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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
相変わらず、顔の左半分が、上手く動かないヤッチですが、何が辛いって、大好きな蕎麦を上手にすすれません。
(つд⊂)エーン
全部をすすり終わるまでの十分な持久力がなく、最後のたくさんツユが付いている部分を口の中に運べないんです。
(つд⊂)エーン
この顔面神経麻痺も症状が出てから1週間くらい経ち、薬も無くなりかけて来たので、耳鼻科に行ってきました。
鼓膜に水が貯まり、耳が聞こえなくなってしまった時に、トンネル貫通工事をしてくれた先生のところです。
先生は、相変わらずのひょっとこ顔のヤッチをみて、おっしゃいます。
先生:「顔に弱い電気を流して、回復の見込みがあるのか、無いのか、判定できる検査が有ります。受けてみますか?」
ヤッチ:「でも、まだ薬を飲み始めて日も浅いので、もう少し先でもよいのでは?」
先生:「この検査は、症状が出始めてから、1週間から10日くらいの時に行うのが、一応、良いとされています。ちょうど、今、そのくらいの時に当たりますから、受けてみたら良いと思いますよ。」
ヤッチ:「それでは、お願いします。」
先生:「残念ながら、この機械は、うちの病院にはないので、紹介状を書きますので、そこで、まず受診して下さい。」
そう先生はおっしゃって、近くの付属の大学病院を紹介してくださいました。
ヤッチの最寄り駅からは、二駅目にある病院で、お茶の水にある大きな大学病院の分院で、勘の良い方なら、すぐさまわかってしまう大学病院でもあります。
今日は、そこへ少し早起きをして出かけてきました。
8時から初診の受付があると聞いていたので、7時半くらいに到着。
受付票をもらい、それに記入し、初診受付から今度は耳鼻咽喉科の外来受付に案内されます。
さらっと書いてしまいましたが、もうこの時で9時を回っていましたから、いかに混んでいるかが、お分かりになると思います。
耳鼻科の外来受付で、診察時間が、午後の2時半になることを聞かされます。
朝早くから来た意味ないじゃん!
でも、診てもらわないわけにもいかないので、我慢することに…。
採血だけを午前中に済ませておいてくれと、言われたので、こやつだけは、午前中に…。
採血だけで、またしても長い待ち時間です。
(-_-;)
途中、外出してもよいと言われていたので、採血を済ませて、一旦家に帰ると、お昼ご飯をかき込んで、もう出かけないと間に合わない時間です。
かき込める状態では、ありませんがね…。
2時半ちょうどくらいに病院到着です。
午前のような混雑はなく、少しのどかな感じすらあります。
待合室で待っていると、看護師さんに呼ばれ、聴力検査です。
聴力検査が終わると、すぐに先生のいらっしゃる診察室に呼ばれます。
先生:「以前に、耳が聞こえなくなったと聞いていますが?」
ヤッチ:「鼓膜に水が溜まって、耳鼻科で、抜いてもらいました。」
先生:「原因は?」
ヤッチ:「風邪の後だったので、風邪で、強く鼻をかみすぎたのかもしれないとおっしゃっていましたし、心的なストレスもあるかもしれないと…。」
先生:「ストレス…?」
ヤッチ:「家庭内で、いろいろあったものですから…。」
先生:「そうですか…。それで、紹介状をいただいて、拝見したのですが、この検査の機械は、実はここにも無くて、うちの大学の本院でないと、無いんですよ…。」
なんでもこの顔の表面に電気を流す検査は、ENOG検査と言うらしく、予後(手術や病気の回復時期やその見込み)がわかる画期的な機械なそうな…。
先生は続けます。
先生:「今から、紹介状を書きますから、うちの大学の方の本院で検査を受けてみて下さい。」
ヤッチ:「今からですか?」
先生:「実は、この検査ができるのが1週間に一度しかなく、それが今日なのですよ。向こうの外来の受付は、もう終了していると思うので、話はこっちでつけておきますので、急いで検査を受けて来て下さい。」
もう気づけば夕方4時過ぎ…。
ここから大急ぎで、御茶ノ水に行っても、1時間弱はかかります。
先生:「それから、検査後の入院は、御茶ノ水の方の病院ではなく、うちで面倒をみますから。検査に行く前に、うちの入院受付で、入院の手続きを済ましてから、お茶の水に行って下さい。今日はベッドに空きが、ないらしいので、入院の受付を済ませ、お茶の水で検査を受けたら、ご自宅に戻られて結構です。後日、入院日を入院受付の方から連絡差し上げると思いますので…。」
何だか、いつのまにか、入院させられる羽目になっているじゃありませんか…。
(-_-;)
しかもさんざん朝から引きずり回したあげく、電車で、その日のうちに、移動して、検査を受けて来いと…。
もう夕方ですよ…。
仕方なく、大急ぎで入院受付を済ませ、ベッドの空ができたら即入院という手続きを踏み、お茶の水へ向かいます。
電車はすでに通勤帰りのサラリーマンも姿もチラホラ…。
すでにガランとした大学病院に到着です。
ここでも、やれ初診受付をしろとか、カルテの作成をするから記入しろとか、いろいろ面倒な手続きを取らされ、ようやく検査にこぎつけました。
検査自体は、実に単純で、鼻の下、あご、首筋に電極を付け、電気を流すというものです。
電気を流すマッサージ器となんら変わらない刺激です。
検査をしてくださった先生が、パソコンの電卓で計算を始めます。
結果は14~21%…。
なんの数値だか、よくわかりませんが、これが予後良好なのか不良なのかを判定するバロメーターなそうな…。
ヤッチの場合は、「麻痺が残る」と「麻痺が残らない」でいうと、半々の確立らしいです。
先生が切り出します。
先生:「完治するには、個人差はありますが、だいたい4か月程度かかると思って下さい。麻痺が残らないということは、今の時点では断言できません。」
ヤッチ:「こちらにお伺いする前に、入院するように言われたのですが、入院しないとダメなんでしょうか…。」
先生:「入院した方が早いでしょう!」
ヤッチ:「と、おっしゃいますと?」
先生:「入院した方が、通院してステロイドの薬を使うよりも、たくさん使うことができます。その分、回復も早いということですよ。」
ヤッチ:「そうなんですか…。個人差はあると思いますが、だいたい入院期間は、どのくらいになるんですか?」
先生:「おおむね、1週間から10日です。おっしゃる通り、人によって入院期間は変わってくると思います。」
この後も、検査をしてくだった先生が、ヤッチの顔面神経麻痺のことについて、いろいろ解説してくださいました。
首筋に痛みがあるのは、やや不安因子になっているそうな…。
いずれにしても、早朝、診察に出かけた時は、せいぜい今日はこのENOG検査予約くらいで一日終わってしまうのだろうと思っていました…。
読みが甘かった…。
思わぬ急展開に、動揺を隠せません。
たぶん、近日中に入院になることと思います…。
(-_-;)
アルツ君がこれを聞いたら、「鍛え方が足りない。気合と根性も足りない。俺みたいに、早く寝ないから、そうなるんだ!」と一喝されそうな感じです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
せっかく、新しく住み始めたアパートも片付けが終わり、落ち着いてきたのに、さっそくまた、このアパートを空けなくてはなりません…。
(つд⊂)エーン
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キーワード検索 : 顔面神経麻痺 紹介状 耳鼻科 聴力検査 ENOG検査 入院 予後 麻痺 ステロイド
FC2スレッドテーマ : 認知症を介護する家族の悩み (ジャンル : 福祉・ボランティア)
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