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アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
先日アルツ君とお昼にテレビを観ていたときのこと。
モデルの佐々木希さんとアイドルグループ嵐の二宮和也さんの熱愛報道をワイドショーでやっていました。
それを観ていたアルツ君。
アルツ君:「ウウォ~何だっ…!うちの娘が出てるじゃないか!?何でこんなところにあいついるんだ?あいつ結婚するのか~?」
アルツ君テレビに釘付けです。
\(◎o◎)/!
『うちの娘』とはアルツ君の実の娘であり、私の姉のことです。
すでに結婚して嫁に出ているわけで当然熱愛ということになれば不倫?
しかもうちの家系にこんなかわいい子がいるわけもなく…。
アルツ君
さすがです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
もう皆さんは地デジへの対応は済みましたか?
7月の24日にアナログ放送は終了してしまうとか…。
きっと、この日はカウントダウンのニュースとか、特集のテレビ番組をやるんでしょうね。
我が家はというと、まだ対応していません…。
(+_+)
というのも最初は地デジのための専用チューナーを買ってきて、今のブラウン管のテレビに接続して簡単に観られればいいかと安上がりの考えでいました。
ところが姉が先日来た時に、年寄り夫婦がチューナーのスイッチを入れ、それからまたテレビのスイッチを入れてテレビを観たりできるのかねえ?という話になりました。
確かにキノコさんにしても、テレビのリモコン側の電池が切れているだけなのに、大騒ぎします。
キノコさん:「テレビのチャンネルが切り替わらなくなちゃった…。どうしよう…、テレビが壊れちゃったのかしら…??」
姉が、我が家に来た時、チューナーとテレビと2つも操作しなくちゃならないのは、ちょっと無理があるかも?という話になったんです。
姉:「やっぱり、テレビ買わなきゃ駄目かね~?んっ!わかった!私が安いところみつけてきてなんとかするわッ!」
なんと頼もしい姉なんでしょう。
(英語にすると?…は、今日はやめときます。)
姉はけっこう男まさりの性格で、どちらかというとサッササッサと(yominikui)、なんでも決めていくタイプ。
毎週仕事が休みの日にアルツ君の様子をうかがいに来てくれます。
自分の父親なのにアルツ君の名前を下の名前で呼びます。
姉:「お~い!〇〇ちゃん(アルツ君のこと)、元気?ママのいうことちゃんときいてる?」
てな具合。
身長もそこそこ有り、米倉涼子を50代に持ってきた感じ。(ちと褒めすぎかも?)
そんな姉が我が家の地デジ対応を促進してくれることに…。
総務省よりはるかに姉の方がタ・ヨ・リ・ガ・イがあるかもしれません。
結局、姉の手配で7月3日に地デジ対応の液晶テレビが届くことになりました。
しかも我が家にはVHFのアンテナしか立ってなくて、UHFのアンテナはついていませんでした。
そのアンテナ工事まで姉がやってくれるというのです。
さすがに工事は姉がやるのではなくて、業者に頼んでですよ。
姉:「アンテナ工事の見積もりに電気屋さんが来るから、多分キノコさんやアルツ君じゃ聞いても話がチンプンカンプンなはずだから、あんたが都合のいい日に来てもらって、いくらか聞いといて。多分1万7千円くらいのはずだから…。もし、そんくらいなら工事頼んじゃっていいからッ!」
そう早口でヤッチの携帯に着信が。
ヤッチ:「う~ん…。わかった…。」
ブッチッ!
決まって先に電話を切られます。
(-_-;)
それで昨日の夕方遅い時間に電気屋さんがアンテナ設置の見積もりにきてくれました。
姉の言ってた値段と見積り金額にかなりの開きが…。(汗)
電気屋さんの見積もりでは3万6千円程度で、もしそれに電波状況が悪いとブースターを付けなきゃならないというので、プラス2万円。
合計でかれこれ6万近い金額です。
さすがに開きがありすぎたので姉に電話すると、
姉:「やっぱりそうなんだ。テレビより高いんだッ。でもいいわ。頼んどいて!」
ブッチッ!
