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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
今日はアルツ君、年が開けてからはじめての主治医の診察です。
お昼前の午前中の診察です。
歩いてクリニックまで行きましたが、やはり日増しにアルツ君の腰が曲がってきています。
(-_-;)
かなり身体が前傾…。
志村けんのお婆さん役を想像してもらうとわかると思いますが、あんな感じの、かなり前のめりな姿勢で歩きます。
手を振って歩くというよりは、背中に手をまわしての腰折れ状態です…。
(-_-;)
「何だかペンギンがスケートしてるみたいな歩き方だな?」
「仕方がないじゃないかこうなっちゃうんだから!!」
腰が曲がってきているのは本人も自覚しているようです。
「そのまま空に飛んで行けるんじゃないのか?」
「なわけないだろ!!」
時々支えてあげないと、どんどん前のめりになり、転倒してしまいます。
やはりこれもレビー小体型認知症のパーキンソン症状の表れなのでしょうか!?
時々背筋を伸ばして休みますが、かなりきつそうな様子です。
去年の今頃はまだ自転車なんかに乗ってあっちこっち飛び回っていたことを考えると、ずいぶん進んじゃったものです…。
(つд⊂)エーン
「もう、とてもじゃないけど、一人で散歩なんかできないな?」
「そんなことはないぞ。明日になったら、真っ直ぐになってて布団から足が飛び出してるかもしれないぞ。」
「そしたら、俺の目玉も飛び出るけどな。」
ようやくクリニックに到着です。
今日はお昼近くのせいなのか、年始だからなのか、ガラガラ。
すぐさま診察室に通されます。
「お正月はのんびりされましたか?」
主治医がアルツ君に優しく声をかけてくれます。
「ああ。毎日のんびりしてるからね。正月もへったくれもないよ。」
家を出る時は年が明けたのも分からなかったアルツ君。
なぜ故他人の前に出るとこうも饒舌になるのか…???
「おせちは食べましたか?」
「ああ。食べたよ。」
「おせちは何が好きですか?」
「俺はだいたい餅だね。餅だけあれば正月はそれで十分!!」
(それを言うなら黒豆ときんとんが有れば十分だろがっ!!)
「体調はいかがですか?」
「いかがなんて大それた身体じゃないけど、まあ元気だね。」
(この間風呂で立てなくなったばかりだろがっ!!)
「便秘の方はどうですか?」
「便秘?便秘はしたことないな…。」
(便秘続きだろがっ!!)
家ではうとうとしてばかりいるのに、ここぞとばかり喋りまくります。
やはりコミュニケーションは大事ですね~。
主治医が今度はヤッチの方に顔を向けます。
「お父様はその後いかがですか?」
ヤッチも前々から気になっていたことを主治医に伝えることに…。
そう…。
アルツ君がアルツハイマー型認知症だけでなく、レビー小体型認知症も発症しているのではないかということです。
レビー小体型認知症については一言で書ける内容ではないので、Wikipediaから引用させてもらって概要だけを…。
【概要】
レビー小体型認知症(れびーしょうたいがたにんちしょう、英Dementia with Lewy Bodies、通称DLB)はアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症と同じ認知症であり、変性性認知症の一種である。日本では三大認知症の一つである。認知障害だけでなくパーキンソン病のような運動障害も併発するのが特徴。以前は、びまん性レビー小体病と呼ばれていた。
【症状】
この病気特有の症状としては、幻覚をみたり、妄想をしたりすることがあげられる。やがて、アルツハイマーのような認知障害と、パーキンソニズムと呼ばれるパーキンソン病のような運動障害の両方が症状として表れる。徐々に進行し、最終的には寝たきりになる。この病気はアルツハイマー型に比べ10倍も寝たきりになるのが速いとも言われている。 また、薬物に過敏に反応し(薬物過敏性)、アルツハイマーの治療薬やパーキンソン病の治療薬を通常量で投与することは逆に症状の悪化を招くことが多い。初期の段階では、診断が難しくアルツハイマー型認知症やパーキンソン病と診断されたり、初期にうつ病の症状が出てうつ病と診断されることがある。この病気の早期発見と、適切な治療によって進行を遅らせ症状を和らげることができる。
(ウィキペディアより)
ご覧のとおりちょっとどころか大いに疑わしいでしょ!?
アルツ君が先日風呂で立ち上がれなくなったのは、単に老化による体力の低下だけではないような気がします。
またコメント(スマホはこちら)をいただいた中にもパーキソニズムをうかがわせる内容が…。
今日はこれについて主治医にぶつけてみました。
「先生、父はもしかしたらレビー小体型の認知症ということはないでしょうか?メマリーを先日10mgに増量していただきましたが、次の日眠気がひどくて今までの5mgに自己判断で戻してしまったくらいなんですが…。」
「レビーね…。」
主治医はちょっと考え込むような仕草…。
「いつからとかは、今となってはもうわからない感じですが…。」
「レビーだとすると、僕の方では診断できないな~。よかったら紹介状を書きますからそちらで調べてもらいますか?」
もっと広げた会話ができると思ったのにちょっと拍子抜けの感は否めません。
(-_-;)
そう言われてしまっては、『いやです』とは申し上げられません。
(´ェ`)ン-・・
「できれば、先生とも長いお付き合いですから、先生に診察をお願いしたいと考えているのですが…。」
「もちろん紹介状を書いてそちらで検査やら診断を受けていただいて、治療の方針なりがある程度固まってくれば、私の方で診させていただきますよ。」
アルツ君、『紹介状』が何だかわかっていない様子…。
目をパチクリしています。
|゚Д゚*||*゚Д゚|
「それでは大変お手数ですが、紹介状を書いていただけますか?」
主治医は3つの病院候補をあげて下さいました。
一つはこの辺界隈では有名な精神病棟が有る大きな病院。
もう一つは比較的新しい認知症の専門科のあるこれも大きな病院。
今一つは『ものわすれ外来』なるものがある診療所。
大きな病院や権威のある病院を選びたいところでもありますが、待ち時間などの事や手続的なものを考えるとやはりアルツ君に負担になってしまう可能性も…。
主治医の勧めも有って、比較的こじんまりしているという最後の診療所を選ぶことにしました。
なぜかヤッチは美味しいと評判の名のあるチェーン店よりちょっと小汚い定食屋が大好き。
―( ´)艸(` )―
吉とでるか凶と出るかは後でのお楽しみというやつです。
口コミや評判などの情報は全く持っていなかったので主治医のおススメを選んでみました。
(^^ゞ
「それでは、今紹介状を書きますから、しばらく待合室でお待ちください。」
主治医の診察は終わり、ヤッチは会計に…。
待合室で座っているアルツ君、いつもなら目をつぶって黙祷していることが多いのですが、会計を済ませて振り返るヤッチの姿を目で追ってきます。
「おい。『紹介状』ってなんだ?俺はお見合いするのか?」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
(後日談につづく → アリセプト、メマリーの多量の服用は?)
