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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日の夕方、ヤッチは、キノコさんに買い物を頼まれ、近所のスーパーへ買い物に。
果物のコーナーのスイカ君は、メインの座を奪われ、ブドウ君たちが、頑張り始めてますね。
端境期なのか、野菜も、結構、いい値段!?
\(◎o◎)/!
アルツ畑のミニトマトは、有り余るほど実っているので、このスーパーに卸したいほどです。
スーパーに行くと、本来の買い物を忘れ、ついつい別のものに目が行ってしまうのが、ヤッチの悪い癖です…。
(-_-;)
何を買いに来たんだっけ?
危うくアルツ君になるところです…。
そう今日の買い物は豚コマでした。
ちょっと、スーパーの中に、居ただけなのに、身体が冷たくなり始めています。
早目に、スーパーを出ることにします。
家に帰り、キノコさんに豚コマを渡します。
ヤッチが、出かける前と違って、キノコさん、少し凹んでる様子…。
ヤッチ:「なんかあったの?」
キノコさん:「いや…。今、ケアマネージャーさんから電話があってね…。」
ヤッチ:「旦那さん(アルツ君)のこと、なんか言ってきた?」
キノコさん:「うん。やっぱり、おじいちゃんがデイサービスで、お昼ご飯を食べない原因は、おしゃべりなんだって…。」
なんとも、力の抜けた感じで、つぶやきます…。
実は、この電話のあった1週間くらい前に、ケアマネージャーさんが自宅にいらしています。
その時、キノコさんは、アルツ君がデイサービスで、あまり昼ご飯を食べて来ないことを相談しています。
ケアマネージャーさんが自宅にいらした時は、アルツ君の来月の紙パンツをどのくらい介護保険で購入させてもらうかの相談でした。
しかし、話が逸れて、お昼ご飯のことが、むしろメインになってしまい、今日は、その結果報告だったんです。
以前にも、アルツ君がデイサービスで、あまり食事をしないことがありました。
おしゃべりが原因で、食事が、おろそかになってしまったんです。
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でも、最近は、1割程度しか、食べて来ない日があり、まさか、おしゃべりで、こんなに食べて来ないのは、おかしいんじゃないかと、キノコさんがケアマネージャーさんに相談をしたわけです。
ケアマネージャーさん:「今度、私、あっちの方に行く用事がありますので、ご主人の様子をこの目で確かめて来ますね。」
1週間前、そうおっしゃって、ケアマネージャーさんは、紙パンツのオーダーを取っていきました。
ここから、ヤッチが買い物から帰ってきたときです。
キノコさんは話を続けます…。
キノコさん:「おしゃべりだけなら、いいんだけど、みんなが体操とかをやってる時も、自分は参加しないで、周りの人にチョッカイ出してるらしいのよ…。」
ヤッチ:「それで?」
キノコさん:「それで、周りの人も体操したいのに、おじいちゃんが邪魔するものだから、体操が出来なくて、周りの人に、迷惑が、かかっているらしいのよ…。しかも、トイレに行けば、トイレは汚すし、職員の人も、てんてこ舞いらしいのよ…。」
アルツ君の通うデイサービスには、サービス提供記録表というのがあって、施設と自宅との間の連絡ノート(連絡帳、交換日記のようなもの)があります。
この記録表に、アルツ君がその日、何をしていたかの観察記録が付けられ、アルツ君が自宅に戻った時に、家族に手渡されます。
そして、この記録表に、『ご本人・ご家族様への連絡事項』というのがあって、デイサービス側から、たとえば、『今日も、一生懸命、バイクの練習に励んでおられました。』みたいな所見が、書き込まれてきます。
これを見れば、実は、アルツ君が、デイサービスで、何をやってきたのかが、おおよそ見当がつくわけです。
ヤッチは、あえて、これを見るだけにとどまらず、アルツ君が、デイサービスから帰って来ると、決まった質問をしていました。
ヤッチ:「今日は何をしてきたの?」
この記録表には、『ご家族様から連絡事項』の欄もあって、何かデイサービス側に、伝えたい事があれば、書き込めるようになっています。
書き込める欄は、あまり大きくないので、キノコさんに頼まれ、ヤッチが代筆をすることもあります。
ただ、キノコさんには、施設からの連絡事項そのものに対しての、返信みたいな内容を頼まれることが多かったような気がします。
施設からの連絡事項に、所見が書かれていないことの方が多いので、あまり、こちらから書くことが無いのが実状です。
アルツ君の『おしゃべり』の事件からは、多分、もう1ヶ月以上は経っていると思います。
サービス提供記録表の連絡事項にも、それめいた内容が書かれてないので…。
遠慮をおそれず、申し上げるなら、サービス提供記録表に、アルツ君の『おしゃべり』について書かれている箇所が、一つもありません。
(ー_ー)!!
