アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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アルツ君の退院に向けて ~ 特養との話合い

2014/12/21 (日)  カテゴリー: 脳梗塞
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こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

2014年12月19日の金曜日です。

前回、『アルツ君の様子がおかしい…』という記事を書かせていただきましたが、結局、病院から病状が急変したとの連絡が来ることも無く、普段通りの朝を迎えました。

前記事の追記でも書かせていただきましたが、夕方、アルツ君の食事介助に出かけてきました。

特に病状が悪化した様子もなく、ヤッチが病室に入った当初はスヤスヤと気持ち良さそうに眠っていました。

ヤッチ同様に眠れぬ夜を送っていただいた方には深くお詫び申し上げます。

m(__)m

この件についてですが、アルツ君、迷走神経反射が起こって意識を失っていたんじゃないかと、ヤッチは思うんですよね~。

最悪の場合は、再度クリステルちゃんのパクパク…。

寝落ちするなら、二度も『気持ち悪い…。』とは言わないし、幾らなんでも、ビシバシ叩けば目を開けるはずです。

▽引用
迷走神経とは・・・
めいそうしんけい。
脳神経の一つで、副交感神経や咽頭・喉頭・食道上部の運動神経、腺の分泌神経などを含む。延髄から出ている。脳神経でありながら、体内で多数枝分れして複雑な経路をとり、腹腔にまで広く分布しているところから、このような名前が付けられた。
内臓(胃腸や心臓、血管など)に多く分布し、体内の環境をコントロールしているが、強い痛みや精神的ショックなどが原因で迷走神経が刺激されると、迷走神経が過剰に反応し、心拍数や血圧の低下、脳貧血による失神などを引き起こす(迷走神経反射)。
迷走神経反射とは・・・
めいそうしんけいはんしゃ。
強い痛みや精神的ショック、ストレスなどが原因で迷走神経が刺激された際、自律神経のバランスがくずれ、末梢の血管が拡張して血圧が下がり、脈拍が遅くなること。脳血流が低下して失神に至ることもある。
【症状】
徐脈、冷や汗、顔面蒼白、失神など
採血時に気分が悪化して倒れる人がいるが、これは採血による貧血が原因ではなく、迷走神経反射である。また、大量に飲酒した後、排尿すると、腹圧の急激な変化によって迷走神経反射が起こり、失神に至る場合がある。
△引用

迷走神経反射の原因がストレスから来るものなら、思い当たることが有り過ぎです。

また、食事のために、寝ている状態からリクライニングを起こせば、それだけ頭が高くなりますから、脳血流も低下しますからね…。

以前は散髪中に意識消失して救急搬送されたこともありますから、アルツ君に床屋さんで着けるカットクロスに似た食事用のエプロンを着けたせいで緊張…??

関連記事:アルツ君、迷走神経反射で救急搬送! [ アルツ君は職人 ]

ちなみに、この迷走神経反射、一日2リットル程度の水分と塩分を摂ることが予防法の一つなそうな…。

塩分だけで、2リットルも摂らないでくださいね。

結局、看護師さんからも何も言われなかったし、お医者さんからも何も言われていないので素人判断はこのくらいにしておきますか…。

さて、アルツ君が脳梗塞で入院してから、25日目になりました。

この日、午後3時から、アルツ君の入院によって部屋を空けた状態になっている特別養護老人ホームから、アルツ君の今後について話し合いをしたいということだったので、姉と一緒に出かけてきました。

特養の相談室で会議の開催です。

相談室に集まったのは、特養側からは新任の生活相談員さん(男性)、主任看護師さん(女性)、アルツ君担当の介護リーダーさん(女性)で、家族側からは姉、ヤッチ(男性)で、計5人です。

姉の性別については、アルツ君によれば、男だそうです。

前置きになりますが、以前K病院の医師の病状説明の記事を書かせていただきました。

該当記事:アルツ君の脳梗塞 ~ 途中経過 [ アルツ君は職人 ]

この中で、K病院のソーシャルワーカーさんから、アルツ君の入院期間をどうするかについて、特養の職員さんにK病院に来ていただいて、直接アルツ君の病状を実際の目で確かめてもらい、ご意見を頂戴するのがよいのではないかというご提案がありました。

