このページに表示中の記事 (キーワード: 自己破産 の検索結果 4 件)
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本来なら、個別にご返事申し上げなくていけないところですが、記事での返信で失礼させていただきます。
ありがたいコメントたくさんいただき、正直、涙なくして、読むことができませんでした。
本当にありがとうございます。
皆さんのお気遣いに支えられ、折れることなく現実と向き合うことができそうです。
ヤッチのことは御心配なく!!
明るく、楽しいブログにしたい、事実、これまでの生活は本当に楽しい生活でした(自分だけが!?)。
そして、これからも楽しい生活にしたい、そう考えています。
キノコさんの心的ストレスがどれほどのものだったか、今は本人と会うこともかなわない状況ですし、会えば、ますます心的ストレスが強くなってしまうかもしれません。
ただ何がキノコさんに対しての心的ストレスだったか、思い当たるところが有ります。
もちろん、ヤッチ自身の憶測ですから、実際にキノコさんが感じているものとは、まったく違うかもしれません。
ただ、これを語るには、多くのカミングアウトしなければならないことが有ります。
言い訳がましく聞こえるかも知れませんが、今からお話しすることは、自分自身の中で記事にする必要が無いと思っていたので書かなかっただけで、ブログを面白おかしくするために隠していたことではありません。
実はヤッチには同居する10歳年上の実の兄がいます。
もちろん、アルツ君とキノコさんの実の子であり、アルツ家の長男です。
兄、姉、ヤッチの順の三人兄弟。
何度もこのブログに登場する姉は、嫁に出ています。
兄は、20年ほど前に離婚していて、離婚した奥さんとの間には娘もいます。
兄の部屋は、アルツ君の寝室の前に有り、いつも部屋に居るのか、居ないのかわからない状態。
ヤッチ自身は、兄がどんな仕事をしているのか、またきちんと働いているのかも分かりません。
兄は階段を上り下りするにも、抜き足差し足…。
当然、今住んでいる家で食卓を共にしたことは一度も有りません。
皆さんにとってはこんな家族がいるのかと、こっちの方が衝撃的事実かもしれません。
でも、キノコさんにとっては自分が腹を痛めた可愛い長男です。
でも、弟から見た兄はどうでしょう?
アルツ君のお世話もかえりみず、部屋に引きこもりの兄…。
ただ飯食らいの邪魔者になってしまいます。
事業を興せば失敗の連続…。
借金のつけは、いつも他の家族のメンバーです。
嫁に出ている姉とて例外ではなく、尻拭いを何度させられていることか…。
アルツ君には年金収入が有りますが、大半は住んでいる借家の賃料に充てられます。
キノコさんは専業主婦ですから、当然収入は有りません。
残るつけはヤッチの懐からになります。
でも、花屋をやめて(実はこれも兄が原因…)職を失ってしまった40代後半のヤッチにまともな職など有りません。
日雇いの仕事やアルバイトで何とか生活費を捻出しようとしますが、やはり限界があります。
いつの間にか、多重債務はヤッチ名義です。
これは、ヤッチの甘えかもしれませんが、アルツ君の認知症が進むと思うように仕事に出かけることもいつの間にかできなくなってしまいました。
ついには自己破産を決意…。
御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これについては、あまり更新はしていませんが、別でブログを書いています。
[ヤッチが書いているブログはこちら→自己破産スタートします!!!]
幸い、過払い金が返ってきたこともあり、これを生活費に充てます。
でも、他からの収入がない家計に、いずれ破たんは訪れます。
兄に収入が有ったとしても、出かける頻度から見て、そう多くは無いはず。
どうしても、ヤッチは兄に対してお金を稼いでくれるよう強く当たってしまいます。
かなわないならば、アルツ君のお世話を援護してくれと…。
でもそれも実現しないまま時だけが流れます。
ところが、キノコさんは、決して兄のことを悪く言いません。
逆に言えば、兄のことを悪く言うヤッチに相当な怒りを覚えていたのかもしれません。
記憶は定かではありませんが、ヤッチがキノコさんの襟ぐりをつかんだのはこの時だったと思います。
キノコさんがヤッチに放った一言に激怒したのです。
『大学まで出してやったのに…。』
なんでそれを兄に言えないのか…。
でも、やはり暴力は暴力です。
母の心を傷つけたのは間違いないと思います。
もしかすると、兄に対して嫉妬していたのかもしれません。
そして、情けない自分に腹が立ってキノコさんに辛く当たってしまったのかもしれません。
最愛の妻に暴力を振るう息子にアルツ君も怒りを感じていたのかもしれません。
以後、お金の使い道について家計を預かるキノコさんにヤッチが細かく詮索することがキノコさんのストレスになって行ったのだと思います。
最近になって、今住んでいる家の家賃が20か月滞納になっていることを兄から聞かされます。
兄の言葉は「だってそれまで、ずっと親父が支払いに行ってたんだから、俺は知らないよ。」です。
認知のあるアルツ君に振り込まれた年金をATMで下ろし、家賃の通帳を持って大家さんのもとに果たして支払に行けるでしょうか?
キノコさんはコンビニで買い物もできない人です。
年金の振り込まれるアルツ君の通帳にはATMで数度に分けてを全額引き出されている箇所も有ります。(ヤッチの思い込みかもしれません)
アルツ君とキノコさんが保護される何日か前に明日止めるという未納のガス料金を福祉事務所にお願いして、ヤッチ名義でお借りしています。
その時に、生活保護を受ける相談をヤッチは福祉事務所の方としています。
借りたお金を自宅に持ち帰った時に、兄とキノコさんを呼び、二人揃って福祉事務所に生活保護の相談に行くよう促しました。
二人の答えは『ノー』でした。
理由は『そんなものを受けたら、いちいちお金の使い道をうるさく言われるだけだ』でした。
仕方なく、せめてガス料金だけでも確保しようと、次の日とその翌日だけですが、ほんの短い時間だけ、昼間の日雇いの仕事に出かけてしまいました。
もちろん、アルツ君のお世話はキノコさんにお願いして…。
仕事を終え、急いで帰ると、兄とキノコさんが待ち受けていました。
拒んでいた福祉事務所に生活保護の相談に行くというのです。
もちろん、ヤッチは『行くな』とは言いません。
タッチ交代でアルツ君とお留守番です。
後でわかったことですが、この時に二人は生活保護の申請を済ませています。
御存知のように生活保護は、世帯単位で支給されるものなので、後はヤッチがOKすれば、受理されるかどうかは先になりますが、申請だけは完了になります。
そして福祉事務所と同じ施設内の同じフロアに高齢者相談センター(地域包括支援センター)が有ります。
まったくこれは推測でしかないので、何の根拠も有りませんが、この時にキノコさんはヤッチの虐待について相談に行ったのではないかと思います。
アルツ君とキノコさんが保護された次の日に、申請が済んでいることを知らないヤッチがもう一度生活保護の相談に行くことになっていました。
この辺は?マークで、生活保護が通れば、風向きは少し変わっていたのではと思う部分ですが、どうにもよくわからないところです。
でも、昼間寝入ってしまったときにキノコさんとアルツ君は保護されたのです。
今となっては自分のやってしまったことを取り消すことはできません。
ヤッチがキノコさんに謝って済む問題とは思えません。
そして決して健康ではないキノコさんの寿命を縮めてしまっているやもしれません。
アルツ君の病状が悪化しないことを祈るばかりです。
泣きながら、ヤッチのことを高齢者相談センターの担当者の方に弁明してくれた姉に申し訳なく思っています。
そして、アルツ君を大好きだった姉からアルツ君を遠ざけてしまったのはまぎれもなくヤッチです。
これから少し時間はかかるかもしれませんが、キノコさんの気持ちがわかるようなことが有れば、できる限りキノコさんの意思を尊重したいと考えています。
高齢者相談センターと福祉事務所は同じ窓口ではありますが、高齢者相談センターの方からは福祉の問題と高齢者の虐待とは分けて考えるべきだとも言われました。
若干見解の相違はありますが、これも真摯に受け止めなければいけないのかもしれません。
さらに、このブログを読んで下さっている皆さんの期待を裏切ってしまったことをお詫び申し上げます。
自分で申し上げるのも変ですが、地の底を這って生きてきたヤッチなので、妙な真似はさすがにしないし、勇気もないのでそこだけはご安心くださいね。
かなりの乱文ですが、ご容赦下さい。
『同情するなら金をくれ』というところでしょうか!?(←ちょっと復活の兆し!?)
