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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日はアルツ君、年が開けてからはじめての主治医の診察です。
お昼前の午前中の診察です。
歩いてクリニックまで行きましたが、やはり日増しにアルツ君の腰が曲がってきています。
(-_-;)
かなり身体が前傾…。
志村けんのお婆さん役を想像してもらうとわかると思いますが、あんな感じの、かなり前のめりな姿勢で歩きます。
手を振って歩くというよりは、背中に手をまわしての腰折れ状態です…。
(-_-;)
「何だかペンギンがスケートしてるみたいな歩き方だな?」
「仕方がないじゃないかこうなっちゃうんだから!!」
腰が曲がってきているのは本人も自覚しているようです。
「そのまま空に飛んで行けるんじゃないのか?」
「なわけないだろ!!」
時々支えてあげないと、どんどん前のめりになり、転倒してしまいます。
やはりこれもレビー小体型認知症のパーキンソン症状の表れなのでしょうか!?
時々背筋を伸ばして休みますが、かなりきつそうな様子です。
去年の今頃はまだ自転車なんかに乗ってあっちこっち飛び回っていたことを考えると、ずいぶん進んじゃったものです…。
(つд⊂)エーン
「もう、とてもじゃないけど、一人で散歩なんかできないな?」
「そんなことはないぞ。明日になったら、真っ直ぐになってて布団から足が飛び出してるかもしれないぞ。」
「そしたら、俺の目玉も飛び出るけどな。」
ようやくクリニックに到着です。
今日はお昼近くのせいなのか、年始だからなのか、ガラガラ。
すぐさま診察室に通されます。
「お正月はのんびりされましたか?」
主治医がアルツ君に優しく声をかけてくれます。
「ああ。毎日のんびりしてるからね。正月もへったくれもないよ。」
家を出る時は年が明けたのも分からなかったアルツ君。
なぜ故他人の前に出るとこうも饒舌になるのか…???
「おせちは食べましたか?」
「ああ。食べたよ。」
「おせちは何が好きですか?」
「俺はだいたい餅だね。餅だけあれば正月はそれで十分!!」
(それを言うなら黒豆ときんとんが有れば十分だろがっ!!)
「体調はいかがですか?」
「いかがなんて大それた身体じゃないけど、まあ元気だね。」
(この間風呂で立てなくなったばかりだろがっ!!)
「便秘の方はどうですか?」
「便秘?便秘はしたことないな…。」
(便秘続きだろがっ!!)
家ではうとうとしてばかりいるのに、ここぞとばかり喋りまくります。
やはりコミュニケーションは大事ですね~。
主治医が今度はヤッチの方に顔を向けます。
「お父様はその後いかがですか?」
ヤッチも前々から気になっていたことを主治医に伝えることに…。
そう…。
アルツ君がアルツハイマー型認知症だけでなく、レビー小体型認知症も発症しているのではないかということです。
レビー小体型認知症については一言で書ける内容ではないので、Wikipediaから引用させてもらって概要だけを…。
【概要】
レビー小体型認知症(れびーしょうたいがたにんちしょう、英Dementia with Lewy Bodies、通称DLB)はアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症と同じ認知症であり、変性性認知症の一種である。日本では三大認知症の一つである。認知障害だけでなくパーキンソン病のような運動障害も併発するのが特徴。以前は、びまん性レビー小体病と呼ばれていた。
【症状】
この病気特有の症状としては、幻覚をみたり、妄想をしたりすることがあげられる。やがて、アルツハイマーのような認知障害と、パーキンソニズムと呼ばれるパーキンソン病のような運動障害の両方が症状として表れる。徐々に進行し、最終的には寝たきりになる。この病気はアルツハイマー型に比べ10倍も寝たきりになるのが速いとも言われている。 また、薬物に過敏に反応し(薬物過敏性)、アルツハイマーの治療薬やパーキンソン病の治療薬を通常量で投与することは逆に症状の悪化を招くことが多い。初期の段階では、診断が難しくアルツハイマー型認知症やパーキンソン病と診断されたり、初期にうつ病の症状が出てうつ病と診断されることがある。この病気の早期発見と、適切な治療によって進行を遅らせ症状を和らげることができる。
(ウィキペディアより)
ご覧のとおりちょっとどころか大いに疑わしいでしょ!?
