site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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ワナを仕掛ける職人

2014/05/28 (水)  カテゴリー: 下の話
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

昨日、アルツ君のところへ面会に行ってきました。

アルツ君、居室の椅子に腰かけ、自分の対面にあるベッドに足を投げ出しています。

ヤッチ:「何だって、そんな格好してるんだ?」

アルツ君:「足が余ってるから、邪魔にならないように、ほっぽり投げてんだよ。」

ヤッチ:「その姿勢だと、疲れるんじゃないのか?」

アルツ君:「それがちっとも疲れないんだなぁ…。」

ヤッチ:「足が腐ってきて、感覚が無くなって来てるからか?」

アルツ君:「バカ言っちゃいけませんよ。まだ、俺だって、足がくっ付いてるのぐらいわかりますよ!」

ヤッチ:「最近、歩いてないからなぁ…。少し外で歩く練習しようぜ?」

アルツ君:「三つっ子じゃあるまいし、練習なんてしなくたって歩けますよ!」

ヤッチ:「じゃあ、外で歩いてるところを見せてくれよ?」

アルツ君:「今日はやめとく。」

ヤッチ:「なんで?」

アルツ君:「天気が悪い!」

ヤッチ:「少し蒸し暑いけど晴れてるべな~!」

アルツ君:「じゃあ、蒸し暑いから、やめとく。」

ヤッチ:「いったい、どういう日なら、歩いてくれるんですかね~?」

アルツ君:「気分の乗った日!」

ヤッチ:「じゃあ、死ぬまで無いな!?」

アルツ君:「ああいうこと、言ってやがるんだからなぁ…。まったく失礼な奴だな…。」

ヤッチ:「失礼は今日に始まった事じゃないからな。さあ!靴下を履いて行くべ。♪三菱地所を見に行こう~♪」

最近はアルツ君に、少し強制的に歩いてもらわないと、いつまで経っても、埒(らち)が明きません。

アルツ君:「行くって、どこへ?」

ヤッチ:「天国と地獄だったら、どっちにする?」

アルツ君:「どっちも、嫌だ。」

ヤッチ:「どっちも嫌なら、浮世の公園で鉄棒をするっていうのはどうだ?」

アルツ君:「行ってもいいけど、もう前回りぐらいしかできないぞ?」

ヤッチ:「その前回りとやらをする前段階に、車椅子から立ち上がって、鉄棒につかまるっていう厳しいミッションが待ち受けてるんだぞ?」

アルツ君:「俺はキリスト教徒じゃないからな…。」

アルツ君に靴下を履いてもらい、公園に行く準備をします。

ヤッチ:「今、スーパーカー(歩行器)を持ってくるから、それで一階まで行こう。」

アルツ君:「で?」

ヤッチ:「それから、公園まで、車椅子。」

アルツ君:「で?」

ヤッチ:「公園まで行ったら、公園の鉄棒につかまって歩く練習。」

アルツ君:「で?」

ヤッチ:「死ぬまでの予定をここで全部話してもいいけど、覚えていられるのか?」

アルツ君:「全部は無理だなぁ…。」

ヤッチ:「じゃあ、公園で歩くところまでの予定にしておこうぜ?」

アルツ君:「ああ、わかった。で、どうやって公園に行くんだ?」

ヤッチ:「その説明をすると、日が暮れるけど、どうする?」

アルツ君:「良きに計らえ!」

ヤッチは廊下に車庫入れしてあった歩行器を居室に持ってきます。

ヤッチ:「立てるか?」

アルツ君:「立てるさよ~。」

アルツ君が椅子から立ち上がり、歩行器につかまります。

ヤッチ:「あ、そうだ?帽子を被って行こうぜ?ちょっと待ってて。帽子をクローゼットから出すから?」

アルツ君:「お前は忘れんぼだなぁ~。」

ヤッチ:「旦那さんの息子だからな?」

アルツ君:「産んだのは俺じゃないぞ?」

ヤッチ:「それより、今、なんかゴリゴリと、変な音がしなかったか?歩行器の車輪の音か?」

アルツ君:「いや、違う…。」

ヤッチ:「今、ゴリゴリというか、グリグリというか、変な音がしたよな?」

アルツ君:「ああ…、俺の膝だ。」

ヤッチ:「え?どっちの膝?左か?」

アルツ君:「そうだ。左足だ。動かすと時々変な音がしやがる。」

ヤッチ:「んっ…???『変形性膝関節症』(へんけいせいしつかんせつしょう)じゃないだろうな?」

アルツ君:「なんだ?柔道の技か?」

(引用∇)
膝関節の音と原因
膝を曲げたり、立ち上がろうとした際に「パキポキ」と関節の音が鳴ったという経験はないでしょうか。
膝関節の音がする原因は、一般的には関節液の圧力の変動に伴う気泡の爆裂音とされています。
このように問題のないケースもありますが、「以前はあまり関節の音は鳴らなかったのに、最近よく音が鳴るようになった」、「痛みがある」等という場合は異常を疑った方が良いでしょう。

