site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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歩行訓練~パーキンソンロードの復活

2013/05/18 (土)  カテゴリー: 進行性核上性麻痺
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こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

昨日、アルツ君のいる特養へ面会に行ってきました。

特に面会しに行く予定が有ったわけでありませんが、前日にアルツ君から電話をもらっていました。

もちろん、アルツ君が直接ヤッチに電話を掛けてきたわけではありません。

その日面会に来ていた姉からの携帯です。

姉:「あのさあ、パパがあんたに話したいことが有るんだって!?今代わるから!!」

アルツ君:「おーい!!お前か?明日は俺のところに顔を出すんだろうな?たまには顔を見せなきゃダメだぞ!!」

ヤッチにしてみると、しょっちゅう顔を合わせている気がするんですけどね。

(-_-;)

ヤッチ:「電話して来るなんて珍しいな!?なんか企みでもあるんだろ?」

アルツ君:「企みとは失礼だな。なんか美味いもんでも持って来てくれるんだろうな?」

ヤッチ:「美味いもんって、何がいいんだい?」

アルツ君:「お前、それをおれに言わせるのか?『言わずもがな』に決まってるだろ。俺より立派な脳ミソを付けてるんだから、自分で考えて下さいよ。」

ヤッチ:「美味いものを持って行くのはやぶさかではありませんが、明日までおぼえていられるんですかねえ?」

アルツ君:「そりゃあ、美味いものを持って来てくれるんだったら、死んでもおぼえてるぞ。」

ヤッチ:「じゃあ、死んでから持って行くよ。」

アルツ君:「それは困りますね。俺の口が有るうちに頼みますよ。」

姉:「…だって!?」

ブチッ!!(←電話の切れる音)

と、いうことで昨日は面会に行ってきたわけです。

(^^ゞ

あいにく、アルツ君の大好物であるボタモチはスーパーで売られていなかったので、セブンイレブンで『たっぷりだれで食べるみたらし団子』を購入です。

以前にもお話ししたと思いますが、このみたらし団子は冷蔵ショーケースに陳列してある商品で、アルツ君が好んで食す物でもあります。

ヤッチは特養3階のアルツ君の居室へと向かいます。

ヤッチ:「昨日、俺に電話を掛けて来たことをおぼえてるか?」

アルツ君:「昨日?昨日だっけ?なんかお前が美味いもんを持ってくるとか言ってたような気がするなぁ…。」

ヤッチ:「おっ!!そこまでおぼえてれば、たいしたもんだ。冴えてるねえ~。」

アルツ君:「それほどでもないよ。普通だよ、普通…。」

ヤッチ:「『持って行く』と約束はしていなかったけどな!?」

アルツ君:「まさか、手ブラで来たんじゃないだろうな?早くよこせ!!」

ヤッチ:「まったく、失礼だな。ちゃんとジャーブラ着けて来たよ。あいよ。」

ヤッチはアルツ君に買ってきたみたらし団子を渡します。

アルツ君:「おっ?冷たいぞ。かー!!1,2,3…。7つも入ってるじゃないか!?かー!!半分にするのが難しいなぁ…。」

ヤッチ:「俺が一つ食べてやろうか?」

アルツ君:「嫌だっ!!」

ヤッチ:「どうでもいいけど、ゆっくり食えよ。喉に詰まらせたりしたら、流行おくれだぞ!?もう、とっくに正月は終わってるんだから…。」

アルツ君:「あんまりこういうもんはゆっくり食うと、口の中で味が無くなっちゃうんだよなぁ…。」

ヤッチ:「どうでもいいけど、後で何を食べたか質問するから、ちゃんとおぼえておけよ。今何を食べてる?」

アルツ君:「まんじゅう!!」

ヤッチ:「ダメだこりゃ!!質問は取り消し!!食べ終わったら、散歩に行こうよ。今日はいい天気だぞ。」

アルツ君:「ちょっと待ってろよ。このまんじゅうを食い終わってからな。」

ヤッチ:「だから、まんじゅうじゃないって…。」

アルツ君がみたらし団子を堪能したところで、散歩の準備をして、二人で屋外に繰り出します。

前回、散歩に出かけた時は、風邪ひき後であったこともあり、遊歩道を一周したところでギブアップ…。

その後、公園まで足をのばすことはできませんでした。

(-_-;)