アルツ君が先日風呂で立ち上がれなくなったのは、単に老化による体力の低下だけではないような気がします。
またコメント(スマホはこちら)をいただいた中にもパーキソニズムをうかがわせる内容が…。
今日はこれについて主治医にぶつけてみました。
「先生、父はもしかしたらレビー小体型の認知症ということはないでしょうか?メマリーを先日10mgに増量していただきましたが、次の日眠気がひどくて今までの5mgに自己判断で戻してしまったくらいなんですが…。」
「レビーね…。」
主治医はちょっと考え込むような仕草…。
「いつからとかは、今となってはもうわからない感じですが…。」
「レビーだとすると、僕の方では診断できないな~。よかったら紹介状を書きますからそちらで調べてもらいますか?」
もっと広げた会話ができると思ったのにちょっと拍子抜けの感は否めません。
(-_-;)
そう言われてしまっては、『いやです』とは申し上げられません。
(´ェ`)ン-・・
「できれば、先生とも長いお付き合いですから、先生に診察をお願いしたいと考えているのですが…。」
「もちろん紹介状を書いてそちらで検査やら診断を受けていただいて、治療の方針なりがある程度固まってくれば、私の方で診させていただきますよ。」
アルツ君、『紹介状』が何だかわかっていない様子…。
目をパチクリしています。
|゚Д゚*||*゚Д゚|
「それでは大変お手数ですが、紹介状を書いていただけますか?」
主治医は3つの病院候補をあげて下さいました。
一つはこの辺界隈では有名な精神病棟が有る大きな病院。
もう一つは比較的新しい認知症の専門科のあるこれも大きな病院。
今一つは『ものわすれ外来』なるものがある診療所。
大きな病院や権威のある病院を選びたいところでもありますが、待ち時間などの事や手続的なものを考えるとやはりアルツ君に負担になってしまう可能性も…。
主治医の勧めも有って、比較的こじんまりしているという最後の診療所を選ぶことにしました。
なぜかヤッチは美味しいと評判の名のあるチェーン店よりちょっと小汚い定食屋が大好き。
―( ´)艸(` )―
吉とでるか凶と出るかは後でのお楽しみというやつです。
口コミや評判などの情報は全く持っていなかったので主治医のおススメを選んでみました。
(^^ゞ
「それでは、今紹介状を書きますから、しばらく待合室でお待ちください。」
主治医の診察は終わり、ヤッチは会計に…。
待合室で座っているアルツ君、いつもなら目をつぶって黙祷していることが多いのですが、会計を済ませて振り返るヤッチの姿を目で追ってきます。
「おい。『紹介状』ってなんだ?俺はお見合いするのか?」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
(後日談につづく → アリセプト、メマリーの多量の服用は?)
- 認知症を学ぶ会
- ページの中に『コウノメソッド』というのがあり、レビーかどうかを判定できるレビースコアをダウンロードできます。
- 老年科医の独り言(旧ある認知症専門医の回顧録)
- レビースコアの解説のほかレビー小体型認知症についてわかりやすく解説されていらっしゃいます。
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
アルツ君が主治医の診察を受け、ヤッチが主事医にアルツ君がレビー小体型認知症ではないのかという疑問を投げかけたところ、主治医に専門医を紹介してもらったことはこのブログ中でも記事にさせていただきました。
【関連記事:アルツ君が結婚~レビー小体型認知症を考える~】
主治医には紹介状を書いていただき、紹介先の診療所に電話で予約を取ってから診察を受けるように言われました。
アルツ君が風邪をひいてしまったこともあり、昨日やっとその紹介していただいた診療所に電話をしてみました。

ところがところがです…。
なっ…
なんと…。
予約を取っても診察してもらえるのは、2ヶ月先…。
_| ̄|○
紹介状の意味は有るのでしょうか…。
紹介状が有っても無くても診察してもらえる日は2ヶ月先で同じとの事。
主治医の書いて下さった紹介状はしっかり封印されているので、中身を伺い知ることはできませんが、特別な処置などを受けた記憶はないし、検査と言っても認知症関連の検査と言えるものはほとんど無いような気が…。
投薬だけの情報なら、調剤薬局で毎回記入してもらっているおくすり手帳で事足りるはず…。
主治医のクリニックで支払った薬剤情報提供料250点(2,500円×1割=250円)はどうやら印籠代わりにはならないようです…。
(-_-;)
このまま予約を取らずに、アルツ君の認知症の進行を気合いと根性だけで食い止めようかとも思いましたが、そういうわけにも行かないのでとりあえず予約を取ることにしました。
(つд⊂)エーン
このごろのアルツ君と言えば、好きだったはずの時代劇だってあまり興味を示さなくなって来ているんですから、これじゃあ気合いや根性など望めるわけはありません。
新しい紹介先の診療所の診察が受けられるまでは、今までの主治医にお願いして治療を継続してもらわないとならないので、これもまた頭の痛いことです。
(-_-;)
でもこの2ヶ月でアルツ君の病状が悪化しまうとも限りません。
やはりここは症状が悪化しない程度にジタバタしてみますか~!?
