アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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福祉用具と職人の妻

2011/06/13 (月)  カテゴリー: 介護保険
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こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

お世話になっているケアマネージャーさんから電話がありました。

ケアマネージャーさん:「先日お届けしたお風呂の椅子の代金の振込用紙をお持ちしたいんですけど、これからお宅へお伺いしてもよろしいですか?」

お風呂の椅子というのは、以前アルツ君が、今のお風呂の椅子では、立ち上がる時にしんどいという理由で、福祉用具専門相談員の方から介護用品のカタログを見せてもらって、その中から使い勝手のよさそうなものを選んでアルツ君のためにヤッチが注文したものです。

福祉用具椅子


もう商品は先に届いていて、今はそれをすでに利用させてもらっています。

健康で何不自由のない生活をしていると、お風呂の椅子の使い勝手なんて意識もしたことないし、極端なはなし、座れればいいかぐらいにしか考えていないものです。

年齢を重ねるとこんなところまで大変になるんですね。

そういいながらも、当然ヤッチ自身も使わせてもらっていますが…。

^_^;

脚の長さを自由に調節できて、座る高さを変えられる優れものです。

その代金の一部は介護保険から支払われるようです。

少々面倒な手続きですが、お風呂の椅子の代金8,900円をいったん市区町村に振込用紙で支払います。

後日、市区町村からは介護保険の本人負担部分の1割が差し引かれ、残りの9割がアルツ君の口座に振り込まれるという仕組みのようです。

つまり、結果として8,900円のお風呂の椅子が、1割の890円で買えるということなのですが、いったん全額を支払って、後でお金を返してくれるというややこしいシステム。

(=_=)

最初から890円でいいんじゃない…。

まあ保険制度なので役所にたてつくわけにもいかないし、もうさんざん利用しているから、返品するわけにもいきません。

ヤッチ自身はお風呂の椅子が届いた時に、この話は説明を受けて聞いていました。

なので、いつでも支払いが出来るようにとヤッチはキノコさんに8,900円を先に渡しておきました。

その振込用紙をケアマネージャーさんが持ってくるということです。

とくに都合が悪かったわけではないので、その日のうちにケアマネージャーさんが来て、振込用紙を置いていきました。

振込用紙といってもコンビニで支払いできるタイプのもので、わざわざ銀行に行かなくてもよさそう…。

そりゃそうだよなあ…。

銀行に年寄りひとりで振り込みに行かせたらいつ帰って来るかわからない…。

コンビニなら近くにあるし、キノコさんだってコンビニとはいえ、どうせ行くのは嫌がるだろうし。

しようがない。

ヤッチが支払に行ってくるかっ。

なんて親孝行な息子なんでしょう?

英語に直すと、「How 〇×▽ΠД□ Й¶◎‖!」…

ヤッチはキノコさんにたずねます。

ヤッチ:「この間渡しておいたお金出して?俺がコンビニで支払ってくるよ。」

キノコさん:「お金っ?」

キノコさんちょっと挙動不審…。
``σ( ̄^` ̄;) エットォ

キノコさん:「お金なら無いわよ…。生活費で使ちゃった…。」

??????←いつもより多い?マーク。

ということは…。

またヤッチの出費?

キノコさん

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ガンバって稼ぎます…。

ショボ━(´・ω・`)━ン

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違いのわかる職人

2011/06/28 (火)  カテゴリー: 介護保険
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こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日はアルツ君、「小」ではなく、「大」の方をやらかしちゃったみたいです…。

ヤッチが夕方帰って来るとキノコさんが第一声。

キノコさん:「今日も二回洗濯したわ。」

ヤッチ:「岩崎宏美の名曲歌おうか?」

キノコさん:「もう!いいッ!」

アルツ君は自分のことを話題にされているのに、全く無関心な様子。

そんなやり取りの中、玄関の呼び鈴が鳴りました。

そうだ!

今日はケアマネージャーさんがいらっしゃると言ってたんだ!

ヤッチ:「どうもいつもお世話になっています。」

とりあえず社交的な挨拶をして、茶の間に入ってもらいます。

ケアマネージャーさん:「おじさんどう?元気?」

アルツ君:「元気!元気!元気すぎて困ってるよ…。」

いくつになっても男は女性を目にするとテンションが上がってしまうようです。…。

ヤッチは、『さっき漏らしたらしいですが…。』と付け加えたい気持ちを押し殺します。

(ー_ー)!!