いつまた更新できるかはわかりませんが、キノコさんにとっても、アルツ君にとっても、姉にとっても、兄にとっても良い結果が出るように、時間はかかるかもしれませんが努力したいと思います。
さらに生活保護の申請は両親不在のまま済ませ、ケースワーカーの訪問調査が来週の月曜日になっています。
申請が通るかは微妙なところですが、申請が通れば、皆さんが汗水たらして稼ぎ出した税金のお世話になることになります。
m(__)m
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福祉事務所のケースワーカーさんからです。
メッセージ:『正式に生活保護の決定が出そうなので早目にアパートを探して下さい。』
決定が下りていないのに見切り発車せよとのお達しです。
今朝は不動産屋さん巡りをしようと決め、とりあえず、福祉事務所にも顔を出しました。
すでにいつもいらっしゃる受付の方には顔を覚えられているらしく、にこやかな笑顔で応対してくださいました。
あまり、ヤッチ的には顔を覚えられて欲しくない印象ですが、覚えられているもの仕方が有りません。
ほどなく、ケースワーカーさんとご対面です。
ヤッチから先に切り出します。
ヤッチ:「昨日お電話をいただいたみたいなんですが…。」
ケースワーカーさん:「あっ。わざわざ来ていただいたんですか?電話でもよかったのに…。」
ヤッチ:「どっちみち、何軒か不動産屋さんを当たろうと思っていたので、ついでと言っては失礼ですが、お伺いしました。」
内容について特別変更は有りません。
今月(3月)中に部屋を見つけて、転宅してくれとのお話で、4月までに今住んでいるところを完全に引き払ってくれということです。
ヤッチ:「もう一度確認なんですが…。」
ヤッチがケースワーカーさんに問い直します。
ヤッチ:「もう一度確認なんですが、アパートを探す時の賃料は、管理費や共益費を除いた額の53,700円でよろしいんですよね?」
ケースワーカーさん:「はい、そうです。共益費や管理費を含めて、53,700円をオーバーしても構わないのですが、オーバーした分は区からの補助は出ませんので自己負担になります。ただ、こちらとしては、できれば、53,700円の範囲内で探して欲しいと考えています。保証人になってくれるような方はいらっしゃいますか?」
ヤッチ:「はい。まだ確認は取っていませんが、多分姉が引き受けてくれると思います。」
ケースワーカーさん:「そうですか、それなら少し安心ですね。この辺りにもたくさん不動産屋さんは有りますから、当たってみて下さいね。」
ケースワーカーさんは、不動産屋さんのある場所を事細かに教えて下さいました。
ヤッチ:「その際に不動産屋さんに対しては、生保(生活保護)を受給予定だときちんと伝えないといけないんですよね。」
ケースワーカーさん:「もちろんです。生活保護を受けているという理由だけで部屋を貸してくれない大家さんもいらっしゃいますから、最初に伝えて、物件を探して置いた方が、後でトラブルになる確率は少なくなりますから、事情を説明して探して下さい。」
一応、物件を見つけたら、そこで見積もり書をもらい、それを福祉事務所に提出し、審査をあおぐことになっています。
福祉事務所や不動産会社、大家さんの審査が通れば、晴れて引越しへのGOサインが出ることになっています。
決して手付金などを打たないで下さいとケースワーカーさんに釘を刺されましたが、そんなお金を持っていれば、生活保護のお世話になる必要ないと思うのだが…。
福祉事務所の階下に一軒の不動産屋さんを発見。
ヤッチはさっそく店に入ります。
ヤッチ:「すいません。生活保護を受給している人間でも借りられる物件を探しているのですが…。」
不動産屋さん:「はい。少々お待ちください。そうしますと、賃料は53,700円以内ということでよろしいのでしょうか。」
さすがに、福祉事務所の下にある不動産屋さん。
ヤッチのような人間をやって言うほど応対しているのだろう…。
手馴れた様子で、物件情報を机の上に並べ始めました。
不動産屋さん:「今、この物件がおススメなんですよ。」
もともと商売をやっていたヤッチ、「おススメ」と言われると「裏が有る」と勘繰るひねくれ者です。
ヤッチ:「二番目におススメの物件が有れば教えて下さいますかね~。」
一瞬、応対して下さった方はどきっとしていましたが、2番目チョイスを提示して下さいました。
少しヤッチの今住んでいるところから電車の線路を挟んで遠い位置にあるが、比較する材料を持っていないので、何がおススメなのか正直良くわかりませんでした。
昨晩、ネットで賃貸情報なんぞをサーフィンしましたが、完全に船酔い状態での今回の参戦です。
贅沢は言えない身の上ですが、譲れないのは暗い間取りの部屋だけには住みたくないということ…。
我がままですが、許していただけるとありがたいと思う次第で有ります。
不動産屋さん:「今は入学や異動のシーズンでもありますので、物件がすぐに決まってし合う可能性も有りますので、なるべく、これはというものが有れば、お早めに手続きされた方が良いですよ。」
出たっ!!セールストーク!!
やっぱりこれを言ってもらえないと不動産屋さんではありません。
ヤッチ:「福祉事務所がOK出せばの話だからね…。でもなるべく早いうちにそちらにお伺いしますよ。」
こっちも社交辞令で応戦です。
結局、一件の見積もりを書いていただき、その不動産屋さんを後にしました。
お次は、その不動産屋さんからはそう遠くない距離にある不動産屋さんです。
事務所のガラスに目を通し、物件案内を注意深く、慎重に見ていきます。
ちょっと気になるお手頃価格のものが有ったので、聞いてみることに…。
ヤッチ:「外に出ている物件案内なんですけど、あのA-17は生活保護受給者にも借りられる物件ですかね?」
若い男性社員がなにをやぶからぼうにという表情を見せましたが、すぐに営業スマイルに戻り、奥にいた店長らしき方に目くばせします。
奥から店長が笑顔を見せ、ヤッチに「どうぞおかけください。」と名刺を差し出します。
ヤッチは、いただいた名刺をかたわらに置き、話しはじめます。
ヤッチ:「まだ、正式決定ではないのですが、生活保護受給しながらの物件探しなんですけど…。」
店長さん:「そうですか~。お役に立てるかわかりませんが、お手伝いさせていただきますよ。」
そう言いながら、店長さんは、先ほどの不動産屋さんと同じように机に物件情報を並べていきます。
店長さん:「なにかネットとかで物件をお探しになりましたか?もし、気になったものが有れば、こちらでも探しできますよ。」
ヤッチ:「気になるものが有り過ぎて覚えてないですよ。見れば見るほど欲が出てくるので、途中で手打ちにしました。」
店長さん:「そうでしたかぁ~。こんなことを申し上げるのは失礼なんですけど、この地区は福祉を受けている方に理解の無い大家さんが多いんですよ。福祉が面倒見てくれるのだから、滞納などのトラブルが無く、逆に安定収入なんですけどね。」
ヤッチ:「でも、それわかるなぁ~。『なんとなくやだ』という印象かな!?俺が大家さんだったらやはり福祉は御免と言うかもしれないもんなぁ~。」
結局、調べてくれて提示してくれたものは、微妙に53,700円をオーバー。
有るじゃんと思えば、女性限定だったり、敷金、礼金の面で福祉が援助してくれる額でなかったり…。
結局、予算の範囲のものが一件出てきて、そこの店長さん電話で確認をとってくれました。
店長さん:「すいません。1階の物件はもう決まってました。二階なら同じ建物で紹介できるお部屋が有るのですが…。」
特別、ヤッチは一階がいいとか、二階がいいとかの希望は出していません。
ヤッチ:「二階が有るのなら、二階でも構わないのですが…。」
店長さん:「それがですね…。二階のお部屋の方が賃料が若干高いんですよ。」
ヤッチ:「なるほどね。じゃあ、予算内の物件はこの近辺では無理と言うことかな?」
店長さん:「まあ、大家さんと交渉して、福祉を受けられる方を受け入れてもらえないか説得すれば、何件かは見つかると思いますが、それには少しお時間をいただかないと…。」
ヤッチ:「そうですかぁ…。」
店長さん:「今のお二階のお部屋ですけど、大家さんとお話しして、数字を動かせないか聞いて差し上げますよ。」
店長さんは再度、大家さんに電話を掛けてくれました。
店長さん:「大家さんのお宅に電話をかけたのですが、奥さんしかいらっしゃらなくて、お値段については、大家さん旦那さんしかわからないので、帰ってきたら返事をしてくれるということです。」
ヤッチ:「わかりました。じゃあ、大家さんの返事を待つということで、オーバーした金額のままで結構なので、見積もりを出して下さい。」
店長さん:「わかりました。見積書を書いている間に、うちの者に物件を実際に案内差し上げましょうか。」
特段、断る理由もなかったので物件を見に行くことに…。
予算をオーバーしている物件なので、もうヤッチとしては、見たとしてもこれ以上に高望みはできないわけですからケチをつける理由は有りません。
車で数分のところにアパートは有りました。
二階の角部屋です。
カギを開けていただき、部屋に入ります。
間取り図で見るよりは、広く感じます。
社員さん:「いかがですか?」
ヤッチ:「一人で住むにはもったいないくらいだね~。多分持ってくる荷物もそんなに無いし…。」
社員さん:「あまりお気に召さなかったですか?」
ヤッチ:「いえいえ、十分過ぎますよ。」
風呂やら、バルコニー、ロフト見て回り、このアパートも後にすることに…。
帰りの車の中で、案内してくれた若手の社員さんがヤッチに質問してきます。
社員さん:「確か、保証人とは別に、この物件には信用保証協会の審査が有るのですがその辺のところは大丈夫ですか?」
えっ!!!
