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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
先日やったアンケートですが、どうも日常会話の中では、『蚊に食われる』と言う方が多いようですね。
まだ、アンケートに参加されていない方は、この機会に是非参加してみてください。
また、このブログでは記事の中で他にもアンケートでやらせていただいていますが、参考までに列挙しておきますね。
- 蚊に刺されたときの表現方法は?(前回のアンケート)
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(パソコンで閲覧の方は、右横のサイドバーにもアンケートの項目が有ります。)
さて、この間の金曜日、アルツ君がインフルエンザの予防接種を施設で受けるということで、姉にちょっと様子を見てきてくれと電話で頼まれました。
アルツ君、未だかつて、インフルエンザの予防接種を受けたことがありません。
というより、アルツ君、元気だったころは風邪なんて滅多に引いたことはないし、まず医者通いなんてしたことがありませんでしたから。
家族の誰かが風邪でも引こうものなら、『鍛え方が足りないから、そうなるんだ。』ってな感じです。
そんなアルツ君、施設から予防接種を受けるように言われてしまいました。
まあ、集団生活をしているわけですから、当たり前と言えば当たり前。
姉はアルツ君が注射を打つときに暴れ出すんじゃないかとか、注射の後に熱でも出すんじゃないかとか、心配してヤッチに電話をかけてきました。
確かに薬剤過敏のあるアルツ君ですから、初めてのインフルエンザの予防接種は心配といえば心配です。
姉の仰せどおりにちょいとアルツ君のところへ行ってきました。
最近、すっかり流行歌の歌詞にハマっているアルツ君。
この日もヤッチは流行歌の歌詞を何点かプリントアウトしていたので、アルツ君のいる施設に一緒にもって行くことにしました。
施設に着くと、アルツ君、廊下の定位置に腰かけています。
ヤッチが出かけて行ったのは午後のことでしたが、もう予防接種も終わっているだろうと思い、アルツ君に質問します。
ヤッチ:「インフルエンザの予防接種はもう受けたのかい?」
アルツ君:「予防接種だか何だか知らないけど、ブスッと腕に注射をして行ったぞ。」
ヤッチ:「先生が部屋まで来てくれて注射を打ったの?」
アルツ君:「いや、ここだよ。俺がここに座ってるところにブスッ。」
ヤッチ:「泣き叫んだのか?」
アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ~。俺がいくつだと思ってるんだ?」
ヤッチ:「3歳。」
アルツ君:「お前ね、犬や猫の歳ならそういうこともあるけど、俺はもう84歳だぞ!?」
ヤッチ:「よかったじゃん。自分の歳を覚えてて…。それより、また流行歌の歌詞を持ってきたぞ。」
アルツ君:「いいね~。じゃあ、俺の部屋に行こう。」
姉はアルツ君のことだから、注射をしてもらう時にお医者さんにまたあーでもないこーでもない言って、注射を嫌がるのではないかということを心配していました。
でも、そんなこともなく予防接種はうまいこといったようです。
\(^o^)/
ヤッチ:「今日の歌詞は写真付きだぞ!?」
アルツ君:「おっ?いいね!!これなら(写真が付いているから好きな曲を)さがさないでもすぐにわかるな。」
特にそれを意識して、画像付きにしたわけではないのですが、結果オーライの状況です。
(●`w´●)ニァ・・
何点かプリントアウトしてきた歌詞のうち、この間音楽療法でも取り上げられていた『湯島の白梅』と『東京行進曲』も入っています。
『湯島の白梅』には白い梅の花の画像を、『東京行進曲』には、柳と浅草雷門の画像を差し入れています。

歌詞(湯島の白梅)
[拡大する]
(画像には一部モザイクをかけています。)
ヤッチ:「なっ!?そう思って写真付きにしてきたんだよ~。」
アルツ君:「お前にしちゃあ、ずいぶん気が利くじゃないか?」
ヤッチ:「気持ち悪いから、褒めないでくれる?」
アルツ君:「へへ~んだ!!」
ヤッチ:「デュエットって知ってるか?」
アルツ君:「なんだそれ?食い物か?」
ヤッチ:「違うよ。歌を二人で歌うんだよ。」
アルツ君:「へー。そんなもんが有るのか…。」
ヤッチ:「その『湯島の白梅』っていう曲は男と女で歌える曲みたいだぞ。ばあさん(キノコさん)が来た時に一緒に歌ったら?」
アルツ君:「その『デレッと』とかいうのは、どうやるんだ?」
ヤッチ:「その印刷してきた紙に【男】とか【女】って書いてあるだろ!?その【男】って書いてあるところを旦那さん(アルツ君)が歌うんだよ。」
アルツ君:「へー、何だか難しいなぁ…。練習しないと歌えないなぁ…。」
ヤッチ:「ばあさんが来た時に一緒に練習すればいいさ。」
アルツ君:「ま、そりゃそうだ~。」
ヤッチ:「そりゃそうと、今日は日記に書く材料ができたね?」
アルツ君:「日記?なんだ日記って?」
ヤッチ:「この間、俺が持ってきた『ちょこっと日記』っていうやつだよ。」
[関連記事:『ちょこっと日記』]
アルツ君:「あー、これのことかよ!?こんなの書くのは簡単だ。」
ヤッチが持ってきた『ちょこっと日記』をアルツ君がクリアファイルから取り出して、書きはじめますが、やはり日にちと曜日がわかりません。
ヤッチ:「昨日が25日の木曜日だぞ~。」
アルツ君:「そうすると…。26日の金曜日!!」