ケアマネージャーさんの事情はよく知りませんが、アルツ君の介護保険の請求額と、ご自分の方の金額を照らし合わせたいとのこと…。

いずれにしても、チョコチョコ顔を出してもらうのに悪い気はしません。

アルツ君は週に1回デイサービスに通っていますが、今月(6月)は3回で請求は6,124円。

何年か前に、介護請求事務の勉強もしたはずなのに、全くおぼえておらず、さすがアルツ君の遺伝子を受け継いでいると感心してしまいます…。

まあ、自分がわからないものを載せてもしようがないと思ういますが、参考までに明細を載せておきます。

【保険内サービス】
  • 通所介護費(6~8時間) 901単位×3
  • 個別機能訓練 27単位×3
  • 小計 2,784単位


【保険外サービス】
  • 昼食&おやつ 900円×3
  • 飲料水費 150円×3
  • 小計 3,150円


今月総単位数
  • 2,784単位

保険内費用合計(今月総単位×地域加算)『A』
  • 29,733円

保険請求額『B』
  • 26,759円

公費負担額『C』
  • 0円


利用者負担額『A』−『B』−『C』
  • 2,974円

保険外費用合計金額
  • 3,150円

 
今月ご請求金額
  • 6,124円


わかる人が見たら、いろいろ評価できると思いますが、ヤッチにとってみれば財布の中身が減る材料でしかありません。

(´⌒`。)グスン

地域加算の項目で、だいたいどこに住んでるかもわかるんじゃなかったっけ?

端数処理が四捨五入だったか五捨五超入だったか聞いておけばよかった…。

(う~ん、思い出せない…。)

脱線してしまいました。

キノコさん:「通っているのはいいんですけど、いつも昼食をあまり食べて来ないみたいなんですけど…?」

キノコさんはそう言って、デイサービスからアルツ君が返ってきたときに渡されるサービス連絡票をケアマネージャーさんに見せます。

サービス連絡票というのは、保育園なんかでもよくやってる保護者に渡す連絡帳みたいなもので、その日デイサービスでやった内容や、その日の体温、血圧、体重などが書いてあり、そこに食事の食べ具合をパーセンテージで書いてあります。

なるほど一緒に見せてもらうと、デイサービスに通った3回とも50%以下。

キノコさん:「食事が合わないのかしら?」

ケアマネージャーさん:「おじさん、お昼おいしくないの?」

アルツ君:「いや~、そんなことないよ。ただ食べたくないだけだよ~。」

(同じことじゃんっ!)

キノコさんと話す時のトーンとは明らかに違います。

(このスケベが…。)

ケアマネージャーさんがいろいろと書類を見てくれます。

ケアマネージャーさん:「おじさん。お昼の前に、いつもコーヒーを飲んじゃってるからじゃなあ~い?」

アルツ君:「うんうん。そうだよ。俺は違いのわかる男だからな!」

(それで保険外費用の項目に、『飲料水費』ってのがあるんだ!)

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

【補足】
『違いのわかる男』ってなに?という問い合わせが来そうなので、先に教えておきます。

かなり昔の話ですが、ネスカフェのコーヒーのCMで、「違いのわかる男のゴールドブレンド…」というフレーズが一世を風靡したことがあります。

たぶんアルツ君はそれを言いたかったのだと思います。

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2011/06/28 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

凹む職人の妻

2011/08/24 (水)  カテゴリー: デイサービス
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日の夕方、ヤッチは、キノコさんに買い物を頼まれ、近所のスーパーへ買い物に。

果物のコーナーのスイカ君は、メインの座を奪われ、ブドウ君たちが、頑張り始めてますね。

端境期なのか、野菜も、結構、いい値段!?

\(◎o◎)/!

アルツ畑のミニトマトは、有り余るほど実っているので、このスーパーに卸したいほどです。

スーパーに行くと、本来の買い物を忘れ、ついつい別のものに目が行ってしまうのが、ヤッチの悪い癖です…。

(-_-;)

何を買いに来たんだっけ?

危うくアルツ君になるところです…。

そう今日の買い物は豚コマでした。

ちょっと、スーパーの中に、居ただけなのに、身体が冷たくなり始めています。

早目に、スーパーを出ることにします。

家に帰り、キノコさんに豚コマを渡します。

ヤッチが、出かける前と違って、キノコさん、少し凹んでる様子…。

ヤッチ:「なんかあったの?」

キノコさん:「いや…。今、ケアマネージャーさんから電話があってね…。」

ヤッチ:「旦那さん(アルツ君)のこと、なんか言ってきた?」

キノコさん:「うん。やっぱり、おじいちゃんがデイサービスで、お昼ご飯を食べない原因は、おしゃべりなんだって…。」

なんとも、力の抜けた感じで、つぶやきます…。

実は、この電話のあった1週間くらい前に、ケアマネージャーさんが自宅にいらしています。

その時、キノコさんは、アルツ君がデイサービスで、あまり昼ご飯を食べて来ないことを相談しています。

ケアマネージャーさんが自宅にいらした時は、アルツ君の来月の紙パンツをどのくらい介護保険で購入させてもらうかの相談でした。

しかし、話が逸れて、お昼ご飯のことが、むしろメインになってしまい、今日は、その結果報告だったんです。

以前にも、アルツ君がデイサービスで、あまり食事をしないことがありました。

おしゃべりが原因で、食事が、おろそかになってしまったんです。

[関連記事]


でも、最近は、1割程度しか、食べて来ない日があり、まさか、おしゃべりで、こんなに食べて来ないのは、おかしいんじゃないかと、キノコさんがケアマネージャーさんに相談をしたわけです。

