向きます。
「いかがですか?何か気になったことあります?」
先生がアルツ君に声をかけます。
「先生さあ。ピアノ弾いてたの?」
「はっ?あっ!?これの事ですかこれはパソコンですからピアノではありませんよ。」
「へー。俺はまたピアノ弾きながらテレビ観てるのかと思っちゃったよ~。」
「あははは。相変わらず面白いお父さんですね~。」
「いや~。それほどでもないよ。普通だよ。普通。」
ヤッチもアルツ君が発した『普通』という言葉であることを思い出しました。
「先生。父なんですが、そう言えばまた便が『不通』なんですけど…??」
「そうですか。でも便秘のお薬は出しているんですけどね~。」
「どうも腹部膨満感があるらしく、お通じが無い時は変なゲップというか嗚咽みたいなものが出て食欲もなくなるようなんですよ~。」
「そうですか~。便秘はあまり良くないですからね。気をつけないとまたこの前のように倒れてしまいますね…。」
「市販のお茶を飲ませるとテキメンにお通じがあるんですけど、自分で処理できればいいんですけれども、なんせ自分で処理できないので何か良い方法はないかと思いまして…。」
「へえー。そんなお茶があるんですか?でもまあ。こればかりは難しい問題ですね…。自分でハッキリと便意がわかればいいんですけどね…。」
「自分でトイレに立つこともあるんですけど、なんせ気まぐれなもので…。」
「そうですか?お父さんにお伺いしますけど便は固いですか?柔らかいですか?」
「俺の?俺のクソは冷たいよ!!」
アルツ君
さすがです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
この後一応下剤を処方してもらいましたが、下剤ならばたまにヤッチが最終兵器として飲ませているお茶でもよかったような…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日はアルツ君の診察の日なのですが、あいにくキノコさんも整形外科の診察の予約を同じ日に入れているのでアルツ君をキノコさんが連れて行くというわけには行きません。
ということは…
当然…
ハイ〜!!
ヤッチです…。
(。・´_`・。)エ-
キノコさんも数年前に腰の骨を圧迫骨折していてそれ以来定期的に整形外科で診察を受けています。
最近はずいぶん背骨も曲がって身長も縮んできています。
(-_-;)
アルツ君だけでいっぱいいっぱいなのにキノコさんまでも…と考えると…???
まあ今はキノコさんは元気なのであまり考えないことにしましょう。
(^^)/
なわけで今日はアルツ君の診察は午後からなのでキノコさんも家に居る午前中にdocomoショップに行ってきました。
先日修理に出しておいた携帯が治ったというので携帯を受け取りにです。
修理費総額4,900円+消費税。
でもポイントが残っていたので0円でした。
高いのか安いのか微妙なところですが、中の基盤を交換してもらった上に外装も交換してもらいました。
\(^o^)/
修理に出した当初はショップの店員さんが充電端子の交換だけで済まなくて、基盤まで損傷しているような場合は修理をせずに一旦端末をヤッチの手元に返却して改めて修理の見積もりを出すと言っていました。
もし基盤を交換するとなると数万円覚悟と言われていたのでやはりこれはラッキーだったのでしょうか。
しかも外装まで交換されて戻ってきたので新品と何ら変わりが有りません。
逆にスマホに買い換えようと思っていたのに、スマホ購入への道はまた遠のきました。
しばらくはこのガラケーで我慢することにします…。
さて余談はともかく午後からアルツ君と主治医のところに診察です。
早めのお昼を食べていざ出陣と言ったところでしょうか。
今日のお昼はかき揚げそばです。
そばの上にかき揚げをのせて食べるべきか、のせないで別皿で食すのかが悩みどころですが、今日はそばの上にのせて食べることに。
気になったのはアルツ君のそばの食べ方…。
というよりそばの汁の飲み方かな!?
