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こんにちは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
最近フェルガードの種類や購入方法についてちょいちょい質問をいただくので、記事にしちゃおうかなと…。
すでに何年もフェルガードを購入して、熟知していらっしゃる方も多いはずで、なぜ故、ヤッチごときにご質問!?という節も有るのですが、それはそれで光栄でもあるわけで…。
ただ、ご質問の多くは同じようなものが多く、ネットで調べれば、簡単に入手できる情報なのですが、時間と労力をかけるより、聞いてしまった方が早いという発想なのでしょうか…。
もちろん、ヤッチ自身がこのサプリの存在を知ったのは、極々最近なことで、あまり詳しいことはわからないし、かなり薄っぺらな知識しか持ち合わせていませんので、ご容赦いただくとともに、記事の内容もネットで調べれば、すぐにヒットする在り来たりな内容ばかりなので、十分な知識をお持ちの方は、スルーして下さい。
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『フェルガード』は、日本人の主食である「お米」の、米ぬかから抽出されたポリフェノールの一種「フェルラ酸」と、ヨーロッパの伝統的なハーブであるガーデンアンゼリカの抽出物を主成分とした栄養補助食品(サプリメント)です。
サプリメントというと何だかいかがわしい印象を受ける方もいらっしゃると思いますが、フェルガードは口コミから広まり、現在では、多数の医療機関でも採用され、日本の臨床医の間でも注目されている立派なサプリ。
加齢による脳の機能の低下をサポートしてくれるサプリであるならば、何と言っても介護する側を楽にしてくれるサプリなわけですから、被介護者だけでなく、介護者にとってもメリットが大きいサプリと言えます。
ヤッチもここに着目し、少しでも、アルツ君のお世話が楽になるのならという不純な動機で購入し、アルツ君に飲んでもらっています。
まだ、目に見えての変化は見られませんが、悪い方向に作用しているような印象は受けないので、これからも継続して、アルツ君に飲んでもらおうかなと考えています。
(フェルガードは、株式会社グロービアの登録商標です。)
フェルガードの主要な成分は、前述の通り、『フェルラ酸』と『ガーデンアンゼリカの抽出物』です。
[フェルラ酸]
ここで、詳しく書いてしまうと、かなり、化学的な話になって、読む気力をなくすと思うので、大まかな事だけを書かせていただきます。
参考サイト:
(ページがリニューアルされ、m3.com学会研究会というページに切り替わっています。登録しないと直接ページにアクセスできません。)
フェルラ酸は、玄米の色素成分(ポリフェノール)の一種です。
ポリフェノールといえば、大豆のイソフラボン、ウコンのクリクミンなどがあり、どれも今日の健康食品(栄養補助食品・サプリメント)の成分としてはあまりにも有名ですよね。
ぬかとして除去してしまう米や小麦の糊粉層には、このフェルラ酸は100~400mg/kg含まれています。
精米されて白く残った白米部分(胚乳)にフェルラ酸が含まれるということですが、ご飯1杯で摂取できるフェルラ酸の量はたった6mgしかありません。
「フェルガード100」2包(1日分)のフェルラ酸含有量は200mg。
1日分でご飯33杯分のフェルラ酸を摂取することができます。
フェルラ酸はもともと食品分野では、「酸化防止剤」として使われてきました。
たとえばグリーンピースの色調保持、抹茶の退色防止、バナナの黒変防止などに役立てられています。
また、フェルラ酸には有害な紫外線を強力に吸収する機能があり、化粧品分野では美白剤や日焼け止めクリームなどにも利用されるようにもなっています。
フェルラ酸は、人体に対して抗酸化作用などの働きがあり、老化につながる脳内でのβ-アルミロイドの凝集を抑制すると言われています。
さびついた脳神経を保護する機能があることがたくさんの研究報告から明らかになっています。
[ガーデンアンゼリカ]
ガーデンアンゼリカは、ハーブ好きの方なら、「アンゼリカ」または「アンジェリカ」と言った方が、ピンとくるかも!?
モデル好きなら、道端姉妹の方が、馴染みが有ると思いますが、彼女とは無関係…。
「西洋トウキ(当帰)」とも呼ばれる、セリ科シシウド属の2年草、または多年草です。
実際に見たことは有りませんが、セリ科の花では、切り花などでよく使われるホワイトレースフラワーやウイキョウ(フェンネル)などがあります。
これも同じ仲間なので、おそらくこの花とよく似ているのではないかと…。
葉は、さわやかな薄緑色で、背丈が2m近くなるものも有るということですから、かなり成長力は旺盛であることが伺えます。
花茎の先端が枝分かれして小さな花が房のように咲き、ヨーロッパでは一般的なハーブとして知られているそうです。
残念ながら、フェルガードについて、この植物のどの部分を抽出しているかの情報が無いので、推測になりますが、花ではなく、根や茎から抽出するのではないかと思います。
アンゼリカ(Angelica)の名前の由来はエンジェル=天使。
メディカルハーブとして、胃がむかつくときや食欲のないとき、あるいは体が冷えるとき、気力・体力の衰えを感じているときに、ハーブティーなどにしてヨーロッパでは愛飲されているようです。
そして、最近の研究で、このガーデンアンゼリカの抽出物に、脳神経細胞のシナプスでの神経伝達物質(アセチルコリン)の減少を抑えて、記憶力の改善や学習障害を緩和する働きがあることがわかってきました。
また、脳内の同じく神経伝達物質のドパミンの働きを良くすることから、レビー小体型認知症の嚥下障害の改善やパーキンソン症状の改善にもつながるのではないか!?と言われています。
ヤッチの知っている範囲では以下のようなものが有ります。
- フェルガード100
- フェルガード100M (正式にはフェルガード100M 包接体)
- フェルガード100Mハーフ (正式にはフェルガード100M 包接体 ハーフ)
- Newフェルガード
フェルガードA(2013/01/23より販売されていません。)
上記の他にも、
NewフェルガードT(終売となり、現在は販売されていません。~ 2014/10/29追記)- NewフェルガードLA
- フェルガードB
があります。(2014/02/15加筆)
どうしてこんなにたくさんの種類が有るか?
最初はヤッチも疑問に思ったのですが、アルツ君にレビー小体型認知症の疑いを持った時に、ようやくこの理由がわかりました。
フェルガードの主要な成分にフェルラ酸とガーデンアンゼリカの抽出物という成分が有るのは説明させていただいた通りですが、このガーデンアンゼリカの抽出物の量が上記のフェルガード類によって違います。
そして、ガーデンアンゼリカの抽出物の量は飲む人によって、ベストな量が有るようなのです。
御存知のように、レビー小体型認知症の方には、薬剤に過敏に反応してしまう方が少なくありません。
薬の量は多ければ、多いほど良いという考え方はレビー小体型認知症の方には当てはまりません。
ガーデンアンゼリカの抽出物の量が多すぎると、下痢だとか、怒りっぽくなるなどの興奮、あるいは頻尿(尿の量が増える)の副作用が出てしまうため、ご本人にとってベストな量が見つかるまで、薬の飲み合わせを変えたり、量を工夫する必要が出てくるのです。
もちろん細かな点で、特色が有りますが、この点については下記で個別に見ていくことにしましょう。
[フェルガード100]
2包3gあたり、フェルラ酸200mg、ガーデンアンゼリカの抽出物40mgが配合されています。
他のフェルガード類のベースともいえる製品で、初回購入におススメかも!?
