アルツ君は職人進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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三日月

2011/10/23 (日)  カテゴリー: 下の話
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こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

毎日毎日下の話題ばかりでお食事中の方、食前食後の方には大変ご迷惑をおかけしています。

m(__)m

というわけで今日もこの話題です。

(●`w´●)ニァ・・

連日連夜アルツ君の夜の尿失禁に悩まされ続けているキノコさんとヤッチですが、昨日はアルツ君尿失禁をしませんでした。

(-_-;)

せっかく尿取りパッドに切れ込みを入れ、アルツ君の紙パンツに両面テープで固定するというじみ~~な作業を昨日していたヤッチですが、実験の成果を確かめることができません。

。+゚(pωq)゚+。エーン

しかもアルツ君昨日に限って一滴もしてないんです…。

こっちは昼夜逆転してしまい、アルツ君に呼び出しを食らうことはなかったのにあまり熟睡できず…。

キノコさんもどうやら同じだったらしく、三人とも日曜日だというのになぜか早起きです。

ため息をつきながら茶の間に入ってきたキノコさんに向かって一番元気なアルツ君が話しかけます。

「お前はずいぶんばあさんになったなあ~。何だかゲッソリしてるぞ。」

「当たり前じゃない!あんたが寝かしてくれないんだから!」

「俺はお前に寝ちゃいけないなんて一言も言ってないぞ!?」

「はい。はい。そうでしょうね~。」

キノコさん朝からやる気ナッシングです…。

不愛想にアルツ君にコーヒーを注ぎ、ジャム&マーガリンをテーブルの上に置きます。

封がすでに切ってあるのに逆から開けようとするアルツ君。

ようやく開けることが出来ましたが、逆の出口から逃げられてしまいます。

テーブルの上に落ちたパンを拾い上げながらブツブツ言っています。

「チクショー!!お前パンのくせにけっこうすばしっこいな!?」

ヤッチは先に食べ終わってしまったので、さっさと二階の自分の部屋に引っ込みます。

しばらくするとアルツ君の大きな声が下から聞こえてきます。

咳こんだり、くしゃみをしたりすると大音響なので最初はあまり気にもしませんでした。

どうやらまたキノコさんとやり合ってるのかな?

しばらくしても声はやみません。

どうやら咳こんでいるのではない感じ…。

????

部屋の戸を開け、階下の様子を聴こうと耳をすまします。

なんだか嗚咽しているようなアルツ君の大声です。

階段の降りるとすぐ脇にトイレがあります。

トイレの戸を開けっぱなしにしてリーバースしているようです。

キノコさんが後ろで何やら指示してわめいている感じにも聞こえます。

恐る恐る階段を降りていくことに…。

階段の踊り場を廻ると階段の上には洗面器が…。

もう一段降りると洗面器の中に少量の嘔吐物が…。

「ちょっと一回ここに座って休みなさい。」

後からキノコさんに聞いた話ですがパンを一口二口かじったところで急に顔色を変えてトイレに駆け込んだらしいです。

ヤッチが二階に行ってしまった直後のことらしいです。

誰かに毒を盛られたか???

いや。いや。戦国下剋上の世ではないのでいくらヤッチでもそのようなことはやると思います。

えっ~!!

急に『気持ち悪い』と言い出し、トイレで嗚咽を始めたらしいです。

かなり長い時間便器に話しかけていたらしいので、体力の消耗を考え、キノコさんがアルツ君のためにパイプ椅子を出してきたようです。

状況をまだ把握していなかったヤッチは階段の上から二人のやり取りをしばし傍観するしかありません。

「早くここに座っちゃいなさい!!」

キノコさんがアルツ君の上着の背中を引っ張っているようです。

トイレから少し離れた場所に椅子は置いてあります。

アルツ君がトイレから出てきます。

朝一であった時の血の気は全く消え失せています。

トリカブト?

フラフラ~っと出てきてキノコさんの用意したパイプ椅子に身をゆだねます…。

かなりスローなフワーっと力の無い足取りです。

もう魂が抜かれているのかもしれません…。

しかしっ!!!

腰かけたのはいいのですが背もたれのないところ、そう横向きに腰かけてしまいました…。

当然アルツ君の背中を預かってくれるところはありません。

宅配便が来てもご近所さんで預かってくれるところはなく、しぶしぶドライバーは不在票を走り書きしてポストに投函です。

(今どきやんねーよっ!)

背もたれがあると勘違いしているのか、全く意識がないのか遠慮なくアルツ君は背中を空中背もたれに預けていきます。

けっして定期預金ではなく、普通預金です。

キャッッーーーーーッッッッッッッーー!!!!

キノコさんの悲鳴がご近所さんに居留守を使っていることを知らせてしまいます…。

ドッタンッッッッッッッ!!!!

空中を背もたれと勘違いした職人の背中は階段下のフーローリングの床をなんのためらいもなくノックしてしまいます!