ケアマネージャーさん:「今度、私、あっちの方に行く用事がありますので、ご主人の様子をこの目で確かめて来ますね。」

1週間前、そうおっしゃって、ケアマネージャーさんは、紙パンツのオーダーを取っていきました。

ここから、ヤッチが買い物から帰ってきたときです。

キノコさんは話を続けます…。

キノコさん:「おしゃべりだけなら、いいんだけど、みんなが体操とかをやってる時も、自分は参加しないで、周りの人にチョッカイ出してるらしいのよ…。」

ヤッチ:「それで?」

キノコさん:「それで、周りの人も体操したいのに、おじいちゃんが邪魔するものだから、体操が出来なくて、周りの人に、迷惑が、かかっているらしいのよ…。しかも、トイレに行けば、トイレは汚すし、職員の人も、てんてこ舞いらしいのよ…。」

アルツ君の通うデイサービスには、サービス提供記録表というのがあって、施設と自宅との間の連絡ノート(連絡帳、交換日記のようなもの)があります。

この記録表に、アルツ君がその日、何をしていたかの観察記録が付けられ、アルツ君が自宅に戻った時に、家族に手渡されます。

そして、この記録表に、『ご本人・ご家族様への連絡事項』というのがあって、デイサービス側から、たとえば、『今日も、一生懸命、バイクの練習に励んでおられました。』みたいな所見が、書き込まれてきます。

これを見れば、実は、アルツ君が、デイサービスで、何をやってきたのかが、おおよそ見当がつくわけです。

ヤッチは、あえて、これを見るだけにとどまらず、アルツ君が、デイサービスから帰って来ると、決まった質問をしていました。

ヤッチ:「今日は何をしてきたの?」

この記録表には、『ご家族様から連絡事項』の欄もあって、何かデイサービス側に、伝えたい事があれば、書き込めるようになっています。

書き込める欄は、あまり大きくないので、キノコさんに頼まれ、ヤッチが代筆をすることもあります。

ただ、キノコさんには、施設からの連絡事項そのものに対しての、返信みたいな内容を頼まれることが多かったような気がします。

施設からの連絡事項に、所見が書かれていないことの方が多いので、あまり、こちらから書くことが無いのが実状です。

アルツ君の『おしゃべり』の事件からは、多分、もう1ヶ月以上は経っていると思います。

サービス提供記録表の連絡事項にも、それめいた内容が書かれてないので…。

遠慮をおそれず、申し上げるなら、サービス提供記録表に、アルツ君の『おしゃべり』について書かれている箇所が、一つもありません。

(ー_ー)!!

こうなってくると、アルツ君の『おしゃべり』によって、施設や、利用者の皆さんに、ご迷惑が掛かっているとは、我々家族は、知る術が、ありません。

キノコさんの話を聞いているうちに、ヤッチの得意の妄想が膨らみ、むかっ腹が、立ってきてしまいました。


【ヤッチの妄想…】

おしゃべりをしているアルツ君…。

KYのまま、みんなの体操の邪魔をするアルツ君…。

嫌がられているとも知らずに、みんなの悲鳴を声援と勘違いし、ますます饒舌になっていくアルツ君…。

ヘラヘラニコニコ。

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり…。

職員さんが、割って入ります…。

職員さん:「皆さん、体操をしていますから、〇〇さん(アルツ君)も参加してください!」

静止を振り切り、単独行動のアルツ君…。

先行馬、ぶっちぎりの態勢で、逃げ切り必至かぁ~??

食事中も、ぶっちぎり態勢は、続きます…。

無視する利用者の皆さんに、食事中も、話しかけ続け…、

縁談を断られると、次なるターゲットを見つけ、話しかけます…。

何度も何度も、失恋を繰り返すが、へこたれるような子に、ヤッチは仕立てた覚えはありません!

こうして、少し疲れて、コーヒーを飲み、また、おしゃべりを続け…、

デイサービスから帰るまで、おしゃべりは続きます…。

送迎の車の中も、にぎやか状態…。

一方、アルツ君が帰ったデイサービスでは、職員の間で、ため息漏れます…。

ε-(o´_`o)ハァ・・

職員A:「やっと、〇〇さん帰ったわね?」

職員B:「もうあの人来ると、疲れる~!!」

職員C:「たまには、休んでくれないかしらねえ…。」

多分、職員Bは、まだ若く、施設脇の喫煙所で、煙草をふかしている口です…。

制服であるエプロンを取ると、結構、夏のビーチで、声を掛けられるタイプです。(妄想の妄想)

職員C:「あの人、全然、人の言うこと、聞いてくれないんだもん。たまんないよ~。」

職員B:「施設長に言って、何とかしてもらおうかっ?」

職員A:「いや~。多分、あの施設長じゃ、ダメなんじゃない!?あっ!明日、私、早出だから、先帰るわね!」

職員B:「なんか、楽な仕事無いのかなあ…。」

職員C:「あしたもあるから、頑張りましょっ!」


妄想を続けると、アルツ君の遺伝子を引き継いでいるので、止まらなくなるので、この辺にしておきます…。

(^-^ゞ

とにかく、この件に関しては、賛否両論あると思います。(勝手?)