- 認知症を学ぶ会
- ページの中に『コウノメソッド』というのがあり、レビーかどうかを判定できるレビースコアをダウンロードできます。
- 老年科医の独り言(旧ある認知症専門医の回顧録)
- レビースコアの解説のほかレビー小体型認知症についてわかりやすく解説されていらっしゃいます。
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2012/01/05 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Topアルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
アルツ君が主治医の診察を受け、ヤッチが主事医にアルツ君がレビー小体型認知症ではないのかという疑問を投げかけたところ、主治医に専門医を紹介してもらったことはこのブログ中でも記事にさせていただきました。
【関連記事:アルツ君が結婚~レビー小体型認知症を考える~】
主治医には紹介状を書いていただき、紹介先の診療所に電話で予約を取ってから診察を受けるように言われました。
アルツ君が風邪をひいてしまったこともあり、昨日やっとその紹介していただいた診療所に電話をしてみました。
ところがところがです…。
なっ…
なんと…。
予約を取っても診察してもらえるのは、2ヶ月先…。
_| ̄|○
紹介状の意味は有るのでしょうか…。
紹介状が有っても無くても診察してもらえる日は2ヶ月先で同じとの事。
主治医の書いて下さった紹介状はしっかり封印されているので、中身を伺い知ることはできませんが、特別な処置などを受けた記憶はないし、検査と言っても認知症関連の検査と言えるものはほとんど無いような気が…。
投薬だけの情報なら、調剤薬局で毎回記入してもらっているおくすり手帳で事足りるはず…。
主治医のクリニックで支払った薬剤情報提供料250点(2,500円×1割=250円)はどうやら印籠代わりにはならないようです…。
(-_-;)
このまま予約を取らずに、アルツ君の認知症の進行を気合いと根性だけで食い止めようかとも思いましたが、そういうわけにも行かないのでとりあえず予約を取ることにしました。
(つд⊂)エーン
このごろのアルツ君と言えば、好きだったはずの時代劇だってあまり興味を示さなくなって来ているんですから、これじゃあ気合いや根性など望めるわけはありません。
新しい紹介先の診療所の診察が受けられるまでは、今までの主治医にお願いして治療を継続してもらわないとならないので、これもまた頭の痛いことです。
(-_-;)
でもこの2ヶ月でアルツ君の病状が悪化しまうとも限りません。
やはりここは症状が悪化しない程度にジタバタしてみますか~!?
実はこんなこともあり得るのではないかと思って、周囲からの勧めもあって、フェルガード100なるサプリをネットで注文しておきました。
すでに飲んでいる方も、そしてご存知の方も多いと思いますが、このフェルガードに含まれるフェルラ酸が認知症の改善に良いとか???…。
またアルツ君がレビー小体型認知症ならパーキンソン症状にもフェルガードに含まれるガーデンアンゼリカがもしかするとよいのでは!?という話も???…。
参考コメント:
アリセプト(認知症の薬)は今はアルツ君は飲んでいませんが、アリセプトを飲んでいるときに、ひどい眠気に襲われたり、立ち上がり方がわからなくなるというような変な症状を引き起こしているので、これをアリセプトを多量に飲んだことによる副作用だと仮定すれば、今飲んでいる新薬のメマリー(認知症の薬)にもやはり多量の服用は禁物のような気がしてなりません。
参考コメント:
アリセプトとメマリーは併用可能な薬だそうですから、タイプの違う薬だということはわかります。
参考コメント:
でも脳に直接作用する薬で興奮系の薬なら、やはりアルツ君のような変な症状が出る人間には、良薬とて疑ってかかる方がむしろ常識的な考えではないのでしょうか?
アリセプトもメマリーもそれなりに効果のある薬なんでしょうけれども、やはり服用する量がアルツ君には多すぎるような気がしてなりません。
今メマリーは5mgを飲んでもらっていますが、思い切って半分の2.5mgに減らしてみるのも一つの手かな!?と思ってみたりしています。
思ってみたり??
いえいえ。
もうすでに昨日から実行してしまいました。
(●`w´●)ニァ・・
かなり大胆なやり方ですが、『医者が取らなきゃ坊主が取る』の精神で今年一番のチャレンジ計画の実践です。
朝にフェルガード100を1包、夕にフェルガード100を1包にメマリーを半分に割って2.5mgの服用です。
んっ?
ヤッチの幻聴ですか…???
今、『ヌカ(のような脳ミソ)に釘』という声が聞こえたような…。
ちなみにこのフェルガード100、ヤッチも飲んでみました。
だってアルツ君の息子ですから、遺伝の因果関係が有るのかは知りませんが、この先ヤッチだってどうなるかわかりませんからね…。
で、お味のほどは?
ハーブエキスだというので、漢方薬臭いのかと思いきや、ほとんど臭いは感じませんでした。
顆粒状のサプリですが、口の中に入れるとすぐに溶けだすような感触…。
ほんのり甘い感じで、キャラメルコーンの味!?と感じたのは、ヤッチの味覚音痴のせいでしょうか。
口当たりは悪くないので、これなら薬嫌いなアルツ君に毎日飲んでもらうのもできそうな感じです。
まだ飲み始めたばかりなので、なんの変化も見られませんが、あのズームイン朝のワンポイント英会話でお馴染みのウィッキーさんも愛飲しているとのことなので、この先もしかすると、アルツ君が英会話ペラペラになるかもしれません。
あなたの街に我が家のアルツ君がお伺いするのも近い将来かもしれませんよ~!?
"What do you think Feru-guard ?"