最初はそばの重みでどんぶりも重いのでテーブルの上にどんぶりを置いてそばをすすり、そばが少なくなってくると、どんぶりを手に持ちかえて口に運び、そばの汁を飲むというのがまあ普通の男性の食べ方。
最初から片手でどんぶりを持ってそばをすする派も多いと思います。
女性はどんぶりを両手で持ったり、レンゲを使うなんていう人もいらっしゃると思います。
アルツ君の最近の食べ方は終始テーブルの上に置いたまま…。
そばの汁を飲むときはテーブルの上でどんぶりを傾けて飲みます。
常にどんぶりがテーブルに接触した状態です。
テーブルにチューをする格好で体が前傾するのであまりかっこいい食べ方には見えません。
(-_-;)
そこでアルツ君に何でそんな食べ方をするか聞いてみました。
「どんぶりが重いのか?」
「別に…。」
「じゃあなんで?」
「別に…。」
「前はそんな食べ方しなかったよな?」
「別に…。」
この沢尻エリカばりの返答はちょっとカチンとくる人もいるかもしれませんが、アルツ君の口癖でアルツ君の方が元祖かもしれません。
「その飲み方だと飲みにくいでしょ?」
「別に…。普通だぞ!?」
「いやあ…。前はそんな風なそばの食べ方をしてなかったよ。」
「そんな昔のことまで覚えてちゃ疲れるぞ!?」
確かにおっしゃるとおり…。
(-_-;)
「どんぶり持って汁を飲んでごらんよ?」
「お前ね。簡単に言うけどどんぶり持ったらヤケドするぞ。」
「ちょっとやってごらんよ。」
「めんどくさいな〜。あっちッ!!熱いよお前〜。」
しっかりどんぶりの腹を両手で抱えちゃってます。
![]() | そう普通ならどんぶりの上の淵と下の淵を熱い部分に触らないように持ちますよね。 |
![]() | でもアルツ君熱い部分に手のひらを押し付けてしまっています。 しかも両手…。 |
軍手をして飲むならまだしも素手で飲むとなったら熱くないわけが有りません。
(-_-;)
「それじゃあ。熱いよ。熱くないところを探して上手に持たなくちゃ。」
アルツ君に実際に見本をみせて講義しますが、どうしても上手く持てません。
(´゚д゚`)アチャー
どうやら教えているうちに自分の手が自分の手でなくなってしまうような感覚になるようです。
普通に箸は持てるのですが、どうもこのどんぶりの持ち方が欠落してしまっているようです。
これってやはりかなり認知症が進んでいるのでしょうか…。
「そんな風に持たなくたって食えるんだから心配ないぞ!?死ぬわけじゃないし…。」
どこまでも前のめり…失礼m(__)m
前向きなやつです…。
(^^ゞ
確かに食えればいいんです…。
しっかり『かき揚げ』を『ゴミの固まり』と言いながらも完食したアルツ君。
少し休憩したところで主治医のクリニックの予約時間が近づいてきました。
キノコさんは一足早く家を出ているのでアルツ君と二人で徒歩で出かけます。
「ガラガラは持って行かなくていいのか?」
水を汲みに行く気満々です。
「今日はスーパーに行くんじゃないよ。診察だよ。病院。」
「誰の診察?」
「旦那さんのだよ。」
「俺はどこも悪くないぞ!?」
「いやその口が悪い!!」
「それじゃあ。お前も診察だ!!」
どこまでもくらいついてきます…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
歩くと以前もお話ししましたが、自分では真っ直ぐ歩いているつもりなのに徐々にひだりひだりへと身体が流れて行ってしまいます。
「ほら。身体が斜めってるぞ。横歩きした方がいいんじゃないのか?」
「前世はカニだからな。」
「ほら。腰が曲がって前のめりになってるぞ。もっと胸張って歩いた方がいいんじゃないのか?」
「前世はエビだからな。」
「もう少しゆっくり歩いていいからひざを高く上げて歩いてみなよ。」
急に変な歩き方になっちゃいました…。
(゚∀゚ ;)タラー
「それはひじ!!あげるのはひざ!!」
「そんな難しいこと言うなよ…。」
「歩き方まで講義するとは思わなかったよな…。左足がどうしても引きずるから頭ん中で高く上げるイメージしてみな?」
「イメージって何だ?」
「頭の中にものを思い浮かべるの!!」
「ボタモチか!?」
「違うよ!!頭の中でひざが高く上がってるって思い浮かべるんだよ。」
「ボタモチ以外は無理だな…。」
「左足をキモ〜チ高く上げればズコズコ引きずらないはずだよ。」