ヤッチ:「あの…。自己破産の経験が有ってブラックリストに載ってると思いますよ。」
こういうことは先に言ってよ~。
不動産屋さん
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今夜の東京は北風が吹き荒れて少し寒いような陽気です。
さて、最近のアルツ家ですが、記事にさせていただいている通り、主はであるアルツ君は高齢者相談センターに施設に保護され、主は不在です。
元々暮らしていた旧自宅には大半の家財を残したまま、キノコさん、兄、ヤッチの三人は別々のアパートを借り、ここを出てしまいました。
生活の拠点をバラバラに移し、家賃をはじめ、生活全般について、区の福祉のお世話になり、生活保護を受けている状態です。
アルツ君の住民票は、まだ特別養護老人ホームに入所できないままでいるので、旧自宅に残したまま…。
アルツ君宛ての郵便物は高齢者相談センターに届くように郵便局にネットで転送届を出しておきました。
電話の加入権は兄が持って行ったので、ヤッチの連絡先は携帯電話だけになり、キノコさんについては、連絡先が無い状態なので、ヤッチが当面引き受けることになっています。
旧自宅の立ち退きも、結局電気、ガス、水道は電話で供給をストップしてもらいましたが、大家さんには、まだカギを返却していない状態です。
(-_-;)
アルツ君の住民票がそこにある以上、おそらくまだ家賃は発生していることになり、その支払い義務者は現在のところは、アルツ君であり、これについて何も進展していない状態です。
また、3月の時点で、あれだけ家財はそのままにして早くアパートを探せと福祉事務所は言っていたのに、今頃になって自分たちで処分しろと言ってきています。
処分できる費用があるくらいなら、生活保護は受けていないよと言いたいところですが、4月が年度代わりということもあって、当初の生活保護のケースワーカーさんも異動になっています。
引き継ぎをしたケースワーカーさんが、二転三転したこのアルツ家の状況を把握するには、机上だけでは到底理解しえないのもよくわかります。
先日、ヤッチのアパートにこのケースワーカーさんの訪問があり、やはりこのことが話題になりました。
生活保護費を出す福祉事務所の言い分としては、かなり後手後手の話です。
3月にアルツ君とキノコさんが保護された時点では、生活保護費はアルツ君、キノコさん、兄、ヤッチを世帯員として4人世帯の保護費として支払われていました。
これが、アルツ君とキノコさんが保護された後は、兄を世帯主とする世帯の構成員にヤッチが入り、二人世帯の保護費の支給となりました。
そしてキノコさんの脱走によって、今度はこの世帯にキノコさんが加わり、三人世帯の保護費に変わります。
さらに、アパートをそれぞれ別に探して住み始めた時点で、それぞれ一人世帯として保護費が支払われるようになっています。
何ともわかりづらい説明になってしまいましたが、この変更が3月から4月の1ヶ月の間に行われています。
一方のアルツ君は、4月の中旬あたりから、生活保護のお世話にはなっておらず、自分の年金にによって今居る施設のショートステイの費用を賄っています。
つまり、アルツ君は旧自宅には居ませんが、旧自宅からショートステイを繰り返して、家を空けている状態…。
旧自宅での生活の実態は有りませんが、現在も住み続けていることになります。
そのアルツ君が年金生活を送り、生活保護のお世話になっていないのですから、福祉事務所としても、生活保護者ではない人間(アルツ君)の家の家財を処分をするというのはできないというのが、福祉事務所の言い分です。
もちろん、今回については、費用をまったく捻出できないと福祉事務所が一点張りしているような態度ではなく、もう少し検討してみるという姿勢も見せています。
ヤッチにも他の家族にも、かなりずるい話ではありますが、区や福祉事務所がどうにかしてくれる以外にどうすることもできないので、成り行きを見守るしか方法が無いということになりましょうか…。
これがアルツ家全般の現在の状況で、アルツ君については、前回の記事通り、家族と面会すると興奮するものの、施設においては、穏やかに(?)生活しているようで、高齢者相談センターで後見人の手続きも進められているようです。
ただし、これには確たる証拠は有りませんので、あくまでも希望的観測混じりです。
(-_-;)
個別に家族の近況を書かせてもらうなら、まず兄…。
旧自宅から徒歩2、3分というところに、アパートを借りました。
もちろん、家賃は生活保護費です。
あれだけ仕事が忙しいと言っているのに、生活保護を受けるということは、やはり稼ぎが少ないということでしょうか…。
オマケにヤッチが紹介したところに法律相談に行き、現在はそこで紹介された弁護士さんに自己破産の申出の手続きをお願いしています。
(-_-;)
アパートに引越しする時も引越しの費用は生活保護から出るのに、自分の仕事仲間という人物にトラックを出してもらい、福祉のお世話にならずに、その人物に手伝ってもらうという奇怪な行動…。
5月になり、兄単独に生活保護費が支給されているのに、ヤッチに電話してくるときはなぜか公衆電話から…。
旧自宅から持って行った電話の加入権はいずこへ!?