- フェルラ酸~200mg
- ガーデンアンゼリカ抽出物~40mg
- エネルギー~11.70kcal
- たんぱく質~0.00g
- 脂質~0.02g
- 炭水化物~2.87g
- ナトリウム~0.15mg
- ビタミンC~54mg
- ビタミンE~5mg
価格 : 6,480円(税込み 2014年4月1日より)※
1.5g×60包
購入 : ネット購入可能
※表示の価格は消費税率変更に伴う参考価格です。詳しくは販売店にてご確認ください。(2014/09/27追記)
[フェルガード100M]
トウモロコシ由来の環状オリゴ糖でフェルラ酸の一部(40mg)をナノカプセル化した包接体。
これによりフェルラ酸の体内での作用時間を『フェルガード100』に比べ、約6時間長い、約12時間としています。
※フェルラ酸包接体は、ドイツのワッカー・ケミー社の日本総代理店シクロケム社のシクロデキストリン包接技術で開発されています。
- フェルラ酸(フリー)~160mg
- フェルラ酸包接体~200mg(うちフェルラ酸として40mg)
- ガーデンアンゼリカ抽出物~40mg
- エネルギー~11.94kcal
- たんぱく質~0.00g
- 脂質~0.027g
- 炭水化物~2.922g
- ナトリウム~0.24mg
- ビタミンC~54mg
- ビタミンE~5mg
価格 : 6,480円(税込み 2014年4月1日より)
価格 : 6,000円(税込み 2014年10月配達分より)※
1.5g×60包
購入 : 医療機関経由の製品、ネット購入不可
※2014年10月より本体価格(税込み価格)が改定。(2014/09/27追記)
フェルガード100とフェルガード100Mの違いは、サプリメントに含まれるフェルラ酸の一部をオリゴ糖で包んでいるか、いないかの違い(包接体)で、フェルラ酸やガーデンアンゼリカの量そのものは変わらないと考えて良いと思います。
また、包接体にしてある分だけ、フェルガード100Mの方が体内でゆっくり溶け、作用時間が長くなるといえばわかりやすいかも!?
さらに、包接体製品といっても、現在のところフェルラ酸すべてを包接体にしているわけではなく、製品に含まれるフェルラ酸の20%を包接体にしているようです。(2014/02/08加筆)
- フェルガード100 ⇒ 包接体製品ではない
- フェルガード100M ⇒ 包接体製品(作用時間長い)
[フェルガード100Mハーフ]
フェルガード100Mのフェルラ酸の長い体内での作用時間をそのままに、ガーデンアンゼリカ抽出物の配合は半分に減量されています。
フェルガード100Mは、主成分のひとつであるガーデンアンゼリカ抽出物がフェルガード100と同じ量(20mg/1包)です。
これは、神経を覚醒させるには良いのですが、薬物過敏な方には、興奮させすぎることもあります。
そこでガーデンアンゼリカがさらに半分になったフェルガード100Mハーフができたというわけです。
したがって、フェルガード100Mハーフは比較的行動のおだやかな方、知的な健康状態が安定している方や、レビー小体型認知症の薬剤過敏性が出る方などに使用するのが良いと思います。
- フェルラ酸(フリー)~160mg
- フェルラ酸包接体~200mg(うちフェルラ酸として40mg)
- ガーデンアンゼリカ抽出物~20mg
- エネルギー~11.4kcal
- たんぱく質~0.00g
- 脂質~0.08g
- 炭水化物~2.67g
- ナトリウム~0.05mg
- ビタミンC~56mg
- ビタミンE~10mg
価格 : 5,940円(税込み 2014年4月1日より)
価格 : 5,500円(税込み 2014年10月配達分より)※
1.5g×60包
購入 : 医療機関経由の製品、ネット購入不可
※2014年10月より本体価格(税込み価格)が改定。(2014/09/27追記)
[Newフェルガード]
1包2gあたり、フェルラ酸100mg、ガーデンアンゼリカの抽出物100mgが配合されています。
さらに細胞膜の酸化を防ぐ抗酸化作用をもつ脂溶性ビタミンEが25mg配合されています。
フェルガード100の1包1.5gに含まれるガーデンアンゼリカの抽出物は20mgですから、Newフェルガードにはガーデンアンゼリカ抽出物が非常に多く含まれていることになります。
- フェルラ酸~200mg
- ガーデンアンゼリカ抽出物~200mg
- ビタミンE~50mg
- エネルギー~7.88kcal
- たんぱく質~0.00g
- 脂質~0.032g
- 炭水化物~1.896g
- ナトリウム~0.22mg
- ビタミンC~55mg
- ビタミンE~25mg
価格 : 10,800円(税込み 2014年4月1日より)※
2g×60包
購入 : ネット購入可能
※表示の価格は消費税率変更に伴う参考価格です。詳しくは販売店にてご確認ください。(2014/09/27追記)
[フェルガードA]
フェルガードAは、上記ののフェルガード類では、顕著な結果が出なかった方、ガーデンアンゼリカに対して、過敏に反応される方のために、ガーデンアンゼリカ抽出物の代わりにアシュワガンダを入れて開発されました。
アシュワガンダは、インド、ネパールの乾燥地及び中東などに自生するナス科の植物で、インドニンジンと呼ばれ、もともと記憶力や思考能力を高める効果があり、最近の研究からこの生薬がアルツハイマー病治療薬として有望視され、様々な研究がなされています。
現在サプリメントであるフェルガードAはこの製品に含まれるアシュワガンダが医薬品に該当することとなり、サプリメントとしての販売を継続できなくなり、販売されていません。
(2013年01/25 追記)
既に滋養強壮作用を期待されて、幅広く使用されており、安全性が高い物質であることが証明されています。
また、フェルガードAの成分のひとつであるコエンザイムQ10は、老人性難聴に対し、効果が期待できるという報告があり、この製品に追加されています。
フェルガードAは短期記憶が改善する、一時的に回路の働きが良くなるなど、即時的な認知機能の改善があるようです。
ただ、思考回路がよくなる分、興奮や怒りっぽくなるという場合があるので、そのような症状が現れた場合には、半量に減じるかフェルガード100Mに変更するのが良いようです。
残念ながら、このアシュワガンダに関しては、医薬品リストに載ることになり、2013年の1月23日以降は、サプリメントとして使用することが出来なくなってしまったようです。
- フェルラ酸~200mg
- アシュワガンダ抽出物~200mg
- コエンザイムQ10包接体~100mg
- エネルギー~19.45kcal
- たんぱく質~0.015g
- 脂質~1g
- 炭水化物~4.73g
- ナトリウム~0.38mg
- ビタミンC~500mg
[フェルガード比較表]
もっと細かく比較をしたいという方のために、ExcelファイルとPDFファイルを用意しました。
Excelファイルには、PDFファイルと同一の比較表が含まれているので、Excelファイルをダウンロードしていただけば、PDFファイルをダウンロードする必要はありません。
また、Excelファイルには、関数を使って、フェルラ酸やガーデンアンゼリカの量を計算できるワークシートも用意しました。(試算する機能)
- フェルガード比較表(pdfファイル)
- 各種フェルガード製品の主要成分とその配合量を表形式にしたものです。
- フューチャーホン(ガラケー)をお使いの方でも機種によっては読み込めると思います。
- 表のみですので、試算する機能は有りません。
- フェルガード比較表(Excelファイル~xlsx形式)
- Excel2010の保存ファイルです。
- 試算する機能と栄養成分表示の比較表が含まれています。
- フェルガード比較表(Excelファイル~xls形式)
- Excel97~2003の保存ファイルです。
- 上記のxlsx(Excel2010)形式のファイルをダウンロードできない方はこちらをお試しください。
- 内容はxlsx形式のものと変わりありません。
- 試算する機能と栄養成分表示の比較表が含まれています。
※2014年10月よりフェルガード®製品の価格が改定されています。上記の表は旧価格のままです。
詳しくは、株式会社グロービアのホームページでご確認下さい。
販売価格改定のお知らせ(グロービアのページ)
↑
リンク切れ
株式会社グロービアトップページ
↓
https://www.glovia.co.jp/
原則的には、『医療機関経由の製品、ネット購入不可』と表示してあるフェルガード類については医療機関を通さないと購入できませんが、現在は、ネットで購入することも可能です。
詳しくはこのページの『フェルガードの購入方法』をご覧ください。
【訂正とお詫び】
上記のように医療機関経由の製品の表示のあるフェルガード類について、『ネット購入することが可能』と書かせていただきましたが、正規販売代理店の一つである有限会社リバティ(リバティオンラインショップ)さんから、ご指摘をいただき、誤りであることがわかりました。
医療機関経由の製品は医師のアドバイスに基づいての飲用を推奨しており、インターネットでの購入はできないとのことです。
ここに訂正してお詫び申し上げます。
有限会社リバティさん、ご指摘ありがとうございます。(記2012/09/08)
現在、ネットで購入できるフェルガード類はフェルガード100、Newフェルガードのみです。
お間違いのないようお願い申し上げます。(2012/09/11追記)
フェルガードは、知的な活動の酸化、いわば“サビつき”を防ぐのを、少しでも補助するための食品ですが、決して、安い買い物ではないので、ときに失敗しない製品選びは重要だと思います。
自分もそうなのですが、『一番高い製品を買っていれば、まず間違いはないだろう』というのは、ちょっと危険すぎるように思われます。
フェルガードそのものが、仮に安全、安心なサプリで有ったとしても、飲む人の状態や病気の症状によっては、サプリの効果が強すぎたりする場合があるからです。
また、逆のことも言えるわけで、全く効果が期待できないこともあるかもしれません。
この点に焦点をあてて、ちょっとだけ考察を…。
賛否有ると思われる内容なので、あくまでも参考としてとらえていただけるとありがたいです。
[飲み始め]
健常者が認知症予防として飲む場合や、飲まれる方が純粋なアルツハイマー型認知症とはっきりとわかっていて、興奮などの症状が見られないなら、ガーデンアンゼリカ抽出物が多いNewフェルガードを飲むのにチャレンジしても良いかも!?