「そんなこと言ったって若いから左足が伸びてんだよ〜。仕方ないさ〜。」
「片足だけ伸びるわけないだろ!?しかも若くないし…。」
何度かゆっくり歩いて左足を高く上げる練習をしましたがやっぱり無理なようです。
「やっぱり引きずるね!?靴が左ばかり減ってるもんな…。」
「そんなこと言ったって仕方ないだろ!?歳とって右足がすり減ってるんだから…。」
口だけはいくつになってもすり減りません…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
すこしのんびり歩いたせいかクリニックには予約時間をすこしオーバーしてしまいました。
それでも受付のお姉さんはアルツ君を笑顔で迎えてくれます。
「こんにちは〜。今日は診察ですか〜?」
受付のお姉さんはまだ若いので声に張りが有ります。
アルツ君若い御嬢さんとお話しするのが大好き。
(*^_^*)
「うん。今日はさ〜。左足が長すぎるから先生に少し切ってもらおうと思って!!」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日は昨日申し上げた通りアルツ君と主治医のクリニックに診察に行ってきました。
診察は夕方の遅い時間だったのですが、アルツ君午前から失禁の繰り返し…。
しかも大…。
(-_-;)
朝6時ごろにヤッチが下の茶の間に降りていくとすでにアルツ君起きています。
インスタントコーヒーやパンは、アルツ君が夜中に盗み食いや盗み飲みをすると言うので、一時隠してしまっていました。
でも何もかも取り上げるのはかわいそうだというので、今はまた元の位置に戻して有ります。
アルツ君すでにそのコーヒーやパンを食べ終わっているようです。
「ずいぶんお早いお目覚めで。」
ヤッチがアルツ君に声をかけます。
「まあ。普通だよ。目覚ますくらいしか用が無いからな。」
「もう、パンは食べたのかい?」
「ああ。それより寒いぞ。」
「そりゃあそうだろ。暖房ついてないんだから…。」
エアコンが有るのですが、アルツ君リモコンのスイッチがわかりません。
今朝は相当冷え込みがきつかったので、暖房無しはかなり答えるはず。
「暖房入れようよ。」
「ああ。寒くて死にそうだ。」
「死んでからじゃ、死にそうだとは言えないんだから、そう言う事は早く言わないと…。」
「シニソウダ━━━━━━!!」
↑(これ文字だとニュアンスは伝わらないと思いますが、アルツ君の早口)
「そういう事じゃなくてさあ…。」
「それより足元が寒いぞ。」
見るとアルツ君パッチ一丁です…。
「えーッ!!そりゃあ寒いわけだ…。昨日スウェット履いてたはずだぞ!?」
昨日スウェットを履かせたのはヤッチなので間違いはありません。
「そんなもん。ないぞ!?」
「えー。おかしいなあ…。」
「おかしくはないぞ。むしろ真剣だ。」
「えー??じゃあスウェットはどこに行ったんだ…。」
「知らない…。」
とにかく寒いので探すのは後回しにして新しいスェットを履いてもらいます。
「寒いからスェット履く前にトイレに行こうか?」
「さっき行ったから大丈夫。」
「じゃあ。いいや。新しいの履いちゃおう。」
???
パッチの下の紙パンツの感触が有りません…。
あのゴワゴワというか…、カサカサとした感触です…。
とりあえずパッチをめくってみると、やはり履いていません…。
多分もうお分かりでしょうが、またやられました…。
アルツ君の着替えを済ませ、トイレを覗きにいます。
やはり…。
スウェットと紙パンツがトイレの床に脱ぎ捨てられています。
(-_-;)
もう一度アルツ君の履いているパッチを確認に行きます。
脱ぎ捨てられたスェットの汚れ具合から察するに、一番紙パンツに接点の多いパッチの方に被害が甚大になるのは明らか…。
でもパッチは無傷…。
いまだに謎です…。
こんな状況を午後の診察までに何度となく繰り返し、さすがのアルツ君の愛しのお菊ちゃんも悲鳴を上げています。
「おい。もうケツいらないから取ってくれよ〜。」
そう言いたくなるのも当然です。
ジイサン(痔イサン)も、もういつ、はち切れてもおかしくない状況です…。
(-_-;)
何回トイレと風呂場を行き来したか覚えていないくらい…。
今まであんなに便秘で悩んでいたのに…。
定期預金が満期を迎え、イッパイ利息が付いてきたような感覚とでも言いましょうか…。
でも付いてきたのはウンだけ…。
(-_-;)
