アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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アルツ君、音楽療法に参加

2012/07/11 (水)  カテゴリー: 音楽療法
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

ここ数日、夜アルツ君が寝る頃になると不穏になると、アルツ君を担当している看護師さんから言われてしまいました。

どんなふうに不穏になるのか、失礼な話ですが、その看護師さんの言葉からはイマイチつかめず…。

(-_-;)

ならば、直接この目で確かめようとアルツ君のいる施設に行ってきました。

夜に不穏になるというのだから、本来は夜に行けば良いのですが、施設の面会時間の制限も有るので日中に出かけることに…。

エレベーターを利用してアルツ君がいる3階に。

エレベーターを降りるとすぐにロビーの様な所が有るのですが、今日は入所者さんが大勢います。

普段はテーブルが置かれ、入所者さんたちがテレビなどを観てくつろぐ所ですが、そのテーブルは片づけられ、入所者さんたちが車座になって、一点を見つめています。

なにか催し物でもやっているのかな!?

最初はそう思ったのですが、どうも違うようです。

すると今度はオルガンの音が聴こえてきました。

ヤッチはピンときました。

もしかして、これが音楽療法かな!?

やはり図星でした。

近くにいた施設の介護士さんにたずねると、やはり音楽療法をここでやっているとの事。

療法士さんらしき女性がピンクのてまりの様なものを持って大きな声をあげています。

じっくり観察していると、オルガンの音が鳴っている最中は療法士さんがそのてまりを入所者さんに渡して、てまりを受け取った入所者さんは音楽が鳴っている間、てまりを次々に隣りにいる入所者さんに手渡していきます。

そう、ちょうど椅子取りゲームのような要領です。

オルガンの音が鳴り止むと、療法士さんがてまりを持っている入所者さんに他の人にも聞こえるように色々な質問をしていきます。

その方への質問が終わると、隣の入所者さんにも質問をして、面白い答えが出ると、その話を広げているようです。

でも、音楽療法に参加すると言っていたアルツ君の姿は有りません。

車座になっている入所者さんはおそらくほとんどが女性で、男性は見当たりません。

しかも車椅子率の高いこと…。

30人から40人くらいはいらっしゃったと思いますが、車椅子以外の普通の椅子に腰かけている人はホントに数人といったところでしょうか…。

そんなことに気を取られていると、どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきます。

アルツ君:「おい、ここだよ。俺の部屋に行くのか?」

声の主はアルツ君です。

車座からけっこう距離のある位置の廊下にソファが有り、そこにアルツ君が腰かけています。

仲間に入れないのか遠巻きに楽しそうな車座をのぞき込んでいるという風にも見えます。

ヤッチが近寄ってアルツ君に声をかけます。

ヤッチ:「何?そんなところに座って…。参加しないのか?」

アルツ君:「いや、音が聴こえたから、何をやってるのか見に来ただけだよ。俺の部屋に行くのか?」

ヤッチ:「いや、ここでこんなに楽しそうなことやってるんだから、部屋に行ったって意味ないよ。」

アルツ君:「俺の部屋に行っても誰もいないぞ!?」

ヤッチ:「そんなことわかってるよ。それにしても何で加わらないんだ?みんな楽しそうにしてるぞ!?」

聞けば、アルツ君、音楽療法の誘いを介護士さんから受けたらしいのですが、『嫌だ』と言って誘いを断ってしまったようです。

そのくせ遠巻きに眺めているわけですから、参加したいに決まっています。

介護士さんに許可を受けて、ヤッチは近くに有った椅子を借り、車座の空いているスペースにその椅子を置いてしまいます。

そしてアルツ君に一声かけます。

ヤッチ:「ほらっ!行くべ!!」

アルツ君:「どこへ?」

ヤッチ:「どこって決まってんだろ!?あそこの椅子に座るのっ。」

アルツ君:「座ってどうするんだ?」

ヤッチ:「イマイチ盛り上がってないみたいだから、旦那さんが行って盛り上げて来てよ。」

アルツ君、拒絶する割にアルツ君の手を引くヤッチにホイホイついてきます。

ヤッチ:「じゃあ、頼むね!!」

ヤッチは車座から離れ、遠巻きに傍観です。

椅子取りゲームのようなゲームは続けられていて、療法士さん(先生)の質問も続いています。

タイミングよく、アルツ君のところへ質問の順番が回ってきます。

療法士さんがアルツ君に質問をします。

先生:「先日は七夕でしたが、どんなお願い事をしまいましたか?」

ヤッチの記憶ではアルツ君の願い事は『元気になりますように』です。

[関連記事:七夕に何を願う?]

アルツ君が答えます。

アルツ君:「そうだねえ…、確か『美味しいもんが食いたい』じゃなかったかなあ…。」

Σ(・ω・ノ)ノエー!Σ(*・ω・*)ウッソー!Σヾ(*・ω・)ノホントー!

先生:「それは良いお願い事ですね!?どんな食べ物がお好きなんですか?」

ヤッチは心の中で『ボタモチ』を連呼します。

アルツ君:「そうだねえ…、甘いものかな!?」

何を気取っちゃってんですかね!!

『ボタモチ』と答えろっー!!

先生:「甘い物は多分、皆さんもお好きですよね!?それでは最後に皆さんもよく御存知の歌を歌って終わりにいたしましょう。」

どうもヤッチが来たのは、この音楽療法が終盤に近い頃だったらしく、他に何か違うアプローチで入所者さんとコミュニケーションを取っていたのかもしれませんが、それを見ることはできませんでした。

(´uдu`)゚.+:。

歌詞が書いてある用紙を渡され、童謡をみんなで歌って音楽療法は終了です。

アルツ君が歌い終わって、ご満悦の表情でヤッチの方に戻って来ます。

実にこの辺はわかりやすいアルツ君…。

^_^;

ヤッチ:「音楽療法は月に2回しかやってないらしいから、チャンスを逃さず、参加しないと…。」

アルツ君:「そりゃあ、そうだけどやってたの知らなかったんだよなあ…。」

ヤッチ:「ま~たぁ~!?そんなこと言って最初から見てたんじゃないのかあ~?」

アルツ君:「いや、そんなことないぞ。たまたま音が聴こえたから来ただけだ。」

憶測ですが、参加したくて参加したくて仕方が無かったアルツ君は、なかなかきっかけがつかめずに、遠巻きで眺めていたような気がします。

ヤッチ:「まあ、仕方がないや。あんなに女性がたくさん居たら、旦那さんはモテモテだもんな!?」

アルツ君:「そんなことあるかいっ!!ばばあばっかりだぞ!?」

ヤッチ:「まあまあ。次回は最初から参加しなね?」

結局、この日はアルツ君は機嫌がよく、夜中に不穏になってしまうということの原因はつかめず…。

(^^ゞ

家に戻って、アルツ君の音楽療法のことをキノコさんに伝えます。

ヤッチがキノコさんに教えます。

ヤッチ:「旦那さん(アルツ君)、女性ばかりの車座で、照れ臭かったのか、輪に入ろうとしなかったけど、やっぱり歌が好きなのかねえ!?最後には楽しそうに歌ってたよ?」

キノコさんが、答えます。

キノコさん:「違うわよ。歌が好きなんじゃないわよ。女が好きなのよ!!」

キノコさん

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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