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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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取り繕い(とりつくろい)は認知症のはじまり!?

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-300.html
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日の東京地方は朝から蒸し暑く、日中も真夏のような暑さ。

。・゚(゚`Д)゙.アツィー

ちょっと日中に出歩くのはまだ暑さになれていない分遠慮したくなるような陽気です。

そんな暑い日中、お昼ちょっと前でしょうか…。

ヤッチの携帯が鳴ります。

主はキノコさんです。

ようやくらくらくホンの『電話をかける』、『電話を切る』に関しては、難なくこなせるようになり、今度はたいした用もないのに電話をかけたい盛りです。

(^_^;)

キノコさん:「もしもし、これからおじいちゃん(アルツ君)のところへ行こうと思うんだけど、何か持って行った方が良さそうなもの有る?」

ヤッチ:「えっ~!!この暑い中歩いて施設まで行くのか?」

キノコさん:「そうよ。だって歩いて行く以外に他に方法はないでしょ?」

ヤッチ:「まあ、そうだけど…、何もこんな暑い時に出て行かなくても、夕方に出かけるとか方法は有るでしょ!?」

キノコさん:「そうだけど、夕方出かけると、今度は帰りが遅くなっちゃうでしょ!?」

ヤッチ:「まあ、そうだけど…、途中で干からびちゃうんじゃないのか?」

キノコさん:「大丈夫よ。帽子被っていくから…。」

アルツ君の居る施設(特別養護老人ホーム)までは、自転車で行けば、15分くらいの距離で、ちょっと遠めのお買い物に出かけるような感覚ですが、歩いて行くとなるとちょっとハードルが高い感じの微妙な距離です。

ましてや高齢のキノコさんにとってはハードルをくぐり抜けるか、なぎ倒して行かねばならず、ちょっと周りが心配してしまうような距離でも有ります。

ヤッチ:「行くのはわかったけど、なるべく日陰を選んで歩いて行きなよ。」

キノコさん:「わかってるわよ。それにカートも押していくし…。」

キノコさんが言う『カート』とは、いわゆるシルバーカー、歩行器、手押し車といったものを想像してもらえば良いと思います。

カートにはカゴが付いていて、そこに荷物を入れることもできます。

ヤッチ:「慌てず、休み休み行きなよ。」

キノコさん:「それより、何かおじいちゃんに必要な物はない?」

ヤッチ:「そうだなぁ…。過去の記憶をよみがえらせる脳ミソかな!?」

「…。」

冗談の通じないキノコさん、反応が有りません…。

(・・;)

ヤッチ:「放送事故になっちゃうだろ!?冗談だよ、冗談。今のところ何も必要ないよ。」

キノコさん:「そう…。じゃあ、何も持たずに出かけて来るわね。」

ヤッチ:「気をつけてね。」

キノコさん:「むこうに少し長くいて、夕方少し涼しくなってから帰って来るわ。」

ならば、涼しい夕方に出かければいいのにと言いたいところですが、この辺はコントロール不能なところです。

(-_-;)


夕方になると少し風が出てきて、過ごしやすい感じになってきました。

ヤッチの部屋のインターホンが鳴ります。

ヤッチ:「はい。」

キノコさん:「あたし…。」

声の主はキノコさんです。

ヤッチ:「今開けるからちょっと待って。」

ヤッチはカギのかけてある部屋の戸を開けます。

キノコさん:「悪いんだけど、私の部屋のカギを貸してくれない?」

なにか有った時のためにお互い部屋の合鍵を持ち合っています。

キノコさんはヤッチの部屋のカギを持っています。

ヤッチ:「どうしたの?」

キノコさん:「カギは持って出たんだけど無くなっちゃったのよ…。」

ヤッチ:「落としたのかぁ??」

キノコさん:「多分、買い物をしてきたからその中に入ってるか、お財布の中を探せば有るんだと思うんだけど…。」

ヤッチ:「じゃあ、財布の中を見てみれば?」

キノコさん:「それが買い物の荷物の下なのよ。あんたに借りちゃった方が早いから…。」

ヤッチ:「無くなってたら大変だから、ちゃんと見た方がいいぞ。」

キノコさん:「後で荷物をカートから出したら見てみるわよ。先にカギを貸してちょうだい。」

ヤッチ:「じゃあ、今合鍵を持って行くから、自分の部屋の前で待ってて。」

キノコさん:「わかった。待ってるからね。」

キノコさんの部屋はヤッチの部屋とは棟は別ですが20m程度の距離です。

ヤッチはキノコさんの部屋の合鍵をバッグから取出し、キノコさんの部屋に向かいます。

自分の部屋を出るとキノコさんが部屋の前で舌を出しています。

近づいて行くとキノコさん、ニヤついちゃってます。

ヤッチ:「何?どうしたの?」

ヤッチがキノコさんにたずねます。

キノコさん:「部屋、開いてたわ…。」

ヤッチ:「ちゅうことはカギを掛けて行かなかったって事?」

キノコさん:「…。」

キノコさん、黙ってニヤついています。

ヤッチ:「何?」

キノコさん:「どうも、カギを持って行かなかったらしいわ。」

キノコさん、自分の部屋のカギはいつも部屋の扉にマグネットフックでぶら下げています。
(もちろん部屋の内側ですよ~)

ヤッチがキノコさんの前に立ちはだかるような形で、キノコさんの前に割り込み、キノコさんの部屋のドアを開けます。

キノコさんが持って出たというカギはしっかりと扉にぶら下がっています。

(-_-;)

2012070419070000.jpg


2012070419070001.jpg

ヤッチ:「最初から持って行っていないんじゃん!?泥棒によく入られなかったなぁ…。」

キノコさん:「だって、帰りがけにおじいちゃんがうるさかったから…。」

ヤッチ:「部屋のカギとは関係ないと思うよ…。」

キノコさん:「そうだけど…。」

ヤッチ:「泥棒に入られてないか?」

キノコさん:「大丈夫よ。取られるようなものなんてないから。」

ヤッチ:「それにしても、たまたまうっかりだとは思うし、有りがちな事だとは思うけど注意した方がいいよ。」

キノコさん:「そうねえ…。今日はたまたま暑かったから…。」

キノコさん

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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