ヤッチ:「なんだ、そのドヤ顔は?普通の人はみんなすぐにわかるんだぞ~。」
アルツ君:「俺は普通じゃないからな!?」
ヤッチ:「で、その次。今日は何かやったよな?」
アルツ君:「クソか?クソはしてないぞ!?」
ヤッチ:「そうじゃなくてさ…。なんかそこの廊下でチクっとするものやらなかったかぁ…?」
アルツ君:「あー、注射のことかよ?あれは今日だっけ?」
ヤッチ:「ついさっき、『やった』って言ってたじゃないかよ。まあいいや、そこに『インフルエンザの注射をした』って書いときなよ?」
アルツ君:「あいよ。」
書き終えたアルツ君の日記を読みましたが、なかなかプリティーなことを書いています。
『インフレベンザ駐車シタ』
(^^ゞ(^^ゞ
ヤッチ:「なんだかお巡りさんでも出てきそうな文章だな。じゃあ、今度は散歩に行こうよ?」
アルツ君:「いいですよん!!」
とりあえず、危険なので、アルツ君の紙パンツを確認です。
(^^ゞ
アルツ君の背後にまわり、アルツ君を手すりにつかまらせ、立ったままの状態で紙パンツを少しずらして、覗き込みます。
アルツ君:「ふんだ。きれいなもんでしょ?」
ヤッチ:「ケツは汚いけど、パンツは綺麗だなぁ…。」
アルツ君:「当たり前さよ~。俺はいつもちゃんとしてるぞ。ブッ。」
ヤッチ:「あっ!!今なんか変な音出しただろ?顔に爆風が飛んできたぞ~。危ないなぁ…。」
アルツ君:「はは~んだ。お前が暑いんじゃないかと思って風を送ってやったんだよ。」
ヤッチ:「そんな臭い風いらないよ!!トイレに行っておいた方がいいんじゃないか?」
アルツ君:「大丈夫だよ!!」
ヤッチ:「最近、俺が来ると連チャンでやらかしてるんだからな。今日は勘弁してくれよ~。パブロフ君って命名しちゃうぞ!?」
アルツ君:「大丈夫ですよ!!ブッ。」
ヤッチ:「ホントかよー。なんか怪しいなぁ…。」
アルツ君:「心配ないって、ほら行かないのか?行くぞ。」
ヤッチは首を傾げながら、アルツ君と一緒に1階の出口に向かいます。
1階の出口まで来ると、受付のお姉さんに『いってらっしゃい~』と笑顔を振りまかれます。
アルツ君:「はいはい。行ってきますよ~ん。ブッ。」
ヤッチ:「あっ!!またやったな?トイレに行ってからの方がいいんじゃないか?」
アルツ君:「そんなに心配していらないよ。乾拭きなんだから…。」
????
ヤッチ:「なんだ、乾拭きって?」
アルツ君:「乾拭きは乾拭きだよ。」
ヤッチ:「はあ?」
アルツ君:「乾拭き!!(おならが)カラ吹きっ!!」
ヤッチ:「いやらしい言い方だな~。カラ吹きだから、『出てない』って言いたいわけね?」
アルツ君:「そうだよん!!」
ヤッチ:「そうとうガスが貯まってるんじゃないのか?」
アルツ君:「そうかもな!?イタチが腹で運動会してるかもしれないぞ。」
ヤッチ:「インフルエンザの予防接種でガスが出るっていうのも聞いたことないしなぁ…。とにかくヤバそうだったら早く言えよ?」
アルツ君:「心配ご無用ボンド!!カラ吹き、カラ吹き!!」
遊歩道から先に行き、アルツ君の足に余裕が有れば、子どもたちがいっぱい集まっている公園まで足をのばす予定です。
遊歩道の中の木々を二人で見て回ります。
ヤッチ:「もう少しであのカエデも紅葉して来そうだな?」
アルツ君:「もうそんな時期か?」
ヤッチ:「もう少しで11月だぞ。」
アルツ君:「そうか…。もうそんななるか…。」
ヤッチ:「あの葉っぱの最後の一枚が落ちた時、旦那さんも棺桶の中だな…。」
アルツ君:「縁起でもないこと言うなっ!!化けて出てやるぞ!!」
ヤッチ:「今日は足の調子も良さそうだから、公園まで行ってみるか?行けそう?」
アルツ君:「俺は大丈夫だけど、足の奴がなんて言うかはわからないぞ!?」
ヤッチ:「じゃあ、もう少し。がんばってみるべ!!」
公園まではヤッチからすれば、本当にわずかな距離ですが、足腰が弱って来ているアルツ君には長い道のりです。
最初はくだらないことをしゃべりながら、笑いも飛び交っていましたが、公園に近づくにつれ、アルツ君の表情が曇り始めます。
はい…。
もう、おわかりですよね…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
水戸黄門のエンディングよりわかりやすいと思います。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
そろそろ助さんのお出ましです。
ヤッチ:「ヤバいのか?」
アルツ君:「まあな…。」
ヤッチ:「(施設に)戻るまで我慢できるかぁ?」
アルツ君:「もう、おそい…。」
ヤッチ:「えっ!!ネッチョリか…?」
アルツ君がコクリとうなずきます…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
ヤッチ:「公園は諦めて戻ろうか?もう少しの辛抱だからな!?」
アルツ君:「水拭き…。水拭き…。」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
深刻な大気汚染が問題となっている中国(北京)ですが、その原因の一つが『PM2.5』という微粒子だそうな…。
なんでも、この『PM2.5』という微粒子は、工場などから出る煙や自動車の排気ガスなどがその発生源で、人間の髪の毛の太さのおよそ40分の1ほど…。
ヤッチの髪の毛をひいき目に見たとして、20分の1ということになるんでしょうか…。
(-_-;)
この『PM2.5』は花粉よりも小さいので、花粉用のマスクをしていても、肺の奥まで入り込んでくるらしいですよ。
コワ━━━((;゚Д゚))━━━!!