そして携帯も持っているはずなのに…。
相変わらず、つかみどころのないところは変わっていないようです…。
(-_-;)
そして、キノコさん。
ヤッチの隣の棟のアパートに引っ越してきましたが、未だに連絡先を持っていないし、テレビも無い状態…。
とりあえず、キノコさん宛てに何かあると、ヤッチの携帯に電話が入るので、逐一、キノコさんの部屋をノックして伝言しに行っています。
独居になったということで、介護保険の生活援助が使えるということで、引っ越してすぐに、ケアマネさんにお願いして、週2回ヘルパーさんに来ていただいています。
現在要支援2ですが、要介護になれば、もっと介護サービスが使えるというケアマネさんのアドバイスも有り、先日区分変更届を出して来て、主事医の意見書を書いてもらうための診察、区の訪問調査も済ませたところです。
来月早々には、この結果も出ると思います。
余談ですが、この介護保険の区分変更届の相談と提出ですが、高齢者相談センター=地域包括支援センターです。
窓口で応対して下さったのは、キノコさんの脱走劇の時の準主役でもある支援係長さんでした。
キノコさんには「顔色を変えるなよ。」と釘を刺し、ヤッチが代筆できる部分を代筆しながら無事終了しました。
そのキノコさんの連絡手段がないというのは、姉にとっても不便な様子で、今までは会社が休みのときは、アルツ君の様子伺いに来ていましたが、今度はキノコさんの様子伺いです。
姉:「ママはらくらくホンとふつうの電話ならどっちがいいの?」
キノコさん:「うん…。どっちがいいのかしらねえ…。」
らくらくホンにした場合を考え、事前に姉とヤッチでドコモショップに下見に行っています。
固定電話にしても、らくらくホンにしても、最近は本人確認がうるさくなっているようで、キノコさんには身分を証明するものが何もありません。
健康保険証は生活保護の身の上なので持っていないし、だいたい顔写真が付いているものでないと確認書類にならないようです。
しかも、ドコモだけなのかもしれませんが、新規に携帯を購入するときは、コンビニ払いができないらしく、銀行など口座からの引き落としが基本だそうです。
たぶん、これは、購入後料金を支払わず、踏み倒してしまう人に対しての防御策なのではないでしょうか。
姉:「それなら、私が買って、ママに料金を私に払ってもらう方が手っ取り早いか!?」
即断即決の姉が言いそうなことです。
住基カードなるものを作成すれば、本人確認書類になるそうですが、これもキノコさんを連れて、作りに行くとなると、一日掛かりになってしまいます。
結局、いろいろな人の意見を聞いた結果、らくらくホンがいいんじゃないということになり、姉がさっそくドコモショップでキノコさん用にらくらくホンを買ってきました。
ドコモにした理由は、ヤッチと姉がファミリー割引をすでに組んでいるので、これにキノコさんが加われば、通話料がタダになるという理由からです。
色々な設定をドコモショップの店員さんにすべてやらせて、姉が一昨日の夜にキノコさんのらくらくホンを持ってきました。
果たして、固定電話でも保留にするときに、先に受話器を置いてしまうキノコさんに使いこなせるのでしょうか…。
意外に、キノコさん興味津々…。
キノコさんのアパートの一室で、充電しつつ、電源を入れるところからキノコさんにやってもらいましたが、まず、ここに障壁です。
充電カバーを上手く開けられません。
(-_-;)
だいたい華奢にできているカバーなのに力任せに引きちぎりそうになってしまいます。
やはり、カバーを開けずに充電できるアダプターが必要なようです。
今度は電話を取るところ。
エニキーアンサーは付いていませんが、姉がキノコさんの携帯に電話をかけると、『受話器を取る』のところが点滅するようになっています。
姉:「ママ、チカチカしているところをピッって押して電話を取ってみて?」
キノコさん:「ここでいいの?」
姉:「そうだよ。そこを押したらなんかしゃべってみて!」
キノコさん:「もしもし…。」
キノコさん、受話器のボタンは押せましたが、携帯を持ったまま、らくらくホンを耳にあてずに、画面に向かって話しかけています。
姉:「それじゃあ、テレビ電話だよ。」
姉とヤッチは爆笑です。
姉:「耳にあてないと聞こえないよ。」
キノコさん:「あっそうなの…。」
姉:「そうだよ。みんなそうやってかけてるじゃない。」
キノコさんには電車やバスの中でメールなどをして、携帯をいじくる人たちが、電話をかけているのだと思っていたのかもしれません。
キノコさん:「あら、ほんと!よく聴こえるわね。」
姉:「じゃあ、今度は掛けてみて。もう1番のボタンを押せば、掛かるようにショップで設定してもらってるから。」
御存知のようにらくらくホンには数字キー以外に1,2,3と三つの大きな数字ボタンが付いていて、登録してそのボタンを押せば、登録した相手の名前と番号が表示されるようになっています。
電話を掛ける操作については難なくクリアできたようです。
姉はとりあえず、メール機能も付けてもらって来たようですが、さすがに打つ操作はできそうもないので、ただ閲覧するためだけのものとして、付けて来たようです。
しかし、メールの事までここで教えてしまうと混乱してしまう可能性大です。
アルツ君なら「鳩はどこにいる?」と言いかねない場面です。
この日は電話を受ける、取るだけの講義にして、終了です。
キノコさん:「でも、この電話を持ち歩くときは、この線(充電コードのこと)はどうするの?線も付けたまま持って行くの?」
キノコさん
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
最後にヤッチの近況ですが、3月後半から4月は手帳のマス目が足りないほど、やるべきことがたくさんありましたが、5月に入ってようやく、空欄も目立つようになりました。
(o^―^o)ニコ
左耳が聞こえなくなり、鼓膜の中に水が貯まるという皆さんに心配をかけた現象も落ち着き、耳鼻科の先生には『治癒』という診断をされてホッと一息というところだったのですが…。
大変申し上げにくいのですが、またまた報告申し上げなくてはならないことができてしまいました。
m(__)m
木曜日あたりからちょっと自分の顔に異変が…。
(-_-;)
朝、歯を磨き終わって、口に水を含み、ゆすごうと思ったのですが、なぜか水が口の脇からボトボトと流れ落ちてしまいます。
┏(゚ェ゚) アレ?
含もうとして頬っぺたを膨らまそうとするのですが、それもできません。
異変に気づき、鏡で自分の顔をのぞき込みます。
(´゚д゚`)アチャー
顔の右半分のおでこにシワは寄っているのに、左半分は寄っていません。
よく見れば、眉毛の位置も右だけが上がっています。
と言うよりは、左の眉毛が力を失って落ちているというのが正解でしょうか…。
表情を作ろうと思うのですが、それもできません。
どうやら、顔の左半分が麻痺しているようです。
(-_-;)
一瞬、脳梗塞の文字がよぎりました。
でも、動かないのは、顔の左半分だけ…。
手足の麻痺は全くありません…。
そう言えば、こうなる前の何日か前から味覚にも障害が出ていました。
久しぶりに会った友人と外で食事をしたのですが、その時に食べた食事がどうも美味しくない…。
元々味覚音痴なところがあり、その時は気づかなかったのですが…。
後日、たずねて来てくれた別の友人にも…。
「お前、やつれたなあ…。ちゃんと美味いもん食わないといかんだろ…。」
「いろいろあったからなぁ…。多分、だいぶ体重は減ってると思うよ。」
もしかすると、その時に麻痺が始まっていて、それを目にした友人が『やつれた』と言ったのかもしれません。
考え出すと、思い当たることがたくさん出てきます。
麻痺が始まる前は毎日のように耳の下あたりから首筋にかけて時折激痛が走るとか…。
当初はなれない環境で寝ているので、寝床が合わなくて肩が凝るのだと湿布などをしてやり過ごしていました。
(-_-;)
現在の状況は、歯を磨く前の朝ごはんの食パンも上手く食べられずにパンくずだらけ…。
改めて、鏡を見ると、まるで顔の左半分は能面のような感じで死んだような顔です。
まばたきも左だけが上手くできないようで、左目からダラダラ涙があふれてきます。
よくテレビで女性の顔半分にメイクをしてビフォーアフターみたいなことをやっていますが、ちょうどあんな感じで、男前だった(?)顔はヒョットコのような状態です。
左目だけウィンクしようとしますが、できません…。
(^_-)
右目は難なくできるのに、左目をウィンクしようとすると右目が閉じてしまいます。
さすがにこうなると、焦ります…。
(-_-;)
これってどこの医者に行けばいいの?
慌ててPCやら携帯を立ち上げ検索します。
どうも顔面神経麻痺の受診科は耳鼻科がよいようなことを書いているサイトが多いようです。
ならば、先日耳が聞こえなくなったときにお世話になった耳鼻科に行くのがいいかも!?