こうなってくると、アルツ君の『おしゃべり』によって、施設や、利用者の皆さんに、ご迷惑が掛かっているとは、我々家族は、知る術が、ありません。
キノコさんの話を聞いているうちに、ヤッチの得意の妄想が膨らみ、むかっ腹が、立ってきてしまいました。
【ヤッチの妄想…】
おしゃべりをしているアルツ君…。
KYのまま、みんなの体操の邪魔をするアルツ君…。
嫌がられているとも知らずに、みんなの悲鳴を声援と勘違いし、ますます饒舌になっていくアルツ君…。
ヘラヘラニコニコ。
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり…。
職員さんが、割って入ります…。
職員さん:「皆さん、体操をしていますから、〇〇さん(アルツ君)も参加してください!」
静止を振り切り、単独行動のアルツ君…。
先行馬、ぶっちぎりの態勢で、逃げ切り必至かぁ~??
食事中も、ぶっちぎり態勢は、続きます…。
無視する利用者の皆さんに、食事中も、話しかけ続け…、
縁談を断られると、次なるターゲットを見つけ、話しかけます…。
何度も何度も、失恋を繰り返すが、へこたれるような子に、ヤッチは仕立てた覚えはありません!
こうして、少し疲れて、コーヒーを飲み、また、おしゃべりを続け…、
デイサービスから帰るまで、おしゃべりは続きます…。
送迎の車の中も、にぎやか状態…。
一方、アルツ君が帰ったデイサービスでは、職員の間で、ため息漏れます…。
ε-(o´_`o)ハァ・・
職員A:「やっと、〇〇さん帰ったわね?」
職員B:「もうあの人来ると、疲れる~!!」
職員C:「たまには、休んでくれないかしらねえ…。」
多分、職員Bは、まだ若く、施設脇の喫煙所で、煙草をふかしている口です…。
制服であるエプロンを取ると、結構、夏のビーチで、声を掛けられるタイプです。(妄想の妄想)
職員C:「あの人、全然、人の言うこと、聞いてくれないんだもん。たまんないよ~。」
職員B:「施設長に言って、何とかしてもらおうかっ?」
職員A:「いや~。多分、あの施設長じゃ、ダメなんじゃない!?あっ!明日、私、早出だから、先帰るわね!」
職員B:「なんか、楽な仕事無いのかなあ…。」
職員C:「あしたもあるから、頑張りましょっ!」
妄想を続けると、アルツ君の遺伝子を引き継いでいるので、止まらなくなるので、この辺にしておきます…。
(^-^ゞ
とにかく、この件に関しては、賛否両論あると思います。(勝手?)
しかし。
もっと、早い時点で、家族にこういう事実があると、伝えていただければ、ヤッチは、怒らないで済んだと思うのですが…。
言いにくいことをはっきり伝えないと、人間は、わかり合えないままだと思うんですがねえ~。
大丈夫です!!
いつでも施設に乗り込む準備は、出来ていますから!!
