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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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病状説明は余命宣告

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-517.html
ヤッチの部屋のポトス

こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

前記事のとおり、アルツ君は2月5日(木)までの一週間、O病院に入院となりました。

朝から姉とヤッチはアルツ君の入院に立ち会い、午前中にO病院の担当医となる先生から『病状説明』を受けました。

夕方になって、この『病状説明』と同じ内容のものを書面でO病院の看護師さんを通じて手渡されました。

まずは、この『病状説明』をご覧ください。

ヤッチが書き写したものです。

一部、個人名などは伏せてありますが、それ以外の部分は改変していません。

▽引用
病状説明書


患者ID  ×××××

氏名    ○○○○○(アルツ君の名前) 様

生年月日 昭和03年○○月○○日 86歳 男性

病状説明を一緒に聞かれた方の氏名 ○○○○○(ヤッチの名前) 様 
(ご本人との続柄 次男)


病名
  • ①食欲不振、衰弱、老衰
  • ②前頭側頭葉型認知症
  • ③発熱、慢性的な誤嚥


病状説明内容
①②
特別養護老人ホーム○○○○○に入所され、介護を受けています。発熱と食事の摂取量の低下があり入院されました。86歳と高齢であります。診断されている前頭側頭葉委縮症の自然な経過と思われます。今後は老衰が進行し、日常生活動作は困難になり老衰にて亡くなる可能性が高いと考えます。
今後の方針として二つの方法があります。
  1. ひとつは老衰の介護を行い安らかに看取ってあげる方法です。自宅での介護が困難な場合は特別養護老人ホームは最適な環境と思われます。(老人ホームによっては看取りをしてくれないところもあります。)年齢やご本人の体力を考えると1~2ヶ月の経過と思われます。好きな物を食べさせてご本人の納得の行くように過ごしてもらうのがよいと思います。しかし、老人ホームにも限界があります。点滴の治療は行えません。
  2. もう一つは、延命治療を行う方法です。中心静脈栄養や胃瘻造設/経管栄養です。特別養護老人ホームを退所して医療療養型病院入院する必要があります。老人ホームに比べると介護が少なくなります。食事継続の努力ができないことが多く車椅子乗車もできず寝たきりになります。20~25万円/月の費用負担もかかります。
本日、ご家族の意向は老人ホームで看取ってもらう方法でした。退院後にホームで相談の機会をもってもらって下さい。ご家族からご本人最後の療養についてお願いして下さい。


発熱については、胸部CTにて両側背側の肺野に陳旧性の炎症所見あり、体力の低下とともに慢性的に誤嚥しているものと思われます。食事の形態を考え、慎重に介護すれば食事継続してもよいと考えます。

急性期病院の介護の状況があり短期間の入院で、治療と精査を行います。1週間後の2月5日(木)の退院とします。

  • 上記のとおり説明いたしました。
    わからないことがあれば医師・看護師・薬剤師にお尋ねください。


2015年01月29日
内科 医師 ○○○○(医師名)
△引用

『病状説明』の中に『前頭側頭葉委縮症』、『前頭側頭葉型認知症』の記述があります。

最近のアルツ君はすぐに不機嫌になったり、ちょっと人格が変わってしまったのではないかと思わせる部分があり、確かにアルツ君の現在を診断すれば、『前頭側頭型認知症』と診断されるかもしれません。

でも、過去にこういった『前頭側頭型認知症』とはっきりと診断を受けたことはないので、特養の嘱託医から受けた診療情報提供書(紹介状)に誤りがあるか、このO病院の先生が勘違いしているのか、どうもよくわかりません。

午前中に担当医から説明を聞いている時に、ヤッチはこの先生にATD(アルツハイマー型認知症)の診断を受けているということを申し上げていますが、FTD(前頭側頭型認知症)の診断を過去に受けた事が有るとは申し上げていません。

『看取り』が前提なら、こんなことはどうでもよいことなんですが、もしアルツ君が元気に回復し、特養に戻った時のことを考えると、再び特養の嘱託医に誤った情報が伝わるのをヤッチは危惧しているんです。

