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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
先日、アルツ君の入所している特別養護老人ホームで、姉、成年後見人である司法書士さん、特別養護老人ホームの職員さんとの間で今後についての話し合いが有りました。
当初は、姉と司法書士さんだけが施設(特別養護老人ホーム)をお借りし、面談する予定だったそうですが、その話を聞いた施設側も是非同席させてくれとのこと…。
ヤッチは司法書士さんとはあいさつ程度の会話をして、一応面識がありましたが、姉はというと、まだ会ったことが有りませんでした。
それで、今後の話もしたいしと言うので、特養をお借りして話し合いの席を設けることになったみたいです。
ヤッチも同席しようかと姉に申しましたが、うるさ型のヤッチが来たのでは、まとまる話しもまとまらなくなるとでも思ったのでしょうか、「私が行くから…。」と軽く往なされてしまいました。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
成年後見人である司法書士さんとの初顔合わせで家族側が一番聞きたかったことは、滞納している家賃などを請求された場合の対応です。
収入のないアルツ君に大きな債務が有る事は事実ですが、これを請求された場合に司法書士さんがどう処理するのかを聞きたかったわけです。
結局、答えは簡単だったようです。
司法書士さん曰く。
司法書士さん:「お父様(アルツ君)と私(成年後見人)はイコールですから、何か有った時は私が代わりにそれを引き受けます。おもに金銭面についてだけですが、面倒なことは私に全部来ますからご心配なさらぬように。裁判所にも逐一報告を上げることになっていますから、不正もできないことになっています。」
実際にその場に居なかったヤッチですから、これは姉から聞いた話になりますが、何とも頼もしいじゃないですか…。
『アルツ君とイコール』の関係…。
まさか司法書士さんがリハパン一丁でボタモチを食べながら、『必殺払わない!!』を敢行するとは思えませんが、アルツ君に火の粉が飛んで来ないのは何よりです。
借りていた家の大家さんに大変申し訳ない話ですが…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
先日もアルツ君の施設に面会に行くちょうど中間地点くらいに、旧借家が有るのですが、たまたまそこを通りかかった時に、すでにその借家は無く、さら地になっていました。
建築計画の大きな看板が立っていて、建築主、施行者の名前にも大家さんの名前はありませんでした。
もしかすると、取れない相手からお金を何年もかけて回収してもらちが明かないというので、大家さんが土地を手放したのかもしれませんねえ…。
今後どうなる事やらわかりませんが、いずれにしても金銭面に関しては成年後見人である司法書士さんが面倒をみてくれるというので、それを信じるしかないようです。
そして、アルツ君に対して、ヤッチの虐待が有るとして、これまで高齢者虐待防止法に基づき、高齢者相談センター(地域包括支援センター)がアルツ家に関与していて、アルツ君宛ての郵便物はすべて高齢者相談センターに転送されていましたが、すでにこの郵便物は司法書士さんの手元に届くように手続きが済んでいるそうな…。
今まではアルツ君のことについて何か特別養護老人ホーム側に話をしたいことが有っても、まずは高齢者相談センターにお伺いをたててからでないと話が進まなかったわけですが、今後は直接話をできることになり、一応は高齢者相談センターは手を引くことになりました。
なにもヤクの密売をやっていたわけではないので、『手を引く』と言うのもおかしな表現ですが、今後も他のことでお世話になることもあるかもしれません。
一応、『高齢者虐待』の文字はアルツ家からは一掃された形です。
まあ、正直スッキリしないのはヤッチだけですかねぇ…。
(-_-;)
いっそムショにでも入っていれば、もっとシャバの空気は美味かったかもしれません…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
成年後見人である司法書士さんとの話は他にも細かなことについて姉がいろいろと話をしたようです。
すべてここでというとちょっと無理なので、折に触れてちょこちょこ書かせていただきたいと思います。
施設側(特別養護老人ホーム)とは、この席で入所に関しての契約書を姉が利用者の代理人という形で契約を交わしています。
アルツ君の入所が今年の5月か6月のはじめくらいの話ですから、ずいぶん間が開いてからの契約ということになります。
まったく、推測ですが、これには高齢者相談センターがアルツ家に介入していたという事実が有るので、もしかすると因果関係が有るのかもしれません。
また、『利用者の代理人』といえば、成年後見人かなとも思うのですが、成年後見人が決まった後に姉の名前で契約書を取り交わすというのも不思議な感じがします。
(・ω`・?ハテナ?