でも
徘徊だったりして…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
記事ははこちらです。→フェルガードの種類と購入方法
このブログの記事の中で、以前アリセプトやメマリーの副作用についてのアンケートを取らせていただいたことがあります。
現在もアンケートに参加して、投票することも可能です。
何かお役に立てる事が有るかもしれませんので、リンクを貼らせていただきます。
【アンケート】
【あわせて読んでいただきたい記事】
【参考カテゴリー】
- 認知症の薬の事(38)
このブログ内で書かせていただいた認知症の薬関連の記事が表示されます。カッコ内の数字は記事数です。
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2012/01/14 | コメント (16) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Topアルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
更新をさぼってばかりいたので、記事がずいぶん古い内容になってしまいました。
旬な内容をお伝えしたかったのですが、一度更新を怠ると、中々軌道修正が難しいものだと改めて感じている次第です。
m(__)m
今回の記事も先月の出来事からなので、ちょっとどうなのよと言う感じですが、興味のある方はお付き合いのほどを…。
と言って交際の申出ではありませんので…。(←正直、ユーモアにもキレが有りません。)
先月の4月26日にアルツ君と2回目の面会が実現しました。
そして今月(5月)の7日にドクターによるアルツ君の診察が有りました。
今回も施設での面会はかなわず、高齢者相談センターの会議室をお借りしての面会です。
アルツ君、未だ特別養護老人ホーム(特養)への入所待ちの状態で、今居る施設は変わっていません。
アルツ君が今居るところは、実は特養らしいのですが、アルツ君は介護保険上は、ここでショートステイを繰り返して、日々を過ごしている状態なのだとか…。
ショートステイならぬロングステイとでもいうのでしょうか。
今まで、ヤッチ自身これについて勘違いしていたようです。
特養に入るために老人保健施設にすでに入所しているものとばかり思っていました。
しかし、どこの施設(特別養護老人ホーム)でも、空部屋を用意し、アルツ君のように、突然、ショートステイをしなくてはならないような状況の人のために、部屋を提供するようにしておくことが、法律で定められているそうな…。
これは、アルツ君のケアマネさんから教えていただいたことなんです。
ならば、そのまま今居る特養に入所させてくれればいいじゃんと言いたいところですが、そうもいかないのが実情だそうで…。
なんとも、わかりずらいシステムです。
(-_-;)
その特養に入所している他の方が、たとえば、お亡くなりなったりして、部屋に空きができれば、アルツ君がその部屋に入るというのは、有り得ることなそうですが、ケアマネさんの話では、中々そう上手い具合に行かないらしく、やはり同じような他の場所の特養の空を待つというのが、一般的な流れのようです。
また、アルツ君が特養に入所が決まれば、現在のケアマネさんは手を引くことになるらしいです。
高齢者相談センターの職員さんからこのケアマネさんに対して、引き続き5月もアルツ君の面倒をみるように言われたそうなので、結局、アルツ君の特養入所はまだ先になりそうな気配です。
(-_-;)
さて、前回同様、キノコさん、姉、ヤッチの三人で高齢者相談センターに出向きます。
兄は仕事が忙しいとの理由で面会を辞退です。
今回もアルツ君の大好物であるボタモチを持参していきました。
先に高齢者相談センターの会議室に通されたのは、我々です。
アルツ君は施設からセンターへ向かう途中の道が混んでいるとのことで、高齢者相談センターの職員さんが、そのことを知らせに来てくれました。
予定時刻の15分後くらいでしょうか、アルツ君が男性職員に連れられて、やってきました。
例によって、最初から、やや興奮気味です。
会議室の椅子に腰を下ろすと同時に口を開きます。
アルツ君:「何でお前たちがここにいるんだ?誰がここに来るように教えたんだ?」
まだ怒鳴り声ではありませんが、明らかに不機嫌そうな顔つきです。
ヤッチが最初に答えを返します。
ヤッチ:「俺たちが頼んで、旦那さんと会わせてくれるようにお願いをしたんだよ。」
アルツ君:「ウソをつけ。何でそんなことをしなくちゃならないんだ。そのことしたって仕方がないだろう???」
段々とアルツ君の声が荒くなっていくのかがわかります。
ヤッチ:「仕方ないってことはないだろう…。それにもう暖かくなってきたから、いつまでも冬物の洋服を着ていられないから、薄手の洋服の着替えを持ってきたよ。」
アルツ君:「そんなもん、必要ないっ。」
ヤッチ:「なんで?」
アルツ君:「なんでって、どうせ、有ったって、着なけりゃそれまでだ。」
ヤッチ:「着ないわけには、いかんだろう?」
アルツ君:「裸でいればいい。」
ヤッチ:「そういうわけにもいかんだろう…。」
アルツ君:「どうせ、俺みたいなのは、着てたって着なくたって、誰も見てる奴はいないよ。それより、何で俺はあそこにいるんだ?なんか悪いことしたからか?」
『あそこ』とは、アルツ君が今ショートステイを繰り返している施設のことです。
ヤッチ:「悪いことなんて、してないよ。」
アルツ君:「じゃあ、なんであんな牢獄みたいなところに俺は居るんだ?人殺しでもしたってことか?」
ヤッチ:「そんなことしてないだろっ!?何にもしてやしないよ。」
アルツ君:「それなら、何で俺はあそこにいるんだっ!!悪いことでもしなきゃ、あんなところに入れられるわけないだろっ!!」
アルツ君がついに怒鳴り声を上げ始めました。
姉:「パパは悪いことなんて、何もしてなんかいないわよ。もし、悪いことしてたら、ここにだって来れないじゃない。」
姉が今度は口を開きました。
キノコさん:「そうよ。何にもしてなんかいないわよ。」
キノコさんもフォローします。
アルツ君:「ウソをつけっ!!そうやって、みんなして、俺をあそこに追いやってるんだろっ!!」
正直、この時、真実を伝えるべきか、非常に迷いました。
理解できるか、できないかは別として、これだけ混乱しているのですから、真実を伝え、理解してもらうのが良いようにも思えます。
真実を伝えれば、余計に興奮することも、考えられます。
しかし、いずれは、真実を伝えなければならない日が来るのですから、ヤッチとしては、できるだけ早い時期に伝えておいた方が良いように思えます。
高齢者相談センターの職員の人たちは、アルツ君が興奮するようなことが有っても、ちゃんと事情を説明するようなことは有りません。
同じように、「別に悪いことなどしておられませんよ。」とおっしゃるだけです。
なにか思惑があってそうしていることなのか、ヤッチ自身に気を遣ってそうおっしゃっているのかは、わかりませんが、いずれにしても、アルツ君がなぜ今の施設にいるか、きちんとした説明はしていません。
高齢者相談センターの職員さんが、事情を説明しない以上、ヤッチがまたしゃしゃり出て、説明するわけにもいかない雰囲気です。