また、『本日、ご家族の意向は老人ホームで看取ってもらう方法でした。』という記述がありますが、上記の文章の中の二つの方法しかないとしたら、家族としてどちらを選ぶか?という質問に対してこう答えただけです。

前記事では、詳細を書かせていただくと申しあげておきながら、この書類をもらって、何だか書く気力が無くなってしまいました。

今回の入院に至るまでの経緯や施設での話し合いなどについて書こうと思っていましたが、萎えてしまいました。

どうかご容赦ください。

m(__)m

もう、『看取り』を考えなくてはいけないのでしょうかねぇ…?

『病状説明』の書類には書かれていませんが、午前中に担当医に直接話をお伺いしたとき、担当医は『きびしいことを申し上げますが、(アルツ君の病状は)もうこれ以上回復しません。』とはっきりとおっしゃいました。

病状説明のあと、ヤッチはアルツ君の入院生活に必要な身のまわり品を用意するため、特別養護老人ホームに向かいました。

その間、キノコさんが面会に来ていたようです。

後から聞いた話では、キノコさんのいる間、アルツ君は病室で尿検査を受けたようです。

看護師さん5人と格闘、医師は引っ掻き傷をつくるほどのアルツ君の暴れようだったそうです。

実際に見たわけではなく、キノコさん情報なので人数的なことは盛っている可能性がありますが、それにしても寝たきりの老人が、大勢の看護師を相手に大暴れし、医師に手傷を負わせるパワーが有るのに『看取り』をしろという段階にきているとは、にわかに受け入れがたい気もします。

ヤッチは特養から再び病院に戻り、身の回り品を整理している時にもO病院の看護師さんからも同じような話を聞きました。

看護師さん:「夕方から点滴と抗生剤の指示が出ているんですけど、またお父様、興奮されるんでしょうかね?」

ヤッチ:「本人じゃないからわからないけど、背後に回りこめば、ゴルゴ13に変貌する可能性は大ですね…。」

看護師さん:「そうですか…。」

ヤッチ:「点滴の間だけでも、俺が付き添いしようか?」

看護師さん:「お願いしてもよろしいでしょうか?」

ヤッチ:「針も俺が刺そうか?」

看護師さん:「いえいえ…。」

点滴の針を腕に刺す時に上手く入らず、何度も看護師さんが失敗してしまったので、一触即発の場面もありましたが、暴れることなく、留置針を刺すことができました。

昼間のバトルのせいで、アルツ君は疲労困憊していたのかもしれません。

点滴を打っている間にアルツ君は寝てしまい、その間に夕食時間になってしまったため、アルツ君、夕食を食いっぱぐれてしまいました。

途中、目を覚まし、アルツ君がつぶやきます。

アルツ君:「水が飲みたい…。」

ヤッチ:「じゃあ、飲んでもいいか聞いて来るよ。」

看護師さん:「まだ、口から飲んでいいという指示が出ていないので…。」

ヤッチ:「せっかく、自分から『飲みたい』って言ってるんだから、なんとかならないかな?」

看護師さんは小さな氷を一かけらアルツ君の口含ませてくれました。

アルツ君:「もう無くなっちゃったぞ…。」

ヤッチ:「ゴメンな…。今日はそれだけしか食べちゃダメらしいんだよ…。」

アルツ君:「水も飲ませてくれないのか…。」

ヤッチ:「今、腕から点滴で水分が入ってるから、干からびることはないよ。」

そう、アルツ君がこの日、病院内で水分を口から摂ったのは、この氷だけです。

とてもかわいそう…。

アルツ君:「水を飲まないと死んじゃうよ…。」

アルツ君にしては、かなり弱々しい声です。

ヤッチ:「俺の部屋のポトスだけど、もうかれこれ一ヶ月近くお水をあげてないけどピンピンしてるよ。」

ひねりのある返事ができませんでした…。

_| ̄|○

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