実はこんなこともあり得るのではないかと思って、周囲からの勧めもあって、フェルガード100なるサプリをネットで注文しておきました。
すでに飲んでいる方も、そしてご存知の方も多いと思いますが、このフェルガードに含まれるフェルラ酸が認知症の改善に良いとか???…。
またアルツ君がレビー小体型認知症ならパーキンソン症状にもフェルガードに含まれるガーデンアンゼリカがもしかするとよいのでは!?という話も???…。
参考コメント:
アリセプト(認知症の薬)は今はアルツ君は飲んでいませんが、アリセプトを飲んでいるときに、ひどい眠気に襲われたり、立ち上がり方がわからなくなるというような変な症状を引き起こしているので、これをアリセプトを多量に飲んだことによる副作用だと仮定すれば、今飲んでいる新薬のメマリー(認知症の薬)にもやはり多量の服用は禁物のような気がしてなりません。
参考コメント:
アリセプトとメマリーは併用可能な薬だそうですから、タイプの違う薬だということはわかります。
参考コメント:
でも脳に直接作用する薬で興奮系の薬なら、やはりアルツ君のような変な症状が出る人間には、良薬とて疑ってかかる方がむしろ常識的な考えではないのでしょうか?
アリセプトもメマリーもそれなりに効果のある薬なんでしょうけれども、やはり服用する量がアルツ君には多すぎるような気がしてなりません。
今メマリーは5mgを飲んでもらっていますが、思い切って半分の2.5mgに減らしてみるのも一つの手かな!?と思ってみたりしています。
思ってみたり??
いえいえ。
もうすでに昨日から実行してしまいました。
(●`w´●)ニァ・・
かなり大胆なやり方ですが、『医者が取らなきゃ坊主が取る』の精神で今年一番のチャレンジ計画の実践です。
朝にフェルガード100を1包、夕にフェルガード100を1包にメマリーを半分に割って2.5mgの服用です。
んっ?
ヤッチの幻聴ですか…???
今、『ヌカ(のような脳ミソ)に釘』という声が聞こえたような…。
ちなみにこのフェルガード100、ヤッチも飲んでみました。
だってアルツ君の息子ですから、遺伝の因果関係が有るのかは知りませんが、この先ヤッチだってどうなるかわかりませんからね…。
で、お味のほどは?
ハーブエキスだというので、漢方薬臭いのかと思いきや、ほとんど臭いは感じませんでした。
顆粒状のサプリですが、口の中に入れるとすぐに溶けだすような感触…。
ほんのり甘い感じで、キャラメルコーンの味!?と感じたのは、ヤッチの味覚音痴のせいでしょうか。
口当たりは悪くないので、これなら薬嫌いなアルツ君に毎日飲んでもらうのもできそうな感じです。
まだ飲み始めたばかりなので、なんの変化も見られませんが、あのズームイン朝のワンポイント英会話でお馴染みのウィッキーさんも愛飲しているとのことなので、この先もしかすると、アルツ君が英会話ペラペラになるかもしれません。
あなたの街に我が家のアルツ君がお伺いするのも近い将来かもしれませんよ~!?
"What do you think Feru-guard ?"