ただ、アルツ君のように純粋なアルツハイマー型と判別つかないような場合で、認知症の原因がわからない方の場合は、ガーデンアンゼリカ抽出物で興奮したりすることが有るので、いきなりガーデンアンゼリカが多いNewフェルガードは無謀かもしれません。
ヤッチの場合は、お金の都合でアルツ君にフェルガード100(こっちの方が値段は良心的!?)を飲んでもらっていますが、アルツ君は認知症の薬の量が多すぎると、普通は興奮するはずが、逆に眠くなってしまう特異な症状が出てしまいます。
薬剤に過敏に反応してしまうところが有るようなので、もし、アルツ君同様、薬剤に過敏に反応してしまうような方は、ガーデンアンゼリカ抽出物の量が一番少ないフェルガード100Mハーフを購入するのが良いのではないかと思います。
ヤッチも後になって気づいたのですが、購入したフェルガード100はガーデンアンゼリカの量がフェルガード100Mハーフより2倍多いタイプ。
ただ、たまたまアルツ君に副作用のようなものが出なかったので、結果オーライで飲んでもらっていますが、ある程度、薬剤に対して心配があるなら、フェルガード100Mハーフから始めるのが良いかもしれません。
レビー小体型認知症で薬剤過敏が有る方なら、フェルガード100Mを1日2包飲むところ、1包などにして様子を見ながら、徐々に量を増やして飲むのがおススメなような気がします。
[飲み慣れてきたら]
フェルガード100とフェルガード100Mはフェルラ酸とガーデンアンゼリカの量は同じ。
ただ、ダメージを受けた細胞を保護する役割を持つフェルラ酸の体内での作用時間はフェルガード100Mの方が包接体になっているので長くなっています。
この点から、フェルラ酸を長く作用させたいと考えるなら、フェルガード100からフェルガード100Mに切り替えるのも有りかなと思います。
また、フェルラ酸は時間が経過すると、言い換えれば、長く飲んでいると、効果が下がって来るようです。
だとすれば、フェルラ酸を増やしてあげる必要も出てくると思います。
現在飲んでいるフェルガード類の量を増やすことで、フェルラ酸を摂取量を増やすことができます。
またレビー小体型認知症のパーキンソニズムの改善にはガーデンアンゼリカが良いとされているので、興奮などが出なければ、ガーデンアンゼリカの量も増やしていくことも必要になってくると思います。
ガーデンアンゼリカだけで考えるなら、フェルガード100Mハーフからガーデンアンゼリカの量が多いフェルガード100Mに変更するとか、フェルガード100MからNewフェルガードに変更することで、サプリの量を変えずに、サプリの種類を変えることで、ガーデンアンゼリカの量を変えることは可能です。
単純にサラッと書いてしまいましたが、ここでも薬剤過敏等の問題が出てきます。
フェルラ酸を増やす目的で、ガーデンアンゼリカを含むフェルガード類の量を増やすと、当然それに比例してガーデンアンゼリカの量も増えてしまいます。
興奮などの症状が出なければ良いのですが、出てしまう場合は、フェルガードの種類の組み合わせを変える必要が出てきます。
たくさんの方の認知症の介護ブログを拝見していても、この辺で苦労されている方も多いようです。
そこでフェルガードの組み合わせについて、必要な量のフェルラ酸とガーデンアンゼリカを摂取するために、各製品の組み合わせを簡単に調整できるサイトが公開されているので、参考までに紹介しておきます。
個人でお作りになられているサイトですが、実にきめ細かなところまで考えられているサイトなので是非ご覧になってみて下さい。
参考サイト:
- フェルガードの組み合わせ
- http://chawa.jp/feruguard/
- ちゃわさんのホームページ
- ↑ページが削除されたかアクセスできません。
また、フェルガードA(現在は販売されていません。追記2013/02/04)は、ガーデンアンゼリカ抽出物は含まれておらず、アシュワガンダが代わりに配合されています。
ガーデンアンゼリカの量を増やすことなく、フェルラ酸を摂取できるので、ガーデンアンゼリカで、興奮などの症状が出る方にはこちらを試してみる価値が有りそうです。
さらには、ガーデンアンゼリカの量を増やすことなく、フェルラ酸を増やせるならば、たとえばフェルガード100Mやフェルガード100を飲んでいる方がもう少しフェルラ酸を増やしたいと思ったときには、今まで飲んでいたフェルガード類に加えて、フェルガードAを飲めば、ガーデンアンゼリカを気にせず、フェルラ酸を増量できるのではないでしょうか。
[参考]
以下は現在、認知症を学ぶ会で書き込みをしていらっしゃるヒロシ先生(現在は御引退?)の書き込みを抜粋、一部修正を加えた引用文です。(文章内容そのものは加筆していません。)
私は、認知症のタイプが良くわからない場合、フェルガード100Mハーフを一箱購入することを勧めています。
フェルガード100Mハーフを一日1包から開始し、興奮などの副作用が無ければ、1回に2包飲んでもらうようにします。
フェルラ酸は200mgに成りますが、ガーデンアンゼリカは100Mと同じ量になります。
これで興奮しない方は、次回からフェルガード100または100Mを購入して一日2回にすればよいのです。
あと現在までわかっている範囲では、フェルラ酸は500mg程度までは多いほど効果が上がる可能性が高いということです。
ガーデンアンゼリカも多いほうが良いのですが、興奮しない量は個人差が大きく、少量から試していったほうが良いと思います。
フェルガードAは、Newフェルガードで効果がない方用に試作されました。
アルツハイマーよりレビーに対して非常に効果があることがわかっています。
私が患者に試用したときの成績ですが、多くはレビーだったと思います。
約20名に試用して、誰が見ても改善した方が35%程度・多くの方に改善した部分を指摘するとすぐ理解できる程度の改善の方が35%程度と非常に高い改善率を示しました。
多くの方は2~年ほどアリセプトを服用していた方です。