やはり後で、高齢者相談センターの職員さんと相談し、説明するのが良いのか、このまま説明しないでおくのか決めた方が良さそうです。
当のアルツ君ですが、前回同じ場所で面会したときは、『仕事が忙しい』と言って、施設での歩行訓練を仕事と認識し、決して今居る施設のことを『牢獄』などと言うことは有りませんでした。
しかし、今回は、施設を『牢獄』と言い、自分が何か悪いことをしたから、牢獄に入れられているのだと錯覚しているようです。
そして、どうして自分がその牢獄に居るのかが分からず、それを家族にぶつけてくるのです。
おそらく、アルツ君には、家族の誰かが、謀ってアルツ君をその牢獄に入れたのではないかと言う疑惑も有り、家族の顔を見ると強い口調になるのかもしれません。
今回のアルツ君の面会では、アルツ君は一度たりとも笑顔を見せることは有りませんでした。
差し入れとして、持参したボタモチを差し出しても、一度は払いのける始末…。
終始どうして自分が今の施設に居るのかという疑問をぶつけ、終いには相談センターの会議室のテーブルを蹴り上げてしまうほどです。
ある意味介助なしに机を蹴り上げられるのですから、アルツ君のパーキンソン症状はすこぶる改善しているともいえますが、なんとも穏やかではありません。
アルツ君の腰の前屈や、パーキンソン症状は改善されているのは、施設でのリハビリの成果なのかわかりませんが、興奮し、暴れるのはいただけません…。
前回の面会の時も興奮が収まらなかったので、今回差し入れしたフェルガードについては思い切って種類を変えてみました。
前回まで、アルツ君に飲んでもらっていたのは、フェルガード100です。
このフェルガード100には、人によっては興奮を及ぼすガーデンアンゼリカという成分が含まれていたので、今回はこのガーデンアンゼリカが少ないタイプのフェルガード100MハーフとフェルガードAというのを飲んでもらうことにしました。(株式会社グロービアより購入)
[関連記事:フェルガードの種類と購入方法]
2種類あるうち、どちらを夕方に飲んでもらうかを少々迷ったのですが、フェルガードAを朝に1包、フェルガード100Mハーフ1包を夕方の早い時間にアルツ君に飲んでもらうように高齢者相談センターの職員さんにお願いしておきました。
アルツ君の腰の前傾やパーキンソン症状の改善がフェルガードによるものなのか、あるいは施設での訓練の賜物なのか、はたまた環境の変化による一過性のものなのかはわかりませんが、とりあえず、職員さんに無理を言ってお願いをしてみました。
アルツ君、高齢者相談センターの職員さんにもこの日は、闘争心むき出しでした。
アルツ君:「あんた、俺に今日はここに来るって一言も言わなかったよな?何で一言も言わないで、俺をこんなところに連れて来たんだっ?」
職員さん:「いえいえ、申し上げましたよ。」
アルツ君:「いつ?」
職員さん:「昨日です。」
アルツ君:「ふんっ!連れてきた今となっては何とでも言えるわっ!さっさと帰るぞっ!!」
この日もアルツ君、後ろを振り向きもせず、施設へ帰って行ってしまいました。
………………………………
そして今月5月7日はドクターによるアルツ君の診察日です。
診察の予約時間は正午を回った12時20分という昼ご飯を食べて行こうかどうしようか迷う時間帯でしたが、例によって、アルツ君は施設からドクターの診療所まで高齢者相談センターの職員に車で連れて来てもらいます。
ヤッチは自宅から電車を利用して診療所に向かいます。
アルツ君には家族が生活保護を受け、バラバラの生活をし始めたことは、まだ知らせていません。
予約時間ちょうどくらいに到着しましたが、今回はアルツ君の方が先に到着していました。
待合室の長椅子に腰かけています。
高齢者相談センターの職員さんは二人。
診療所の中に入り、アルツ君に声をかけます。
アルツ君、少しビックリした表情…。
アルツ君:「何で俺がここに居るって知ってるんだ?」
ヤッチ:「教えてもらったからだよ。」
ヤッチは高齢者相談センターの職員さんの方を向き、軽く会釈します。
アルツ君:「こんなところにお前が来たってしようがないじゃないか?ばあさん(キノコさん)は?」
ヤッチ:「奥さんは、ちょっと遠いから家で留守番だよ。」
アルツ君:「ばあさんのやつ、俺がいなくてさぞかし生々しているんじゃないのか?昼寝でもしているんだろう?」
ヤッチ:「そんなことはないよ。いつも『どうしてるんだろう…?』って心配しているよ。」
アルツ君:「ウソをつけ!そんなわけがないっ!」
今回もアルツ君、興奮気味です。
ヤッチ:「そんなこと有るさ。旦那さんはどうなんだい?昼寝三昧かい?」
アルツ君:「何だかなぁ…。適当にやってるよ。」
ヤッチ:「『適当』っていうのは、『いい加減』ていう意味かい?」
アルツ君:「両方だな。適当な時も有れば、いい加減の時もある。」
ヤッチ:「らしくていいじゃん。」
アルツ君:「それより、なんでなんだろうなぁ…。」
ヤッチ:「何が?」
アルツ君:「俺があそこに居る事さぁ…。」
ヤッチ:「あそこって?」
アルツ君:「今居るところに決まってるだろっ。」
ヤッチ:「うん…。」
アルツ君:「なんで俺はあそこにいるんだ?よっぽど悪いことでもしたんだろうなぁ…。」
なんだか、アルツ君の顔を見るたびにこの話題になってしまいます…。
(-_-;)
ヤッチはアルツ君に小さな声で耳打ちしました。
ヤッチ:「隣に事情をよく知っている人が居るから、確かめてみん?」
隣りに座っていたのは高齢者相談センターの支援係長さんです。
アルツ君を保護したまさにその人でも有ります。
アルツ君がその隣にいた支援係長さんにたずねます。
アルツ君:「俺はよっぽど悪いことでもしたのかねえ…???」
支援係長さん:「悪いこと?」
支援係長さんが聞き返します。
アルツ君:「今、寝泊まりしてるところだよ。そうでもなきゃあんなところに俺が入れられるわけないだろ?」
支援係長さん:「いえいえ、悪いことなんて、されてはいませんよ。」
アルツ君:「じゃあ、なんで俺はあそこにいるんだ?」
支援係長さんも次の答えが出て来ない様子…。
ちょっと黙り込んでしまいました。
アルツ君:「教えてくれないとこ見ると、よっぽど悪いことしたんだなぁ…。」
ヤッチ:「何か心当たりはあるのか?」
ヤッチが張本人であるにも関わらず、アルツ君にたずねます。
アルツ君:「心当たりがないから困ってんだよ…。」
ヤッチ:「だったら、旦那さんは悪いことは何もしてないよ。自分を信じていいと思うよ。」
アルツ君:「そうかなあ。でも、そうでもなきゃこんなところにも連れて来られないぞ!?」
ヤッチ:「この診療所のこと?ここは自宅に居る時から何回か来ているじゃないか。先生の顔も覚えているだろ?」
アルツ君:「でも、俺はどこも悪くないんだぞ。なのに何で医者に連れて来られなきゃいけないんだ?」
ヤッチ:「医者に見せて、どこも悪くないことを確認に来ているんだよ。」
アルツ君:「そんなのわかるもんか。悪くもないところを悪いというのが医者だ。それでメシ食ってるんだぞ。」
ヤッチ:「今はそんなお医者さんはすぐにオマンマ食い上げだよ。今はそういうのは流行らないよ。」
ほどなく、アルツ君の診察の順番が回ってきました。
アルツ君とともに、一同診察室の中に入ります。
ドクターがアルツ君にいつものように声をかけます。
ドクター:「いかがですか?具合はどうですか?」
アチャー!!タイミングが悪かったぁ…!!
