アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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換気扇の掃除をしよう

2011/12/30 (金)  カテゴリー: ヤッチ
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日はアルツ君今年最後のデイサービスです。

昨日は眠気がひどくて早目に就寝したせいか、朝から元気です。

お迎えの車が来るのに、歩いて行くと言って聞きません。

キノコさんが止めようとしますが、玄関を出て歩いて行ってしまおうとします。

「ちょっと!!歩いてなんていけるわけないでしょ!!だいたいどうやって行くか道がわかるの?」

「そりゃそうだな!?道知らないもんな!?」

ようやく戻って来ました。

「一人で行ったら迷子になっちゃうじゃない…。」

「出かけてないんだから、迷子にはならないぞ。」

早速朝からあー言えばこー言う節の炸裂です。

しばらくしてお迎えの車が来ました。

いつもより早いお迎えです。

なんでも今年最後ということで今日は来所者が多いとか…。

そのため、じいさんばあさんを早めに回収です。

(ゴミじゃないんだから…。)

ご家族の方々は、じいさんばあさんが、デイサービスに行っている間にいろいろと今年一年やり残したことをやっちまおうという魂胆なのでしょうか。

アルツ家も例外ではありません。

学級委員長のキノコさんから早速呼び出しを食らいます。

「ちょっと悪いんだけど、換気扇掃除してくれない?」

「なにも今日やらなくてもいいんじゃない!?そんなに流行追っかけなくても…。」

「そうは行かなわいよ。おじいちゃんがいるとなかなか掃除だってできないんだから…。おじいちゃんがいないうちにやっちゃわないと…。」

久しぶりに見上げる換気扇の羽は元の色がわからないほど油にまみれちゃってます。

(-_-;)

2011123010300000.jpg


「いやいや。きたなトランで憲さんからペレのサインもらえそうだな…。」

「だって仕方ないじゃない。私じゃあんな高いところに手が届かないんだから…。」

「俺だって届かないよ…。脚立使わなきゃ…。」

「おじいちゃんみたいなこと言わないでよ!!」

「今頃デイサービスで『風邪ひいたかな!?』ってくしゃみしながら若いヘルパーさんにチョッカイ出してるよ。」

そんなわけで換気扇掃除に取り掛かります。

用意したもの
  • 脚立(高い位置にある換気扇を外すため)
  • 軍手
  • ゴム手袋
  • ドライバー
  • 古新聞
  • 小麦粉
  • 45lのポリ袋
  • 段ボール箱
  • マジックリン(弱アルカリ性)
  • 歯ブラシ
  • 竹串
  • ボロキレ
  • タオル
  • フッ素コーティング剤(任意)
  • 待ち時間が長いのでオプションとしてお茶菓子&お茶
    (ここけっこう重要)

まずは換気扇を取り外します。

去年もやったような記憶が有るのですが、どうやって外したかを覚えていません。

(-_-;)

ドライバーを片手に脚立に登ったのですが、幸い我が家の換気扇はドライバーを使わないでもワンタッチで外枠が外せるタイプのもの…。

覚えていないものですね…(^^ゞ)

パカっと換気扇の外枠は外れました。

続いて羽根も外します。

これもプッシュボタンが付いていてボタンを押しながら手前に引くと簡単に外れました。

もうこの段階で軍手はネチョネチョです。

(;゚;艸;゚;)ぅ゛…

古新聞を広げて、その上に汚れた換気扇をのせます。

ここで小麦粉の登場です。

汚れた換気扇にまんべんなく小麦粉をふりかけます。

別に揚げ物をするわけではありません。

これをやると小麦粉が換気扇に付いた油汚れを吸収してくれます。

1~2時間放置です。

(*´ー`)y-~~

小麦粉が油を吸収してくれたところでボロキレで換気扇の汚れをふき取ります。

そんなに汚れていない換気扇ならこれをやるだけで換気扇がピカピカになっちゃいます。

でも我が家のはそんな甘いことは許してくれません。

(。・´_`・。)エ-

ある程度まではきれいになりますが、擦った跡が残ります。

ちょっと油を塗り広げているような跡です。

この段階でこびりついた汚れは歯ブラシや、竹串などを使ってこすり落としておいた方が良いかも!?