しかし。

もっと、早い時点で、家族にこういう事実があると、伝えていただければ、ヤッチは、怒らないで済んだと思うのですが…。

言いにくいことをはっきり伝えないと、人間は、わかり合えないままだと思うんですがねえ~。



大丈夫です!!

いつでも施設に乗り込む準備は、出来ていますから!!

キャ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!

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成年後見制度~その4

2012/11/09 (金)  カテゴリー: 成年後見制度
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

アルツ君の成年後見人が決まりました。

前回の記事で書かせてもらった通り、やはりアルツ君の成年後見人は司法書士さんです。

[関連記事]

アルツ家が居住している自治体の区がこの成年後見制度の申立てを家庭裁判所に行っていたわけですが、申立て通りの結果となりました。

区と言っても、実際にアルツ君の成年後見制度に関しての事務をやっているのは、アルツ君を高齢者虐待防止法により保護した高齢者相談センター(地域包括支援センター)です。

高齢者相談センターがいつ申立てをしたのか、正確な日付はわかりませんが、アルツ君が特別養護老人ホームの入所した頃であることは間違いないと思います。

そうなると、アルツ君の入所が5月ですので、成年後見人が決まるまで、手続きだけで半年は要したことになります。

ヤッチはこのことを姉からの電話で知りました。

まだ、詳しいことは何もわかりません。

一昨日の晩に姉から電話をもらいました。

姉:「高齢者相談センター(地域包括支援センター)から電話が有って、パパ(アルツ君)の後見人が決まったのよ。」

ヤッチ:「やっぱり、司法書士の先生かい?」

姉:「そう、司法書士さん。それで明日、その司法書士さんがパパに挨拶に行くって言っているのよ。」

ヤッチ:「で?」

姉:「もちろん、高齢者相談センターの人がその後見人になった司法書士さんを連れて来るらしいんだけど、時間が午前なのよ…。」

ヤッチ:「二人で来るっていうことだね!?で、何時なの?」

姉:「一応、朝10時っていう約束なんだけど、私、どうしても会社抜けられそうもないから、あんた行ってくれない!?ホントに悪いんだけど…。」

ヤッチ:「それは構わないけど、俺が行っても大丈夫?」

ヤッチは虐待者本人(ヤッチ)と後見人が会って良いものかちょっと戸惑いを覚えます。

(-_-;)

姉:「高齢者センターの人には『弟が立ち会っても良いか?』って訊いてあるからそれは大丈夫なんだけど…。」

ヤッチ:「なら、行って来るよ。旦那さんの所(特別養護老人ホーム)で当然会うんだよね!?何か用意しなきゃならないものは有るの?」

姉:「いや、何もいらないわ。ただ、全く顔を知らない人がいきなりパパのところに行ったら、またパパ、興奮して怒鳴ったりしないかそれが心配なんだわ…。」

ヤッチ:「なるほど…。」

姉:「司法書士さんとは当然パパは初対面だけど、高齢者相談センターの人は○○さんだから、パパは覚えてるとは思うんだけど、あんたやママのこと忘れちゃうくらいだからね…。」

高齢者相談センターの○○さんというのは、アルツ君が保護された当初からお世話になっている職員さんで、アルツ君が保護されている期間中もドクターのところへ自動車で送迎をして下さった方でも有ります。

なのに、アルツ君、その職員さんを『運転手』呼ばわりし、今の特別養護老人ホームに入所が決まった後も、この職員さんの話をすると、大変失礼な話ではありますが、明らかに『大嫌い』を口にします。

ヤッチとしては、アルツ君の『覚えている』ことの指標になるので、『良し』としていますが、職員さんにこのことが耳に入ったら、気を悪くすることでしょうね…。

(-_-;)

ちょっと話が逸れましたが、姉は話を続けます。

姉:「詳しいことは、後日先方(司法書士さん)に時間を作ってもらって、話をするつもりでいるんだけど、とにかく、パパがまた変に興奮したり、不安になったりするのが心配なんだわ…。」

そうなんです…。

アルツ君が保護されている時は、かなり感情が高ぶり、混乱や興奮していたご様子…。

姉はそれを思い出し、そのことを心配している様子です。

ヤッチも、もちろん落ち着いてきているアルツ君が再び混乱することは嫌です。

ヤッチ:「了解。わかったよ。とにかく旦那さんの所に明日行って来るよ。」

成年後見人が決まったことで、いろいろと問い正していかないこともたくさん出てきました。

アルツ君は特養(特別養護老人ホーム)に入所が決まり、そこに現在お世話になっているというだけで、介護保険を利用するとはいえ、アルツ君含め、他の家族が、どのくらいアルツ君の自己負担があるのかも知らないし、ましてや実費分もわかりません。

これに司法書士さんの報酬が加わるとどうなる事やら…。

(・ω`・?ハテナ?

