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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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顔面神経麻痺のリハビリ~2012年12月

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-369.html
共同運動


こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今年も残すところ、あと一日、来年は、あと365日もあります。

(^^ゞ

顔面神経麻痺による共同運動のため、一時、『待った』がかかっていたヤッチの自主トレ(自宅で顔の表情筋を動かすトレーニング)ですが、先週受けた病院でのリハビリから再開することになりました。

[関連記事:顔面神経麻痺後の共同運動とは…

前回の記事でも書かせていただいたように、今まで麻痺して上手く動かせなかったまぶたですが、口を開けると、その片側のまぶただけ、自分の意識とは裏腹に閉じそうになってしまいます。

(^o-)

普通に口を開けただけでは、まぶたは閉じそうにはなりませんが、口を丸め込むような形をしたときだけ、この連鎖が起こります。

(^o-)

どう表現したらよいのでしょう…。

リップクリームを唇に塗った後、リップクリームを全体になじませるために、唇をモグモグとやったりしますよね!?

あの唇を口の中に引き込むような仕草をしたときに、片目が閉じそうになってしまいます。

やってみるとおわかりになると思いますが、舌舐めずりをする時にも若干唇を丸め込む形になるので、片目は閉じそうになります。

ドレッシングのたくさん付いた千切りキャベツをストレスなく、大口を開けて食べられることが、ヤッチの最重要課題です。

(^^ゞ

あと、欠伸(あくび)をする時がヤバい…。

(^^ゞ

不用意に欠伸をすると、自分の中では、まるで福笑いでもやっているかの表情に…。

痛みが伴うわけではありませんが、どちらかというと、こういった表情を作る時は目が見開く方向になるわけで、その逆の動きをする片側のまぶたに、脳がイヤイヤを言って、かなりの不快感になります。

(-_-;)

画面を見ながら、今、唇を動かしましたね?

今、唇を動かされた方は、多分ヤッチの脳ミソと同じ構造で、もしかしたら、資生堂あたりからCMのオファーがあるかもしれません。

(-_-;)

唇ってそんなに動いているものではないように感じていましたが、この共同運動とやらで、かなり細かな動きをしていることが、よくわかりました。

リハビリの先生の診察では、本来動くはずではない部分の筋肉の動きを止めることはできるそうです。

ボトックス注射なるものです。

何だか聞いたことの有るような、無いような…。

でも、美容整形外科で顔の小じわを取るのに使われるのは、確かこれでしたよね?

先生によれば、顔の表情筋の動きを検査して、顔の何か所かにこのボトックス(毒素)を注射して、動きをストップさせるんだとか…。

そんな毒素を注射して、お腹を壊したりしないかと聞いたら、『大丈夫』と答えられました。

壊すから大丈夫なのか、壊さないから大丈夫なのかを追求する勇気はありませんでした。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

でも、こやつ先生によれば、1回注射を打つのに5万円程度かかるそうな…。

保険適用で3割負担としても、1万5千円です。

(-_-;)

それに、このボトックス注射ですが、個人差はあるものの、3ヶ月から半年程度しか効果が持続しないそうな…。

(-_-;)

と、いうことは顔の小じわ取りも永久ではないということになるのでしょうか…。

(。・´_`・。)エ-

まあ、ヤッチの場合、小じわを取るわけではないし、半年経つ間に、共同運動が治り、次回打つ必要はなくなるかもしれません。

でも、やっぱり博打ですよねぇ…。

だいたい、せっかく動かせるようになった筋肉をまた麻痺させるのですから、振り出しに戻る可能性だってあります。

それで、ボトックス注射はもう少しリハビリを続けて、どうしても回復の見込みがないとなったら、改めてお願いしようかの結論に…。

いつもヤッチを担当して下さっているST(言語聴覚士)さんもどちらかというと、ヤッチの考えの賛成のようです。

STさん:「今まで『抑制』をかけて、なるべく共同運動が出ないようにしてもらっていましたが、今日はちょっと別の角度でトレーニングしてみますか?」

ヤッチ:「というと…。」

STさん:「人間は歩くときに手を振って歩きますよね?」

ヤッチ:「まあ、勝手に動いてますよね。」

STさん:「でも、この手を振るという動作ですが、手を振らないで歩けと言えば、歩くこともできますよね?」

この時、自然とCOWOWの『あたりまえ体操』が音声付きで脳に流れたのはヤッチだけでしょうか!?

