アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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アルツ君、キノコさんの納骨

2019/05/05 (日)  カテゴリー: 姉
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献花台01


4月30日(2019年)に父アルツ君、母キノコさんの遺骨を都内某所にある霊園に納骨してきました。

「都内某所」といっても、上の画像を見れば、「ああ、あそこか。」とすぐにわかってしまうかもしれませんね。

比較的大きな都立の霊園です。

これでますます選択肢は狭まりました。

何度もするわけではありませんが、「今回」、アルツ君とキノコさんを埋葬したのは、墓石のある墓地ではありません。

「樹木葬」とか、「公園墓地」とかいわれている埋葬方法によるものです。

姉が手続きをしたので、詳しいことはわかりません。

ただ、この霊園では「樹木墓地」、「樹林墓地」と呼んでいるようです。

お昼ちょっと前に、ヤッチの兄、姉、姉の旦那さんの4人で出かけることになっていました。

ヤッチのところに姉が、姉の旦那さんの運転で、軽自動車で迎えに来てくれました。

姉:「パパとママの遺骨(骨壺)、軽自動車だから、トランクに入らなくてさ~。」

ヤッチ:「で?」

姉:「悪いんだけどさ、あんた、パパとママの遺骨を膝の上に載せていってくれない?バッグに入ってるからさ。」

ヤッチ:「お兄さん(長男)は?」

姉:「途中、スーパーで拾っていくことになってる。」

なるほど、二人の遺骨は大きなトートバッグ一つに並べて入っています。

後部座席に置かれ、一人分の席を占領しています。

姉:「ちょっと大変かもしれないけど、よろしく頼むわ。」

ヤッチは車に乗り込み、トートバッグを膝の上に載せます。

ヤッチ:「重っ!」

遺骨の入ったトートバッグ


引きの画を撮りたかったんですが、膝に載せた瞬間、もう身動きが取れません。

姉:「ママはそんなでもないんだけど、パパがママの倍ぐらいの重さがあるのよ~。」

ヤッチ:「ちゅうことは、旦那さんは『右』だな?」

姉:「正解!」

ヤッチ:「旦那さん(アルツ君)のことだから、ぜったい、せせら笑ってるな。こんなに重かったかあ??骨になっても肥えることってあるんだ…。火葬場から持って帰ってきたときは、もっと軽かったような気がしたんだけどな。」