さらに請求がどのような流れで行われ、事務手続きがどういうふうに行われているのか、これまで自治体そのものが中に入っているため、我々が関与できないので、それらのことも全くわかりません。

いくら、高齢者相談センターが『心配なさらなくて大丈夫です。』とおっしゃられても、正直何が大丈夫なのかがわかりません。

(つд⊂)エーン

アルツ君は認知症の周辺症状が出ているというのは確かですが、専門の先生の診察はここ長い間受けていません。(施設に主事医がいらして定期的な検診は受けていますが…)

『進行性核上性麻痺の疑い』という診断ですが、これが確定なのか、未だ疑いなのか、はたまたそうでないのかも知りたいところです。

これが、後見人が決まることで、家族の判断で専門医のところに連れて行くことができるのか、それとも後見人である司法書士さんの判断を仰がなくてはいけないのかなど、どうもよくわかりません。

アルツ君には特別養護老人ホーム(施設)、成年後見人、高齢者相談センター、家族など、たくさんの人間がかかわっているので、責任の所在や権利関係もこの機会にハッキリさせておく必要が有りそうです。

実際にはそうバッサリ線引きはできないんでしょうけどね…。

^_^;

色々書かせてもらいたいことはたくさん有りますが、まだ後見人さんと挨拶もしていないし、わからないことをダラダラ書いても仕方がないので、『後日時間を作ってもらう』という姉の言葉を信じて、その話し合いを待って、具体的なことは改めて記事にしたいと思います。

昨日は、こんな事情から、朝からアルツ君に面会に行ってきました。

アルツ君:「あっ!?なんだ?もうそんな時間か?」

ヤッチ:「『そんな時間』ってどんな時間だよ?」

アルツ君:「『そんな時間』は『そんな時間』だよ。もう昼飯の時間か?」

ヤッチがちょこちょこ面会に来ていることを忘れてしまっているアルツ君ですが、いつも午後から面会に来るヤッチが朝から現われたので、なんとなく時間の意識が残っているのかもしれませんねぇ~。

(*^_^*)

ヤッチ:「まだ、おそらく朝ご飯食べ終わって一服っていう時間じゃないの?朝は食べたのか?」

アルツ君:「朝は食べないけど、確か朝飯は食ったような気がするなあ…。すーぐ忘れちゃうんだよなあ…。」

ヤッチ:「でも、忘れちゃうことを忘れるなら、問題有りかもしれないけど、忘れちゃうことを覚えているんだから、悲観することでもないよ。縄もロープもネクタイもいらないよ。」

アルツ君:「シュロ縄(生け垣などに使う木を結ぶための黒い縄)だったら首が痛いぞー!!」

ヤッチ:「水に浸してからならもっと痛いぞ!?用意するか?」

アルツ君:「まだ、死ぬもんかっ!!」

ヤッチ:「今日はさ。これから旦那さんのお世話をしてくれる人が来るんだってさ?」

アルツ君:「俺の世話?そんなもん必要ないじゃないか。」

ヤッチは戸惑いました。

果たして、成年後見人とアルツ君に説明したとしてわかってもらえるかどうか…。

判断能力がないのに後見人が選任されたのに、今のアルツ君には、むしろ判断能力がアリアリで、事情を説明したら、怒り出しそうな気配もあります。

(-_-;)

だましているような感じで嫌な感じですが、少しオブラートに包んだ物言いをヤッチはしてしまいました。

ヤッチ:「これから、何が有るかわからないじゃないか!?法律的なことだとか、俺らに手に負えない時にその先生に助けてもらうんだよ。言ってみれば、旦那さんのお抱えの顧問の法律の先生だよ。司法書士さん。」

アルツ君:「かっー!!俺はまるで会社のお偉いさんみたいだな!?で、その先生とやらは仕事はできるのか?」

ヤッチ:「俺も会うのは初めてだけど、多分庭仕事はできないな!?剪定バサミなんか持ったことないかもよ。」

アルツ君:「それじゃあ、ダメだ。」

ヤッチ:「まあ、会ってみないとわからないじゃないか。とりあえず、10時に来ることになってるから、会ってみようよ。」

アルツ君:「別にかまいませんけど!?どうせ俺はここに居てやることがないんだから…。」

ヤッチ:「そうおっしゃらずに、その先生が来た後は散歩に行こうよ。天気もいいし…。」

アルツ君:「まあ、今日はあったかいからな。で、いつ来るんだ?」

ヤッチ:「(だから)10時。」

アルツ君:「そっか、10時か!?もうすぐじゃないか。」

ヤッチ:「そうだよ。俺はその時間に合わせて来たんだもの…。」

アルツ君:「さいざんすか…。」

ヤッチ:「早いとこ、いつもの日記書いちまおうよ?」

ヤッチは先日このブログでも紹介させていただいた『ちょこっと日記』を取り出します。

[関連記事:『ちょこっと日記』]

アルツ君:「なんだ?日記って?」

ヤッチ:「これこれ。」

アルツ君:「それかあ!?」

今日はページが替って新しく目標を書く欄が空白です。

ヤッチ:「日付とか、名前は後回しでいいから、今後の旦那さんの目標を先に書こうよ。」

アルツ君:「目標ねぇ…。」

アルツ君、ボールペンを持って少し考えていましたが、おもむろに書きはじめました。

アルツ君:「あいよ。書いたぞ。これでいいんだろ?」

tyokotto01.jpg
[アルツ君の日記の内容]