ヤッチ:「小っちゃい頃は、運動会の時に、よく手の振りと足の振りが同じになったりしたよね!?」

STさん:「そういうこともありましたねぇ…。で、『手を振らない』で歩くという動作は、脳がこれを手に伝えているからできるわけで、命令しているからできるんです。」

ヤッチ:「まあ、そうですね…。」

STさん:「で、100パーセント、元に戻るかはやってみないとわからないですけど、これに似たようなことをやってみようと思うんですよ?」

ヤッチ:「ふん~。」

STさん:「意識していないにもかかわらず、動いてしまうまぶたの動きを、意識を持ってもらいながら、遮断するというのをやってみたいんです。」

ヤッチ:「具体的には?」

STさん:「顔の筋肉を動かす神経は脳から耳の後ろを通って、耳の下あたりで、大きく分けて3つくらいに分かれています。まぶたを動かす神経と口を動かす神経の大元は一緒ですが、分岐しているところからは一緒ではなくなっているわけなので、理論的には、口を動かす時に、このまぶたを動かす神経を遮断してやればいいわけです。まず、その分岐していると思われる箇所を軽く左手で押さえてください。」

ヤッチの麻痺していた側は左なので左手で押さえます。

ヤッチ:「俺に念力をかけろと…?」

STさん:「そうです。そうです。」

ヤッチ:「で、強さは?」

STさん:「まぶたが動かないようにするという役目もかねているので、ほんの少しだけ抑えるような感じで…。」

アカンべーをしたときに、まぶたが裏返らない程度の軽いテンションで耳の下(やや頬寄り)を抑えます。

STさん:「その姿勢で、ゆっくりまぶたが動いてしまうという口をやってみてください。」

ヤッチは用意されたテーブルに両肘を載せ、対面にある壁を見据えながら、ゆっくり口を開きます。

STさん:「今、ピクピクってなってしまいましたね?」

ヤッチ:「下まぶたの中で金魚を飼ってるからね。」

STさん:「では、その金魚がピクピク動く寸前のところで、口の動きを止めてください。」

ヤッチはもう一度ゆっくり口を開きます。

でも、ほんの少しだけのつもりですが、ちょっと唇を丸めようとするだけで、まぶたの下がピクピクと動いてしまいます。

STさん:「やっぱり、動いてしまいますね…。」

ヤッチ:「この金魚、相当元気がいいからなぁ…。」

STさん:「今度はまぶたがピクピクしても良いですから、さらにゆっくりやってみてください。」

STさんがヤッチの顔を真剣な面持ちで観察しているのが視界に入ります。

(一_一)

ヤッチ:「やっぱり、金魚の奴、動くね!?」

STさん:「その金魚のいる場所はどの辺ですか?」

ヤッチ:「ちょうど、下のまぶた、目の真ん中からの延長上かなぁ…。」

STさん:「ピクピク、その下のまぶたが動くときはどんな感じですか?」

ヤッチ:「ピクピクはピクピクだからなぁ…。ピクピクなる寸前にまぶたの下あたりに柱が立つような感じかな!?1.5センチくらいかな!?」

STさん:「○○様(ヤッチのこと)は柱が立つとおっしゃっていますが、柱が立つ前に、ちょうどピクピクが目頭から始まっていますよ?目頭がピクピクなる感覚は無いですか?」

ヤッチ:「いや、気づかないなぁ…。いきなり、まぶたの下に折った爪楊枝を地面を下にして、入れられた感じかなぁ…。」

STさん:「ホントに瞬間なので、お気づきになられないかもしれませんが、ピクピクなるのは目頭の方から始まって、大きくピクピクとなる時に『柱が立つ』とお感じになるのかもしれませんね?」

ヤッチ:「えっ。じゃあ、金魚は目頭の方に居るっていうこと?」

STさん:「たぶん…。では、今添えている左手を離して、今度は指先で軽く目頭を抑えてください。」

ヤッチは涙の放出口のちょうどコロコロしたあたりを今度は右手の中指で抑えます。

ヤッチ:「出目金の目玉があるけど、大丈夫?」

STさん:「それは誰にでもあるので大丈夫です。」

ヤッチ:「ここは金魚が5、6匹は居るね?ピクピク凄いよ。」

STさん:「そこはまぶたの合わせ目なので、まばたきすれば、誰でもピクピクしますよ~。」

『付き合ってられねぇ~』という感じでしょうか?

