アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
  ※スマホではこのページをご覧になれません。

このページに表示中の記事 (キーワード: 風呂場 の検索結果  2 件)
 項目をクリックするとスクロールを省略できます。

口がとれる職人

2011/08/23 (火)  カテゴリー: 食事
▲ Page Top
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

気がつけば、8月も後半。

今年の夏は、なんか短いように感じるのは、ヤッチだけ?

それとも歳のせい?

あまり深く考えるのは、やめにして、一日一日をがんばっていきましょう!!

アルツ君に 、

「今日は何月?」

と聞いても 、

「そんなこと聞いてどうする?」

と返って来るだけ…。

たしかに真理かも…。

そんなアルツ君、今日はキノコさんに、強制的に散歩に行くように命じられ、少しお疲れの様子。

いつものように、ヤッチがアルツ君をお風呂に入れます。

他人のことは言えませんが、洗いがいのない、頭皮のマッサージ(シャンプー)をして、身体を洗います。

ヤッチ:「はい。湯船に浸かっていいよ。」

アルツ君:「水じゃないだろうな?」

ヤッチ:「今日は、氷水にしておいた。」

アルツ君:「バカ!俺、死んじゃうじゃないか?」

ヤッチ:「だって、いつも『死にたい、死にたい』って、言ってるから…。」

用心深く浴槽に手を突っ込み、温度を確認しています。

ヤッチ:「大丈夫だよ!キュッと、心臓が締まるから!」

アルツ君:「あ~。このくらいの温度なら、ちょうどいいや。」

ヤッチ:「ポックリ逝ける温度だろ?」

アルツ君:「どうしても俺を殺したいみたいだな?」

ヤッチ:「殺すと、俺が犯罪者になるだろ?希望だよ。希望!」

アルツ君:「まあ、どっちでもいいや。ねえ、電気消して!」

新婚夫婦じゃあるまいし、何で湯船に浸かるのに、電気を消さなきゃ、いけないんですかねえ~?

リクエストにお応えして、風呂場の電気を消してやることにします…。

アルツ君が、風呂に入っている間に、ヤッチはキノコさんに代わって、夕食の準備に、取り掛かります。

なんて親孝行な息子なんだろうと思ったあなた!!

まだまだ、ヤッチをわかってませんね~。

今日の夕食は、買ってきた惣菜類で、おかずは完璧。

後は蕎麦を茹で、それこそ、氷水で締めれば、出来上がり~!!

(^^)/

蕎麦を茹でるための水を鍋に入れ、火をかけます。

すぐに、お湯は沸きそうなので、弱火にしてアルツ君の様子を伺いに行きます。

電気の消えているお風呂場は、ちょっと不気味…。

物音が聞こえず、とても静かです。



風呂の戸を開けます…。



ピチャピチャと、顔を時折、水面に打ち付けている元職人さんの姿が…。

そう…。

またしても寝てるんです…。

(-_-;)

ヤッチ:「お~い!土左衛門が浮いてるぞ~!」

あわてて、アルツ君が顔を上げます。

あまりに、勢いよく顔を上げたもんだから、浴槽の壁に、頭を強打しています。

( *´艸`)クスクス

小気味良い重低音のサウンドが、風呂場一面に広がります。

ゴ━━( ゚д゚ ;)━━ン

アルツ君:「お前。俺を殺す気かよ!」

ヤッチ:「まあまあ。生きてたんだから、ありがたいと、思わなきゃ。」

寝ぼけまなこで風呂から出てきたアルツ君を着替えさせ、蕎麦茹でに着手します。

速攻、茹でて、速攻、締めて、テーブルに、ド~ン!

一人分を分けるのも面倒なので、一つのザルのまま、キノコさんと三人分です。

アルツ君:「おっ!蕎麦か?美味そうだな?」

アルツ君が、ヤッチの茹でた蕎麦を覗きこみます。

3玉で158円。

アルツ君に箸を渡すと、すぐに、食らいつきます。

でも、勢いよく蕎麦を口に入れたと思ったら、アルツ君の口の動きが、急に、スローになってしまいました。

???

