こんばんは。
アルツ君の息子ヤッチです。
(^_^)/~
ヤッチの顔面神経麻痺の共同運動ですが、先日のリハビリの時にSTさんからこんなことを言われました。
STさん:「食事や口を開けたりするときは、下のまぶたが動かないように軽く手を添えて、指でまぶたが動かないようにしてみてください。ちょっと不自由かとは思いますが…。」
不自由なんてもんじゃありません!!
(^_-)
アカンべーをしながら食事をするのとかわりないんですから…。
(^_-)
テープかなにかで固定したらダメかと聞いたら、あまりおススメじゃあないとのご返事…。
(^_-)
しばらくは、ちょいと外食を控えるか、開き直って食べるしかないようですね…。
(^_-)
さて、アルツ君ですが、最近アルツ君のところに行くとヤッチが必ず持って行くものが有ります。
ボタモチは当然として、漢字テストです。
以前にも書いたと思いますが、レクリエーション支援サイトRecbox(
←サイトは閉鎖か削除されているようです(2018/11/15))さんでダウンロードさせてもらっている漢字テストです。
ダウンロードできるものは、間違い探し、数独などたくさんあるのに、いろいろ持って行っても、アルツ君が最近興味を示すのは、『漢字』だけです。
(-_-;)
用紙には30問程度の漢字が書かれていて、これに【よみ】を書くだけの単純なものですが、これを持って行くと、アルツ君、よろこんでペンを取ります。
(^^ゞ
ヤッチ:「ボタモチと漢字テストを持ってきたけど、どうする?」
アルツ君:「『どうする?』ってどういうことよ?」
ヤッチ:「どっちか一つしか選べないとしたら、どっちを選ぶ?」
アルツ君:「ボタモチっ!!」
やはり、恐るべしボタモチです。
(^^ゞ
ヤッチ:「じゃあ、ボタモチを食べて糖分を脳に送り込んだところで、漢字テストをやるか?」
アルツ君:「糖分なんて無くたって、漢字ぐらいなら簡単にできるぞ!?」
ヤッチ:「じゃあ、ボタモチは俺が持って帰るかぁ~!?」
アルツ君:「嫌だっ!!」
結局、先にボタモチを食べてもらって漢字テストをやることに…。
あっ、そうそう…。
アルツ君の老人健診の結果ですが、『糖尿病』は無いそうです。
(^^ゞ
ヤッチ:「ゆっくり食べなよ。詰まらせたら念願叶っちゃうから…。」
アルツ君:「わかってますよ。こんな美味いもんだったら、胃袋の中で溶けなきゃいいのになあ。」
らしい合理的な論理をぶちまけます。
ヤッチ:「じゃあ、食い終わったところで漢字テストやるか?脳トレ、脳トレ…。」
アルツ君:「脳トレかぁ…。いいですよん!!」
ヤッチはアルツ君にプリントアウトしてきた用紙を手渡します。
アルツ君:「はは~ん。またこの『欠伸』っていうのが(問題に)入ってら。」
ヤッチ:「えっ!!覚えてるのか!?すごいなぁ!!ばあさんの顔は忘れちゃうのに…。」
そうなんです。
前回やったテストの中にも同じ漢字が含まれていて、今回の漢字テストにもこの『欠伸』という文字が含まれています。
なかなかナイスな配慮です…。
アルツ君:「そういえば、ばあさんはどうした?最近ちっとも顔を見せないぞ。」
ヤッチ:「あの…。昨日も(キノコさんは)面会に来たと思いますが…。」
アルツ君:「そうだったけかぁ?すぐ忘れちゃうんだよなぁ…。」
やっぱり脳ミソを切り開いてみたい衝動に駆られます…。
(^^ゞ
ヤッチ:「でも『欠伸』は覚えてるんだよな?」
アルツ君:「はは~ん。最近『欠伸』ばっかりしてるからな。」
意地悪のように書いてまいりましたが、ここでご存知の無い方のために答えを…。
答えは『欠伸』=『あくび』です。
(^^ゞ
とにかくアルツ君、こういった読めそうで読めない漢字といいますか、聞けばなるほどという漢字もとてもよく覚えています。
ヤッチが全く出て来なかった漢字がスラスラ出て来るので時折ビックリします。
例えば、『燐寸』、『玉蜀黍』、『大蒜』など…。
おそらく、漢字の【よみ】に関してはアルツ君の方が数段上手かと思われます。
(-_-;)
アルツ君:「俺は尋常小学校しか出てないんだぞ。せっかく大学に行かせてやってるのに金の無駄遣いだな…。」
アルツ君、ヤッチが未だ大学に行っていると錯覚しています…。
(-_-;)
ヤッチ:「そうは言うけど、旦那さんだって『じんじょう』って漢字で書けるのかよ?」
こうなってくると、まるで子どもの喧嘩です…。
(^^ゞ
アルツ君:「お前はどうなんだ?お前は書けるのかって聞いてるんだよ…。」
ヤッチ:「俺は胸張って書けないね。」
ここ最近、携帯やパソコン無しには生きて行けないカラダに…。
(^^ゞ
アルツ君:「ふん!!そんなことを威張る奴が有るかよ!!脳トレだ!!脳を取れ!!」
アルツ君
さすがです…。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
でも、今日はここで終わらないんですね~。
アルツ君、確かに漢字を読むときは全く脳の衰えを感じさせません。
( ̄^ ̄)!