(-_-;)
またしても先に電話を切られました。
結局、電気屋さんには7月5日に工事に来てもらうことになりました。
電気屋さんが帰ったあと、アルツ君がヤッチに訊いてきます。
アルツ君:「誰だ?借金取りか?」
たぶん、説明してわからないでしょうね。
ヤッチ:「今のテレビじゃ、これから映らなくなっちゃうんだってさ。大好きな水戸黄門も、このテレビじゃ観れないんだと。」
アルツ君:「ふ~~ん…。」
ヤッチ:「み~んな、これからは『地デジ』だってさ。」
アルツ君はキョトン顔。
( ̄o ̄??)キョトン
アルツ君:「そんなに、みんな大変なのか?みんなケツから火を噴いちゃうのか?」
???
それは『切れ痔』…。
もしくは、『血で痔』…。
アルツ君
さすがです…。
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日の東京は、カミナリが、ゴロゴロ鳴っていて、何だか不安定な天気。
(llllll゚Д゚)ゴロゴロ
雨が降るかと思いきや、結局、降らなくて、ムシムシした陽気。
ヤッチも雨が降る前に、早目に、明日の朝ごはんのパンを買いに行ってきました。
最近はアルツ君もヤッチ派に仲間入りで朝は小倉&マーガリン(つぶあん&マーガリン)。
(^.^)/~~~
近所のスーパーに、愛車のメルセデスを走らせます…。
自転車置き場に愛車を置き、売り場へと…。
今日は、時間帯がよくなかったのか、小倉&マーガリンが一つしかありません。
ヤバい…!
マニアが、増えてきたのか…?
仕方なく、一つは、ジャム&マーガリンにして、明日、ヤッチは、ジャム&マーガリンで我慢です。
(ノд・。) グスン
紙パックのコーヒーをカゴに入れ、レジへ向かいます。
なんか忘れていると思ったら、マイバックを忘れてきてしまいました。
(・・;)
レジで精算のときに、『レジ袋はご利用になりますか?』と、聞かれた時に、『いらない』と、言うと、2円引いてくれます。
買い物が、少ないから、レジ袋もいらないか…?
レジで、案の定、お決まりのセリフを言われます。
レジのお姉さん:「レジ袋は、ご利用になられますか?」
ヤッチ:「いりません…。」
ときどき、『貸してください。』と、言いたくなるのは、ヤッチだけでしょうか…??
買ったものを袋に入れず、むき出しのまま、自転車置き場に行き、無造作に、愛車のカゴに放り込みます。
そろそろ、アルツ君が、デイサービスから帰って来るころです。
だいたい、夕方の4時半ごろには、施設の車で、送り届けてくれます。
自宅に戻ると、姉が来ていました。
何度か登場しているので、ご存知かと思いますが、姉は会社が休みのときに、アルツ君の様子伺いに、来てくれます。
部屋を見回し、散らかっていると、掃除もしてくれるので、とても助かります。
ただ、サバサバした性格なので、あまり必要か、必要でないかの確認をしないで、どんどん、ゴミにしてしまいます。
キノコさんは、どうもこの大雑把な姉の性格が、ありがたいんだろうけれども、得意じゃないようです。
キノコさん:「そんなに、やってくれなくても、私がやるから、大丈夫よ。あんただって、会社に行って、疲れてるんでしょう?」
遠まわしに、やってくれるな作戦です…。
姉:「別に!いいわよ!ゴミは、あたしが、みんな持って帰ってあげるから…。ママは、そこに座ってなさい!」
そう言いながら、手当たり次第、ゴミと思しきものを袋に詰めていきます。
姉:「これもいらないわね!捨てちゃうよ!あっこれもいらないね!」
バンバン捨てられていくゴミたちを見て、キノコさんぼう然です。
キノコさんはキノコさんで、『捨てられない症候群』の人なので、気が気ではありません。
そうこうするうちに、アルツ君が帰ってきました。
アルツ君:「ああ。疲れた~。」
姉:「お帰り~!○○ちゃん(アルツ君のこと)、元気だった?」
アルツ君:「「元気じゃないよ!もう、腹減って死にそうだ…。」
