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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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ゴージャスな職人

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-145.html
こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

良かったのか悪かったのかはわかりませんが先日の養麗健茶のおかげですっかり元気になりました。(記事はこちら)

余計なものを全部出しきった爽快感なんでしょうか?

調子が良いととにかく饒舌になります。

誰も聞いていなくてもそんなのお構いなし…。

今日は朝から玄関マットに話しかけています。

「おい。お前。そんなところに寝そべってるとみんなに踏んづけられちゃうぞ。もうペッタンコじゃないか。」

口のない玄関マットは何と答えたのでしょうか…。

(^_^;)

今日は調子が良いということもあってキノコさんにいつものスーパーで水を汲みに行くように頼まれたようです。

二つ返事で引き受けて出かけたということですからかなり足取りは軽いようです。

ただついこの間水を入れるボトルをガラガラに入れて出かけ、ガラガラを忘れてくるというアクシデントに見舞われているのでキノコさんもかなり出かける前は気を遣ったようです。(記事はこちら)

どうやら今日はガラガラ置き忘れることなく、水を汲みに行ってきたようです。

( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ

ヤッチが帰ってきた後も得意げにこのことをアルツ君は話します。

「今日は外に出かけてきたんですからね。いつもと違うぞ。」

「確かにいつもと違うかもしれないかもしれないけど、それがいつも通りっていうもんだぞ。」

「お前の話は難しくてよくわからんわ…。」

「まあ。今日は一応褒めてやるよ。よし。よし。」

「なんだいっ!!」

元気になってみたり具合が悪くなってみたり本当に忙しい人です。

「じゃあ。今日はおくたびれだろうから早めに風呂に入って寝ちゃおうよ。」

「誰がくたびれてるなんて言った?ちっともくたびれてなんかいないぞ。」

「じゃあ。そこで腕立て200回やってみろよ。」

「そんなことしたら床が可愛そうだろ。」

「まあいいや。早く風呂に入ろうよ。今日は特別に高級なボディーシャンプーで磨いてやるから…。」

眠らせておいた1500円以上もするPOLAの天然香料配合のボディシャンプーです。

ボディーシャンプー


いつか使ってやろうと思っていたのですが、なんせ普段ボディーソープにこんな値段のものを使ったことがありません。

(゚∀゚ ;)タラー

使うのももったいないし、使わないのももったいないし…。

それを贅沢にもアルツ君に使ってやろうというのですから、なかなかの孝行息子です。

(^_^;)

シャンプーのあとこやつのポンプを押します。

白いクリーミーなものしか見たことのないヤッチは透明のジェル状のものが出てきたのでちょっと驚きです。

「泡立つのかな~???」

「はっ?」

事情を知らないアルツ君はキョトン顔…。

「お前なんか企んでないだろうな?」

すっ…するどい…。

いや。今日は別に悪さをしているわけではありません。

どちらかといえば、限りなく良い事寄りです。

「泡立つんだ…。」

ボディーシャンプーはジェルのくせして泡立ちます…。

泡立てているとデパートの一階の男子は踏み入れてはいけない売り場のような香りがしてきます。

ちょっとそこら辺のドラッグストアで売ってるボディーソープとは違うようです…。

「何だかあいつの臭いがするなあ?」

アルツ君が『あいつ』と言っているのは姉のことです。

確かに女性的な香りかもしれません。

ローズの香りとユリ(カサブランカ)の香りの2本あるのですが今日箱から取り出したのはローズの方…。

「そういえばシャネルだかディオールみたいな香りがするね?」

「なんだ?レストランの名前か?」

「違うよ!ボタモチの品種だよ!」

「俺の体をボタモチで洗うのか?食った方がいいんじゃないか?」

「洗った後に自分の腕をかじったらいいよ。」

わけのわからない会話をしながらアルツ君は全くこのボディーシャンプーの有難みに気づいていないようです…。

一通り身体を洗い、アルツ君湯船に入ります。

高いシャンプーを使ったという満足感はヤッチだけのものでアルツ君は手にすることができなかったようです。

( ´-ェ-` )シュン

「ちょっとぬるくないかい?」

今日は結構冷え込んでいるので湯船の温度が気になります。

「ちょうどいいぞ。あんまり熱いと茹っちゃうからな。これなら春まで入っていられるぞ。」

「春まで生きてればの話だけどな~。」

相変わらず風呂場の電気を消してヤッチはしばし外で待機です。

10分くらいしてアルツ君がお風呂から出てきたので着替えてもらいます。

この間の尿失禁の繰り返しの後からすっかり足のむくみが消えています。

∑(*゚ェ゚*)

着替え終わってアルツ君はいつも茶の間で一休みします。

茶の間に入ってくるなりキノコさんを呼びつけます。

「おい!ばあさん!ちょっと背中かいて!!」

「まあ!お風呂から出てきて背中がかゆいんじゃ仕方ないわね。」

キノコさんもいきなり呼ばれたのでハッとして振り返ります。

「だってかゆいんだからしようがないだろ。いいからかいて!」

「どこっ?」

立ったままアルツ君はちょうどキノコさんにお辞儀をするような恰好で背中を掻くように催促しています。

キノコさんはアルツ君の首元に手を突っ込んでかゆいところを探っています。

「ああ!!そこそこ!そこだ!」

「あんまり掻いたらもっと痒くなっちゃうからもうこれくらいにしておきましょ。」

「ケチ!」

「寝れば痒いのなんてすぐわからなくなるから…。まあそれにしてもあんたいい匂いがすわね~??」

「そうかっ!?ボタモチで身体洗ったからな。」

確かに残り香がとてもゴージャスな感じでほんのり部屋に漂います…。

けっしてボタモチ臭ではありません。

甘┳┓モー

「今日は寒いから身体が冷えないうちに早く寝ちゃいなさいよ。」

「はいはい。わかりましたよ~。」

いつもはなかなかここから寝床に着くまでに時間がかかりますが、今日は素直に御就寝です。

(*^_^*)

茶の間ではキノコさんが台所の片づけを始めています。

「あっそうだっ。お湯が無いんだわ。ちょっとお湯を入れてくれる?」

キノコさんは電気ポットのフタを開けながらヤッチに任務を命じます。

アルツ君が汲んできた水を補給するときがやってきました。

4Lのボトルですからキノコさんに持ち上げられないことはありませんが、電気ポットに注ぐという動作がかなり辛いようです。

たいがいはヤッチが補給しているのですが今日はすっかり忘れていました。

(;^ω^)

「ああ~あ。全然入ってないじゃん!?」

すっかりサボっていたのでポットの中にお湯がほとんど残っていません。

「ボトルはどこにやったの?」

いつもある場所に水の入ったボトルが見当たらないのでキノコさんにお伺いを立てます。

「ああ。私じゃ持てないから玄関のところに置きっぱなしだわ。おじいちゃんが汲みに行ってそのまんまだわ。」

キノコさんに言われて玄関のところを見るとボトルはそこに鎮座していました。

「そうだよな~。年寄りにはけっこう重いもんな…。」

ヤッチはブツブツ独り言を言いながらアルツ君が置いてそのままのボトルを玄関のところまで取りに行きます。

んっ…?

やられました…。

┐(´-д-`)┌

またしてもやられました…。

置いてあったのは水の入っていないカラのボトルです…。

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ







3の答え:雉(キジ、記事)
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