失礼な言い方ですが、早い話が、特別養護老人ホーム側に、まだアルツ君に特養に帰って来てもらっては困るのか、それとも一日も早く戻って来てもらいたいのかを見極めてもらおうというご提案です。

K病院側としては、なるべく早い時期に、特養に戻ってもらいたい(退院)というのが本音のようです。

K病院でもアルツ君の手負いの熊感が出ちまったようです…。

いや、こうるせーヤッチのせいかもしれません。

で、本日の、この話し合いの前に、実際に特養の方からアルツ君の面会に来ていただいて、アルツ君の様子を見てもらっています。

ソーシャルワーカーさんの話によれば、その時のアルツ君は非常にがんばっていたそうです。

何をがんばっていたかはよくわかりませんが、いつもよりはテンション高めだったことは予想がつきます。

そう言った経緯が有って、この日の会議に至るです。

生活相談員さんからのお話で会議が始まります。

生活相談員さん:「先日、病院さんの方にご面会でお伺いさせていただきまして…。病院の方からはご家族様の方にお話をしていただいたということで、急性期の病院としてのリハビリに関しては、『一定のところで(リハビリを行ってきている)』ということを病院さんの方からお聞きしました。で、ご家族様からは今後『施設に戻られて(の生活)』を希望されているということですが、こちらの施設では『生活』ですとか、リハビリに関しては、月に三回はマッサージ師による訓練的なものというのは、行ってはいるんですが、病院さんと比べると、どうしても回復期のような維持・向上といったものには、なりえないとうところもあります。病院さんの方もこの辺のところをちょっとご心配されているようだったんですね!?で、ご家族様として、今後どのようなことを望まれてといいますか、お考えなのかな?ということがこちらにも有りましたので、事前に、ご退院の前にご相談をさせていただいてから…と思いまして今日お越しいただきました。で、具体的には、病院の方からご家族様にはどんなお話があったんでしょうか?」

ヤッチは、前回T先生からの病状説明の内容を伝えます。

この辺のところは、繰り返しになってしまうので省略させていただきます。(詳しい内容についてはこちらで。)

以下の文中でも、『それ、前にも聞いたよ。』という話が出て来ると思いますが、アルツ君のDNAを引き継ぐ人間が書いているということで、お許し願いたいと思います。

ヤッチ:「…で、右手なんですが、腕とか肩を上げるところはできるんですね。

一同:「ほう…。」

ヤッチ:「ただ、指先は思うように動かないようです。先日もOT(作業療法士)さんがリハをやって下さってるところを見ていたんですが…。お手玉をつまんで自分の手前の方から腕を上げて遠くの方まで運ぶという訓練をやっていたようなんですが、全くできないというわけではないのですが、何回かに一回はOTさんが手を添えないとお手玉を落としてしまう様子でした。」

主任看護師さん:「じゃあ、やはり麻痺が残っているということですね?」

ヤッチ:「はい…。あと右足も立位を取らせると、ふらつく、先生の言葉では『危なっかしい。』という表現でした。」

主任看護師さん:「嚥下(えんげ=飲み込み)の方はいかがなんですか?」

ヤッチ:「飲み込みの方もST(言語聴覚士)さんの話では、誤嚥(ごえん=食べ物が気管の方へ入ってしまう)のリスクが高い状態だということでした。で、STさんの方からは誤嚥のリスク以外に『食べる意欲がない』ということが大きな問題点だということもおっしゃっていました。これは脳梗塞によって認知力が低下しているのではないかと…。」


主任看護師さん:「こちらではお食事が楽しみだった方なのにね?」

ヤッチ:「そうなんですよ。あれだけ『食べる』ことが好きだったのに、『食べたくない』というものですから…。食慾に関しても同じことが言えるんですけど、とにかくリハビリを含め、全般的に『気分にムラがある。』と言うのが病院側の一致した意見でした。」

生活相談員さん:「病院さんの方も、やはり食事の量にムラがあることを心配されていて、『今はご家族さんが毎日お世話をされている』なんて聞いていたんですけど…。ご家族でも食事摂取の方はかなり難しい…???」

ヤッチ:「正直、難しいです。最初の方は結構だまくらかして、食べてもらっていましたけど、ご存知のように、認知症とはいえ、その辺の勘は人並み外れて鋭いですから、方便もすぐに見破られてしまいます。全く口にしてくれない日もあるような状況が続いていますね…。」