でも
徘徊だったりして…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
記事ははこちらです。→フェルガードの種類と購入方法
このブログの記事の中で、以前アリセプトやメマリーの副作用についてのアンケートを取らせていただいたことがあります。
現在もアンケートに参加して、投票することも可能です。
何かお役に立てる事が有るかもしれませんので、リンクを貼らせていただきます。
【アンケート】
【あわせて読んでいただきたい記事】
【参考カテゴリー】
- 認知症の薬の事(38)
このブログ内で書かせていただいた認知症の薬関連の記事が表示されます。カッコ内の数字は記事数です。
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
相変わらず、顔の左半分が、上手く動かないヤッチですが、何が辛いって、大好きな蕎麦を上手にすすれません。
(つд⊂)エーン
全部をすすり終わるまでの十分な持久力がなく、最後のたくさんツユが付いている部分を口の中に運べないんです。
(つд⊂)エーン
この顔面神経麻痺も症状が出てから1週間くらい経ち、薬も無くなりかけて来たので、耳鼻科に行ってきました。
鼓膜に水が貯まり、耳が聞こえなくなってしまった時に、トンネル貫通工事をしてくれた先生のところです。
先生は、相変わらずのひょっとこ顔のヤッチをみて、おっしゃいます。
先生:「顔に弱い電気を流して、回復の見込みがあるのか、無いのか、判定できる検査が有ります。受けてみますか?」
ヤッチ:「でも、まだ薬を飲み始めて日も浅いので、もう少し先でもよいのでは?」
先生:「この検査は、症状が出始めてから、1週間から10日くらいの時に行うのが、一応、良いとされています。ちょうど、今、そのくらいの時に当たりますから、受けてみたら良いと思いますよ。」
ヤッチ:「それでは、お願いします。」
先生:「残念ながら、この機械は、うちの病院にはないので、紹介状を書きますので、そこで、まず受診して下さい。」
そう先生はおっしゃって、近くの付属の大学病院を紹介してくださいました。
ヤッチの最寄り駅からは、二駅目にある病院で、お茶の水にある大きな大学病院の分院で、勘の良い方なら、すぐさまわかってしまう大学病院でもあります。
今日は、そこへ少し早起きをして出かけてきました。
8時から初診の受付があると聞いていたので、7時半くらいに到着。
受付票をもらい、それに記入し、初診受付から今度は耳鼻咽喉科の外来受付に案内されます。
さらっと書いてしまいましたが、もうこの時で9時を回っていましたから、いかに混んでいるかが、お分かりになると思います。
耳鼻科の外来受付で、診察時間が、午後の2時半になることを聞かされます。
朝早くから来た意味ないじゃん!
でも、診てもらわないわけにもいかないので、我慢することに…。
採血だけを午前中に済ませておいてくれと、言われたので、こやつだけは、午前中に…。
採血だけで、またしても長い待ち時間です。
(-_-;)
途中、外出してもよいと言われていたので、採血を済ませて、一旦家に帰ると、お昼ご飯をかき込んで、もう出かけないと間に合わない時間です。
かき込める状態では、ありませんがね…。
2時半ちょうどくらいに病院到着です。
午前のような混雑はなく、少しのどかな感じすらあります。
待合室で待っていると、看護師さんに呼ばれ、聴力検査です。
聴力検査が終わると、すぐに先生のいらっしゃる診察室に呼ばれます。
先生:「以前に、耳が聞こえなくなったと聞いていますが?」
ヤッチ:「鼓膜に水が溜まって、耳鼻科で、抜いてもらいました。」
先生:「原因は?」
ヤッチ:「風邪の後だったので、風邪で、強く鼻をかみすぎたのかもしれないとおっしゃっていましたし、心的なストレスもあるかもしれないと…。」
先生:「ストレス…?」
ヤッチ:「家庭内で、いろいろあったものですから…。」
先生:「そうですか…。それで、紹介状をいただいて、拝見したのですが、この検査の機械は、実はここにも無くて、うちの大学の本院でないと、無いんですよ…。」
なんでもこの顔の表面に電気を流す検査は、ENOG検査と言うらしく、予後(手術や病気の回復時期やその見込み)がわかる画期的な機械なそうな…。
先生は続けます。
先生:「今から、紹介状を書きますから、うちの大学の方の本院で検査を受けてみて下さい。」
ヤッチ:「今からですか?」
先生:「実は、この検査ができるのが1週間に一度しかなく、それが今日なのですよ。向こうの外来の受付は、もう終了していると思うので、話はこっちでつけておきますので、急いで検査を受けて来て下さい。」
