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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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土壌改良

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-405.html
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

キノコさんの足の骨折ですが、だいぶ痛みも取れて、まだ屋外を自由に歩き回れるというほどには至っていませんが、比較的順調に回復してるのではないでしょうか。

一方のアルツ君ですが、こちらは歩行がずいぶんと怪しくなってきました。

(-_-;)

屋内であれば、壁や柱、手すりといったものが有るので、何とか自立歩行できますが、屋外では、ちょいと介助なしに歩いてもらうには、みている方が怖くなってしまうほど…。

すぐに前のめりに地面に突進しそうになります。

(-_-;)

介助して歩くにしても、屋外では、まあ5メートルも歩いたら、休憩を挟まないと歩けないヤバヤバぶりになってきました。

(-_-;)

昨日もアルツ君のところに面会に行ってきました。

そうそう…。

報告が遅くなりましたが、以前から施設側にお願いしていたメマリー(認知症の薬)の断薬の件ですが、4月9日にゼロ(服用をストップ)にしたとの連絡を受けました。

[関連記事:何でメマリー飲んでるの?

かれこれ一年がかかりで断薬っていうやつです…。

まあ、アルツ君の歩行が衰えてきたことと、メマリーの服用をストップしたこととは、あまり関係はなさそうな気はするんですけどね…。

前々から少しずつ、歩ける距離が短くなって来て、病気が進行しているというよりも、じわりじわりと老化が進んでいるのでないかというのが、アルツ君に対してのヤッチの印象です。

これで認知症関連の薬はすべてストップしたので、キノコさんや姉とも相談の上、改めて大きな病院で診察を受けようかというポジショニング…。

これまで、病名を特定することは、さほど重要なこととは思っていませんでしたが、今回の一件以来、改めてアルツ君の居る特養の嘱託医と対等の立場で話し合いができるようにするためにも、病名も明らかにしておくことの方が良いのかなと思っています。

もう一度、診察を受ければ、アルツ君の歩行が悪くなってきたことも、病気によるものなのか、老化なのか、薬によるものか、ある程度はわかってくるのではないんでしょうか。

さて、ヤッチが特養に着くと、いつものようにアルツ君、『定位置』に腰かけています。

ヤッチ:「今日は他の人達(入所者さん達)は、だーれもいないね?ずいぶんと静かだこと。」

ヤッチが面会に行ったのはお昼の2時ごろだったので、皆さん、お昼寝タイムなんでしょうか…。

廊下に設けられているテーブルには、珍しくアルツ君の姿しかありません。

アルツ君:「きっと連休だからだろ?ゴールデンウィーク、ゴールデンウィーク…。」

ヤッチ:「お?よくそんな横文字知ってるね?すごいじゃん。それにゴールデンウィークなんて、季語がわかるんだ?」

アルツ君:「バカ言っちゃ~、いけないよ。お前より何年長く生きてると思ってるんだ?」

ヤッチ:「その分、俺より早く死ぬんだろ?」

アルツ君:「バカ!!こんなにピンピンしてる親を殺す奴があるかっ!!」

ヤッチ:「それがいるんだなぁ~、目の前に…。今日は外に散歩行こうぜ?」

アルツ君:「やだ!!」

ヤッチ:「どうして?」

アルツ君:「朝、外に散歩に行ってきた。」

特養ではまず、職員さんが屋外に散歩に連れて行ってくれるようなことは有りません。

ヤッチ:「一人で?」

アルツ君:「ああ、そうだよ。金をもらおうと思ったんだけど、あの奥さん、居ないんだよなぁ…。」

過去の植木職人時代の記憶と結びついて、庭木の剪定代金でも集金に行ったつもりなのでしょうか…。

ヤッチ:「それなら、俺が今度代わりに自転車で集金に行ってきてやるよ。マージン9割で…。」

アルツ君:「バカ!!それじゃあ、俺の取り分無くなっちゃうじゃないか!!」

ヤッチ:「それだけ、頭が回転するならまだ死ぬことはないよ、散歩に行こう!!散歩。」

アルツ君:「やだ!!」

ヤッチ:「どうして…?」

アルツ君:「行きたくないものは行きたくないの!!」

こんな時のアルツ君、ヤッチの長年の勘ではパンツの中が大洪水…。

(-_-;)

