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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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アリセプトの服用休止から1ヶ月

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-115.html
こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

今日はアルツ君のメマリー(認知症の薬)がそろそろなくなる頃なので主治医のクリニックにアルツ君と診察に行ってきました。

アリセプト(認知症の薬)の服用を医師と相談して休止してからもう少しで1ヶ月になるところです。

メマリーの服用量はここ最近は5mgで継続中(夕食後服用)です。

歩いて数分のところにクリニックはありますが、そのクリニックはヤッチの記憶ではまだ10年も経過していないと思います。

開業当初は院長と看護師それに受付のお姉さんの数人でやっているこじんまりしたクリニックでした。

自宅近くに新しいクリニックがオープンしたと誰かから聞いてヤッチが風邪かなにかをひいたときに試しに行ってみるかということで診察を受けたのがお付き合いの始まりです。

真新しい院内はスリッパに履き替える必要もなくバリアフリーを意識した近代的な内装です。

あまり病院病院していない雰囲気で待合室はちょっとホテルのラウンジを思わせるような感じ。

まだ開院して間もないせいか患者の数も少なく、待合室でほとんど待たされることなく、診察室に通されたのをよく憶えています。

『こんなハイカラな造りでこんなちょっとの患者数で採算取れるのかよ!?』と正直クリニックの行く末を案じていたのもよく覚えています。

それが最近はどうでしょう。

院内には何人もの看護師さんがいて受付も二人ではときどき追いつかない場面も…。

曜日によって院長以外の外来医も招くようになり、どこかの大学病院の先生が休日に診察をして下さるくらいまでに診療体制を確立しています。

診察も飛び込みOKですが予約制を基本とするようにまでなりました。

『前の方がよかったな~。』

これがヤッチの正直な感想です。

あわただしい病院や診療所はなんか生理的に受け付けないものがあります。

……▼ヤッチの妄想▼……

アルコール臭の漂う少し薄暗い待合室で看護師だけが一人元気で患者はみなおしゃべりすることなく静かに瞑想している…。

看護師に呼ばれ、診察室に通されると背を向けたやや白髪交じりの医師が万年筆でドイツ語の練習…。

まだ医師がどんな顔をしているのかはわからない…。

もともと家から持ってきた微熱なのか少し顔が火照ってる気がする…。

医師の白衣は少しダメージ加工が施してあるのか不規則なダーツがところどころ散りばめられ、ヨードのシミがデザインチックに後染めされている…。

スチール製のやや淵が錆びかかった白い洗面器に医師は手を浸し何やら考え事をしている様子。

ようやく振り返った医師に笑顔はない。

振り返った医師に「血圧を計りましょうか?」と言われた時には普段とは違う心音がのど元付近からバクバク聞こえてくる…。

聴診器をあてられた瞬間悶え声と共に心臓も飛び出しそうだ。

「おおきく深呼吸して~。」

余計に呼吸がみだれそうだ…。

何も言わずに机の方に身体をひる返し、やや速いタッチでドイツ語の練習を再開する医師…。

再び振り返った医師に「お注射しましょうか~。」の一声にどっちの腕をまくっていいかわからなくなり一瞬挙動不審になり、まくりすぎるくらい腕まくりをする…。

医師にとっては接頭語がつくくらいだから『お注射』は神聖な儀式にしか使われないもののようだ。

ガラス製のアンプルを手際よく温めるジャック…

針先から透明な液が少しにじみ出る。

脱脂綿のアルコールが腕に響いてくる。

チクッ!!

シャープな鈍痛という矛盾した痛みで自分の中で必死に自分を取り戻そうとする。

どうやら生きているようだ…。

「3,4日したらもう一度診察に来てください。」と言われたときは、「治っても?治らなくても?」と聞き返す勇気はない。

診察室を出て薬の処方をしてもらう間またしてもあの陰気な待合室でじっとして「今日はいくら取られるんだろう?金足りるよな?」と自問自答を繰り返す。

受付と処方口が一緒になった小窓から手だけが見える女の人から折り紙みたいなヤクを手渡され密売を完了する。

外に出た時のあの太陽がまぶしいこと…。

ヤクが効いてきたのかあ~???