キャ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!
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アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
今日は新しく通うことになったデイサービスの第二回目の登板です。
朝は相変わらず早く出かけたい様子で落ち着きが有りません。
相変わらずの状況なので今日は朝の風景は省略させていただきます。
問題は今日アルツ君がデイサービスから帰ってきてからです。
今度のデイサービスは通所リハビリと入浴介助があるということで従来通っていたところからケアマネージャーさんの勧めもあってこちらに替えていただいたわけなんですが…。
アルツ君が帰って来てデイサービスからの連絡ノートを見ると「入浴」の欄のところに『中止』と記入されています。
どうやらお風呂に入ってきていないようなんです。
???
本人にこのことを聞くと「入れとも何にも言われなかったぞ。」と答えが返ってくるだけです。
せっかく入浴施設があり、しかも本人は『温泉』と勘違いまでしているくらいですから、入って来ない手はありません。
デイサービスの方で血圧と体温を測定してくれていてその欄をみても若干血圧が高めではありますが、絶対入っちゃダメというほどは高くありません。
もう一度本人に確認します。
「今日は向こうの都合か何かでお風呂入れなかったのかい?」
「俺は何にも知らないぞ。入れとも言われた覚えがないぞ!?」
どうやらアルツ君に確認するのは無駄なようです…。
思い切ってデイサービスに電話をかけてみることにします。
ヤッチ:「あの今週からそちらでお世話になっている〇〇の息子なんですが…。」
スタッフ:「お世話になっています。」
(あなたをお世話した覚えはないんだが…)
ヤッチ:>「実は今日の連絡ノートを拝見して、『入浴』の欄が『中止』になっていたもので電話させてもらったんですが…。これはそちらのご都合なんでしょうか?それとも本人が『入りたくない』と言って入らなかったんでしょうか?」
スタッフ:「わかりました。確認して参りますので少々お待ちください。」
……しばらく保留音……
スタッフ:「お待たせしました。うちの者が午前と午後に3回ほど声かけをさせてもらったのですがご本人様がお断りになられたものですから…。まだこちらにいらしてから日が浅いということでこちらの方も強制はしなかったんですが。ご本人様は笑顔でしたよ。」
この最後の『笑顔でしたよ』がどうも引っかかるところではありますが、やはり本人の意志で入らなかったことは確定です。
ヤレヤレ┐(´д`)┌
「やっぱり『入れ』っていわれてんじゃん!?せっかくお風呂に入ってくると思ったから今日はお風呂まだ洗ってないぞ。」
「そんなにいじめるなよ…。言われた覚えがないんだから…。」
確かに覚えていろという方が無理な話です。
^_^;
アルツ君そう言いながら『お腹が空いた』と言って金時豆をレンゲですくっています。
それにしてもおかしな話です。
あれだけデイサービスには温泉があると言って楽しみにしていたはずなのに、その楽しみにしていた温泉に入って来ないとは…。
ヤッチは仕方なく風呂洗いに着手します。
ヤッチが風呂を洗っている間にアルツ君はトイレに入ったようです。
お風呂を洗い流す音に最初は気づかなかったのですが、どうやらアルツ君がトイレで大声を上げているようです。
「お〜い!ちょっと大変だ!ちょっと来てくれよ!!」
お風呂の浴槽の栓をしてお湯を出し始めたところでアルツ君の声に気付いて大慌てでトイレに向かいます。
「なに?どうした?」
「ちょっとみてくれよ〜。ふ〜ん。」
アルツ君は便座の前で紙パンツをひざ上くらいまでおろして立ちすくんでいます。
???
えっ〜!!!
紙パンツの中には大量の子猫ちゃんです…。
\(◎o◎)/!