姉:「○○ちゃん(姉の旦那さん)が、お供え物イッパイ買って、パパに食べさせていたから。」

ヤッチ:「ボタモチ太りだな。」

アルツ君の遺骨は姉の部屋に2年以上も置かれています。

遺骨を火葬場から持ち帰った時は、焼き立てのホヤホヤ。

全く水分を含んでいなかったので、軽く感じたのかもしれません。

冗談を言っている間、すでにホールドされたヤッチの右太ももの麻痺が始まっています。

兄を待ち合わせた近所のスーパーで拾って、霊園に向かいます。

連休の混雑を予想して、余裕をもって出たので、受付時間よりも30分程度早く霊園に到着です。

外はあいにくの雨…。

時折、強く降るような場面も…。

霊園管理事務所の前で、4人はしばし車の中で待機です。

姉がシビレを切らしたのか、「ちょっと聞いてくる。」と言って管理事務所に一人で入っていきます。

なかなか姉が戻って来ないので、残る3名も公園事務所内へ。

すでに姉が手続きを終わらせようとしているところでした。

雨の中、霊園事務所の職員さんの案内で、事務所からすぐの埋葬場所に徒歩で移動です。

「樹木葬」なんて聞いていたので、たくさんの樹木が植えられた鬱蒼とした場所を想像していました。

しかし、ほぼ芝生です。

目視で、30メートル四方の芝生でしょうか。

芝生の中央に「カツラの木」が2~3本くらい植えられているだけのところです。

もし、晴れていれば、マスクをした既婚男女が手つなぎデートでもしているんじゃないかと思わせるような場所です。

樹木墓地のシンボルツリー


二人が埋葬される具体的な位置を霊園事務所の職員さんに教えてもらいます。

二人の埋葬場所


たぶん、この辺だけ、異様に芝の伸びが速いかもしれません。

埋葬に立ち会えるのかと思っていましたが、埋葬される日は毎月第四木曜日と決まっているようです。

なので、実際の埋葬、納骨というのはまだ先になるようです。

しかも、立ち合いもできないようです。

シンボルツリーといわれる「カツラの木」に対峙するように、献花台が設けてあります。

その中央には祭壇が置かれています。

どうやらお墓参りにきた人はここで、シンボルツリーに向かって手を合わせるようです。

余談になりますが、冒頭で、「樹木墓地」、「樹林墓地」の話をさせていただきましたが、両者には違いがあるようです。

どちらも、申し込みするのに料金がかかります。

月々、あるいは年単位の管理料は発生しません。

初期費用のみで申し込みできるのは共通しています。

記憶が曖昧ですが、違うところをピックアップしてみますね。

この霊園でいう「樹墓地」は遺骨をシンボルツリーの周囲に一体ずつ個別に埋蔵します。

一方の「樹墓地」は、共同の埋蔵施設があるらしく、遺骨は他人の遺骨と一緒に埋葬されるようです。

「樹林墓地」の場所も「樹木墓地」と違うところにあるようです。

「樹木墓地」のお隣にあると聞きましたが、実際にどこにあったのか確認していません。

埋葬(埋蔵)方法に「個別」と「共同」という大きな違いがあるようです。

また、姉の持っていたパンフレットをチラっと見たとき、「樹林墓地」は粉骨(遺骨をパウダー状にする・粉末にする)と料金が安くなるようなことが書いてありました。

記憶では4万円台だったような…。

また「樹木墓地」では遺骨を粉骨すると受け付けてもらえず、生前の申し込みもできません。

「樹林墓地」は生前の申し込みができる…。

ちなみに、現行の法制下では、ヤッチが深夜に白い鉢巻を締め、火葬したアルツ君の遺骨をすり鉢ですり潰し粉骨し、遺骨を粉末にするだけなら、お咎めがないようですよん。

そこには粉骨砕身の努力が必要となりますが…。

じゃあ、人間の骨とはわからないまでに粉末にして、これをあやまって下水に流したら?

粉末を不燃ゴミ、あるいは可燃ゴミとして、自治体の収集車に運搬させたら?

遺骨を粉末にして、ベランダの鉢植えに肥料として与えたら?

出資法と利息制限法の狭間のグレーゾーン金利の話みたいになるなので、これ以上の追及はやめにしましょう。

結局、アルツ君、キノコさんは「樹墓地」の方に埋葬されることになりました。

二人の亡くなった日が違うので、申し込みも別々です。

でも、埋葬場所を一か所しか聞いていないので、たぶん一緒、あるいは、お隣同士で埋葬してくれるのではないかと思います。

樹木墓地
遺骨を一体ずつ個別に埋葬
粉骨NG
生前申し込みNG
遺骨一体あたり188,000円(2019年4月現在)

樹林墓地
共同埋蔵施設に他の方の遺骨と一緒に合祀
粉骨OK
生前申し込みOK
遺骨一体あたり128,000円(2019年4月現在)
※上記はヤッチの記憶に基づくもの。
※料金、埋葬方法等は変更になる可能性あり。


献花台に設けられた祭壇


白く見える祭壇の屋根はアクリル製。

献花台はちょっと寸足らずの傘立てのようにも見えました。

献花台の足元の線香立て


献花台の下に線香を立てる場所もありますが、どうも「立てる」というより「寝かす」という方が正解なような…。

お皿を取り出して、外で使えるのかな?