しかし、ここでも面倒なことが生じます。
通常であれば、保険証と診察券を持って行けば、診察時間ならすぐに耳鼻科の先生に診てもらえます。
でも、ヤッチは生活保護の身の上…。
保険証を持っていません。
(-_-;)
福祉事務所の保険証の代わりになる医療券というものをもらって、それを耳鼻科に出さないと診てもらえないのです。
しかも、その医療券はどこの耳鼻科でも診てもらえるものではなく、指定された医療機関だけでしか使えません。
有効期限も1ヶ月だけ。
月初めにその医療機関に提出しておけば、その月は診察券だけ持って行けば、何度でも診てもらうことはできます。
ヤッチが耳が聞こえなくなって『治癒』と言われたのは、4月です。
つまり、5月はその医療機関に一度も診察に行っていないので、医療券を福祉事務所に発行してもらう必要が出て来るのです。
なんとも面倒なことですが、皆さんの税金を食い物にしているので仕方が有りません…。
(-_-;)
急いで自転車に乗り込み、福祉事務所に向かいます。
幸い、担当のケースワーカーさんがいらして、すぐに医療券を出してもらいました。
どうも自転車で風を切っている間も左目はまばたきが上手くできていないようで、涙が止まらないので、自分の指で自分の目を介助しないとならない始末…。
医療券をもらい、耳鼻科に向かいます。
まだ朝早い時間帯だったので、患者さんは少なく、あまり待つことなく診ていただくことができました。
ヤッチ:「今度は顔半分が麻痺しているみたいなんですが…??」
先生:「あっ。ほんとだ。ちょっと見せてもらいますよ。」
そう言って先生は立ちあがり、ヤッチの背後に廻り、ヤッチの耳の後ろ辺りの髪の毛をかきわけます。
まだ、この辺りは髪が十分残っているところであります。
先生:「いつごろ、麻痺に気づきましたか?」
ヤッチ:「気づいたのは今日ですが、思い当たるのは、今週の月曜日あたりから味覚が変だったように思えます。」
先生:「耳の後ろに発疹は出ませんでしたか?」
ヤッチ:「いえ、別にそういうのは出ませんでしたが…。ただ先生の触っているところから首筋にかけて時折ピリピリと言うか、激痛が走ります。」
先生:「そうですか。ではいくつか検査をしてみましょう。」
先生は看護師さんに指示して聴力の検査です。
いくつかの聴力の検査をやり、そのうちの一つは前回もやったので記憶にあります。
どうやら耳は聞こえているようです。
検査が終わるともう一度診察室に通されます。
先生が検査の結果を説明してくださいます。
実際は、かなり詳細かつ丁寧に説明してくださったのですが、必要部分だけを抜粋させていただきますね。
先生:「聴力そのものは、前回も同じ検査をやったのでお分かりだと思いますが、右の耳の聴力と左の耳の聴力はこのグラフを見てもらえばわかるとおり同じだし、30という正常な値以上なので、まず正常と言えます。先ほどの検査の中で大きな音が聞こえる検査をしましたが、これは、大きな音を出すと鼓膜とがビックリして反応するんですね。」
ヤッチ:「防御が働くということですか?」
先生:「そうです。そうです。ところが、○○さん(ヤッチのこと)の場合、右の耳は大きく反応しているのに、左の耳が全く反応していません。普通がこのグラフが階段のような軌跡を描くのですが、あなたの左耳については全く平坦になっているのがお分かりになるでしょうか?」
ヤッチ:「そうですね。直線ですね。」
先生:「つまり、麻痺が有るので、鼓膜が動いていないことになるんですね。」
ヤッチ:「…。」
先生:「これは帯状疱疹ウィルスによる顔面神経麻痺だと思います。普通は麻痺になる前に発疹が出たりするのですが、あなたの場合はたまたま出なかっただけで、まずウィルスによるものと考えて良いでしょう。」
ヤッチ:「先生、ウィルスとおっしゃられますが、なんのウィルスなんですか?」
先生:「水疱瘡のウィルスです。これが悪さをして、顔面の神経を耳を通って麻痺させています。」
ヤッチ:「耳の後ろが時折痛むのも関係が有りますか?」
先生:「有ります。」
きっぱりと断定されてしまいました。
先生:「今度は顔の表情を見せて下さい。」
おでこにシワを寄せる、片目をつぶる、眉間にシワを寄せる、顔全体に力を入れる、アーと言う、イーと言う、オーと言う等々さまざまな表情を作らされ、先生とにらめっこです。
先生:「完全麻痺に近い麻痺が有りますね。それでは前回同様、ステロイドの薬を飲んでもらって、これを段々と逓減させて飲んでいただきましょう。それと同時にウィルスを退治する薬も少し強めですが飲んでみて下さい。あとビタミンB12を含む薬、抹消血管を広げるような薬、少し量も種類も多くなりますが、飲んでみて下さい。あとステロイドの薬は強いので胃を荒らすことも考えられるので、胃のお薬も出しておきます。」
確かにけっこうな量&種類の薬になってしまいました。
- プレドニン錠5mg
朝昼各6錠(5日後には4錠に逓減) - バルトレックス錠500
朝昼夕各2錠 - カリクレイン錠10単位
朝昼夕各2錠 - メチコバール錠500μg
朝昼夕各1錠 - レバミピド錠100mg「日医工」
朝昼夕各1錠 - コンドロン点眼液1%
1日3~4回左目点眼
ヤッチ:「今度はいつこちらにお伺いすれば良いですか?」
先生:「そうですね…。来週の月曜日か火曜日にもう一度いらして下さい。こう言うとビックリされてしまうかもしれませんが、薬を飲んでも症状が改善されない場合は手術をしないといけないかもしれません。手術と言っても耳の中の骨を削るという手術なのでそれほど大がかりなものではありません。多分、上手く薬が働いてくれれば、そのようなことをしなくても済むと思うので、薬を欠かさずに飲むようにしてください。」
ビックリするなと言われても動揺してしまうのは小心者の証です。
帰りにドラッグストアで眼帯を買いました。
どうしてもまばたきが上手く行かないので、テープで目を押さえたり、眼帯でやりくりしています。
(-_-;)
せっかく落ち着いてきたところへまたまた障害物登場です。
片目でPCに向かっているので誤字脱字、変換ミスはご愛嬌と言うことで…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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© 2021 アルツ君は職人
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こんばんは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日は介護の話ではありません。
記事のタイトル通り、私ヤッチ、ネット上でカードを不正利用されてしまいました。
_| ̄|○
もちろん、本当の話です。
被害金額は、5,600円と、少額ではありますが、ヤッチにしてみると、金額の問題ではありません。
。+゚(pωq)゚+。エーン
記事にすべきことなのかどうかも、とても迷いました。
でも振り込め詐欺やフィッシング詐欺が話題になっているご時世だし、ご覧の皆さんが同じような被害に遭わないよう、事の経緯を書き記してみたいと思います。
少しややこしい話になるので、乱文ご容赦下さい。
過去の記事をご覧の方は御存知の方もいらっしゃると思いますが、ヤッチは自己破産経験者です。
破産宣告をし、裁判所から免責許可の決定を受けると、過去の債務は無くなりますが、不都合なことも生じます。
まず、審査の必要なクレジットカードは持つことはできません。
実際にどの程度の期間持てないかは、定かではありませんが、破産手続き開始日から7年から10年間と言われています。
何で、自己破産した奴がカードを持っているの?という疑問の声が聞こえてきそうですが、ヤッチの持っているカードは楽天銀行デビットカードというものです。
一般的なクレジットカードと大きな違いがあります。
一般的なクレジットカードの場合、クレジットカードの発行の申請があると、クレジットカード発行会社は『審査』と称して、申請者にきちんと支払能力が有るのかを調査します。
その際、内情はよくわかりませんが、発行会社独自の基準で発行するか否かを決める前に、まず信用情報機関に『こいつ大丈夫か?』という照会をかけます。
信用情報機関の説明をしていると、話がとても長くなってしまうので、そういう所があるという事だけ覚えて下さい。
公的な機関ではありませんが、それに準ずるような機関だと考えて良いと思います。
信用情報機関に、『自己破産』等の情報が記録されていれば、当然こいつは危ない奴だという事になり、クレジット発行会社は『今回はご縁が無かったということで…。』とカード発行申請者にやんわりお断りの文書を送り、発行を拒否します。
しかし、ヤッチの持っているデビットカードにはこの審査はありません。
もちろん一般のクレジットカードと比べると、制限もあります。
ネットショッピングを含め、カードを使った場合のお買い物を例に話しを進めさせていただくならば、まず、一般的なクレジットカードは『後払い』が原則です。
クレジットカード所有者がお買い物などをすれば、クレジットカードカード会社から請求書が来て、あらかじめ登録(指定)している金融機関の口座にお金を入れておいてくださいという通知が来ます。
期日が来れば、登録口座から引き落とされます。
しかし、デビットカードは、基本的には即時引き落としです。
お買い物をして、『デビットカードで支払い』と言えば、お買い物をした時点で、自分があらかじめ登録(指定)しておいた金融機関の口座から即時引き落としになります。(例外もあるようですが…。)
しかも、リボ払いも、分割払いも、ボーナス払いもできません。
全ての場面において、一回払いです。
一回払いで、しかも即時引き落としか選択できないわけですから、当然口座にお買い物に見合った金額が入金されていないと引き落としできません。
つまり、登録している口座に一万円の残高しかないのに、2万円の買い物をしようと思っても、できないことになります。
あたりまえの話ですが、口座に10万円入っていれば、10万円の買い物が可能です。
そのかわり、待った無しの一回払い、即時引き落とし…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
たくさんのお金を口座に入れておかなければ、使い過ぎる心配はありませんが、ちょっと大きな買い物をしたいときは口座残高をチェックしてから買い物しないと、バクバクもんになるカードでもあります。
引き落としについてですが、メールアドレスを登録しておけば、引き落としたことを通知してくれます。