「これじゃパンツおろせないよ。お前どうにかしろよ!」
アルツ君紙パンツをおろしてみたものの子猫ちゃん達が脱走しそうになるので身動きが取れないようです。
「動くな!!」
ジャックバウアーが緊張モードに突入です。
「そのまま上着の裾を上にあげて!!」
「そんなにいじめるなよ…。うまく上げられるかな…。」
ジャックは子猫ちゃん達の造反によってアルツ君の上着に被害が及ぶのを極力防ごうと必死です。
茶の間からハサミを用意します。
「はい。そのまま。ゆっくり〜股をひろげて!」
「お前そんなにいろいろ言うなよ…。」
「すまないと思ってる…。だけどもう少し頑張って!はい。なるべくゆっくり…。」
ジャックはアルツ君の紙パンツを自発的に脱がすのを断念して横からハサミで切り裂き子猫ちゃん達を救出する考えのようです。
「お前。何するつもりなんだ。俺のチンチン切るつもりか?」
「動くなっ!チクショウ!あともう少しだ!」
片側を切り裂き、股間に手を廻して子猫ちゃん達を落とさないようにもう片方の手で支えます。
子猫ちゃんを落としてしまっては任務は遂行できません。
片手で上手く子猫ちゃん達を包み込むようにしてもう片方の手でアルツ君のもう片方の太ももにハサミを入れます。
「あうっ!冷たい!!お前冷たいよ〜。」
「黙って!!あともう少しだ!!」
今日は寒いくらいなので汗は出ませんが何だか額にジンワリ来ているイメージだけは沸いてきます。
「大丈夫か〜?」
「よしっ!上手くいったっ!」
ε-(。・д・。)フー
お尻を拭いていないのでそのままアルツ君を風呂場に連れて行きお尻をシャワーで流します。
ε-(。・д・。)フー
どうやら子猫ちゃん達の成長ぶりというか鮮度というか干からび具合からみて産み落とされたのは結構前のようです…。
朝デイサービスに到着した直後、もしかしたら行く前から産んでいた可能性もあります。
本人は排便感がなくなっているとはいえ、何とはなしにそのことに気づいていたのかもしれません。
それでデイサービスのスタッフからの『お風呂に入りましょう?』の声かけに『笑顔』でお断りしたのかもしれません。
なぜ故素直に『漏らしっちゃった』と言えないかは議論を呼ぶところですが、何とはなしにわからんではない部分もあるわけで…。
それにしてもやはり謎は子猫ちゃん達を救出したときにアルツ君のお尻に着いていた10センチほどのトイレットペーパーの切れ端です。
今やそれも便器という鑑識に廻してしまいましたが…。
アルツ君
さすがです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~
先週デイサービスでお風呂に入って来なかったアルツ君(記事はこちら)ですが、今日は『転ばぬ先の杖』ではありませんが、デイサービスの連絡ノートに『入浴をお願いします』と『髭剃りをお願いします』の二つを記入しておきました。
せっかくデイサービスに行ってお風呂に入って来ないのはもったいないし、本音を言えば、アルツ君が帰宅してからヤッチがお風呂に入れる手間が省けるからです。
むしろ後者の方がヤッチにとって重要な意義を持ちます。
(;^ω^)
今日も相変わらず落ち着かない様子で迎えの車を待ち、元気よく出かけて行きました。
ヤッチの中では本人には申し訳ないですが、お風呂に入って来てくれることを願うばかりです。
†ア━(´・Д・`)━メン†
-------------------------------------------------------
ヤッチが帰宅するとアルツ君はすでデイサービスから帰って来ています。
かなりお疲れのようでまるで酔っ払っているかのようにわけのわからぬ言葉をつぶやいています。
こっちはアルツ君がお風呂に入っているかが気になります。
茶の間に入ってブツブツ独り言を言いながらテーブルにひれ伏しているアルツ君に一声かけます。
「今日はお風呂に入ってきた?」