姉が用意してきた仏花を献花台に入れ、手を合わせて納骨終了です。

帰りの車中で姉が言います。

姉:「ママが亡くなったのが、4月18日で、○○ちゃん(姉の旦那さん)の『誕生日』。パパが亡くなったのが祝日の『文化の日』。納骨日が『平成最後の日』だから、これで忘れることないね。」

ヤッチ:「そんな、こじつけで覚えてなくても、普通覚えているでしょ?」

姉:「あんたね、私を誰だと思ってるの?」

ヤッチ:「…。」

姉:「パパの娘よ。」

その弟なんだが…。

お姉様

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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プリズナー(PRISONER)

2019/10/17 (木)  カテゴリー: 兄
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献花台にお供えした花2019年10月15日

兄が亡くなってから、ヤッチの頭の中に、ある言葉が、時折、テロップのように流れます。

『バッカなやつだな…。』

これ、決して兄を軽蔑しているわけではなく、もう少し早く、病気のことを教えてくれれば、よかったのにという感情が入っています。

また、自分に対して、向けられた言葉でもあるような気がします。

父母が亡くなった時には、もちろん、さび(み)しい、悲しいという気持ちがありました。

しかし、今回の一件では、これとは何か別の感情が、あるような気がします。

言葉に表せないような感情に支配され、さびしい、悲しいという感情と絡みあって、なんだか窮屈な感じがします。

そして、上記の言葉以外に、ヤッチの頭の中には、なぜかわかりませんが、やたらと、大好きだったミュージシャン、柳ジョージさの曲が流れます。

ヤッチの高校生くらいの頃でしょうか、彼の曲をよく聴いていました。

その頃は、まだ柳ジョージ&レイニーウッドというバンドで、グループで活動していたと思います。

彼の楽曲は、40年以上?経った今でも、歌詞を覚えていて、口ずさむことができるものもあります。

酒好きだった柳ジョージさんは、2011年10月10日に、腎不全で、63歳という若さで、お亡くなりになります。

晩年は、結構、やせ細っていた印象です。

この辺りが、兄と被って、ヤッチの頭に浮かぶのかもしれませんね。

関連記事:
アルツ君バテバテ

柳ジョージさんのしゃがれ声のブルースは、秀逸です。



心に染みます。

忘れかけた 心の痛みと~

古い回帰の上を 彷徨うか~

悪銭で 買える幸せを~

錘ぎながら 生きていこうか~

人はみんな PRISONER~



教えてくれ 何をすればいいのかを~

何処へ 行けばいいのか…

Uta-Netより引用


ただ、あまりに染みすぎて、ちょっと暗い気分になってしまったので、一昨日(10月15日)、気分転換のため、午後から必要かどうか疑わしい髪の毛を切りに、床屋さんに行ってきました。

