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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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アリセプトとメマリーの併用について

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-207.html
illust328_thumb.gif

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

久しぶりに真面目な記事です。

今日は認知症の薬について。

アルツ君昨日(2011/12/26)からメマリー10mgを夕食後に服用しています。

今年一年のまとめを兼ねて、これまでのアルツ君の薬の服用についてちょっと記録しておこうと思います。

ヤッチの備忘録のようなものですから、乱文ご容赦下さい。
[付記]
この記事を書いた後、皆さんからご回答いただいたアンケートを元にアリセプト、メマリーの副作用についてのまとめ記事を書いています。
是非ご一読下さいますよう、お願い申し上げます。

2013/12/29

さてアルツ君。

数年前にアルツハイマー型認知症と診断された当初はまだメマリーなる新薬は処方してもらえませんでしたから、まずはアリセプト5mgを服用していました。

その後アリセプト5mgでは認知症の進行を抑えることができずに、アリセプトを10mgに増量します。

今年に入り、新薬のメマリーが解禁になったこともあり、5月か6月くらいからこの新薬のメマリーを処方してもらいます。

したがって服用する薬は
アリセプト10mg
メマリー5mg


(アリセプト、メマリーについてはこのブログ内の記事『アリセプトとメマリーを理解しよう!!』も併せてご覧ください。)

薬について詳しく知りたい方はこちらを参照してください。
おくすり110番
(ページの中のハイパー薬事典をクリックし、薬の名前を入力すると詳細をご覧になれます。)

当初は気づかなかったのですが、このあたりから異変が出てきます。

激しい眠気。

いわゆる傾眠というやつです。

illust2151_thumb.gif

主治医はは認知症が進行していると判断し、メマリーを今までの5mgから10mgまで増量します。

アリセプト10mg
メマリー10mg


薬の量を多くしたにもかかわらず、アルツ君の症状は改善されませんでした。

小失禁の頻度も多くなり、紙パンツ無しには日常生活に支障を来たしてしまいます。

トイレに行くときに、寝床で自分で立ち上がってトイレに行くわけですが、この時に『立ち上がる』という一連の動作がわからなくなってしまいます。

アルツ君が「足が材木になっちゃった」ということから、我が家ではこれを『材木病』という時期もありました。

健常者には理解しえない状況かもしれませんが、立ち上がる時の膝を曲げる、手をつく、頭を持ち上げる…などの一連の所作について算数的な組み立てが出来なくなってしまい、立ち上がれないのです。

言い方をかえれば、立ち上がる体力は有り、立ち上がろうと思えば立ち上がれるのですが、立ち上がるその方法がわからなくなってしまうのです。

因果関係が有るかは未だに謎ですが、このあたりで足の浮腫みもひどくなり、高価なサポーターを買ってそれを履かせ対処したりもしています。

そこで薬の絶対量を変えずに、メマリーとアリセプトの服用量の比率を変えたりしてみます。

アリセプトを5mgにしてメマリーを15mg…。

アリセプトを10mgにしてメマリーを10mgなど…。

それでも症状は、あまりかわりませんでした。

そこで今年の8月頃に、メマリーの服用をストップします。

アリセプトの服用していたところにプラスアルファの項目で、メマリーの服用を始め、それで症状が悪化したわけですから、メマリーの服用が良くない結果をもたらしているものと考えるのは至極当然の事です。

一旦メマリーは休止して、アリセプト10mgだけの服用にリセットします。
(関連記事:「メマリーと眠気」)

これは数年前の初期の服用となんら変わらない処方量です。

振り出しに戻ったようなものです。

これで眠気や材木病は治まったかのように見えたのですが、認知症の進行そのものを食い止めることはできません。

そこでまたまた主治医の判断でいままでアリセプト10mgだけを服用していたところに、メマリーを5mgを夕食後に服用です。
(関連記事:「メマリーリターン!」)

アリセプト10mg
メマリー5mg


あくまでも推測ですが、主治医はアリセプトとメマリーの併用の方が効果が期待できるという考えを捨てきれなかったのではないか…。

アリセプトの服用量+メマリーの服用量が多かったせいで、眠気が出るのなら合計の服用量を少し減らして、メマリーとアリセプトを併用すれば問題ないのではと主治医は考えたのかもしれません。

でもこれ実際はメマリーを服用し始めた時に戻っただけ。

なんら改善されているわけでもなければ、逆に後戻りしているようなものです。

いくつかの矛盾点は有りますが、このあたりでヤッチ自身も何が良くて、何が悪いのか、わけのわからないスパイラルに陥ります。

たしかに薬を服用する全体の量が減ったせいでアルツ君の傾眠や材木病は改善されたようにも思えます。

でもまったく無くなったわけではないので、果たしてこれが薬の量だけに関係していることなのかどうかはわかりません。

アルツ君は認知症の薬だけを飲んでいたわけではなく、高血圧の薬を飲んでいたり、血液をサラサラにする薬も飲んでいたので、これらの薬との飲み合せの問題にも疑問が生じてきます。

途中経過として夏場は血圧が安定し、降圧剤のお世話にならなくても支障がなかったので降圧剤の服用も休止しています。
(関連記事:「メマリー錠と職人」「メマリーリターン!」「診察に行ってきました」)