喘息や肺がんを発症させる危険な物質であるということは想像のつくことですが、これが肺だけにとどまらず、脳にも蓄積され、これが原因で思考力を低下させるじゃないかなんていうことまで言われているので、もしかしたら、『急性認知症』なんていう言葉まで新たに生まれてきたりして…。
コワ━━━((;゚Д゚))━━━!!
最近では、天気予報などでも、当たり前のように『花粉情報』をやっていますが、今後は『PM2.5情報』なんていうのも各放送局で流すかもしれませんね。
九州大学応用力学研究所(竹村俊彦准教授)では『大気汚染粒子予測』なる動画まで配信していますから、もう対岸の火事とは言ってはいられないかも…。
参考までに、この九州大学応用力学研究所のホームページのURLを載せておきますね。
[参考]
- SPRINTARSホームページ(Spectral Radiation-Transport Model for Aerosol Species)
- PM2.5予測・黄砂予測
- PM2.5予測(動画)
- 黄砂予測(動画)
- 携帯電話用SPRINTARS PM2.5・黄砂予測
さて、いつもの通り前置きが長くなりましたが、昨日はアルツ君のところに面会に行ってきました。
そう言えば、アルツ君に最近ボタモチを食べてもらっていなかったので、途中スーパーマーケットに立ち寄り、買っていくことにしました。
買い物を終え、再び自転車に乗り、アルツ君のいる施設(特養)に向かいます。
施設に着くと、受付で面会者カードに記入して、面会の手続きをします。
記入している途中で、受付の女性職員さんに話しかけられます。
女性職員:「あの…。ご存知とは思いますが、インフルエンザが流行っていまして…。」
『インフルエンザが流行』という言葉を聞くと、いつも妙な違和感を覚えるのはヤッチだけでしょうか…。
だって、『流行かぜが流行』って言っている気がしてならないんですけど…。
まあ、そんなことはどうでもいいですね。
(^^ゞ
ヤッチ:「みたいですね…。」
女性職員:「それで…。担当の先生(施設の嘱託医)や保健所の方から指導がございまして…、皆さんに面会の自粛を呼び掛けているんですよ…。」
ヤッチ:「あっ、そうなんですか?じゃあ、今日は(面会は)無理?」
女性職員:「いえいえ、今日はせっかくいらしていただいたのですから、どうぞ。ただ、マスクの着用とそこに備え付けてあるアルコールで消毒してから、面会にいらしていただきたいのですが…???」
ヤッチ:「はい、わかりました。」
ヤッチは、顔面神経麻痺の影響で、外出するとき、マスクは標準装備です。
施設に来た時は、アルコール消毒もいつも欠かさずやらしていただいているので、普段と変わりありません。
ただ、いつも気になるのは、受付で面会の手続きを済ますと、施設のスリッパに履き換えるのですが、面会にいらっしゃる多くの方は、スリッパに履き換える前にアルコール消毒をしています。
消毒済ませた手ですぐにスリッパに触るんですよねえ!?
ヤッチは泥まみれの手で平気でおにぎりを食べる口なので、自分自身はあまり気になりませんが、神経質そうな方に限って、先にアルコール消毒をしているのが笑えます。
普段に比べ、職員さんもナーバスになっているように見受けられるので、スリッパに履き換え、1階にあるトイレをお借りし、手洗いを済ませてから、消毒です。
手にアルコールをシュッシュしていると、再び、女性職員さんに声をかけられます。
女性職員:「あの、いつもお使いになられているエレベーターなんですが…。今日は、そのエレベーターではなく、奥にあるエレベーターをご利用ください。」
いつも、受付からすぐのところにあるエレベーターを利用させてもらっています。
そのエレベーターで3階に昇り、渡り廊下を抜けて、アルツ君の居室に向かいます。
受付のある棟とアルツ君の居室のある棟が別棟なんです。
で、今日は先に別棟に渡ってから、別棟のエレベーターを使えという指示です。
ヤッチは『何でまた!?』と思いつつ、普段、使っていないエレベーターを言われた通り使います。
このエレベーターを使うと、アルツ君の居室は扉が開いたとすぐのところ…。
アルツ君の『定位置』に至ってはすぐ真正面です。
3階に着き、エレベーターの扉が開くと、アルツ君、『定位置』に腰かけています。
目をつぶり、腕組みをして瞑想にふける元植木職人さんです。
ヤッチ:「死んでるのか?」
アルツ君:「おっ!?お前、どっから来たんだ?」
いつもと違うところから出てきたヤッチにビックリするアルツ君。
ヤッチ:「家からだよ。」
アルツ君:「ちぇっ!!もっと気の利いた事言えよ!!」
ヤッチ:「ところで、インフルエンザが流行ってるらしいな?」
アルツ君:「どうもそうらしいな~。この下(2階)でだれか(インフルエンザに)なったらしいや。」
ヤッチ:「旦那さん(アルツ君)は大丈夫なのか?」
アルツ君:「だれ?俺~?俺はここがいいもん!!」
アルツ君が自分の頭を人差し指でコンコンと突きます。
ヤッチ:「ならいいけどさ~。でも、人がたくさんいるから、いつうつされるかわからないぞ!?」
アルツ君:「かーっ!!お前ね、人なんかいるかよ!!あそこ見てみろよ!!」
アルツ君が指さした方向は、別棟に行くための渡り廊下の方向です。
ヤッチはエレベーターから出てきてすぐにアルツ君のところに向かったので、アルツ君の指さした方向に背を向けています。
ヤッチが振り返ると、アルツ君の指さした方向には防火扉が…。
(・・;)
防火扉で遮断され、別棟には行けないようになっています。
ヤッチ:「あちゃーー!!火事でもあったのか?」
アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ~。インフルだってよ~。インフル…。」
ヤッチ:「ウィルスが入って来ないようにってか?」
アルツ君:「ふんっ!!(防火扉の)向こう側でも同じことを言ってるっていうんだよ!!」
遮断されているとはいえ、防火扉には、小さな扉が設けられているので、職員さんはその小さな扉で行き来はできるようです。
でも、徘徊癖のある入所者さんもたくさんいらっしゃるので、そこは職員さんだけしか使えないようにロックされていると思われます。
ヤッチ:「なるほど…。インフルエンザ対策か…。」
アルツ君:「俺は、(職員に)怒鳴ってやったよ!!『こんなことしたってなる奴はなるんだから、風通し良くしておけっ!!』ってな!?」
ヤッチ:「たしかに一理あるな…。せまっくるしいよなあ…???」
別棟に行く渡り廊下を遮断されると、アルツ君の居室のある廊下だけが空間になるわけで、わずか30~40m程度を行き来できるだけになります。
(-_-;)
しかも当然、階下には降りられませんし、ましてや外出は禁止です。
(-_-;)
アルツ君:「これじゃあ、生き埋めだよ。生き埋め!!」
たしかにこの閉塞感はかわいそう…。
喋る言葉が若干こだましているようにも聴こえます。
(-_-;)
皆さんのお住まいになっておられるマンション、あるいは、お勤めになっている会社で、ご自身のいるフロアだけしか往来できないとしたらいかがでしょう…。
用はないとしても、ちょっとストレスが貯まりそうな雰囲気ですよねえ!?