「首つりしろだと?」
「はあ?」
「お前今俺に『首吊っちゃえ!』っていたじゃないか…」
「どっからそんな言葉が出てくるんだかね〜。」
「お前の口だよ。」
「俺の口から出るとすれば、『電車に轢かれろ!』とか『ビルから飛び降りろ!』だな〜。」
「どっちにしろ『死んじゃえ』っていうことだろ!?」
「『死んじゃえ』とは言わないよ。『どうぞお亡くなりになってください』だよ。」
「どっちでもいいわいっ!」
「ところでお風呂には入ってきたのか?」
いよいよ本題、核心部分に迫ります。
「入らない…。」
「はあ?」
「ハ・イ・ラ・ナ・イ!!お前日本語わかるんだろ?」
「多少なら…。」
「入ってないよ〜ん!」
「えっ〜!!」
「風呂だろ?」
「そう。お風呂。また入って来なかったの?」
「『また』って言うけどあそこに風呂なんてあるのか?」
どうやらまったく過去の記憶はないようです…。
(つд⊂)エーン
「お風呂に入ってないんだ…。何で?」
「何でって!?入れとも言われてもいないし、有るのも知らなかったぞ!?」
うーん。これではこの間の二の舞…。
「で今日はなにしてきたの?」
「何にもしてこない…。」
「でたっ。」
「ずーっと座ってただけ。」
「でたっ。」
久しぶりに聞くセリフです。
(-_-;)
どうやら本人確認は無理そうです。
(-"-)
そうだ!?
連絡ノートを見てないじゃん!?
ヤッチはアルツ君の会話に気を取られ、まだ今日のデイサービスからの連絡ノートを見ていませんでした。
アルツ君の荷物の中から連絡ノートを取り出します。
???
えっ〜!!!
\(◎o◎)/!
入ってるじゃん!!
連絡ノートにはきちんと入浴したことを示す文言が…。
今日は午前と午後に入浴の声かけをいたしました。午後に入浴されて、その時に髭剃りもさせていただきました。
なるほどきちんと『入浴した』と書いてあります。
アルツ君の方を向いて顔をよく見ます。
まったく連絡ノートを見るまで気づきませんでしたが、アルツ君の無精ひげはきれいさっぱりなくなっています。
(-_-;)
これでは刑事になれぬことを痛感し、アルツ君に声をかけます。
「お風呂に『入ってる』とさあ〜。」
「へー。そうなのか?」
「ひげも剃ってもらってるでしょ!?」
アルツ君自分の顔を手でなぞります。
ひげがきれいになくなってることがわかったようです。
「へー。ほんとだ!?じゃあ入ったんだわ…。いつ入ったんだろう???ばあさん!!何で入ったなら入ったって言わないんだ!!」
「私は行っていないでしょ。わかるわけないわよ〜。」
アルツ君
さすがです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日はアルツ君デイサービスの日です。
デイサービスのある日はあまり早くから起きると玄関の寒いところで長いことお迎えを待ってしまうので今日はキノコさんが少し布団の中でのんびりしていなさいと言ったようです。
もちろんデイサービスのお迎えの車は定刻に迎えに来るのですが、本人がソワソワ落ち着かないんです。
しかし今日は逆に中々二階の寝室から降りてきません。
ギリギリになって降りてきてデイサービスのお迎えもギリギリセーフ。
(*´-д-)フゥ-3
キノコさんに怒られます。
「なんで早く降りてこないのよ!」
「お前が寝てろって言ったから起こしに来てくれるんだと思ってったんだよ。」
変なところは記憶に残るアルツ君です。
まあ。間に合ったので良いではないですか〜。
今日はアルツ君がデイサービスに行ったということはヤッチは夜アルツ君をお風呂に入れなくて済みます。
ワァ──ヽ(〃v〃)ノ──イ!!
お風呂に入れるのと入れないのとではずいぶん夜の長さが違います。
でも…
悲劇はおきました…。
(つд⊂)エーン
デイサービスから帰って来たアルツ君の連絡ノートには入浴マークが付いていません。
(´-ω-`)マジ?