アルツハイマーにしてもレビーにしても進行性ですから、ある程度進行した時点で改善効果があれば、効果があると推定して誤りは無いと思います。
認知症の本態は短期記憶障害にあるのではないのです。
フェルガードは認知症の方を、単なる健忘症に変えてくれる。と試用したとき強く感じました。
良いことづくめのようなフェルガードですが、残念ながら、良い事ばかりとは言い切れない面もあるようです。
折りに触れ、お話ししてきたように、フェルガードに含まれるガーデンアンゼリカ抽出物の摂取量の多少によって、その効果の出方に、個人によってばらつきが出てしまうことです。
副作用と言い切ってしまうには、問題があるかもしれませんが、人によって、特に一部のレビー小体型認知症の方には、ガーデンアンゼリカの量が多すぎると、怒りっぽくなったり、場合によっては尿量が増加して、頻尿になったりすることもあるようです。
また下痢などの症状が出る方もいらっしゃるようです。
ガーデンアンゼリカ抽出物は神経細胞同士の結びつきを促進し、脳の機能改善を図る作用があると言われているのは、脳の神経伝達物質であるドパミンを増加をさせるからだとも言われています。
ドパミンの増加は、レビー小体型認知症のパーキンソン症状や嚥下障害を改善する反面、興奮などをもたらす可能性も有ります。
また、ガーデンアンゼリカ抽出物に同じく脳の神経伝達物質であるアセチルコリンの働きを良くする機能が有るなら、尿量が増加するのは否定できないと思います。
症状を悪化させてまで、サプリを飲み続ける必要はないわけで、こんな時は直ちに服用を中止するなどの措置を取った方が得策ではないでしょうか。
確かに、フェルガードを飲んで、『物忘れが改善された』という話はよく耳にします。
しかし、それが改善されて、被介護者が怒りっぽくなって、凶暴になってしまうなら、介護が今まで以上に大変になってしまう可能性も出てきます。
薬、薬あるいはサプリ、サプリと追い求めるあまり、介護を楽にするという目的から逸脱してしまっては本末転倒なような気もします。
多少の物忘れや認知能力の低下が有っても、日常生活に支障をきたさない程度の穏やかな生活の方が介護者も被介護者も幸せだと思うのですが…。
また、誤解の無いように、このサプリも認知症の病気そのものにストップをかけるものではないことを付け加えさせていただきます。
フェルガードの製造・販売元は株式会社グロービアです。
フェルガードの購入は、株式会社グロービア、医療機関経由で購入可能です。一部の製品については、ネットでも購入可能(フェルガード100、Newフェルガード)です。
【注】
現在、ネット購入可能なフェルガード類はフェルガード100、Newフェルガードのみです。
フェルガード100M、フェルガード100Mハーフ、フェルガードA、
ネットで購入できないフェルガード類については、医療機関を経由して購入するか、株式会社グロービアにお問い合わせ(ご相談)の上、ご購入下さるようお願い申し上げます。
(2012/09/11追記)
医療機関を経由しての購入は言うまでもないことですが、医療機関でフェルガードを採用していなければ、そこの医療機関からは購入できません。
フェルガードの販売元である株式会社グロービアのホームページではフェルガードを相談できる医療機関を掲載しています。
購入に関して、ご苦労されていらっしゃる方も多いようなので、追加情報を記事にしました。
医療機関等の紹介が無くても購入できる方法なども記事にしています。
ただ、アルツ君が診察を受けているドクターはここに掲載されている医療機関なのになぜかフェルガードに否定的…。
やはり、こういった場合はネットに頼るしかありません。
ネットでは、フェルガードを販売サイトは非常にたくさん有ります。
御存知のようにGoogleなどで検索をかけると、たくさんのサイトがヒットします。
たくさん有り過ぎてどこから購入したら良いの?というのが正直な感想ではないでしょうか。
繰り返しになりますが、販売元は株式会社グロービア。
こちらが販売元となって販売代理店や承認販売店制度を設けています。
事実、株式会社グロービアもこのような業者が存在することを把握していて、このような業者から、製品を購入しないように、呼びかけています。
以下の理由により上記文章を抹消(取り消し線部分)させていただきます。(2016年10月12日)
ネットでの正規販売代理店には株式会社グロービアの正規販売代理店であることのバナーの表示が義務づけられているので、ある程度は購入先を選ぶときの指標になると思います。
有限会社リバティ(販売終了)有限会社ライフパーク(販売終了)株式会社ヒーロー(販売終了)株式会社生駒堂(販売終了)株式会社アクアジャパン(販売終了)株式会社M's INTENSEさくらメディカル株式会社シグマ(販売終了)日本デトックス・ストアー(販売終了)株式会社ニューレックス(販売終了)有限会社ハービックス(販売終了)
関連記事:フェルガードとフェルゴッド(2014/07/24)
上記の正規販売店から購入するのが、間違いない方法かと思われます。(購入できるのはフェルガード100、Newフェルガードのみです。【取扱いの無い場合も有り】)
自分自身は販売代理店の一つから購入していますが、若干の割引があったり、ポイントをもらえ、次回の購入に充当できるという理由からです。
繰り返しになりますが、フェルガード100M、フェルガード100Mハーフ、フェルガードAについては、多くの販売代理店のホームページでは、『これらの製品は医療機関経由製品です。』と表示されていて、販売代理店からは、購入できません。
現在フェルガードAは販売されていません。
また、
は、『フェルガード®・MS(メディカルサプリ)シリーズ』(医療機関向け)にシリーズ化され、医療機関または医師の紹介で購入することができる製品となっています。
お近くに相談できる医療機関や医師がいない場合や購入希望の方には、株式会社グロービアで取り扱い医療機関を紹介していますので、お問い合わせしてみてください。(販売代理店等からは購入できません。お問い合わせ・確認は自己責任でお願いします!!)