ヤッチ:「じゃあ、ボタモチ食ったら行くか?」

アルツ君:「うん?ボタモチ?ボタモチがあるのか?」

ヤッチ:「俺が手ぶらで来る人間だと思うか…?」

アルツ君:「思う!!」

ヤッチ:「失礼だなぁ…。じゃあ、持って来たボタモチは俺が家に持って帰って食うよ…。」

アルツ君:「そう言うなよ…。せっかく持って来たなら、俺に食われた方がボタモチも幸せだぞ?」

ヤッチ:「そうかなぁ…。まあ、いいや。部屋(居室)で食べよう!!」

歩行がおぼつかなくなっているのに、こんな時だけアルツ君、スッと立ち上がります。

アルツ君が先陣をきって、居室に戻ります。

ヤッチ:「食べる前に手を洗っとこう?ついでに紙パンツも取り替えるべ?」

アルツ君:「なんでパンツを換えなきゃならんのだ?」

ヤッチ:「まあ、まあ。綺麗な姿で食ってやるのが、ボタモチに対しての礼儀ってもんだろ?」

アルツ君:「まあ、どっちでもいいや。そう言うんだったら、ついでに換えとくか…。」

ヤッチ:「『ついで』って言うのはボタモチに対して失礼だけどな!?」

アルツ君が洗面所で手を洗い終わってから、アルツ君の紙パンツを交換します。

やっぱり、グッショリです…。

(-_-;)

アルツ君、交換し終わると、即座にボタモチ君に食いつきます。

ヤッチ:「そんなにパクついて、喉に詰まらせるなよ。俺の望み通りになっちゃうから…。」

アルツ君:「そう簡単には問屋は卸してくれないんだなぁ…。それにしてもボタモチはいつ食っても美味いなぁ~。何年ぶりだろ?こんなに美味いものを食ったのは?」

ヤッチ:「ご満悦?」

アルツ君:「うん。」

ヤッチ:「死んでもいい?」

アルツ君:「うん。…ってバカ!!」

ヤッチ:「出陣の準備は整ったな。じゃあ、食い終わったところで散歩に行こう!!」

アルツ君:「仕方がない…。行ってやるか~。」

ヤッチ:「公園まで行ってみようよ。それに公園の前の畑のわけのわからん花の正体もわかったぞ?」

アルツ君:「へーわかったのか?」

特養のすぐそばには遊具のある公園が有ります。

そしてその公園の前に畑が有ります。

気付いたのは3月のはじめくらいでしょうか。

あたたかく穏やかな日にアルツ君と散歩に出かけた時に、この公園の前に何やら得体の知れない作物が植わっています。

植えられたのは、3月よりもっと早い時期のようで、葉の茂りは少ないものの、十分に根を張っているような印象です。

アルツ君、一応農家の出身ですから、農作物にも詳しい方…。

でも、アルツ君に聞いても、何だかわからないという始末…。

最初は雑草かなと思ったのですか、ウネまで作って、株が規則正しく植えられているので雑草とも違うよう…。

まだその時は花も咲いておらず、ニンジンの葉っぱにしては、ちょっとゴツゴツしている様子です。

最近では紫色の花が咲きはじめ、株もかなり大きくなって、どうやらつる性の植物であることも見ればわかるようになってきました。

アルツ君と公園に行くたびに、『何を作っているんだろう?いるんだろう?』と二人でわからずに、時間だけが経過していました。

そんな時にいつもこのブログにコメントをくださるよしこさんがこの得体の知れないものについての記事を書いておられました。

介護についての記事も書いていらっしゃって、きれいな写真満載の素晴らしいブログですので、是非のぞいてみてくださいね!!


ヤッチ:「どうやら、あそこ(畑)に植わってるのは、『ヤハズエンドウ』ってものらしいぜ。」

アルツ君:「ヤハズエンドウ…。聞いたことないなぁ…。」

ヤッチ:「まあ、このところの暖かさでどのくらい大きくなってるか見に行ってみようよ?」

アルツ君:「そうだな?行ってみよう!!」

アルツ君と散歩に出発です。

アルツ君、施設を出たあたりから、一歩踏み出すたびに、おならをプップッっと…。

ヤッチ:「毒ガス振りまいてるけど、大丈夫なのか?途中下車の旅にならないだろうな?(施設に)戻るなら今しかないぞ?」

アルツ君:「大丈夫だよ~。悪い虫が付かないように撒いているだから…。」

ヤッチ:「なら、いいけど…。」

アルツ君:「行って帰るくらいの燃料くらいはあるわい!!」

ヤッチ:「そのために使うものじゃないと思うんですけど…。」

施設の建物を出ると、公園は間近に見えているのですが、アルツ君にしてみると相当な距離に感じるようです。

何度か休憩を入れ、ようやく公園の入り口にたどり着きました。

公園の入り口に敷石が有り、そこへアルツ君に腰をおろしてもらいます。

敷石のあるところからは道路を挟んで、例のヤハズエンドウ(自分ではそう思い込んでいます…)の畑が有ります。

アルツ君:「かー!!ずいぶんとデカくなりやがったなぁー!!」

このセリフを聞く限りでは、以前にもここに来たという記憶が残っているようです。

アルツ君:「花もいっぱい咲いてるな?ラベンダーみたいだ。」

grass01
[ 拡大する ]