もう気づけば夕方4時過ぎ…。
ここから大急ぎで、御茶ノ水に行っても、1時間弱はかかります。
先生:「それから、検査後の入院は、御茶ノ水の方の病院ではなく、うちで面倒をみますから。検査に行く前に、うちの入院受付で、入院の手続きを済ましてから、お茶の水に行って下さい。今日はベッドに空きが、ないらしいので、入院の受付を済ませ、お茶の水で検査を受けたら、ご自宅に戻られて結構です。後日、入院日を入院受付の方から連絡差し上げると思いますので…。」
何だか、いつのまにか、入院させられる羽目になっているじゃありませんか…。
(-_-;)
しかもさんざん朝から引きずり回したあげく、電車で、その日のうちに、移動して、検査を受けて来いと…。
もう夕方ですよ…。
仕方なく、大急ぎで入院受付を済ませ、ベッドの空ができたら即入院という手続きを踏み、お茶の水へ向かいます。
電車はすでに通勤帰りのサラリーマンも姿もチラホラ…。
すでにガランとした大学病院に到着です。
ここでも、やれ初診受付をしろとか、カルテの作成をするから記入しろとか、いろいろ面倒な手続きを取らされ、ようやく検査にこぎつけました。
検査自体は、実に単純で、鼻の下、あご、首筋に電極を付け、電気を流すというものです。
電気を流すマッサージ器となんら変わらない刺激です。
検査をしてくださった先生が、パソコンの電卓で計算を始めます。
結果は14~21%…。
なんの数値だか、よくわかりませんが、これが予後良好なのか不良なのかを判定するバロメーターなそうな…。
ヤッチの場合は、「麻痺が残る」と「麻痺が残らない」でいうと、半々の確立らしいです。
先生が切り出します。
先生:「完治するには、個人差はありますが、だいたい4か月程度かかると思って下さい。麻痺が残らないということは、今の時点では断言できません。」
ヤッチ:「こちらにお伺いする前に、入院するように言われたのですが、入院しないとダメなんでしょうか…。」
先生:「入院した方が早いでしょう!」
ヤッチ:「と、おっしゃいますと?」
先生:「入院した方が、通院してステロイドの薬を使うよりも、たくさん使うことができます。その分、回復も早いということですよ。」
ヤッチ:「そうなんですか…。個人差はあると思いますが、だいたい入院期間は、どのくらいになるんですか?」
先生:「おおむね、1週間から10日です。おっしゃる通り、人によって入院期間は変わってくると思います。」
この後も、検査をしてくだった先生が、ヤッチの顔面神経麻痺のことについて、いろいろ解説してくださいました。
首筋に痛みがあるのは、やや不安因子になっているそうな…。
いずれにしても、早朝、診察に出かけた時は、せいぜい今日はこのENOG検査予約くらいで一日終わってしまうのだろうと思っていました…。
読みが甘かった…。
思わぬ急展開に、動揺を隠せません。
たぶん、近日中に入院になることと思います…。
(-_-;)
アルツ君がこれを聞いたら、「鍛え方が足りない。気合と根性も足りない。俺みたいに、早く寝ないから、そうなるんだ!」と一喝されそうな感じです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
せっかく、新しく住み始めたアパートも片付けが終わり、落ち着いてきたのに、さっそくまた、このアパートを空けなくてはなりません…。
(つд⊂)エーン
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
ヤッチの元に『看護要約』なるものが戻って来ました。
アルツ君の退院手続きの時に、入院していたOG病院から渡されたものです。
その他にも診療明細書、アルツ君の画像診断の結果のCD-ROMや搬送前のS病院へ診療情報提供書等、色々な書類等を渡され、OG病院の方から、アルツ君の施設の看護師さんに渡してくれと言われ、施設に戻り、すぐにこれらを施設の看護師さんに渡しました。
その中にこの『看護要約』なるものが入っていたわけですが、ヤッチが無理を言って、このコピーを施設の看護師さんからいただいて来たのです。
『看護要約』というのがイマイチはっきりしませんが、施設にアルツ君と一緒に戻った時に、施設の看護師さんが最初にこれを見つけ出して、一生懸命、目を通していましたから、看護師さんには結構大事な書類だったのかも…。
今回のアルツ君の入院騒ぎの時にS病院に検査のためのじゅうぶんな設備がなく、S病院の医師からOG病院に診療情報提供書(紹介状)を書いてもらって、OG病院で、検査、そして入院となりました。