出かける前は別に体調は悪くないし、連絡ノートに書かれている体温も血圧も異常なしです。
なのに何で…????
早速デイサービスに電話です。
電話に出たのは若い女の子の声です。
「午前中は入浴のために声を掛けをさせていただいたのですが…。」
じいさんを逆ナンしちゃダメだろ!?と言いたかったのですが思いとどまり受話器に耳を傾けます。
「ご本人様が『入りたくない』とおっしゃったもので…。」
えっ〜!
入りたくない〜???
アルツ君に限って『入りたくない』なんていうことがあるんでしょうか?
女の子は続けます。
「午前の対応については把握しているのですが、午後の対応については担当の者が送迎に出ていまして…。帰り次第お電話させていただきますが…。」
30分後くらいでしょうか…。
デイサービスから電話が入りました。
今度は若い男性の声です。
「午後の担当をさせてもらった〇〇と申します。午後にも入浴のお声掛けをさせていただいたのですが、『傾眠』がひどくて入浴していただけるような状態ではなかったもので…。」
ケッ!?ケ・イ・ミ・ン?
やはり昼夜逆転の生活リズムを修正する必要が有りそうです…。
しかしあんなに大好きなお風呂に入りたくないなんていったい何が有ったのでしょう…。
本人に聞いてもおぼえているわけないのでいまだに謎のままです…。
(-_-;)
それにしても寝過ぎだろ!?っていうくらい寝てるんですよ…。
仕方なくアルツ君にいつものセリフをぶつけてみることにします。
「今日はお風呂に入った?」
「入ってないよ!!」
今日はウソではないようです。
(-_-;)
「じゃあ。お風呂入る?」
「入りますよん!!入らないと死んじゃいますよん!!」
『傾眠』なんていう言葉を耳にしているだけにいつもより数倍騒いでいるように聞こえます。
(-_-;)
「じゃあ。入るか!!」
「よし!!入ろう!!そうしよう!!」
「いや。いやまだ沸いてないし…。」
少し待ってもらってお風呂に入ることに…。
今日は冷え込んでいるので確かに温まって寝たいところです。
いつもに比べると寒いので少しお湯の温度は高めに設定しました。
「おおwww。早く入らないと死んじゃうぞ。おおwww寒いww。」
洗い場の温度も少しいつもより寒いようです。
軽く流してとりあえず、湯船に入ってもらいます。
「おわッ!!お前熱いよ!!俺の身体溶けちゃうぞ〜。」
「寒いの熱いの難しいやつだな〜。少し入ってれば慣れてくるよ。」
「溶けちゃってからじゃ遅いぞ!?」
「また冷凍庫で固めればいいよ。」
「そっか…。」
少し身体も温まったくらいに浴槽から出てもらい、身体を洗います。
「おww。何だか寒くなってきたぞ。」
「ま〜た〜?急いで洗うからまたお風呂で温まりなッ!」
ほとんどヤッツケ気味に身体を洗い再び浴槽に入ってもらいます。
「熱いんじゃないのか?大丈夫だろうな?」
「さっきも入ってたじゃないか。同じ温度だよ。」
「そっか〜?」
疑い深く浴槽に足を突っ込みます。
「うわッ!!熱いよ〜。溶けるぞ?」
「溶けてみな?」
アルツ君がデイサービスでお風呂に入ってくるものと決め込んでいたヤッチも今日はやる気無しです…。
^_^;
「おー溶〜け〜る〜。」
「溶けても誰も食えないから安心しな。」
そう言いながらしっかり長湯しています…。
(-_-;)
アルツ君がお風呂に入っている間に夕飯の準備もできています。
アルツ君がお風呂から出るとすぐさま夕飯です。
今日はおでんです。
ちくわぶを何口か食べたところでまたしてもカックン病です…。
いわゆる傾眠ていうやつなんですかね〜???
