site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
モード変更
記事中のキーワード
(クリックすると同じキーワードを含む記事を表示します。)
ボタモチ  

アルツ君が店の手伝い

2012/08/27 (月)  カテゴリー: ボタモチ
smartphone
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

アルツ君の施設に面会に行ってきました。

アルツ君、部屋にはおらず、廊下に出されたテーブルのところに腰かけ、お茶をすすっていました。

ヤッチがアルツ君に声をかけます。

ヤッチ:「もうお茶飲み終わちゃった?」

アルツ君:「ああ、もう飲み終わるぞ。」

ヤッチ:「じゃあ、ボタモチはいらないか…。」

アルツ君:「ボタモチ!?えっ!?今、お前なんて言った?」

ヤッチ:「ボ・タ・モ・チを買ってきましたが、い・か・が・い・た・し・ま・す・か?」

アルツ君:「ボタモチが有るのかっ?ボタモチが有るんだったら、お茶がいるじゃないかっ?ねえ!!お姉ちゃんっ!!お茶もう一杯くれないかっ?」

ボタモチと聞いてアルツ君の目の色が変わりました。

近くにいた施設の職員さんにお茶の催促です。

(-_-;)

アルツ君:「へえ~。ボタモチなんて食うのは何年ぶりだろう?よくボタモチが有ったな?」

ヤッチ:「そのセリフ、もう聞き飽きたんですけど…。それに今時はスーパーに行けばいつでもボタモチは売ってるよ。」

廊下からアルツ君の部屋に入り、スーパーで買ってきたボタモチを開けます。

タイミングよく、職員さんもアルツ君にお茶を運んで来てくれました。

アルツ君:「美味そうだなあ!!早く開けろよ。」

何でスーパーの四隅をガッツリとめたパッケージはあんなに開けにくいんでしょう???

(゚∀゚ ;)タラー

ヤッチ:「そんなにがっつくなよ。誰も食ったりしないから…。」

危うく床に落としそうになりましたが、上手く開いてアルツ君にフォークと一緒に差し出します。

アルツ君:「なんでボタモチはこんなに美味いんだろうな?考えた人にはノーベル賞やってもいいな!?」

開けた瞬間、パクついちゃってます。

(^^ゞ

ヤッチ:「それより何でこんなところに本を積み上げてあるんだ?」

アルツ君:「ああ、それかぁ…。もうここは出て行かなくちゃならないからな。」

ヤッチ:「何で?」

アルツ君:「何でって俺が決めたの!!」

ヤッチ:「俺が決めた後はどこに住むんだ?」

アルツ君:「姓は車、名は寅次郎…。」

ヤッチ:「なんだそりゃ!!今はそれをホームレスって言うんだぞ。」

アルツ君:「何だっていいや。あまり深く掘り下げると、水が噴き出すぞ。」

なぜかはよくわかりませんが、普段はアルツ君のベッド脇に並べてある本が、床に無造作に置いてあります。

アルツ君が退屈しないようにとみんなが持ち寄った本の数々です。

2012082715060000.jpg

ヤッチ:「で、なんでまた本なわけ?出ていくなら先に洋服類だろ?」

アルツ君:「お前ね、そうは言うけどその本を持ってみろ。重たいんだから…。」

ヤッチ:「重いものを先に運び出そうってか?」

アルツ君:「まあな…。」

ヤッチ:「なんだそのドヤ顔は?どこに持って行くつもりなんだ?」

アルツ君:「お前知らないでしょ?お前の兄貴が店をはじめたの。」

ヤッチ:「長男の事?店?ほんとかぁ???」

アルツ君:「それで、あいつの店にこれから手伝いに行こうと思ってさあ…。」

長らくヤッチの兄はこのブログにも登場していませんが、ヤッチの現実の私生活の中でも登場していません。

確かというか、確実に今もご長男さんは、生活保護を受けているはずだし、ほんの数か月前に無一文だった人間に店を出す資金が有るとは到底思えません。

それ以前の問題として、なぜ故そこに本を持って行かなくてはならないのか、その因果関係が見い出せません。

(-_-;)

ヤッチ:「だいたい、お宅の一番目の息子はここに最近来たのか?」

アルツ君:「来ない。」

ヤッチ:「じゃあ、どっからの情報?」

アルツ君:「俺からの…。」

ヤッチ:「『俺からの』情報が一番胡散臭いんだよなぁ…。」

アルツ君:「失礼なやつだな。」

ヤッチ:「それはお互い様でしょ。そのことをばあさんは知っているのか?」

アルツ君:「知ってるさ。ばあさんも今日は兄貴のところに手伝いに行ってる。ばあさん一人じゃ大変だから、俺も手伝いに行ってやろうと思ってさ。」

ヤッチ:「だいたい、何の店なんだ?」

アルツ君:「俺も行って確かめたわけじゃないけど、『油かす』を売っているって言ってたなぁ!?」

ヤッチ:「はあ?今どき『油かす』なんて売って、買う人いるのかぁ???」

アルツ君:「それが忙しいらしいんだなぁ…。」

ヤッチも兄もそしてアルツ君も花屋をやっていたことがあるので、『油かす』ですぐにピンときますが、アルツ君が言っている『油かす』とは植物に与える肥料のことです。

(-_-;)

最近では配合された肥料がたくさん出回っているので、『油かす』を単体で使用するなんていうことはほとんど無いのでは!?