医師から医師へから書くものが、診療情報提供書(紹介状)なら、今回の『看護要約』なるもは、看護師から看護師へ書く情報提供書なのかもしれません。
ヤッチのことですから、間違っている可能性大ですが…。
(-_-;)
この『看護要約』はA4サイズ一枚だけですが、アルツ君の入院から退院に至るまでの経緯がまとめられています。
以下に引用させていただきますが、個人名や団体名は加筆して修正させていただきます。
また、必要と思われる部分のみを抜粋する形で引用させていただきます。
▽引用▽
△引用△看護要約
- 診断名
- (記載なし)
- 看護上の問題点
- 貴施設(○○○○)に入所中の方。発熱のため8/28にS病院受診され、コアグラの嘔吐があり、胃管挿入したところ胃内に中等度のコアグラを認めたため、止血目的に当院紹介受診。
- 来院時胃カメラを施行し、GERD 表層性胃炎の所見があり出血はGERD+抗凝固剤内服が原因と考えられた
- すでに止血しており特に処置は行わず。
- 発熱、痰、SpO2低下あり。CTで下肺背側に炎症性変化認め、誤嚥性肺炎等疑われ精査加療目的にて入院となる。
- 入院後発熱なく経過し食事摂取も良好。STにより嚥下機能評価したが問題なし。
- 活気も戻り本日退院となる。
- 既往歴
- 高血圧、不整脈
- 入院月日
- H25/8/28
- 退院月日
- H25/8/30
- 食事
- セッティング必要。自己摂取可。
- 排泄
- 車椅子にてトイレへ。失禁もあり
- 清潔
- 清拭介助。8月30日最終
- 移動
- 車椅子
- 睡眠
- 覚醒すると大声で話し始めたりするが、落ち着くと入眠。
- 身体的問題点
- 立ち上がろうとしたり転落のリスクあり。
- 説明に対する理解得られず体幹抑制使用。
- 内服
- ナース管理
- バイアスピリン錠100mg
- 退院後
- 施設:○○○○
- その他
- (記載なし)
声に出して読んでいると、来日して間もない中国人になった気分にになりますが、難解な文字がいくつか含まれています。
コアグラというのは、coagulation…。
凝固だとか凝血という意味です。
血のかたまりと考えればよいのかな!?
似て非なるものを想像した方は、ヤッチと同じ思考回路の持ち主です。
ちなみにヤッチはまだこれを食したことはありません。(フォア○○…)
(^_^;)
GERDは胃食道逆流症…。
英語ではgastro-esophageal reflux diseaseで、胃食道逆流症は、この英語の頭文字を取った略語だそうです。
胃食道逆流症は胃の内容物が食道に逆流しておこる病態の総称だそうです。
胃食道逆流症も逆流性食道炎と同じじゃないかと思い、ちょっと調べてみました。
でも、あまりにも定義が難しすぎて、ヤッチには上手く説明することができません。
(つд⊂)エーン
ザックリ言ってしまえば、胃食道逆流症という大きな集合が有って、その一部に逆流性食道炎があるということで、ヤッチは片づけました。
(^^ゞ
胃食道逆流症も逆流性食道炎も胃液が逆流して胸やけや酸っぱいものがこみあげてくる感じ(呑酸)などのいろいろな症状をおこす点では一緒です。
逆流した胃酸が食道に溢れ出すと、保護機能の働かない食道の粘膜が炎症などのダメージを受け、ひどければ、潰瘍を起こしたり、アルツ君のように出血したりします。
これは、胃酸の逆流による『食道炎』なので、逆流性食道炎ということになります。
でも、食道がまったくダメージを受けていなくても、胃酸が逆流しただけで、胸やけなどの不快感を催す人もいるそうなんです。
胃の内容物の逆流により、胸やけのような不快な症状の出る病態を総称して胃食道逆流症(GERD)と呼び、その中で、食道が少なからず障害を受けていれば、逆流性食道炎と診断されるようです。
食道が炎症などを起こし、傷ついているか、いないかで逆流性食道炎と判断されるということになるんでしょうかね…。
何だかややこしい話で恐縮です…。
(-_-;)
またヤッチの説明はおおいに間違っている可能性大なので、詳しく書かれたpdfファイルがネットに公開されていますので、詳しく知りたい方は、リンクを貼っておきますので、ダウンロードしてみてください。
ファイルサイズがかなり大きめなので、PCやスマホが逆流性食道炎を起こすかもしれません。
その辺は、自己責任でお願いします。
[参考]:胃食道逆流症(GERD)ガイドブック - 日本消化器病学会(PDFファイル)
『看護要約』の中で、後は難しい文言は無いですかね!?