今日はまたすぐに寝床についてもらうと夜中に起きて昼夜逆転リズムが継続してしまうことになりかねません。
ここは少しでも起きていてもらいたいものです…。
(-_-;)
それでももうヘロヘロ…。
仕方なく茶の間で横になってもらいます。
テレビのボリュームなんぞを少し上げたりして抵抗してみたり…。
どうやら深い眠りについてしまったようです…。
(死んだわけではありませんよ!!)
こっちはしばしくつろぎタイムです。
\(^o^)/
永久の眠りについてもらうという願いもむなしくアルツ君がすぐに目を覚ましてしまいました。
ソファの上で仰向けになり大きく目を見開き天井を見つめています。
天井を見つめ微動だにしないアルツ君にヤッチはそっと声をかけます。
「ついにお迎えが来たか?」
「うん。うん…。」
「どうした?」
「なんか踏んづけてる…。」
「誰が?」
「誰がって俺がだよ〜。」
?????
「いよいよ召されるのかぁ?」
「そうじゃないよ!腰のあたりになんか当たってる…。」
「なんか下に挟まってるんじゃないのか?」
ソファをのぞき込みますが特段変化は有りません。
???
「いや!?さっきは居なかった…。」
「居なかったぁ???」
「ああ。さっきまで居なかった!!」
「死神っていうのは床から来るのかなあ…。」
「いやっ!?これは死神じゃないな?」
「閻魔様か?」
「…とも違うなぁ…。」
「じゃあ何?」
「わからん!もっと柔らかい…。」
なんのことない…。
しっかり紙パンツに子猫ちゃんを産んでいました…。
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
昨日お見合い相手が決まったアルツ君ですが、今日はまたデイサービスでやらかしてくれました。
朝出かける前のアルツ君の血圧はキノコさんに代わってヤッチが計りました。
何回か計ろうとしますが、エラー表示…。
(*´-ω・)ン?
「死んでんじゃないのかあ?」
「死んでるわけないだろっ!!」
「おかしいな~。死んでるか血圧計が故障してるかどっちかなんだけどな…。」
「死んでたらしゃべれるわけないだろっ!!俺はお化けか!?」
「お化けはまだ見たことないから、しゃべるかもしれないじゃん?」
「足だってあるわい!!」
「ああ。腐った材木足のことかぁ…。」
結局血圧計のチューブが抜けていました。
抜け毛の多いヤッチのことですから…。
(^^ゞ
「残念ながら血圧も正常だな。」
「『残念ながら』とはどういうことだ!!親に向かって!!」
「おっ。やるね~。親子関係が理解できるんだ?」
「親子だって、玉子だって、みんなわかるわいっ!!」
至って朝から快調。
飛ばしてる感すらあります。
デイサービスの車が来てアルツ君の楽しい一日が始まります。
しかしっ!!
