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こんばんは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
久しぶりに記事を書かせていただきます。
アルツ君ですが、認知機能の衰えはあるものの、特養で元気に過ごしています。
ヤッチはと申しますと、左のおでこにできた脂肪腫と、右頬にできた粉瘤腫の摘出手術のための前段階として、先日、MRI検査と、診察を受けてきました。
先日と申しましても、MRIの検査が6月26日、形成外科の先生の診察が7月1日ですから、かなりの時間が経過してしまっていますね。
m(__)m
結果から先に申し上げますと、脂肪腫と粉瘤腫の摘出手術は8月19日。
しかも、日帰りで手術を受けられることになりました。
当初、入院しなくてはならないと言われていたので、日帰りで手術を受けられるのは、なんともうれしい限りです。
[関連記事:脂肪腫、ガングリオン、粉瘤腫の除去]
なんで日帰りになったかを形成外科に先生に訊ねようと思いましたが、訊いてしまうと、『それじゃあ、入院しますか?』なんて、言われそうな気がして、訊く勇気がありませんでした。
ヤッチの勝手な推測ですが、MRI検査の結果、おでこにできた脂肪腫が、筋肉への癒着が少なく、比較的摘出しやすいタイプだったからではないかと、考えています。
形成外科の診察の時に、MRI検査の結果の画像(パソコン画面)を先生から、見せて頂きました。
先生:「パソコンの画面上で、術後の様子を大まかに把握することができるんですよ。今、おでこのところの脂肪腫が、画面で白く膨らんでいるのがお分かりになります?」
ヤッチ:「はい、プクッと膨らんでいますね。」
先生:「内側から見ていくと、これが、頭の骨、これが筋肉、これが皮膚…。脂肪腫が筋肉と皮膚の間にできているのがわかりますかね?」
ヤッチ:「はい、わかります。」
先生:「そして、画面ではこの膨らみ(脂肪腫)は白く写っていますが、脂肪だけを逓減させる特殊な装置が有って、画面上で、私が今、マウスを動かすと、脂肪の白い部分だけが、画面から消えていきます。」
先生がパソコンのマウスのセンターホイール(?)を動かします。
先生:「ね?今、おでこの膨らみの白い部分が無くなったのは、お分かりになりましたか?脂肪だけを画面から消したわけで、それによって、おでこの膨らみ部分も消えましたから、この膨らみは脂肪の塊だということがわかります。」
ヤッチ:「ほほー。便利な世の中ですね。」
先生:「もちろん、これは画面上のことで、手術で切ってみないとわかりませんが、脂肪腫が筋肉の方に回り込んでいないようなので、比較的簡単に摘出できると思います。人によっては、脂肪腫が皮下だけではなく、筋肉の方に回り込んでいる方も、いらっしゃいますので、そうすると、雑な言い方ですが、面倒な手術になって来ると思います。」
ヤッチ:「なる…。」
先生:「どうなさいますか?今は経過観察で、手術せずに、様子を見るということもできますが…?」
ヤッチ:「以前より、脂肪腫は大きくなっているんですよね?」
先生:「少しですが、大きくはなっていますね。」
ヤッチ:「そうしたら、バッサリやっちまってください。」
先生:「そうしましたら、手術の後、1週間後に抜糸になります。今は抜糸を早くする方が傷跡が残りにくいということもあるので、当院では比較的早いタイミングで、抜糸を行います。」
ヤッチ:「そうなんですか…。」
先生:「手術の日程なんですが、手術日が月曜日で、その1週間後の抜糸の日も開けていただく必要が有ります。」
ヤッチ:「はい…。」
先生:「7月8日に手術すると、7月15日は海の日でお休みなので抜糸ができません。その次の週は私が本院の方へ行かなくてはならないので…。」
ヤッチ:「先生の御都合に合わせて日程を組んでもらって、構わないですよ。」
先生:「そうですか…。そうしましたら、最短で日程が上手く噛みあうところが8月19日の月曜日になります。この日を手術日、翌週の8月26日を抜糸日というのでは、いかがでしょう?」