上記、『フェルガード®・MSシリーズ』以外の
- フェルガード100
- Newフェルガード
『一般向けフェルガード』のフェルガード100、Newフェルガードは、基本的に正規販売代理店等を通じて購入ができます。
- グロービア・医療機関経由で購入できる製品
(正規販売代理店等からは購入できない製品) - フェルガード100M
- フェルガード100Mハーフ
- NewフェルガードLA
- NewフェルガードLA粒タイプ
- フェルガードB
- 終売しているため、在庫が有る場合のみ正規販売代理店等から購入可能な製品
- フェルガード100
- Newフェルガード
フェルガードの購入は、ご自身に合った購入方法や購入場所を選択していただくのが一番ですが、ヤッチ自身が、以前実際にネット購入していた有限会社リバティさんの製品の一部を参考までに載せておきます。
購入できるフェルガード製品は、『一般向けフェルガード』であるフェルガード100、Newフェルガードです。
90g(1.5g×60包)
フェルガード100は2包3gあたり、米ぬかから抽出したポリフェノールの一種「フェルラ酸」を200mg、ヨーロッパの伝統的なハーブであるガーデンアンゼリカの抽出物を40mg配合。
【送料無料】
120g(2g×60包)
Newフェルガードは日本人の主食である「お米」の、米ぬかから抽出したポリフェノール「フェルラ酸」と、ヨーロッパの伝統的なハーブであるガーデンアンゼリカの抽出物を、2包4gあたり共に200mg配合。
さらに、年齢を感じる方の健康維持を助ける脂溶性ビタミンEを増量。
【送料無料】
※
平成26年(2014年)4月1日より消費税が5%から8%に引き上げになるため、
フェルガード100 6,300円 → 6,480円(税込み)
Newフェルガード 10,500円 → 10,800円(税込み)
に価格が変更になるものと思われます。
詳しくは販売店にお問い合わせ下さるようお願い申し上げます。(2014/03/10追記)
※お断り
この記事は2012年3月現在の記述です。
適宜修正・加筆していますが、時間とともにその内容も陳腐化し、誤った情報になることも考えられます。
また、個人で情報収集を行っているため、言葉が足りない部分も多く有るかと思われます。
ネット購入などの際は内容等を必ずご自身でご確認くださるようお願い申し上げます。
従来のフェルガード製品とは違いタブレットタイプになっていて、水なしで口の中で溶かしたり、噛んだりできるのが特徴です。
苦みは無く、まるでお菓子でも食べているかのような食感です。
以下に株式会社グロービアさんから試供品とともに届いた製品の案内文を引用させていただきます。
- 商品名:
NewフェルガードT(終売となり、現在は販売されていません。~ 2014/10/29追記)- 原料名:フェルラ酸、クエン酸、V.C、香料、ステアリンCa、微粒二酸化ケイ素、甘味料(ステビア)、デキストリン、還元麦芽糖水飴、ブドウ糖、ガーデンアンゼリカ抽出物、緑茶抽出物
- 内容量:96g(800mg×120粒)
- 特徴:
- 1粒(800mg)中にフェルラ酸50mgとガーデンアンゼリカ50mgを配合しています。
- 緑茶成分のカテキンの中で最も抗酸化力の強いエピガロカテキンガレート(EGCG)を加えています。
- 舐めたり、砕いたりできるチュアブル錠タイプで、水なしで手軽に摂れるようにしました。
- これまでの半量を1粒にすることで、症状による調整をおこないやすくしました。
- 召し上がり方:1日4粒を目安に噛むか口の中で溶かしてお召し上がりください。
- 賞味期限:製造より24ヵ月
- 保存方法:高温多湿や直射日光を避けて保存してください。
- 価格:9,450円/120粒入りボトル(消費税込)
- 価格:9,720円/120粒入りボトル(消費税込 2014年4月1日より)
- ※2014年10月よりフェルガード製品の価格が改定(値下げ)されますが、情報がないため、あえてここでは、改定後の価格を記載していません。(2014/09/27追記)
- 栄養成分表示(4粒3.2gあたり)
- エネルギー~12.76kcal
- たんぱく質~0g
- 脂質~0.08g
- 炭水化物~3.01mg
- ナトリウム~0.19mg
- ビタミンC~110mg
- 主要成分及びその配合量(4粒3.2gあたり)
- フェルラ酸~200mg
- ガーデンアンゼリカ抽出物~200mg
- 緑茶ポリフェノールEGCG~15mg
※NewフェルガードTは終売となり、現在販売されていません。(2014/10/29追記)
[NewフェルガードLA]
NewフェルガードLAの記事をアップしました。
[フェルガードB]
2013年5月23日よりフェルガードBが販売されています。
フェルガードAの主成分であるアシュワガンダが医薬品リストに載ることになり、フェルガードAが販売中止となったため、後継品として、開発されたようです。
フェルガードBには、フェルガードAと同様にインドの伝統医学(アーユルヴェーダ)で長年利用されてきたハーブの一つとして『バコパモニエラ』というものが配合されているようです。
ヤッチも発売日当日にフェルガードBを注文しました。
翌日に手元に届いたのですが、すぐにアルツ君のいる施設に持って行ってしまったので、今回は試飲できませんでした。
他のフェルガード製品に比べると、このフェルガードBは、すこし漢方薬っぽい香りがあると、注文したときのオペレーターさんがおっしゃっていました。
また、中身は細粒というよりは、粉末であるということもおっしゃっていました。
振ってみた感じは、細粒ぽかったんですけどね~。
以下に株式会社グロービアさんから届いたフェルガードBに同梱されていた製品の案内文を引用させていただきます。
- 商品名:フェルガードB[栄養補助食品]
- 原料名:フェルラ酸、クエン酸、環状オリゴ糖、ビタミンC、香料、微粒二酸化ケイ素、甘味料(ステビア)、ブドウ糖、バコパモニエラ抽出物、緑茶抽出物
- 内容量:90g(1包1.5g×60包)
- 特徴:
- 新素材「バコパモニエラ」を配合しています。
- 緑茶成分のカテキンの中で最も抗酸化力の強いエピガロカテキンガレート(EGCG)を加えています。
- フェルラ酸の一部をガンマシクロデキストリン(γCD)で包接することにより、体内で細かく吸収され、長くとどまります。
- 召し上がり方:食品として、1日2包程度を目安に水などでお召し上がりください。
- 賞味期限:製造より24ヵ月
- 保存方法:高温多湿や直射日光を避けて保存してください。
- 価格: 9,450円/60包入り(消費税込)
- 価格: 9,720円/60包入り(消費税込 2014年4月1日より)
- 価格 : 9,000円/60包入り(消費税込 2014年10月配達分より)※
- ※2014年10月より本体価格(税込み価格)が改定。(2014/09/27追記)
- 栄養成分表示(1包1.5gあたり)
- エネルギー~5.54kcal
- たんぱく質~0g
- 脂質~0.012g
- 炭水化物~1.358mg
- ナトリウム~5.85mg
- ビタミンC~55mg
- 主要成分及びその配合量(1包1.5gあたり)
- フェルラ酸(フリー)~80mg
- フェルラ酸包接体~100mg(うちフェルラ酸として20mg)
- バコパモニエラ抽出物~100mg
- 緑茶抽出物~15mg
※フェルラ酸包接体の考え方としては、製品に含まれるフェルラ酸を100%とすると、20%が包接体になっていると考えれば良いと思います。
※フェルガードBも医療機関経由の製品で、販売代理店等から購入はできません。
掲示板でも、フェルガードやそれ以外の情報が寄せられていますので、是非ご覧になってみてください。
- 掲示板 [ アルツ君は職人 ](トップページ)
- フェルガードについて(掲示板内のフェルガードに関するトピック)
[Newフェルガード及びフェルガード100の終売]
すでにご存知の方も多いと思いますが、フェルガード製品の一部が終売(製品の供給を終了)となるようです。
2013年07月27日の時点で、終売が予定されている製品は、Newフェルガード(Newフェルガード®)と、フェルガード100(フェルガード®100)です。
終売となる日付は以下の通りです。
- Newフェルガード ~ 2013年09月30日
- フェルガード100 ~ 2013年11月29日
株式会社グロービアのホームページに