ましてやそんな時代遅れのものを売るというのですから、ヤッチには理解できません。

(-_-;)

だいたい、この施設に来る前にヤッチはキノコさんの部屋に行き、キノコさんに直接会って、アルツ君に何か持って行くものはないかとか、伝言は無いかを聞いて確かめています。

ヤッチ:「だいたいさあ、お兄さんのところに奥さんが手伝いに行っているって言ったけど、俺はさっきお宅の奥さんに会って来たばかりだぞ?」

アルツ君:「ばあさんに会ったのか?」

ヤッチ:「ああ、家にいたぞ。」

アルツ君:「おかしいな…。」

ヤッチ:「おかしくないよ。何なら電話でいるかどうか確かめてみるか?」

そう言って、ヤッチはキノコさんの携帯に電話をし、自分の携帯をアルツ君に渡します。

キノコさん:「もしもし。」

アルツ君:「あ、ばあさんか?お前、今日、兄貴の店に手伝いに行ってんじゃないのか?」

受話器越しにキノコさんの大きな声がヤッチにも聞こえてきます。

キノコさん:「何でっ!!昨日も言ったじゃない!!兄貴は店なんてやってないって。またそんなこと言ってるの?」

アルツ君:「そうだったけかあ?お前は手伝いに行ってないんだ?」

キノコさん:「そうよ。今日は家に居ますよ。」

アルツ君:「じゃあ、わかった。またな。」

どうやら、ストーリーは昨日から続いているようです。

(-_-;)

久々に出ちまった幻視、幻覚からくるせん妄状態なのでしょうか…。

それにしてもかなり話が具体的だったので、ちょっとばかりアルツ君に心を持て行かれそうになりました。

⊂[*+`・ω・´*]⊃セ-フ

ヤッチ:「お宅の奥さん、やっぱり店なんかやってないって?」

アルツ君:「どうやらそうらしいなぁ…。夢だったのかな…。」

ヤッチ:「うん~。」

アルツ君:「どこで聞いたんだろうなぁ…。」

ヤッチ:「それがわかれば、この施設にははじめからいないと思うよ…。」

アルツ君:「…。」

ヤッチ:「それにさあ。兄貴が店をはじめたって言うけど、どこでやってるか知ってるのか?」

アルツ君:「それはここ(施設)を出てから考えるさぁ…。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


ブログランキングに参加しています。
クリックで是非応援をお願いします。
    ↓
にほんブログ村
にほんブログ村へ

人気ブログランキング
人気ブログランキングへ


コメントを見る 4 件
ツイートする

キーワード検索 : ボタモチ 

FC2スレッドテーマ : 認知症を介護する家族の悩み (ジャンル : 福祉・ボランティア

この記事のURLhttp://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-322.html   Facebook   Twitter   はてなブックマーク hatena

2012/08/27 | コメント (4) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

«« この前の記事へ (過去)  | ホーム |  この次の記事へ (未来) »»

【この記事のカテゴリー】
【同じカテゴリーの記事(前後10件)】
この次の記事(未来) : アクセス解析について
この前の記事(過去) : 今夜の晩ごはん

Comment


楽しく読ませていただいてます。ぼた餅と不屈のユーモアが素晴らしい。人生は美しいものだと、ヤツチさんのブログから思い出して学んでいます。

閲覧者さん |  2012/08/29 (水) 02:29 No.1424 -

閲覧者さんへ

閲覧者さん、こんばんは。

ありがとうございます。
これからも『アルツ君は職人』をよろしくです!!
\(^o^)/

ヤッチ |  2012/08/29 (水) 21:58 [ 編集 ] No.1425 -

なんとなく

アルツ君、家に帰りたいのかなあ、と思いました(^ω^)

よっち |  2012/10/05 (金) 14:31 No.1504 -

よっちさんへ

お察しの通りだと思います。
でもどこかで、それは言ってはいけない一言だと本人も自覚してる様子です。
こっちからも『帰ってきな』と気軽に言えない事情があるので、なんとなく変な雰囲気になりますねえ~。

ヤッチ |  2012/10/05 (金) 21:18 [ 編集 ] No.1510 -

コメント:を投稿する 記事: アルツ君が店の手伝い

  • お気軽にご質問やコメントをどうぞ! (過去の記事でも大歓迎)
  • コメント本文以外の表示させたくない項目は空欄でも構いません。
  • 非公開(ヤッチだけが読める)を選択すると、コメント内容は記事に表示されません。
  • プレビューボタンを押すと送信前の表示を確認できます。 (送信はされません。)

  ←設定しておくと、後から修正/削除もできます。
  非公開コメントとして投稿する(ヤッチだけが読めます)

Trackback

この次の記事(未来) : アクセス解析について
この前の記事(過去) : 今夜の晩ごはん
▲TOP