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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
先月の20日(2014/02/20)に顔面神経麻痺の後遺症(共同運動)の治療のため、顔にボトックス®注射を受けたヤッチですが、前回の記事で2、3日経っても顔に変化が現われないということを書かせていただきました。
でも、一週間くらい経ったあたりでしょうか…。
口元に少し変化が出てきました。
左の下唇(したくちびる)が少しニワトリのトサカのように飛び出していたのですが、飛び出していません。
鏡を見るまでもなく、これが実感できました。
一応、鏡で確認です。
ん…。
やはり、飛び出しておらず、口を閉じた状態では、左右対称で、普通になっています。
口を大きく開けてみます。
ボトックス®を打った左側の下唇が普通に口を開けているのに、丸め込まれたようになっています。
むしろ健側の右の口元の方が相対的に、だらしなく下がって見えます。
やはり、ボトックス®が効いて来たんですね。
(^^ゞ
というより、少し効きすぎているのかな?という印象です。
ちょっと唇が麻痺して(感覚はあります)、健側と同じような唇の形に修正されたとわかりやすいでしょうか…。
口全体としては、閉じている時は、トサカ部分が無くなったため、左右対称で、大きく開けると、左右非対称…。
ボトックス®注射を受ける前は、全くこの逆です。
診察して下さったH先生は、『あまり変化が無いかも知れない。』とおっしゃっていましたが、一番最初に現れた変化は唇だったようでようです。
特に食事をする時に口の開け閉めに支障をきたす感じでもなかったので、もうしばらく様子を見ることに…。
そして、鏡の前で口を開けた時に、いつもなら左目が閉じてしまうのに、まぶたがあまり下がって来ないことも、この時気づきました。
まだ、強く口を丸め込んだり、舌を出すと、目は閉じてしまいますが、ボトックス®を打つ前に比べると、不快感は軽減されているように思われます。
翌日になると、この口を開けると目が勝手に閉じてしまうという共同運動がまた少し緩和され、徐々に口を開けても、勝手に閉じなくなってきました。
その翌日と、日を追うごとに、目が勝手に閉じなくなってきました。
ボトックス®注射というのは、突然、薬が効いて来るのではなく、ジワリジワリと効いて来るようですね。
ボトックス®の効き具合を診てもらうために、大学病院には2週間後の3月6日(2014年)に診察の予約を入れてありました。
もうこのころには、大きく口を丸め込んだりしない限りは、左目は勝手に閉じたりしないようになっていました。
いや、むしろ意識しても閉じることができなくなってしまったとういうのが正解かもしれません。
顔面神経麻痺になったときに、最初に味わった『片目が開いたまま』の状態に逆戻りしてしまったかのような…。
(-_-;)
まばたきが健側の右目に比べて遅いようにも感じます。
軽く目を閉じた時もやや薄目になっている感覚すらあります。
まばたきが緩慢な分、左目だけちょっくらドライアイです。
ボトックス®注射を打つ前の診察では、副作用として、こういった事があるとういう説明を受けていたので、辛抱のしどころかな…?
…と、ここまで書いて、『お前の説明わかりづらいよ!』とお嘆きの方々!
要は片目が開きっぱなしっていうことであります!
下唇の片側だけ麻痺ってる状態!
( ̄^ ̄)キッパリ!
まぶたが下がって来てしまう『眼瞼下垂(がんけんかすい)』も副作用として有りうるという説明も受けましたが、ヤッチの場合はこの逆で、まぶたが下がらない状態です。
ある意味、眼瞼下垂の患者さんがこのボトックス®注射を受けたら、症状が緩和されるのかもしれないですね~。
保険適用にならないのかな???