ヤッチ:「ありがとうございます。是非その日程でお願いします。」
他にもいろいろと、先生からお伺いしたことはたくさん有りますが、省略させていただきます。
この後、先生から具体的な手術の説明を受けました。
ちょいと気になったのは、手術の際の切開方法…。
おでこに有る脂肪腫はおでこのシワに沿って、メスをスーッと一本だけ入れるそうですが、右頬の粉瘤腫については切開方法が違うそうな…。
粉瘤腫は粉瘤腫の周りを紡錘形に切って、皮膚ごと取り除いて、縫合するというやり方。
脂肪腫より粉瘤腫の方がはるかに小さいのですが、こっちの方が傷跡が大きく残りそうですね。
手術についての診察は以上で、8月の19日を待つばかりとなりましたが、この脂肪腫と粉瘤腫の摘出手術の説明の前に事前に顔面のMRI検査(6月26日)を受けていたわけです。
このMRI検査の時に、ちょっと気になった事が有ったので書き留めておきたいと思います。
ご存知のようにMRIは磁気を利用して、画像化する技術。
CTは放射線を利用して画像化する技術。
どっちがどう優れているかは、よくわかりませんが、最近ではMRA検査なんていうのも有って、MRIの技術を使って、血管だけを抽出して撮影できる技術もあるようです。
ヤッチはこのMRI検査を受けたわけですが、検査に先だって、MRI検査の予約票とMRI検査に持ち込んではいけないものなどが書かれた用紙、それにMRI検査問診票をもらいました。
MRI検査問診票は検査当日に持参すれば良い事になっています。
「MRI検査予約票」(抜粋)
MRI・MRA・MRCP・MRU検査を受けられる方へ
<MRI検査とは>
MRIの検査は、強い磁力利用して体内の情報を画像化する検査です。そのため、X線の被ばくは有りませんが、検査に際して以下の注意事項にご留意ください。
- 検査は狭い空間で、かなり大きな騒音を伴いますので、ご了承ください。
- 検査中は良い情報を得るために、極力、体を動かさないようお願いいたします。
- 検査に要する時間は20~30分です。膀胱の検査を除き、検査前にトイレ等に行っておくことをお勧めします。また、検査の都合で順番が前後することがありますので、ご了承ください。
- 小児や安静を得られない方の場合、鎮静・睡眠剤を使用することがあります。
- 大きな磁石の中に入るため、金属を持ち込むと(あるいは手術により体内に金属が入っている場合)、金属の材質により人体や診断画像に影響が出ることがあります。
- 持ち込んでしまった磁気カードや機器の破損のみならず、火傷などの傷害が生じる恐れがありますので、必ず、別紙「MRI検査問診票」「MRI検査室に持ち込めないもの」をご確認下さい。
- 以下のものを装着している場合はMRI検査を受けられません。
- ペースメーカー
- 人工内耳
- マグネット式の義歯・義眼
- 検査当日には安全確保のため、MRI専用の検査着に着替えていただきます。
MRI検査予約票から抜粋
- かつら
- ヘアピン
- 補聴器
- 人口内耳
- ピアス
- めがね
- コンタクトレンズ
- 入れ歯
- ネックレスなど、アクセサリー類
- 金属の付いた下着(ブラジャー)
- ペースメーカー
- 指輪
- ブレスレット
- ジェルネイル
- 時計
- 湿布・貼り薬
- ホッカイロ
- ピップエレキバン
- 携帯電話
- 財布
- 鍵
- 磁気カード
- ベルト
「MRI検査問診票」は残念ながら、検査当日に提出してしまったので、手元に有りませんが、内容は、上の「MRI検査室に持ち込めないもの」の中にある項目を箇条書きにしてあって、それを身に付けていないかどうか、あるいは、持ち込んでいないかをチェックして行くものです。
ヤッチ自身はメガネや時計など、すぐに外せるもの以外は身に付けていないので、チェックはすぐに終了です。
ただ、「MRI検査室に持ち込めないもの」には書かれていない項目が混じっていました。
- 入れ墨(刺青、タトゥ)
- アートメーク
MRI検査は磁気を使うので、時計やアクセサリー類の金属がアウトなのは容易に推測がつきますが、何で、入れ墨やアートメークもアウトなんでしょうか…???