ヤッチ:「なに?なんか入ってた?材木は、入ってないよ。」

ヤッチが、そう言っても、少し上の空…。

やや天井方向に顔を上げながら、ノソノソと口を動かしています…。

ヤッチ:「ああ?入れ歯かあ?また、入れ歯が、合わなくなっちゃたんだ?」

ようやく、蕎麦を飲み干したアルツ君が、手を横に振ります。

ヤッチ:「なに?入れ歯がおかしくなっちゃた?」

アルツ君:「いや~。そうじゃないんだよ~。入れ歯は、おかしくないんだよ~。口が、おかしいんだよ~。」

ヤッチ:「だから、入れ歯がおかしくなって、口に合わないんだろ?」

アルツ君:「いや~。入れ歯は壊れてないから、入れ歯は、おかしくないんだな~。」

確かに、アルツ君のおっしゃる通りです…。

入れ歯が壊れたのではなく、アルツ君のあごの骨格なり、歯茎が変化して、相対的に、入れ歯が合わなくなっているのですから…。

(-"-)

アルツ君:「口が、なくなっちゃったみたいだ。ばあさん!俺の口どこに隠したっ?」

最近、何かにつけ、キノコさんを犯人呼ばわり…。

キノコさん:「口?口は、ここに有るじゃない!ここ!」

アルツ君の隣りに座っていたキノコさんは、突然の濡れ衣に激怒して、アルツ君の口を指でつまみます。

アルツ君:「いや!あんまり,痛くないところみたら、俺の口はどっか行っちゃったんだ!おい!俺の口どこに隠した?」

もうこうなると、アルツ君に乗っかるしかありません…。

(ー_ー)!!

ヤッチが参戦して、キノコさんに助け舟を出します。

ヤッチ:「どっか椅子の下とかに、落ちてるんじゃないか~。ちょっと、俺が探してやるから、そこどいてみん!」

アルツ君を立ち上がらせ、アルツ君が座っていた椅子の下をのぞき込みます…。

ヤッチ:「やっぱり無いな…。しばらく、口なしで、過ごせば?」

アルツ君:「そうは言うけど、口が無かったら、お前、しゃべれないじゃないか!それじゃ大変だろ?」

ヤッチ:「でも、今、しゃべってるけど…。」



「あ、そっか!無くなったんじゃ、ないんだ!」

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ブログランキングに参加中です。
応援をお願いします。
にほんブログ村    人気ブログランキング    FC2ブログランキングへ
コメント 1 件
ツイートする

キーワード検索 : 風呂場 蕎麦 材木 入れ歯 

FC2スレッドテーマ : 認知症の介護 (ジャンル : 福祉・ボランティア

© 2019 アルツ君は職人
Unauthorized copying prohibited.

この記事のURLhttps://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-81.html   Facebook   Twitter   hatena_bm hatena_bc

2011/08/23 | コメント (1) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

アルツ君行方不明

2011/09/13 (火)  カテゴリー: 下の話
▲ Page Top
こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

昨日は無事元気な子猫ちゃんを出産したアルツ君。

昨晩は産後の経過も良好でグッスリ&スッキリ快眠のご様子。

(*^_^*)

深夜になり、ヤッチが2階の自分の部屋から1階の茶の間に降りて行こうと戸を開けた時です。

暗くて最初は良くわからなかったのですが、どうやら脱ぎ捨てられた衣類が無造作に部屋の前の廊下に置かれています。

???

暗闇に目をこらしてみるとどうやらアルツ君の寝巻のズボンのようです。

取り上げてみるとグッショリ濡れています。

このところ小失禁の方はあまりなかったので久々にやらかしたのかな!?

でも小失禁の濡れ方にしてはネッチョリ感はなく、むしろサラッとした湿り気。

重量だけでいうとかなりのものなのでこれだけお漏らししたら、さぞかし「出しきった感」があるんじゃないかと思えるほど重たい感じです。

水ですすいだような重量のある寝巻のズボンが廊下に落ちているということはアルツ君は紙パンツ一丁で寝ていることになります。

1階に降りる予定を変更し、隣のアルツ君の寝室を覗きに行きます。

電気はつけられないので、ここでもじっと暗闇に自分の目が慣れるのを待ちます。

幸い外の月明かりが部屋をうっすら照らしてくれているので容易に部屋の様子はうかがえます。

でもそこにアルツ君の姿はありません…。

静まり返った寝室に疲れ切ったキノコさんの寝息だけか規則正しく反復します…。

寝室に居ないのならトイレ??