そして、その足で、電車に乗り、父母の眠る樹木墓地に行ってきました。

兄が亡くなったことを報告しに…。

シンボルツリー2019年10月15日001

記事にはしていませんが、何度か樹木墓地へ足を運んでいます。

あいにくの曇天です。

どうも、ここに来るときは、晴天ではない日ばかり。

芝生の中央にあるシンボルツリーの『カツラの木』は、もう色づき始めています。

もしかすると、この夏に、水分を十分貯えられなかったので、早めに色づいているのかもしれません。

どこかからか、キンモクセイの香りも漂ってきます。

シンボルツリー2019年10月15日002


ヤッチは線香に火をつけ、献花台に花を供えます。

そして、シンボルツリーに向かって、手を合わせます。

ここからは、ヤッチの妄想の中での、アルツ君、キノコさんとの会話です。

便宜上、姉の名前をA子、兄の子供の名前をB子ということで…。

妄想の始まり ▼

ヤッチ:「おいおい。今まで曇り空だったのに、手を合わせた途端に、雨かよ。旦那さん(アルツ君)、また、俺にいやがらせで、水を掛けてんだろ?」

アルツ君:「水なら、ましなほうだ。ショ〇ベンだ。ハハハ。」

ヤッチ:「汚いなー。たく…。さっき、床屋に行ってきたばかりだから、直に、冷たさが、伝わるじゃないかよ。」

アルツ君:「歓迎だよ。歓迎。俺のショ〇ベンは、育毛剤だ。」

ヤッチ:「手遅れだよ!ところでさあ、お兄さんがこの10月3日に亡くなったよ。」

キノコさん:「あら、まー。(キノコさんの口癖)」

アルツ君:「あいつは、いくつだ?」

ヤッチ:「7月に66歳になったばかり。」

キノコさん:「具合でも悪かったの?」

ヤッチ:「『食道がん』だってよ。」

キノコさん:「いつから?」

ヤッチ:「いつからかは、わからないけど、今年(2019年)の4月には、医者から、『腹をくくれ』って、言われたらしいよ。」

キノコさん:「『らしい』とは?」

ヤッチ:「A子にも、俺にも、教えないでほしいって、お兄さんが口止めしてたから、死んだ後に、福祉事務所の人から聞いたんだよ。」

キノコさん:「あんたたち、仲が悪かったからね…。私は、一番、それを心配していたのよ…。」

ヤッチ:「そうだよな。一番の親不孝者は俺だよな。それに一番の醜い仕打ちをお兄さんにしちまったよな…。でも、今となっては、どうにもできないし…。」

アルツ君:「酒好きだったから、どうせ、飲みすぎたんだろ?」

ヤッチ:「最近は、どうかわからんけど、若い時のツケが回ってきたんだろうな…。」

キノコさん:「あんたと違って、辛い物のほうが好きだったからね…。それでなんだわ…。この春、ここに、顔を見せた時(父母の納骨の時)、声が小さかったのね…。かわいそうに…。」

ヤッチ:「旦那さんとキノコさんの納骨の時、車で一緒に来たのに、お兄さん、一人、電車で帰っちゃったんだよ。」

キノコさん:「あら、そうだったの。」

ヤッチ:「たぶん、自分が『がん』だっていうことを、今思うと、俺らに悟られないようにするためだったんだろうな…。」

アルツ君:「お前らは、兄弟で何をやってるんだかな…。だいたい、あいつも、鍛え方が足りないんだよ…。」(『鍛え方が足りない』は、アルツ君の口癖)

ヤッチ:「いやいや、『がん』は、鍛えても、治らんでしょ。でも、この一年はよく頑張ったと思うよ。人に内緒にしていて、さぞ、辛かっただろうし、心細かったと思うよ。」

アルツ君:「ちっ。だったって、死んじまったら、何にも、なんないじゃんかよ。」

ヤッチ:「自分だって、死んでるじゃん!」

キノコさん:「それで、もう、お骨にしたの?」

ヤッチ:「10月8日に燃してきて、A子のところにいるよ。あー、そうそう…。B子に連絡がついて、B子も来てくれたよ。」

アルツ君:「B子?かっー!懐かしいなぁー!俺も会いたかったなー!」

ヤッチ:「そうだよな…。旦那さんにとっても、キノコさんにとっても、かわいい孫だから、会いたかったよな…。」

キノコさん:「元気だった?」

ヤッチ:「うん。当たり前の話だけど、綺麗になって、立派な大人女性って感じだったよ。」

アルツ君:「今度、ここへ連れてこい。」

ヤッチ:「ん…。そうしたいとは思っているけど、もう20年以上も、会ってなかったんだぜ。」

アルツ君:「それがどうした?」

ヤッチ:「B子は20年以上、お父さんがいない生活を送ってきたわけじゃないか…。悲しいかな、自分のお父さんは、いないんだという人生の方が長いんだぜ。今さら、お父さん風や、おじさん風を吹かせても、迷惑なんじゃないかなと、思って…。」

アルツ君:「で?」

ヤッチ:「B子には、B子の生活が有って、これ以上、うちの家系と関わり合いを持ちたくないんじゃないかと思ってさ…。」

キノコさん:「どうして、そう思うの?」

ヤッチ:「B子の電話番号しか聞けなかったよ。○○に住んでいるとは聞いたけど、詳しい住所まで聞けなかったよ。そのつもりは、B子にはなかったのかもしれないけど、俺には、B子の『聞かないでくれ』オーラが見えたよ。」