ヤッチ:「でも、インフルのウィルスが入って来ないように、施設でも努力しているんだから、我慢しないと仕方がないよ…。」
アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ!!俺はトンネル掘りに来たんじゃないぞ。だいたい、俺は財布だって持ち歩かないんだからっ!!」
一瞬、耳を疑うセリフも飛んできましたが、アルツ君、ちょいと興奮気味です。
(-_-;)
ヤッチ:「下(受付)で『当面の間、面会を自粛してください。』って言われたから、ばあさん(キノコさん)もしばらくここに面会に来られないかもな!?」
アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ!!だいたい『当面』っていつまでよ?そんないい加減な話しあるかいっ!!なろうがなるまいがこっちには関係ない話だ!!」
ヤッチ:「まあ、まあ…。ボタ持って来たけど、どうなんだろう…。食べさせてもいいのかなぁ…。」
アルツ君:「んっ?ボタモチ!?」
( 一一)
ヤッチ:「インフルだっていうからさぁ…。なま物を食ってもらって良いものかどうか…。」
(●`w´●)ニァ・・
アルツ君:「そんなもん、俺の腹に入るんだから、関係ないさ!!はやく、よこせ!!」
ヤッチ:「食ってインフルになったら、俺のせいになっちゃうからなぁ…。」
(●`w´●)ニァ・・
アルツ君:「いいんだよ!!ボタモチ食って死ねれば、本望なんだからっ!!」
ヤッチ:「死ぬのか?」
(●`w´●)ニァ・・
アルツ君:「バカっ!!」
ヤッチ:「それじゃあさあ、まず、よく石鹸つけて洗おうよ?」
アルツ君:「ボタモチをか?」
ヤッチ:「違うよ!!旦那さんの手だよ!!」
アルツ君:「俺の手は綺麗なもんだぞ!?朝だか夜だかおぼえてないけど、いつだったか、ケツを拭いたっきりだ。」
ヤッチ:「よけい洗わなきゃだろがっ!!」
アルツ君と一緒に居室の洗面台に向かいます。
アルツ君が手を揉み揉みしながらつぶやきます。
アルツ君:「こんなところに閉じ込められるのが長く続くようなら、総理大臣も引退だなぁ!?」
ヤッチ:「まあ、これ(ボタモチ)を食べれば、次の日、高熱が出て、待つまでもないかもよ!?」
(●`w´●)ニァ・・
アルツ君:「お前は親に向かってよくそういう口を叩くな?」
戸惑いはありましたが、久しぶりのボタモチだったので、結局アルツ君にボタモチを食べてもらいました。
言うまでなく、完食、そしてあっという間です。
(^^ゞ
アルツ君:「おまえ、それにしても相当このボタモチ高かっただろう?」
どうも、ところどころで意味不明のセリフが出るのは、ヤッチも家に帰ってから気づいたのですが、どうやらアルツ君、何かと混同しているようです。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
文章にしてしまうとわかりやすいですよね。
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
インフ○(エンザ)…。
インフ○(ーション)…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
いやいや、すっかり、『コブタさ』してしまいました。
m(__)m
少し、話しが古くなってしまいましたが、先日長崎市のグループホームで火災(2013/02/08夜)がありましたね。
『グループホーム火災 スプリンクラー設置で県 450施設の調査開始』
長崎市の認知症グループホームで高齢者四人が死亡した火災を受け、県は十三日までに二百五十のグループホームと百九十八カ所の有料老人ホームなどのスプリンクラーに関する調査を始めた。国の方針を踏まえ、床面積が二百七十五平方メートル未満の施設についても新たに設置を義務づけるという。大沢正明知事が定例会見で明らかにした。
消防法施行令でグループホームなどのうち二百七十五平方メートル以上の施設は昨年三月末までにスプリンクラー設置を義務づけられた。県によると、グループホームに関する二〇一〇年度の調査では全二百十二事業所のうち設置率は60%ほどで、そのうち二百七十五平方メートル以下は六十五事業所。82%が未設置だったが、今回の義務づけ対象となる見込み。
大沢知事は「グループホームすべてにスプリンクラーを設置するよう努力規定を設けている。(たまゆら火災のように)悲惨なことがないよう再度、指示を出したい」などと強調した。(池田一成)
亡くなられた方は4人にもなるということで、心よりご冥福を祈るとともに、今後またこのような火災が起こらないことを願うばかりです。
このニュースはテレビの報道番組でもたくさん取り上げられていたので、御存知の方も多いと思うので、内容についての細かな説明は省略させていただきますが、気になったのは法律用語の難解さです。
『275㎡以上の施設は消防法施行令でスプリンクラー設置が義務づけられている。』
テレビのニュースなどで普通に聞いていると、『なるほどね!?法律で義務付けられているんだ~。』程度にしか聴こえてきませんが、果たして『消防法施行令』って『法律』なんでしょうか????
