site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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サービス担当者会議

2012/08/23 (木)  カテゴリー: 介護保険
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

前記事でお話しした通り、アルツ君の施設で会議が有りました。

これが標題のとおり介護保険法で言うところのサービス担当者会議なのかは、ヤッチにはよくわかりませんが、施設側の介護士さんやら看護師さん、リハビリ担当の方、施設の係長さん(?)がいらして、錚々たるメンバー。

家族側からは、姉とヤッチが出席し、アルツ君は居室で待機し、キノコさんと遊んでいました。

施設の会議室に通され、そこには高齢者相談センター(地域包括支援センター)の職員さんの顔も有りました。

どうもヤッチこういう会議の場が得意ではありません。

(-_-;)

厳かなムードに包まれてしまうと、どうも自由な意見が言えなくなるというか、自分らしさを前面に出せないというか、少し暗い気持ちになってしまいます。

小学校や中学校の時の学級会やホームルームのピリピリとしたムードの中で、真面目な女の子に掃除当番をさぼったことを指摘され、先生にさんざんつるし上げられたことがトラウマになっているからかもしれません。

(^^ゞ

『施設サービス計画書』、『ケアチェック要約表』という書類を渡され、ケアマネージャー(介護支援専門員)さんの説明が始まります。

このケアマネさん、施設の職員さんでもあり、普段アルツ君のお世話をして下さっている方でもあります。

まあ、『施設サービス計画書』や『ケアチェック要約表』なんていうと、何だかものすごく難しいことが書いてあるように思われるかもしれませんが、アルツ君が普段施設でどんなお世話を受けていて、今後どんなお世話をしていくかが箇条書きで書かれていると考えていただければわかりやすいと思います。

もし、御興味のある方はひな形をダウンロードできますのでこちらのサイトをのぞいてみて下さい。

WAM NET(ワム ネット)~介護様式事例集

ケアマネージャーさんの挨拶から始まり、書かれている項目をひとつづつチェックしていきます。

すべてをここに書いてしまうと、どうでもいよいようなことまで書かないといけなくなるので、かいつまんで書かせてもらいますね。

(^^ゞ

『施設サービス計画書』の『利用者及び家族の生活に対する意向』という項目…。

ここは今後の希望を書くところらしく、アルツ君から事前にコメントをもらっているようです。

そこには『ゆっくり過ごしたい』と書かれています。

ヤッチ的には「何をふざけてるんだ!!ゆっくりし過ぎるくらいゆっくりしてるだろっ!!」と言ってやりたいところでしたが、本人がいないので踏みとどまります。

ここはやっぱり『バリバリ働く』とか『施設内で新しい女を見つける』くらいのユーモアが欲しかった…。

(-_-;)

ケアマネージャーさんからたずねられます。

ケアマネ:「お父様はこうおっしゃっていますが、ご家族の方のご意見はいかがでしょうか?」

姉が答えます。

姉:「本人がそう望んでいるなら、私たちもそれに従います。」

普段はズケズケとものを言う姉なのに妙に『大人』の御意見です。

ヤッチもうなずきます。

もちろん、心の中では『腹筋30回!!』を連呼しています。

施設側の『総合的な援助の方針』の欄には在り来たりなことが書かれています。

  • 見守りを行い、不安なく穏やかに過ごせるように努める
  • 歩行時は見守り介助し、転倒に配慮する
  • 衛生面に気を配り、清潔な生活を送れるよう援助する
  • 医療管理を行い、健康な生活を送れるよう対応する

お手本通りの隙の無い書き方です…。

これが会議のすべてだと言ってしまえばそれで終わりですが、ここでアルツ君のこれまでの普段の生活についての説明が有りました。

食事についてですが、98%完食だそうです。

恐るべし認知症の食欲です。

BMIも22.9と、メタボの域には達していないそうです。

排泄に関しては、やはりヤッチと一緒にいた時と同じで、トイレに行くときは、立ったまま用を足すので床を汚したり、リハパンに失敗の跡がみられるのだとか…。

ここで姉が口を挟みます。

姉:「大の時なんですが、自分で上手く拭けないらしく、時々パンツを汚しているみたいなんですけど、大の時だけでも手を貸してもらうとかってできないんでしょうか。皆さんが忙しくしていらっしゃるのに、父にマンツーマンで世話をしろというのはわがままだとわかっているのですが…。」

ケアマネージャーさんが答えます。

ケアマネ:「申し訳ありません。もちろん、介助できる時はさせていただいているのですが、排泄に関しましては、いつしているのかが分からないので…。お声掛けも定期的にさせていただいていますが、私どもが声を掛ける時は、お父様の場合、たいてい『大丈夫だ』とおっしゃるものですから…。」

姉:「そうですか…。皆さんがお忙しくしていらっしゃるのに、恐縮ですが、できるだけ声を掛けてあげるようにしてください。」

ケアマネ:「はい。それはもう…。より一層気をつけさせていただきます。」

ヤッチが面会に行くと、大ではないのですが、決って小で色が変わってしまっている紙パンツを履いているんですけど…。

(-_-;)

毎回のように紙パンツを履き換えさせているヤッチの立場は…。

(-_-;)

それでも定期的に声掛けをしてるとおっしゃるのでしょうか…。

(-_-;)

続いて、入浴に関しての説明です。

アルツ君の入浴タイムは週に2回だそうです。

夏場の暑い時期にエアコンの効いた室内にいるとはいえ、ちと可愛そう…。

ケアマネ:「入浴に関しては、できる事はご自分でやっていただく一部介助の形を取らせていただいています。洗髪ですとか、お背中を流すというのはこちらでやらせていただいています。入浴日には巡回してお声掛けをして、御入浴を促すのですが…。お父様は御入浴がお嫌いなようで、何回かに一回は拒絶されることが有るもので…。」