知らないのはヤッチだけ???
知らないことがあると解明したくなる性分なので、検査当日に、このことを病院で訊ねてみました。
質問相手は検査技師さんではなく、看護師さんです。
ヤッチ:「金属が検査でダメなのはわかるんですけど、何で入れ墨とか、アートメークがダメなの?」
看護師さん:「入れ墨に使われる染料や顔料に鉄分などの磁石に反応するものがあって、MRI装置の中で、大きな磁場ができると、電流が発生して、感電とか、火傷してしまうことがあるんですよ。アートメークもこれと同じ理由です。当院では、必ず、入れ墨やアートメークをされている方には、申告してもらっています。鉄だけが磁石に付くものと思っている方も多数いらっしゃいますからね…。」
ヤッチ:「サウナやスーパー銭湯の入店お断りの看板とは別の次元なんですね~。顔料ですか…。そいつは知らなかったわ~。」
ジェルネイルも同様の理由で、ジェルネイルの成分に金属(元素)が含まれていると、MRIによって発生した磁場に引き寄せられて危険であり、また、場合によっては、爪がジェルネイルと一緒に剥がれる可能性もあるということで、ジェルネイルをしたままでは、検査を受け付けてくれない医療機関も有るようです。
看護師さんや検査技師さんに怒られる前に、スタッズも外して(落として)検査を受けるか、事前に検査を受ける病院に問い合わせをしておいた方が良いかもしれません。
看護師さん;「入れ墨やアートメークを施されている全員の方に、この金属を含む顔料が使用されているとは断言できませんが、ぜったいに含まないとも断言できないので…。」
ヤッチ:「なるほどね…。そしたらもう一つお伺いしてもいいですか?ダメと言われても訊きますが…。」
看護師さん:「はい…。」
ヤッチ:「俺は男だからよくわからないんだけど、アートメークって、まゆ毛とかに墨を入れるやつのことですよね?それって、入れ墨とは別物なの?」
看護師さん:「皮膚に針を使って、色素(顔料・染料)を入れていくという意味では、入れ墨もアートメークも同じことですが、皮膚に色素を入れる深さが違うんですよ。」
ヤッチ:「どっちが深いの?入れ墨ですか?」
看護師さん:「そうです。入れ墨です。入れ墨は皮膚の深いところ、つまり真皮に近いところまで顔料や染料を入れますが、アートメークは皮膚の浅いところ、表皮近いところに入れていくみたいですよ。」
でも、色素を入れる深さの違いが入れ墨とアートメークの違いであることはよくわかりましたが、果たして、こんなに上手く深さを変えて、色素を入れる事って、技術的に可能なのでしょうかね?
さらに、入れ墨やアートメークを施していると、この病院は検査をしてもらえるのか否かも、訊きそびれてしまいました。
(-_-;)
幸い、ヤッチは入れ墨もアートメークもしていませんが、MRI装置の中から出てきたら、クリスマス前のお肉屋さんの店頭というのは勘弁願いたいものですね。
さらに、何年か前に、ロシア人の女の子二人組が、日本の音楽番組か何かをドタキャンしたことがありましたが、彼女たちは今何をしているんでしょうかね~。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
彼女たちのグループ名(デュオ名)を思い出せます?
そして、そのグループ名(カタカナ)をローマ字入力できます?
流行った曲名は何だったんでしょうね~。
(●`w´●)ニァ・・
↓
2013年08月19日に脂肪腫と粉瘤腫の摘出手術を受けました。
摘出した部位は病理検査に出し、粉瘤腫については、『脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)』で有る事がわかりました。
下記に詳しい記事をアップしていますので、あわせてご覧くださるようお願い申し上げます。
関連記事:
脂肪腫の摘出と脂漏性角化症
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