……▲ヤッチの妄想▲……

もうこんな診療所ってないですよね~。

今思うとあれはあれでよかったなぁと…。

なんてたって今は『くりにっく』ですからね。
(^^ゞ

余談はともかくとして今のクリニックの院長は割と気さくに話せて感じの良い方です。

今日も明るく笑顔で応対してくれます。
(*^_^*)

「その後どうですか~?眠気は少しおさまりましたか~?」

いつもはヤッチが答える所ですがアルツ君が答えます。

「元気!元気!元気すぎて分けてあげたいくらいだよ。」

「うん。ずいぶんしっかりしておられますね~。」

「昔から元気だけがとりえだからね。」

(あんたのとりえはお調子者であることです…byヤッチ)

「こうやってしっかり受け答えができるのもやっぱり僕の薬の処方が多かったからかな~!?」

先生はアルツ君にメマリーやアリセプトを増量してアルツ君が一時意識がもうろうとすることがあったのを自分の処方量が多かったからだと後悔しているようです。

確かにアルツ君はこの1ヶ月を振り返ると日中はほとんど小失禁することはありません。

認知症特有のやる気の無さからくる眠気みたいなものはありますが、意識を消失するほどの眠気については今のところ無いようです。

起きているときは、今まで虚脱感、脱力感みたいなものがあって少し暗い受け答えをするシーンもありましたがこれもほとんど無いようです。

受け答えがはっきりしていてクリアな印象を受けます。

今までのあー言えばこう言うがパワーアップしたかのようにも感じられます。

(これはマシンガントーク病という不治の病です。)

物忘れについては治っているという印象はありませんが、逆に進行しているようにも見受けられません。

「先生に失礼かもしれませんが、やはり薬を飲む絶対量が多かったので朦朧としたり、思い込み症状みたいなものが出ていたような気がします。」

ヤッチがアルツ君の横で口を挟みます。

「そうですね~。メマリーもアリセプトも人によってはかなりきつい薬なのかもしれませんね。」

「その辺は素人なんで何とも言えませんが…。」

「いずれにしても僕の処方量が多かったのは間違いないことですから…。申し訳ないことをしましたね。」

なかなか言える言葉ではありません。

( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ

お医者さんは立場上なかなか謝罪の言葉は言えないと思います。

ヤッチからしてみれば確かに危険と隣り合わせですが増量した結果、処方量が多かったことがわかったわけですから結果オーライです。

チビチビ増やしていたら処方量が多かったことに気づかずにいたかもしれません。

チビチビ増やしていたら量が多いことによる意識の消失などを認知症の症状が悪化していると勘違いしてさらに量を増やしてもらうようにお願いしていたかもしれません。

「先生。そんなに謝らないでくださいよ。今度一緒に飲みにでも行きましょうよ。」

とは言いませんでした。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ちなみに

ヤッチお酒が飲めません…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

【追記】
2012年になってアルツ君が実はレビー小体型認知症も発症しているのではないかという疑問が生じてきました。

レビー小体型認知症であれば、アリセプトやメマリーなどの認知症の薬に対して過敏症状が出て、上記のような副作用が出ることも至極当然な結果となります。

多量の認知症の薬の服用がレビー小体型認知症の症状の一つであるパーキンソン症状の悪化をもたらすことにもなりかねません。

もしご家族などにアルツ君のように、薬に対して過敏になっている方がいらっしゃるとすれば、アルツハイマー型認知症だけという診断を受けていたとしても、レビー小体型認知症ではないかという問題意識は少なからず持っておられた方が良いと思います。

現在(2012/01/09)アルツ君は今までの主治医に紹介状を書いてもらい、レビー小体型認知症かどうかの診断をしてもらう予定になっています。

以後のことについては、このブログの中で追々記事にして行こうと考えています。

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※このブログにもたくさんの参考になるコメントが寄せられています。
是非コメント欄も合わせてごらんください。

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