ヤッチ:「あのさ…。この言葉年中言ってると思うけどそれしか頭に無いの?目標っていうより、もう永遠のテーマみたいじゃないか?」

アルツ君:「悪いか?」

ヤッチ:「悪かあないけどさあ…。」

アルツ君:「それより誰か来るんだろ?遅いな?」

ヤッチ:「あっ、ホントだ。ずいぶん遅いな!?10時回ってるぞ!?」

最初は車が渋滞でもしているのかなと思いました。

アルツ君とくだらないおしゃべりを続けて時間を潰します。

でも、11時になっても先方は姿を現しません。

(つд⊂)エーン

アルツ君:「さっき、お前誰か来るって言ったな!?何時だ?」

ヤッチ:「10時…。」

アルツ君が壁に掛かっている時計を見ます。

アルツ君:「10時っていうことはもうとっくに過ぎてるぞ?おい?」

ヤッチ:「どっかに隠れて、旦那さんが時計を読めるかチェックしてるかもしれないな!?」

アルツ君:「三つ子じゃあるまいし、時計ぐらい読めるわい!!」

廊下の外ではお昼ご飯の準備でしょうか、良い香りが漂ってきます。

気がつけば、11時半を回っています。

(-_-;)

しびれが切れ始めているヤッチでしたが、ここで特養の職員さんが高齢者相談センターの職員さんと司法書士さんらしき人物をアルツ君の居室に連れてきます。

特養職員さん:「大変お待たせしました。お二人をお連れしたので…。」

ヤッチは座っていた椅子から立ち上がります。

アルツ君も腰かけていたベッドからゆっくり立ち上がります。

アルツ君:「どうも、どうも!!」

アルツ君、機嫌が悪いどころか、ニコニコ顔でお出迎えです。

ヤッチはアルツ君が怒り出すことをどっかで期待していましたが、何とも拍子外れな感が有ります。

(-_-;)

司法書士さん:「はじめまして!!司法書士の○○と申します。お父さんにお会いできて大変うれしく思っています!!」

ヤッチとアルツ君の二人に名刺を下さった司法書士さんはなかなかのナイスミドル…。

50代後半でしょうか、メタボ体型ではなく、割とスラッとしています。

パリッとしたスーツを着て気難しそうな印象も有りません。

白手袋をさせれば、かなりの得票数を主婦層から獲得できそうな人です。

(^_^;)

ヤッチは自分がアルツ君の息子で有る事を告げ、アルツ君を司法書士さんに紹介します。

アルツ君:「俺は名刺なんか持っていないよ。必要ないから…。」

司法書士さん:「それはもう大丈夫です。お父さんお元気そうですね?」

アルツ君:「まあね!!頭だけが悪いみたいだけどな!?」

司法書士さん:「お身体が元気なのは何よりですよ~。今日はお父さんに挨拶に来たんですよ!?」

アルツ君:「それはそれはご丁寧に…。」

司法書士さん:「詳しいことは後々お話しさせていただくことにして、今日はお父さんと会えてよかった!!これから長いお付き合いになると思いますがよろしくお願いしますね!!」

司法書士さんが手を出し、アルツ君の両手を握りしめ、握手しています。

やっぱり、この司法書士さん、駐車場に選挙カーを停め、助手席には白手袋とタスキを置いて来ているに違いありません。

( 一一)

そんな妄想とともに、ヤッチは今日自分が何をしにここへ来たのかわからなくなってきています。

(-_-;)

アルツ君が興奮するかもしれないと言っていた姉の言葉はアルツ君のニコニコ顔で木っ端です。

(-_-;)

じゃあ、後で散歩に行けば大義名分はできると言っても、もう、じきにアルツ君は昼飯時になり、ヤッチは退散で、散歩に行く時間は残されていません。

(-_-;)

司法書士さん:「お父さん、また私はこちらにお伺いしますから、是非顔を覚えておいてくださいね?」

無謀とも思える司法書士さんの言葉にアルツ君も愛想をふりまきます。

アルツ君:「ええ、ええ。ちゃんと覚えておきますよ!!」

司法書士さん:「それではまたお伺いしますので、私はこの辺で!!」

司法書士さん、『この辺で選挙カーに戻ります。』だったのでしょうか…。

(^_^;)

次の選挙区を回らなくてはいけないので、お忙しそうです。

(^^ゞ

アルツ君とヤッチは立ったまま、司法書士さんの背中を見送ります。

特養の職員さんも高齢者相談センターの職員さんも会釈しながら、居室を出て行かれました。

司法書士さんが居室にいらした時間は推定で5分弱といったところでしょうかね…。

この程度の挨拶だけなら、ヤッチは多分その場に居なくても済んだような…。

(-_-;)

アルツ君の昼飯タイムは刻々と迫って、もう散歩は無理そうです…。

(-_-;)

静かになった居室でアルツ君がぼそりとつぶやきます…。

「ところで、今日はお前、何しに来たんだ?」

確かに…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

…って

誰が…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2012/11/09 | コメント (4) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

ホーム喫茶

2013/02/21 (木)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
▲ Page Top
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

突然ですが、Windowsに標準で付いているメモ帳が日記にもなるってご存知でしょうか?