携帯の写メなのでイマイチ花の咲き乱れる様子は伝わらないと思いますが…。

ヤハズエンドウと思しき作物はゆうにひざ上くらいまで育ち、畑の地肌は見えないほどこんもりと育っています。

grass02
[ 拡大する ]


grass03
[ 拡大する ]


アルツ君:「花が咲いてるっていうことは実が成るんだろうけど、美味いものなのかな…。」

ヤッチ:「どうなんだろうな?つるが出てるから、支柱立てればもっと花着きも良くなると思うけどなぁ…。」

アルツ君:「まだ、実は付いて無いようだなぁ…。」

ヤッチ:「あ、あそこの人がいる!!ここ(の畑)の人じゃないか?俺が何を作ってるんだか、聞いてくるよ。」

アルツ君:「ああ、聞いて来てごらん。」

ヤッチ:「そこに座っててよ。今聞いてくるから。」

ヤッチとアルツ君の居る位置からはかなり離れた距離ですが、畑の所有者と思われる方がご夫婦で農作業をしています。

失礼ですがかなりご高齢のご夫婦です

ヤッチはその方たちの方へ駆け寄ります。

ご主人と思われる方は畑の中央付近に行ってしまったので声をかけられません。

奥さんと思しき方に声をかけます。

ヤッチ:「お忙しいところすいません。ちょっとお伺いしたいのですが、あそこに植えてらっしゃる作物は出荷するための作物ですか?」

奥さん:「ああ、あれは違います。」

ヤッチ:「えっ?違うんですか?でも失礼ですけど、雑草ではないんですよね?」

奥さん:「はい、あれは『(畑の)土壌改良』のために植えているんです。」

ヤッチ:「そうなんですか…。土壌改良…。植わっているお花の名前をお伺いできますか?」

奥さん:「わかりません。」

かなり忙しく作業されていたのと、強い断定形の返答だったので、これ以上話しかけることはできませんでした…。

(-_-;)

もう少しいろいろと聞きたかったのですが、アルツ君のところに戻ります。

アルツ君、敷石に腰かけ、ヤッチの帰りを待ち受けています。

アルツ君:「何だって?」

ヤッチ:「出荷するために作ってるんじゃないんだって。畑の土壌改良をするために植えてるんだって。」

アルツ君:「土壌改良?へー、これが土壌改良になるのかね!?埋め込んで腐葉土にでもするのかなぁ…。」

ヤッチ:「そこまで聞けなかったんだけど、花を咲かせたら、畑の養分が吸い取られちゃう気もするけどね…。」

アルツ君:「わかった!!そうと決まれば戻ろう!!」

ヤッチ:「えっ?まだ公園の中に入っていないじゃん?」

アルツ君:「そうだけど、俺もケツの土壌改良が必要だ。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

緑肥とは…

(概要)
緑肥(りょくひ)とは、栽培している植物を、収穫せずそのまま田畑にすきこみ、つまり、植物と土を一緒にして耕し、後から栽培する作物の肥料にすること、またはそのための植物のことである。

(背景)
戦後、硫安(硫酸アンモニウム)、尿素など、安価な化学肥料が大量生産されるまでは、窒素肥料になる物は貴重品で、人間の糞尿、捕れすぎた魚や、食用にならない海藻(ホンダワラなど)とともに、肥料としてよく利用されていた。根瘤バクテリアとの共生により、空中の窒素を同化するマメ科のクローバー、ルピナス、ウマゴヤシ、レンゲソウなどが多く用いられていた。

(緑肥作物)
緑肥として栽培される例として、次の植物がある。マメ科、イネ科の植物が多く見受けられる。雑草を利用することもある。
  • エンバク
  • ライ麦
  • トウモロコシ
  • エビスグサ(決明子、ハブ茶の原料)
  • マリーゴールド
  • レンゲソウ
  • ヤハズエンドウ
  • クローバー
  • 大豆
ウィキペディアより引用

訂正とお詫び

よしこさんからコメントをいただきました。→コメントNo.1773(スマホの方は→こちら

記事の中で公園前の畑に植えられている植物をヤッチはヤハズエンドウと書かせていただきましたが、いただいたコメントを拝読すると、どうやらクサフジという同じマメ科の植物のようです。

記事中のヤハズエンドウをクサフジと読みかえてご覧ください。

(ヤハズエンドウ → クサフジ

ここに訂正とお詫びを申し上げます。

m(__)m

ヤッチ…、元花屋なんですけどね…

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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