株式会社グロービアさんのページでは『諸般の事情により』として、終売の理由を明らかにしていませんが、たくさんの愛飲者がいらっしゃることでしょうし、これまで販路の拡大に御尽力されてきた正規販売代理店さんや承認販売店のことを思うと、とても残念なことです。
なお、現時点(2013年07月27日現在)では、Newフェルガードとフェルガード100のみが終売になるのであって、すべてのフェルガード製品が終売となるわけではないので、お間違いのないようにお願い申し上げます。
また、上記の終売日は株式会社グロービアが二つの製品の供給を終了する日ですから、終売日以降も、正規販売代理店等に在庫が存在すれば、在庫がなくなるまでの間は販売は継続されるようです。
今後について不安な方は、少し買い置きをしておくなどの方法をとった方が良いかもしれませんね。
[フェルガードの特許権侵害販売差止請求の裁判]
フェルガードが販売中止になるんじゃないのか?とか、販売差し止めになるのでは?と色々な情報が飛び交っていましたが、株式会社グロービアから正式なアナウンスが出たようです。
これで決着したのかということはわかりませんが、現時点(2014年4月18日現在)では、フェルガード製品は今後も販売される模様です。
2014年4月16日
某健康食品メーカーから訴えられていた特許権侵害差止請求裁判について、2014年4月16日(水)東京地方裁判所より、私どもの主張を100%認める勝訴判決がだされました事をご報告申し上げます。
また、原告が主張している特許と原告製品自体も関係がないことも結論付けられました。株式会社グロービアのホームページより引用
【付記】2014/11/19
特許権侵害の裁判について、原告側の控訴が棄却され、結審したようです。
2014年10月29日
ANM176側より弊社に提訴されました特許権侵害差止請求事件は一審(東京地裁)ニ審(知財高裁)とも原告の請求は棄却され弊社の主張が全て認められたことをここにご報告申し上げます。
ANM176側が主張している特許(第4350910号)と製品ANM176とは全く無関係であることも一審、二審とも確認されました。本特許に食品は含まれません。そもそも本特許とガーデンアンゼリカとは無関係ですし、フェルラ酸の量も特定されていません。株式会社グロービアのホームページより引用
» 判決文(平成26年10月23日判決言渡)
[ジオフェルンZ]
フェルガード100、Newフェルガードの終売に伴ない、これらの製品を扱う正規販売代理店や承認販売店の中にも在庫切れのところが多数あるようです。
代理店等で在庫が無くなった場合、上記以外のフェルガード製品を購入するには、医療機関経由から購入するか、あるいは、株式会社グロービアから直接購入しなくてはならないので、ネットなどで、気軽に購入するという事が困難になって来ますね。
フェルガード製品の代替となるものを探していらっしゃる方も多いように思います。
フェルガードはフェルラ酸とガーデンアンゼリカ主体のサプリでしたが、アンチエイジングのためのサプリメントとして、フェルラ酸やガーデンアンゼリカ主体ではない製品も多数販売されています。
フェルガード正規販売代理店である有限会社リバティさんからも、フェルガードとは全く別物ですが、ヤマイモから抽出されるジオスゲニンを含んだジオフェルンZというサプリメントが販売されています。
ご興味のある方はリンクを貼っておきますので、アクセスしてみてください。
ジオフェルンZ
(2015年07/06加筆修正しました。)
名称:ヤマイモ抽出物含有食品
原材料名:ヤマイモ抽出物、亜鉛含有酵母、赤ワインエキス末、ビール酵母、イチョウ葉エキス、銅含有酵母、セレン含有酵母/HPMC、ビタミンB12、ビタミンB6、ビタミンD、葉酸、(原材料の一部に大豆を含む)
内容量:29.07g(323mg×90粒入り)
保存方法:高温多湿を避け、冷暗所にて保存
販売者:有限会社リバティ
お召し上がり方:1日3粒を目安に水などでお召し上がりください。
※上記目安量の場合、約1ヵ月間でお召し上がりいただけます。
栄養成分表示(3粒~969mgあたり):
- 熱量 3.8kcal
- たんぱく質 0.1g
- 脂質 0g
- 炭水化物 0.7g
- 食塩相当量 0mg
- 亜鉛 12mg (171)
- ビタミンD 5μg (100)
- セレン 30μg
- 銅 0.8mg
- ジオスゲニン 50mg
- ジレスベラトロール 5mg
従来品のフェルガード100Mの顆粒タイプ(包接体製品)に加え、新たに、2015年5月12日より、株式会社グロービアからフェルガード100M「粒タイプ」が販売されています。
2粒で従来品のフェルガード100M1包分のフェルラ酸とガーデンアンゼリカを摂取できるようです。
フェルガードAが2013年1月23日に販売中止になったこと、そして2013年1月31日に株式会社グロービアのホームページがリニューアルされたことに伴い、記事の一部を修正・加筆しました。
そのため、記事の表示がご覧の皆様にとって、大変読みずらいものになってしまいました。
フューチャーホンやスマホから閲覧した場合に画像の一部が表示されなかったりすることも有るようです。
記事自体を引越しさせることも考えましたが、Googleなどの検索サイトから毎日たくさんこのページにアクセスしていただいているので、なかなか引越しというわけにもいきません。
どうかご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
フェルガードについては、このブログの中ではカテゴリー分けして、記事を書かせていただいています。
下記の『フェルガード』の文字をクリック(タップ)していただくと、このブログの中でのフェルガードの記事の一覧が表示されます。
カテゴリー:
フェルガード(PC、携帯)
フェルガード(スマホ)
ご不明な点やお気づきになられた点がございましたら、コメント欄で教えていただけるとありがたいです。
また、今後は更新情報をTwitter上でツイートしたいと考えています。
ヤッチのTwitterプロフィール
2013/02/04記
2013/02/04前については省略
2013/02/04
リンク切れを修正
フェルガードAに関する記述を一部修正、加筆。
2013/06/02
フェルガードBの情報を加筆。
2013/07/27
Newフェルガード及びフェルガード100の終売についての情報を加筆。
2014/02/08
フェルガード100とフェルガード100Mの違いを加筆
2014/02/15
2014/02/17の株式会社グロービアの事務所移転に伴い、グロービアのホームページURLが変更。
そのため、当ブログのリンク先も変更。
株式会社グロービアのトップページは以下。
(旧)http://www.glovia.net/
↓
(新)http://www.glovia.co.jp/
その他必要箇所を修正
2014/03/10
2014/04/01より現行の消費税率5%から8%に税率が変更になるため、製品価格を加筆・修正。
フェルガード100およびNewフェルガードについては正式アナウンスが出ていないため、見込み価格を加筆。
2014/04/04
フェルガード比較表の中の製品価格が消費税率変更前の価格だったため、
新しい表を作成。
同時にExcelファイルも追加。
2014/04/18
フェルガードの特許権侵害販売差止請求の裁判についての引用文を加筆。
2014/05/28
ジオフェルンZの情報を加筆。
2014/07/24
新しく書いた記事の情報を加筆。
フェルガードとフェルゴッド
2014/09/27
2014年10月より、フェルガード製品の価格が改定(実質値下げ)になるため、記事中の表示価格を修正。
2014/10/29
NewフェルガードTが終売となっていたため、記事内容を修正。
2014/11/19
フェルガードの特許権侵害販売差止請求の裁判(控訴事件)についての引用文を加筆。
2015/08/03
フェルガード100M「粒タイプ」の情報を加筆
2018/08/06
記事最下部に『16.まとめ』を加筆
最初にこの記事を書いたのが2012年3月です。
記事を書かせていただいた当初はフェルガード®の正規販売代理店制度があり、フェルガード®を購入したいと思えば、製品の種類によっては医師の紹介がなくてもこの正規販売代理店から購入することが可能でした。(すべてのフェルガード®製品が購入できたわけではない。)
もちろん株式会社グロービアから直接購入することも可能でした。