唇の方は最初にボトックス®の効き目を感じた時とそう大きな変化は見られませんが、目のほうは、時々目薬でもささないと辛いという印象です。
どっちみち、H先生の診察を控えていたので、H先生に相談してみることに…。
予約時間は3月6日の17時からでしたが、3時間くらい待ったんじゃないかな…。
ようやく診察室に入るよう、ヤッチの名前が呼ばれます。
H先生:「前回はボトックス®を打ったんでしたっけ?どうですか?その後は…???」
ヤッチ:「おかげさまで共同運動のほうは緩和されて、食事もずいぶんストレスなく摂れるようになりました。」
H先生:「それはよかったですね~。」
ヤッチ:「ただ、今度は目が開いたままになっていることが多いのか、涙がよく出ます。ついつい、無意識に目をこすってしまうのか、目尻がすこしヒリヒリします。」
H先生:「最初にご説明申し上げたように、ボトックス®を打ってすぐは、よくこういうことが有ります。そのうち、薬の効果がだんだん薄れてきて、気にならなくなると思いますよ。」
ヤッチ:「寝ている時も、片目だけちゃんと閉じられていない状態なのかな…。」
H先生:「軽く目を閉じてみてください?」
ヤッチは言われた通り両目を閉じます。
H先生:「強く閉じてみてください?」
ヤッチは言われた通り両目を強く閉じます。
H先生:「今度は『あ』?」
ヤッチは言われた通り『あ』の発音…。
H先生:「じゃあ、『いー』?」
ヤッチは言われた通り『いー』の発音…。
H先生:「じゃあ、『う』?」
ヤッチは言われた通り『う』の発音…。
H先生:「唇のほうは、前回診させていただいた時は、麻痺していた側にうんと引っ張られていて、少し口が曲がっているように見えましたけど、今回は元に戻ってるなぁ…。ただ、これはボトックス®のせいで麻痺しているから、そうなるんであって、薬が切れて来ると、だんだん戻って来てしまうかもしれませんねえ~。」
ヤッチ:「そうなんですかぁ…。」
H先生:「目のほうは、閉じてもらうと、やはり片目が少し開いた状態になってるかなぁ…。」
ヤッチ:「やっぱりそうですか。乾かないように薬を出してもらえませんかね?」
H先生:「わかりました。目尻につけていただく軟膏をお出ししておきます。これは、日中より、夜寝る前に塗って下さい。」
ヤッチ:「わかりました。」
H先生:「あと、目が乾くということなので、点眼薬をお出しします。これは、就寝前というのではなく、乾いたら点けるようにしてください。」
ヤッチ:「わかりました。」
H先生:「目が乾いたりして、最初はお辛いでしょうけど、薬の効果が薄れていくのと並行して徐々に緩和して来ると思います。だいたいボトックス®の効果は3ヶ月程度で消失します。そのころにまた診察させて頂こうかな?」
ヤッチ:「わかりました。まあ、毎度毎度、ウィンクしながら食事をするより、こっちの方が楽ですから…。それと、先生、もう一つお伺いしたいことがあるんですが?」
H先生:「なんでしょう?」
ヤッチ:「ボトックス®をしていただいたおかげで、目のほうの共同運動も治まっている状態なんですけど、まだ、やはり口を開けたり、曲げると耳の中で風切り音が入ってきます。口や表情筋を動かした時だけなるので、常時耳鳴りがするというわけではないですが…?」
H先生:「耳鳴りかぁ…。」
ヤッチ:「たとえば、耳のそばにボトックス®注射を打ったらこれが改善されるなんていうことはないんですかね?」
H先生:「ん…。おっしゃっているのは、耳の中の話だと思いますよ。耳の中の話になると僕の専門じゃないからなぁ…。耳鼻科が専門になるのかな…。」
ヤッチ:「先生のほうで何とかできないのでしょうか?」
H先生:「ボトックス®を耳の中に打つということはできないんですよ…。」
ヤッチ:「以前顔面神経麻痺で入院していた病院の先生にこのことを申し上げたこともあるんですけど、『気のせいだ。』、『慣れるしかない。』と言われちゃったもんですから…。」
H先生:「僕のほうは、専門外だけど、この病院の耳鼻科に顔面神経麻痺専門の先生もいらっしゃいますから、もしよろしければ、紹介させていただきますけど?」
ヤッチ:「ん…。まだ、ボトックス®を打ってから、日数が経っていないので、もう少し様子見てみることにします。目の共同運動が楽になったことで、耳鳴りも気にならなくなるかもしれませんので…。」
本当のところは、すぐにでも耳鼻科の先生を紹介してもらいたかったのですが、また初診の受付、予約、問診票に記入、診察待ち、検査…等々と、先のことを考えるとついつい億劫になってしまいます。
(-_-;)
まだボトックス®を打っばかりで、これから先、もう少し効果が拡がって来るかもしれません。
そうしたら、耳鳴りも無くなるかもしれません。
3か月後にまた診察をしてもらうので、どうしても耳鳴りの事が気になるなら、その時にでもということで…。
(^_^)/
H先生:「顔面神経麻痺の時にやられたように、毎日鏡を見ながら、顔(の表情筋)を動かすようにしてくださいね。」
ヤッチ:「わかりました。」
最後に顔の写真を撮っていただき、処方せんと3ヶ月先の次回の予約を取って終了です。
処方してもらった薬は以下になります。
- ヒアレイン点眼液0.1%
目の表面保護する。 - タリビッド眼軟膏0.3%
細菌の感染による目の炎症をしずめる。
診察後の最近のヤッチですが、ボトックス®注射を打つ前は、口を開けさえすれば、ウィンクできたのに、今はまぶたの力だけではウィンクできません。
かなり険しい表情を作らないと片目が閉じません。
ちなみに昔は早智子派でしたが、最近は翔子派です。
冗談はさておき、ポストよりピア美が好きです。
(さておいてないじゃん!)
目薬は今やヤッチの必須アイテムです。
また、明るい屋外に出ると、まばたきが緩慢な分、ものすごくまぶしく感じます。
サングラスも必要ですかねぇ~???
髪を切り、ピエール瀧さんのようになった佐○○内氏に余ったサングラスをもらうかな~。
あっ!
ヤッチのほうは大丈夫ですよ。
耳鳴りがするだけで、音はちゃんと聴こえますからっ!
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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キーワード検索 : ボツリヌス療法 顔面神経麻痺 共同運動 ボトックス 眼瞼下垂 耳鳴り 耳鼻科
FC2スレッドテーマ : 日々徒然なる話 (ジャンル : 福祉・ボランティア)
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