メモ帳を開いて半角の大文字で『.LOG』と記入します。

メモ帳


記入し終わったら、開いているファイルにたとえば、『日記.txt』など、ご自身の好きなファイル名を付けて保存します。

保存したファイルを再び開くと、この開いたファイルに自動で日付と時刻が記入されます。

日記帳


書き込まれた日付と時刻につづいて、内容を書き込めば、立派な日記帳の出来上がりです。

保存して再びファイルを開くたびに、日付と時刻が自動で記入されます。

しかも何と言っても、メモ帳なので軽いのが良いところ…。

付箋も良いですが、保存ができず、デスクトップが散らかってしまうことが有るので、こっちの方が使い勝手が良いかも!?

デスクトップなどに置いて、いくつかファイルを作成し、ビジネスとプライベートと分けて日記を付けるなんていうこともできるかもしれませんね。

是非使ってみてください。

\(^o^)/

手動で日時を挿入したい場合は?

上記のような『日記.txt』などのファイルを作らなくても、メモ帳に日時を挿入することは可能です。
新しくメモ帳を開き、日時を挿入したいところにカーソルを合わせ、キーボードの 【F5】 キーを押すと日時が挿入されます。
あるいは、メモ帳上部のメニューバーの [ 編集 ]-[ 日付と時刻 ] をクリックしても同様に日時が挿入されます。