クレジットカードというよりもチャージのできるプリペイドカードに近いかもしれませんね。
現金と変わらないようなカードですから、登録口座にたくさんのお金を入れておくのは危険です。
で、ヤッチの場合、自己破産後にどうしてもカードでなくては決済できない場面に遭遇し、このデビットカードを作ったわけです。
その時、同時に楽天銀行に口座を新規に開設したと記憶しています。
まだ、3年も経っていない話なのに正直覚えていません…。
(-_-;)
楽天銀行はご存知のようにインターネットバンキングだけの銀行で街中を歩いても店舗は存在しません。
デビットカードでお買い物などをしたときは、この楽天銀行の口座から金額が引き落とされるよう設定しています。
もちろん、ヤッチもネットでお買い物をします。
たいていはアルツ君関連のお買い物が中心ですが、楽天市場やAmazonなどを利用しています。
決済方法は、代引きにしたり、コンビニ払いにしたりと、色々ですが、楽天銀行に残高があれば、このデビットカードで支払いもします。
というより、このデビットカードをネットショッピング意外に使用したことが一度も無いかも…。
持ち歩いたことも無いかも…。
そうそう、楽天デビットカードだからといって、Amazonでは使えないというのではなく、『VISA』のマークが有れば、どこでも使えます。
お約束通り、前置きが長くなりました。
m(__)m
ここからが本題です。
12月10日の事です。
帰宅し、PCを立ち上げ、メールチェックをすると、楽天銀行から通知が3件来ています。
銀行取引に関することは重要事項ですから、すぐに削除したりしないよう独自のフォルダを作り、そこにメールが入るようにしています。
そのフォルダに覚えのないメールが3件も…。
画像をクリックしてご覧いただければわかると思いますが、メールの送信者は楽天銀行からで、デビットカードの利用があったので、口座から引き落としを行いましたよという内容のものです。
最初は以前に買い物した物の決済が遅れて今頃引き落としになったのかなと思いました。
でも、同じ時刻に同じ文面が3件も来ていると、やっぱりおかしいなと思いますよね。
3通のメールいずれにも引き落とし金額は書かれていないので、PCで楽天銀行にログインして口座を確認します。
楽天銀行には預金通帳というものが存在しないので、webで確認し、必要とあらばプリントアウトして利用します。
画像が通帳の明細ですが、確かに2,000円が1回、1,800円が2回、計5,600円が同じ日に引き落とされています。
画像の入出金内容の欄で、『VISAデビット』と書かれている横には取引番号のようなものが表示されていました。
念のため、画像処理を施し、モザイクを掛けさせていただきました。
この通帳では引き落とされた金額とデビットカードが使われたことはわかりますが、『何に』使われたかの詳細はわかりません。
楽天銀行にすぐにでも連絡を取りたかったのですが、時刻はとてもサポート窓口が開いている時間ではありませんでした。
ヤッチ自身、この日にデビットカードを使った記憶はありません。
おいおい、勘弁してよ状態…。
ムシャクシャした気持ちのまま、翌日を迎えます。
すると、翌日には、楽天銀行からまたもやメールが…。
画像をご覧いただけばお分かりになると思いますが、ただ事ならぬ文面です。
メール内容は楽天銀行の不正検知システムが働き、カードの不正の可能性が発生したというもの。
おそらくヤッチの手元にあるデビットカードはロックされ、利用することはできません。
早速、メール本文に書かれている楽天銀行のカスタマーセンターに電話です。
う~ん、なかなかつながりません…。
。+゚(pωq)゚+。エーン
音声ガイダンスが流れ、『しばらくお待ちいただくか、時間を置いてお掛け直し下さい。』の一点張り…。
宅配便の不在通知が入った時、再配達依頼したことがある方はご存知だと思いますが、このカスタマーセンターに電話を掛けた際にも、最初に音声ガイダンス流れ、口座番号や暗証番号を入力して、やっとオペレーターに繋がると思いきや、『しばらくお待ちいただくか…』ですからね…。
しばらく経ってから、掛け直す自信がありましぇん…。
根気よく待つことに決定です。
何分待ったかわかりませんが、ようやくオペレーターに繋がります。
メールの内容を伝え、事情を説明すると、『そういったことでしたら、確認してこちらから折り返しお客様ご本人様宛にお電話を差し上げてよろしいでしょうか?』です。
『嫌だっー!!』とは言えませんわな…。
ヤッチはオペレーターに返します。
ヤッチ:「今日中にその電話をもらえるの?」
オペレーター:「はい。できるだけ早く差し上げるようにいたします。」
まあ、仕方なく電話を切りますわな…。
内心、『電話をもらえるの?』と言ってしまった都合上、本当に『電話機』を贈呈されたらどうしようとドギマギ…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
何のことは無い、30分もしないうちに電話が掛かってきました。
女性のオペレーターです。
オペレーター:「お客様の口座を調べさせていただきましたが、デビットカードの利用はiTunesのようですね?何かお心当たりはございますか?」
ヤッチ:「iTunes?いや~、最近久しぶりにシングルを1曲ダウンロードさせてもらったけど、確か200円とか250円だよね?1,800円とか2,000円とかは全く覚えがないよ。」
Apple社のiTunesはパソコンにインストールしていますが、曲はつい先日、ダウンロードしたC&Kの『♪みかんハート』と1年以上前にダウンロードしたかりゆし58の『♪オワリはじまり』の2曲だけ…。
iPadもiPodもiPhoneも持っておりません。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
未だにガラケーですから、iTunesの有効利用とてわかりません。
iTunesのプレイリストはガランとしています。
(-_-;)
オペレーター:「その1曲についてはお心当たりがあるという事でよろしいですか?」
ヤッチ:「曲をダウンロードすると、購入した旨のメールが届くんですよね?確かそのメールは自分の元へ来てるし、口座から今問題となってる3件の前に、最近ダウンロードした曲のお金は引き落としになっていますよ。」
オペレーター:「そうでしたか…。」
ヤッチ:「俺の口座の明細には『VISAデビット』って書かれてあるだけで、『iTunes』なんてどこにも書かれていないよ。」
オペレーター:「失礼しました。加盟店から売上票が当行に回ってきてはじめて、お客様の明細に反映される形になるんですね。ですから、まだ加盟店から売上票が届いていない段階なので、『iTunes』の利用による引き落としかどうかも『可能性』という事になります。」
ヤッチ:「っていう事は、まだiTunesだって確定したわけじゃないんですか?」
オペレーター:「大変申し訳ありません。現時点では確認が取れないので、明細が出てからでないと、何とも申し上げられません。」
ヤッチ:「で、その明細とやらは、いつそちらに上がって来るんですか?」
オペレーター:「店舗によってまちまちですが、通常ですと2週間前後が多いでしょうか…。」
ヤッチ:「では、その2週間くらいして、たとえば『iTunes Store』とか通帳に記入されれば、お金を抜かれちゃったっていう事が確定するわけですか?」
オペレーター:「大変申し訳ありませんが、おっしゃる通りです。」
ヤッチ:「それじゃあ、その2週間の間、ちょこちょこログインして通帳とにらめっこしなきゃならないんですよね?御行でチェックして、連絡していただけないんですか?」
オペレーター:「大変申し訳ありませんが、お客様の方で確認していただく形になります。」
ヤッチ:「で、さっき申し上げたように『iTunes Store』とか明細に表示されて、おぼえの無い引き落としだった場合、引き落とされたお金は戻ってこないんですか?泣き寝入り?」
オペレーター:「いえ、保険がありますので、補償申請をしていただければ、返ってくると思います。ただ…。」
ヤッチ:「ただ?」
オペレーター:「現時点では、明細が出ていないので、明細が出てからのお話ということになります。もし明細が出ましたら、大変お手数ですが、もう一度当行のカスタマーセンターにご連絡いただけますか?」
ヤッチ:「なんだか気の長い話ですね~。でも仕方がないよね。わかりました、明細が出るまで待つとします。」
オペレーター:「恐れ入ります。」
ヤッチ:「それと今私が持っているカードは使えないわけですよね?」
オペレーター:「利用制限が掛かっていますので、お使いいただけません。」
ヤッチ:「そうしたら、新しくカードを発行してもらえるんですか?今のカードはもう使いたくないからね。」
オペレーター:「そうですね。こちらで操作して、あと1時間後くらいにweb上で再発行のお手続きができるようにしておきます。」
ヤッチ:「簡単にできるの?」
オペレーター:「カードの発行ボタンを押していただき、後は画面の表示に従って進んでいただけば、再発行のお手続きができます。」
ヤッチ:「1時間後ですね。わかりました。」
ヤッチは電話を切りました。
1時間後には再発行の手続きも済ませました。
再発行されても、もうあまり使いたい気持ちにはなれないですが…。
(-_-;)
それにしても、楽天銀行の不正検知システムが働いて不正を検知し、オペレーターがまだ反映されていない明細を『iTunes』とまで言っているのに、オペレーターはどんな不正が行われたのか、口を割ろうとしませんでした。
時々探るような質問をぶつけたのですが、お茶を濁されました。
おそらくどんな手口でヤッチの口座からお金が引き落とされたかわかっているような印象です。
でも、その不正を明かしてしまうと、さらなる不正が行われるという判断だったのでしょう。
仕方なく、PCを頻繁に立ち上げ、毎日欠かさず楽天銀行の口座チェックです。
(-_-;)
オペレーターは2週間程度かかるとおっしゃっていましたが、不幸中の幸いとでもいうのでしょうか、12月12日にヤッチの口座に明細が書きこまれました。
残念ながら、結果はオペレーターがおっしゃっていたように、『Apple iTunes Store』での利用という事になってしまいました。
ヤッチが明細を確認したのは、12月13日の夜です。
AppleのIDが第三者によって悪用されたのか、それともヤッチのデビットカードの情報だけが盗まれたのか…。
盗まれたとしたら、いつ?どこで?