代理店さんの多くは自社でホームページを持ち、ネットショップを展開し、我々も気軽にポチっとすれば、製品を購入できました。
しかし、2018年現在、正規販売代理店制度は事実上、廃止されています。
したがって、フェルガード®を購入するためには、製造・販売元である株式会社グロービアから直接購入(ネット・電話注文等)するしか方法がありません。
しかも、(フェルガード®を推奨する)医師の紹介がないと購入できない条件付きになっています。
場合によっては、フェルガード®を推奨している医師の診療所にフェルガード®が有って、診察ついでに購入して帰るなんていうこともあるのでしょうが、すべての診療所等の医療機関でこれが可能なわけではありません。
気軽に購入できる方法はないかとこのブログにいらして下さった方も多分たくさんいらっしゃると思いますが、ご期待に添えなくて申し訳ないです。
ちょっと裏ワザ的な購入の方法もありましたが、今でもその方法で購入できるか確証はないし、ここに書くわけにもいきません。
まず、株式会社グロービアに電話なり、メールして、ご購入に際しての相談をされることをご推奨します。
この『16.まとめ』の中ではあえてリンクを明示していません。
今後、リンク先のURLが変更になったり、削除された場合に、書き換えなくてはなりません。
これ以上、こういった作業はしたくないので、ご理解いただけると幸いです。
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
先日、アルツ君のところに面会に行ったとき、施設の看護師さんから声をかけられました。
看護師さん:「あの…。ご自宅からお持ちいただいて、お父様にいつも飲んでいただいているサプリメントなんですが、そろそろ在庫が無くなりそうなんで…。正確には数えていませんが、あと3日分くらいなんで…。」
ヤッチ:「フェルガードのことですか?」
看護師さん:「そうです、そうです。あれがもう無くなりそうなんで…。」
ヤッチ:「微妙だな…。すぐに注文出さないと間に合わないかもしれませんね!?」
看護師さん:「まだ、少しは残っていると思いますが、お願いしておいてもよろしいですか?」
ヤッチ:「わかりました。すぐに注文を出して、すぐにお持ちするようにします。」
まあ、一日二日、飲まなくても死ぬことはないだろうと思いつつも、家に戻ると、すぐに注文を出しておきました。
現在、アルツ君に飲んでもらっているのは、フェルガード100MとフェルガードAです。(フェルガードと言ってもいろいろと種類が有ります。)
フェルガードAは来年(2013年1月23日)から販売中止となりますが、注文先の株式会社グロービアさんにはすでに在庫が無いそうな…。(2013/02/07追記:フェルガードAは現在販売されていません。)
(-_-;)
[関連記事:フェルガードの種類と購入方法]
いずれはこの日が来るとは覚悟はしておりましたが、まだ株式会社グロービアさんからこれに代わる新製品は今の時点では発売されていません。
(つд⊂)エーン
仕方がないので、フェルガードAに代えてNewフェルガードを注文しました。
Newフェルガードを1箱(60包入)とフェルガード100Mを1箱(60包入)の計2箱(2か月分)です。
定かでは有りませんが、このNewフェルガードもさらに新しい製品が出るため、在庫が無くなり次第販売終了となるような気配ですねぇ…。
(-_-;)
新製品として、来年2013年1月8日からNewフェルガードLAというのが、発売になるようです。
こちらは実際に株式会社グロービアさんから注文書(予約票)をいただいているので間違いなく、販売されます。
NewフェルガードLAだなんて、何だかアメリカの大都市を彷彿させるネーミングですが、新製品が販売されるたびに名称が長くなっていくんでしょうか…。
(^_^;)
フェルガードについては、また別の機会に詳しく記事にさせていただくことにして、今日そのフェルガードが届いたので、施設に持って行きました。
アルツ君ですが、ヤッチが看護師さんからフェルガードの在庫が無いと聞かされた夜あたりから風邪を引いています。
(-_-;)
姉から、この日の夜に電話で教えてもらったのですが、もしかするとヤッチがこの日、散歩に連れ出したのが原因かもしれません。
(-_-;)
いや、もしかしなくてもかもしれませんね…。
(-_-;)
ヤッチが施設に着き、居室に向かうと、たいていは廊下の定位置に腰かけているのですが、今日は定位置に鎮座していません。
居室のドアも閉められたまま…???
居室のドアをノックし、ドアを開けます。
ベッドから起き上がろうとしているアルツ君の姿が見えます。
ヤッチ:「寝てたのか?」
アルツ君:「どうなんだろうなぁ…。寝るとしたらこれからだな!?」
ヤッチ:「声がガラガラじゃないかよ。大丈夫なのか?」
アルツ君:「どうもそうらしい…。喉を鍛えすぎたらしい…。」
どうやって喉を鍛えるんだっていう話ですが、いつもと違ってやはり元気がありません。
(-_-;)
ヤッチ:「鍛え方が足りないのもよくないけど、鍛えすぎるのもよくないんじゃないか?」
アルツ君:「どうもそうらしいや。ハーモニカも吹けやしない…。」
ヤッチ:「えっ!?ハーモニカが有るのか?ずいぶんとサンタクロース(姉)も気が早いな!?」
アルツ君:「吹こうと思ったら、咳しか出やがんない…。」
ヤッチ:「今日は無理しないで寝てな。」
アルツ君:「別に無理なんかしてないけどな…。(施設の職員さんが)薬を持ってくるって言ったのに持ってきやがらないなぁ…??」
ヤッチ:「少し、水分摂った方がいいんじゃないか?干からびちゃうぞ。」
ヤッチは居室の外に出て、お茶をもらいに行きました。
お茶をもらって居室に戻ると、看護師さんの姿があります。
先日の看護師さんとは別の看護師さんです。
アルツ君の血圧やら、体温を計ってくださっているようです。
ヤッチ:「ちょうどよかった。フェルガードが無いって聞いていたんでお持ちしました。」
看護師さん:「あ、そうですか。ありがとうございます。で、お父様の方ですが、今熱を計ったら、熱はないようですね。」
ヤッチ:「もともと、風邪を引いたりするということがあまり無かった人ですから、ちょっと風邪を引くとヘロヘロになっちゃうんですよ~。」
看護師さん:「いつもお元気ですもんねぇ~。2、3日前からここの主治医の処方でPL(配合)顆粒という風邪薬を飲んでもらっています。あと、診察の時に不整脈が有ったんで、ニトロールという不整脈のお薬も飲んでいただいています。先生は一時的なものかもしれないとおっしゃっていましたが、念のために、お薬を飲んでもらっています。」
ニトロール…???
ヤッチははじめて聞く薬の名前だなと思いました。
看護師さんにもう一度聞いてメモしたくらいですから…。
でも『ニトロ』といえば、ピンとくる人も多いのでは…!?
ヤッチも昔よくこれでダイナマイトを作りました(ウソぴょんっ!!)
ヤッチ:「PL飲んでるから、ダルそうなのかな?」
看護師さん:「はい、お昼ご飯の後に飲んでもらっています。もともとお薬が効きやすいんですか?」
ヤッチ:「はい、かなりの薬剤過敏だと思います。」
時間帯としてはちょうど薬が効き始めるような時刻…。
アルツ君の施設の職員さんが薬を持ってこないというのが認知症によるものであることが判明してしまいました。
(^^ゞ
また、不整脈ですが、1年くらい前の老人健診で胸部大動脈が蛇行していると主治医から言われたことが有ります。
それと何か関係が有るのかもしれませんねぇ…。
(-_-;)
看護師さん:「お咳も出ているようですから、また(巡回に)お伺いしますね。」
アルツ君と二人だけになってアルツ君がぼそりとつぶやきます。
アルツ君:「ところで、ばあさん(キノコさん)はどこに居るんだ?」
今日は出ないと思いましたが、やっぱり…。
m(__)m
ヤッチ:「寝ても覚めてもばあさん三昧なんだなあ?」
アルツ君:「別にそういうわけじゃないけどさ…。どんな顔してたっけかなぁ??」
ヤッチ:「そこに二人で写っている写真があるじゃないかよ。御嬢さん(姉)が撮ってくれたやつ。それを見ればばあさんの顔も思い出すんじゃない?」
アルツ君がキノコさんの顔を忘れないようにと、姉がキノコさんの写真をイッパイ居室に置いています。
アルツ君:「ああ、これかぁ…。何だかぼやけてよく見えないぞ?」
ヤッチ:「寝たままの姿勢だし、老眼鏡をかけてないからじゃないのか?」
アルツ君:「そっか…。」
ヤッチは仰向けになっているアルツ君に老眼鏡を渡します。
ベッドのリクライニングのスイッチを入れ、アルツ君の体を起こします。
