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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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老人健診

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-150.html
こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

今日はアルツ君と主治医のクリニックに診察に行ってきました。

アルツ君の認知症の定期的な診察もあったのですが、先日受けた老人健診の結果を聞きに行く日でもあります。

今日のクリニックはインフルエンザの予防接種を受ける人が多くあわただしく人が出入りしていました。

少し待合室で待たされましたが、先生直々にアルツ君の名前を呼び、診察室に通されました。

「どうですか~?お元気ですかあ?」

明るくアルツ君に問いかける先生。

「どうもこうもないよ。この通りピンピンしてるよ!」

「いいですね~。」

アルツ君に聞いても無駄なことはわかっているのに毎回必ずアルツ君に声かけして下さいます。

認知症についてはこれまでと変化はないので、老人健診の結果へと進みます。

先生がレントゲンフィルムを取り出し、蛍光灯をつけます。

「うーん…。胸部大動脈が蛇行していますね~。」

(「えっ!マジッ!?」←ヤッチの心の叫び)

こんな言葉を聞くとすぐにでもアルツ君の胸を切り開いて三枚におろさないといけないような気がしてきます。

「手術」、「入院」、「緊急」、「脱走」という言葉が頭をかすめます。

ガガガ━(ll゚д゚ll)━ン!!

「うーん…。でもこれはご高齢のせいもあるでしょう。大丈夫ですよ。」

なんでこう医療用語って難しい漢字のものが多いのでしょう?

「胸部大動脈」と聞いただけで脈拍がテンポアップします…。

┣¨キ(*゚益゚*)┣¨キ

先生の所見は続きます。

「糖尿も大丈夫だな…。尿酸値もOk…。あっ。そうだ…。」

ヤッチの健診結果ではないのに唇が渇いているような気がします。

どこかに柳沢慎吾がいないかキョロキョロしたくなります…。

「あっ。そうだ…。アルブミン値が少し低いかな…。」

『アルブミン』だか『ナイブミン』だか知らないが聞きなれぬ言葉です…。

「でも極端に低いわけじゃなくてほんの少し低いくらいだからそんなに心配することもないでしょう。少し最近偏食が多いのかな?」

「たしか偏食が多いと思います。」

ヤッチが少しかたい面持ちで答えます。

「最近はこんなに豊かになっているのにお年寄りにこの値が低い人が多いんですよ…。」

『なるほど…』と思っているとアルツ君が口を挟みます。

「先生。俺はまだ若いよ。」

「それはそれは失礼しました。お父様にはいつもやられちゃうな~。少し好き嫌いをしないで栄養をつけて下さいね。」

アルツ君自分に言われているのに傍らにいるヤッチの方に向かって話しかけてきます。

「おい!お前よく聞いとけよ!栄養だって。栄養つけろって!」

「わかったから…。」

真面目に聞くようにアルツ君を促します。

「あとですね…。少し貧血気味なんですよ~。これはちょっと調べておいた方がよさそうだな…。」

せっかく今までクリアしてきたのに予期せぬ『貧血』という言葉にヤッチはまたまたドッキリです。

(。・´_`・。)エ-

「検便をしてみましょうか?」

これまた『検便』の一言にビックリです。

「胃や腸から出血して貧血になることも考えられますから検便をして調べてみましょう。」

「あっ…。はい…。」

「そうしたら検便を2回やってほしんですよお?」

「2回もですかあ?」

御存じの通りアルツ君便秘気味…。

気味というより日本便秘愛好会認知症支部の名誉支部長です。

先生もそれは知っているはず…。

しかも『うん』が悪いことにヤッチが昨晩またアルツ君に例のお茶を飲ませ、今日スッキリさせっちゃったばかりです。

おまけにアルツ君トイレではなく、パンツに産み落としっちゃったばかりです。

恐るべしお茶の効果です。

ヤッチは先生にこのことを白状します。

「実は先生ご存知のように父は便秘がひどく、なかなか出ないのですが、今朝パンツにドッチャリ出しちゃったばかりなんですよ…。ですから今度いつ出るか…。」

「ああ。それならそれで結構ですよ。出た時にこちらに持ってきてもらえば良い事ですから…。」

一瞬『パンツごと!?』と思ったのですが踏みとどまり…

「でも2回目の時までそうとうインターバルが開きそうですけど…。」

「それはそれで仕方がないですよ。気長に行きましょう。」

こうしてアルツ君の老人健診の結果は『検便』ということでいったん幕を閉じたわけですが、いつ出ることやら…。

┐(´-д-`)┌

当の本人はそんなことを聞いてわかっているのか、わかっていないのか相変わらずノー天気。

\(^o^)/

いつもは調剤薬局などには自分は寄らずに先に帰ってしまうのですが、今日はどういうわけか一緒についてきます。

調剤薬局で薬をもらい帰路につきます。

アルツ君は家に着き、茶の間に入るなり

「おい!ばあさん喉が渇いたぞ。お茶出せ!」

出迎えたキノコさんもびっくりです。

「まあ。まるで強盗ね。それより健診の結果はどうだったの?健診の?」

「ああ。あれか!?あれなら栄養失調だって!栄養失調!ばあさん!もっと美味いもの食わせないとダメだぞ!」

先生は一言も『栄養失調』なんて言っていないのに…

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

【はみだし】

今日主治医のクリニックに行ったとき、少し待合室で待つ時間が有ったので待合室に置いてあった本をお借りして読んでいました。


知っていると楽になる
高齢者の介護30
[ 黒岩恭子 ]


図解や写真、イラストなどがふんだんに使われていて素人のヤッチでもとてもわかりやすかったのですが、本の内容もさることながら、興味をおぼえたのは排泄に関してのページ。

ここに『長時間尿動態データレコーダ』というものが紹介されていました。

機器の名称は『ゆりりん』。

簡単に言ってしまうと人の膀胱内の尿量を超音波で測定・記録する機器です。

しかも排泄後の膀胱内の蓄尿量を数値で表す残尿測定機能が付いているようです。

尿失禁を繰り返す人の膀胱内の尿量をチェックできる機器ですからかなり介護をする人間には役に立つような気がします。

本で見る限り手のひらに収まってしまいそうなサイズですが、残念ながら値段が出ていませんでした。

そこで家に帰ってネットで調べてみました。

ゆりりん


あえて値段を掲載しなかったので値段をご自身で調べてみて下さい。

(。・´_`・。)エ-ケチ!

ちょっとびっくりです。

\(◎o◎)/!

でもこんなのが医療施設や介護施設でもっともっとたくさん利用されるようになると良いですよね。

もちろん一家に一台あれば言うことなしですが…。

この『ゆりりん』のホームページもあったので興味のある方は覗いてみて下さい。

⇒ゆりりんホームページ
(ガラケーでは見れないかも!?)

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