アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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月の砂漠(沙漠)

2012/08/09 (木)  カテゴリー: 音楽療法
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日はアルツ君の施設に面会に行ってきました。

入館手続きを済ませ、アルツ君の部屋の有る3階まで行くと、施設の職員さんから、

職員さん:「今、○○さん(アルツ君)と奥様は2階で『音楽クラブ』に出席されていますよ。二階にいらっしゃれば、すぐに見つけられると思います。」

そうです。

キノコさんもヤッチより一足早く面会に来ていました。

(^^ゞ

『音楽クラブ』というのは、ヤッチもよくわからないのですが、いつもやっている『音楽療法』とは別のもので、先生も違います。

クラブというくらいだから、入会していないと参加できないようにも思えますが、別にそんなわけではなく、自由参加型のサークル活動的なものでしょうか…。

まっ、とりあえず、2階に行ってみましょう。

階段を利用しようとしたのですが施錠されていたので、エレベーターで…。

エレベーターで降りるとすぐに大広間の様な所が有ります。

さっそくピアノの音が聴こえ、入所者さんたちがたくさん集まって、ピアノに合わせて歌を歌っています。

歌詞カードと思しきA4サイズ紙を片手に持って歌っている入所者さんもたくさんいらっしゃいます。

ヤッチはアルツ君とキノコさんの姿を探します。

はいはい、いました…。

片づけられて隅の方に置かれたソファにふんぞり返っているのは元植木職人です。

その横できちんと腰かけ、歌詞を見ながら歌を歌っているのは愛妻キノコさんです。

ヤッチがアルツ君の方に近づいて行くと、アルツ君も気がつきます。

アルツ君:「俺の部屋に行っても誰もいないぞ!?」

ヤッチ:「わかってるよ。そこにいるんだから…。それよりみんな歌ってるんだから、早く歌えよ。」

アルツ君:「いいんだよ。歌わなくたって。代わりにばあさんが歌ってるぞ。」

聞けば、アルツ君、この音楽クラブに最初は参加しないとダダをこねていたのをようやくキノコさんが手を引っ張り連れて来たようです。

ヤッチが来た時には違う曲が掛かっていましたが、アルツ君とおしゃべりしている間にその曲は終わってしまいました。

次に歌う曲の歌詞を先生がみんなに配ります。

ヤッチにも先生は渡して下さいました。

次に歌う曲は『♪月の砂漠♪』です。

月の砂漠

  1. 月の砂漠を はるばると 旅の駱駝(らくだ)が 行きました
    金と銀との 鞍(くら)置いて 二つならんで 行きました
     
  2. 金の鞍(くら)には 銀の甕(かめ) 銀の鞍(くら)には 金の甕(かめ)
    二つの甕(かめ)は それぞれに 紐(ひも)で結んで ありました
     
  3. 先の鞍(くら)には 王子さま 後の鞍(くら)には お姫さま
    乗った二人は おそろいの 白い上着を 着てました
     
  4. 広い沙漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう
    朧(おぼろ)にけぶる 月の夜(よ)を 対の駱駝は とぼとぼと
      
  5. 砂丘を 越えて 行きました
    黙って 越えて 行きました


この歌、よくよく歌詞を眺めると結構ロマンチック…。

王子と姫の恋の逃避行の物語なのでしょうか…。

そんな事を感心しながら、ヤッチが歌詞を眺め、一緒に口ずさんでいると、聴こえてきました~。

アルツ君の歌声~♪

少し笑みすら浮かんでいるようにも見えます。

しかしっ!!

甘くみてはいけません、元植木職人!!!

きけば、替え歌を口ずさんでいるではありませんかっ…。

(;一_一)


金の鞍(くら)には ボタモチ~♪

銀の鞍(くら)には ボタモチ~♪

二つのモチは それぞれに~♪

俺が並べて 食べました~♪


恐ろしき作詞能力…。

(゚∀゚ ;)タラー

秋元康も真っ青です…。

(゚∀゚ ;)タラー

フェルガード効果なのか、副作用なのか…。

(゚∀゚ ;)タラー

まあ、ここでバトルを展開すると、他の入所者さんたちの迷惑になるので音楽クラブが終わるのを待つことに…。

音楽クラブが終わって、部屋に戻るとヤッチはアルツ君に問いただします。

ヤッチ:「何であんな替え歌歌ってたんだい?」

アルツ君:「ああ、あれかぁ…。だってお前たちがちっとも俺にボタモチ食わせてくれないからさ~。食い物の恨みは怖いぞ!?」

ヤッチ:「食わせたってすぐに忘れちゃうじゃないかよ!!」

アルツ君:「忘れるから、すぐに食いたくなるんだろっ!!」

あー言えばこういう節はまだまだ健在のようです…。

(-_-;)

ヤッチ:「じゃあ、今度食わせてやるから…。」

アルツ君:「今度って何時だ?」

ヤッチ:「子供かっ!!」

アルツ君:「子供じゃなくて、いい年寄りですけど…。」

ヤッチ:「じゃあ、今度面会に来たときなっ!?俺が覚えていた場合の話だけどな。」

アルツ君:「その歳してまだボケるのは早いぞ!?」

ヤッチ:「あんたに言われたくないよっ!!それより、そろそろトイレに行った方がいいんじゃないのか?」

アルツ君:「いや、大丈夫だぞ。」

ヤッチ:「大丈夫なわけないよ。音楽クラブで結構長い時間歌ってたんだろ?」

アルツ君:「まあね。」

ヤッチ:「じゃあ、紙パンツ取り替えるか、トイレに行った方がいいんじゃないのか?」

アルツ君:「だから、大丈夫なの!!」

ヤッチ:「どうして?」

アルツ君:「どうしてって、俺はラクダだからっ!!」

ヤッチ:「意味不明なんですけど…。まあいいや。紙パンツを取り替えておこう!!」

そう言ってヤッチはアルツ君の紙パンツを脱がしにかかります。

予想通りです…。

(-_-;)

パンツはグッショリ…。

相当な重みです…。

(-_-;)

アルツ君がヤッチに向かってドヤ顔でのたまいます。

アルツ君:「なっ?言った通りだろっ?」

ヤッチ:「はあ?」

アルツ君:「俺のパンツはラクダのコブだってんだよっ!!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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