『出血はGERD+抗凝固剤内服が原因』と書いてありますが、『抗凝固剤』は、アルツ君が普段の内服しているバイアスピリンの事ではないかと思います。
バイアスピリンは血液をサラサラにする薬の事です。
血栓予防にメリットのある薬ですが、反面、血が止まりにくくなるというデメリットがあります。
メリットはリンス・インのものも販売されているんですけどね…。
(-_-;)
SpO2は酸素飽和度の事…。
酸素を運搬するものにヘモグロビンがありますが、こやつがちゃんと活動しているかをパーセンテージで示すものです。
STは言語聴覚士(国家資格)の事です。
ヤッチも顔面神経麻痺のリハビリの時にお世話になりましたが、嚥下のリハビリに関してはエキスパートです。
記事やコメントの中で、ヤッチはこのSTさんによる嚥下機能評価をアルツ君が受けていなかったと書いてしまいましたが、看護要約を見る限り、しっかり受けていたようですね…。
ここで訂正してお詫び申し上げます。
m(__)m
…と、ここまでゴチャゴチャと色々なことを書いてきましたが、ヤッチは何を言わんとしてこの記事を書き始めたんでしたっけ!?
????
アルツ君の息子
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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10月8日火曜日の午後(2019年)、兄を荼毘に付してきました。
兄の子供(娘)、兄の妹(ヤッチの姉)、弟ヤッチの3人で、兄の骨を拾ってきました(収骨)。
残念ながら、兄のノドボトケは欠けていました。
兄の最期は、声が出なかったと、聞いていました。
兄の火葬を終えて、帰る時に、兄の娘が、
「お父さんの、ノドボトケ、黄色かった。『がん』だと、黄色くなるんだよね。」
と、言ったのが、何とも印象的でした。
兄の遺骨は、姉が持ち帰り、姉夫婦のいる部屋で、しばらく過ごしてもらうことに。
父アルツ君、母キノコさんが眠る樹木墓地に納骨する予定です。
抽選に応募し、当せんする必要がありますが…。
遺影をまだ作っていないので、遺骨の横には、父アルツ君、母キノコさんの二人が、笑みを浮かべている写真を飾りました。
お花は、兄の介護保険でお世話になった、ケアマネージャーさんと、訪問看護ステーションの看護師さんからの頂き物です。
話が前後しますが、前記事で兄の部屋を片付けてきたことを書かせていただきましたが、その時、兄の部屋から、CD-ROMが出てきました。
O病院から、もらって帰ってきたもののようです。
ヤッチの部屋に持ち帰り、自分のPCで開いてみると、兄の食道の内視鏡検査の結果の画像を収録したものでした。
検査日付は2018年11月27日。
O病院は母キノコさんが入院し、息を引き取った病院でもあります。
- 関連記事:
- 母、キノコさんが他界しました
兄は、今年(2019年)の元旦から、同年の3月13日まで大学病院に、入院していたようですが、このCD-ROMは、大学病院のものではありませんでした。
ちなみにこの大学病院は、過去にヤッチが、顔面神経麻痺で入院していた病院です。
- 関連記事:
- 顔面神経麻痺
ヤッチが聞いた話では、去年(2018年)の年末、兄がO病院の歯科を受診中に、歯科の先生が大学病院への紹介状(診療情報提供書)を書いて、兄が大学病院に入院という流れだったようですが、どうも、違っていたようです。
O病院も救急指定の総合病院なので、兄は、大学病院へ行く前に、O病院の、内科だか、耳鼻咽喉科だか、外科だか、わかりませんが、このO病院内の他科を受診し、内視鏡の検査を受けていたようです。
- 歯の治療のため、O病院で歯科を受診(いつから受診していたかは不明)
- O病院の他科を受診(食道がんの疑いのため)
