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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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アルツ君の脳梗塞 ~ 入院3日目から6日目

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-493.html
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

アルツ君の入院の様子を一日ずつ記事にしていると、いつまで経っても現在の様子を書けそうもないので、過去の様子については、現在に近づくまで、少し簡略化して書きたいと思います。

自分自身の備忘録も兼ねていますので、乱文、ご容赦下さい。


・入院3日目 ~ 11月27日(木)

面会に訪れると、アルツ君は就寝中。

病室に看護師さんの姿があります。

ヤッチ:「起こさない方がいいですよね?」

看護師さん:「グッスリ眠っていらっしゃるようですから、そういう時は…。」

ヤッチ:「叩き起こす…??」

看護師さん:「いえいえ。」

ヤッチ:「どんな様子ですか?」

看護師さん:「ずっと点滴だけでしたが、今日のお昼はとろみの食事が出たんですよ。当面お昼ご飯だけのようですが今日から食事スタートです。」

ヤッチ:「食べることができたんですか?」

看護師さん:「はい。でも途中、むせが有ったので中断です。」

ヤッチが看護師さんと話をしていると、アルツ君が目を開けます。

アルツ君:「キ・ノ・コ…。」

女性の声が聴こえたので、キノコさんと勘違いしたのでしょうか。

ふたたび目を閉じ、いびきをかいて眠ってしまいました。

目を覚ます気配がないので、ヤッチも長居せずに、この日はすぐに帰ってきました。


・入院4日目 ~ 11月28日(金)

ヤッチが訪れると、病室の扉が閉まっています。

この病院では、たぶんアルツ君の病室だけだと思いますが、病室に居る患者さんのおむつ交換を一斉に行います。

その時は、たとえ家族といえども、面会者は一旦病室の外に出なくてはならないようになっています。

ヤッチは扉が開くのをデイルームで待ちます。

しばらくすると、扉が開きます。

2014年11月28日
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ベッドに抑制された左手
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ベッドに抑制された右手_01
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ベッドに抑制された右手_02
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ヤッチは病室に入り、アルツ君の枕元へ…。

アルツ君、たった今おむつ交換をしてもらったばかりだというのに、いびきをかいて眠っています。

今まで、左手はミトンだけでしたが、この日は左の手首も抑制(拘束)され、ベッドの手すりに固定されています。

両手とも抑制された状態です。

いよいよ、本領を発揮し始めたのでしょうか…。

ヤッチの気配を感じたのか、アルツ君が目を開けます。

どうも、脳梗塞で倒れてからのアルツ君は、眠りが浅いようにヤッチには思えます。

アルツ君:「いわーい!」(宇宙語)

アルツ君が声を上げます。

ヤッチ:「どっか痛いのか?」

アルツ君:「おうぉーい!」

たぶん、『重い』だと思います。

腕のことを言ってるのかな?

アルツ君:「おうぉーい!」

アルツ君が右腕を持ち上げようとします。

抑制され、ベッドの手すりに手首を固定されているのですから、持ち上がるはずはありません。

でも、麻痺しているはずの右腕に感覚も有るし、動かせるということの証明にもなります。

ヤッチ:「それ持ち上げられたら、片手でベッドを持ち上げられることになるぞ?」

アルツ君:「いわーい!」

手首は固定されているのに、自分の身体だけ、頭の方にずり上がって行くので、どうやら腕が伸びきってしまっているようです。

ヤッチはアルツ君の身体を腕が伸びきらないように元に戻します。

アルツ君:「ふー…。」

そこへ看護師さんが点滴の落ち具合を見に来ます。

看護師さん:「ちょっと失礼しますね。」

ヤッチ:「抑制が両腕になっているみたいだけど、相当暴れたんですか?」

看護師さんがゆっくりうなずきます。

看護師さん:「でも、今日の午前中はわりと長い時間、車椅子で過ごしていらっしゃったんですよ。」

たぶん、看護師さんの管理下に置くためのやむを得ぬ手段とヤッチはにらんでいます。

ヤッチ:「へえ、そうなんですか。すこしずつ元気になって来ているようですが、段々看護師さんの手を煩わせるようになってくるかもしれませんよ。」

看護師さん:「うん、わかっていますから、大丈夫ですよ。」

ホントかぁ…???

この看護師さんはアルツ君の本当の怖さをまだ知らないようです。

看護師さんは病室の外へ出て行ってしまいました。

アルツ君:「わうーい!」

今度は何だ?