おそらくアルツ君が到着して間もないころの朝の10時半くらいに、デイサービスからキノコさんに電話が入ります。
そしてキノコさんからヤッチに知らせが入ります。
「今、デイサービスから電話が有ってね。またおじいちゃん具合が悪くなって倒れちゃったらしいのよ。」
「また~!!それで?」
「『今は看護師がついて、安静を取ってもらっていますが、容態が良くなければまたお電話差し上げます。』って言われちゃった。」
「う~ん。大丈夫なのかねえ~。」
「私じゃ車も運転できないから迎えに行けないし…。電話が来るのを待つしかないわ。」
「う~ん。むしろ電話が来ない方がいいけどね…。」
デイサービスの方が看護師さんもいるみたいだし、スタッフも大勢いるわけだから、慌てて連れて帰ってもあまり変わらないような気がして、ここはアルツ君放置です。
(^^ゞ
最悪救急搬送なんて言う事もあり得ますが、そんなことを口にすると、今度はキノコさんが救急搬送になりかねません。
(-_-;)
結局デイサービスからは連絡は入らず、アルツ君の帰宅時間がやってきました。
玄関の呼び鈴が鳴ると、キノコさんがあわてて飛び出していきます。
デイサービスのスタッフがキノコさんに今日の様子を説明しているようです。
「朝いらしてすぐに眠そうにしていらっしゃったので声をかけたのですが、あまり体調が良くなかったらしく、ベッドで午前中は横になっていてもらいました。」
キノコさんがそのスタッフにお礼を言い、アルツ君を玄関の中に引き入れます。
「大丈夫なの?」
「なにが?」
「なにがって…。具合よっ!!」
「具合はいいぞ。むしろ良すぎるぐらいだ。」
まったく自分が倒れたことを覚えていない様子…。
何とも幸せなアイテムを手に入れっちゃったものです…。
(-_-;)
ヤッチは早速アルツ君の持ち帰ったデイサービスの連絡ノートを広げます。
ガガガ━(ll゚д゚ll)━ン!!
┣¨┣¨(゚Д゚;)┣¨┣¨
_| ̄|○
やはり…。
お風呂に入っていません…。
『看護師判断で中止』の文字が…。
_| ̄|●
どうせなら『看護師判断でブッ込みました』ぐらいな文字が欲しかった…。
とりあえず、いつもとパターンを変えて、アルツ君に聞いてみることに…。
「今日はお風呂入ってきたんだってね?」
「入ってないぞ!!」
やはり即答でした…。
_| ̄|○
「じゃあ。今日は入るのやめとく?」
「入るよ!!」
これも即答…。
_| ̄|●
「じゃあ、明日にする?」
「今すぐ入ってもいいぞ!!」
_| ̄|○
覚悟はしていたんですけどね…。
やはり筋書き通りと言えば筋書き通り…。
筋書き通りの展開の分ショックが大きいです…。
早速お風呂洗いに取り掛かります。
( ´-ェ-` )シュン
何だってお風呂に入ってくるはずのデイサービスで寝ていて、家で風呂に入らなきゃいけないのか…。
これじゃあ、家がデイサービスじゃないですか…。
なんでデイサービスでは具合が悪かったのに、家で元気になっちゃうわけ!?
デイサービスにヤッチを落とし入れるための刺客が送り込まれているのでしょうか…。
今日のお風呂には温泉の素(入浴剤)をたんまり入れてお湯を注ぎました。
今日のヤッチの頭の困惑を反映し、乳白色の温泉の素を入れてみました。
(^^ゞ
お湯がいっぱいになったところでアルツ君に服を脱いでもらいます。
乳白色のお湯を見てアルツ君が第一声を放ちます。
「おっ!!蕎麦でも茹でたのか?」
「まだ茹でてないよ。」
「まだって?これから茹でるのか?」
「そうだよ。」
(●`w´●)ニァ・・
アルツ君ヤッチの不敵に笑いに一瞬後ずさり…。
「ばか!!こんな年寄りじゃ。出汁は出んぞ!?」
「やってみなくちゃわからないな!?いい煮汁が出るかもよ。」
「二汁だか三汁だかしらんが、熱くないだろうな?」
「さあ。どうなんでしょうね~。」
(●`w´●)ニァ・・
アルツ君恐る恐る湯船に腰を落としていきます。
(●`w´●)ニァ・・
もちろんアルツ君好みの快適な温度です。
(*^_^*)
「ああ。よかった…。またお前に殺されるところだった…。」
「んっ。また~?年越し蕎麦を年始早々もう食べたいのかい?じゃあ、もう少し沸かそうかぁ…。」
(●`w´●)ニァ・・
「やだいっ!!」
「先に差し水用意して置いた方がいいんじゃないのかい?」
(●`w´●)ニァ・・
「ばか!!こんな年寄りじゃコシなんか出ないぞ!!」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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