ドクターが火に油を注ぐような格好になってしまいました。
アルツ君:「具合が悪い?何であんた俺にそんなことを聞くんだっ?俺はどこも悪くなんか無いんだぞっ!!だいたいそれを決めるのが、あんたの仕事だろっ!!」
おっしゃる通りといえば、それまでですが、アルツ君、中々ワイルドな攻撃に出たもんです…。
それにしても、他人の前では、割と朗らかなアルツ君が、ドクターに向かって大声をあげたので、ドクターももちろんですが、ヤッチもビックリです。
アルツ君:「失礼しました。そういうつもりで聞いたわけではないんですよ…。○○さん(アルツ君のこと)の感触としてどう感じておられるか聞きたかったのですよ。」
アルツ君:「それならそうと、そういう風に聞けばいいじゃないかっ!今ので大いに俺は気分が悪いぞっ!!」
ドクター:「それはそれは失礼しました。いつもにこやかな○○さんにしては今日は気分がよろしくないようですね。で、施設ではどうなんでしょうか?」
ドクター、今度は話題を変えて、高齢者相談センターの職員さんに質問を向けます。
一部始終を聞いていた職員さんも場の雰囲気を察して、慌てて答えます。
支援係長さん:「それはそれは穏やかに過ごしていらっしゃいますよ。にこやかな笑顔が絶えないと聞いております。」
アルツ君:「それほどでもないよ。普通だよ…。それは大袈裟だよ。」
アルツ君に笑顔が戻りました。
久しぶりに見るアルツ君の笑顔です。
持ち上げられるとひょいひょい木に登るのは息子にも遺伝しています。
(^^ゞ
ドクター:「それはそれは何よりですなぁ…。いつも良い笑顔をされるのが○○さんの良いところですからねえ…。」
ドクターもすかさず、持ち上げます。
アルツ君:「みんなして、言いたいこと言ってるよっ。」
アルツ君、まんざらでもない様子…。
(^_^;)
ドクター:「それでは、普段とあまり変わらないということで良いのかな?」
ドクターが早くも締めに入ります。
高齢者相談センターの職員さんもうなずきます。
アルツ君:「それでは最後に腕の動きを診てみましょう。」
ドクターがアルツ君の腕を曲げ、揺さぶります。
ドクター:「特に異状は無いようですねえ。今度は目の動きを診ましょう。私の指先を見て下さい。」
ドクターはアルツ君に自分の指先をアルツ君の目の前にかざし、左右に動かし、目で追うように指示します。
続いて上下。
ドクター:「うん…。若干垂直方向が着いて来ていないようですね。」
前回の診察では垂直方向の眼球障害は改善されていたのに、今回はまた悪くなっているようです。
ヤッチ:「かなり、よくない感じですか?」
ヤッチが口を挟みます。
ドクター:「いえ、この程度なら、転倒に注意さえしていれば、問題ないでしょう。」
歩行についても、診察室の中を歩き回ってもらいましたが、介助なしで歩き回れるほど…。
アルツ君も少しドヤ顔です。
こうして一触即発の場面もありましたが、今回の診察時間はかなり短いものになりました。
再び、待合室に戻ります。
支援係長さんはアルツ君を乗せて帰る車を取りに、男性職員はアルツ君の診察料金の支払いと処方された薬を取りに調剤薬局へ…。
監視の目が無くなったのを良い事にヤッチは姑息な手段を…。
アルツ君にまたしても耳打ちします。
ヤッチ:「今の二人が旦那さんのことをよく知ってる二人だから、わからないことが有ったら、あの二人に疑問をぶつけてみな。」
そう…。
なぜ故アルツ君が施設で保護されているかをヤッチ自身からではなく、相談センターの人間に言わせようという魂胆です。
アルツ君がゆっくりうなずきます。
支援係長さんが車を診療所の前に運んできました。
アルツ君とヤッチは外に出ます。
男性職員はまだ薬が出ていないようで戻って来ません。
支援係長さんがアルツ君に後部座席に乗るよう促します。
軽自動車では有りますが、ワゴンタイプの車体なのでそこそこ高さが有ります。
それにも関わらず、アルツ君、一人で車に乗り込みます。
ヤッチは支援係長さんに挨拶をして、その場を立ち去ろうとして、アルツ君に一声かけます。
ヤッチ:「それじゃあ、旦那さん、元気でね。」
アルツ君:「うるさいっ!!」
咄嗟に出た一言だったので、言葉のチョイスを誤りました。
(・。・;
アルツ君の機嫌を損ねてしまったようです。
後で高齢者相談センターの支援係長さんから姉を通じて聞いた話ですが、診察の後もアルツ君はかなり不機嫌だったらしく、施設に戻ってからも興奮気味だったそうです。
でも施設に入所している人たちと会話しているうちに、ようやくアルツ君本来のほがらかさを取り戻した言うことです。
この話を聞き、ヤッチは姉に電話で相談することに…。
ヤッチ:「俺はさ、早くに旦那さんに事実を伝えた方がいいと思うんだけど、どう思う?俺が原因で施設で特養に入所待ちになっていることも、俺の口から言っても構わないと思っているんだけど…。もちろん、すぐに呑み込めなくて、怒って興奮することもあると思うけど、相談センターはどういう風に考えているんだろう?このままだと旦那さんがウツになっちゃうことだってあり得るぜ。」
姉:「そうだよね。じゃあ、私から、○○さん(支援係長さん)に聞いてみるよ。あんたが、動くとまた問題になるから、私からの意見と言うことにするよ。」
ヤッチ:「了解。相談センターの人たちも素人じゃないはずだから、少しは考えてもらえるといいんだけど…。上手い具合に話してみてよ。」
姉:「わかった。明日にでも電話で聞いてみるよ。」
翌日、姉が高齢者相談センターの支援係長さんに電話をかけてくれました。
支援係長さんも即答はせずに、専門家の意見も聞いてみるということでいったん電話を切ったそうな…。
その日の午後の再び支援係長さんから姉に電話が入りました。
支援係長さんはアルツ君の現在居る施設の生活相談員さんや診療所のドクターとも相談したようです。
結局、答えはノーでした。
理由の大きなものは、認知症の人には怒りなど感情が強く残っていて、他の事は忘れてしまってもこうした感情だけは強く残るもので、今、アルツ君の置かれている現状を説明しても理解はできず、怒りの感情だけが残ってしまい、返って興奮してしまう可能性があるとのことです。
ドクターの見解として、家族の前で興奮するのは、家族だと甘えが出て、普段言えないことを口にするのでは!?ということです。
なんだか、的を得ているようないないような…。
介護の本によく書かれているような回答で、アルツ君のようなレアケースにも当てはまるのでしょうか…?
正論には聞こえますが、ヤッチには、何かしっくりこないものをおぼえます。
それじゃあ、アルツ君の怒りの感情が治まるのは、アルツ君の認知が相当程度進んでから?ウツになってから?
アルツ君は認知症があるとはいえ、かなり思い悩んでいるのは事実だと思います。
こうした心のわだかまりを解いてあげる方法はないんですかねえ…。
そもそも原因を作ったのはお前だろという声が聞こえてきそうですが…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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2012/05/11 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Topアルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
アルツ君が特別養護老人ホームに入所してからというもの、ヤッチがアルツ君の身のまわりの世話をするということがほとんどなくなりました。
せいぜい、面会に行ったときに、汚れているトイレを掃除するとか、アルツ君の紙パンツをたまに交換する程度…。
これも本来なら、施設の職員さんがやるべきところですが、自分もアルツ君の世話をしてきた人間なので、どうも強くは職員さんに言えないところがあります…。
(^_^;)
猛暑が続いているので、最近は、アルツ君も施設内で靴下を履いているということがほとんどありません。
ヤッチがアルツ君のところに面会に行ったときに、何気なくアルツ君の足元に目をやると、アルツ君の足の爪に異変が…。
┏(゚ェ゚) アレ?
