アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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高齢者虐待防止法02

2012/03/17 (土)  カテゴリー: 高齢者虐待防止法
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しばらく、このブログはお休みにしようと思っていましたが、皆さんからたくさんの熱いメッセージをいただき、それに答えないわけにはいかないと思い、今キーボードを叩いています。

本来なら、個別にご返事申し上げなくていけないところですが、記事での返信で失礼させていただきます。

ありがたいコメントたくさんいただき、正直、涙なくして、読むことができませんでした。

本当にありがとうございます。

皆さんのお気遣いに支えられ、折れることなく現実と向き合うことができそうです。

ヤッチのことは御心配なく!!

明るく、楽しいブログにしたい、事実、これまでの生活は本当に楽しい生活でした(自分だけが!?)。

そして、これからも楽しい生活にしたい、そう考えています。

キノコさんの心的ストレスがどれほどのものだったか、今は本人と会うこともかなわない状況ですし、会えば、ますます心的ストレスが強くなってしまうかもしれません。

ただ何がキノコさんに対しての心的ストレスだったか、思い当たるところが有ります。

もちろん、ヤッチ自身の憶測ですから、実際にキノコさんが感じているものとは、まったく違うかもしれません。

ただ、これを語るには、多くのカミングアウトしなければならないことが有ります。

言い訳がましく聞こえるかも知れませんが、今からお話しすることは、自分自身の中で記事にする必要が無いと思っていたので書かなかっただけで、ブログを面白おかしくするために隠していたことではありません。

実はヤッチには同居する10歳年上の実の兄がいます。

もちろん、アルツ君とキノコさんの実の子であり、アルツ家の長男です。

兄、姉、ヤッチの順の三人兄弟。

何度もこのブログに登場する姉は、嫁に出ています。

兄は、20年ほど前に離婚していて、離婚した奥さんとの間には娘もいます。

兄の部屋は、アルツ君の寝室の前に有り、いつも部屋に居るのか、居ないのかわからない状態。

ヤッチ自身は、兄がどんな仕事をしているのか、またきちんと働いているのかも分かりません。

兄は階段を上り下りするにも、抜き足差し足…。

当然、今住んでいる家で食卓を共にしたことは一度も有りません。

皆さんにとってはこんな家族がいるのかと、こっちの方が衝撃的事実かもしれません。

でも、キノコさんにとっては自分が腹を痛めた可愛い長男です。

でも、弟から見た兄はどうでしょう?

アルツ君のお世話もかえりみず、部屋に引きこもりの兄…。

ただ飯食らいの邪魔者になってしまいます。

事業を興せば失敗の連続…。

借金のつけは、いつも他の家族のメンバーです。

嫁に出ている姉とて例外ではなく、尻拭いを何度させられていることか…。

アルツ君には年金収入が有りますが、大半は住んでいる借家の賃料に充てられます。

キノコさんは専業主婦ですから、当然収入は有りません。

残るつけはヤッチの懐からになります。

でも、花屋をやめて(実はこれも兄が原因…)職を失ってしまった40代後半のヤッチにまともな職など有りません。

日雇いの仕事やアルバイトで何とか生活費を捻出しようとしますが、やはり限界があります。

いつの間にか、多重債務はヤッチ名義です。

これは、ヤッチの甘えかもしれませんが、アルツ君の認知症が進むと思うように仕事に出かけることもいつの間にかできなくなってしまいました。

ついには自己破産を決意…。

御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これについては、あまり更新はしていませんが、別でブログを書いています。

[ヤッチが書いているブログはこちら→自己破産スタートします!!!]

幸い、過払い金が返ってきたこともあり、これを生活費に充てます。

でも、他からの収入がない家計に、いずれ破たんは訪れます。

兄に収入が有ったとしても、出かける頻度から見て、そう多くは無いはず。

どうしても、ヤッチは兄に対してお金を稼いでくれるよう強く当たってしまいます。

かなわないならば、アルツ君のお世話を援護してくれと…。

でもそれも実現しないまま時だけが流れます。

ところが、キノコさんは、決して兄のことを悪く言いません。

逆に言えば、兄のことを悪く言うヤッチに相当な怒りを覚えていたのかもしれません。

記憶は定かではありませんが、ヤッチがキノコさんの襟ぐりをつかんだのはこの時だったと思います。

キノコさんがヤッチに放った一言に激怒したのです。

『大学まで出してやったのに…。』

なんでそれを兄に言えないのか…。

でも、やはり暴力は暴力です。

母の心を傷つけたのは間違いないと思います。

もしかすると、兄に対して嫉妬していたのかもしれません。

そして、情けない自分に腹が立ってキノコさんに辛く当たってしまったのかもしれません。

最愛の妻に暴力を振るう息子にアルツ君も怒りを感じていたのかもしれません。

以後、お金の使い道について家計を預かるキノコさんにヤッチが細かく詮索することがキノコさんのストレスになって行ったのだと思います。

最近になって、今住んでいる家の家賃が20か月滞納になっていることを兄から聞かされます。

兄の言葉は「だってそれまで、ずっと親父が支払いに行ってたんだから、俺は知らないよ。」です。

認知のあるアルツ君に振り込まれた年金をATMで下ろし、家賃の通帳を持って大家さんのもとに果たして支払に行けるでしょうか?