受け身をとれなかった元職人の眉間は厳しい下剋上の世に深々とした皺を刻みます。

「うっーーー。」

硬直した表情からは鈍いながらも空気が漏れだします。

「ちょっと!!!」

キノコさんの慌てふためいた悲鳴が再び鳴り響きます。

(ちょっと何なんでしょう?)

「ちょっとしっかりしてっ!!!」

(ちょっとよりイッパイだろっ?)

「いた~いィ……。」

どうやら意識はあったようです…。

ε-(゚д゚`;)フゥ...

だいぶスローに描写していますが、実際には瞬時の出来事です。

ヤッチも階段を慌てて飛び降ります。

けっしてアルツ君にニードロップはくらわせていませんので…。

もうあと30センチ倒れる所がずれていたら玄関のタイルに頭を痛打しているところです。

ε-(゚д゚`;)フゥ...

「頭打ってないか?」

ようやくヤッチの登場です。

返事がありません…。

「目開くか?」

聞こえていたようで、薄目を開けます。

「ちょっと触るぞ!」

そう言ってヤッチはアルツ君の右指を少し小突くような感じで叩きます。

「感じるか?」

かすかに目を閉じ、うなずきます。

「こっちは?」

逆の手の指を同じようにして反応を確かめます…。」

「感覚あるか?」

「あぁー。ちょっと起こしてよ。痛い。」

ようやくアルツ君が口を開きました。

どうやら意識もあるし、頭は幸い打っていなかったようです。

フローリングの固いところに仰向けになっていたのでそっちの痛みの方が本人にとってはつらいようです。

「じゃあ。ゆっくり体起こすからな!痛かったら言えよ!」

ゆっくり仰向けの状態を起こします。

「あー。楽になったあ~。」

ようやくアルツ君にも表情が戻ります。

青ざめていた顔色にも赤味がさしてきました。

(*^_^*)

「どっか痛いところあるか?」

「背中が痛いぞ。」

「じゃあ。生きてるな。よかったよかった。」

「お前そんなセッショウなこと言うなよ。ちょっとあっちに連れて行けよ。」

あっちとは茶の間です。

「じゃあゆっくり起こすけど歩けるか?」

「わからん!」

「まあいいや。じゃあ。起こすぞ!」

我流ですが最近は尻もちをついているアルツ君を簡単に起こす術をマスターしつつあります。

ほとんど力づくですが…。

アルツ君を抱きかかえるようにして茶の間のソファーまで運びます。

キノコさんにはソファーの上に簡単な布団をひいておくようにお願いしてあります。

ようやくアルツ君をソファーに寝かすことが出来ました。

やはり背中を痛打しているので圧迫骨折していないかが心配です。

背中が少し痛むようですが、ほかはいつも通りに戻ってきている様子。

キノコさんもホッとした様子です。

「ちょっと~」

キノコさんがまたしてもこの言葉を発します。

今度はアルツ君ではなく、ヤッチに向けられています。

しかもヤッチの股間あたりを指さしてます。

「何?」

「何ってよく見てごらんなさいよ!」

???

何やら茶色いネチョネチョした物体がヤッチのズボン、そして胸あたりにも点々と付着しています。

????

くさーーーいっ!!!

寝ているアルツ君のお尻あたりに目をやるとキノコさんが用意した布団のシーツににも同じような物体が…。

こっちは粘性は失われ、むしろこすり取られた後のような紋様です。

あっーーーーー!!

やられました…。

ウソ━Σ(-`Д´-;)━ン!!

そう…。

アルツ君の子猫ちゃんの流産です…。

クソ━Σ(-`Д´-;)━ン!!

このままでは子猫ちゃん達はアルツ君のお尻につぶされたままです。

その下の布団からも救出の要請が入りました。

少し元気取り戻したアルツ君を起こすしかありません。

着衣を脱ぎ捨てようと思っていたヤッチはさらなるリスクを避けるため、まみれた着衣のまま任務を決行することに…。

アルツ君に一応お伺いを立てます。

「もう一度起き上がれるか?」

「あん?」

「そこから立てるかい?」

「当たり前だろ!?そんなもん簡単だ!」

流産後なのにスッキリしているのか、流産したからスッキリしているのか…。

とにかく完全にアルツ君復活です。

「じゃあ。ゆっくり状態起こして!ゆっくりだよ!」

上体を自分で起こしたアルツ君にアルツ君に踏みつぶされて押し花と化してしまった子猫ちゃんの残骸を指さします。

もうシーツがかなり水分を吸収しています。

ちょうど身を起こしてお尻の辺りに手をついているアルツ君です。

危うくまた『ねこ糞じゃった』を演奏してしまうところでした。

⊂(^ω^)⊃ セーフ

「ちょっと手元見てみな?」

……

「あっーー!!!」

アルツ君もびっくり。

続けてしゃべります。

「だれだ?こんなところにしたのは?」

「誰って決まっているだろ!?そーっとケツ持ち上げないと大変なことになるからな!」

「うーん。それにしてもこのシミは変な形してるなあー。」

……

「わかった!三日月だ!!」

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ



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