STさん、ちょっと早口…。

(-_-;)

STさん:「そこをさっきと同じような強さで押さえて、唇をゆっくり動かしてみてください?」

ヤッチはゆっくりとリップクリームをなじませます。

すると、どうでしょう…???

(お前が言わなきゃわかるわけはないっ!!)

耳の下あたりに手をあてていた時に比べてどうでしょう…???

(知るかっ!!)

ピクピクと金魚は泳いでしまいますが、さっきに比べると金魚が飛び込み台からジャンプするのが遅いです。

ヤッチ:「さっきに比べると、目頭を抑えて唇を丸めた方がピクピクなるのが遅くなりますね!?」

STさん:「抑えるポイントは人によってまちまちで、たまたま○○様の場合は目頭だったのかもしれません。まだピクピクなるなり始めのポイントが目頭だったので、そこを抑えるとピクピクなりにくくなるのかもしれませんねぇ…。」

ヤッチ:「震源地はここっていうこと?」

STさん:「もしかすると、まぶたの下だと思っていたところが目頭だったのかもしれませんね!?」

ヤッチ:「なるほど…。」

徐々に唇を丸めて行くと、ピクピクとなる共同運動は出てしまいますが、なり始めるのは耳の下を抑えていた時よりもはるかに遅くなります。

STさん:「だいたい、どの程度でピクピクなるかという感覚はつかめたと思いますので、今度はそのピクピク寸前のところで止めて、その唇の形を維持してください。」

ヤッチ、不器用なので、なかなか最初はピクピクなるポイントが掴めません。

(-_-;)

STさん:「ピクピクなってしまったら、リラックスしてもう一度最初からやり直してください。休みながらゆっくりで結構ですので…。」

STさんがおっしゃるように、このトレーニング、ものすごい疲れます。

(-_-;)

猫が顔を洗う時はこんな気持ちなんでしょうか?

何回かやるうちに、ほんのわずかですが、口を丸めこんで、まぶたがピクピクしたり、目が閉じそうにならないようになってきました。

正直、恐る恐るリップクリームの味を確かめている程度でしょうか…。

ヤッチ:「自分の顔なのにこんなところを抑えると、ピクピクならないとは感動もんですよ~。わかんないもんだなぁ…。自分じゃまぶたの下って決め込んでたもんなぁ…。今、全身に鳥肌が立ってるよ~。これは共同運動じゃないですよね?」

STさん:「たぶん違うと思います。人によって、理由はよくわかりませんが、そうやって(顔のどこかを)抑えることによって、共同運動も抑制される方もいらっしゃるようです。残念ながら抑えられない方もいらっしゃいますが…。」

ヤッチ:「じゃあ、全然違う場所のたとえば、顔じゃないところを抑えて、ピクピクならない場合もあるっていうことですかね?」

STさん:「顔以外のところは正直わかりませんが、全く可能性が無いということにはならないと思います。」

ヤッチ:「いや~。それにしても今日は大収穫だな~。大きな水槽、買わないと…。」

STさん:「今はすぐにピクピクなってしまいますが、トレーニングを重ねていくうちに、少しずつピクピクなるのが改善されて、最終的には唇を動かしてもまったくピクピクならないようになるかもしれません。」

ヤッチ:「なるほど~。」

STさん:「ただ、これもあまり無理してやらないでくださいね。徐々に可動域(?)を増やしていかないと、また変な運動が出てしまうこともあり得ますから。あと、自主トレするときは、目なので手をよく洗ってくださいね。」

とまあ、ちょっと明るい兆しが見えてきました。

まだ、このトレーニングは始まったばかりなので、上手く行くかどうかはわかりませんが…。

少し、来年は期待が持てるかな?

今年はこれが最後の更新となりそうです。

皆さんも良いお年をお迎えください!!

来年は、あと365日ありますから…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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