アルツ君が左手を顔の方へ近づけようとします。

左手は右手よりも抑制のためのベルトが長くなっているので、若干自由があります。

顔かどこかが、かゆいのかな?

ヤッチはアルツ君の顔の上でタオルをちょんちょんとはずませ、かゆい箇所を探ります。

アルツ君:「あーま。」

ヤッチ:「頭がかゆいのか?」

アルツ君:「うー。」

ヤッチはアルツ君の頭をタオルで撫でます。

アルツ君:「ふー…。」

またしても、いびきをかいて寝入ってしまいました。

ヤッチも退散です。


・入院5日目 ~ 11月29日(土)

最初に救急搬送されたJ病院の会計をまだしていなかったので、午前中、J病院に行ってきました。

外来診療の会計窓口をたずねます。

ヤッチ:「先日、父がこちらに救急搬送されて、その時の会計をまだ済ませていなかったので、支払いにお伺いしたのですが?」

女性職員さん:「お父様の診察券はお持ちですか?」

ヤッチ:「はい、持ってきました。」

ヤッチはアルツ君の診察券を手渡します。

女性職員さんはアルツ君の診察券をスキャンします。

女性職員さん:「料金計算は済んでいますので、隣りのカウンターまでいらしていただけますか?」

隣りのレジスターの有るカウンターへ移動し、女性職員さんにたずねます。

ヤッチ:「父の後見人さんに渡す都合もあるので、領収証と一緒に診療明細も出していただけますか?」

女性職員さん:「かしこまりました。」

支払った金額ですが、アルツ君は一割負担なので、5,850円でした。

保険点数にして、5,690点。

救急室で便失禁があったため、おむつ交換をしてもらっているので、上記金額の中には保険適用外のおむつ代160円(税込み)も含まれています。

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治療用にどんな点滴薬が使われたか気になります。

点滴ではなく、飲み薬としてバイアスピリンを2錠、アルツ君がヤッチの目の前で飲んでいるのはハッキリ覚えています。

診療明細書にある一覧をピックアップすると、以下のような点滴薬の名前が出てきます。

J病院で使われた点滴薬
  • ラクテック注(500ml)×1袋
  • ラジカット点滴静注バッグ30mg100ml×1キット

ラクテックはアルツ君が脱水症状を起こさないために水分補給用に使われたのだと思うので、ポカリスエットの点滴版と考えてよいのかな?

ラクテックそのものは脳梗塞を直接改善する点滴薬ではないとすると、J病院では、残るラジカットという点滴薬をメインに使用したということになりそうです。

ラジカットなるものをちょっくら調べました。

ラジカットは血液の流れが悪くなったところで増加する有害な活性酸素(フリーラジカル)をやっつけて、脳を保護する薬のようです。

ん…。

今一つ、ピンときませんね~。

脳を保護する薬くらいに考えておきましょうか…。

会計を済ませ、午後からアルツ君の入院しているK病院に行ってきました。

入院時に比べれば、口数も多くなり、アルツ君の言っている言葉も少しずつ聞き取れるようになってきました。

お昼ご飯もどんなものを出されたのかわかりませんが、完食したようです。

この日、アルツ君と同じ病室に肺炎の患者さんが入院となりました。

一緒の病室で大丈夫なのでしょうか?

入院してからのアルツ君は非常に涙もろくなっています。

ヤッチがいつもの調子で、アルツ君に意地悪なことを言ってしまい、アルツ君、例の『ケンケン泣き』になってしまいました。

ヤッチも過去の顔面神経麻痺の影響で、決して滑舌が良いとは言えませんが、偉そうなことをアルツ君に言ってしまいました。

やってはいけない見本として、YouTubeに動画をアップしておきますので、興味のある方はご覧ください。

動画の最後の方で、アルツ君の『ケンケン泣き』と、アルツ君が『余計なこと、言うな!バカッ!』とハッキリ言っているのがわかります。

可哀想なことをしてしまいましたが、ちょっぴり回復の兆しです。




・入院6日目 ~ 11月30日(日)

今までアルツ君の点滴の針は左腕に刺さっていましたがこの日は右腕に刺さっています。

アルツ君の覚醒レベルは良いとは言えません。

時々、目を開けますが、ぼーっとしている様子で、ヤッチが枕元に居るのも気づかない様子…。

目を開くたびに、多分ですが、『水道端…。』とつぶやきます。

何を言いたのか、理解できません。

どうも、一日間隔で、調子が良くなったり、悪くなったりを繰り返している印象です。

ほとんど目を閉じていることの方が多く、ヤッチも足早に病室を去りました。

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