もともと分厚い爪で、爪を切るのも一苦労だったのですが、どうも見る限りヤバヤバの状況です。
左手の親指にも同じような異変が…。
むしろこの左手の親指の爪の方が深刻かも…。
このまま放置しておくと、とんでもないことになりそうなので、一応施設に常駐しておられる看護師さんに報告することに…。
看護師さん:「あらっ!?ホントだ!?」
ヤッチ:「このまま放っておくと、ひどくなっちゃいますよね?というよりひどくなってますよね?」
看護師さん:「なかなか治りにくいのよねえ…。」
ヤッチ:「爪も結構のびてますよねえ?」
看護師さん:「あまり深く切ってもよくないし…。難しいところねえ…。主治医の先生の診察が近々有りますから、報告をあげておきますね。」
ヤッチ:「お願いします。」
とまあ、勿体を付けながら書いてきましたが、アルツ君の爪…。
どうやら、爪水虫のようです。
(^^ゞ
主治医の診察で外用薬をもらい、風呂上りに看護師さんに薬を塗ってもらっているようです。
最近はすこし、改善されてきましたが、発見当初は、ちょっと女性なら目をそむけたくなる様相を呈していました。
で、肝心な画像は?
どうしても見ますぅ…?
気持ち悪くなっても知らないですよ~。
グロい画像が苦手の方はクリックしないでくださいね。
ワタシ結構平気かもという方は『爆弾』画像をクリックしてみて下さい。
ご覧になっているあなたの端末のモニターが爆発するかもしれません。
(●`w´●)ニァ・・
それでは…
とまあ、水虫とはいえ、こわいですよね!?
それにも増して気になるのがアルツ君の手の親指の曲がり加減です。
以前よりもカーブがきつくなっているような気がします。
これもレビー小体型認知症のパーキンソン症状の進行なのでしょうかねえ~。
この事をアルツ君に言うと…。
ヤッチ:「だいぶ、指のカーブがきつくなって来てるんじゃないのか?」
アルツ君:「そうだな。運転が上手くないと曲がり切れないぞ。」
ヤッチ:「それに、足の爪も手の爪も腐り始めてるじゃないか?もう長いことないんじゃないか?」
アルツ君:「バカを言えっ!!肉だって、果物だって腐りかけが美味いんだぞっ!!」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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2012/08/05 | コメント (8) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Topアルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
先日、ヤッチの顔面神経麻痺のリハビリに出かけた時の話です。
ヤッチの入院が去年の5月のことですから、ヤッチのリハビリを担当して下さるSTさん(言語聴覚士さん)とも、当然付き合いも長いものになっています。
STさんとは、たとえばマッサージをしてもらっている最中に雑談をすることも有り、時折アルツ君の話をすることも有りました。
なんせ、去年の年末にアルツ君がキノコさんのアパートの部屋で意識を失って、救急車で運ばれたときも、偶然ヤッチがリハビリを受けているこの病院でした。
『もしかすると、この病院でいずれ○〇さん(STさんの名前)にお世話になるかもしれないですね!?』なんて、ヤッチが時々軽いプレッシャーをかけるようなこともありました。
で、先日のリハビリの時にSTさんの方から、リハビリが終わった後に、アルツ君のその後について訊いて来られる場面が有りました。
STさん:「お父様はその後いかがですか?」
ヤッチ:「おぼえていてくれたんですね!?」
STさん:「リハも、もう(残すところ一回で)終了になってしまうので、何かお役に立てることがないかと思いまして…。」
ヤッチ:「それはまた、うれしいことを言ってくれるじゃないですかぁ…。実は父の入所している施設(特別養護老人ホーム)の嘱託医の先生に父の飲んでいる薬(メマリー)を断薬するようにお願いしているんですが、いっぺんにはやめられないので、徐々に減薬してもらう方向で、ようやく3月13日から5mgの処方になったようです。多分、ゼロになるのは、4月に入ってからじゃないかなぁ!?」
STさん:「そうなんですか…。」
メマリー(認知症の薬)の断薬については、ずいぶんこのブログでも記事にしてきましたが、上記のように、当初の20mgから徐々に減らして、ようやく5mgに減らすというところまで来ました。
ヤッチ:「なんで倒れたのかということも含めて、もう一度きちんとした検査を受けてもらわなきゃいかんと思っているんですが、薬を完全にゼロにしてからの方がいいのかなぁとも思っています。」
STさん:「お父様が受診される病院というのは決まってらっしゃるんですか?」
ヤッチ:「いや、決ってないです。ただ、運ばれたのがこの病院だったし、こちらなら設備も整っているので、こちらがいいかなぁと思っています。第一、何か有った時、○○さん(STさんの名前)もいらっしゃるじゃないですか!?」
STさん、苦笑い…。
ヤッチ:「どっちにしても、4月にならないと無理かもしれませんね…。」
STさん:「なにかお困りの事ってあります?」
ヤッチ:「もちろん認知(機能の低下)は有りますが、冗談が通じるので気にならないんですが、やはり小刻み歩行かなぁ…。一緒に歩いていると、前のめりになって、だんだん加速度がついてきて、終いには『地面が近づいて来るー!!』って叫んでいます。」
ヤッチは立ち上がって、アルツ君の小刻み歩行を真似て見せます。
STさん:「パーキンソンの人って、一緒に歩いているときに少し歩行が止まってすくみ足になったとき、こちらから足を出すと、跨ぐ(またぐ)のって知っています?」
ヤッチ:「はあ?どういうこと?」
STさんはヤッチに自分の横に並ぶように促します。
ヤッチがアルツ君役で、STさんが介助役…。
二人で並走する体勢です。
小、中学校の時に好きな子と肩を並べるフォークダンスを想像してみてください。
うん…、あの頃はまだ初々しかった…。
ちなみにSTさんは男です。
(^^ゞ
STさん:「こうして、たとえば廊下をお父様の横に付いて、一緒に歩いているとしますよね!?」
ヤッチ:「ん…。」
STさん:「お父様の次の足が出ないときってありますよね!?」
ヤッチ:「あるある…。」
ヤッチもアルツ君の小刻み歩行の再現です。
STさん:「そんな時に私がお父様の足元に私の足をすーっと出すんです。」
ヤッチ:「足払いを食らわすっていうこと?」
STさん:「足払いでは…。まあそういうことです。足を出すと意外にも跨いだりすることが有るんです。」
ヤッチ:「へえー。面白いね?」
STさん:「ただ、万が一転倒してしまうような時に、足を出した人間も一緒になって転んでしまう危険性も有るので、お父様のどちらの横に付くかによって、出す足を考えていけないと思います。」
ヤッチ:「ふむ、ふむ…。」
STさん:「たとえば、お父様の左肩に○○様(ヤッチのこと)が付くとして、左足を出してしまうと、一緒に○○様も仰向けに倒れてしまうことが有るので注意が必要です。」
ヤッチ:「つうことは、右足を出した方がいいのかな?」
STさん:「人によってバランスのとり方が違うので、何とも言えませんが、バランスを介助する側が保てる方の足を出すのが良いかと…。」