主任看護師さん:「きっと、気力なんでしょうね?気力とか意欲…。」

姉:「そう、『死んじゃうからいい…、死んじゃうからいい…。』ばかりを口にするので、食べる気力というより生きる気力を失いかけているような感じなんです…。」

主任看護師さん:「うわぁぁぁ…。」

ヤッチ:「弱音を吐くことが少なかっただけに、家族としてはこの言葉を聞くと落差が大きいですね…。」

主任看護師さん:「水分の方はどうなんですか?」

ヤッチ:「食事の時にとろみをつけたお茶が吸い飲みで出されるんですけど、『まずい』と言って飲んでくれないですね。」

主任看護師さん:「あぁ…、水分摂取も十分ではないということなんですね…。この間、お伺いしたときも点滴も入っていなかったですものね…??」

ヤッチ:「そう、二週間までは点滴治療で、その後は投薬に切り換えると病院側でおっしゃってましたから、皆さんがいらしてくれたのが二週間より後ですから、そのせいだと思います。ただ病院側の話では、投薬に切り換えても、栄養や水分が不足している場合は、適宜点滴を入れるとおっしゃってたんですけど、どうも点滴の入っている様子はないですね…。」

生活相談員さん:「では、水分摂取について、今は『経口』だけということですか?」

ヤッチ:「ん…。それだけではたぶん、今頃灯りのついていない部屋で寝ているでしょうからね…。ちょっとわからないですね…。『病状説明については医師にお聞きください。』というのがこの病院の方針のようで、看護師さんに聞いても『アポを取って下さい。』と言われて聞けないんですよね。昨日も具合が悪くなる場面が有ったんですけど、『大丈夫ですね。』で終わりだもんね?」

姉:「そう!『はあ??』って感じよね。こっちは呼吸が止まってるんじゃないかと心配してるのに、あっけらかんとしてたもんね。」

主任看護師さん:「聞けないんですね…。」

ヤッチ:「『今日は水分足りていますか?』って聞くだけなのに、わざわざ医師にアポ取って、後日聞くというのも、どうかと思って躊躇しちゃうんですよね。ある意味病院側の作戦かもしれませんが…。」

姉:「昨日の話ではなく、また別の時の話なんですけど、看護師さんに水分のことを聞いたら、『食事に水分が含まれているから。』って言われて、その時は絶句しましたもんね。」

主任看護師さん:「そうなんですか…。」

姉:「父は看護師さんに対して、完全に敵意を抱いちゃってると思いますよ。看護師さん達は耳の遠い患者さんもお相手するじゃないですか。なんせ、みなさん、声が大きいんですね。そのままの勢いで、父の耳元で『○○さーん!』ってやるもんだから、『うるさいっ!』って言う時もあるし、飛び上がってる時もありましたからね。それだけでも父には相当なストレスだと思います。」

介護リーダーさん:「お父様、ホントに耳がいいですもんね?」

姉:「そうなんですよ…。病院には病院の事情が有る事も重々承知しているつもりなんですけど、やっぱり耳がいいだけに、あの病院の騒音の中で、父を寝かせておくのが、かわいそうなので、とにかく静かで、落ち着ける場所で、父を寝かせてあげたいと思ってるんですよね…。」

一同:「ふむふむ…。」

姉:「父の場合、病室で、私なんか全然聞こえない音にも反応しているので、たぶん、全然眠っていないと思うんですよね。おとなりは痰吸引をしないとならない患者さんですし…。目の前のベッドのおばあちゃんは父と同じ(認知症)だし…。これが昼夜問わずなのでしょうから、安眠できていないと思うんですよね…。」

主任看護師さん:「それじゃあ、寝てないわね…。ストレスも有りますね…。」

姉:「そう、だから、一刻も早く、こちらに戻してあげたいというか、帰してあげたいというのが正直なところなんです。」

ヤッチ:「私も当初はリハビリには熱心な病院さんの様子だったので、入院期間は長引いても良いからリハビリをきちんとしていただこうと考えていました。でも、こういう状況になってくると、リハより安眠かなと思うようになってきています。父にも『早いとこ、トンズラしようぜ。』と持ちかけたんですけど…。いつもなら『俺は豚の顔じゃない。』ぐらいなことは言ってくれるはずなのに、『どっちでいい…。』と言われてしまいました。」

一同:「…。(沈黙)」

また、ヤッチの空回り…????