キノコさんはコンビニで買い物もできない人です。

年金の振り込まれるアルツ君の通帳にはATMで数度に分けてを全額引き出されている箇所も有ります。(ヤッチの思い込みかもしれません)

アルツ君とキノコさんが保護される何日か前に明日止めるという未納のガス料金を福祉事務所にお願いして、ヤッチ名義でお借りしています。

その時に、生活保護を受ける相談をヤッチは福祉事務所の方としています。

借りたお金を自宅に持ち帰った時に、兄とキノコさんを呼び、二人揃って福祉事務所に生活保護の相談に行くよう促しました。

二人の答えは『ノー』でした。

理由は『そんなものを受けたら、いちいちお金の使い道をうるさく言われるだけだ』でした。

仕方なく、せめてガス料金だけでも確保しようと、次の日とその翌日だけですが、ほんの短い時間だけ、昼間の日雇いの仕事に出かけてしまいました。

もちろん、アルツ君のお世話はキノコさんにお願いして…。

仕事を終え、急いで帰ると、兄とキノコさんが待ち受けていました。

拒んでいた福祉事務所に生活保護の相談に行くというのです。

もちろん、ヤッチは『行くな』とは言いません。

タッチ交代でアルツ君とお留守番です。

後でわかったことですが、この時に二人は生活保護の申請を済ませています。

御存知のように生活保護は、世帯単位で支給されるものなので、後はヤッチがOKすれば、受理されるかどうかは先になりますが、申請だけは完了になります。

そして福祉事務所と同じ施設内の同じフロアに高齢者相談センター(地域包括支援センター)が有ります。

まったくこれは推測でしかないので、何の根拠も有りませんが、この時にキノコさんはヤッチの虐待について相談に行ったのではないかと思います。


アルツ君とキノコさんが保護された次の日に、申請が済んでいることを知らないヤッチがもう一度生活保護の相談に行くことになっていました。

この辺は?マークで、生活保護が通れば、風向きは少し変わっていたのではと思う部分ですが、どうにもよくわからないところです。

でも、昼間寝入ってしまったときにキノコさんとアルツ君は保護されたのです。



今となっては自分のやってしまったことを取り消すことはできません。

ヤッチがキノコさんに謝って済む問題とは思えません。

そして決して健康ではないキノコさんの寿命を縮めてしまっているやもしれません。

アルツ君の病状が悪化しないことを祈るばかりです。

泣きながら、ヤッチのことを高齢者相談センターの担当者の方に弁明してくれた姉に申し訳なく思っています。

そして、アルツ君を大好きだった姉からアルツ君を遠ざけてしまったのはまぎれもなくヤッチです。

これから少し時間はかかるかもしれませんが、キノコさんの気持ちがわかるようなことが有れば、できる限りキノコさんの意思を尊重したいと考えています。

高齢者相談センターと福祉事務所は同じ窓口ではありますが、高齢者相談センターの方からは福祉の問題と高齢者の虐待とは分けて考えるべきだとも言われました。

若干見解の相違はありますが、これも真摯に受け止めなければいけないのかもしれません。

さらに、このブログを読んで下さっている皆さんの期待を裏切ってしまったことをお詫び申し上げます。

自分で申し上げるのも変ですが、地の底を這って生きてきたヤッチなので、妙な真似はさすがにしないし、勇気もないのでそこだけはご安心くださいね。

かなりの乱文ですが、ご容赦下さい。


『同情するなら金をくれ』というところでしょうか!?(←ちょっと復活の兆し!?)

いつまた更新できるかはわかりませんが、キノコさんにとっても、アルツ君にとっても、姉にとっても、兄にとっても良い結果が出るように、時間はかかるかもしれませんが努力したいと思います。

さらに生活保護の申請は両親不在のまま済ませ、ケースワーカーの訪問調査が来週の月曜日になっています。

申請が通るかは微妙なところですが、申請が通れば、皆さんが汗水たらして稼ぎ出した税金のお世話になることになります。

m(__)m

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