今度はミカン箱くらいの段ボール箱を用意して、そこに45lのポリのゴミ袋を口を広げてセットします。

ポリのゴミ袋は2枚広げてセットです。

そう…。

これにマジックリンの薄めたものを入れて浸け置き洗いをするんです。

汚れても良いようなバケツや容器が有れば、それで構いませんが、結構油汚れが浮き出てきますので、まだ使うような容器は避けた方がいいかもしれません。

以前お風呂の浴槽でやったことがありましたが、結局お風呂掃除もしなくてはならない羽目に…。

できるだけ楽して、合理的に掃除したい派は、使い捨てに出来るものがいいですね。

ちなみにヤッチは洗濯物を運ぶ洗濯カゴが45lのポリ袋の間口とちょうどマッチしていたのでこれを利用。

(^.^)/~~~

ポリ袋を用意したら、ここにマジックリンとお湯を注ぎます。

お湯の温度は高い方が油分を早く分解してくれるので40~50度くらい有っても良いかもしれません。

入れる分量ですが、全体の水量は換気扇が浸かる程度。

マジックリンはマジックリンの種類にもよりますが、お湯2に対し、1くらいは入れたい感じです。

もちろんお財布に余裕のある方は原液のまま行っちゃってください。

マジックリンは弱アルカリ性なので油分をよく溶かしてくれます。

また弱アルカリ性なので手が荒れたりしますから、ゴム手袋をしてやった方が良いかもしれません。

弱アルカリ性の洗剤なら特にマジックリンじゃなくても使えると思いますよ。

たとえば、重曹なんかも水に溶けると弱アルカリ性になるはずだから、重曹を使うのも一つの手かも。

他に考えられるのは、床のワックスをはがす時に使う剥離剤。

剥離剤はまだ試したことがないので何とも言えませんが、汚れた蛍光灯などを拭き掃除するときに、薄めた剥離剤は効果的なので使えそうな感じです。

溶液をポリ袋に注いだら、後は、換気扇をジャボーンッ!!

この時汚れた面を下にしてやると、汚れがよく落ちます。

浸けた瞬間から汚れが分離してお湯がみるみる汚れていきます。

2011123010580000.jpg

またまたしばし放置です。

(*´ー`)y-~~

待ち時間はお湯が冷めてしまう直前がリミットと考えておいた方が良いようです。

あまり長く浸けこんでしまっても、美味しいおしんこはできません。

じゃなかった…。

あまり長く浸けこんでしまうと、せっかく分離した油分が再び換気扇にこびりついてしまいます。

浅漬けが出来上がったら換気扇を取出し、お湯で洗い流します。

包丁では切りません。

まだ汚れが残っている箇所はマジックリンの原液でふき取ってやれば力を入れなくても取れると思います。

これで換気扇を乾いたタオルなどで拭き取れば作業終了です。

さらに楽したい場合は、換気扇の素材にもよりますが、フッ素コーティング剤などをスプレーし、乾拭きしておくと、メンテナンスが楽になります。

後々水拭きだけで簡単に油分を落とすことができるようになります。

一本持っておくといろいろなところに使えて大変便利です。

201112301422000011.jpg


すでにお分かりかと思いますが、換気扇の掃除はもっと楽してやろうと思ったら、寒い冬場ではなく、暖かい時期にやった方が良いと思います。

なぜって?

お湯が冷めてしまうのが早いからです。

浸けこんだ換気扇の汚れを落とすために注いだお湯の温度が、寒い冬場だと早く下がってしまうので、十分な浸け置き時間としては、ちょっと物足りないというのが感想です。

お湯の温度を高めにセットするのも手ですが、プラスチック製の換気扇だったりすると変形のリスクを伴います。

まあ。一番楽なのは業者を頼むことでしょうが…。

同様なやり方で換気扇周りの壁もマジックリンや小麦粉を使って拭き掃除してみて下さい。

ちなみにキッチンペーパーなどを壁に貼り付け、マジックリンパックしてからやると労力が少なくて済みます。

また拭き上げる時は一か所だけゴシゴシやらずにまんべんなく全体を拭き上げるのを繰り返して行くと拭きムラが目立たなくて済みますよ。

今年もあと一日ですが、参考になればぜひお試しください。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


[追記]
記事中の画像が時々表示されなくなってしまうようです。
原因を調べていますが、まだわからずじまい…。
(-_-;)
画像が表示されない場合はお手数ですが、コメント欄で知らせていただけるとありがたいです。
m(__)m

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