姉:「少し話がずれてしまうかもしれないんですけど、動かない右手をよく自分でつねってるんですね。それで、右手を隠そう隠そうとするんですね。で、右手が布団の外にはみ出していると、私に『布団を掛けろ、掛けろ。』って言うんですね。なんかそう言う姿を見ていると、病院にずっといると、どんどん落ち込んで行ってしまうような気がして…。すこしでもみなさんの顔を見れば、落ち込んだ気持ちも和らぐような気がするんですよね…。」

生活相談員さん:「わかりました。そういうことであれば、病院さんの方とも具体的な(退院の)日程について、ご相談させていただきたいなと思います。まあ、向こうのPT(理学療法士)さんのお話では、歩行器の使用も握力的に難しいと伺っています。やはりそうなると、施設に戻られてからは車椅子が主体の生活で、なおかつ、今はお食事ですかね…。上手に召し上がっていただけるような生活を一つの目標としてサービスを心がけていくことになっていくと思います。」

主任看護師さん:「ちょっと気になったのが、食べない、飲めない、むせこむ…。それが例えば今精神的なものから来ているかどうか…。施設に戻ってから、食べ(ら)れるようになるか、飲めるようになるか、もしこれが精神的なものから来ているのであれば、医療的にはできないというのが率直なところなんですね。たまに脱水気味なら、主治医と相談して、『今日は一本点滴しましょう』くらいのことはできるのですが、常時病院のような治療は施設では出来ないんですね。そういう可能性もありますよね。そういう時にどうするのかな?ということも考えて行かなくてはならないと思うんですよね…。そういう時に、また必要性が有れば、医療機関で受診していただくということになってくると思いますね…。」

文章にしてしまうと、冷たい印象かもしれませんが、決して冷たいということではなく、心配して下さっているという印象です。

ヤッチ:「そうですね…。」

主任看護師さん:「あと、こちらに戻られてから、リスクがあるということもご理解いただきたいんですね。まず転倒の問題ですね。車椅子でも動いて転倒ということもあり得ますし、ずり落ちということもございますし…。それと誤嚥ですよね。やはり麻痺が有りますから、今まで以上にこれに注意していかなくてはならないと思います。」

生活相談員さん:「いろいろとお話をお伺いしましたが、我々としては、一日も早く『住まい(施設)』に戻って来ていただきたいと言う気持ちはありますので、条件が整い次第、急ぎで退院に向けて行動を起こしていきたいと考えています。あとは生活の部分で体調面が変ってしまった部分をどれだけ我々が承知して、安全な生活を提供できるかということに気持ちをシフトして行きたいと考えています。まあ先ほど申し上げた車椅子上での生活をベースに考えながら、お食事を少しでも快適に召し上がっていただくというところと、誤嚥は常にリスクとしては出て来るので、誤嚥はもちろんですけど、食事が摂れない場合の医療機関との連携をどのようにしていくのかとかを考えて行ければと…。あと水分って一日二日摂れないだけで、全然体調って変って来てしまうので、医療機関につなげて点滴で補うのであれば、また受診が必要になってくるでしょうし、その辺のご相談はご家族様と適宜出て来るのかなぁと…。まあ予想の範囲としてどうなるのかわからないというのは正直ありまして…。」

主任看護師さん:「まったくそういう必要も無いかもしれないけど、一応はそういうことを考えておいていただきたいと…。」

会議の内容を如実に再現しようと、なるべく施設の方達の言葉をそのまま記事にしてしまったので、少々わかりにくくなってしまったかもしれません。

少し整理して書かせていただくならば、アルツ君が施設に戻って来ても、特養において、リハビリはできないというのが第一点。

二点目は、特養においては、入院前は車椅子の生活にならないように、歩行器の助けを借りながらも歩く生活に重点を置いていましたが、今後は車椅子の生活になること。

これ以外にもアルツ君が施設で出された食事を食べてくれなかった場合のことを生活相談員さんや主任看護師さんは心配なさっている様子です。

その場合、施設側でアルツ君を外部の医療機関に連れて行くのか、それとも我々が連れて行くのかについての結論や責任の所在がはっきり出ていないという印象です。

雰囲気としては、そこまでの面倒は見切れないので、食事をアルツ君が食べてくれないで日干しになるようなことが有ったら、家族でどうにかしてくれとおっしゃりたいのかなと言う風にヤッチは捉えました。