『政令で定められている』とか、『条例により定められている』という言葉をよく耳にしますが、この区別を皆さん、説明できますかねえ?
余談ですが、さすがに『275㎡以上』と『275㎡未満』の区別はつきますが、『275㎡を超える』となると結構悩む方も多いのではないでしょうか。
で、この『法律』だとか、『施行令』、『政令』、『省令』という言葉が、イマイチ正確な位置付けや定義がわからなかったので、法律の本やら、辞典、ネットなどでちょいと調べてみました。
かなり、ザックリですよん!!
- 『法律』
- 国会の議決を経て制定されるもの。
- 『条例』
- 地方公共団体の議決を経て制定されるもの。
- 『政令』=『施行令』
- 内閣(政府)が出す命令。
- 『省令』=『施行規則』
- 各省庁の大臣が出す命令。
内閣(政府)が出す命令が政令(施行令)で、各省庁の大臣が出す命令(省令)が施行規則となるようです。
『法律』だけあればいいじゃんていう話も出てきますが、『法律』ではすべて規定しきれなかった細かなことをこの『政令』や『省令』によって定めることで、『法律』そのものを上手いこと機能させようという狙いがあるようです。
また一度、『法律』にしてしまうと、これを改正するには、ほんの少しだけ手直ししたい場合にも、国会を通さなくてはなりませんから、大変な労力と時間を要します。
そこで、毎年、あるいはその都度変化する数値などの細かい事は、政令(施行令)や省令(施行規則)にしておくことで、内閣や大臣の判断で改正できるというメリットが生まれてきます。
優劣関係としては、
※条例は政令と同等くらいの位置付け
ということになりますかね。
もちろん、王様の座は『日本国憲法』…。
そして、単に『法令』といった場合は、『法律』、『政令』、『省令』などをひっくるめた総称という感覚で捉えてよいようです。
今回の『消防法施行令』は『政令』という位置付けになり、上位の成文は『消防法』ということになるのでしょうか。
この『政令』についての特筆すべきは、罰則を設けられないところ…。
憲法の条文の中では、
「この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない。」(憲法第73条6号)
内閣法の条文の中では、
「政令には、法律の委任がなければ、義務を課し、又は権利を制限する規定を設けることができない。」(内閣法第11条)
となっています。
本法である『消防法』に違反したことによる処罰規定があれば、『消防法』の罰則規定が適用されるということになるのでしょうが、もうこれ以上、調べる気力がありましぇん…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
そもそも、なんでこんなことを調べようと思ったか。
テレビのニュースをみていて、現場を取材する若い女性記者の報道の仕方です。
おそらく、20代後半くらいのちょっと可愛い感じの記者です。
あたかも私は何でも知っているのよ的にスタジオにいるキャスターと会話を交えていました。
番組を観ているヤッチの方は『お前、ホントにわかって言ってるのかあ?』です。
何だか、バカにされているような感じがしたので、調べ始めたというわけです。
……ヤッチの妄想(始まり)……
お前、早く終わらせようと思って、早口でしゃべってじゃないのかあ~。
仕事終わりに同僚の○○ちゃんと『パンケーキ』を食いに行く約束?
長崎に美味しい店でもあるのか?
(ちょっと、俺も行きたいな…。)
だいたい、『パンケーキ』って、何よ!!
俺らの頃は『パンケーキ』なんて言葉を使わなかったぞ!?
『ホットケーキ』だよ、『ホットケーキ』…。
それに、上にのっかってるもんだって、たいてい『マーガリン』と『はちみつ』だぞ!?
『メープル』だの『バター』なんて、存在すら知らなかったんだぞ!?
『アイス』なんて載せるのは100年早いよ、100年…。
(ちょっと美味いけどな…。)
……ヤッチの妄想(終わり)……
と、彼女が『パンケーキ』を食べに行ったかは、定かでありませんが、何だか悔しいやら、羨ましいやらで調べてしまった次第です…。
(-_-;)
まあ、この火災については、多くの課題が内包されていて、いろいろな意見も有るところでしょうが、こういう議論はヤッチには不向きなので、物申すのはやめにしておきます。
(^^ゞ
さて、アルツ君ですが…。
えッーーー!!
今までのは前置き?
はい、そうですが、なにか?
昨日施設に面会に行ってきました。
アルツ君の施設では、インフルエンザ対策で防火扉を利用しているくらいですから、設備に不備は無いようですね。
ウィルスを遮断するために、防火扉を閉めていますが、先週一旦は開放されたのに、昨日はまた違うフロアでインフルエンザになった利用者さんがいらっしゃるとかで、再び封鎖です。
(-_-;)
織田裕二が施設で働いているのかもしれませんね~。
施設にヤッチが行くと、アルツ君が職員さんに食いついています。
アルツ君:「こんな鉄の扉つけやがって、仕事にも行けないだろっ!!」
未だ現役気取りのアルツ君…。
庭木の剪定にでも行こうというのでしょうか…。
(-_-;)
女性職員さんがヤッチの顔を見やります。
愛の告白?
ヘルプ?