入って来るなり、茶の間のソファに、へたり込みます。
姉が、アルツ君に向かって、それをとがめます。
姉:「座る前に、なんかすることないっ?手ぐらい洗いなさい!」
そう言って、アルツ君のおでこをピシャリと叩きます。
アルツ君:「「あっ~!あうゆうこと、すんだから~。まったく失礼なやつだっ!」
そう言いながら、何だか、顔は、とてもうれしそう…。
(*^_^*)
姉:「はい!そんな座ってる暇なんか、ないわよっ!早く!ボタモチ買いに行くよ!」
アルツ君:「おい。そんなに、せかすなよ…。ちょっと、休ませてくれよ…。」
姉:「そんな休んでる暇なんて、ないのっ!はい!行くよ!」
そう言って、アルツ君の腕を引っ張ります。
アルツ君:「あたたたたた!腕が折れた。」
姉:「ま~た~。大げさなんだから…。男でしょっ!」
もうこうなると、姉のペースには、誰もついていけません。
アルツ君も観念したようです。
姉:「ママっ!パパとスーパー行くけど、なんか買ってくるもの、あるの?」
キノコさん:「そうね…。パンは買ってきてもらったし…。」
姉:「うん!わかった!適当に、なんか買ってくればいいでしょ?」
ほとんど聞いてやしません。
(-"-)
姉にアルツ君は連れ去られるように、出かけて行きました。
キノコさん:「もう…。あの御嬢さん、来てくれるのは、いいんだけど、みんな捨てちゃうから…。」
キノコさんは、姉が、ゴミとして詰めたコンビニ袋をほどいて、検品しています…。
30分くらいして、二人が帰ってきました。
アルツ君は、大好物のボタモチを買ってもらって、ニコニコ顔です。
ただ、姉のペースで歩かされたらしく、フーフー言っています。
姉は、夕食に食べなさいと、いろいろと惣菜類を買ってきてくれました。
m(__)m
姉:「ゴミは持って帰るわね!○○ちゃ〜ん!ちゃんと、ママのいうこと聞きなさいよ!」
そう言って、一方的なセリフを残し、姉は去っていきました。
姉が帰ったあとのアルツ家には、静寂が漂います…。
キノコさんが、台所で、何か、ガサゴソやっています。
???
何か探している様子です…。
ヤッチ:「なんか無いの?」
キノコさん:「そう。確か、アンタが買ってきてくれた明日のパンが、ここに有ったはずなのよ…。」
アルツ君が、ボソリッと、つぶやきます…。
アルツ君:「あいつ、台風だな…。」
お嬢様
さすがです…
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アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
今日はアルツ君にとって、待ちに待った姉が、アルツ家に来てくれることになりました。
ヤッチの姉は、毎週土曜日か日曜日の仕事が休みのときに、アルツ君の様子を伺いに来てくれます。
そう遠くない距離に住んでいるので、いつも自転車でやってきます。
そんな今日は、台風の影響で、雨が降ったりやんだりして、嫌な天気。
蒸し暑さも加わり、不快指数も結構高い感じです。
こんな日は、誰でも、自転車で出かけるのは嫌なもの…。
でも、「台風姉さん」と異名を取るだけのことはあります。
夕方になり、姉がいつも来てくれる時刻になると、ザーッと降っていた雨がピタッとやみました。
姉:「〇〇ちゃーん(アルツ君のこと)!いる~?」
玄関先から大きな声が聞こえてきます。
アルツ君:「そんな大きな声出さんでも、ちゃんといますよ。」
アルツ君が「大きな声」というくらいだから相当大きな声です。
(・。・;
いつも姉は、家に来ると、茶の間を片づけ、ゴミをまとめ、それからアルツ君と連れ立って近所のスーパーに買い物に行きます。
スーパーで、アルツ君は、大好物のボタモチを姉に買ってもらいます。
そして、姉は、スーパーから帰って来ると、まとめてあったゴミを自転車に載せ、そそくさと帰っていきます。
