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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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アルツ君免停

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-134.html
こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

昨日はデイサービスからヘロヘロになって帰ってきたアルツ君。

結局夕飯もちょこっとつまんだだけで早目に就寝してしまいました。

ところがアルツ君キノコさんが寝る頃の11時くらいが大忙しです。

トイレに立ったと思ったら、したのかしないかわからないくらいの所要時間ですぐに出てきてはまた布団にもぐり込む…。

30分も経たないうちにまた起き上がり、またトイレに駆け込むの繰り返しです。

トイレの正面あたりがヤッチの部屋なのでガタガタと音がすると壁を隔てたところにヤッチがいてもだいたい状況はつかめてしまいます。

これでは隣で寝ているキノコさんもたまったものじゃありません。

アルツ君の寝室に様子を見に行くことにします。

「なんか調子でも悪いのかあ?」

「なんじゃ?」

寝ているにしてはずいぶんクリアなサウンドで返事が返ってきます。

「腹の調子でも悪いのか?」

「何で?」

「いや、さっきからトイレに行ったり来たりしてるから…。」

「別に行ってないぞお!?ここで静かに寝てますよ~。」

キノコさんも起きてしまいました。

「うそ。うそ。先からうるさくて寝られやしないわ。」

「うそをつけ!ここで静かに寝てますよ。あ。何だかショウベンしたくなっちゃった。」

どうやら新しい記憶は次から次へと消えて本当に何度もトイレに立っていることをおぼえていないようです。

(´゚д゚`)アチャー

さっそくトイレに行こうと起き上がります。

トイレからすぐ出てきてまた布団にドシンとお尻を落とします。

立ち上がる時はそれほどでもないのですが、寝る時は尻もちをつくように思いっきりお尻を落とすのでものすごい音がします。

「そんな地響きみたいに寝たら奥さん寝ていられないぞ。」

「そんなことないわい。となりでグーグー寝てるよ。」

相変わらずの減らず口…。

キノコさんも苦情を言います。

「ほんとよ。となりでドシンとやられると怖くて飛び起きちゃうわよ。」

「はい。はい。おとなしくしますよ。」

そう言いながら足をかかと落としのように大きな音を立てて布団に打ちつけます。

いったんはこれでおさまったのですが、午前零時をまわったあたりからまたショータイムの始まりです。

30分おきくらいにトイレに駆け込みます。

トイレに行っているわけなのでお漏らしはしていないとこっちはてっきりそう思っていました。

以前だったらトイレに立つたびに『起き上がれない』と叫びをあげてヤッチが起こしに行っていたくらいですから、起き上がれるということはお腹の調子が悪いにしてもそんなに深刻に考えなくてもいい…。

まあ体力は残っているわけです。

少し冷えておしっこの回数が多くなっているのかな?

そんな風に考えていました。

でも30分おきくらいに大きな音を立てられるのでこっちもなかなか寝付けません。

(-_-;)

アルツ君が再びトイレに立った時に気になってまた様子を見に行くことにします。

電気はすべて消しているので当然暗がりです。

寝室ではキノコさんは寝入っていて気づいていない様子です。

よくとなりでこうもドシンドシンやられて熟睡できるものです。

ある意味うらやましい…。

アルツ君に小さな声で声をかけます。

「体が冷えたのか?大丈夫?」

「あん?」

こっちは小さな声で話しかけたのに鼻にかかった大きな声で返ってきたのでこっちの方がびっくりしてしまいました。

「具合悪いんじゃないの?」

「別に悪くないよ!大丈夫だよ!」

「パンツは?」

「誰の?」

「誰のって旦那さんしかいないだろ!?」

「パンツは有るぞ。」

「ちょっとパンツ見せてみん?」

「お前他人のパンツがそんなに気になるのか?いやらしい趣味だな~。」

「いいからちょっと立ってみな!」

キノコさんには悪いですが電気をつけます。

「うるさいな~。」

アルツ君がブツブツ言いながら立ち上がります。


えっ~!!!

エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ


布団から這い出してきたアルツ君は上半身裸です!

???

立ち上がると寝巻のズボンもはいておらず紙パンツ一丁です。

まるで弱っちいプロレスラーのようです。

「なんで上着を着てないんだ?」

「最初から着てないもん!」

アルツ君の就寝前に寝巻の上着を着せたのはヤッチです。

(-_-;)

「そんなわけないじゃん!」

見ると布団の隅の方に寝巻は脱ぎ捨ててあります。

???

寝巻のズボンの方を手に取るとビッショリ!!

「なんで~?」

アルツ君の紙パンツを確かめます。

やはり…

ビッショリ…。

というよりキャパシティーオーバーです。

「おいおい。こんな重たい紙パンツ履いて寝てたら、警察に過積載でキップ切られるぞ~!」

「そっか?俺は重くないぞ。」

「重いって悲鳴あげてるのは紙パンツ君だよ。ほらほら黄疸が出ちゃってるよ~。」

しかしあれだけトイレに自分で何回も足を運んでいたのに何でこんなに紙パンツに失禁しているのか…。

寝巻のズボンが濡れて気持ち悪くなるのはわかりますがなぜ故上着まで脱がなくてはいけないのか…。

謎は深まるばかりです。

しかもデイサービスから帰って来てから大量に水分を摂取していないのに何でこんなにキップを切られるほどのおしっこが出るのか…。

首をかしげることばかりです…。

(´ェ`)ン-・・

「今度はこんなに重くなる前に奥さんか俺に言えよ。」

「ばあさんはグーグー寝てるからダメだ。」

さすがにキノコさんも二人のやり取りを布団の中で聞いています。

大量失禁後の紙パンツを丸めるのはヤッチはどうも苦手です。

『好き』という人もいないと思いますが…。

紙パンツを新しいものに履き替えてもらい、ヤッチも寝床につきます。

寝床についてももう脳が覚醒して深い眠りにつけません。

今日一日を振り返ることにします…。

………

あることに気づきました…。

( -Д-) ゚Д゚)フムフム

アルツ君が床についてからトイレに行く回数が多いのがデイサービスに行った日と一致します。

???

もしや…。

デイサービスでまた調子にのっておしゃべりを繰り返し、大量にお茶かコーヒーを飲んでいるのでは…??

━─━─【わかりま線】─━─━

次回確認する必要がありそうです…。

寝付けない秋の夜長を満喫しているのはヤッチだけではなく、アルツ君も同じようでアルツ君のパレードは続きます。

この後も何回かアルツ君はトイレに立ち、明け方近くにアルツ君の大きな声が聞こえてきます。

「おーい。俺にこんな重たいパンツ履かせたのは誰だ?」

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ


この後2回合計3回アルツ君に過積載のキップを切り、免停にしてやりました。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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