姉は施設に戻れば、馴染みの職員さんや入所者さんがいらっしゃるので、その方達の顔を見れば、絶対的にアルツ君の食欲が戻るという風に考えているようです。

これについてのヤッチの考えは、五分五分です。

アルツ君が食事を摂ってくれるようになると信じたい気持ちはありますが、正直食べてもらえないのかもしれないという懸念も有ります。

このあと、しばらく会話が続きましたが、アルツ君が日頃食事を摂ってくれないことへの姉の不満と愚痴が大半だったので省略します。

ヤッチは、アルツ君の大好きなジョージアのエメラルドマウンテンにとろみをつけたら美味いのかということを問題提起しましたが、議題にもなりませんでした。

グレてやる…。

生活相談員さん:「病院さんとは現実的なお話として、ご家族様と合意が取れれば、来週の24日(2014/12/24)以降で、なるべく急ぎで(退院させる)という具体的なお話も有ったので、今日でも私の方から病院に連絡を入れさせていただいて、具体的な(退院の)日にちを協議していきたいと思っています。」

主任看護師さん:「あと、(アルツ君の施設での嘱託医で)主治医である○○医院長には私の方から、ご家族の方がみえて、こういう話をしたっていうことと、(今のアルツ君の)現状をお話しておきます。それで、医院長(の往診日)が今年、最終が25日?木曜日?もし、お父様が25日までに戻ってくるのであれば、医院長同席で今日みたいな話をしていただきたいと思います。やはりリスク的な面も含めて、医療面について医院長が話すのと私たちが話すのとは違いますから、先生からもハッキリ話をしていただいた方がよいと思います。」

生活相談員さん:「そっか、そっかー。では僕のほうは、先生の受診日に間に合うように、当日か、その前の日までに調整していくようにしていきたいと思います。繰り返しになりますが、当施設の方では回復期のリハに重きを置くというよりは、お父様の精神面、言い方を換えるなら、生活の上でリラックスしていただくことに重きを置いて行くということでよろしいでしょうかね?」

姉とヤッチ:「はい。よろしくお願いします。」

生活相談員さん:「再度確認なんですが、病院さんのPTさんからは、先ほど申し上げたように歩行器の使用も握力的に難しい、自走式の車椅子についても難しいという見解をいただいていますけれど、そこだけちょっとご理解いただけますかね?」