キノコさん:「そうなの…。」

ヤッチ:「あれこれ、今の生活を詮索されるのが嫌なんじゃないかなと思って…。B子はB子で、遠慮しているかもしれないけどな。もしかすると、お父さんが、亡くなったことを知らせない方が、よかったんじゃないかと、今になって思うよ…。」

アルツ君:「お前は、とんだお節介野郎だな。」

ヤッチ:「たしかに…。B子のほうから、過去を含め、自分自身のことや心境を話してくれると、ありがたかったんだけど、そんな感じじゃなかったしな…。今、どんな気持ちでいるのか、わからずじまい…。」

アルツ君:「相変わらず、『女ごころ』のわからないやつだな!」

ヤッチ:「秋だし、だから、独り身なんですけど…。B子に、俺から時折、声を掛けてあげるのが、B子にとって幸せなことなのか、それとも、そっとしておくのが、幸せなのか、俺にはわからないよ…。ありがた迷惑になってもまずいし…。しかも、だいたい俺の子供じゃないしな…。」

キノコさん:「(お兄さんの)お墓は決まったの?」

ヤッチ:「まだ。A子さんが、ここ(樹木墓地)へ申し込みをするって言ってた。」

キノコさん:「じゃあ、ここに来るのね?」

ヤッチ:「ここしか、ないからね…。」

アルツ君:「じゃあ、そん時に、B子を連れて来い!」

ヤッチ:「そうしたいと思ってるけど、俺たちと一緒に、ここへ来るのは、嫌がるかもな…。B子から『納骨の日が決まったら、ぜひ連絡をください。』とは、言われなかったから…。」

アルツ君:「でも、電話番号、わかってるんだろ?」

ヤッチ:「ああ、わかってるよ。一応、納骨の日が決まれば、連絡してみるけど、あまり期待しないで。もしかすると、B子一人で、別の日に、来てくれるかもしれないよ。」

アルツ君:「お前の頭と同じか…。期待、薄…。」

ヤッチ:「うるせーよ!旦那さんだったら、期待、無し…じゃないかよ。」

アルツ君:「俺は今、フサフサだぞ。」

ヤッチ:「芝生をカツラにしてるからな。冬になると、枯れるぞ。」

アルツ君:「西洋芝なら、常緑だ。」

ヤッチ:「あいかわらずだな。今日は、台風19号の影響で、旦那さんの好きだった『ボタモチ』が、売ってなかったよ。今度来るときは、キノコさんの好きな『練り切り』と、旦那さん定番の『ボタモチ』を持ってくるよ。じゃあ、また来るよ。」

アルツ君:「ああ、お前は来なくてもいいけど、『ボタモチ』だけは、死ぬほど、持って来いよ。」

ヤッチ:「だから、死んでるし…。」

妄想終わり▲

父母が存命なら、こんな展開になったであろうフィクションです。

ヤッチは墓地を後にし、電車の駅へ向かいます。

帰りの電車の中で、ややご高齢とお見受けする女性同士の会話が耳に飛び込んできます。

Aさん:「最近、さらに老眼が進んで、どうも携帯電話のボタンの変なところを押すことが多くなっちゃって。」

Bさん:「使えるだけマシよ。私なんて、使い方もよくわからないから、電話番号を携帯電話に登録するとき、息子のお嫁さんに、入れてもらってるのよ。『かける』か、『とる』だけの機械よ。」

Aさん:「年を取るって、嫌ね~。」

Bさん:「それで、お嫁さんに言われちゃったのよ。『お義母さんの携帯電話のアドレス帳、病院の電話番号ばかりですね。』って。」

Aさん:「きっと、私たちが、死ぬ頃は、病院の電話番号で、アドレス帳が、埋め尽くされているかもしれないわね。ホホホ。」

たしかに…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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