我が家には2階にもトイレがあり、しかしそこに灯りはついていません…。

そーっとトイレを開けます。



誰もいません…。

アルツ君がよく汚すトイレなので神様も愛想をつかしているようです。

あとは1階にいるとしか考えられません。

でも2階から階段越しに下を覗いても灯りらしきものは点いていないみたいです。

ちょっと不気味な感じなのでゆっくり階段を降りることにします。

ちょうど階段を半分くらいおりたところでしょうか…。

1階のどこかでピシャーピシャーとゆっくりと何かがうごめくような音が聞こえてきます…。



ピシャーピシャー…

けっしてリズミカルではなく、しかしゆっく~りとなにかが動くような音です…。


ピシャーピシャー…


ちょうど弱った魚が陸に打ち上げられ、一生懸命もがいて身体を地面に打ちつけるような音…。

しかしもう身体を力強く左右に振る力は残っておらず、弱々しく息絶えていくときのような不規則さを感じます。

ヤッチもあまりに不気味なので息を呑みます。

深夜ということもあって自分の呑みこむ唾液が食道に伝わるのが聞こえます。

一段一段階段をゆっくり降ります。

なぜ自分が何も悪いことをしてないのに自分の音をかき消さなくちゃなんないんですかね~??

段々と音源に近づきます。

どうやら音源は台所ではないようです。

キノコさんが料理し忘れた鯛がまな板に載ったままではないようです。

どうやら音源はまたしても昨日オペ室に使用した風呂場からです。

どうりで音源がクリアな響きなわけです。

でもその風呂場には灯りもついていません。

風呂場は月明かりに照らされるのとは逆方向に位置しているので自分の暗反応に頼るしかありません。

あまりの緊張で我を忘れていました。

先にどこかの電気をつければいいんですよね。

玄関のエントランス付近の電灯スイッチオン!

音源がピタリと止まりました…。

…。

昨日の子猫ちゃんの亡霊???

(゚ロ゚#)━!!

風呂場へとゆっくり足を運びます。

ヤッチの踏み出しの第1歩は左と決まっています。

4歩目の右足を床に着ければ風呂場に到着です。

シャワーのひねり忘れでしょうか…??

ときおり水滴がタイルに落ちる音がこだまします。

もう一度息を呑みます。

自分の唾液が呑むには少し物足りない…。

思い切って風呂場の扉を開ける決心を固めます。

風呂場の扉は木製ではなく、すりガラスなので風呂場の暗黒は脱衣所からでも見てわかります。



せーの!





って言ったら開けるからねと自分に言い聞かせます。

もう一度仕切り直して


せーの!!


\(◎o◎)/!


え~!!


何でアルツ君!?


フルチンで紙パンツ洗ってるんですかッ~!!!


しかも暗がりの中…


洗面器に紙パンツを♪ちゃーぷ♪ちゃーぷ。


──o(。´・∀・`。)o──



アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ブログランキングに参加中です。
応援をお願いします。
にほんブログ村    人気ブログランキング    FC2ブログランキングへ
コメント 4 件
ツイートする

キーワード検索 : 子猫ちゃん 小失禁 風呂場 紙パンツ 

FC2スレッドテーマ : 認知症を介護する家族の悩み (ジャンル : 福祉・ボランティア

© 2019 アルツ君は職人
Unauthorized copying prohibited.

この記事のURLhttps://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-102.html   Facebook   Twitter   hatena_bm hatena_bc

2011/09/13 | コメント (4) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top
申し訳ありません。m(__)m
お探しの記事は、この キーワード (ユーザータグ) を設定していない可能性があります。

画面右上の『ブログ内検索』で、
再入力、もしくは語句を短めに入力していただくと記事が見つかる場合があります。


▲TOP