こういった他の薬との併用による副作用や相互作用みたいなものが出てくると専門的な知識が必要だし、素人では判断がつきません。

認知症以外の薬との併用に関してはひとまず置いて、アリセプト10mgとメマリー5mgを飲むことになったアルツ君。

アルツ君だけに言えることなのかもしれませんが、ヤッチ自身は薬の併用に違和感を感じます。

具体的にどういう点がそう感じさせるのかというと正直ハッキリとした根拠は有りません。

認知症の薬は認知症の進行をある程度は抑える効果を期待できるとしても、いわば対症療法的なもので認知症そのものを治せるものではありません。

薬を増やしたとしても治せないものを飲むのなら、飲まなくても良いのではないかという考えまで沸いてきます。

アルツ君がアリセプトとメマリーをまた併用するようにはなりましたが、やはり少しずつではありますが、認知症は進行しています。

本人には申し訳ないですが、どうせ進行が食い止められないなら、症状が重くならない、日常生活に支障のない生活をしてもらう方が優先順位は上です。

薬を飲んで、眠くなったり、失禁が多くなるのでは意味が有りません。

ここでヤッチは有ることに気づきます。

気づくといってもそんな大それたことではありませんが、薬漬けの毎日で忘れていたことが一つありました。

それは、メマリーだけを服用するということをまだやっていなかったことです。

前述したこととはやや矛盾しますが、メマリーだけを服用して症状が改善されれば、一定の効果が有ったと言えるかもしれません。

そう考え、主治医にアリセプトの服用を休止できないかのお願いをしました。

主事医の返事はOKでした。

もっとも主治医に断る理由もありません。

こうしてメマリーだけを5mg服用するという試みが始まりました。
(関連記事:「認知症の新薬メマリーだけを服用」)

切り替えた当初は劇的に眠気が改善されたように思いました。

メマリーだけの服用になってアリセプトが眠気の原因だったとさえ思いました。

個人によって薬の効果もまちまちですから、ハッキリそう断言できるものではないと思いますが、アルツ君に関しては、アリセプトとメマリーを併用しているときよりは、眠気や倦怠感、焦燥感は少なっているような気がします。

まったく無くなったというレベルのものではないので、果たしてこれが、アリセプトを休止したからなのかは、結局疑問が残ったままです。

もしかすると、単純に薬の服用量が減ったせいだとも言えるからです。

認知症の薬だけでみれば、アリセプト10mg+メマリー5mg=15mgの服用量がメマリー5mgの服用に変わったわけですから、この10mgの減量をどう見るかです。

10mg薬の服用量が減ったせいで眠気が少なくなったとも考えることができます。

今のところメマリーとアリセプトの併用が良い効果をもたらすものなのか、悪い効果をもたらすものなのかはわかりません。

もっとたくさんの症例が集まって統計的な数値が得られれば、いろいろなことが言えると思います。

昨日(2011/12/26)の主治医の診察では、もう少しメマリーを増やしてみてはどうか?という診断でした。

結局主治医の提言を受け入れ、アルツ君昨日の晩からメマリーを5mgから10mgに増量して夕食後に飲んでいます。

これでまた眠気などの症状が強くなれば、服用量が多いという事だけはハッキリしますから、やってみる価値はあるかと思います。

人体実験されている本人にとってはたまったもんではありませんが…。

色々と薬の量を変えたり、薬の組み合わせを変えたりと試行錯誤を繰り返した一年でしたが、総じて納得いく結果は得られていません。

ここまで読んでいただいたのに何ら参考になる情報もも結局書けなかったように思えます。

少しだけ耳寄りな情報といえば、主治医は当初アリセプトとメマリーを併用することを強く推奨していましたが、ここへきてその考えを改めたことです。

昨日主治医からたずねられました。

「アリセプトとメマリーを一緒に飲んでいるときのお父様はどんなご様子でしたっけ?」

「眠気がひどくて、時々立ち上がり方を忘れるなんて言う事もあって正直あまり芳しくないような状態でしたよ。」

そう答えると

「やはりそうでしたか…。」

少し首を傾げていました。

「先生あまり良くない症例でも出ているんですか?」

主治医はゆっくりうなずいておられました。

もう少し突っ込んで質問したかったのですが、年末で患者さんが待合室にたくさんいらしたので、遠慮してしまいました。

果たしてどういううなずきだったのか気になるところですが、次回の診察の時にもう少し掘り下げて聞いてみたいと思います。
…………………………………………

やはり上手くまとめられませんでした。

今思うこととその時に思ったことが微妙に違うため、書いているうちにわけがわからなくなってしまうところが有ります。

結局今の率直な感想は、「薬なんて飲まなくてもいいんじゃない!?」です。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

【追記】
2012年になってアルツ君が実はレビー小体型認知症も発症しているのではないかという疑問が生じてきました。

レビー小体型認知症であれば、アリセプトやメマリーなどの認知症の薬に対して過敏症状が出て、上記のような副作用が出ることも至極当然な結果となります。

多量の認知症の薬の服用がレビー小体型認知症の症状の一つであるパーキンソン症状の悪化をもたらすことにもなりかねません。

もしご家族などにアルツ君のように、薬に対して過敏になっている方がいらっしゃるとすれば、アルツハイマー型認知症だけという診断を受けていたとしても、レビー小体型認知症ではないかという問題意識は少なからず持っておられた方が良いと思います。

現在(2012/01/09)アルツ君は今までの主治医に紹介状を書いてもらい、レビー小体型認知症かどうかの診断をしてもらう予定になっています。

以後のことについては、このブログの中で追々記事にして行こうと考えています。

関連記事
※このブログにもたくさんの参考になるコメントが寄せられています。
是非コメント欄も合わせてごらんください。

参考コメント

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[追記]
このブログの記事の中で、以前アリセプトやメマリーの副作用についてのアンケートを取らせていただいたことがあります。
現在もアンケートに参加して、投票することも可能です。
何かお役に立てる事が有るかもしれませんので、リンクを貼らせていただきます。
【アンケート】

【あわせて読んでいただきたい記事】

フェルガードの詳しい情報を記事にしました。
記事ははこちらです。→フェルガードの種類と購入方法


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