ヤッチ:「旦那さん、今日は仕事は頼まれてないよ。それより、いいもん持って来たんだけどな…。」
(●`w´●)ニァ・・
アルツ君:「んっ?ボタモチか?そうか、そうか、それじゃあ、部屋に戻りましょう。」
アルツ君が急に身体の向きを変えます。
ヤッチ:「そんなに急に向きを変えると転ぶぞ~。」
アルツ君:「大丈夫だよっ!!オモシが入ってるんだから!!」
アルツ君がお尻をポンポンと叩きます。
ヤッチ:「えっ!?またやらかしたのか?」
アルツ君:「大丈夫だよ!!空砲、空砲…。」
ヤッチ:「勘弁してくれよなあ~。」
アルツ君:「それより、ボタモチだろ?早く食わせろっ!!」
ヤッチ:「今日はボタモチじゃないんだなぁ…。売ってなかったんだよ…。」
アルツ君:「じゃあ、お萩か?」
ヤッチ:「同じもんだろがっ!!」
アルツ君:「何でもいいや。甘いもんだろうな?俺は甘いもんを10年は食っていないぞ!?」
ヤッチ:「またそれですか~。今日はアンパン。」
ヤマザキの薄皮つぶあんぱん(5個入り)です。
アルツ君:「甘けりゃ、なんだっていいや。早く食わせろよ。」
ヤッチ:「その前に手を洗おうぜ。」
アルツ君:「はいはい、わかりましたよん!!」
素直すぎるくらいにアルツ君はヤッチに従います。
ある意味餌付けの成功でしょうか…。
アルツ君と一緒にヤッチも手を洗います。
アルツ君が先に手を洗い終わり、ベッドに腰掛けスタンバっています。
ヤッチ:「これ、5個全部食べたら、多いなぁ~。1つにしておけば?」
アルツ君:「どれ?お前これ1つじゃ、かわいそうだろ!?アリンコ1匹だってすぐ食い終わるぞ。」
ヤッチ:「じゃあ、アリンコに食わせてみるか?」
アルツ君:「嫌だっ!!」
結局1つじゃかわいそうなので、2つに…。
そして、アンパンを平らげているアルツ君の足元をみると、またしても裸足に室内履き…。
ヤッチ:「あれ?また、裸足?インフルエンザが流行ってるんだから、足元冷やさない方がいいんじゃないか?」
アルツ君:「お前はバカだな~。流行ってるから、鍛えるのに、ちょうどいいんじゃないかよ~。」
ヤッチ:「また、屁理屈ですか?」
アルツ君:「『へ』はしてないぞ。」
ヤッチ:「どっちでもいいや。宍戸錠って知ってるか?」
アルツ君:「知ってるさよ~。」
ヤッチ:「この間、錠さんの家が全焼したんだぞ!?」
アルツ君:「へー、火事か?」
ヤッチ:「そうだよ。放火とか言ってたけど、結局わからずじまい…。」
アルツ君:「あらま!?かわいそうに…。」
ヤッチ:「それに、こういう施設じゃないけど、グループホームっていうとこでニュースで取り上げられるような火事も有ったんだぞ!?」
アルツ君:「宍戸錠もそこに居たのか?」
ヤッチ:「錠さんは居ないけど、逃げ遅れた人が何人もいて、亡くなった人もいるんだぞ!?」
アルツ君:「そっか…。死んだのかぁ…。」
ヤッチ:「ん?宍戸錠?勝手に殺すなよっ!!だからさ、逃げ遅れないためにも、靴下くらいは履いておいた方がいいぞ!?表は寒いんだから。」
アルツ君:「そっか…。あの猛獣がかよ…。」
ヤッチ:「はあ?」
アルツ君:「逃げ遅れたかあ…。」
ヤッチ:「だから、宍戸錠は生きてるって!!」
アルツ君:「ヌルヌルしてるから、火には強いんだけどな…。」
何だか、ヤッチとアルツ君、波長が合いません…。
(-_-;)
ヤッチ:「はあ?何のことを言ってるんだ?あんぱんか?」
アルツ君:「うん…。百獣の王も火にはかなわないか…。」
ヤッチ:「だから、なんのこと?」
アルツ君:「だから、宍戸錠だよ…。」
アルツ君が宍戸錠さんが逃げ遅れて亡くなられたと勘違いしているのは間違いなさそう…。
(-_-;)
ヤッチ:「意味不明なんですけど?錠さんは亡くなってないぞ!?」
アルツ君:「そっか…。」
完全に自分の世界に入っています…。
ヤッチ:「何がヌルヌルしてるんだ?」
アルツ君:「ん?ドジョウさよ…。」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
おわかりになられたと思いますが、一応解説付きで…。
アルツ君の若い頃はこれが流行っていたそうです…。
(-_-;)
宍戸錠…。
シシドジョウ…。
シシ+ドジョウ…。
そして…。
シシは『百獣の王(獅子)』以外の他の言葉にも置き換えられるようです…。
(-_-;)
錠さん、ゴメンナサイ…。
(-_-;)
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アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
一昨日(2014/01/21)の夜、姉からメールをもらいました。
内容は、アルツ君が夕食時に嘔吐したというものです。
早めに仕事を終えた姉が、アルツ君いる特養に面会に行った時の事のようです。
普段は姉も仕事があるので、アルツ君の夕食の時間には間に合わないことが多いようですが、この日は夕食時に間に合い、姉が食事の介助をしていたようです。
アルツ君がこの時に『胃(?)が痛い』と言って、吐いてしまったようです。
姉のメールの文面には『胃酸混じりのものをかなり吐きました。』と書かれてあります。
また、『熱もなく、血圧も正常で、御飯はほとんど食べてもらわず、早目に寝てもらった。』とも書いてあります。
ヤッチはすぐさま姉の携帯に電話を入れます。
ヤッチ:「お疲れのところ、すんません。メールを読ませてもらったんだけど…???」