契約書のコピーを姉がヤッチにくれました。
その契約書とは別に『個人情報の取得と利用についての同意書』と『意思確認書』というものが有りました。
『個人情報の取得と利用についての同意書』については最近お馴染みのやつで、第三者に個人情報を提供することはありませんが、やむを得ない場合や法律に基づく場合は情報を提供することもありますが、同意してくれますか?というものです。
姉はその場で署名捺印したようです。
もう一つの『意思確認書』については、まだ特別養護老人ホーム側には提出していません。
A4サイズの用紙一枚だけのものですが、内容はというと、以下のようなものです。
[意思確認書]
- 終末期をどこで迎えたいですか?
- 施設で最期を迎えたい
- 自宅に戻り、最期を迎えたい
- 入院を希望する
- 現段階ではわからない
- 終末期の医療として、どのようなものを望みますか?
- 積極的に受けることを希望する(入院対応)
- 看取りケアを希望する(施設対応)
- 現段階ではわからない
- 施設利用者が病院に搬送されるような場合、あるいは、家族に連絡が取れない、またはすぐに駆けつけることができない場合の対応について、急変時(心停止・呼吸停止)の蘇生を希望しますか?
- 延命処置(人工呼吸器装着[挿管]、強心剤、輸血投与等)を希望する
- ※人口呼吸・心臓マッサージ・AEDの使用は延命措置ではないため、必ず行います
- 延命処置は希望しない
- 現段階ではわからない
- 献体等の登録についてお聞かせください。
- 献体等の登録をしている
- 献体
- 骨髄バンク
- アイバンク
- 臓器提供意思カード
- その他( )
- 献体等の登録はしていない
- その他ご希望等があれば、ご記入ください。
【アルツ君の特養の書類を抜粋して引用】
一応、施設側からこの意思確認書についての補足説明の書類も付いていました。
簡単に言ってしまえば、本人(アルツ君)の意思が一番重要になるので、面会を重ねる間に本人の意思の確認をとってくれというものです。
本人の確認が困難な場合は家族で判断し、これを施設側に提出してくれと…。
特に早急に判断し、急いで施設に提出しなくてはならないものではないことも書き添えられています。
また、気が変われば変更も可能のようです。
1の『Q.終末期をどこで迎えたいですか?』の答えの『A.施設で最期を迎えたい』はいわゆる看取り介護、ターミナルケアということになるようです。
御存知のように終末期とは、治療効果が期待できず予測される死への対応が必要となった期間のことです。
亡くなる最後まで施設での介護(本人に苦痛が伴わない状態に限る)を希望することになるわけです。
この看取り介護は、あくまで、医師が看取り介護状態だと判断した時点で行うこととなるようです。
2の『Q.終末期の医療として、どのようなものを望みますか?』に関して『A.積極的に受けることを希望する(入院対応)』は積極的に医療行為を望むという意味です。
『A.看取りケアを希望する(施設対応』はターミナルケアのことで、上記のように医師の判断が必要です。
また、その開始については医師・家族のカンファレンス等が必要になるようです。
3の『延命措置』ですが、最近の救急対応が病院への到着を待たずに延命措置が行われることが主流になっているために、こういった質問が設けられているようです。
つまり、一刻を争うような場合に、ブッ挿すのブッ挿さないの、放置すんの?どうすんの?ってな話です。
4の『献体』というのは、医学、歯学における、解剖学の研究・教育に充てるために、死後の身体を無条件・無報酬で提供する意味らしいです。
まだ、この書類は施設には提出していないと申しましたが、アルツ君にも確認していないし、家族で話し合いの場も設けていません。
何だか難しすぎるというのが印象でしょうかねぇ…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
たとえ認知症でも、年寄りは他人や家族に迷惑はかけたくないと思うだろうし、家族や周囲は少しでも長生きしてほしいと思うのは至極当然なことのようにも思えます。
本人の意思と家族の意思では噛みあわないこともあるのではないのでしょうかねぇ…。
アルツ君にこんな話をどういう雰囲気で話したらよいんでしょうかねぇ…。
ターミナルケアなんて説明したところで、『駅のホームに布団を敷くのか?』とか言われそうだし、『延命措置』なんて言ったところで『ボタモチ食べりゃ元気になるぞ』ぐらいなことを言いそうです。
皆さんはどうお考えになられますかねぇ???
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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キーワード検索 : 意思確認書 終末期 特別養護老人ホーム 成年後見人 看取り介護 ターミナルケア 延命措置
FC2スレッドテーマ : 認知症を介護する家族の悩み (ジャンル : 福祉・ボランティア)
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