ヤッチ:「じゃあ、俺の場合は…。奴に、『(柔道の)体落とし』を食らわせればいいんだな!?」
STさん:「足を出すというのもどうかと思いますので、一緒にお歩きになる時にヒモを持って歩くという方法もあると思います。さっきの足を出すのと同じでヒモをお父様の足元に出して跨いでもらうやり方です。まあ、これも『何であんなもの持ち歩いてるんだろう?』と思われてしまうかなぁ???」
ヤッチ:「百均あたりで犬のリードを買って、持ち歩いてればいいんでしょう?」
STさん:「いや…。それもどうかと…。」
ヤッチ:「それにしても、あんなに小刻みに歩くのに跨いだりできるなんて面白いですね?」
STさん:「パーキンソンの方は歩き出しはすくみ足になったりしますが、横断歩道のようにキチンと等間隔に線が引かれているところは上手に歩くんですよ。逆に平坦な何もないような所の方が得意ではないようです。」
ヤッチ:「そいつは今まで全く聞いたことなかったですわ…。」
STさん:「階段もどちらかというと、同じですかね!?お父様は階段を登ったりするのはどうですか?」
ヤッチ:「俺は一緒に階段を登ったりしませんが、姉が時々登ってるみたいで、『上手に歩いたよ。』なんて言ってきます。」
STさん:「階段も横断歩道と同じでラインがはっきりしていますから、上手に歩けるのかもしれませんね。」
ヤッチ:「そうかもしれませんね…。あともう一つ聞いてもいいですか?」
STさん:「はい。」
ヤッチ:「歩きはじめの第一歩の時に身体が前かがみになるから、よく『膝からじゃなくて、太ももから足を出しな』って言うんですけど、なんかいい技は有ります?」
STさん:「技ですかぁ…。技ではないですけど、壁にかかとを付けたらどうですかね?」
ヤッチ:「ん?どういうこと?」
STさん:「まず壁にお尻を向けて立ちますよね!?壁にピッタリではなくて少し離れて。」
ヤッチ:「歩き出す前ですよね?」
STさん:「そうです、そうです。歩き出す前に壁にお尻を向けて立ってもらうんです。」
ヤッチ:「ほう、ほう。」
STさん:「その時にバランスを崩されることもあるので、支えてあげられる環境を作っておいて、片方の足を上げてもらって、壁に上げてもらった足のかかと付けます。」
ヤッチ:「で?」
STさん:「かかとを壁に押し付けるようにすると、自然と腰が前に出るので、姿勢も真っ直ぐになります。」
ヤッチはSTさんの言われた通りに、壁にかかとを付けて、言われた通りのことをやってみます。
ヤッチ:「あ?ほんとだ!!力をほとんど使わずに身体が伸びますね?」
STさん:「パーキンソン病の患者様のリハの時は我々はこの練習をよくやってもらっています。」
よく駅の改札を出たところで、待ち合わせかなにかで、壁にもたれて携帯をいじっている若者を見かけますが、かかとを壁に付けて、片足立ちしているようなら、まさにあんな格好です。
壁に付いているかかとを蹴りだすようにすれば、自然と身体真っ直ぐ伸びてきます。
ヤッチ:「へー!!それはいいことを聞いた。さっそくやってみますわー。」
リハビリの1単位の時間をオーバーしてしまっていましたが、STさんがいろいろとアルツ君のために、役に立ちそうなことを教えてくださいました。
STさん、ありがとう!!!
この後、ネットで進行性核上性麻痺(PSP)、レビー小体型認知症、そしてパーキンソン病のことを調べていたら、どうやらSTさんのおっしゃっていた事と同じような事が書いてあるサイトをたくさん発見しました。
パーキンソン症状のある方が、何もないような所では足が止まってしまい、すくみ足になってしまうのに、階段や横断歩道をスタスタ歩けたり、障害物を上手く乗り越えられるのは、『逆説的歩行』という現象だそうです。
この『逆説的歩行』の特異性を生かして、STさんが教えてくださった『足を出す』というのとは別のパーキンソン症状のある方へのリハビリ方法も発見しました。
部屋の床や廊下などにテープを貼り、階段と同じような環境を作り出して、歩行の改善に役立てるというものです。
これを『パーキンソンロード』と呼ぶようです。
おそらくこのキーワードで検索すれば、たくさんのサイトがヒットすると思いますが、ヤッチが一番わかりやすいと思ったのはこちらでした。
そしてこの後、ヤッチがリードを買いに行ったことは言うまでも有りません。
(●`w´●)ニァ・・
まあ、犬のリードではかわいそうなので別の物を購入です。
で、どう使うかまだ定まってもいないのに、こやつと家に有ったマスキングテープを持って、金曜日にアルツ君のところに面会に行ってきました。
マスキングテープはアルツ君の居室にパーキンソンロードを作ってやろうという魂胆です。
(●`w´●)ニァ・・
クラフトテープ、布粘着テープ、あるいはビニールテープでも良いのですが、さすがに特養の床にテープを貼るわけですから、後で床を傷つけてしまっては大問題…。
一番粘着力の弱いマスキングテープを持って行くことにしました。
マスキングテープなら剥がした後の貼り跡が残りにくいのも利点の一つです。
ホームセンターなどにカラフルなものも売っているので興味のある方は購入してみてください。
特養に着くと、普段通り、アルツ君が『定位置』に腰かけています。
普段通りでないのは、椅子の背もたれに背中をもたれているのではなく、肘掛けに太ももを載せ、プランプランさせていることです。
椅子の上で横に座ってるいるような格好です。
ヤッチ:「なんだ、その格好は?かなり行儀悪く見えるぞ。」
アルツ君:「いいんだよ。昔っから行儀が悪いんだから。今。階段を登って来たんだぞ。」
どうやら、特養の職員さんと歩行訓練のために階段を登って来たようです。
ヤッチ:「お?リハビリか?それで疲れて変なところに足を載せてるんだな?」
アルツ君:「ちっとも疲れてなんかいないぞ!?それより喉渇いちゃったな…。」
ヤッチ;「お茶をもらうか?」
アルツ君:「お茶よりコーヒーが飲みたくってさ~。」
ヤッチ:「じゃあ、1階の自動販売機で買ってくるか?そこで待ってるか?それとも一緒に行くか?」
アルツ君:「どっちでもいいですよん。それじゃあ、一緒に行ってやるかぁ~。」
アルツ君と一緒に1階の自動販売機までエレベーターを使って降ります。
ヤッチはエレベーターの中でアルツ君に話しかけます。
アルツ君:「階段、何段くらい上ったんだい?」
アルツ君:「そんなのわかるもんかよ!!喉が渇くくらいだな!?」
1階に着き、ホットのカフェオレを一つ購入です。
ヤッチ:「手に持ってると危ないから、俺が持ってあげるよ。」
アルツ君:「大丈夫さよ~。こんなのちっとも重くないぞ!?」
ヤッチ:「まあ、まあそうおっしゃらずに…。ご主人様のお荷物は私めがお持ちしますよってに…。」
ヤッチはアルツ君の持っているペットボトルを自分のズボンのポケットにねじ込みます。
エレベーターは1階に留まったままだったのですぐにまた乗ることができました。
3階では、渡り廊下を渡り、職員さんが常駐しているカウンターの横を通り過ぎれば、すぐにアルツ君の居室です。
エレベーターを降り、ヤッチはアルツ君と腕組みして渡り廊下を渡ります。
カウンターのところではいつになく、職員さんが大勢います。
それを横目に通り過ぎるか過ぎないかのタイミングでしょうか…。
ヤッチの横を歩いていたアルツ君が急にヤッチの視野から消えます…。
あッ!!!