アルツ君がトイレから出るたびに風呂に連れて行き、患部をシャワーで流すたびに悲鳴です。
ようやく診察の予約時間が近づき、アルツ君を外に連れ出すと、アルツ君お尻が痛いのか歩くのもやっと…。
30メートル歩いたら休憩です。
ただし、おやつは有りません。
歩くたびに、前のめりになっていき、ヤッチの右腕なしにはアルツ君歩けません。
(-_-;)
それでも何とかクリニックに到着です。
診察室に通されると、主治医からベッドに横になり、お尻を出すように指示されます。
アルツ君何を勘違いしているのか、上半身裸になろうとします。
「上はお脱ぎにならなくて結構ですよ。」
主治医に注意されてしまいます。
ヤッチがサポートしてアルツ君を横に寝かせ、半ケツ状態にします。
「ちょっと痛いかもしれませんよ。我慢してくださいね。」
主治医はぢィスポーザブル(使い捨て)の手袋を右手にハメながらそうおっしゃいます。
ちょっとみたことのない高級そうなぢィスポーザブル…。
キュッキュと音がしています。
そのキュッキュと音のする主治医のゴールドフィンガーが背を向けて横たわるアルツ君の桃尻に迫ります。
主治医のフィンガーがアルツ君のお菊ちゃんにめり込みます。
やっぱりナイステクなのかアルツ君一瞬顔をゆがめましたが、悲鳴をあげません。
気がつくと、傍らに立っているヤッチの方が力が入った状態…。
看護師さんが、いつの間にかアルツ君のお菊ちゃんに、懐中電灯をあてているのにも気づきませんでした…。
(¬д¬。) ジーーーッ
「うん。内痔核だな!?切らなくても薬で大丈夫!!」
そう主治医がおっしゃるとヤッチの方が肩の力が抜けたような感じです。
(>ω<;)ふぅ・・・
「注入式の軟膏を処方しますから、お風呂上りにでも入れてあげて下さい。ただご自分では無理でしょうから、ご家族のどなたかが、手伝ってあげて下さいね。」
(*-ω-*)んー…
またしてもヤッチのイベントが増えてしまいました…。
いつもだと帰りはアルツ君調剤薬局には寄らずに先に帰ってしまいますが、さすがに体力を消耗しているのか、一緒についてきます。
調剤薬局で薬をもらい、家路につきます。
「今日は帰ったらすぐにお風呂に入ろう。」
アルツ君声も出さずにうなずきます。
(o´-ω-)o)ペコッ
家に帰り、早速アルツ君をお風呂に入れます。
「よーく温まんなよ〜。」
「ああ。言われなくても温まるよ。」
いつもより長めに湯船に浸かってもらいます。
温まったところでアルツ君に風呂から出てもらい、茶の間で聖なる儀式の敢行です。
キノコさんにサポートをお願いします。
「飛び上がらないように押さえててね。」
寝かした状態で儀式を敢行しようと思ったのですが、茶の間のスペースに無理が有り、直立で儀式の敢行です。
スポイト状の形をした容器に軟膏が入っています。
少し軟膏を押し出し、スポイトの先端を軟膏で潤します。
「今から行くからな!!」
「ああ…。」
チュッ!!
「ああーん!!!」
ヤッチ的にはかなり苦戦すると思ったのですが割とすんなり入ってしまいました。
でも…。
その後が…。
「おい。またトイレに行きたくなっちゃったぞ?」
「えーーーーー!!」
仕方がないのでまたトイレに行ってもらい、シャワーです…。
(-_-;)
「どうせなら入ってもいいか?」
こうなるとこっちもやけくそです…。
「ああ。よーくあそこを温めてきなよ。」
再度入浴タイム。
アルツ君が出たところで、再び儀式です。
2回目はキノコさんの手を借りず、ヤッチ一人で敢行。
「ああーん!!!」
デジャブな感覚…。
「おい。またトイレ行きたくなっちゃたぞ。」
「えーーーーー!!」
同じ過ちを犯すとは…。
ヤッチもまだまだ修行が足りません…。
(-_-;)
まったく同じようにトイレから出てきたアルツ君を風呂場へ連れて行き、シャワーをかけます。
「おい。どうせなら入ってもいいか?」
またもや同じ質問を浴びせてきます。
「さっきから何回風呂に入ってると思ってんだよ!!」
「今日はまだ風呂には入ってないだろっ!?」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
更新が遅くなってしまったのはこの度重なる入浴タイムのせいです…。
m(__)m
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