でも、この漢字の【よみ】を実際に書くとなると、少々不得手な部分が出てきます。
例えば、『給食』というような文字の場合…。
普通というか、正解は『きゅうしょく』ですが、アルツ君にこれを書いてもらうと、『きうしよく』となったり、『きーしょく』となったり…。
時には『高原』という文字が『こーげん』になってしまい、ひどい時にはひらがなで書いてと言っているのに、『こーゲン』になってしまって、カタカナ混じりになってしまいます。
どうも分析すると、小さな『っ』や『ひゃ、ひゅ、ひょ』など小さなひらがなが混じる漢字があると、言葉では出て来るのですが、文字にすることができないようなんです。
(-_-;)
アルツ君の年代(80代)の教育がどのようなものだったかはわかりませんが、さすがに『喋々』は『てふてふ』とは読まないと思います。
本人自体も喉元まで出かかっているのに、そしてあともう少しなのに出てこないといった印象を受けます。
濁音、撥音、促音、拗音といったものを理解はしているのにどうも紙の上にバラバラと落とすことができないといった感じに見えます。
本人も考えているときは、『すごくモヤモヤしている』と言っています。
もしかすると、アルツ君の脳の中で良い汁というか、良い液が出ているかもしれませんね!?
『モヤモヤ』というくらいだから、気体か…???
おそらくこのモヤモヤ感は健康に悪影響を及ぼすものではないと思うので、アルツ君が飽きるまで続けてみたいと思います。
ということで、ヤッチ自身の脳トレにもなるので、自作で漢字テストを作ってみました。
高齢者の脳トレとして、もしかすると効果があるかもしれません。
『この漢字を読んで?』と言われればすぐ読める漢字ばかりです。
でも『この漢字の読みを書いて?』と言われると、高齢者には難しい漢字になるのかもというようなものを集めてみました。
以下にファイルをアップロードしておきますので、使えそうだと思われる方はダウンロードしてみてください。
適宜問題を作り変えることができるようにエクセルファイルになっています。
内容をご覧になれば、ご自身ですぐに新しい問題を作ることができると思います。
特に制限を設けるつもりはないので、ご自由に必要な個所を改変して使ってください。
[EXcelファイル]~書き換え可- kanji_01.xlsx (Excel2010用)
- kanji_01.xls (Excel97~2003用)
※お詫び
Excelファイルのワークシートには、ヤッチ自身がファイルを作成した際の入力履歴を元に答えを出力する関数を使用しているので、ダウンロードした場合(入力履歴が残らないため)、正しく答えが表示されないことがあるようです。
上記ファイルをダウンロードする場合は、下記のPDFファイルも合わせて、ダウンロードしていただくようお願い申し上げます。(2014/04/06追記)
エクセルは持ってないよという方のため、あるいは携帯やスマホ向けに、改変はできませんがダウンロードできれば、画像として表示されるPDFファイルもアップしておきます。
[PDFファイル]~書き換え不可
ダウンロードしてお試しになった方は是非感想などお聞かせください。
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