- O病院で内視鏡検査(2018年11月)
- O病院で、紹介状を書いてもらい、大学病院を受診
- 2019年1月1日~3月13日まで、『食道がん』の治療のため、大学病院に入院
もしかすると、このCD-ROMを紹介状と一緒に大学病院に、持って行ったのかもしれません。
で、このCD-ROMの中には、兄の食道の内視鏡検査の画像が、枚数にして、79枚ほど入っていました。。
特殊なソフトを使わないと、画像を見れないようになっていたので、ヤッチのPCに落とすのが、大変。
何とか、加工・修正を加えて、アップロードできたので、以下に画像リンクとして、掲載したいと思います。(4枚で1セットにしました。)
アップする必要もないのでは?と思いましたが、兄が亡くなるまでの、兄の生きた証として、ヤッチが記録として残しておきたかったので、ご理解をいただけると、幸いです。
画像は、目を覆いたくなるような画像ばかりです。
『気持ち悪い』、『グロテスク』と、申し上げた方が、ニュアンスが伝わるかも。
とにかく、グロテスクな画像ばかりですので、あえてサムネイル(見本となるような小さな画像)表示にしていません。
こういったグロテスクな画像の苦手な方は、以下のリンク(文字)をクリック、またはタップしないでください。
言葉だけで、説明するなら、素人のヤッチが見ても、すぐに、これは、相当病気が進行しているなということが、わかります。
しかも、これ、去年(2018年)の11月の終わりの画像です。
約1年近く前のものです。
口から、胃に向かって内視鏡を入れていったのだと思いますが、もう、『ノドちびまる子ちゃん』を越えてすぐに、病変らしきものが…。
食道がんというより、咽頭がん???
出血も見られます。
食道なので、患部からの直接の痛みが有ったか不明ですが、違和感や胸のつかえは相当あったのではないかと。
飲み込みも悪くなっていただろうと、推測できます。
また、声を調節する神経を圧迫し、声が出なくなるのも当然のことのように思えます。
途中、きれいな箇所もありますが、奥へ進むにつれ、再びヤバヤバな展開に。
きれいな箇所も出血した箇所から血液が流れ込んでいるので、川の流れのような状態になっています。
技師や医師ではないので、内視鏡が胃まで到達しているのか、不明です。
往復して、撮影しているかどうかもわかりません。
前置きが、長すぎました。
以下の文字をクリック、またはタップすると、画像が表示されます。
PCで、ご閲覧の方は、文字を普通にクリックすると、画面上で、画像が展開します。
開いた画像の上で、マウスを動かすと、画面の右上に『NEXT』という文字が浮かび上がります。
また、画面の左上には、『PREV』という文字が浮かび上がります。
それらの文字列をクリックしていけば、何度も開いては閉じを繰り返さず、スライドショーのように、画像を展開できると、思います。
スマホでは機能しません。
くれぐれも、グロテスクな画像の苦手な方、血圧高めの方は、文字をクリック、またはタップしないでください。
番号の若い方が、口もとに近い画像です。
- 内視鏡検査の画像(閲覧注意)
- 内視鏡検査画像01
- 内視鏡検査画像02
- 内視鏡検査画像03
- 内視鏡検査画像04
- 内視鏡検査画像05
- 内視鏡検査画像06
- 内視鏡検査画像07
- 内視鏡検査画像08
- 内視鏡検査画像09
- 内視鏡検査画像10
- 内視鏡検査画像11
- 内視鏡検査画像12
- 内視鏡検査画像13
- 内視鏡検査画像14
- 内視鏡検査画像15
- 内視鏡検査画像16
- 内視鏡検査画像17
- 内視鏡検査画像18
- 内視鏡検査画像19
- 内視鏡検査画像20
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