姉:「今ちょうど、(特養から自宅に)帰って来たところ。うん…、そうなのよ…。ご飯を食べてる時に吐いちゃって…。」
ヤッチ:「俺も今日の昼間に面会に行ったんだけどさ…、その時はものすごく調子良かったんだけどな…。」
姉:「そうなのよ。私も今日は仕事が早く終わって、パパと夕食の前におしゃべりしてたんだけど、その時はすごく元気だったのよ…。」
ヤッチ:「んで?」
姉:「夕食時になって、私はパパのとなりに座って…。パパが少しご飯を食べたところで、急にパパが『痛い』って言って…。」
ヤッチ:「で、吐いちゃったってわけ?」
姉:「そうなのよ…。胃酸混じりのものを結構吐いたんだわあ~。」
姉の話は時々おかしなところがあるので、この時、『胃酸』と言っていますが、本当に胃酸だったかは定かではありません。
吐しゃ物を姉が受け取った時に、姉の手が少し溶けたとでもいうのでしょうか…。
(-_-;)
ヤッチ:「血を吐いてなかった?」
姉:「うん、それは大丈夫だったんだけどさぁ…。」
ヤッチ:「また、誤嚥してる可能性もあるね~。」
姉:「うん、わからないんだけどさ~。パパが『迷惑かけたくない』、『大丈夫』、『風邪をひかないように早く帰れ』って他人の心配ばかりするから、私もパパをベッドで寝かせて、早目に帰って来ちゃったんだけどね…。」
ヤッチ:「じゃあ、ほとんど夕飯を食べずに寝ちゃったっていうこと?」
姉:「そうなのよ…。食欲が無いんじゃなくて、吐いたことがショックだったみたい…。」
ヤッチ:「看護師さんには診せたの?」
姉:「もう、帰っちゃっていなかったみたい…。」
ヤッチ:「○○さん(生活相談員さん)は?」
姉:「もう、帰ったあとだったみたい…。」
ヤッチ:「で、誰かに伝えといたの?」
姉:「もちろん、△△さん(介護士)が夜勤で入っていたから、お願いしてきたけどさ…。」
ヤッチ:「ん…。」
姉:「△△さんも、『今夜は注意深く、お部屋の方を覗かせていただきます。』って言って下さったから、任せて帰って来ちゃったんだけどさあ。」
ヤッチ:「明日、旦那さんを病院に連れて行くとかっていう話は?」
姉:「○○さん(生活相談員さん)が居なかったから、その話はしてないけど、当然、朝でもパパの具合が悪ければ、連れていくでしょ!?もちろん、また明日、施設に電話入れてみるけどね!?」
ヤッチ:「また、逆流性食道炎が出ちゃったかね?簡単に治るとは思えないもんなぁ…。」
[関連記事:アルツ君、またもや救急搬送!!]
去年の8月の終わりに吐血し、救急搬送されたアルツ君。
逆流性食道炎と誤嚥性肺炎との診断を受け、入院しましたが、汚い言い方をすれば、入院先の病院での『素行不良』が原因で、いわば追い出しを喰らって、すぐさま退院しています。
その時に逆流性食道炎の治療薬として、胃酸を抑える薬を処方されていますが、それを飲み切った後は、薬を飲んでいません。
姉:「あの施設で使ってるそば殻の枕、交換してあげた方がいいのかなぁ?」
ヤッチ:「枕を高くしても、首が高くなるだけだから、寝る時の姿勢全般を考えてあげなきゃかもなぁ…。」
姉:「そっかぁ…。」
姉とのこの日の電話はこれで終了です。
アルツ君が自宅に居る時と違って、特養に入所してしまうと、逐一様子がわからないところが歯がゆいところです。
(-_-;)
ヤッチは電話を切ってから色々と考えました。
もちろん、広く浅く…。
もしかして、風邪の症状?
インフルエンザ?
寒いのに、昼間外へ連れ出し、鉄棒やらせちゃったからか?
でも待てよ…。
最近、ノロウイルスが猛威を振るってるって聞くしなぁ…。
でも、ノロウイルス本人は猛威を振るっているって自覚してるわけないよなぁ…。
でも、可能性は無きにしにも有らず?
昼間食わしたボタモチが感染源?
でも、ノロウイルスなら、熱が出るって聞くよなぁ…?
だいたい、ノロウイルスって聞くけど、意味も分からず使ってるよな?
ノロウイルスってなに?
ウイルスってなに?
細菌ってなに?
気になりだすと調べずにはいられないヤッチです。
小さなころから、色鉛筆をケースのフタの裏に書かれている表示通りに並べないと気が済まないタイプ…。
そのくせ、落ちているものを三秒ルールで食すヤッチです。
えーい、ちょいと調べてみました。
インフルエンザについては、知らない人はいらっしゃらないと思いますので、省略させていただきます。
ちょっとっだけ補足すると、インフルエンザについては、国立感染症研究所の感染症情報センターのホームページでインフルエンザ流行レベルマップとういうものが掲載されています。
各都道府県別に流行レベルを視覚的にとらえることができます。
ご興味のある方は下記リンクから表示を確認してみてください。
お次は細菌とウイルスの違い…。
細菌とウイルスとは同じものなのかという疑問が生じますが、ヤッチも細菌(最近)まで同じものとして捉えていましたが、別物のようです。
細菌とばい菌は同じもののようですが…。
人間の体内にこれらの細菌やウイルスが入ったと想定して話を進めさせて行くならば、まず細菌は自分で細胞を持っています。
人間の細胞に取りついた細菌は人間の細胞から栄養をもらって増殖します。
栄養をもらう代わりに毒を出して、人間の細胞を殺して(腐らせて)しまいます。
一定の条件さえ揃えば増殖することができるので、人間などの生物以外のものにも取りついて、腐らせます。
一方、ウイルスは細菌より小さく、自分で細胞を持っていません。
どのくらい小さいかって?