新宿?渋谷?品川?
いや、いや持ち歩いてないじゃん!!
PCにはトレンドマイクロ社のウイルスバスターも入れてあるし、セキュアブレイン社のPhishWallも入っています。
ウイルスに感染してやしないかと、時折、手袋とマスクを着用してウイルスチェックもしています。
変なところをクリックして、ウイルスバスターに怒られることもありました。
(*`д´)
余計なポップアップもさせないようPCを調教しているし、ブラウザの広告は非表示に設定しています。
ただ、インストールしているウイルスバスターはwindows用のもので、iTunesなどのApple社の製品と互換性は無いでしょうから、無意味なセキュリティーだったのかも…。
犯人からしたら、隙だらけのおバカな奴にしか見えなかったのかもしれませんね…。
考え出すとキリがありません…。
翌日(12月14日)、明細が出たので、またもや楽天銀行のカスタマーセンターに電話です。
毎回オペレーターが変るので、同じことを何度も言わなければならないのが厄介…。
そしてまたまた、折り返しの電話を入れるという事で待たなくてはなりませんでした。
夕方になってからでしょうか、カスタマーセンターからの電話が入ります。
やはり女性のオペレーターでしたが、場慣れしているのかとても早口な印象です。
オペレーター:「お電話いただいた件ですが、お客様の方で身に覚えのない引き落としだという事ですし、やはりデビットカードの不正利用の可能性と判断させていただき、調査と手続きを進めさせていただきます。」
オペレーターの早口にヤッチは圧倒されます。
ヤッチ:「よ、よろしくお願いします。」
オペレーター:「つきましては、保険による補償申請の手続きを進めていきたいと思いますが、お手元に不正利用があったというカードはございますか?」
ヤッチ:「もちろん。」
オペレーター:「カードの裏面に自筆の署名はございますか?」
ヤッチ:「はい。」
オペレーター:「では、こちらから保険の申請書類一式を送らせていただきます。その際に返信用の封筒も同封いたしますので、カードの両面をコピーしたものを一緒に送り返していただけますか?」
ヤッチ:「手元に残ったカードは送り返さなくても良いのですか?」
オペレーター:「こちらにコピーを送っていただければ、破棄していただいて構いません。」
ヤッチ:「で、今後についてなんですが、私は警察に届けを出した方が良いのかな?」
オペレーター:「この辺はお客様のご判断ですが、もし警察に被害届けを出す場合、お送りする申請書に警察の被害届の受理番号を記入するところがあります。この番号を記入して、書類を送り返して欲しいんですね。警察署で受理してくれるかどうかはわかりかねますが、その場合、受理番号の欄は空欄でも申請書類はお受けいたしますので。」
ヤッチ:「いずれにしても、申請書類が手元に届いてからじゃないと、警察に行くのは二度手間になりそうですね?」
オペレーター:「そうですね…、ただ土日を挟みますので、こちらで申請書類をお送りするのは、早くても月曜日以降という事になりますが…?」
ヤッチ:「届いたらすぐに送り返さないとダメ?」
オペレーター:「お手元に書類が届いてから2週間以内に。それを以降ですと申請が通らない場合があるのでご注意を。」
ヤッチ:「で、まあ、保険申請するのはOKとして、今回の件に関しては、私のカード情報が盗まれたと考えるのが正解なのかな?」
オペレーター:「そうですね…、調査してみないと何とも申し上げられませんが、その可能性が高いですね。」
ヤッチ:「iTunesでのこういった被害は多いんですか?」
オペレーター:「いろいろな案件があり、こちらも複数の人間で対応させていただいています。私が対応させていただいた事例の中では、iTunesでの被害は、たぶん初めてですね。」
何とも意味深なご回答…。
(-_-;)
ヤッチ:「たとえば、楽天市場の中の一つのショップで私が買い物をして、今回のデビットカードを支払方法に選んだとしますよね!?」
オペレーター:「はい…。」
ヤッチ:「そうすると、ショップの運営者にカード番号とか少なからず情報が渡りますよね?」
オペレーター:「はい。」
ヤッチ:「ショップの運営者が私のカード情報を悪用して、買い物をするなんていうことは無いのかな?」
オペレーター:「ショップ運営者には、商品購入の情報は入りますが、お客様の登録情報がショップ運営者にわかるわけではないと思うので…。私が過去に扱った中にそういった事例は一件もなかったですね…。」
ヤッチ:「そうですか…。なんだか気分が良くないな…。わかりました、私は申請書類がそちらから届いたら、警察に行ってみることにします。」
ヤッチは電話を切ります。
週が明けて今度はAppleのサポート窓口に電話です。
汚い言い方をすれば、買ってもいない商品の代金を払わされたのですから、文句を言う必要があります。
これまたサポート窓口を探すのが大変…。
(-_-;)
PCを開いて、ようやく見つけ出した『Apple サポートアドバイザー』という所に電話です。
Appleなんて聞くと、国際電話につながって、海外のブロンドBabeに『What's happen? 』なんて言われやしないかと、ちょいとドキドキ…。
でも、応対してくれたのは日本人の男性のオペレーターでした。
ヤッチ:「12月10日の話しなんですけど、身に覚えのない代金が私の口座から引き落とされているんですけど?引き落とし欄は『Apple iTunes Store』になっています。」
オペレーター:「それはどんな…?」
ヤッチ:「iTunesで多分曲か何かをダウンロードした代金だと思うんだけど…。」
話しがさらに長くなってしまうので省略しますが、今まで楽天銀行のオペレーターに話してきたことと同じ内容を伝えます。
オペレーター:「失礼ですが、お使いの製品のシリアルナンバーはお分りになりますか?」
ヤッチ:「パソコンに入っているiTunesなんですけど、シリアルナンバーなんて有るの?」
オペレーター:「他に弊社の製品はお持ちではないですか?」
ヤッチ:「いえ、何も?」
オペレーター:「そうでしたか…。実はこちらは弊社の製品について、ご不明な点などをご案内させていただく窓口でして…。」
ヤッチ:「あ、そうなの?そしたら、おぼえの無い請求などに関して受け付けてくれる窓口の番号を教えていただけますか?」
オペレーター:「それでは3分ほどお時間をいただけますか?」
ヤッチ:「一度電話を切った方がいい?」
オペレーター:「いえ、そのままお待ちいただいて結構です。保留音が流れますが…。」
ヤッチは電話を切らずにそのまま待ちます。
流れる保留音はアナログチックで、天下のAppleにしては実にチャチな音…。
3分経ったところで同じオペレーターが電話口に出ます。
オペレーター:「お待たせして申し訳ありません。私の方で事情をもう少し詳しくお伺いしたいと思いますので、少しお時間よろしいでしょうか?」
ヤッチ:「はい、大丈夫です。」
オペレーター:「今、お近くにiTunesの入っているPCはございますか?」
ヤッチ:「はい、お宅のサポート窓口を探していたんでパソコンを立ち上げてますよ。」
オペレーター:「ありがとうございます。そうしましたら、iTunesを開いて頂けますか?」
ヤッチ:「すでに開いてますよ。」
オペレーター:「画面右上の『iTunes Store』という所をクリックして、ストアに入ってもらえますか?」
ヤッチ:「サインインした方がいいのかな?」
オペレーター:「もちろん。」
ヤッチ:「『支払情報をご確認ください。』みたいなポップアップが出るけどクリックして大丈夫?」
オペレーター:「はい。」
ヤッチ:「OK。ストアに入りましたよ。画面が表示されています。」
オペレーター:「そうしましたら、『購入履歴』を確認していただきたいんですけど、今表示されているIDの黒いボタンを押していただくと、『アカウント』という項目がございます。そこをさらにクリックしてください。」
ヤッチ:「はい、クリックしました。」