そうです!!
アルツ君の膝が急にカックンと!!
アルツ君が前のめりに崩れていきます。
ヤッチはアルツ君の腕を抱えていましたが、全くアルツ君に力が入っていない状態だったので、アルツ君の体重でまともに腕を持って行かれます。
瞬時の出来事でしたが、受け身の姿勢をとれていないアルツ君が頭を打っては困るということだけはヤッチの脳裏をよぎりました。
そして、このまま力いっぱいヤッチが支えて、腕を強く引いてしまうとアルツ君の腕や肩にもダメージが来ると…。
アルツ君の体重にヤッチもある意味身を任せつつ、しかし腕へのテンション保ちつつ、アルツ君と一緒に床へ倒れ込んでしまいました。
運動会の二人三脚で転倒するのと同じような格好でしょうか…。
(^^ゞ
幸いギャラリーは大勢います。
誰だかもうわからないくらい、あっちこっちから職員さんの声が飛んできます!!
アルツ君、意識はしっかりあるようです。
照れ隠しでしょうか…。
アルツ君、半笑いの状態…。
床に着地したときに手をついて受け身を取らず、肩から行っちまったようにも見えたので、打ち所が心配です。
ヤッチは一緒に倒れ込んでいるので、頭を打っていないことは確認済みです。
でも、アルツ君、倒れた後、自分で自分の身を起こすことができません。
職員のどなたかがアルツ君に声をかけます。
職員さん:「大丈夫ですか!!」
アルツ君:「大丈夫だよん!!何ともないよん!!」
職員さん:「痛いところはありませんか?」
アルツ君:「大丈夫だよ、どこも痛くないよ!!」
この後、アルツ君には椅子を持って来てもらい、何とか椅子に腰かけることに成功です。
そして、大勢の職員さんがアルツ君の脈拍、血圧、体温やらを調べ始めます。
ニュートラルコーナーでセコンドにお世話を受けるボクサー状態…。
┗┐(-c_,-。)y-~ ふぅ
施設のマニュアル通りの措置らしいです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
アルツ君が落ち着いてきたのでしょうか…。
アルツ君が座っている椅子からヤッチに話しかけてきます。
アルツ君:「おい!!俺のコーヒーどうした?」
ヤッチ:「さすがだね!?頭は打ってないようだ…。俺が持ってるよ。」
アルツ君:「じゃあ、こんな事してる場合じゃない。部屋に戻ろう!!」
ヤッチは職員の皆さんにお礼を申し上げ、アルツ君と居室へ…。
ヤッチ:「歩けるのか?」
アルツ君:「バカ言っちゃいけないよぅ!!歩けるさよ~。ふんだ!!」
アルツ君、自分で椅子から立ち上がり、居室の方に戻ろうとします。
ヤッチ:「あのさあ、今転んだばかりなんだからさ~。」
どこも痛いところも無い様子で、アルツ君、ケロッとしています。
ヤッチ:「さっき転んだのは何だったんだろうな?」
アルツ君:「何だかわかれば、転ぶわけないだろうに。膝の奴が急にカックンってなりやがった!!コンチクショー!!」
アルツ君、自分で自分の膝を叩いています。
ヤッチはヤッチでSTさんから教えていただいた『体落とし』を活用することができませんでした。
(つд⊂)エーン
よほど、心の中で準備している時でないと、無理かもしれません。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
以前にもアルツ君がお風呂から一人で出られなくなるということが有りましたが、力の抜けた人間の体重を支えるのはとても至難の技です。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
結局、この日ヤッチが計画していたアルツ君の歩行訓練は中止です。
(つд⊂)エーン
縄跳びも使わずじまい…。
(つд⊂)エーン
一応、職員さんの許可をもらって(白い目でしたが何か?)、パーキンソンロードなるものをアルツ君の居室に作成してきました。
ヤッチ:「歩けるかい?」
アルツ君:「当たり前さよ~。」
ヤッチ:「じゃあ、このテープを跨ぐように歩いてみんしゃい?」
アルツ君がパーキンソンロードを歩きはじめます。
ヤッチ:「どう?」
アルツ君:「どうって、何がよ?」
ヤッチ:「歩きやすいかって聞いてるの。」
アルツ君:「そりゃあ、印が付いてりゃ歩きやすいさよ~。」
ヤッチ:「テープの幅はどうだい?狭すぎるか?」
アルツ君:「こんなもんだろ!?」
ヤッチ:「邪魔なら剥がすけど?」
アルツ君:「せっかく貼ったんだから、付けときなさいよ。床がにぎやかでいいじゃないか。」
ヤッチ:「おいおい、そっちかよ。」
アルツ君に何回か歩いてもらいましたが、自分が気に入らなければすぐに『剥がせ!!』という男です。
まんざらでもないご様子…。
ヤッチ:「後で『だれがこんなもん付けやがった?』なんて言うなよ?」
アルツ君:「大丈夫でしょ!?邪魔なら俺が剥がしとくから付けておけよ。」
ヤッチ:「自分で剥がすなよ!!剥がしてる最中に転ばれたら意味ないんだから!!」
アルツ君:「ヘイヘイ。」
まあ、効果の程はまだわかりませんが、少なくとも本人が『歩きやすい』と言っているのですから、マイナスにはならないようにも思えますが…。
また、このパーキンソンロードはパーキンソン病やレビー小体型認知症や進行性核上性麻痺などのパーキンソン症状がある病気の方のために考案されているようですが、ヤッチの感触としては、その他の病気でも歩行に障害のある方のリハビリにはかなり有効な手段ではないのかと思います。
施設内のところどころにテープで横断歩道を作るなんていうのも面白いかも!?
それにしてもアルツ君がモデル立ちして、ランウェイを闊歩する日は来るのでしょうか…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
あやつ、片足立ちはおろか、静止した状態で片足を少しも上げることができませんでした…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
ワゴンRスティングレー…
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2013/03/17 | コメント (4) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Topお探しの記事は、この キーワード (ユーザータグ) を設定していない可能性があります。
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