姉:「今日は雨が降りそうだから、先にボタモチ買いに行くよ。ほら立って!」
アルツ君:「もう行くのか~?ちょっと待ってくれよ~。」
姉:「ほら。そんなモタモタしてたら、日が暮れちゃうよ。早くポロシャツ着て!」
姉のペースには誰も着いていけません…。
(・・;)
キノコさんが、上半身下着姿のままのアルツ君にポロシャツを渡します。
姉:「そんなのサッと着ちゃいなさいよ。ほら。」
そう言って、アルツ君のポロシャツを頭に被せます。
アルツ君は背中をだしたまま、姉に手を引かれ、スーパーに…。
キノコさんは、姉がいなくなった間に、部屋の荷物のチェック。
そう。キノコさんが必要だと思っているものも、姉はゴミにしてしまいます。
それで、キノコさんは、姉が居ないのを見計らって、ゴミにされてしまったものを再開封です…。
(・・;)
…20分経過…
外で大きな声が聞こえてきました。
親子のご帰還です。
姉:「うなぎを買ってきたから、夜のおかずにしたら…?〇〇ちゃんがどうしても食べたいんだって。」
今日はアルツ君が食べたいと言ったものをみんな買ってきてくれたようで、にぎやかな食卓になりそうです。
姉は、買ってきたものをレジ袋から無造作にテーブルに次から次へと取り出していきます。
ボタモチ、生さんまのお刺身、しじみ、ポテトサラダ、つぶあん&マーガリン、バナナ、ナシ、トマト、うなぎ…etc。
姉:「〇〇ちゃんはナシなんか好きなの?」
アルツ君:「いや~。別に好きでもないし、嫌いでもないよ。」
(だったら買ってくるな…。)
すでにアルツ君はボタモチに食らいついて、姉の言ってることなど耳に入っていない様子です。
キノコさんがぼそりと…。
キノコさん:「こんなに買ってもらってありがたいけど、食べ切れるかしら…??」
姉:「食べれるでしょ!〇〇ちゃんはみんな食べれるって言ってたわよ!ねっ?」
アルツ君:「う~ん…食べれるだろ…。」
アルツ君は、ボタモチを食べるのに忙しくて、それどころではないようです。
姉:「あっ。また落とした!ちゃんと拾いなさい!掃除大変なんだから!」
姉はアルツ君がボタモチを少し床に落としたのを見逃しません。
なんともにぎやかな茶の間です…。
(´゚∀゚`;)
アルツ君:「おい!お茶くれよ!」
アルツ君はキノコさんにお茶を催促します。
キノコさん:「ちょっと待ってよ~。」
キノコさんはキノコさんで、姉が広げた食材の整理でそれどころではありません。
姉が割って入ります。
姉:「『お茶くれよ!』じゃないでしょ!『お茶を入れて下さい』でしょ。」
アルツ君のほっぺをつねります。
アルツ君:「あたたたたた!たっ!入れて…くだはい…。」
アルツ君に勝ち目はないようです。
姉:「さっき、夜ごはんに何が食べたいって言った?」
姉がアルツ君に質問します。
アルツ君:「そんなもん。忘れちゃった。」
姉:「忘れちゃったじゃなくてちゃんと思い出してごらん!」
姉が取調室の女捜査官に見えます。
(;゚;д;゚;)
しばらく姉とアルツ君の会話が続きます…。
アルツ君:「そんなの事言ったって思い出せないもんは思い出せない。ボタモチか?」
姉:「ボタモチは今食べたでしょ?ボタモチじゃなくて?」
アルツ君:「ボタモチじゃなくて…ジャガイモだ!」
姉:「ブブー。ジャガイモは買ってきていません。ヒントはお魚…」
アルツ君:「お魚?ああ刺身のことか?」
姉:「おお。お刺身買ったのよく覚えていたね。でもそれじゃあないでしょう?」
アルツ君:「刺身のほかはなんか買ったかあ…??」
姉:「ヒント。頭に『う』がつきます。」
アルツ君:「お前。そんな難しい問題出すなよ~。」
アルツ君、姉を前にして半ベソ状態…。
姉:「じゃあ。お尻に『ぎ』がつきます。頭に『う』がついて…。」
アルツ君:「そんな事言ったって、無理だよ~。」
姉:「じゃあ。三文字!う〇ぎ!」
…
アルツ君の目が光りました!!