たぶん目に見えないくらいだと思います。
細胞を持たないウイルスは自力では増殖できないのが細菌との大きな違いということになるのでしょうか。
ウイルスは自力では増殖できないので、人間などの細胞に取りつき、この細胞をだまして、その力を利用して増殖していきます。
『母さん、株で失敗して会社をクビになりそうだ』と取りついた細胞に電話を掛けて来るのかどうかはわかりませんが、生きている細胞にしか取りつかないのがウイルスの特徴のようです。
細胞を持つ細菌には細胞を攻撃する抗生物質が効きますが、そもそも自分の細胞を持たないウイルスに対して抗生物質は効かないというのも細菌とウイルスの違いということになりますかね。
細菌とウイルスの事がわかったところでノロウイルスの話に行きますか?
えっ?
やだ?
そうですよね~。
書いている自分がもうイヤになっていますからね~。
(^^ゞ
ここからはほとんど引用という形で手抜きさせていただきます。
(^^ゞ
ノロウイルスはウイルスの名称ですが、このノロウイルスなどが原因で感染性胃腸炎などを引き起こします。
▽引用
△引用
- 感染性胃腸炎とは
- 感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。
原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」などがあり、主な症状は腹痛・下痢、おう吐、発熱です。「ロタウイルス」、「アデノウイルス」による胃腸炎は、乳幼児に多く見られます。
これらの胃腸炎は、症状のある期間が比較的短く、特別な治療法がないことから、ウイルス検査を行わず、流行状況や症状から「感染性胃腸炎」と診断されることもあります。- ノロウイルス・ロタウイルスによる感染性胃腸炎
1〜2日間の潜伏期間を経て、典型的には、嘔気・おう吐、下痢・腹痛、37℃台の発熱がみられます(症状の程度には個人差があります)。ノロウイルスを原因とする場合、症状が続く期間は1〜2日と短期間ですが、ロタウイルスを原因とする場合は5〜6日持続することもあります。また、ロタウイルスによる感染性胃腸炎の場合、便が白色になることもあります。- 原因と感染経路
- ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが、人の手などを介して、口に入ったときに感染する可能性があります。(経口感染)
- ノロウイルスの感染経路
ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、ヒトからヒトへの感染と、汚染した食品を介しておこる食中毒に分けられ、次のような感染経路があります。
- 感染した人の便やおう吐物に触れた手指を介してノロウイルスが口に入った場合
- 便やおう吐物が乾燥して、細かな塵と舞い上がり、その塵と一緒にウイルスを体内に取り込んだ場合
- 感染した人が十分に手を洗わず調理した食品を食べた場合
- ノロウイルスを内臓に取り込んだカキやシジミなどの二枚貝を、生または不十分な加熱処理で食べた場合
- 感染性胃腸炎の治療
- ウイルスを原因とする感染性胃腸炎への特別な治療法はなく、つらい症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。嘔吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。
東京都感染症情報センターより引用
どうやら、ノロウイルスを原因とした感染性胃腸炎が拡がるのは、飛沫感染や接触感染によるものが多く、空気感染はしないようですね。
空気感染といっても、ウイルス単体で空気中を浮遊するのではなく、ノロウイルスの付着したチリやホコリが空気中に舞い、それを吸い込んでしまったような時に感染するようです。
またノロウイルスにはエタノールなどを含んだアルコール系の除菌スプレーも効果が無いようです。
手洗いをした後は、何度も繰り返し使うタオルよりも使い捨てのペーパータオルの方が予防になるような…。
ノロウイルスを不活化(活性化の逆)するには、どうやら、加熱か次亜塩素酸ナトリウムが効果的なようです。
次亜塩素酸ナトリウムは塩素系の漂白剤のことです。
感染症予防のためのチェックリスト、市販の塩素系の漂白剤を利用してノロウイルスを不活化させる溶液の作り方、手洗いの方法などは、上記の東京都感染症情報センターからわかりやすいリーフレットが配布されているようです。
抜粋ですが下記からもダウンロードできるようにリンクを貼らせていただきました。
- 感染症予防のためのチェックリスト(PDFファイル)
- 家庭向け「防ごう!ノロウイルス感染」(PDFファイル)
まあ、テレビなどでもノロウイルスの事は放映されていたりすることなので、わざわざ記事にすることではないように思えますがね…。
要は、二枚貝を買ってきて、調理して食べる場合、煮沸した漂白剤で煮込み、手袋をして食べたとしても、別の意味で悲劇を生むことはお分かりいただけたと思います。
また、ヤッチの場合、多分自分の事となると、今まで三秒ルールだったものが、二秒ルールに変わるくらいかと…。
翌日になって、姉から電話をもらいました。
姉:「今日さあ、パパの特養にお昼頃電話入れたんだわ~。」
ヤッチ:「旦那さんの調子はどうだって?」
姉:「朝もお昼もちゃんとご飯を美味しそうに食べたって。」
ヤッチ:「俺は、逆流性食道炎も心配してたけど、ノロウイルスも気にかかってたんだけどなぁ。」
姉:「まったく平気だったみたいよ。」
ヤッチ:「『平気だった』って、あんたが心配して俺にメールよこしたんじゃないかよ?」
姉:「そうなんだけど、今日はケロッとして、午前中にお風呂も入ったって。」
ヤッチ:「あいかわらず、さすがだね~。」
姉:「たぶん、昨日吐いたこともおぼえてないと思うんだわぁ~。一応、そういうことだから。じゃあね、バイバイ!!」
それにしても、お風呂に入ったって…。
もし、アルツ君がノロウイルスに感染していたとして…。
あやつ、きっとお尻もよく洗いもせず、カピカピの状態のまま湯船に飛び込んでいると思われます。
アルツ君の後にお風呂に入った人は…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
特養
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
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