関節の音がするのは変形性関節症の初期症状である場合があるからです。
最初は痛みがなく音だけなのですが、症状が悪化することで痛みが走るようになります。
先ず、大きな負荷が関節にかかった時のみ痛みが現れるのですが、その内、少しの負荷でも痛むようになり、最終的には安静時でも痛みが出るようになります。

変形性関節症の原因は、関節に大きな負荷をかけ続ける仕事をしていたり、肥満、加齢による関節構成物質の減少などが挙げられます。
これらの要因で関節が負荷に耐えられなくなり、軟骨に磨耗や変性が生じるようになります。
その結果、炎症を起こし痛みが発生するというメカニズムです。
変形性関節症は、症状が悪化すると簡単には治らなくなってしまう病気です。
処置は早めであれば大事には至りませんので、関節の音が鳴り始めたらすぐに関節への負荷を軽減し、音が痛みになる前に解消法を講じることが重要です
(引用△)

ヤッチ:「ちがうよ。麻雀の役の一つだよ。放っておくと、だんだんひどくなる。旦那さんの場合は、足が腐ってくるかもな?」

もともと、左膝については、時折、カックンと折れ曲がってしまうような時があり、予測不能で常に転倒のリスクを伴います。

したがって、こういった症状が出るのも不思議ではありません。

アルツ君:「そうかぁ…。俺は新しい足が生えて来るから、変な音がしてやがるのかと思ったんだけどなぁ…。」

ヤッチ:「生えてきたとして、古い方の足はどうする?」

アルツ君:「お前にくれてやるよ。」

ヤッチ:「使いもんにならないんじゃ、丁重にお断り申し上げます。それより、いつから、変な音がするようになったんだ?」

アルツ君:「そうさなぁ、昨日くらいかな?」

ヤッチ:「何で、昨日だって、わかるんだ?」

アルツ君:「そりゃあ、お前、俺だって昨日のことくらいは覚えてるさよ~。」

ヤッチ:「じゃあ、昨日の夜は何を食った?」

アルツ君:「晩メシだよ。夜に朝メシを食わないぞ?」

ヤッチ:「もっと具体的な内容を求めていたんですけど…。思い出せますか~?」

アルツ君:「当たり前さよ~。晩メシだろ?ここで出された物に決まってんじゃんかよ~。」

ヤッチ:「論理的思考は崩壊してないようだが、記憶力に問題アリだな!?質問した俺が悪かったようだ…。で、痛くないのか?」

アルツ君:「お前はバカだね~。痛かったら、立ってられないじゃんかよ。」

ヤッチ:「まあ、そりゃあそうだ。」

アルツ君:「それに寝れば治っちゃうさよ~。」

ヤッチ:「旦那さんの場合は、あながちその言葉は嘘じゃないしな?この間のわき腹だってすぐ治っちゃったもんな?」

アルツ君:「わき腹?」

どうやら、わき腹を痛めて病院で診察を受けた事自体も覚えていないご様子…。

ヤッチ:「ちょっと、俺に膝の音を確かめさせてくれよ?」

アルツ君:「別に構わんけど、そんな音を聞いたところで、一銭にもなりゃせんぞ?」

ヤッチ:「ちょっとさあ、スーパーカーが動いちゃうと危ないから、ベッドにくっ付けちゃってよ?」

歩行器にブレーキが付いていないので、確認作業をするにもこのままでは転倒のリスクが有るので、歩行器をベッド寄せて動かないようにしてもらいます。

ヤッチはアルツ君の背後に回りこみ、ひざまずいて、膝を覗き込みます。

ヤッチ:「左膝だよな?」

アルツ君:「そうだ。」

ヤッチ:「ちょっと、曲げてみてよ?」

アルツ君:「どこを?」

ヤッチ:「左の膝だよ。」

アルツ君:「こうか?」

アルツ君が左足を持ち上げ、片足立ちします。

ヤッチ:「持ち上げるのもやっとって感じだな?」

アルツ君:「そのうち、天井に着くくらいまで上がるさよ~。」

ヤッチ:「音、鳴らないな?」

アルツ君:「鳴る時と鳴らない時があるみたいだな。」

ヤッチ:「ちょっと、足を下ろして、もう一度上げてみてよ?」

アルツ君:「こうか?」

ヤッチ:「鳴らないなぁ…。さっきは、軟骨をこすり合わせたような、歯ぎしりみたいな音がしてたんだけどなぁ…。」

アルツ君:「鳴ったとしても、骨の付いた鶏の足を食えば、治っちゃうさよ~。」

ヤッチ:「そん時は、噛まずに飲めよ。」

アルツ君:「かー!厳しい~。」

ヤッチ:「か~るく足踏みしてみてよ?」

アルツ君:「こうか?」

ヤッチ:「やっぱり、鳴らないな。まあ、痛くないなら、放置だな?」

アルツ君:「おい、ちょっと待て…。」

ヤッチ:「何?どうした?」

画像(クリックしてください。)

ヤッチ:「あのさぁ…。鳴る場所が違うと思うんだけど…。」

アルツ君:「ワハハ!そうみたいだな?」

ヤッチ:「みたいじゃなくてさぁ…。俺の前髪がもうあと1cm長かったら、なびいちゃってるところだぜ…。」

アルツ君:「ワハハ!お前が暑いんじゃないかと思ってよ~。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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