これらの方法は『日記.txt』の日時を修正したい場合にも、有効だと思います。
追記 2014/02/05






さて、昨日は、アルツ君の施設に面会に行ってきました。

アルツ君の居室でお決まりの漢字テストからスタートです。

漢字テストの設問の中に『蠍』という文字があります。

アルツ君:「かー!!また難しい字が出てきやがったな…。虫が付いてるから虫なんだろうな…。」

ヤッチ:「砂漠とかに居るらしいよ?」

アルツ君:「ラクダか!?」

ヤッチ:「自分で虫って言っておいて、何でラクダなんだよ。」

アルツ君:「そうだよなぁ…???」

ヤッチ:「刺されると痛いらしいよ?」

アルツ君:「注射か?」

ヤッチ:「あの…。注射だったら、すぐ読めるでしょうに…。」

アルツ君:「そうだよなぁ…???」

ヤッチ:「俺も実物は見たことが無いけど、刺されたら痛そうな感じだな?」

アルツ君:「わかった!!ムカデだろっ?」

ヤッチ:「う~ん。おしいちゃ、おしいな…。ムカデは『百足』って書くだろ!?そんなにイッパイ足は無いかな…。足を少なくすると、段々似てくるかもな!?」

アルツ君:「足をむしり取るんだろ…。おっ!?ミミズか?」

ヤッチ:「それじゃあ、むしり過ぎだろう。じゃあ、ヒントね!?こいつが出て来る歌があるよ。」

アルツ君:「歌?」

ヤッチ:「♪いいえ わたしは 何とかの おんな~」

アルツ君:「オカマか?」

ヤッチ:「どうして、俺がオカマにならなきゃなんないんだよ!!反応するところが違うでしょうに!!…さ○り?」

アルツ君:「さゆり?」

ヤッチ:「そういうこと言ってると、天城越え熱唱するぞ~!!この字が女の人の名前だったら怖いぞ~!!」

アルツ君:「わかんないな~。バンザイだ~。」

ヤッチ:「答えはサ・ソ・リ…。」

アルツ君:「かー!!これがサソリかよ…。あいつ(姉のこと)じゃ絶対わからないな…!?かー!!サソリ!?」

アルツ君、漢字テストのことになると、必ず姉のことを引き合いに出し、自分と比べます。

そして漢字に弱い姉のことをコバカにします…。

くだらない問答をしているところで、施設の職員さんがアルツ君の居室の開いたままの扉をノックします。

職員さん:「あの…。今日これから、『ホーム喫茶』があるのですが、ご家族の方と一緒に参加されてはいかがでしょうか?」

以前も記事にしたと思いますが、こちらの施設では、『ホーム喫茶』と称して、月に何度かデイルームが喫茶店と化します。

入所している方の中で、希望者にお茶が振る舞われます。

もちろん、無料というわけではなく、後日、介護保険から請求されるシステムです。

現在アルツ君の介護保険等のお金の出し入れは成年後見人さんにやってもらっているので、定かではありませんが、1杯50円と聞いたことが有ります。

ヤッチ:「コーヒー飲めるってよ?どうする?」

アルツ君:「コーヒー!?じゃあ、行こ、行こう!!でも俺は財布持ってないぞ!?」

ヤッチ:「大丈夫だよ。今はお金持ってなくても…。」

アルツ君:「それじゃあ、余計行こ、行こう!!」

ヤッチ:「俺の分もおごってくれるのか?」

アルツ君:「おお、いいぞ。店ごと買っちゃえ!!」

今は、インフルエンザも落ち着いたということでしょうか…。

防火扉は閉まっていません。

防火扉が開いて開放的になった渡り廊下を歩いて、アルツ君とデイルームを目指します。

デイルームにはすでに入所者さんが大勢集まっていて、ホール係と化した職員さんたちが忙しそうにしています。

職員さん:「何をお飲みになりますか?」

職員さんがアルツ君にメニュー表を差し出します。

メニューには、コーヒー、紅茶の他にココア、カルピスや昆布茶も有るようです。

ホットにするか、冷たいのにするかも選択できるようになっています。

アルツ君:「そんなもん見なくたって、俺はコーヒーでいいよ。砂糖イッパイちょうだいよ。俺は甘いもん好きだからな!?」

職員さん:「では、あたたかいのにしますか?冷たいのにしますか?」

アルツ君:「コーヒーったらあったかいでしょ~。」

ヤッチもホットコーヒーを注文します。

すぐにアルツ君のもとに、コーヒーが届きます。

スティックシュガー2本にミルク、それにビスケットが3つ付いています。

高齢になると細いスティックシュガーは封を切るのも、意外に上手くできません。

ヤッチが特別に封を切ってやることに…。

ヤッチ:「このカップに砂糖2本は多いんじゃないの!?ひとつでいいんじゃないか?」

アルツ君:「そう言わずに、全部放り込めよ!!後で塩をなめるから。」

ヤッチ:「塩をなめたら、また砂糖をなめたくなるぞ~。」

アルツ君:「いいんだよ、いいから全部放り込め!!」

結局、2本のスティックシュガー全部投入です。

ヤッチ:「これじゃあ、コーヒーの味がしなくなっちゃうぞ~。」

アルツ君:「甘けりゃ、何だっていいんだよ。」

ヤッチ:「そのうち、朝起きたら、全身、アリだらけでまっ黒だな!?」

この日は、なぜか、ヤッチは入所者達からさんから、施設の職員さんと間違われます。

入所さんA:「ちょっと、わたしのココアまだ?」

ヤッチ:「申し訳ありません、すぐにお持ちします。すいませ~ん!!おかあさんのココアがまだだそうで~す!!」

職員さん:「はーい!!ただいま~!!」

あくまでもなごやかムードの中、『ホーム喫茶』が進行します。

アルツ君の腰かけているテーブルのひとつ向こうでは飲み物を飲み終えた入所者さんの集団が何やらもめています。

腰かけているのは全員女子…。

4名…。

聴こえてくるのは、代表格のお二人の会話です。

入所者さんB:「あら、奥さん、お財布引っ込めて~。今日はあたしが払うから。」

入所者さんC:「それじゃあ、悪いわよ。いつもお世話になっているんだから、私のほうこそ、払うわよ!!」

入所者さんB:「そんなわけ、行かないわよ!!私が!!」

入所者さんC:「私が!!」

入所者さんB:「私っ!!」

時々、街中の喫茶店で見かけるあき竹城集団とまったく変わりありません。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

もちろん、『ホーム喫茶』の場でお財布を出す必要はありません。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

入所者さんC:「何だか悪いわ~。それじゃあ、ワリカンにしましょうよ?」

入所者さんB::「そ~う~!!奥さんがそうおっしゃるならそうしましょっか!?」

入所者さんC:「…。」

入所者さんB:「…。」

腰かけている他の入所者さん:「…。」

急に全員無言になってしまいました。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

どうやら、ワリカンの計算をしているようです。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

でも、全部50円だから、計算する必要ないんですけどね!?

(; ̄ー ̄川 アセアセ

やがて入所者さんBが職員さんに声をかけます。

入所者さんB:「ちょっと、悪いんだけど、いくらになるか計算してくれる?」

職員さんが笑顔で答えます。

職員さん:「今日は、皆さん、お財布をしまってください。後で、僕が計算して、皆さんに請求しますから。」

入所者さんB:「じゃあ、頼んだわよ!?負けといてね!?」

ヤッチはこの光景がおかしくて、すっかりそっちに見入ってしまっていました。

気がつくと、アルツ君、不敵な笑いを浮かべながら、素知らぬ顔でヤッチのコーヒーまで飲んでしまっています。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

そして、またしても、ヤッチは施設の職員と勘違いされます。

少し遅れて、『ホーム喫茶』にいらした女性の入所者さんです。

車椅子を一人で押してきたようです。

入所者さんD:「そんなところに腰かけてないで、はやく仕事しなさいよ。」

ヤッチ:「申し訳ありません。すぐに仕事に入ります。」

またどこからか大きな声が聴こえてきます。

入所者さんE:「ねえ、ちょっと冷たい昆布茶もらえる?」

『冷たい昆布茶』って…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

さすがにメニューにはないでしょ!?

飲みたくねーーー!!!

入所者さん

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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