アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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アルツ君が特養卒業?

2012/10/06 (土)  カテゴリー: 診察
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

午前中に姉から電話が有りました。

姉:「おはよう。今どこに居る?家?」

ヤッチ:「今日は家に居るよ。今掃除機かけてた。」

どこぞのテレビ番組で部屋で掃除機をかける場合、いきなり掃除機をかけてしまうと、ほこりが部屋の中で舞ってしまうので、フローリングワイパーを先にかけて、ほこりをある程度取り除き、それから掃除機をかけると部屋がきれいになるというのを観ていたので、それを忠実に実行していました。

姉:「ママは?○○ちゃん(アルツ君)のところに行っちゃったのかな?電話がつながらないのよ…。」

キノコさんにはらくらくホンを持たせていますが、なぜかキノコさん、出かける時にこのらくらくホンを自分の部屋に置いていってしまいます。

キノコさんの言い分は『なくすと大変だから…』です。

(-_-;)

近くに住むヤッチならキノコさんの所在がわかるだろうというので、多分姉は電話をしてきたのだと思います。

ヤッチ:「多分、午前中…、10時半くらいに、俺の部屋の前で、カートをガラガラ押す音が聴こえたから、旦那さん(アルツ君)のところへ行ったんだと思うよ。」

姉:「やっぱりそっかーー!!いやさ、さっき、パパの施設から電話が有って、パパが転倒したかなにかで、右のわき腹が痛いって大騒ぎだったらしいのよ。」

ヤッチ:「『さっき』って言うのは今日の事?」

姉:「そう。今日の朝の出来事で、電話が有ったのは、多分ママが出かける少し前ぐらいかしら…。」

ヤッチ:「それで?」

姉:「本人(アルツ君)はもう大丈夫だって言ってるらしいんだけど、念のために病院で診察を受けていただきますって施設から電話が有ったわけじゃん!?」

ヤッチ:「『わけじゃん』かどうかは知らないけど、施設の人が旦那さんを病院に連れて行ってくれるっていうわけじゃん!?」

姉:「ふふ、そう…。」

ヤッチ:「で?」

姉:「パパが病院に行くのはいいとして、ママがパパの施設に行ってもパパはいないわけじゃん?」

ヤッチ:「『じゃんじゃん』うるせーし…。」

姉:「でも、ママに電話が通じないんだもん、しようがないわよね?」

ヤッチ:「俺に聞かれてもわからないけど、旦那さんがどんな具合だか見てくる必要もありそうだから、後で施設に行って来るよ。」

姉:「そ~う!?悪いわね!!私、今日は会社なのよ。早くても夜の7時前後になりそうだから、頼むわね?」

ヤッチ:「了解じゃん!!」

まあ、慌てて特養(特別養護老人ホーム)に出向いたところでアルツ君は病院に行っているわけでジタバタしたところで仕方がないわけじゃん!?

おそらくアルツ君は若い女性看護師にセクハラまがいのチョッカイを出していると推測されるわけで、ヤッチはこのまま部屋の掃除を続けました。

ところで、このフローリングワイパーを掃除機の前にかける方法なかなか良いですね~。

\(^o^)/

普段だと掃除機をかけた後、しばらく経つとテレビの上あたりにまたうっすらほこりが載っていることがありますが、これが非常に少なくなります。

そんなに部屋を綺麗にしたところで誰が来るわけでもないヤッチの部屋ですが、気分は爽快です。

\(^o^)/

掃除を終え、ゆっくり昼ご飯を食べ、アルツ君の特養に向かいます。

特養に着くと、アルツ君が帰っています。

当然、キノコさんもいます。

ヤッチがアルツ君に声をかけます。

ヤッチ:「病院でなんて言われた?」

アルツ君:「わかんないよー。」

ちなみにこの『わかんないよー』は『わ』にアクセントを置いて下さい。

キノコさんが口をはさみます。

キノコさん:「ここから車で整形外科に行ったらしいんだけど、どこに行ったかわからないんだって。」

ヤッチ:「車に乗ったのは覚えてるのか?」

アルツ君:「わかんないよー。」

アルツ君、何も覚えていないようなので会話の相手をキノコさんに換えます。

ヤッチ:「奥さん(キノコさん)は病院に一緒に行ったの?」

キノコさん:「ここへ来たら、(施設の職員さんが)『病院に行った』って言うから、私はここで本を読んで時間潰してたわ。」

ヤッチ:「旦那さんはいつ帰ってきたんだい?」

キノコさん:「いまさっきよ。昼ご飯をちょうど食べ終えたところよ。」

ヤッチ:「で、整形外科でなんて言われたの?」

キノコさん:「ここ(特養)の人が言うには、レントゲン撮ったけど、骨には異常がないんだって。」

ヤッチ:「よかったじゃん。でもまだ痛いのかい?」

アルツ君:「右のわき腹が少しな。」

ヤッチ:「ひねったのか?」

アルツ君:「そんなの俺がわかるわけないじゃないかよー。」

ヤッチ:「自分でわからなきゃ、誰がわかるって言うんだよ。しようがねーな。」

キノコさん:「整形外科でレントゲンは異常ないから、今度は内科に行ったらしいわよ。内科でしばらく待ってたらしいんだけど、混んでて順番が回ってきそうもないから、午後にまた来てくださいって言われたらしいわよ。」