今日は遊歩道へは行かず、公園へ先に行く予定です。

ヤッチ:「今日は公園に行こうよ。公園にある鉄棒につかまって屈伸運動でもやってみようよ。」

アルツ君:「かー!!そんな事したら、肩が外れちゃうんじゃないかぁ?大丈夫かなぁ?」

ヤッチ:「ガッツリ腰を落としちゃうと、二度と浮上できないから、様子を見い見い、ゆっくりやってみな。」

アルツ君:「昔は、蹴上がりだって、大車輪だってスイスイできたのになぁ…。」

ヤッチ:「85歳で大車輪ができれば、テレビ局が取材に来るよ。」

公園の鉄棒までやってきました。

以前、アルツ君に鉄棒にぶら下がってもらったときは、腰を落としたものの、自分で懸垂して、身体を起こすことができませんでした。

この日のアルツ君は比較的身軽…。

高低差のある3つの鉄棒が有りましたが、中くらいの鉄棒をチョイス。

アルツ君:「おっ。ぶら下がってやれば、何とか膝が曲がるぞ!?」

ヤッチ:「『100回やれ』って言ったら無理でしょ?」

アルツ君:「お前は俺を殺す気か!!」

ヤッチ:「でも今日は調子がいいみたいだな?」

アルツ君:「いつだって俺は調子いいぞ。」

ヤッチ:「公園に来るまで俺にぶら下がってたからな。」

アルツ君:「そう言うなよ。膝の奴が言うことをきかないんだから…。」

ヤッチ:「鉄棒はその辺で切り上げて歩く練習をしようよ。」

いつもならこの公園はたくさんの子供たちで、とてもにぎやかですが、この日は子供たちの姿はまばら…。

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アルツ君の歩行訓練には、持って来いの環境です。

子供が障害物となって転倒でもしたら大変なことになりますからねぇ…。

ヤッチはアルツ君に歩行訓練のために、ちょっとよいことを思いつきまました。

パーキンソンロードの復活です。

パーキンソンロード
パーキンソン病者が身体の機能を回復するため、階段に似た状態をつくるという訓練方法です。パーキンソン病者の場合、何もないところでは足が止まってしまうのに階段なら昇れたり、障害物がある方が容易に乗り越えられたりというようなことが少なくありません。そこで、得意なことを利用する、つまり階段を登る能力をうまく利用したものがこれです。家の廊下などにカラーテープを階段と同じかやや広めの25cm幅くらいの間隔で、進行方向と直角になるように貼り、テープとテープの間に足を出し入れしていくことで、歩く機能の回復につなげます。

以前、このブログでも紹介させていただきましたが、この時は、アルツ君の居室内にヤッチがマスキングテープを貼り、簡易的なパーキンソンロードを作ったわけですが、その日のうちにアルツ君に剥がされてしまいました。

関連記事:パーキンソンロード [ アルツ君は職人 ](スマホ版はこちら

実に簡単なことですが、公園の広い地面に線を引くことです。

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これなら、アルツ君の居る施設の職員さん方に遠慮なく線を引けますし、何と言っても長い距離のパーキンソンロードを作ることができます。

剥がされる心配も有りません。

辺りに棒切れが落ちていないかと探したのですが、こういう時に限って見当たらず、ヤッチは自分のスニーカーのつま先で線を引きました。

細長い棒状のものでこの線を引いた方がはっきりして良いかもしれません。

アルツ君の立っている場所から30~40m先の木製のベンチまで線を引きます。

線を引く間隔は、25cmが一般的のようですが、目見当で30cmから40cm程度の線になってしまいました。

というのも、最初は25cm程度に引いていたのですが、段々アバウトになり、ベンチのところまで引くころには、すっかりヤッチの方が良い歩行訓練になってしまいました。

(^^ゞ

この線を跨ぐようにしてアルツ君に歩いてもらいます。

ヤッチ:「地面に線を引いたから、この線を跨ぐようにして歩いてみて?俺は手を貸さないから、最初はゆっくりね。」

ちょっと無謀ですが、介助なしの歩行訓練です。

アルツ君:「大丈夫さよ~。こんなのわけないさ~。」

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途中、こっちがドキドキする場面もありましたが、何とか自力で木製のベンチのところまでたどり着くことができました。

\(^o^)/

アルツ君に言わせると、やはり地面に引いた線の間隔は狭い方が歩きやすいそうです。

アルツ君が転倒しそうになるのは、決って線の間隔が広いところ…。

手抜きはいけませんんね。

(^^ゞ

人によって個人差はあると思いますが、跨ぐと言いっても、厳密には全部跨いでいるわけではなく、線を踏んでいるところもあります。

跨ぐのが目的ではなく、歩くことができれば良いのですから、結果オーライです。

久々に自分一人で手すりなどにつかまらず歩いたのですから、アルツ君、かなりお疲れ…。

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まあ、このパーキンソンロードというのは、パーキンソン病をはじめとするパーキンソン関連の病気を持っておられる方のために考え出されたもののようですが、これだけ長い距離の線を引くと、特にパーキンソン関連の病気でなくても、面白がって歩くのでおススメかもしれません。

しばらく公園で休憩した後、公園を後にして施設へ戻ります。

ヤッチ:「歩くパワーはまだ残っているかい?」

アルツ君:「大丈夫さよ~。ちゃんと二本有る。」

施設は道路を挟んで対面ですが、けっこう長い駐車場を抜けて行かなくてはなりません。

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ヤッチ:「ここにも線が引いてあるから、これを跨げば?」

アルツ君:「バカ言うな!!なんぼ、俺が足が長くたって、股が裂けるわいっ!!」

アルツ君に本当にパーキンソン症状が有って、小刻み歩行になるのかは未だ定かでは有りませんが、線を引いていない箇所を歩くと、歩行がおぼつかなくなるのは確実で、駐車場内の線の無いところでは介助なしでは歩けない様子です。

(・ω`・?ハテナ?

居室に戻り、アルツ君、ベッドに腰かけます。

ヤッチ:「今日はずいぶんがんばったね?疲れたでしょ?」

アルツ君:「バーカ、あれぽっちで疲れるわけないだろ。」

ヤッチ:「でも、いつもよりは体力使ったんだから、少し休めば?夜飯までは、まだ時間が有るから、昼寝でもしたら?」

アルツ君:「お前がそう言うんじゃ仕方ありませんね~。ど~れ、ちっとばかし、横になるか~。」

アルツ君、そのまま倒れ込んで、ベッドで横になろうとします。

ヤッチ:「昼寝するんだったら、靴下脱いだ方がいいぞ。」

アルツ君:「おお、そうだな。」

アルツ君、再び身体を起こします。

がんばったご褒美にヤッチがアルツ君の靴下を脱がします。

アルツ君:「おい…。」

ヤッチ:「なに…?」

アルツ君:「俺の膝小僧の裏にアブラゼミがとまっていないか?」

今日の今頃は筋肉痛かもしれませんね~。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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