これにはわが耳を疑いました。

(-_-;)

アルツ君が『お風呂嫌い』とは初耳です。

正直、施設との距離感というか、温度差みたいなものが存在するようです。

(-_-;)

着替えや口腔ケアに関しては問題がないようです。

続いてリハビリ…。

療法士さんなのか職員さんなのかわかりませんが、説明が有りました。

療法士:「現在はリラクゼーション目的で肩のマッサージを行っています。」

これは、本当に初耳でした。

いつの間にやらマッサージなんて受けていたんですね~。

療法士:「ただ、先ほど入浴の話がありましたが、やはりマッサージについても3回に1回は拒否されますね…。」

姉:「ご存知のように父はとても明るい性格です。でも変なところで人に気を遣うことは残っているみたいです。もっとどんどん積極的に声を掛けてもらうことは可能でしょうか?あと、最近、あまり歩いていないので、できるだけ歩く訓練を取り入れてもらえないでしょうか?」

療法士:「それでは歩行訓練もリハに取り入れさせていただきますね。どうでしょう。お父様はまだ元気なご様子なので、平坦な廊下を歩くというよりも、階段の上り下りをするという訓練を取り入れてみては?その方が階段を登るなら、登り切ったという達成感のようなものも生まれ、ご本人のやる気にもつながるのではないのでしょうか?」

姉:「是非是非それはお任せします。」

ヤッチ:「ご存知なのかわかりませんが、父は『進行性核上性麻痺の疑い』と診断されています。症状が進むと転びやすくなり、歩行にも障害が出ると聞いています。現在は体が前屈していますが、進めば後屈するとも言われています。ときどき膝がカックンとなり転びそうになることが有りますが、もしかするとこれは進行性核上性麻痺の症状なのではないかと疑っています。もちろん、認知症や高齢による筋力の低下も考えられますが、進行性核上性麻痺の症状の一つである眼球障害が出ているからこうなるのではと私は疑っています。父の目の動きは、私が父の目の前に指をかざして、頭を動かさずに目を追う動作をさせると、横方向は問題なく追うことができるのですが、垂直方向、特に下の方に指を持って行くと『辛い』と言います。ときどき膝がカックンとなるのは、下がよく見えていないのではないかと最近考えはじめています。少し視野を広げるようなビジョントレーニングのようなものをやってはもらえないでしょうか?」

療法士:「わかりました。検討させていただきます。」

ヤッチ:「自分の勝手な意見で、医学的な根拠が有ってそう申し上げているわけではないので、こちらの主治医にもお話しいただいて計画を立てて下さるとありがたいです。」

療法士:「わかりました。ところで御父様の病名…。先ほど何ておっしゃいました?」

ヤッチ:「(えっ!?なんで知らないのっ!?)進行性核上性麻痺です。あくまでも『疑い』ですから…。」

療法士:「ありがとうございます。」

アルツ君が現在服用している薬については看護師さんから説明がありました。

保護される前と服用している薬はさほど変わっていません。

御存知のように、アルツ君に薬剤過敏が有るため、そして進行性核上性麻痺の疑いがあるため、認知症の薬を飲んでも意味がないのではというドクターの判断で、アリセプト、メマリーという認知症の薬は飲んでいません。

そのかわりにヤッチの自己判断でフェルガードを飲んでもらっています。

[関連記事:フェルガードの種類と購入方法]

認知症の薬を止めてしまったからなのか、それともフェルガードが上手く効いているのかは定かではありませんが、アルツ君にかつてなやまされた『傾眠』ということは全く無い様子です。

施設に入所しているのでどこかで大いびきをかいて昼寝でもしているのかもしれませんが、面会に行ったときに眠そうな素振りは全く見せません。

現在、フェルガード100を朝食後に、フェルガードAを夕食後に1包づつ飲んでもらっています。

フェルガードAは今のところ固定ですが、フェルガード100についてはNewフェルガードにしたり、フェルガード100Mフェルガード100Mハーフにしたりと固定ではありません。

フトコロ事情によって変化したりもしています。

(^^ゞ

【参考】アルツ君の服用している薬


看護師さんに細かく教えてもらい、病状としては今のところ嚥下障害も出ていないとの事…。

爪水虫がひどくなっていましたが、少しずつよくなっています。

まだ完治に至ってはいませんが、引き続き軟膏を塗っているとの報告がありました。


………………………………………


他にもいろいろ説明があったり、相談があったりしたのですが、全般に言えることは、アルツ君が何回かに一回は施設側の問いかけや声掛けを拒むということです。

拒むとそれ以上は無理強いしないのがこの施設の方針で、○○につながるようなことは決してしないということを徹底しているようです。

まさに正しい介護の在り方ですね~。

(゚∀゚ ;)タラー

ヤッチは最後にちょっと皮肉を込めて言いました。

「父はたいていのことに最初は『大丈夫だ』と言います。でも『大丈夫だ』というときに限って大丈夫じゃないことが多いんです。その辺のところをもう少し読み取ってもらって何とかしてもらえませんかねえ~。時には方便も有りなんじゃないかと思うんですが…。」

高齢者相談センターの職員さんも同席しているので、これ以上は申し上げませんでした。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

施設の介護ってこんなもんなんですかねえ~。

どこの施設でも同じようなことをしているのでしょうか…。

トイレの床をアルツ君がおしっこで汚してしまい、床がが濡れてしまって、それを施設の職員さんが清掃することをアルツ君が拒んだ時、その後にアルツ君がもし滑って転んだ場合でも、これが正しいと言えるのでしょうか。

それ以上の事、お節介ができないのが今の福祉の現状なのでしょうかねえ~。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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