ヤッチ:「じゃあ、二軒はしごしたっていうこと?」

キノコさん:「そう。で、ご飯食べ終わったら、ここの人が迎えに来て、また午前中に行った内科で診てもらうんだって。」

アルツ君:「俺、また出かけるのか?」

キノコさん:「そうよ~。また車で診てもらいに行くのよ。」

アルツ君:「かーっ。もうやんなっちゃったな…。」

ヤッチ:「わき腹自分で破っちゃえば?」

アルツ君:「嫌だっ!!」

ほどなく、施設の職員さんがアルツ君を迎えに来ます。

職員さん:「では、参りましょうか?」

ヤッチ:「誰か家族の人間がついて行かなくても大丈夫ですか?」

職員さん:「はい、私がお父様をお連れしますので、いらしていただかなくても大丈夫です。」

キノコさんは、朝から待ちぼうけばかりだったので、『帰る』と一旦は言いましたが、結局ヤッチと一緒にここ特養で待つことに…。

ヤッチがキノコさんにらくらくホンを持ち歩くように説得したり、世間話をして、一時間くらい経過した頃でしょうか…。

アルツ君が帰って来ました。

アルツ君:「あれ?何でお前たちここに居るんだ?」

キノコさん&ヤッチ:「えっーーー!!」

ヤッチ:「まあ、いいや。で、内科の先生に何て言われた?」

アルツ君:「何て言われたかな…。『こんにちは』じゃなかったかなぁ…。」

ヤッチ:「ダメだこりゃ。職員さんに(診察の結果を)聞きに行って来るよ。奥さんも聞きに行く?」

キノコさんがうなずいたので、二人で同じフロアにある職員さんの事務室へ…。

ヤッチ:「すいません…。どんな感じでしたかね…???」

職員さん:「あっ。すいません。お父様ですが、別の角度からもう一度レントゲンを撮っていただいたのですが、やはり骨には異常がないということで…。」

ヤッチ:「そうですか…。」

職員さん:「ただ…。帯状疱疹の疑いもあるということで、採血して血液検査をしていただいています。」

ヤッチ:「帯状疱疹ですか~???」

職員さん:「帯状疱疹というのは御存知でしょうか?」

ヤッチ:「はい。」

知る知らないも、ヤッチの顔面神経麻痺はもしかすると帯状疱疹によるものではないかと医師に言われたぐらいですから…。

ヤッチの場合は、耳の後ろに水泡ができなかったので、結局何が原因だったかわからずじまいでしたが、何だかこの言葉を聞くと他人事ではありません。

(-_-;)

[参考] 帯状疱疹(病気スコープのページへ)

職員さん:「今は右のわき腹に発疹のようなものは出ていないので、断定はできないということで血液を採らせていただいています。」

ヤッチ:「帯状疱疹ですか…。まったく予想していませんでした…。」

職員さん:「で、血液検査の結果が今度の火曜日以降ということになります。」

ヤッチ:「また本人が診察を受けに行くことになりますか?」

職員さん:「いえ、次回(血液検査の結果)はご本人様は行かれなくても大丈夫です。私どもで検査結果を聞きに伺わせていただきます。」

ヤッチ:「何か処置をしていただいたのですか?」

職員さん:「特別な処置は何もしていません。ただ、痛み止めを処方してもらっています。湿布薬も帯状疱疹だとすると、ヒリヒリしてしまうので、今回は止めにしました。」

ヤッチ:「そっか、そっかー。湿布薬を貼ったら大変なことになっちゃうかもしれませんもんね!?」

職員さん:「そうですね。火曜日以降ということなので、またお姉さまかどなたかに結果が出たらご連絡差し上げます。」

ヤッチ:「よろしくお願いします。」

ヤッチはアルツ君がベッドから起き上がる時に身体をひねったか何かで、痛みを訴えているのとばかり思っていました。

(-_-;)

アルツ君本人は今はそんなに痛がっている様子もないし、帯状疱疹の可能性は低いようにも思えますが、結果を待つより仕方ありません。

アルツ君の居室に戻り、アルツ君にこのことを伝えます。

ヤッチ:「腕に絆創膏してるでしょ!?それ血を抜いたんだってよ。」

アルツ君:「俺の血を抜いたって美味くないぞ。」

ヤッチ:「そういうことじゃなくてさ…。検査だよ、検査。」

アルツ君:「検査なんてされてるのかぁ…。」

ヤッチ:「そうだよ。検査だよ。もしかしたら帯状疱疹かもしれないってさ?」

アルツ君:「海上自衛隊?」

ヤッチ:「たいじょうほうしん!!」

アルツ君:「なんだそれ?」

ヤッチ:「水疱瘡(みずぼうそう)みたいに発疹ができるんだよ。」

アルツ君:「俺はハシカやったけかな…!?」

ヤッチ:「ハシカじゃないよ。帯状疱疹になるかもしれないんだって。」

アルツ君:「そんなことになるのかぁ…。」

アルツ君、ショックなのか首をうなだれます…。

ヤッチ:「タ・イ・ジョ・ウ・ホ・ウ・シ・ンだからね。なるとけっこうつらいみたいだよ。」

アルツ君:「まあそうだろうな…。」

ヤッチ:「そうならないといいな?」

アルツ君:「そうだよなー。クビになっちゃうのか…。おい、ばあさん!!俺がそうなったら、お前の家に住まわせてくれるか?」

????

今回はさすがのヤッチもアルツ君が何を言いたいのかわかりませんでした。

(-_-;)

よくよくアルツ君に聞いてみると…。

ちょっと寒いですが…。

『帯状疱疹』を『退場方針』という風に頭に描いていたようです。

特養を追い出される…、クビになる…。

検査(査定)をして、結果次第では特養を退場です。

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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