オペレーター:「その中で『購入履歴』というのは見つかりますか?」
ヤッチ:「はい、『最新の購入』というのがあって、購入日が書かれているよ。」
オペレーター:「それはいつの日付になってますか?」
ヤッチ:「○月○日。変な引き落としがあった日より、以前の日付ですよ。」
オペレーター:「購入履歴の中の『すべて見る』をクリックしていただけますか?」
ヤッチ:「はい、クリックしましたけど、以前にダウンロードした2曲だけしか表示されていませんよ。」
オペレーター:「そうでしたか…。やはり引き落としのあったものはお客様が購入されたものではない可能性がございますね。」
ヤッチ:「と、いうと?」
オペレーター:「お客様が購入されたものはすべて『購入履歴』に表示されることになっているので、そこに12月10日前後に購入された商品が表示されていなければ、お客様が購入されたものではないという事になります。」
ヤッチ:「という事は、第三者が何を買ったのかはわからないけど、俺の名義で不正に御社の商品を買ったっていうこと?」
オペレーター:「失礼ですが、銀行さんの口座やカード会社の請求書には何をご購入されたかの明細は出ていないのですか?」
ヤッチ:「はい、『Apple iTunes Store』っていう表示だけで、具体的な商品名まではわかりません。」
オペレーター:「わかりました。こちらでさらに詳しく調べさせていただいて、ご連絡を差し上げるという事では…???」
ヤッチ:「時間にしてどのくらい?」
オペレーター:「10分ほどお待ちいただければ、折り返しのお電話を差し上げます。」
ホンマ物の電話機だったら、いったいヤッチはここ数日で何台の電話機をゲットしたことになるのか…。
たぶん、今回はiPhoneですね。
結局1時間ほど待たされ、電話が掛かってきます。
最初に応対してくれた同じ男性オペレーターです。
オペレーター:「こちらで、調べさせていただきましたが、やはりお客様が購入されていない商品の請求があったという事を確認いたしました。大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。つきましては、引き落とされた3件については返金の処理を進めさせていただきたいと思います。」
ヤッチ:「返って来るのはいつごろですか?」
オペレーター:「迅速に処理したいと存じますが、翌月か翌々月にお客様の口座に返金させていただく形なるかと…。」
ヤッチ:「了解。仕方がないね…。返金してくれるなら、文句は無いんだけど、今後のためにちょっとお伺いしたいんですけど?」
オペレーター:「はい、なんでしょうか?」
ヤッチ:「今回のケースはAppleのIDなりアカウントの情報が盗まれたことになるの?それともカードの情報が漏れたことになるの?」
オペレーター:「あくまでも推測になってしまいますが、アカウントの情報が悪用されたと考えるよりも、カードの情報が第三者に盗用されたと考える方がよいかと…。」
ヤッチ:「でも、俺のアカウントで誰かがストアに入って買い物をすれば、俺じゃなくても買い物はできるわけだよね?」
オペレーター:「はい、もちろん可能ですけれど、その場合、『購入履歴』にお買い上げになった物がお客様の情報として必ず表示されますから…。」
ヤッチ:「そっか、そっか…。やはりカードかぁ…。で、iTunesに限らず、多くのところで、アカウント登録するときにカード情報も登録情報の中に入力したりするじゃないですか!?」
オペレーター:「はい…。」
ヤッチ:「プログラミングとかに詳しくないのでよくわからないんですけど、ログアウトしてもそのカードの情報は御社のサーバーだかわからんけど、俺は置き去りにしてくるわけじゃない!?その後、こっそり盗まれるとかっていうことは無いの?」
オペレーター:「弊社に関しては、その後はステルスが掛かって、お客様以外の第三者に漏れるという事はありません。」
ヤッチ:「でも、カード情報を入力するのって、こういう事が有ると怖いよね?また再発行してもらったカードをまた登録すれば、その情報がまた盗まれるとも限らないし…。」
オペレーター:「そうですね。もしご心配でしたら、弊社のアカウントの中にはカード情報は入力せずに、『iTunesカード』というのもコンビニ等で売られていますから、そちらをご利用になられるのが良いかと…。」
ヤッチ:「わかりました。返金処理の方、よろしくお願いします。」
オペレーター:「かしこまりました。」
オペレーターとの話の途中、他にもいろいろと質問をさせていただきましたが、どういう経緯で不正な引き落としに至ったのかの核心部分は楽天銀行の時と同じく、教えていただけませんでした。
少なくともApple社には売上があり、その売り上げが何の売り上げだったか把握しているはずです。
何の売上だかわからないまま、カード会社に売上票を回すはずはありませんからね。
それにしても、今回の一件ですが、いったい誰が被害者になるんですかね~。
ヤッチは返金処理してもらえて、結果として実害が無いわけだし…。
Appleの立場で言えば、商品を持ち逃げされたようなものですし…。
楽天銀行は、カードの貸与している自社のカードを不正利用されただけ!?
警察に被害届を出すのは、ヤッチではなく、VISA加盟店であるApple iTunes Storeか、銀行になるのが筋のような気もします。
二社ともに自社の信用にかかわる問題なので、小さな金額では表沙汰にしない可能性もあります。
楽天銀行のオペレーターが『被害届を警察が受理してくれないかもしれない。』と言っていたのはこの辺なのかもしれませんね。
どうしたらこういう被害に遭わないかという事についても書いてみたかったのですが、実際に被害に遭った人間が書いても、説得力がないと思うので、ヤッチ自身の考えは控えさせていただきます。
それにテレビや新聞でもよく取り上げられていますからね。
少し、今回の一件と話の焦点がずれてしまうと思いますが、楽天銀行のオペレーターさんのアドバイスとしては、フィッシング詐欺の被害を少なくするには、ネットバンキングする上で『ワンタイムキー』(使い捨ての暗証番号)を活用してくださいとのことです。
フィッシング詐欺によってウイルスに感染し、情報を読み取られてしまったパソコンにこのワンタイムキーを送るのは意味の無いことだそうです。
ウイルスによって、ワンタイムキーも盗み取られてしまうからです。
必ず、スマホや携帯などのウイルスに感染していない別の端末に送付先を設定することで、不正送金被害はかなりの確率で防げるという事です。
Appleのオペレーターさんからは、上記のように『iTunesカード』の利用のアドバイスを受けましたが、その他に、サインインした後、操作終了する際は、必ずサインアウトしてくださいとおっしゃっていました。
まだ警察署に被害届の相談に行っていませんが、以上がここ数日の経緯です。
お気づきの点やご意見、また良きアイデアなどございましたら、お教え下さい。
皆さんもヤッチみたいな被害に遭わないようお気を付けください。
また、ご自身がウイルス感染して、風邪などひかないように。
では、では!!
あっ、そうそう…。
ヤッチも最近知ったことですが、ブログなどを書いて、FC2を利用している方は、ブログの管理画面からのログアウトだけでなく、FC2IDからのログアウトするのも忘れずに。
ブログの管理画面をログアウトしただけでは、FC2IDはログインしたままになっていることが多いそうです。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
『警察署に行ってきました』につづく >>
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FC2スレッドテーマ : 日々徒然なる話 (ジャンル : 福祉・ボランティア)
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