姉とヤッチ:「それは、もちろん。」

アルツ君が施設に戻り、食欲も戻ってくれるか、他にも課題は盛りだくさんですが、早ければ、12月24日にアルツ君はK病院を退院できそうです。

このあと、ヤッチはアルツ君のいるK病院に食事介助へ…。

姉は体調を崩していて、ダウンです。

どうやら風邪をひいてしまったようです。

2014年12月19日のアルツ君の様子

ヤッチが病室に入ると、アルツ君は横向きでスヤスヤと眠っています。

おいおい、麻痺側を下にしていて大丈夫なのかよ。

ヤッチはアルツ君に小声で声を掛けます。

ヤッチ:「旦那さん、仰向けになろう。」

アルツ君:「あ?あ…。」

目を開けてくれません。

仕方がないので、無理やり仰向けに寝かせます。

ヤッチ:「もうすぐメシだから、起きようぜ?」

アルツ君:「いやだぁ…。」

ヤッチ:「昼間、働きすぎて疲れちゃったか…。」

アルツ君:「もうすぐ死んじゃうの…。」

ヤッチ:「その前に、もうちょい太ってもらわないと、いい出汁が取れないじゃないかよ。」

アルツ君:「…。」

ヤッチ:「頭(「リクライニング)を上げるぞ?」

そう言ってヤッチはリクライニングのスイッチを入れ、食事を摂れるくらいまでの姿勢にします。

ヤッチ:「もうすぐ、夕ご飯が運ばれてくるから、目を開けてみるか?」

アルツ君:「やだぁ…。寝ちゃうの…。」

ヤッチ:「『寝ちゃうの…。』は起きている人の言う言葉だろ。旦那さんは最初から寝てるじゃないかよ。」

いっこうに目を開けてくれません。

段々、アルツ君の頭はずり下がっていってしまいます。

食事を食べるという雰囲気ではありません。

食事が運ばれ、看護師さんがアルツ君の薬を持ってきました。

ヤッチ:「今日も食べてくれそうもないので、薬も飲んでもらえそうにないですね。」

看護師さん:「わかりました。様子をみて、私の方で…。」

看護師さんは足早に立ち去って行きました。

チェック表を見ると、この日の朝の食事は全部食べているようですが、昼はほとんど食べていない模様…。

ヤッチはリクライニングを元に戻し、ずり下がった身体を整え、病室を後にしました。

こんな状態で、退院させて、果たして『大丈夫』なのでしょうか…。

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2014/12/21 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

妖怪ゴゴ、復活しました!

2015/05/10 (日)  カテゴリー: アルツ君
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監視モニタ

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

5月の大型連休最終日の5月6日(水)にOG病院に救急搬送、そしてその日のうちに入院となった、アルツ君。

やはり、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん~口の中の食物やバイ菌を含む唾液が肺に入り起こる)だったようです。

入院当初は呼吸も苦しい様子で酸素マスクを付けていましたが、昨日、ヤッチが面会に出かけたときには、マスクは外されていました。

大変お騒がせしましたが、一昨日金曜日の午後の時点で、アルツ君の体温は36.0度、血圧120、酸素飽和度100、平均心拍数52、むせ込みなしの優等生ぶりです。

点滴と抗生剤を引き続き受けていますが、点滴と抗生剤がよく効いてしまうのか、87歳の高齢者とは思えないような回復力です。

話が前後しますが、アルツ君の入院を姉の旦那の入院と勘違いしていたキノコさんとアルツ君の入院日の翌日に面会に行ってきました。

アルツ君の方はすでに意識は戻っているようです。

ただ、環境の変化で混乱している様子で、ものすごい不機嫌。

最愛の妻が面会に来たというのに、目も開けようとしません。

去年の11月に脳梗塞で入院して以来、目を閉じていることが多くなっていましたが、さすがにこのときばかりは目を開けると思ったのに、わざと目を開けないようにしているようにも見えました。

キノコさんが話しかけても、『うるさい。』、『あっち行け。』、『知らない』の駄々っ子ぶり…。

ブツブツ言ったりもしていましたが、酸素吸引のマスク越しに話すのでこちらには、何を言っているかわかりません。

ちょううどそこへ病院の言語聴覚士(ST)さんが病室に入っていらっしゃいました。

STさん:「言語聴覚士の○○と申します。」

ヤッチ:「はじめまして。次男です。よろしくお願いします。」

STさん:「午前中もお伺いしたんですけれども、お父様の嚥下の状態を見させていただきますね。」

ヤッチ:「よろしくお願いします。」

STさん:「お父様はゼリーとかはお好きですか?」

ヤッチ:「あまり好きじゃないかもしれません。ただその日の気分でおいしくなったり、まずくなります。」

STさん:「好き嫌いが結構あるんですか?」

ヤッチ:「もともと好き嫌いはないんですが、最近、ちょっと酸味のあるようなものを『美味くない。』ということがあります。」

STさん:「そうでしたか。実はリンゴのゼリーをお持ちしたので、ちょっと召し上がっていただこうと思ったのですが、召し上がっていただけないかしら?」

ヤッチ:「どうでしょう。のどが渇いていれば食べるんじゃないでしょうか?」

STさん:「それと普段から入れ歯は外していらっしゃるんですか?」

ヤッチ:「実は特養に入所しているんですが…。寝たきりで目を閉じていることが多いので、特養の職員さんが飲み込んでしまうと大変だからという理由でほとんど付けていません。」

