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スマホ版 アルツ君は職人

進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。[スマホ版]

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挙動不審の理由は?

https://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-107.html
こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

今日のアルツ君はいつもに比べると気分ノリノリな感じです。

どういう心境の変化かわかりませんが、一人で体操なんかやっちゃってます。

いつもだったら朝から椅子に腰かけうつむいたままじーっとしていることが多いのですが、今日は茶の間のちょっとしたスーペースに立って腰なんかひねったり、屈伸運動までしちゃってます。

「おいおい。そんなことやったらまた台風来ちゃうだろ。雨乞いのお祈り儀式はほどほどにな。」

「大丈夫だよ。今日は調子いいんだからね。」

「まあ。日頃運動不足だから少し動いた方がいいや。」

「お前は失礼だな。俺は毎日寝るとき階段上って自分の部屋までひとりで行ってんだぞ。」

「それは運動とは言わないよ…。」

「ほーら見てみろ!足だって上がるぞ!」

両手を腰にまわし、少し足を高く上げてちょっとニコニコ顔です。

「スクールメイツじゃないんだからさ~。そんなよぼよぼな足見せられても…。」

本人は軽やかに足を上げてるつもりなんでしょうけれども傍から見るとどんくさいのでちょっと滑稽です。

「あんまりはしゃぎすぎると後でボディーブローのように効いてきて明日の朝立てなくなっちゃうぞ。」

「大丈夫だよ。立てなくなるとすれば今日の夕方だから。」

「勘弁してくれよ~。」

どうやらアルツ君テレビで運動会かなにかのシーンを観て少し運動してみたくなったみたいです。

「勘弁してくれって言うならこれくらいにしといてやるか。」

そう言いつつ鼻息が荒いです…。
(^_^;)

「そういえばうちのムスメは全然現れないな?どうしたんだろ?」

『ムスメ』とはアルツ君の一人娘であり、ヤッチの実の姉のことです。

毎週様子伺いに来てくれるのにお決まりの文句を吐きます

「材木病患者の見舞いはもう懲り懲りなんじゃないの~?」

「お前そんな淋しいこと言うなよ~。」

なぜなんでしょう???

姉の話になるとアルツ君声を詰まらせ涙目になります…。

なのにしょっちゅう顔を合わせているのにそのことは飛んでしまう…。

この辺のスイッチがどこについているか謎です…。

「明日は敬老の日だから来てくれるってよ!電話があったよ。」

「お前何でそれを早く言わないんだ?」

「早く言ったって遅く言ったって忘れちゃうじゃんかよ!」

「おっ!それはそうと明日は敬老の日か?それは大変だ~。」

何が大変なんだかわかりませんが、テンション高めな上にさらにテンションが上がってしまった様子です。

「そうか…。敬老の日か…。」

アルツ君ブツブツ言いながら急に挙動不審になり始めました。

体操をやめた後腰かけていたのですが再び立ち上がって天井を見上げたり、うつむいたり…。

今度は靴下まで脱ぎ始めました。

普段なら『なにしてるの?』と聞くところですが、あまりに挙動不審なのでしばらく見守ることに…。

廊下うろうろしたり、腰かけてはまた立ち上がり…そしてまた廊下をうろうろ…。

なにか探し物をしているようにも見えます。

???

今度は二階に上がっていきました。

しばらく戻ってきませんでしたが、のっそのっそと階段を降りる音が聞こえてきました。

先ほどまで手に持っていた靴下は持っていません。

???

「靴下脱いじゃってどこに置いてきた?」

アルツ君に問い詰めます。

「どこだっていいじゃないかよ~。ちゃんと有るよ!」

「どこだって良くないよ。どこに置いてきたの?」

「二階!」

「二階のどこ?」

「二階の自分の部屋!」

「部屋のどこ?」

「お前は刑事みたいだな?」

「白状すればかつ丼食わしてやる。」

「かつ丼よりボタモチがいいな。」

「わかった。つぶあん、こしあん、きなこにゴマのミックスで特注してやる。で部屋のどこ?」

「うるさいな~!枕元だよ!!」

二階に確認に行ってみるとなるほどアルツ君の脱いだ靴下が本人の枕元に畳まれてはいませんが、きれいにそろえて置いてあります。

茶の間に戻ってアルツ君に問いただします。

「あの~。七曲署の者ですが…何であんなところにきれいにそろえて置いてあるんでしょうか…?」

「へへへ~ん!ヒ・ミ・ツ!!」

今回のホシはなかなか落としにくい相手です…。

しばらく茶の間の取調室で尋問を続けますがホシは口を割りません。

茶の間に沈黙が走ります…

シ───(-ω-)───ン

しばらくの沈黙のあと突然ホシは目を大きく開き、台所で炊事をしていたキノコさんに大きな声で話しかけます。


「おい!ばあさん!!シチメンチョウは買ってあるのか?」


アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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