アルツ君が老眼鏡をかけます。
アルツ君、キノコさんと一緒に写っている写真を見ると、すぐに無言で老眼鏡を外してしまいました。
ヤッチ:「何?どうかしたのか?」
アルツ君:「(老眼鏡を)かけなきゃ良かった…。」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
前回、アルツ君が怒りっぽくなり、興奮気味だということ記事にしました。
そして、Newフェルガードに含まれるガーデンアンゼリカという成分がアルツ君の興奮の原因ではないかということで、その日のうちに、Newフェルガードを飲むのをアルツ君にやめてもらいました。(注:Newフェルガードを否定しているわけではありません。)
まだ、やめて日が経っていないので、すぐに興奮がおさまるとは思えないし、もし興奮がおさまれば、このガーデンアンゼリカをヤッチが増量したことで、興奮を引き起こしたことになるので、犯人はヤッチということになると思います。
(-_-;)
今のところ、結論は出ていません…。
(-_-;)
今日もちょいとこのことが気になったので、アルツ君のところへ面会に行ってきました。
アルツ君の調子ですがヤッチの前では相変わらずですかね~。
小さなドーナッツを一つだけ持って行って、ペロリと完食。
その後、書いてもらった『ちょこっと日記』の目標欄には大好きな言葉を…。

いつも通りと言っちゃあいつも通りです。
寒い日が続いて、外で散歩というわけにもいかないので、ヤッチは早目にアルツ君とおさらばします。
ヤッチは施設の看護師さんをたずね、様子を伺います。
ヤッチ:「フェルガードを飲むのをやめてから、父の様子はいかがでしょうか?」
看護師さん:「日中は穏やかだったんですが、今朝はやはり機嫌が悪い様子で…。」
ヤッチ:「Newフェルガードは飲むのストップしているんですよね?」
看護師さん:「はい、でも、今朝洗濯物がないか、職員が取りに伺った時なんですけど、床に2、3枚ご自身が履いていたズボンが脱ぎ捨ててあって…。」
ヤッチ:「はあ…。」
看護師さん:「で、そのズボンは全部濡れていたみたいだったので、職員が拾い、洗濯に出そうとしたところ、『なんで、人の物を勝手に持って行きやがるんだっ!!』って、それはすごい怒り方で、殴り掛からんばかりだったそうなんです…。」
ヤッチ:「やはり、(興奮は)おさまりませんかぁ…。」
看護師さん:「(フェルガードを)やめてすぐに結果出るには、まだ早いですけど、こちらも注意して見守りをさせていただいています。」
ヤッチ:「すいません…。で、申し訳ないですけど、今父が飲んでいる処方薬を教えてもらえませんかね?」
アルツ君が高齢者虐待防止法により、保護されて以来、ヤッチはアルツ君の薬の服用管理はしていません。
保護された当初は高齢者相談センター(地域包括支援センター)がこれを行い、『おくすり手帳』もヤッチはセンターの職員さんに預けています。
高齢者相談センターの方はアルツ君をセンターの車で診察に何回か行ったりもしています。
その後、特別養護老人ホームに入所が決まり、アルツ君の薬の管理は当然、この施設がやることになります。
成年後見人が決まるまでの間、どっちに物申して良いのかわからない状態が続いていたので、お伺いするチャンスが無く、今の今までヤッチは、保護されてからアルツ君がどんな薬を飲んでいるか知りませんでした。
まあ、高齢者相談センターの車でアルツ君が診察を受けに行ったときにも、ヤッチは立ち会っていますから、まず認知症や進行性核上性麻痺に関しては、ドクターは『薬は飲むのをやめにしよう』とおっしゃっているので、現在もその処方は変わっていないはずです。
看護師さん:「ちょっとお待ちください。今、処方薬のリストをコピーしてきますので。」
看護師さんはそうおっしゃってヤッチにアルツ君が今飲んでいるリストを渡してくれました。
以下がアルツ君の現在飲んでいる薬のリストです。
ヤッチの自己判断で飲んでもらっているフェルガードは省略しますね。
【調剤日2012年10月19日】
- バイアスピリン100mg
血をかたまりにくくし、血液の流れを良くする薬。
[服用時点]
夕食後1錠- アシノン錠150mg
胃酸の分泌を抑えて、潰瘍や食道の炎症を改善する薬。
[服用時点]
夕食後1錠- メマリー錠10mg
脳の神経の情報を伝える仕組みの異常を抑えて、神経細胞の保護と記憶・学習機能障害の抑制により、もの忘れや判断ができにくくなる等の症状が進むのを遅らせる薬。
[服用時点]
夕食後1錠- プルゼニド錠12mg
大腸の運動を活発ににし、便通を良くする薬。
[服用時点]
夕食後2錠- アムロジピンOD錠5mg「サワイ」
血管や心筋の収縮させるカルシウムの働きを抑えて、心臓の負担を軽くしたり、血管を拡げて血圧を下げる薬です。
[服用時点]
夕食後1錠- ツムラ抑肝散エキス顆粒(医療用)
神経の興奮を鎮め、神経症、眠れない、小児の夜泣き、小児疳症を改善する薬。
[服用時点]
夕食後1包- マイコスポールクリーム1%
かびに感染しておこる皮膚炎(水虫など)を治療する薬。
[服用時点]施設の看護師さんからもらったコピーを引用
…物申したいことはたくさん有りますが、特筆すべきはメマリー錠10mg…。
えっ~~~!!!
なんでやめたはずの薬を飲んでるの?????
薬剤過敏のあるアルツ君、これまでアリセプトやメマリーといった認知症の薬を服用してきましたが、そのたびに副作用が出ちまって、家族を困らせてくれました。
(-_-;)
材木病だの傾眠ちゃんが今では懐かしくもあるところですが…。
なんだって今頃メマリーが復活したんでしょう???
最終的にはアリセプト1.5mgまで減薬したところで、ドクターから『進行性核上性麻痺の疑い』との診断を受け、これ以上飲んでも効果が期待できないと言われとうに卒業している認知症の薬…。
(-_-;)
ヤッチは目に飛び込んできたこの『メマリー』の文字を見ながら、看護師さんに申し上げました。
ヤッチ:「メマリーは飲まないことになっているはずですけど、これはいつの処方ですか?」
看護師さん:「確認してみないとわかりませんがこちらにいらした時から、ずっと飲んでおられると思いますよ!?」
ヤッチ:「えっ~!!メマリーはやめたはずなんですけど?」
看護師さん:「そうなんですか?副作用が出ちゃう?」
ヤッチ:「どっちかというと傾眠がひどくなります。」
看護師さん:「でも、こちらにいらしてから、(アルツ君は)眠くならないですよね!?しかも今は逆に興奮していらっしゃるし…。」
貰ったコピーでは調剤日は2012年10月19日になっています。
この時点からもし飲んでいるとすれば、被害は少なくて済みます。
しかし、施設に入所したときからということであれば去年の5月の終わりとか6月からということになります。
(-_-;)
仮にメマリーを10mg(アルツ君にとってはものすごく多量)を飲んで傾眠が改善されシャッキリしたとしても、それとこれとは話が違います。
( ̄^ ̄)キッパリ!
ふざけっんなよ!!
できれば、上記の『ふざけっんなよ』の『けっ』は足の爪が飛ぶほどのアクセントでお願いします。
誰がこんなに飲ませていいって言ったんだよ~。
薬剤過敏だって再三言ってるよね!?
ド素人でもわかりそうなことを何でわからないわけ!?
だいたい、家族が飲ませたくないって言ってるものを誰の判断で飲ませたわけ?
アルツ君?
いや…。
アルツ君は人一倍薬嫌いなのは知ってるよね!?
結果オーライと思ってるかもしれないけど、もしこれが逆だったら、命に係わる事にもなるんだよね!?
このあと施設の事務所のドアをノックして、職員さんにも同じことを話しました。(心の叫びではありません。)
施設の職員さんからは、確認するので少しお時間をくださいとの事…。
現在、どうしてこのようなことになったかを調査中です。
後日これについては、改めて記事にしたいと思います。
それにしても、確認をしなかったヤッチにも責任はありますが、もともと面会も制限され、ようやくアルツ君にお目通りがかなったわけで…。
その間、家族の管理下になかったので、こちらに過失はおそらくなかったと思います。
段々、腹が立ってきました。
(`´)
どうやら、アルツ君の興奮はヤッチにも伝染してしまったか…!?
久しぶりに歌いますか?
…って、
ターゲットは誰?
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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