アルツ君:「わかった!!」
…
アルツ君:「わかった!!うさぎだっ!!」
アルツ君
さすがです…
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アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
昨日はアルツ君の靴下の中には何もプレゼントは入っていませんでした。
(-_-;)
当の本人はすかっり靴下のことは忘れてしまい、
「おい。ばあさん!なんで俺の靴下を洗濯しとかないんだ?」
という始末…。
その代りといってはなんですが、今日は一足早いサンタクロースがやってきました。
そう。アルツ君の大好きな一人娘の姉です。
夕方のことですが我が家にとっては一足早い大型台風の到来でもあります。
相変わらずのマイペースぶりでアルツ君を捲し立てます。
「今日はボタモチ買いに行かないの?早く行こ!」
姉が来てすぐですからアルツ君にも心の準備ができていません。
というより、姉が玄関先で叫んでいるのでアルツ君には誰が呼んでいるかもわかっていません。
姉が茶の間に入ってきます。
「なにのんびりしてるの!早く行くよ!」
「どこへ?」
ようやくアルツ君にも状況が飲みこめてきたようです。
「行くって決まってるじゃない!?わかんないの?」
「あの世か?」
「何をバカなこと言ってるの!そんなに早く死にたいのかっ?」
アルツ君のおでこをピシャリッ!!
(ノ_ゝ`)イタィ...
「お前。そんなことしたら死んじゃうだろ~。ばあさん!助けて!」
ソファで横になっていたアルツ君は姉に軽くおでこを叩かれ、すでにマウントを取られています。
「そんなことぐらいで死ぬわけないでしょ。ほら。ボタモチ買いに行くよ!」
そう言いながらもう一度アルツ君のおでこをピシャリッ!!
(ノ_ゝ`)イタィ...
「あっ!今度は血が出たんじゃないか…?」
「はいはい。いいから。いいから。早く靴履いて!」
さっきまではアルツ君足が痛いと言ってソファに横たわっていました…。
それをおでこを軽く叩くだけでアルツ君を立たせるですからスゴイ潜在能力を秘めています。
またしても連れ去られるように近所のスーパーへ出かけて行きました。
----------------------
スーパーから帰ってきたアルツ君はヘロヘロ…。
「やっぱり足の調子があんまりよくないみたいよ。」
姉がキノコさんに報告します。
ヘロヘロになりながらもアルツ君はもうボタモチをパクついています。
「あっ!?そうだ!ママ今日は家でいろいろ料理してきたから食べて!」
そう言って姉は自分のバックからたくさん料理を出してキノコさんに見せます。
おかげで我が家のエンゲル係数はかなり低く抑えることができそう…。
「パパにはボタモチのほかに今日はお刺身も買ってあげたから後で食べてね!じゃあね!バイバイ!」
相変わらずのペースで姉は帰っていきました。
姉が帰った後アルツ君が思い出したようにキノコさんに話しかけます。
「そうか…。今日は敬老の日か~?それであいつボタモチ買ってくれたんだ~!?」
「そうよ。あんたのためにいろいろ買ってくれたみたいじゃない…。バナナも有るじゃない!?」
キノコさんは姉の作ってくれた料理やら買ってくれたスーパーのレジ袋を物色しながらアルツ君に応対します。
「まあ。まあ。お刺身もずいぶん高いの買ってくれたみたいねえ…。」
確かに値段の張る魚を使っているようですが、如何せん姉の性格上きれいにコンパクトに入れて持って帰って来るわけないので大事なお魚さんたちは『おしくらまんじゅう』をしちゃってます…。
(;´・ω・)
ボタモチを食べ終えたアルツ君はキノコさんがうれしそうにレジ袋をほじくっているのをチラリともせず、不満そうな表情を浮かべています…。
「あら。あら。ヨーグルトも入ってるわよ。ほら。見て!」
「そんなのどうだっていい…。」
ふてくされた幼稚園児のような顔つきです…。
「なに?どうしたの?トイレ?」
アルツ君の表情の変化に気づいたキノコさんも我に返ります。
「そんなんじゃないわい!!」
「なに?どうしたの~?」
「シチメンチョウ買ってもらうの忘れたのっ!!」
そう言ってアルツ君トイレにこもってしまいました。
アルツ君
さすがです…
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