site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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空を飛ぶ職人

2012/09/17 (月)  カテゴリー: お風呂
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

アルツ君ですが、キノコさんの誕生日の日(9月15日)には、外食したものの、特養でキノコさんのケーキをいっぱい食べてしまって、結局頼んだものをほとんど食べられずにギブです。

子供がご飯の前にジュースをがぶ飲みして、ご飯を食べられないのと同じです。

しかも、昨日の朝に転倒して肩を打ったと施設から連絡が入り、ヒヤリとする場面も…。

幸い大事には至らず、医者にも行かず、湿布も貼らずに事なきを得たようですが…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

まあ、興奮気味だったなので、はしゃぎ過ぎて疲れていたのかもしれません。

でも…。

アルツ家の長女である姉はそんなことでは許してはくれません。

昨日もアルツ君をキノコさんのいるアパートに連れて来るというのです。

イベント盛りだくさんで年寄りをひきづり回して大丈夫なのかという状態ですが、そんなことは姉にはお構いなしのようです…。

(-_-;)

この日はヤッチには連絡は入らず、キノコさんに姉から連絡が入ったようで、アルツ君を昼過ぎに特養から連れて来るとの事…。

昼の2時半頃にヤッチの部屋のインターホンが鳴ります。

カギを開けると、ドアの前に立っているのは、アルツ君です。

姉に腕を抱えられています。

アルツ君:「お前、こんなところに住んでるのか?」

ヤッチ:「こんなところって、この間も来たんだろ?タクシーで来たのか?」

アルツ君:「ああ、どうもそうらしいな…。」

アルツ君がドア越しにヤッチの部屋を覗き込みます。

クンックンッ!!

鼻をヒクヒクさせ、怪しげな表情…。

???

アルツ君:「どうやら、女はいないみたいだな…」

そう言い放ち、背中を向け、キノコさんの部屋の方に歩き出しました。

ヤッチも部屋を出て、姉に抱えられたアルツ君の後に続きます。

アルツ君がキノコさんの部屋で大声を上げます。

アルツ君:「おーい!!ばあさ~ん!!いるのかッ?」

ちょっと間が空き、キノコさんの部屋のドアが開きます。

アルツ君:「亭主が来るっていうのに、カギくらい開けとけよ!!」

キノコさん:「そんなに大きな声を出さないでよ。みっともないじゃない。」

アルツ君:「ミットもないも、グローブもないもあるかッ!!中に入れろよ。」

キノコさん:「はいはい。肩は大丈夫?」

アルツ君:「肩?肩はあるぞ!?」

キノコさん:「痛くないかって聞いてるのッ。」

アルツ君:「何にもしてないのに、痛いもへったくれもあるかよ。おかしなこと言ってやがるなー!!」

キノコさん:「おかしいのはどっちよ。」

あるつくん:「俺はおかしくないから、やっぱりお前だ!!」

アルツ君、朝に転倒したことをすっかり覚えていないようです。

(^^ゞ

すでにキノコさんの部屋の食卓にはアルツ君の好物が並んでいます。

ブドウ、梨、ボタモチ…。

早速、アルツ君がその中の飛び切りを発見します。

アルツ君:「かぁー。ボタモチがあるじゃんかよ。お前、いつもこんな贅沢なもん食ってるのか?」

キノコさん:「なんで~。あんたが来るって言ってたから、あんたのために買って来たんじゃない。」

アルツ君:「そっかよ。それはすまん、すまん。で、食べていいのか?」

キノコさん:「どうぞ、召し上がれ。」

アルツ君が速攻パクつきはじめます。

アルツ君がボタモチを食べているときに、姉がアルツ君に質問します。

姉:「パパ、今日はママの部屋でお風呂に入って行くの?」

ヤッチ的には、聞いてはいけない一言です。

(-_-;)

アルツ君:「入りますよん。それはそうとばあさん、お前はこんな狭いところに住んでたのか?」

キノコさん:「なんで~。この間も来たでしょ?」

アルツ君:「そうだっけ…。来たことあったかなぁ…。」

もう、お決まりのパターンなので、定型文として辞書登録したいくらいです…。

(-_-;)

キノコさん:「この間もお風呂に入って行ったでしょ?」

アルツ君:「まあ、あんまり細かいこと言わんでもいい。来なかったことにしておけ。その方が新鮮でいいだろ!?」

確かにおっしゃるとおりであります。

(^^ゞ

結局、姉の一言でお風呂に入ることに決定です。

当然、介助はヤッチなわけで、アルツ君の身体を一通り洗い、湯船に沈めます。

アルツ君の特養ではアルツ君は一般浴です。

全介助でお風呂に入るわけではないので、多分いい加減に身体を洗い、いい加減に湯船に浸かっていると思われます。

時間も限られているので長風呂もできないんじゃないかと思います。

ヤッチのフィンガーテクにすっかり逝かされてしまったアルツ君、お風呂でうたた寝をはじめます。

ヤッチ:「熟睡するなよ。土左衛門になるぞ。」

アルツ君:「土左衛門はやだなぁ…。土掘ってきて、埋めちゃえ!!」

ヤッチ:「埋めてもいいけど、土葬じゃ俺がおナワになるからな…。ガソリン浴びるかあ?」

アルツ君:「嫌だッ!!」

少し、長湯をしたアルツ君…。

お風呂から上がってキノコさんのベッドで横になってしまいました。

Zzz…

あまり、グッスリ寝かせてしまうと帰りが大変になりそうなので、15分くらい寝かせたところでアルツ君を起こします。

姉:「パパ、起きて。あんまり寝ちゃうと帰れなくなっちゃうよ。」

アルツ君:「う、うん…。もう朝か?」

姉:「何言ってるのよ!!キノコさんの家だよ!!」

アルツ君:「あれ!?なんで俺はここに居るんだ!?空を飛んできたのか?」

すっかり、寝ぼけているのか、ちょっと前の記憶が飛んでいるのか、かなり混乱しているご様子…。

姉:「何、寝ぼけてるのよ。タクシー呼ぶけど、道路まで歩ける?」

アルツ君:「タクシーでどこに行くんだ?」

姉:「パパのいるところ(特養)よ。」

アルツ君:「そっかぁ…。空を飛んだ方が早いんじゃないのかぁ…???」

姉:「空を飛んでなんか帰れないでしょ?タクシーで帰るのよ!!」

アルツ君:「そんなことないさぁ…。屋根に乗っかって行けばいいじゃん!?」

そんなことするんだったら、タクシーの座席に座って行けばいいんじゃん…。(byヤッチ)

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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