STさん:「部分入れ歯ではないから、飲み込んでしまうことはないと思うんですけどね…。」

ヤッチ:「でしょ?それで飲み込んでもいいから、付けるようにお願いして、最近になってようやく付けるようにしてもらっています。」

STさん:「やはり、食べ物をごっくんと飲み込むときは、奥歯が必要ですから、付けていただいた方がいいんですけどね。」

ヤッチ:「なるほど…。確かに奥歯があった方が飲み込みやすいですね。」

STさん:「ちょっと義歯を付けていただいて、ゼリーを召し上がっていただきますね。」

STさんがアルツ君に義歯を装着し、ゼリーをスプーンで口元に運びます。

アルツ君、口を開けてくれません。

ヤッチ:「旦那さん、飲み込むところを見たいんだってさ。」

アルツ君:「いらないよ!」

STさん:「じゃあ、ほんの少しだけ召し上がってみてください。」

STさんが再度アルツ君の口元に少量のゼリーを持っていき、口を開けた瞬間、口の中にスプーンを差し入れます。

アルツ君、咥え込んだのはよいのですけど、スプーンを咥えこんで放しません。

ヤッチ:「旦那さん、それは食えないよ。」

アルツ君がスプーンを開放し、ゼリーをしかめっ面で飲み込みます。

アルツ君:「いよいよやりやがったなっ!チクショーっ!こんなまずいもん、食わしやがって!」

ヤッチ:「なんだよ、なんだよ。それだけ大声が出れば元気じゃん!」

アルツ君:「うるさいっ!」

ますます不機嫌になってしまいました。

ヤッチはSTさんに話しかけます。

ヤッチ:「すみません…。これじゃあ、評価できませんね。」

STさん:「うん、でも飲み込みはそんなに悪くないみたいですね。のどもちゃんと動いているようだし…。私が持ってきたゼリーが美味しくなかったのかしら?」

ヤッチ:「そんなことはないと思いますよ。もともとボタモチが好きなんですけど、さすがに食べさせるわけにいかなくて、最近は水ようかんを時々食べてもらっています。」

STさん:「あんこがお好きなんですね?」

ヤッチ:「好きというより、愛していますね。」

アルツ君:「余計なこと、言うなっ!」

STさん:「そうでしたか…。」

ヤッチ:「セブンイレブンで売っている水ようかんは特に美味しいらしく、よく食べてくれます。」

STさん:「うちの方にもあずきのゼリーが有ったかしらね…?」

ヤッチ:「そしたら使っていない冷蔵庫がここにありますから、私がセブンイレブンで買ってきて、この冷蔵庫に入れておきますよ。リハの時にお使いいただいて結構ですから。」

STさん:「それは助かります。ぜひお願いします。今日はあまりご機嫌がすぐれないようなので、これで失礼します。」

この後もアルツ君、ずっと不機嫌。

あまり、刺激しても仕方がないので、キノコさんと早々に退散です。

そして翌日の5月8日金曜日、打って変わって、アルツ君、穏やかです。

『どうもすみません。』、『ありがとう。』、『すまないね。』を連発です。

珍しく目を開けている場面も多く見られました。

ちょっと気になるのは、独り言がますます増えたことですかね。

相変わらず、頭の中で誰かと会話をしているようです。

この日の夜、入院している病院の担当の先生(主治医)から電話をもらいました。

まだ、ヤッチは直接担当の先生とお会いしていません。

担当の先生によれば、アルツ君の病状は抗生剤が効いている様子で快方に向かっているということでした。

画像を見ると、まだ肺の中に水がたまっているとのことで、薬を使って、肺にたまった水を抜くということでした。

熱も平熱近くまで戻っていますが、炎症反応の数値はまだ高い状態なので、今しばらく入院して様子を見るとのことでした。

退院は嚥下の状態を見極めてからということなので、今しばらく先になりそうです。

飲み込みの悪いまま、水分摂取が十分に取れないまま、施設に戻ってしまうと、また入院なんていうことになりかねないので、ヤッチも担当の先生の意見に賛成です。

入院している病院からの詳しい病状説明は、アルツ君の入所している特養の職員さんを交えて、5月12日(火)にしていただく予定です。

アルツ君に本格的に食事が支給されるのは週明けの月曜日からになるようです。

昨日の5月9日(土)も今日5月10日も面会に行ってきました。

機嫌は良く穏やかです。

個室という静かな環境で寝ているせいなのかもしれません。

機嫌の良い状態で施設に戻れると良いのですが、アルツ君のことですから、もうひと波乱あるかもしれません。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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